米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義 について(二)
著者 三浦 康平
雑誌名 同志社法學
巻 60
号 6
ページ 215‑268
発行年 2009‑01‑31
権利 同志社法學會
URL http://doi.org/10.14988/pa.2017.0000011538
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二一五同志社法学 六〇巻六号
米 国 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 に お け る 投 資 顧 問 の 定 義 に つ い て( 二 )
三 浦 康 平
(二六五一)
はじめに第一章.米国における投資顧問規制の成立第一節.投資顧問業の発生と展開
況九⑶第一次世界大後から一戦四制状〇前直定の法顧資投年問 次世界大戦の直前状況第一ら後争戦北南⑵か 南植民地代から時北戦争⑴前の状況直 1生誕の業問顧資投るけおに国米.
2九りかが手を書告報年三.
―
正不るよに問顧資投に制⑴規問顧資投るよに法州 3以制一九四〇年投資顧問法定前況状制規の問.資投の顧
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二一六同志社法学 六〇巻六号
⑵ 投資顧問団体による自主規制第二節.連邦議会による立法への進展
1囲審るけおに会員委小院上
―
範.の問顧資投のてしと象対制規議 2置審るけおに会員委小院下―
けづ位.の士護弁るけおに制法問顧資投議要投一節.一九四〇年第資顧問法の規制の概 Investment Adviser)の定義問」(問顧資投の「上法顧.第投年〇四九一資章二 3制法問資顧一投年〇四九に定.ついての評価以上六〇巻五号)(
1「「投資顧問」と登者録投資顧問」の関
―
る.顧一九四〇年投資問れ法によって規制さ係るの第二節投資顧問.定ゆに関する義いわ ⑵反一九四〇年投資顧問法違とにS行執のC対E裁制るす 問整規の」資顧に九四〇年投資顧問法よ⑴る「投資顧問」「登録投一 2)」に投資顧問」・「登録投資顧問該.「当することの効果(規制内容
3要件について alytsseginvisads or repor canoncerning securities1)要⋮⋮助証券について、言.「、分析、報告」(件 sinbuess2.「営業」()要件 tionepxcn/esiocluex型用第節.適一除()の類外 の三章.「投資顧問」除適用外と登録免除第 )号イ・第三節.ファ本ナンシルャプ置上以(ラづけ位のーナン nscompenioat3)要件」(酬報.「
1.二重規制排除
―
銀行 2.本業の付随的業務―
専門家 3ーラーィデ・ーカロ.ブ―
性質本の務業ー 4社タレスーュニと版.出―
由自の現表ー(二六五二)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二一七同志社法学 六〇巻六号
5言行るよに関機政行と者)助.券証外除用適券(証府政為 ionptemex型節類の)(除免録登.二第 6.外除用適的別個るよにCES 1.登録投資顧問該当性
」に業問顧資投る券規証価有.「節二第の係制お等問顧資投「けるにるにす関法律」 る制規の業問顧資投第係券証価有.「節一に等に関顧旨趣法立の制問す法資」投法律るの成立
―
け第五章.わが国にお資る顧問制度の展開投 と・ーカーロブ.問顧資投節三第ィデ書ーる告報ラNARDすに異差のー関 F訴訟―
訟PA訴する関のロラーィデーカーブを定一.節二第にー・投い則規C資SたしとEな扱てしと問顧わ p fouccp arawragree proam/wnt)おびよ座(口プッラ.節一第定一酬報ジ応対のCEと展発の座口Sッにレをベースしたブローカ ィロデ・ーカー.ブと問顧資投章ラー以ー〇開展の降第代年八の九一―
域領錯交四 2者るれさ除免が録登.て係いつに 1業言顧問業務」と「投資助」・「投売買一任」の関問顧資投資「法問制整備以前の「投資顧」の
―
業務と立法による.理整⑴ 2金と整規法の」約契任一資投「」商.契問顧資投「の前以定制法約
⑵ 「資顧問契約」投定義とその解釈の
」問における「投資顧契商約」「投資一任契約法金節三第. 「の資一任契約」投定義その兼業規制と
