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DO IT YOURSELF
~朝霧メイプルファームのチャレンジと成果!~
静岡県富士宮市:丸山 純
1. 経営の経過 昭和28年 祖父が長野県から入植し丸山牧場設立 52年 父が牧場を継承(30頭規模のつなぎ飼い牛舎を建築) 平成 3年 150頭規模のフリーストール牛舎を建築 20年 朝霧メイプルファーム有限会社設立 21年 就農 朝霧メイプルファームは静岡県富士山麓の朝霧高原で牧場を営んでいます。2008 年より法人経営として営農しており、フリーストール牛舎にて搾乳牛450頭を飼養し ています。メイプルファームの前身は社長である私の父が経営していた丸山牧場で、私 はその丸山牧場の長男として生まれました。酪農家の息子として生を受けた私ですが、 実は私は23歳になるまで成牛を触ったことがありませんでした。幼い頃からいつも忙 しそうに働いている両親の背中を見て育ちましたが、父からは「酪農家の息子なのだか ら牧場のことを手伝え」と言われた記憶も一切ありません。普通のサラリーマン家庭同 様に普通制高校に通い、大学に進学し、一般企業へと就職しました。就職した一般企業 は以前から興味のあった映像関係を扱う会社だったのですが、しばらく勤めているうち に自分の思い描いた世界とは異なると感じ始め、気付けば牧場で働くことを選択してい ました。 私は20代の初めまでは、酪農は自分の将来の選択肢の一つにあるという程度にしか 考えていなかったのですが、今ではその奥の深さや素晴らしさに魅了されています。更 に酪農、そして牧場の立地する朝霧高原の魅力を、もっと世の中の人たちに伝えたいと も考えるようになりました。酪農についての自分自身の考えは、経営の仕方次第でとて も大きなチャンスのある職業だと考えています。大事なことは牧場内の様々なことに興 味を持ち、日々の経営の中で自分の遣り甲斐やモチベーションを維持しながら過ごすこ とと考えます。- 6 -
祖父が長野県より入植した当時の様子
- 7 - 2. 地域の概況 朝霧高原は世界遺産にも登録された富士山の麓にあります。標高が800m以上とい う高原地帯である為、夏場も冷涼で乳牛を飼養するには非常に適した地域となっていま す。近隣には富士五湖や白糸の滝、ダイヤモンド富士で有名な田貫湖などの観光地があ り、土日になると牧場の前の国道は多くの観光客が行きかいます。 当牧場の所属する富士開拓農協には50戸の酪農家があり、平成26年度の生乳生産 量の合計は約32千トンです。これは静岡の生乳出荷量の4割近くを占めており、県内 でも指折りの大型牧場の多い地域でもあります。 3. 経営に対する考え方 経営者の視点で酪農を経営するに当たっての最終目的は、生乳をどれだけ生産するか ということになります。一方、私の考えではそれは結果であって、最初に考えるべきこ とではないと感じています。では最初に考えるべきことは何か、それは乳牛が過ごしや すい環境を整えることだと思っています。乳牛が快適に過ごしていれば、健康で疾病も 無くなり、繁殖も好成績となります。その結果が、乳量増加に繋がっていくのだと考え ます。また「牛が快適で健康に過ごす」ことは、我が牧場の従業員のモチベーションが 上がるという相乗効果があります。当牧場の従業員は牛が好き、牧場の仕事が好きとい う人間が集まっています。そんな従業員たちにとって、自分たちの管理の結果が乳牛の 健康に繋がっていると感じられることは、この上無い喜びとなっています。
