日本の歯学教育認証評価の
あり方について
公開シンポジウム記録集
平成 24 年度大学改革推進事業
「基礎・臨床を両輪とした医学教育改革による
グローバルな医師養成」プログラム
日本の歯学教育認証評価のあり方について 公開シンポジウム記録集 歯学教育認証評価検討平成24年度文部科学省大学改革推進事業(基礎・臨床を両輪とした医学教育改革によるグローバルな医師養成)
公開シンポジウム
「日本の歯学教育認証評価のあり方について」
<司会・進行>北村知昭/歯学教育認証評価検討WG幹事委員、九州歯科大学教授 13:00 開会の辞 荒木 孝二/歯学教育認証評価検討WG座長 13:10 挨 拶 村田善則/文部科学省高等教育局医学教育課長 江藤一洋/医療系大学間共用試験実施評価機構副理事長 講 演 13:20 日本の歯学教育の質の保証 村田善則/文部科学省高等教育局医学教育課長 江藤一洋/医療系大学間共用試験実施評価機構副理事長 13:45 歯学教育認証評価検討WGの概要 荒木 孝二/歯学教育認証評価検討WG座長、東京医科歯科大学教授 14:10 ドイツ・英国の歯学教育認証制度について 平田雅人/歯学教育認証評価検討WG委員、九州大学教授 14:40 香港・マレーシアの歯学教育認証制度について 中嶋正博/歯学教育認証評価検討WG幹事委員、大阪歯科大准教授 15:05 休憩 15:20 米国の歯学教育認証制度について 高田 隆/歯学教育認証評価検討WG委員、広島大学教授 15:50 我が国の歯学教育認証評価に関する評価基準(案)について 前田健康/歯学教育認証評価検討WG幹事委員、新潟大学歯学部長 総合討論 16:20 「日本の歯学教育認証評価のあり方について」 進行 一戸達也/歯学教育認証評価検討WG幹事委員、東京歯科大学教授 17:00 閉会の辞 中嶋正博/歯学教育認証評価検討WG幹事委員 大阪歯科大准教授参加費無料
ご参加申込み:メールかFAXにて、1.ご氏名、2.ご所属、3. メールアドレスをご記入の上、下記までお申し込み下さい。 連絡先 〒113-8510 東京都文京区湯島1-5-45 東京医科歯科大学医歯学教育システム研究センター TEL&FAX:03-5803-4577 E-mail: 森田純子[email protected] 伊藤里美 [email protected]開催日時 :平成25年 3月 5日(火)13:00-17:00
会
場: ホテルオークラ新潟
【 目 次 】
公開シンポジウム
「日本の歯学教育認証評価のあり方について」
開会の辞………荒木孝二… 9
講演
1.日本の歯学教育の質の保証… ………村田善則… 11
2.日本の歯学教育の質の保証… ………江藤一洋… 25
3.歯学教育認証評価検討WGの概要… ………荒木孝二… 29
4.ドイツ・英国の歯学教育認証制度について………平田雅人… 37
5.香港・マレーシアの歯学教育認証制度について………中嶋正博… 53
6.米国の歯学教育認証制度について… ………高田…隆… 65
7.我が国の歯学教育認証評価に関する
評価基準(案)について… ………前田健康… 81
総合討論……… 87
閉会の辞………中嶋正博… 113
公開シンポジウム記録集の発刊に当たって………荒木孝二… 115
平成24年度文部科学省大学改革推進事業
(基礎・臨床を両輪とした医学教育改革によるグローバルな医師養成)
公開シンポジウム
「日本の歯学教育認証評価のあり方について」
開催日時…:…平成25年3月5日(火)13:00~17:00
会 場…:…ホテルオークラ新潟…白鳥の間
司会・進行:九州歯科大学教授
(歯学教育認証評価検討 WG 幹事委員)
北村 知昭
■ 日本の歯学教育認証評価のあり方について それでは、ただ今より平成 24 年度文部科学省大学改革推進事業、基礎・臨床を両輪とした医学教育 改革によるグローバルな医師養成公開シンポジウム「日本の歯学教育認証評価のあり方について」を開 催いたします。 私、司会・進行を務めさせていただきます九州歯科大学の北村でございます。よろしくお願いします。 それでは、まずはじめに、開会の辞としまして、歯学教育認証評価検討ワーキンググループ座長であ る東京医科歯科大学教授、荒木先生よりご挨拶いただきたいと思います。
開会の辞
東京医科歯科大学(歯学教育認証評価検討 WG 座長)…荒木孝二
皆様、こんにちは。年度末の非常にお忙しい中、特に入試、それから卒業等々について、まだまだお 忙しいお仕事が残っている中、はるばるこの新潟までご参席いただきまして大変ありがとうございます。 大学関係者の先生方及び歯科の関係する企業の方々から多数お集まりいただきまして、本当にありがと うございます。 今回のシンポジウムでございますが、先生方のお手元に本日お配りしましたメニューにありますよう に、大学改革推進等補助金、大学改革推進事業の中の「基礎・臨床を両輪とした医学教育改革によるグ ローバルな医師養成」というプログラムがございまして、その中で、私たち歯学系に一つだけこの取り 組みに応募できるものを用意していただきました。それに対しまして、歯学教育認証制度等の実施に関 する調査・研究という内容で応募しましたところ、それが採択されました。今、北村先生からご紹介い ただきましたけれども、歯学認証評価検討ワーキングを立ち上げまして、この1年間活動してきました。 本日は、その活動の結果といいますか、あらましを皆様にご紹介し、皆様から様々なご意見をいただき まして、今後の活動のひとつの重要な参考にさせていただきたいと思います。 その前に、本日、文部科学省の高等教育局医学教育課の村田課長、それから医療系大学間共用試験実 施評価機構副理事長の江藤先生にはご出席いただいております。まず、なぜ、今日本の歯学教育の認証 なのかということにつきましてご説明していただきまして、その後、このプログラムにありますように、 まず私のほうから、実際に今動いております歯学教育認証評価検討ワーキングについての概要をご説明 させていただきます。その後、今年度の活動としまして、諸外国の認証評価の機関、既に動いていると ころがいくつかありまして、そこに直接視察に行きましていろいろとディスカッションをして得られた 情報、それから、既にイギリスとかアメリカでは、その認証制度に則りまして各々の大学で認証評価を 受けています。その受けた大学にも直接お邪魔しましていろいろなことを聞いて来ましたので、その成 果につきましてご説明させていただきます。その後、我が国の歯学教育認証評価に関する評価基準、こ れは今作成中で、まだ案でございますが、それにつきまして皆様方にご説明いたしまして、皆様方から のご意見をいただくこととします。このご意見につきましては、最後に時間の許す限り総合討論をした いと思いますので、まずは、私たちがやってきた1年間の活動につきまして先生方にお聞きいただきま して、それを踏まえて皆様方からご意見をいただきまして、次年度以降の活動の参考にさせていただく ということでシンポジウムを進めて行きたいと思います。今から約4時間くらいの長丁場でございます が、お付き合いいただきまして、いろいろなご意見をいただければありがたいと思います。 それでは、これから、「日本の歯学教育認証評価のあり方について」の公開シンポジウムを始めさせ ていただきます。よろしくお願いいたします。(司会:北村)
荒木先生、ありがとうございます。
続きまして、若干この進行表と異なりますけれども、文部科学省高等教育局医学教育課長をされてい ます村田様より、ご挨拶と講演をいただきたいと思います。村田様、よろしくお願いいたします。
講演 1
日本の歯学教育の質の保証
文部科学省高等教育局医学教育課長