1つ比のと国米
―
ていに.囲範の業言助資投較 2品いつに業兼のと業引取商.融金種一第と業用運資投て第六章.結語 3.小括
(二六五三)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二一八同志社法学 六〇巻六号
第二章.一九四〇年投資顧問法上の「投資顧問」 ( Investment Adviser )の定義
第 一 節 . 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 の 規 制 の 概 要
1 「 「 投 資 顧 問 」 と 登 者 録 投 資 顧 問 」 の 関 ― る . 顧 一 九 四 〇 年 投 資 問 れ 法 に よ っ て 規 制 さ 係 前 章 で 見 た よ う に 、 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 制 定 時 に は 、 投 資 助 言 サ ー ビ ス の 提 供 方 法 と し て 次 の 二 つ の 形 態 が 知 ら れ て い た 。 第 一 に 、 顧 客 と の 個 人 的 な 信 頼 関 係 を ベ ー ス に 投 資 助 言 サ ー ビ ス を 提 供 す る 者 ( 自 ら を in ve st m en t c ou ns el/ co un se lo r と 称 し た )。 第 二 に 、 新 聞 ・ 雑 誌 等 で 証 券 投 資 に つ い て の 分 析 ・ 論 評 を 行 う 者 ( こ れ に は 、 証 券 投 資 に 関 す
る ニ ュ ー ス レ タ ー を 発 行 し 、 そ れ を 購 買 し よ う と す る 投 資 家 に 販 売 し て い る 者 を 含 む )。 こ の 二 つ に 加 え て 、 正 当 な 業 務 を 営 む こ れ ら の 者 を 装 う 悪 質 な 業 者 も 存 在 し た 。 連 邦 議 会 は 、 以 上 の よ う な 存 在 全 て を 「 投 資 顧 問 」 と し て 法 規 制 の
対 象 と す る た め の 枠 組 み を 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 に 設 け た 。
一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 は 、 ど の よ う な 者 が 「 投 資 顧 問 」( In ve st m en t A dv ise r ) で あ る か を 第 二 〇 二 条 ⒜ 項 ⑾ 号
(で 定
1)め て い る 。 そ し て 、 こ の 第 二 〇 二 条 ⒜ 項 ⑾ 号 の 要 件 に 該 当 す る 者 は 投 資 顧 問 と し て 、 第 二 〇 三 条 ⒜ 項 の 要 件 に 該 当 す る 限 り 、 S E C ( 証 券 取 引 委 員 会 ) に 登 録 す る こ と が 義 務 づ け ら れ る
(資 顧 投 録 登 「 に 般 一 、 は 問 資 投 た し 録 登 に C E S 。
2)顧 問 」( re gis te re d in ve st m en t a dv ise rs ) と 呼 ば れ る 。 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 の 多 く の 規 定 は 、 登 録 投 資 顧 問 に 対 し て の み 適 用 さ れ る
(受 四 当 し な い 者 は 、 一 九 〇 か 年 投 資 顧 問 法 の 適 用 を 該 し 二 に ま り 、 単 に 第 二 〇 条 。 ⒜ 項 ⑾ 号 の 投 資 顧 問 つ
3)け な い こ と が 多 い と い う こ と で あ る 。
こ の よ う に 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 が 主 と し て 念 頭 に お い て い る 規 制 対 象 は 「 登 録 投 資 顧 問 」 で あ る 。 そ し て こ の 「 登