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乳牛が快適に過ごせる牛舎環境 4. メイプルファームの3つの挑戦 私が就任した当初のメイプルファームは、1頭あたりの乳量で日量32kg程度は出 ているものの乳牛の疾病が多く、従業員のモチベーションも一様に低く、様々な問題点 を抱えていました。しかし、その後の4年間でメイプルファームは大きな変化を遂げま した。乳牛の疾病は大幅に減少した上に、1頭あたりの乳量は日量37kgまで増加し ました。その成長過程である4年の間に何があったのかというと、当牧場では『乳房炎 をなくす』、『蹄病をなくす』、『周産期病をなくす』という3つのチャレンジに取り組み ました。 その3つのチャレンジへのキーワードこそ、『DO IT YOURSELF』、つま り、「自分でできることは自分たちでやる」ということです。 (1)乳房炎をなくす 最初に『乳房炎なくす』について、私たちはオンファームカルチャーに挑戦しま した。オンファームカルチャーとは何か、それは牧場で乳房炎の原因菌の特定を行 うことです。一般的な牧場では乳汁にブツが出て、乳房炎の発生が疑われた時点で すぐに治療に取り掛かる所が多いと思います。これに対し、当牧場では乳房炎の発 症が疑われても緊急で甚大な症状が出ていなければ、すぐに治療には入りません。 乳汁を採取し、乳房炎の原因菌を特定する為の培養検査を行います。そしてその検 査の結果から、最も治療に効果的な抗生物質を選択しています。その結果、効率的 な乳房炎防除に取り組むことができ、無駄な治療を無くすことに繋がっています。 またオンファームカルチャーには、乳房炎乳ではないのに廃棄していた生乳を出
- 9 - 荷にまわすことが出来るというメリットもあります。これはブツが出て培養検査に 回しても全く菌が検出されないケースのことで、乳牛が本来持っている自己免疫機 能で乳房炎を克服した状態であると判断しています。ブツが出た時点で乳房炎治療 を始めれば生乳は出荷できず、薬品代も掛ってしまいます。しかし、この培養検査 によって、ブツは出たけど乳防炎乳ではないという判断を下せれば、余計な廃棄乳 を出さずに治療代も掛らないことになります。 そして現在のメイプルファームのオンファームカルチャーは、『無駄な治療をなく す』から『乳房炎を予防する』に進化しています。乳房炎の原因菌が特定できると いうことは、乳房炎の起こる原因の特定に繋がり、早め早めに対応策を取ることを 可能にしています。 例えば、牛舎環境が悪い時に増加する種類の乳房炎が多い場合には、敷料に混合 する石灰の量を増やす、乳牛の免疫低下が乳房炎の増加に繋がっていると判断すれ ば、TMRに混合しているカビ吸着剤を増やす、などがあげられます。また、オン ファームカルチャーは、自分たちで実際に培養を行った結果を目で見て体験するこ とが出来るので、様々な乳房炎に対する知識や経験の積み重ねに役立っています。 ちなみに当牧場の乳房炎罹患率は、オンファームカルチャーを始める以前は4. 5%程度でしたが、開始後は1%を切るまでに低下しており、大きな成果に満足し ています。 乳房炎の原因菌を特定する為の培養検査の様子
- 10 - (2)蹄病をなくす 以前のメイプルファームでは、あまり蹄病治療は行われておらず、行ったとして も獣医師や削蹄師が行っているのを見よう見まねで真似する程度で、とても効果的 な処置を行っているとは言い難い状況でした。 当牧場では、最も効率的な蹄病治療を突き詰めた結果、外国製の枠場を購入し、 処置方法を鎌からグラインダーへ変更しました。また、従業員を削蹄師が開催する 講習会へ参加させるなど、牧場全体の蹄に関する知識の積み重ねも行ってきました。 その成果は絶大で、今では女性が一人でも蹄病治療を行える程になっています。 牧場自らが蹄の処置を行うことのメリットは二つあると考えています。一つ目は 蹄に異常があると判断した乳牛の治療を早急に行えるということです。蹄病治療は 遅くなればなるほど状態が悪化します。600kg~700kg近くになる体重を 支えている部分であるから当然と言えば当然ですが、蹄の異常を発見し数日後に獣 医師に治療をお願いするのに比べて、発見した当日、遅くとも翌日に治療を開始す るのとでは、その治癒には雲泥の差が生じます。獣医師に治療を依頼していた時は、 治療の遅れから蹄の間から膿があふれ出すという、痛々しい光景を目にしなければ なりませんでしたが、今ではそのような光景も見ないで済むようになりました。 