■ 1.日本の歯学教育の質の保証 皆様、こんにちは。ご紹介を賜りました文部科学省医学教育課長の村田でございます。よろしくお願 いいたします。 本日は歯学教育の分野にとって大変有意義な、しかも注目されるシンポジウムにお招きいただきまし て、ご挨拶をさせていただく機会を得ましたこと、大変光栄に存じております。このシンポジウムの開 催に当たりまして、大変なご尽力をいただきました検討ワーキンググループ座長、荒木先生はじめ、関 係の先生方に心から御礼を申し上げますとともに、今回のシンポジウムの開催に、地元大学として大変 心配りをしていただき、設営をしていただきました新潟大学の関係の教職員の皆様方にも併せて心から 御礼を申し上げます。ありがとうございました。 せっかくの機会でございますので、なぜ、歯学教育のこうした質・保証のシステム、認証評価のシス テムということが求められているのかお話しさせていただきます。我が国の大学の質を高める制度の中 でどういう位置づけになるのかということも併せて、制度論を 20 分くらいご説明、ご紹介をさせてい ただいて、その後、江藤先生から、ご専門的なお立場からお話をいただければと思っております。 まず、日本の歯学教育の質・保証の仕組みとシステムということで、今、どういうことが課題になっ ているのかということを、イントロ的にご紹介させていただきたいと思います。その後、日本におきます、 いわゆる大学評価の仕組みがどうなっているのか、そして、歯学教育の分野では、どういう取り組みが 求められ、進められようとしているのか、最後に、これは関連の事項として、医学・薬学、同じ医療人 の養成ということで、医学・薬学の分野でのこうした分野別評価の現在の取り組みということも、ご紹 介させていただきたいと思っております。 まず、歯学教育の中での質保証ということについて、ご紹介をさせていただきます。歯学教育の改善 につきましては、今、歯学教育の改善に関する協力者会議というものが設けられています。文部科学省 の中に設けられ、この会議で、歯学教育全般の質の向上について色々なご提言をいただき、あるいは実 際に各大学で行われている取り組みのフォローアップもしていただいているということでございます。 細かいところは省略させていただきますけれども、大きな動きとしては、平成 20 年に発足いたしま して、平成 21 年に第1次報告を出していただきました。その後、その第1次報告に沿った形での歯学 教育の改善ということが各大学で行われているかどうかということについてのフォローアップを、毎年 行っております。平成 23 年、平成 24 年、昨年度も行っているところでございます。改善会議のメンバー でございますが、江藤先生が座長をお務めいただいておりますし、併せて、国・公・私各歯科大学・歯 学部の先生方、そして有識者の方々にお入りいただいています。 先ほど申し上げました平成 21 年に出ました1次報告でございます。これが、ある意味では現在の歯 学教育改善の大きな拠り所になっているということでご理解いただければと思っております。その中で いくつかポイントがございますけれども、ひとつは、何といっても歯科医師として必要な臨床能力の確 保ということで、具体的な到達目標の設定ですとか成績評価のことについて、さらに充実が必要という ことでございます。それからもうひとつは、優れた歯科医師を養成するために体系的な歯学教育を実施 するべきであるということで、それに沿った形で、改善点としては体系的な教育課程が編成できるよう にとか、あるいはモデル・コア・カリキュラムを改定しようということと併せて、その中で歯学教育の
質を保証する第三者評価の導入ということを初めてご提言いただいたということでございます。全体的 な歯学教育の質を高めるといういろんな提言の中で、そのひとつとして質を保証するための第三者評価 の導入が必要ではないかということを問題提起していただいたということが、大きな点だったと考えて いるところでございます。 それから次のページでございます。これが、昨年度の入学状況、国試結果でございます。これは、平 成 24 年度に、その1次報告に基づく対応がきちんとされているかどうかということをフォローアップ していただきました。その結果、昨年の 12 月にまとめていただいたものでございます。これも簡単に ご紹介いたしますと、基本的に臨床実習での自験数の増加とか、あるいは Advanced…OSCE の導入等、 フォローアップ調査の効果が現われているということで、全般的には評価をできるということでござい ます。一方で、残念ながら1次報告への対応が極めて不十分な大学があるということで、「当該歯学部 には猛省を促す」と、かなり厳しい表現を使っておりますけれども、今後の教育内容の改善、それから 入学定員の見直し等を強く望みたいということで、これが全般的な所見でございます。 具体的に各大学のフォローアップ調査で見られた課題が次のページ以降でございます。ひとつは、募 集人員の超過の問題でございますし、2番目は診療参加型実習の、自験の定義の共有ということ。それ から、教育の質、臨床実習の質ということでいえば3番が大きなポイントでございますけれども、患者 さんが確保できない場合のシミュレーター等による補完。あるいは Advanced…OSCE の実施というこ とで、やはり臨床能力の質を担保するということが大切であるということです。それからもうひとつは、 各診療科に任せ切りにせずに、臨床実習を統括する組織・教職員ということで、一元的に学生の臨床実 習の進捗状況を管理するというようなこともご提言いただいておりますし、併せて、学生が参加型の臨 床実習を行うことを前提とした環境をどう作っていくのかというようなこと。あるいは、教育能力、そ れから意識を高める、教員間で認識を統一するということも提言をされてございます。 実は、こうした観点というのは、医学の分野でも共通です。やはり国際的な標準の中で、医学部の分 野別の評価の仕組みということが出ております。後でご紹介しますけれども、昨年 10 月には、東京女 子医大が WFME のグローバルスタンダードに基づく外部評価を初めて受審をされました。実は、その ときにも、卒前の臨床実習の中でそうした学生の到達目標をしっかり管理しているのか、あるいは教員 間でそういった意識が共有されているかどうかというのは、かなり評価の重要なポイントになっている というようなこともございました。こうしたことは、おそらく、これから歯学の認証、あるいは分野別 評価を考えていく上でも大きなポイントになるのではないかと思っているところでございます。 それから、次が優れた入学者の確保、あるいは学力向上ということ。これも大事なところでございま すけれども、少し今回の本題には外れますので省略をさせていただきます。それから、その次に教育活 動の公表ですとか、歯学部の特色ある教育といったことを取りまとめていただいたものでございます。 今後もフォロー等を続けるということと、特に全ての歯学部について診療参加型臨床実習の改善状況の フォローを実施しようということで、今、検討をしているところでございます。 診療参加型の臨床実習の充実につきましては、これも簡単にご紹介させていただきますけれども、平 成 23 年度の委託事業で、これは、各歯学部で直接歯学教育に取り組んでおられる第一線の先生方にお
■ 1.日本の歯学教育の質の保証 願いをして、研究をしていただいて、ひとつはコア・カリキュラムの事例集、これは参加型臨床実習の カリキュラムの事例集、もうひとつは参加型の臨床実習の連携手帳、ログブックということを、各大学 で実際に参加型臨床実習を充実していく上で参考にしていただけるものをまとめていただきました。東 京医科歯科大学の俣木先生を中心とするチームでまとめていただきまして、これを各大学にもお送りし ていただいております。大いに参考にしていただいているという状況があると伺ってございます。こう したことで、参加型の臨床実習の充実に向けた取り組みが進められているというご紹介でございます。 15 ページに、先ほど申し上げました改善会議で、昨年の 12 月に今後の歯学教育の質向上のための施 策の方向性ということを取りまとめていただきました。これは、先ほど申し上げたいろいろなフォロー アップの状況、各大学、全ての大学に調査をさせていただきましたので、そういった状況を踏まえて、 今後の質向上のための施策の方向性を具体的に、体系的に提言をしていただいております。これが 15 ページの体系図でございます。全体的には、教育の質をどう向上させていくのかということで、それは 先ほどのフォローアップの調査であり、参加型臨床実習の充実の方策であり、それから来年度は国立大 学の歯学部長、病院長会議では、臨床実習の相互評価をトライアルとしてやってみようという動きがあ ると伺ってございます。