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担癌マウスにおける所属リンパ節の抗腫瘍性に関する実験的研究

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Academic year: 2021

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カズ ヤ

氏名(生年月日〉

本 籍

学 位 の 種 類 学 位 授 与 の 番 号 学 位 授 与 の 日 付 学 位 授 与 の 要 件 学 位 論 文 題 目

論 文 審 査 委 員

ナカ タ

中 田

医 学 博 士

乙第

3

6

2

昭和5

8

年 7 月 8 日

学 位 規 則 第

5

条 第

2

項該当〔博士の学位論文提出者〉 担 癌 マ ウ ス に お け る 所 属 リ ン パ 節 の 抗 腫 蕩 ' 性 に 関 す る 実 験 的 研 究 ( 主 査 〉 教 授 織 畑 秀 夫 ( 副 査 〉 教 授 今 井 三 喜 , 教 授 和 田 蕎 郎

論 文 内 容 の 要 旨

目的 悪性腫療の外科治療においては原発巣の切除と所属 リンパ節郭清が癌醸の局所的処理として重要な位置を 占めている.一方麗蕩免疫学の面から,所属リンパ節 は癌腫の増殖,進展に対する宿主の抵抗の場として重 要な役割を果し,そのリンパ節リンパ球の腫蕩細胞に 対する増殖抑制~,殺細胞性が明らかにされている.し たがって,悪性腫湯の増殖,進展の場でもある所属リ ンパ節は,外科手術で徹底的に郭清されるべきなのか, またはリンパ節の細胞性免疫能など機能面をも考慮し た郭清がなされるべきなのか,問題となるところであ る.そこで,担癌マウスを用いて,所属リンパ節の抗 腫蕩性と細胞性免疫能との関係について実験的に検討 しようとこころみた 方法 生後

8

~10週齢の C3H/He (合〉マウスと腹水肝癌

MH134

を用い,所属リンパ節の抗腫蕩性と細胞性免疫 能との関係について,次の項目を検討した. 1 .担癌マウスにおける所属リンパ節の抗腫蕩性に 関する実験 1)移植腫蕩の増殖曲線

2

)

リンパ節転移の経目的変化 3 ) リンパ節重量の経目的変化

I

I

.

担癌マウスにおける所属リンパ節の細胞性免疫 能に関する実験 1)リンパ節リンパ球の

PHA

幼若化反応の経目的 変動

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リンパ節リンパ球の

Thyl.2

抗 原 陽 性 細 胞 比 の

-761

経日的変動 3 ) 中和試験からみたリンパ節リンパ球の抗種蕩性 の経目的変動 成績 1)担癌マウスにおける所属リンパ節には抗腫蕩性 が認められ,特に担癌初期に明らかで, 日を追うにし たがL、低下する. 2 ) 所属リンパ鮪の抗腫蕩性は腫蕩増殖およびリン パ節転移巣形成に伴い低下する. 3 ) 所属リンパ節の重量は腫蕩の進行に伴い,遠隔リ ンパ節重量に比べ有意に増加する.

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所属リンパ節リンパ球の

PHA

幼若化反応、は担 癌初期に一過性の上昇を示すが,腫蕩の進行に伴い低 下する.

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所属リンパ節リンパ球の

Thy

.

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抗原陽性細胞比 は

PHA

幼若化反応の経目的変動と同じような動きを 示す.

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所属リンパ節リンパ球の中和試験では担癌

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日 目まで腫湯抑制効果がみられる.特に担癌初期に明ら かであり,延命効果も認められる. 7)腫蕩の進行に伴う所属リンパ節リンパ球の細胞 性免疫能の低下は中和試験に比べ,

PHA

幼若化反応 で先行する. 8 ) 遠隔リンパ節の抗腫蕩性は担癌初期にみられな いが,所属リンパ節の細胞性免疫能が低下する時期に 抗腫蕩性の発現する傾向がみられる. 結論 担癌マウスにおける所属リンパ節の抗腫蕩性には細