二つ目のメリットは『蹄に対する責任感が増した』ということです。当牧場では、 蹄の異常を発見した者がその治療を行うルールになっています。自分たちで処置す ることは、言い換えれば自分たち以外に蹄病の治療を行える者がいないことでもあ り、従業員のやる気とモチベーションのアップに繋がっています。今では蹄病の治 療ができる者は4人に増え、跛行を放置せず、乳房炎のように異常が見られたらす ぐ治療という雰囲気が牧場内に広がっています。蹄病の自己処置システムを導入し た結果、蹄病由来による廃用牛は大幅に減少しました。 当牧場で採用した外国製の枠場
- 11 - (3)周産期病をなくす 3 つ目のチャレンジは『周産期病をなくす』です。『乳房炎をなくす』、『蹄病 をなくす』という二つのチャレンジが成功した結果、治療牛を集めていた群が無 くなり、空いたスペースを産後直後から3週間の牛の群を入れるスペースへ変更 することを可能としました。そして周産期牛群を別管理するという新たな業務を 設けました。このことは、その為の人員を新たに1名割かなくてはならないこと を意味しました。しかし、その成果は、泌乳ピークの乳量が1頭あたりで4kg も増加するという期待以上のものでした。 周産期の乳牛管理の具体的内容については、まず、搾乳後に周産期牛群を観察 し、1頭1頭のエサの食い込み具合を確認します。その際にエサの食い込みが悪 い乳牛を発見すれば、熱の有無、乳房炎罹患の有無、血液検査でケトン体と血糖 値を測定し肝機能障害が起こっていないかを検診します。検診の結果に異常が見 られた場合は、治療や予防などの早めのアプローチを行っていきます。メイプル ファームでは周産期の牛群にのみスタンチョンが設置され、群管理とは言っても、 状況によっては個別の乳牛に細やかな対応を行うことを心掛けています。また、 この周産期牛群の管理は、入社後まもない新入社員の最初の仕事でもあります。 乳牛を観察する眼力が磨けることや、乳牛の扱いを学ぶのに最も適している業務 内容だということがその理由です。 5. 『DO IT YOURSELF』の真の成果について メイプルファーム3つの挑戦に代表される「自分でできることは自分たちで行う」で 得た一番の成果は、乳量の増加ではありません。一番の成果は従業員自身が成長できた ことです。例えば乳牛の疾病は、病気の乳牛とじかに触れ合い経験することで、従業員 の乳牛の疾病に関する知識を増やすことができました。知識の増加は乳牛の疾病を更に 深く考える機会となり、自分たちの治療した乳牛が回復することで、牧場のモチベーシ ョンアップに繋がります。農業の中でも外部委託が多い酪農で、「自分でできることは 自分たちでやる」ことのメリットは、コスト削減だと考える人も多いかもしれません。 しかし、私の考えるそのメリットは、従業員のモチベーションアップだと考えています。 結果的にこの4年間でメイプルファームの出荷乳量は50%アップしました。しかし、 私は従業員に「乳量をアップしよう!」と語り掛けたことはありません。「この病気が 増加傾向にあるから減らす努力をしよう」、「跛行発見を頑張ってしよう」等と働きかけ ます。従業員自らに理想の姿やあるべき姿を想像させ、そこに向かってどのようなアプ ローチが効果的であるかを考えさせ、自ら行動を起こさせる、この一連の過程を経るこ とによって従業員の成長が成されるのだと考えます。 『DO IT YOURSELF』を取り入れて、消極的な牧場から、積極的に従業 員が参加する牧場に変わっていった。それこそがメイプルファームが得た最大の恩恵で した。
- 12 - 当牧場の従業員たち 6. 3つの挑戦の成果 2010年1日あたりの出荷乳量は9,000kg程度でしたが、2014年には14, 000kgまで増やすことが出来ました。 (kg) 2010 年 1 月 2015 年 1 月