それから、多様な歯科医療ニーズに対応した養成をどう進めていくのかという ことがあります。それからもうひとつは、これも同じ文脈で、各大学の歯学部の教育活動等を積極的に 公表していこうということです。社会的な評価をきちんと踏まえながら、大学が自主的に改善の取り組 みができるように公表を積極的に考えていこうということです。そして、それと併せて、この歯学教育 の認証評価の基盤構築ということで、今まさにこのシンポジウムの元となっております大学改革推進等 補助金の事業で基盤構築に向けた検討をしていこうということが、方向性として打ち出されたものでご ざいます。そういう意味でいえば、歯学教育全体の質を上げていくということでございます。教育の中 身の問題もそうですし、もうひとつはシステムとしてどう継続的に歯学教育の質の改善を図っていくの か、そのためのシステムとして認証評価という、あるいは外部評価という仕組みをどう取り入れていく のか、そのことを積極的に考えていこうということを方向性としてお示しをいただいたものでございま す。 具体的に、それでは、日本における大学の評価制度というものがどのようになっているのかというこ とを、ご紹介させていただきたいと思っております。日本の大学評価、大学の評価制度というのは、確 か平成 16 年だったと思いますけれども、学校教育法が改正になりまして、初めて認証評価の仕組みと いうことが制度として位置付けられたわけでございます。法律上位置付けられて、実施されたわけでご ざいます。これはどういうことかと言いますと、学校教育法の中に、大学は教育・研究、組織・運営、 施設・設備の状況について、ひとつは自ら点検・評価を行うということ、これは自己評価でございます。 もうひとつは、いわゆる認証評価というものでございまして、大学は教育・研究等のこうした総合的な 状況について、7年以内ごとに認証評価機関による認証評価を受けなさいということが、これは義務と して明記されたわけでございます。ポイントとしては、ひとつは「大学」はということで、いわゆる機 関別の評価です。つまり、大学の医学部とか歯学部とか、その学部ごとではなくて大学という組織、機 関ごとに7年以内ごとにそうした評価を受けなさいと。その評価というのは、国がやるわけではなくて、
文部科学大臣が認証した専門的な第三者の評価機関によって認証を受けてくださいということが、初め て法律上位置付けられたということです。 一方で、それ以降、新しい制度として、いわゆる専門職大学院の制度ということができたわけでござ います。その中では、実はこの(3)のところでございますけれども、専門職大学院の教育課程、教員 組織その他の活動の状況について、5年以内ごとに認証評価機関による評価を受けなさいということで、 先ほど、大学の丸ごと機関別の評価ということが法律上の原則であるということでございますけれども、 特に専門職大学院については、大学院ごと、分野別の評価もきちんと受けてくださいということが、制 度上明記されているわけでございます。そういったことで、トータルとしての機関別評価と、そして専 門職大学院については分野別評価ということがあるわけでございます。 それからもうひとつ、これは少し違う観点ですけれども、国立大学法人については、これは、独立行 政法人と同じように国から運営費交付金というお金が出ています。ですから、国民、納税者に対する義 務として評価を受けなければいけないというような、国立大学については別途の制度もあるわけでござ います。 それから、ご紹介申し上げたいのは、その他の評価、どういうものがあるだろうかということです。 工学等の分野ですと JABEE というものがあります。これは、工学関係にお詳しい先生はご存知だと思 いますけれども、学会と産業界の連携によりまして、統一的な基準に基づいて、そういった技術者教育 についてのプログラムの認定を行う制度ができてございます。それからもうひとつ。これも後でご紹介 させていただきますけれども、薬学教育のプログラムということで、一般法人の評価機構が立ち上がり まして、薬学教育が6年制になったときにそのプログラムの評価を行うということで、そうした仕組み が出来上がっているところでございます。これから具体的にそれぞれの分野の教育の充実を図る上で、 この分野別の評価ということが避けられないですし、実際にもいくつかの分野では既に制度として取り 組みが始まって行われているということを、前提としてご理解いただければと思っております。 先ほど申し上げました評価機関というものが、どういうものがあるのかというのが 18 ページでござ います。機関別認証評価というものは、これは大学丸ごとの評価を行う機関でございます。大学基準協 会ですとか学位授与機構等の機関があります。それからもうひとつは、これは、先ほど申し上げました 分野別の認証評価でございます。これは、例えていえば、法科大学院ですとか、あるいはビジネス系の 大学院、それぞれの分野ごとにこうした評価機関が立ち上がって、専門的な評価を行っているというこ とでございます。これから制度を考えていく上で、その評価機関というものをどう考えるかということ も大きなポイントになってくるわけでございます。 医学・歯学の分野別評価に関する提言でございますけれども、ひとつは、一昨年、医学部の入学定員 の検討会を行ったときに、こうした医学教育に特化した評価の実施ということが提言されてございます。 それからもうひとつは、これは先ほどご紹介した改善会議の1次報告の中で、優れた歯科医師を養成す る、質を保証するための第三者評価の仕組みの導入ということが、初めて提言されているわけでござい ます。 そういったことで、本題に繋がるわけでございますけれども、21 ページに、平成 24 年度の文部科学
■ 1.日本の歯学教育の質の保証 省の事業として、医学・歯学教育の認証制度等の実施ということが事業として実施されています。目的 としては、こちらに書いてあるとおりでございまして、医学部・歯学部は国際標準の教育を実施してい ることを証明するとともに、それを超える優れた歯科医師を養成するために、日本における国際標準の そうした制度の基盤をつくっていこうということを目的として、これはまだ、もちろん制度としてはこ れからつくっていくわけでございますので、こうしたことについて、諸外国の例を調査していただいた り研究をしていただく。そういった専門的な研究をしていただくために、この事業を医学と歯学それぞ れについて募集をし、そして実際に医科歯科大学をはじめとする5大学の連携による調査・研究の事業 が立ち上がって、研究が進められているというのが現在の状況ということでございます。 もうひとつ、国際標準とか、あるいはグローバルということが出ますので、ひとつ補足させていただ きますと、何も全ての、例えば歯学部を卒業した方が外国に行って活躍をすることを前提に置くとか、 そういうことではございません。あくまでも目的とするところは、日本の歯学教育の質を高めていくこ とです。そして一方で、その質を高めるという場合に、やはり国際的な先進諸国の歯学教育の水準とい うことを念頭に置きながら、少なくともそれに遜色のない同等、あるいはできればそれをさらに超える ような水準を目指して質を改善する。そのための仕組みをつくっていこうということが目的でございま すので、そういった意味で、国際標準の教育と、認証制度ということを申し上げているということでご ざいます。 これは、また後ほどお話があると思いますけれども、その5大学を中心としてワーキング等をつくっ ていただいて、諸外国での調査、あるいは研究ということを進めていただいたり、あるいは昨年にはワー クショップを開催していただき、さらに、本日、こうした形でのシンポジウムを開催ということで、取 り組みを進めていただいているという状況でございます。 来年度につきましては、これもまたお話があろうかと思いますけれども、今、評価基準の検討という ことをしていただいておりますし、あるいはその組織をどうするかということも、これから検討が進む と思っております。