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胞性免疫が関与し,担癌初期に一過性に細胞性免疫能 が上昇して,所属リンパ節が抗撞蕩性を示すことがわ かった.しかも腫疹増殖や転移巣形成に伴って,それ らが所属リンパ節から遠隔リンパ節へ移行する.この ような実験結果が,臨床に直結するわけで、はないが, 癌の外科治療においても,リンパ節の免疫能すなわち, 機能面をも考慮したリンパ節の取扱いが必要と思われ る

論 文 審 査 の 要 旨

癌 の 外 科 治 療 に お い て は 原 発 巣 の 切 除 と 所 属 リ ン パ 節 郭 清 が 重 要 で あ る が , 所 属 リ ン パ 節 を 増 殖 進 展 の 場 と し て 徹 底 的 に 郭 清 す べ き か , ま た は リ ン パ 節 の 細 胞 性 免 疫 能 な ど 機 能 面 を も 考 産 し た 郭 清 が な さ れ る べ き か , 問 題 と な る と こ ろ で あ る . こ の 点 に つ い て 著 者 は 担 癌 マ ウ ス を 用 い て 所 属 リ ン パ 節 の 抗 腫 虜 性 と 細 胞 性 免 疫 能 に つ い て 研 究 し た . そ の 結 果 , リ ン パ 節 の 癌 に 対 す る 抗 腫 虜 性 と 細 胞 免 疫 能 の 存 在 と そ の 経 日 的 変 動 を 明 ら か に し 得 た も の で 癌 の 外 科 治 療 上 有 益 な る 方 向 を 示 す も の で , 学 術 上 価 値 あ る も の と 認 め る . 主論文公表誌 担癌マウスにおける所属リンパ節の抗腫湯性に関す る実験的研究 東 京 女 子 医 科 大 学 雑 誌 第

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巻 第

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頁(昭和

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日発行〉 副論文公表誌 1)早期胃癌におけるリンパ節転移と遠隔成績. 臨 床 外 科

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19-27

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多剤併用療法の化療効果〔特に

MFC

の延命効 果を中心に). 臨床と研究

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3 ) 非治癒切除胃癌に併用した補助化学療法の遠隔 成績について. 外 科

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異時性食道胃早期重複癌の

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例並びに食道胃重 複癌の検討.癌の臨床

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5 ) 空腸平滑筋肉腫の1例. 東 女 医 大 誌

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6 ) 制癌剤に併用せる還元グルタチオンの効果 ( 第 l 報). 薬 理 と 治 療

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7)腎移植における

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の 使 用 経験. 移 植

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術 前 診 断 が 困 難 で あ っ た 腸 型

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B

病 の l 例. 東女医大誌

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70-73

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良性胆道疾患術後愁訴について. 東女医大誌

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67-72

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制癌剤に併用せる還元グ、ルタチオンの使用経験 ( 第 2 報). 薬 理 と 治 療

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黄 痘 を 主 訴 と し た 早 期 の 牌 頭 部 総 胆 管 癌 の

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東 女 医 大 誌

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60-65

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の局注にて治癒した細網肉腫の l例. 癌 の 臨 床

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門脈圧允進症に伴う腹腔内出血の

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治 験 例 騎芳静脈破裂による一一. 外 科 治 療

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精 神 運 動 発 作 と し て

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年 間 治 療 を 受 け て い た

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例. 東 女 医 大 誌

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内胆汁痩を形成した乳頭膨大部癌の

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例. 東 女 医 大 誌

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-1016

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右芳十二指腸ヘルニアの

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例. 消 化 器 外 科

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7)胃・十二指腸における

omperan

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の使用経験. 臨 床 と 研 究

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急性腎不全における創傷治癒の実験的研究. 最 新 医 学

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年齢別比較における高齢者の外科. 日臨外

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食道平滑筋肉腫の

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治験例. 日消外会誌

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-1707

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1)虫垂粘液のう腫の

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例. 東 女 医 大 誌

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参照

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