- 13 - 7. 経営の特徴 (1)搾乳牛舎 メイプルファームでは450頭の経産牛を飼養しており、常時370頭程度の乳 牛を搾乳しています。牛舎はフリーストール方式で、広さは6,800㎡となって います。搾乳牛の群分けは周産期牛群、それ以外の群の2群で管理されており、い ずれもTMR飼料が給与されています。 搾乳牛舎の様子 (2)乾乳牛舎 乾乳牛はステージによって栄養要求量が異なることから、前期と後期の2群で管 理しています。乾乳牛管理で特に気を付けていることは、周産期牛群同様にTMR の食い込み状況です。もし食い込みの悪い牛を発見した場合は、直ちに個別の検診 を実施し、迅速な対応を行っています。また、乳房炎の早期防除の観点から、分娩 1週間前の乳牛は全て乳汁の培養検査を行っています。 (3)給与飼料について ① 自給飼料について メイプルファームでは、80haの草地でリードカナリーグラスを栽培していま す。年間3回刈取りを行い、いずれもグラスサイレージに調整しています。将来的 には飼養頭数の増加も考えており、散布堆肥量を増やせるという面ではデントコー ンの作付も視野に入れています。
- 14 - 当牧場の牧草地の様子 ② TMR飼料について 当牧場では搾乳牛、乾乳牛ともにTMR飼料を作成していますが、特徴的な点は おからをサイレージ化して利用していることです。おからは食品残渣を乳牛に給与 して生乳に還元できるエコロジーな飼料ですが、すぐに変敗してしまうなど扱いが 難しい飼料の一つでもあります。メイプルファームではこの点を克服する為におか らをサイレージ化して利用しています。サイレージ化にはトランスバックを利用し ており、とうもろこしなどの穀類と混合し100日間ほど長期乳酸発酵させていま す。 発酵中のオカラサイレージ
- 15 - ③ 購入乾牧草について 450頭の乳牛を飼養するには、自給飼料のみでは牧草が足りない為、コンテナ 乾牧草を購入しています。かつては購入乾牧草の種類はスーダン1本だったことも ありますが、今では乳牛の嗜好性を上げる為にルーサン、スーダン、オーツ、クレ イングラスの4種類の輸入乾牧草を購入しています。 ④ 残餌について 乳牛のTMRの食い込み状態を把握する為に残餌を記録しています。数値として 記録することは、客観的に物事の原因や理屈を考える上でとても重要なので、メイ プルファームでは記録データの積み重ねに力を入れています。残餌に関する具体的 記録事項は、TMRのパーティクルサイズと1頭あたりの残餌TMR量で、TMR を調合した従業員自らが毎日パソコンにデータを入力しています。もし、前日より も1頭あたりの残餌量が多ければ、「パーティクルサイズに違いがなかったか」、「T MRミキサーの撹拌時間はどうだったか」など、従業員自らが分析を行い、改善策 を提案するよう促します。従業員が立案した改善策の結果を自らで確認し、体験す ることで、更に学習する意欲が高まり、牧場全体のモチベーションが高まっていく、 これがメイプルファーム流の従業員の教育方法です。 (4)搾乳について メイプルファームでは5時、13時、20時と3回搾乳を実施しています。搾乳 において最も重要なことは、前搾りの回数やミルカーの装着手順など、可能な限り 細かくマニュアル化を行うことだと考えています。乳牛は搾乳中にいつもと違う様 子を感じとるだけで、泌乳量を低下させるデリケートな生き物です。よって、人間 が搾乳に関する手順や作業を標準化して、少しでも乳牛の不安を取り除いてあげる ことが大事だと考えています。そのような意味では、搾乳中に従業員の声による牛 追いは一切禁止にするなど、やれることは徹底して実行するようにしています。 搾乳の様子