それからもう一方では、実際にこうしたことについてトライアル評価を試みてみた らどうかということも考えられているわけでございます。ご覧いただいております 24 ページが、幹事 会と検討ワーキングのメンバー、5大学、あるいは関係の大学にお入りいただいて、検討していただい ているという状況でございます。 最後に、医学・薬学教育の分野別評価の状況を、簡単にご紹介させていただきます。26 ページは医 学教育についてでございます。実は、医学についてはひとつ大きな出来事がございまして、これは、 ECFMG からの通告ということが書いてございますけれども、これはご覧いただきますとおり、アメ リカの医師国家試験の受験資格を認定する団体から、2023 年からアメリカの医師国家試験については、 アメリカの医科大学協会、あるいは WFME の基準によって認証を受けた医学部卒業生以外の受験は認 めませんということを各国に通告をしてきたということがあるわけでございます。まだ、日本ではそう した基準による認証を受けている大学はないということで、それではどうするのかというのが、医学の 分野についてはかなり大きな問題になっているということになるわけでございます。そうしたことも受 けて、全国医学部長病院長会議では検討会をつくっていただき、あるいはそれに連動する形で先ほどの
医学分野について検討が進められているという状況でございます。これも、アメリカについては、カリ ブの国とか、一部の国から相当質の低い医学教育を受けた方が大量に流入しているというのがどうも社 会的な背景にあって、それをどうきちんとしたものだけを受入れていくかということで、こうした通告 があったと伺ってございます。それに対して、それでは、日本はどう対応していくのかということがあ るわけでございます。 これについては、日本の医学部の中では国際的なそういったグローバルスタンダードに基づく分野別 の評価の仕組みを導入していこうということになってございます。そうしたことになると、当然、公的 な評価団体をつくるということ。それからもうひとつは、国際基準に基づく評価基準ということをつくっ ていこうということで、実際に、今作業が進められてございます。 これも簡単にご紹介をさせていただきますと、平成 24 年度については、医学教育学会でこうした WFME のスタンダードに基づきます評価基準というものの策定が進んでおります。それからもうひと つ、先ほどご紹介した東京女子医科大学では、WFME のスタンダードに基づく外部評価というものを 初めて受審されたということで、先月の 22 日に東京医科歯科大学でシンポジウムがございまして、そ の資料も入手していただければかなり詳細がご覧いただけると思います。それから、医学部長病院長会 議での検討、それから、今申し上げたシンポジウム等の開催が行われているわけでございます。 ごく簡単にご紹介しますと、先ほどのグローバルスタンダードに基づく評価項目。これは暫定的なも のでございますけれども、その中では教育プログラム、あるいは学生の評価、それから教員の問題、プ ログラム管理の問題、それから大学としての管理運営の問題ということで、こうした項目についてかな り詳細な調査がなされ、評価がなされるということでございます。 医学の分野についてはそうしたことも踏まえて、次のページでございますけれども、WFME 等のグ ローバルスタンダードに合致して、これが国際的なそういった認証の機関に認知されるべく、今、分野 別の評価制度を導入しようということで、実際に WFME ですとかそういった関係の機関とも調整を始 めているところでございます。この前のシンポジウムのときにも WFME の担当の責任者の方が来られ て、講演をしていただいたり、意見交換をしていただいたということがございます。医学教育の分野に おいては、先ほど申し上げた 2023 年というのがひとつの目標でございますので、来年度についてはこ うしたことについて、まずトライアル評価を実施してみようと。先ほどのスタンダードの策定というも のも進んでございますので、そういったことに基づくトライアル評価を実施して、平成 26 年度以降、 逐次、こうしたことを実施していこうということが今話し合われているという状況でございます。 それから、次が薬学教育でございます。これも、少し時間がございませんので簡単に申し上げます。 先ほどの6年制ということを機に、第三者評価を実施するということ。これは中教審の答申に基づいて 行われたものでございまして、既に平成 20 年にはこうした評価の機構が設立され、平成 23 年にはトラ イアル評価が行われて、平成 24 年から既に本評価が開始されているという状況でございます。これは、 平成 25 年度以降 73 大学が7年に1度評価を受けられるように、1年に 10 校ずつ実施できるようにと いうことで、今、その実際の評価が着々と進められているという状況でございます。 以上、薬学・医学の関係分野も含めて、この質保証の仕組みについてご紹介を申し上げました。結論
■ 1.日本の歯学教育の質の保証 から申しますと、そうした専門的な分野別の質を高めていくという仕組みが、各分野で相当進んでいる ということ。それからもうひとつは、特に医学・歯学のように直接国民の命を預かるという大切な分野 については特に、やはり社会的な関心が強いということもございますし、文部科学省としても、ぜひこ うした分野についてはしっかりとした質保証の仕組みを作り上げていただければと思います。こうした 質保証の仕組みというのは、単に○か╳かということではなくて、何より大事なのは継続的にその質を 高めていく、歯学教育の質を高めていくと。そのためのシステムとしてこうした「認証評価」、「認証評 価」という言い方がいいのかどうか議論が必要ですが、少なくともそうした第三者評価、あるいは分野 別の評価の仕組みを作り上げていくことが必要ではないかというのが私どもの認識でございます。それ からもうひとつ申し上げれば、この十数年の大学改革の中で、歯学の分野、医学の分野というのは他の 分野に先駆けて、例えばモデル・コア・カリキュラムの策定でございますとか、共用試験の実施でござ いますとか、今、大学改革はいろいろと進んでいまして、こうした改革に取り組んでおられる関係の方々 から医学・歯学のそうした仕組みをぜひ参考にしたいということが、私もいろんな分野の方から聞かれ たりすることがございます。そういう意味では、これまで大学教育の改善のトップランナーを走ってい ただいた医学・歯学の分野は、ぜひこうした分野別の評価でもトップを走っていただき、国際的な標準、 優れた仕組みを組み上げていただいて、継続的に質を改善していく仕組みをつくっていただければと。 そのために、文部科学省としてもできる限りのご支援をさせていただきますということも併せて申し上 げまして、少し時間が長くなりまして恐縮でございますけれども、私からのお話とさせていただきます。 どうもありがとうございました。 (司会:北村) 村田様、ありがとうございます。 続きまして、医療系大学間共用試験実施評価機構で副理事長をされています江藤先生よりご講演いた だきたいと思います。江藤先生、よろしくお願いいたします。
平成24年度歯学教育認証評価検討WGシンポジウム 日時:平成25年3月5日(火) 場所:新潟ホテルオークラ
日本の歯学教育の質保証
高等教育局医学教育課 高等教育局医学教育課本日の内容
1.歯学教育の現状・・・・・・・・・・・・・・P,2歯学教育 現状 , 2.日本における評価制度・・・・・・・・・・・P,16 3.歯学教育の分野別評価・・・・・・・・・・・P,20 4 医学・薬学教育の分野別評価・・・・・・・・P 25 4.医学 薬学教育の分野別評価 P,25 1 1 歯学教育の現状 1.歯学教育の現状 2 歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議 【目的】 大学の歯学教育の改善・充実に関する専門的事項について調査研究を行い、必要に応じて 報告を取りまとめる。 【調査研究事項】 【調査研究事項】 (1)学部及び大学院における歯学教育の改善・充実について (2)資質の高い歯科医師養成の在り方について 教育 究病院 学 病院 在 方 (3)教育研究病院としての大学附属病院の在り方について (4)教育研究の在り方について 【 開催経緯 】 【 開催経緯 】 第 1 回 : 平成20年 7月31日 ・ 今後の進め方等 第 2 回 : 平成20年 8月29日 ・ 歯科医師養成に関する課題と改善方策、関係者からのヒアリング 第 3 回 : 平成20年 9月18日 ・ 教育者・研究者養成に関する課題と改善方策、関係者からのヒアリング 第 4 回 : 平成20年10月28日 ・ 学部及び大学院における歯学教育の在り方について 第 4 回 : 平成20年10月28日 ・ 学部及び大学院における歯学教育の在り方について 第 5 回 : 平成20年11月25日 ・ 第三者評価、歯学部附属病院について 第 6 回 : 平成20年12月15日 ・ 論点整理 第 7 回 : 平成21年 1月15日 ・ 第1次報告(案)について 第 8 回 : 平成21年 1月30日 ・ 第1次報告について 第 9 回 : 平成22年 9月14日 ・ フォローアップ小委員会設置について 第10回 : 平成22年12月13日 ・小委員会からのヒアリング状況の報告 第11回 : 平成23年 5月25日 ・小委員会からのフォローアップ状況等の報告について 3 第11回 : 平成23年 5月25日 小委員会からのフォ アップ状況等の報告に いて 第12回 : 平成24年 7月17日 ・フォローアップ調査の実施 第13回 : 平成24年10月 9日 ・小委員会からのフォローアップ状況の中間報告及び歯学教育の質向上のための施策の方向性(案) 第14回 : 平成24年12月11日 ・小委員会から「平成24年度フォローアップ調査まとめ」の報告及び歯学教育の質向上のための施策の方向性 【委員】 歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議 井出 吉信 東京歯科大学学長 江藤 一洋 東京医科歯科大学名誉教授 (社)医療系大学間共用試験実施評価機構副理事長 (社)医療系大学間共用試験実施評価機構副理事長 川添 堯彬 大阪歯科大学理事長・学長 佐々木 啓一 東北大学歯学部長 佐々木 啓 東北大学歯学部長 丹沢 秀樹 千葉大学大学院医学研究院教授 中原 泉 日本歯科大学理事長・学長 、日本私立歯科大学協会会長 西原 達次 九州歯科大学理事長・学長 福田 康一郎 千葉大学名誉教授 (社)医療系大学間共用試験実施評価機構副理事長 前田 健康 新潟大学歯学部長 俣木 志朗 東京医科歯科大学教授 俣木 志朗 東京医科歯科大学教授 松本 香 公認会計士 南 砂 読売新聞東京本社編集局次長 4 南 砂 読売新聞東京本社編集局次長 宮村 一弘 (社)日本歯科医師会副会長 平成24年12月28日現在 ※五十音順、敬称略 改善方策 歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議 第1次報告(H21.1)概要 1.歯科医師として必要な臨床能力の確保 • 到達目標の設定や成績評価の実施が不十分 • 患者の協力困難 国家試験対策のため診療参加型 診療参加型臨床実習の単位数の明記、卒業時到達目標や 必要臨床実習項目の明確化 臨床実習終了時の各大学でのOSCE(客観的臨床能力試 験)の実施 改善方策 • 患者の協力困難、国家試験対策のため診療参加型 臨床実習の時間数が減少 験)の実施 学外機関を活用した臨床実習の促進 2.優れた歯科医師を養成する体系的な 歯学教育の実施 各大学の体系的な教育課程の編成の徹底、成績評価・進級判定 厳格な実施 歯学教育の実施 • 各大学の教育の特色が希薄化 • 共用試験を境に座学と臨床実習が分離 判定の厳格な実施 歯学教育モデル・コア・カリキュラムの見直し 歯学教育の質を保証する第三者評価の導入 3.歯科医師の社会的需要を見据えた 優れた入学者の確保 • 入試の選抜機能が低下する大学 入学者受入方針の明示、入試関連情報の公開 面接の充実、高校との連携等、学生の適性等を見極める各 大学の入試の工夫 優れた入学者確保が困難な大学、国家試験合格率の低い 入試の選抜機能が低下する大学 • 歯科医師過剰が職業としての魅力低下に影響 優れた入学者確保が困難な大学、国家試験合格率の低い大学等の入学定員見直し 4.未来の歯科医療を拓く研究者の養成 学部教育の中で研究に携わる機会の拡充 歯学系大学院の目的や教育内容を 臨床歯科医 研究者 • 基礎と臨床が融合された研究等が必要 • 学部段階から研究マインドの育成が必要 歯学系大学院の目的や教育内容を、臨床歯科医、研究者 の養成目的に応じて明確化 国際的に優れた若手研究者養成のため、大学の枠を超え 連携した拠点形成 今後の検討 5 今後の検討 この提言を踏まえた各大学の取組状況をフォローアップ 文部科学省は各大学の改善計画を把握し、必要な改善を推進 文部科学省・厚生労働省が連携し、卒前・卒後教育を一体的に捉えた検討■ 1.日本の歯学教育の質の保証 平成24年度 各大学歯学部の入学状況および国家試験結果 E.国家試験合格率(新卒) C.入学定員(募集人員)充足率 D.入学者選抜競争倍率 B.入学定員 削減計画 F.最低修業年限での 国試合格率 (編入学者を除く) A 入学定員 (私立大学に 大学名 H24入定の S60に対す る削減率 ① H22年度 H23年度 H24年度 ①②③ H22年度 H23年度 H24年度 ①103回 H22年 104回 H23年 105回 H24年①103回 H22年 104回 H23年 105回 H24年① 1 北海道大学 53 33.8% 100.0%100.0%100.0% 2.98 4.11 3.34 89.8% 86.4% 90.6% 83.3% 78.7% 76.7% 2 東北大学 53 33.8% 109.1% 96.2%100.0% 2.69 2.23 3.03 95.9% 93.9% 94.5% 80.0% 73.7% 79.3% 3 東京医科歯科大学 53 33 8% 100 0%100 0%103 8% 2 89 3 07 3 03 85 5% 91 5% 90 5% 73 7% 74 5% 76 8% (私立大学に ついては、 募集人員) 大学名 3 東京医科歯科大学 53 33.8% 100.0%100.0%103.8% 2.89 3.07 3.03 85.5% 91.5% 90.5% 73.7% 74.5% 76.8% 4 新潟大学 40 43.8% 100.0%100.0%100.0% 2.79 3.70 4.90 97.6% 88.6% 88.9% 90.0% 87.5% 85.0% 5 大阪大学 53 33.8% 103.3%101.9%100.0% 2.11 2.43 2.43 93.4% 86.4% 94.6% 78.7% 59.7% 63.3% 6 岡山大学 48 33.8% 100.0%100.0%100.0% 2.19 3.13 3.47 96.4% 84.7% 79.3% 82.5% 78.9% 68.4% 7 広島大学 53 33.8% 100.0%100.0%100.0% 3.90 5.48 3.82 86.5%100.0% 94.7% 70.9% 83.6% 80.0% 8 徳島大学 40 28.3% 100.0%100.0%100.0% 2.41 3.87 4.79 95.7% 81.1% 83.3% 76.0% 66.0% 76.0% 8 徳島大学 40 28.3% 100.0%100.0%100.0% 2.41 3.87 4.79 95.7% 81.1% 83.3% 76.0% 66.0% 76.0% 9 九州大学 53 33.8% 101.8%101.9%100.0% 2.92 2.92 2.89 86.3% 95.2% 88.1% 71.4% 74.6% 80.7% 10 長崎大学 50 37.5% 100.0%100.0%100.0% 3.07 4.00 4.68 91.1% 88.5% 91.5% 82.0% 82.0% 70.0% 11 鹿児島大学 53 33.8% 101.8%100.0%100.0% 2.77 3.05 2.89 88.5% 