- 16 - (5)乳牛の繁殖管理について 乳牛の繁殖管理については特に力を入れていることはありません。牛舎に入って 牛の様子を確認するなどは一切行っておらず、万歩計から送られてくるデータを活 用する程度です。これは先にも説明させて戴いたように、乳牛が健康的でリラック スして過ごしていれば、繁殖は後からついてくるという考えに基づいています。よ く「乳量が増えると繁殖が悪くなる」というようなことを耳にしますが、メイプル ファームでは、牧場設立当初で乳量が今よりも伸び悩んでいた時代のほうが、繁殖 成績も悪い状態にありました。種付けは獣医師に依頼するケースと従業員が行うケ ースと半々程度の割合で、受胎成績は平均種付回数が2.7回程度となっています。 また授精方法は人工授精で、全てF1を付けています。 (6)後継牛について 当牧場においては育成牛は一切飼養しておりません。後継牛は全て北海道から導 入している初妊牛で、年間導入頭数は110頭程度と一定しています。 (7)哺育について 生まれてきたF1の仔牛は60~80日程度飼養してから出荷します。仔牛の管 理で気を付けている点は、ミルクをたくさん飲ませることと、初乳を搾るバケット ミルカーは専用のものを用意し、その洗浄と乾燥には細心の注意を払う、というこ とです。 自動哺乳機の様子
- 17 - (8)堆肥について 糞尿は敷料のおが粉で軽く水分調整を行ってから、もどし堆肥と混ぜ合わせ1か 月間放置します。その後、発酵層へ移して堆肥化を行います。発酵層は下部からエ アレーションが行われています。出来上がった堆肥は3分の1が牧草畑に散布し、 残りの3分の2を近隣の畑作農家や果樹園、お茶農家などに提供しています。 8. これからの牧場経営 今後の牧場の目標は5年以内に1,500頭搾乳体制まで規模拡大を行うことです。 一方、個人的な目標は現在、雑誌に記事を執筆していますが、その記事をまとめて書籍 として出版することです。私は映像関係の職業に興味があったように、何かを表現して、 人に伝えて行きたいという気持ちが強いのかもしれません。酪農家の人たちも、もっと 自分たちのことを世の中に主張するべきではないかとも思います。牛乳罪悪論が出ても、 それに反論するのは乳業メーカーや酪農組織の人たちであって、酪農家自らが声を上げ ることは少ない。とても残念でもったいないことだと感じています。 今、そしてこれからも私が伝えたいことは、酪農業のすばらしさや可能性、そしてこ の朝霧高原の素晴らしさです。自分が何かを表現することや伝えることで、酪農界が少 しでも発展し、それが社会の為になっている、そのようなことを実感できることが私の モチベーションアップに繋がります。私も朝霧メイプルファームも、両親や従業員をは じめ、周りのたくさんの方々や仲間たちに支えられて成長してきました。その感謝の意 味もあり、今度は私が誰かの役に立てればと思っています。
- 18 - 9. 経営の推移 項目 年 度 平成24年 平成25年 平成26年 経産牛(頭) 420 420 420 未経産牛(頭) 20 20 20 育成牛(頭) 0 0 0 子牛(頭) 80 80 80 合 計 520 520 520 労働力(人) 16 18 20 総乳量<哺乳・自家消費用含む>(kg) 4,392,045 4,667,255 5,052,695 経産牛1頭当り乳量(kg) 10,457 11,113 12,030 乳脂率(%) 3.71 3.67 3.64 無脂乳固形分率(%) 8.73 8.66 8.63 体細胞数(万個/ml) 18.2 19.7 21.4 細菌数(万個/ml) 1.0 1.0 1.0 平均種付回数(回) 3.3 3.0 2.7 分娩間隔(ヶ月) 14.5 14.1 14.1 総乳代(円) 436,175,082 459,386,863 532,786,414 子牛・育成牛・肥育牛販売代金(円) 58,029,300 69,265,350 74,094,570 乳飼比(%) 46.53 42.80 42.03 総農業所得(円) - - 36,004,802 所得率(%) - - 11.39 生乳1kg当り生産費(円) - - 89.31 経 営 分 析 飼 養 頭 数 規 模 乳 質 乳 量 繁 殖 状 況