82.7% 92.0% 81.8% 70.9% 80.0% 12 九州歯科大学 95 20.8% ● 100.0%100.0%100.0% 3.46 3.95 4.83 93.2% 93.5% 80.7% 82.1% 85.4% 73.7% 13 北海道医療大学 80 33.3% 50.0% 47.7% 67.5% ● 1.11 1.10 1.14 ● 75.7% 75.3% 82.3% ● 56.2% 55.1% 43.8% ● 14 岩手医科大学 57 28.8% 60.0% 91.2% 61.4% ● 1.05 1.04 1.03 ● 63.0% 64.8% 77.4% ● 40.0% 46.3% 51.3% ● 15 奥羽大学 96 20.0% ● 33.3% 25.0% 16.7% ● 1.04 1.05 1.00 ● 59.8% 79.2% 67.6% ● 42.7% 57.9% 37.8% ● 16 明海大学 120 25.0% ● 79.2%105.8%102.5% ● 1.01 1.17 2.94 64.5% 88.5% 80.0% ● 51.7% 68.3% 49.2% ● 17 東京歯科大学 128 20.0% ● 100.0%100.0%100.0% 1.88 3.19 3.63 93.4% 86.4% 98.4% 71.9% 68.0% 76.6% 18 昭和大学 96 20.0% ● 110.8%100.0%100.0% 2.52 2.69 2.43 79.8% 81.7% 82.5% ● 71.9% 59.4% 66.7% 19 日本大学 128 20.0% ● 100.0%100.0%118.8% 2.04 1.38 1.38 ● 83.7% 73.7% 76.3% ● 80.5% 63.3% 74.2% 20 日本大学松戸歯学部 115 28.1% 75.8% 70.3%101.7% ●1.04 1.05 1.21 ● 78.8% 78.1% 88.6% ● 53.9% 57.0% 61.7% ● 21 日本歯科大学 128 20.0% ● 100.0%106.1%100.0% 1.77 1.96 1.99 ● 88.6% 82.9% 87.4% 64.1% 55.5% 57.8% ● 22日本歯科大学新潟生命歯学部 60 50.0% 60.4% 67.1%128.3% ●1.15 1.33 1.27 ● 86.1% 86.2% 73.9% 51.0% 49.0% 35.4% ● 23 神奈川歯科大学 100 37.5% 63.3% 52.5% 81.0% ● 1.08 1.04 1.04 ● 71.8% 72.4% 69.3% ● 48.3% 55.8% 42.9% ● 鶴見大学 24 鶴見大学 115 28.1% 59.4% 75.8% 65.2% ● 1.03 1.25 1.24 ● 77.0% 77.0% 81.3% ● 53.9% 61.7% 53.9% ● 25 松本歯科大学 80 33.3% 43.8% 56.3%147.5% ●1.08 1.00 1.19 ● 59.1% 73.1% 50.0% ● 31.6% 28.6% 22.5% ● 26 朝日大学 128 20.0% ● 82.8%102.3%101.6% ● 1.02 1.16 1.77 ● 77.7% 68.9% 79.1% ● 59.4% 49.2% 50.8% ● 27 愛知学院大学 128 20.0% ● 100.0% 94.5% 91.4% ● 1.66 1.15 1.16 ● 76.2% 89.5% 83.2% 64.8% 74.2% 70.3% 28 大阪歯科大学 128 20.0% ● 100.0%100.0%100.0% 2.09 2.05 1.63 81.1% 79.0% 64.0% ● 75.0% 61.7% 47.7% ● 29 福岡歯科大学 96 20 0% ● 84 4% 95 8% 99 0% ● 1 01 1 13 1 13 ● 84 0% 72 2% 72 6% ● 76 0% 64 6% 64 6% 6 29 福岡歯科大学 96 20.0% ● 84.4% 95.8% 99.0% ● 1.01 1.13 1.13 ● 84.0% 72.2% 72.6% ● 76.0% 64.6% 64.6% 2427 27.8% 11 84.7% 87.8% 95.4%72 3 1.74 1.90 2.02 13 81.6% 81.8% 81.4% 13 64.4% 62.8% 59.7% 12 ①28%未満 ①23,24年度連続で100%未満 ①23,24年度連続で2倍未満 ①過去3年間のうち2年以上 ①過去3年間のうち2年以上 ②23,24年度連続で100%超 平均未満 平均未満 ③23,24年度連続で100%以外(①、②を除く。) 国家試験合格率平均未満 充足率100%未満、100%より上 競争倍率2未満 合 計 削減率28%未満 国家試験合格率(新卒)平均未満 指標 ●:指標に該当する大学 H24.5 文部科学省医学教育課調べ(H24.12.11) 歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議第1次報告(平成21年 1月)を踏まえた平成24年度フォローアップ調査まとめ① 全体的な取組状況 平成24年12月11日 歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議フォローアップ小委員会 〇臨床実習において自験数を増加させている歯学部やAdvanced OSCEを導入する歯学部が増えてきているなど 平成22年度フォロ OSCEを導入する歯学部が増えてきているなど、平成22年度フォロー アップ調査の効果が表れてきており、今後の更なる改善が期待。 〇一方で、第1次報告への対応が極めて不十分であり、質の高い歯科 医師を養成する観点から、現状の教育課程及び入学者選抜に更な る改善が必要な歯学部もあった。 当該歯学部には猛省を促し、今後の教育内容の改善や入学定員 の見直し 入学定員(募集人員)の厳正な管理 優れた入学者の確 の見直し、入学定員(募集人員)の厳正な管理、優れた入学者の確 保などの対応を強く望みたい。 7 歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議第1次報告(平成21年 1月)を踏まえた平成24年度フォローアップ調査まとめ② フォローアップ調査で見られた課題 ①募集人員の大幅な超過等 〇今年度、一部の歯学部で大幅に募集人員を超過して学生を受け入れ 〇また、編入学試験による募集人員の未充足の解消を行っている大学 〇超過させた歯学部はもとより、各歯学部には、国民から信頼される歯科 医師養成のためにも 適切な対応を求めたい 医師養成のためにも、適切な対応を求めたい。 ②診療参加型臨床実習の自験の定義の共有 〇一連の治療の流れを1人の患者で学ぶことが自験の本来の意義である が、いくつかの歯学部では、一連の治療の流れを非常に細かく区切って 一部しか実施していない部しか実施していない場合や場合や、一連の治療を順番どおりに実施してい連の治療を順番どおりに実施してい ない場合でも自験の一症例として扱っていた。 〇そのため、小委員会では、「フォローアップ調査における診療参加型臨床 実習 関する用語 定義 とおり自験 定義を整理 実習に関する用語の定義」のとおり自験の定義を整理。 8 歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議第1次報告(平成21年 1月)を踏まえた平成24年度フォローアップ調査まとめ③ ③診療参加型臨床実習の改善・充実、臨床能力評価の状況等 〇患者が確保できない場合は、シミュレーター等を用いた実習により補完 するとともに、シミュレーター等を用いたAdvanced OSCEを実施するなど、 臨床能力の質を担保することが必要(患者確保のために最大限努力する 臨床能力の質を担保することが必要(患者確保のために最大限努力する ことが大原則)。 