- 19 - 10.経営の成果 (1)当期費用と生産原価 (単位:円) 経産牛1頭当 生乳1kg当 金 額 金 額 223,944,756 533,202 44.32 2,260,573 5,382 0.45 18,183,447 43,294 3.60 雇 用 62,339,277 148,427 12.34 家 族 0 0 0.00 1 計 62,339,277 148,427 12.34 86,821,589 206,718 17.18 29,759,474 70,856 5.89 0 0 0.00 27,764,951 66,107 5.50 動力光熱費として計上 7,058,852 16,807 1.40 乳 牛 46,722,979 111,245 9.25 建 物 ・ 構 築 物 22,711,611 54,075 4.49 機 械 車 両 20,342,218 48,434 4.03 計 89,776,808 213,754 17.77 13,585,718 32,347 2.69 12,035,111 28,655 2.38 1,850,790 4,407 0.37 0 0 0.00 575,381,346 1,369,956 113.88 2 2,383,543 5,675 0.47 3 577,764,889 1,375,631 114.35 4=2+3 49,500,000 117,857 9.80 5 2,891,530 6,885 0.57 6 74,094,570 176,416 14.66 7 0 0 0.00 8 451,278,789 1,074,473 89.31 9=4-(5~8) 自 給 飼 料 費 敷 料 費 科 目 金 額 摘 要 購 入 飼 料 費 労 働 費 償 却 費 素 牛 購 入 費 診 療 衛 生 費 水 道 光 熱 費 動 力 費 種 付 料 修 繕 費 小 農 具 費 消 耗 資 材 費 賃 料 料 金 費 用 合 計 期首 育成 牛子 牛 評 価額 合 計 期中 経産 牛繰 入 評 価額 期末 育成 牛子 牛 評 価額 育 成 牛 子 牛 販 売 収 入 副 産 物 価 格 差 引 生 産 原 価
- 20 - (2)酪農部門の損益 (単位:円) 金 額 牛 乳 収 入 532,786,414 自家消費分含む 育 成 牛 販 売 収 入 0 頭 子 牛 販 売 収 入 74,094,570 頭 7 厩 肥 販 売 収 入 0 交換分含む そ の 他 0 8 計 606,880,984 10 期 首 育 成 ・ 子 牛 評 価 額 2,383,543 3 当 期 費 用 575,381,346 2 期 中 経 産 牛 繰 入 評 価 額 49,500,000 5 期 末 育 成 ・ 子 牛 評 価 額 2,891,530 6 差 引 生 産 費 用 525,373,359 11=3+2-5-6 81,507,625 12=10-11 販 売 経 費 10,697,285 共 済 掛 金 15,162,979 租 税 公 課 7,601,548 計 33,461,812 13 48,045,813 14=12-13 受 入 共 済 金 11,083,925 配 合 飼 料 価 格 差 補 填 金 302,440 償 却 対 象 牛 処 分 益 20,493,383 そ の 他 33,332,679転作奨励金、組合還元金等 計 65,212,427 15 支 払 利 息 7,346,585 支 払 地 代 5,520,419 配 合 飼 料 価 格 差 積 立 金 1,180,710 償 却 対 象 牛 処 分 損 30,091,471 そ の 他 0 計 44,139,185 16 69,119,055 17=14+15-16 69,119,055 18=17+1 11.4 19=18/10 33,114,253 20 36,004,802 21=18-20 償 還 金 控 除 後 所 得 当 期 純 利 益 所 得 所 得 率 当 期 償 還 金 販 売 費 及 び 一 般 管 理 費 事 業 外 収 益 事 業 外 費 用 売上総利益 事業利益 適 要 区 分 酪 農 収 益 生 産 費 用