〇ローテート型の臨床実習では、各診療科に任せきりにせずに、臨床実習 を統括する組織や教職員を置くなどにより、学生の臨床実習の進捗状況 を一元的に管理し 学生によって差が大きく出ないよう調整する必要 を 元的に管理し、学生によって差が大きく出ないよう調整する必要。 〇自験数を増加させるためには、学生診療室を設けることにより、患者の 同意を得やすいよう努めるとともに 学生が診療参加型の臨床実習を行う 同意を得やすいよう努めるとともに、学生が診療参加型の臨床実習を行う ことを前提とした環境を作ることも一つの方策。 〇教員に対するFD(ファカルティ・ディベロップメント)の実施等により、教育 能力及び意識を高め、教員間及び診療科間で認識を統一することが必要。 9 歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議第1次報告(平成21年 1月)を踏まえた平成24年度フォローアップ調査まとめ④ ④優れた入学者の確保 〇競争倍率が限りなく1倍に近づくなど入学者選抜が機能していないと思 われる例 入学後に補講(補講の教育内容は大学入学以前に獲得してお われる例、入学後に補講(補講の教育内容は大学入学以前に獲得してお くべきものがほとんど)等を実施している例が見られた。 〇歯科医師のような人の命や健康に関わる専門職を養成するためには、 入学時点で優れた学生を確保するための対応を行うべき。 ⑤学生の学力向上 留年率の低減 最低修業年限での国家試験合格率の向上 ⑤学生の学力向上、留年率の低減、最低修業年限での国家試験合格率の向上 〇CBT等の共用試験対策や国家試験対策に重点を置いていると思われる 例も見られるが、人の命や健康に関わる専門職を養成する観点から、歯 科医師として必要な課題解決能力や臨床能力の向上に重点を置くべき。 〇基礎学力の向上のため、補講の実施やチューターの配置などに取り組 んでいる例も見られたが 抜本的な改善にはつながっていない んでいる例も見られたが、抜本的な改善にはつながっていない。 〇入学者選抜において各歯学部のアドミッション・ポリシー、カリキュラム・ ポリシー、ディプロマ・ポリシーを明確にし、それに適合した学生を入学さ せる とも検討するべき せることも検討するべき。 10 歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議第1次報告(平成21年 1月)を踏まえた平成24年度フォローアップ調査まとめ⑤ ⑥研究者養成 〇将来の研究者養成に資するための学部教育における研究マインドの養 〇将来の研究者養成に資するための学部教育における研究 インドの養 成について、引き続き積極的な対応をお願い。 ⑦教育活動の公表 ⑦教育活動の公表 〇入学者選抜区分ごとの授業料・入学料・留年率・国試合格率、診療参加 型臨床実習の実際などの情報は、受験生や在学生にとっても有用な情報 となることから、各歯学部は、大学ホームページに掲載するなどの方法に より広く公表するとともに、社会的評価を踏まえた適切な対応に取り組ん でいただきたい でいただきたい。 ⑧各歯学部の特色ある教育 〇各歯学部それぞれの理念等に基づいて特色ある教育を実施することは 重要であり、引き続き、積極的な取組を期待。 11
歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議第1次報告(平成21年 1月)を踏まえた平成24年度フォローアップ調査まとめ⑥ 今後のフォローアップ調査の進め方 ○課題を指摘された歯学部について、引き続き、改善状況に関するフォロー アップ調査を実施 アップ調査を実施 ○全歯学部について、診療参加型臨床実習の改善状況等に関するフォロー アップ調査を実施 12 診療参加型臨床実習の充実 ■平成23年度 文部科学省先導的大学改革推進委託事業 ■平成23年度 文部科学省先導的大学改革推進委託事業 医学・歯学教育の改善・充実に関する調査研究歯学チームにおいて、 ①診療参加型臨床実習コア・カリキュラム事例集(案) ※ 診療参加型臨床実習、見学、介助、自験などの用語を定義 ※ 専門領域ごとに診療参加型臨床実習の方略と評価を具体的に明示 ②診療参加型臨床実習・臨床研修連携手帳(案) ②診療参加型臨床実習・臨床研修連携手帳(案) (連携ログブック) ※ 臨床実習、臨床研修で経験した臨床症例を記録 ※ 臨床実習、臨床研修で経験した臨床症例を記録 を作成(H24.3)し、報告書を各大学へ送付済。 上記報告書等を参考に、 13 報 参考 、 ・各大学には、診療参加型臨床実習の充実への取組を期待。 ・フォローアップ小委員会にて用語の定義を作成。 フォローアップ調査における診療参加型臨床実習に関する用語の定義 ◆診療参加型臨床実習※1 平成24年12月11日 歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議フォローアップ小委員会 ◆診療参 臨床実習 患者を全人的・全身的に捉える態度を養うとともに、歯科医師として必要な基本的臨床能力を習得するため、患 者の同意を得て、指導歯科医のもとで実際の歯科医療に携わり歯科医行為を行う臨床実習 ◆見 学※2 原則として水準4※3に相当する診療内容について 指導歯科医の歯科医療行為を見学する実習 原則として水準4※3に相当する診療内容について、指導歯科医の歯科医療行為を見学する実習 ◆介 助※2 原則として水準3※3に相当する診療内容について、指導歯科医の歯科医療行為を介助する実習 ◆自 験※2 原則として水準1および2※3に相当する診療内容について、指導歯科医の管理・監督の下で、学習者が実際に歯 科医行為を経験する実習 【フォロ アップ小委員会における自験の定義】 【フォローアップ小委員会における自験の定義】 (1)F領域※3の各項目について、到達目標(SBOs)を一通り実施した場合に1症例とする。 (2)到達目標(SBOs)の各項目のうち、患者の同意が得られない等によりやむを得ず自験ができない 場合、シミュレーター等を用いた代替実習により補完した場合は自験相当とみなすことができる。 (ただし、患者確保のために最大限努力することが大原則。以下同じ。) (3)学習者が行う歯科医行為を、指導医もしくは研修歯科医が介助した場合も自験相当とみなすことが できる。 (4)到達目標(SBOs)の各項目(丸番号)は番号順に実施するものとする (4)到達目標(SBOs)の各項目(丸番号)は番号順に実施するものとする。 ただし、患者の同意の都合等によりやむを得ず番号順に実施できない場合は、一連の歯科医行為 の流れを学習者に理解させるための補完的な教育を別途行う等により、到達目標(SBOs)を一通り 実施したものと見なすことができる。 ※1 出典:歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議第1次報告(平成21年1月) ※2 出典:「診療参加型臨床実習コア・カリキュラム事例集(案)」(平成23年度先導的大学改革推進委託事業「医学・歯学教育の改善・充実に関する調査研究」歯学 調査研究チーム) ※3 「水準1~4」「F領域」は、歯学教育モデル・コア・カリキュラム平成22年度改訂版に記載 14 歯学教育の質向上のための施策の方向性 改革目標 歯学教育の質向上のために実施すべき取組 成果・効果 平成24年12月11日 歯学教育の改善・充実に関する 調査研究協力者会議まとめ ①歯学教育の改善・充実に関するフォローアップ調査を実施 ・「歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議第1次報告」を踏まえたフォローアップ調査(ヒ アリング、実地調査)を実施(H22年度~) ・改善事項を指摘し、改善計画書の提出により改善を促進。改善計画の進捗状況について継続的に調 査(H23年度~) ②診療参加型臨床実習の充実を推進 ・文部科学省先導的大学改革推進委託事業により明示(H24.3)した診療参加型臨床実習の方略と評 価を踏まえた各大学の取組状況についてフォローアップ調査を実施(H25年度~) 診療参 臨床実 定義 す 各学 成 定義 整 1.歯学教育の質 向上 ③臨床実習相互評価の試行 ・国立大学歯学部長・歯学部附属病院長会議において評価基準等を作成し、国公立大学で先行実施( H24年度 ) ・診療参加型臨床実習の定義に関する各大学の共通認識の形成(H24~定義の整理と周知) ・文部科学省主催「歯学教育指導者のためのワークショップ」開催(毎年度) 質の高い優れた 歯科医師の養 成 ④多様な歯科医療ニーズに対応した歯科医師養成 ・新たな歯科医療ニーズ(がん患者等への口腔ケア、スポーツ歯学、歯科法医学、チーム医療など)に 対応した歯科医師の養成 ・大学改革推進等補助金「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」(H24~H28年度予定) H24年度~) ・大学改革推進等補助金「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」(H24~H28年度予定) ・法医学(歯科法医学を含む)に係る教育研究拠点の整備について検討(H24年度~) ⑤臨床実習開始前の「共用試験」の充実 ・臨床実習開始前の「共用試験(CBT、OSCE)の合格ラインの最低基準(現在は各大学の判断)を設 定(又は各学部ごとの合否基準を公表)することについて検討 2 各大学歯学部 定(又は各学部ごとの合否基準を公表)することについて検討 社会的評価を踏 ⑥各大学の教育活動等に関する情報を文部科学省HPで公表 ・文部科学省の調査や上記①②のフォローアップ調査等で収集した教育活動等の情報を文部科学省 ホームページで公表(H24年度~) 2.各大学歯学部 の教育活動等の公 表 社会的評価を踏 まえた各大学の 自主的な改革を 促進 ⑦歯学教育認証評価の試行 ・大学改革推進等補助金「基礎・臨床を両輪とした医学教育改革によるグローバルな医師養成」事業に より、歯学教育認証制度の基盤を構築(H24~H28年度予定) 一定水準以上 の教育の質を保 証 3.歯学教育認証 評価の基盤構築 15 2 日本における評価制度 2.日本における評価制度 16 1 学校教育法第109条等に基づく評価 日本における評価制度 1.学校教育法第109条等に基づく評価 (1)自己点検・評価 ・大学は、教育・研究、組織・運営、施設・設備の状況について、自ら点検・評価を行い、結果を公表する。 (2)認証評価(機関別認証評価) (2)認証評価(機関別認証評価) ・大学は、教育研究等の総合的な状況について、7年以内ごとに、認証評価機関による認証評価を受ける。 (3)専門職大学院認証評価(専門分野別認証評価) ・専門職大学院の教育課程、教員組織その他の教育研究活動の状況について、5年以内ごとに、認証評価機関による認証評専門職大学院の教育課程、教員組織その他の教育研究活動の状況について、5年以内ごとに、認証評価機関による認証評 価を受ける。 2.国立大学法人法第35条等に基づく国立大学法人評価 (1)各年度終了時の評価 ・各法人の中期計画の達成に向けた進捗状況の総合的な評価 (2)中期目標期間の業務実績評価 ・各法人の中期目標の達成状況の総合的な評価 3.その他の評価 (1)技術者教育プログラムの認定(工学、理学、農学) ・ (社)日本技術者教育認定機構(JABEE)が実施 ・学界と産業界との連携により、統一的基準に基づいて、大学等が行う技術者を育成する専門教育プログラムの認定を行う。 (2)薬学教育プログラムの評価 17 ・一般社団法人薬学教育評価機構が実施 ・薬学教育機関の教育の質を保証するために、6年制薬学教育プログラムの評価を行う(7年に1度)。 (23年度にトライアル評価実施、24年度から本評価開始)
■ 1.日本の歯学教育の質の保証 日本における認証評価機関 評価制度 区分 認証評価機関名 (財)大学基準協会 (独)大学評価 学位授与機構 日本における評価機関 機関別認証評価 大学 (財)大学基準協会(財)日本高等教育評価機構(独)大学評価・学位授与機構 短期大学 (財)短期大学基準協会 (財)大学基準協会 (財)日本高等教育評価機構 高等専門学校 (独)大学評価・学位授与機構 法科大学院 (財)日弁連法務研究財団(財)大学基準協会 (独)大学評価・学位授与機構 経営分野 NPO法人ABEST21 (財)大学基準協会 会計分野 NPO法人国際会計教育協会 助産分野 NPO法人日本助産評価機構 専門分野別認証評価 助産分野 NPO法人日本助産評価機構 臨床心理分野 (財)日本臨床心理士資格認定協会 公共政策分野 (財)大学基準協会 専門分野別認証評価 教職大学院、学校教育 (財)教員養成評価機構 情報、創造技術、組込技術、原子力分野 (社)日本技術者教育認定機構 ファッション・ビジネス分野 (財)日本高等教育評価機構 公衆衛生分野 (財)大学基準協会 知的財産分野 NPO法人ABEST21 (財)大学基準協会 ビュ ティビジネス分野 (社)ビュ ティビジネス評価機構 18 ビューティビジネス分野 (社)ビューティビジネス評価機構 環境・造園分野 (社)日本造園学会 ※認証評価機関になろうとする者からの申請に基づき、文部科学大臣が認証基準(省令)に適合すると認める場合に、中央教育審議会に諮問 したうえで認証。 医学・歯学の分野別評価に関する提言等 ○「今後の医学部入学定員の在り方等に関する検討会」論点整理(H23.12) ・我が国においては 大学教育全般に係る認証評価制度はあるものの 医学教育に特化 ・我が国においては、大学教育全般に係る認証評価制度はあるものの、医学教育に特化 した評価制度はない。 ・国際水準の教育を実施していることを証明するためにも、日本の医学部がWFME グ バルスタンダ ドに基づくプ グラム評価を受ける場合の環境整備の促進や 国内 ローバルスタンダードに基づくプログラム評価を受ける場合の環境整備の促進や、国内 において医学教育に特化した評価の実施を検討していくことも望まれる。 ○「歯学教育の改善・充実に関する調査研究協力者会議」第1次報告(H21.1.30)教 改善 充実 関す 究 議」第 報 ・知識、技能、態度ともに優れた歯科医師を養成する歯学教育の質を保証するための第 三者評価の仕組みの導入について検討する。 三者評価の仕組みの導入について検討する。 19 3 歯学教育の分野別評価 3.歯学教育の分野別評価 20 大学改革推進等補助金「医学・歯学教育認証制度等の実施」事業① 事業の目的 日本の医学部・歯学部が国際標準の教育を実施していることを証明するとと もに 国際標準を超えるグロ バルかつ優れた医師 歯科医師を養成するため 事業の目的 もに、国際標準を超えるグローバルかつ優れた医師・歯科医師を養成するため 、日本における国際標準の医学・歯学教育認証制度等の基盤を構築すること を目的として実施(H24~28予定)。 を目的として実施(H24 28予定)。 選定大学 分野 大学名 連携大学 プログラム名称 千葉大学 医学 東京医科 歯科大学 東京大学 新潟大学 東京慈恵会医科大学 東京女子医科大学 国際基準に対応した医学教育認証制度 の確立 東京女子医科大学 歯学 東京医科 新潟大学 九州歯科大学 歯学教育認証制度等の実施に関する 歯学 東京医科歯科大学 九州歯科大学 東京歯科大学 大阪歯科大学 歯学教育認証制度等の実施に関する 調査研究 21 大学改革推進等補助金「医学・歯学教育認証制度等の実施」事業② 年度 主な 組状 (歯学) H24.8~ 24年度の主な取組状況(歯学) 歯学教育認証評価検討WG幹事会開催 H24 10 H24.10~ 歯学教育認証評価検討WG開催 H24.10~ 諸外国での認証基準と認証評価の視察・調査 H24.12 評価項目検討のためのWS開催(認証評価検討WG委員) 評価項目検討のためのWS開催(認証評価検討WG委員) H25.3.5 H25.3.5 歯学教育認証評価検討WGシンポジウム 「日本の歯学教育認証評価のあり方について」開催 22 大学改革推進等補助金「医学・歯学教育認証制度等の実施」事業③ 25年度の取組(歯学) 〇認証評価基準のブラッシュアップ 〇認証評価実施組織の設置に向けた検討 〇認証評価実施組織の設置に向けた検討 〇文科省大学改革推進等補助金事業の連携校によるトライアル 〇文科省大学改革推進等補助金事業の連携校によるトライアル 評価を実施 23