録 投 資 顧 問 」 に 該 当 す る か ど う か は 次 の よ う な 順 序 の 判 断 が な さ れ る 。 ま ず 、第 二 〇 二 条 ⒜ 項 ⑾ 号 の 投 資 顧 問 か ど う か 。
(二六五四)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二一九同志社法学 六〇巻六号
次 に 第 二 〇 三 条 ⒜ 項 に よ っ て 登 録 を 義 務 づ け ら れ る 投 資 顧 問 か ど う か 、 で あ る 。 加 え て 、 こ の 二 つ の 段 階 に は 、 そ れ ぞ れ 、 形 式 と し て は 要 件 を 満 た す が 政 策 的 な 理 由 に よ り 、 投 資 顧 問 で は な い と さ れ る 者 、 あ る い は 、 登 録 す る 義 務 の な い
投 資 顧 問 と さ れ る 者 が い る 。 ど の よ う な 者 が 投 資 顧 問 で は な い と さ れ る 者 ・ 登 録 す る 義 務 の な い 投 資 顧 問 で あ る か は 、 そ れ ぞ れ 第 二 〇 二 条 ⒜ 項 ⑾ 号 但 書 ( 投 資 顧 問 で は な い と さ れ る 者 )、 第 二 〇 三 条 ⒝ 項 ( 登 録 す る 義 務 の な い 投 資 顧 問 )
に 規 定 さ れ て い る 。
投 資 顧 問 の 定 義 を 規 定 す る 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 第 二 〇 二 条 ⒜ 項 ⑾ 号 は 次 の よ う な も の で あ る
(と て と こ る す 言 助 に 人 他 、 っ 営 よ に 述 著 は く し も 物 版 を 業 は 受 部 一 の 務 業 的 常 経 て け を と 酬 報 、 は た ま 、 者 る す 出 く 券 受 、 値 価 の 券 証 、 て け を し 酬 報 、 は と ﹄ 問 顧 資 投 証 に 「﹃ 可 も に 接 直 、 て し 関 に 否 の 対 買 売 は く し も 資 投 る す 。
4)し て 証 券 に 関 す る 分 析 も し く は 報 告 を 刊 行 も し く は 公 表 す る 者 を い う 。 ただし 次 に 掲 げ る 者 は 含 ま な い 。〈 以 下 略 〉」 ( 強 調 ・〈 〉 内 は 筆 者 に よ る も の で あ る 。 以 下 同 じ )
第 二 〇 三 条 は 本 則 で あ る ⒜ 項 に お い て 次 の よ う に 規 定 し て い る 。
「 本 条 ⒝ 項 に 規 定 す る 場 合 を 除 き 、 投 資 顧 問 は 、 本 条 に 基 づ き 登 録 さ れ な い 限 り 、 投 資 顧 問 と し て の 業 務 に 関 し 、
郵 便 も し く は 州 際 通 商 の 手 段 ま た は 方 法 を 利 用 す る こ と は 違 法 で あ る 。」
つ ま り 、 S E C が そ の 主 要 な 規 制 対 象 と し て い る 「 登 録 投 資 顧 問 」 に 該 当 す る か ど う か は 、 ア 第 二 〇 二 条 ⒜ 項 ⑾ 号 本 文 の 「 投 資 顧 問 」 に 該 当 す る か 、 イ ア の 要 件 は 満 た す が 、 同 号 但 書 に よ っ て 適 用 除 外 ( ex clu sio n/e xc ep tio n ) の 対 象 と
な ら な い か 、 ウ 第 二 〇 三 条 ⒜ 項 に よ っ て 登 録 し な け れ ば な ら な い 投 資 顧 問 か 、 エ 同 条 ⒝ 項 に よ っ て 登 録 免 除
(二六五五)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二二〇同志社法学 六〇巻六号
( ex em pt io n ) と な る か 、 の 四 つ の 判 断 に よ る こ と に な る
(。
5)こ れ ら の 規 定 に 加 え て 、 第 二 〇 三 A 条 ⒜ 項 ⑴ 号 は 、 投 資 顧 問 が 州 に よ っ て 規 制 さ れ る 場 合 で 、 か つ 、 そ の 運 用 資 産 が 二 五 〇 〇 万 ド ル 未 満 で あ る 場 合 に は 、 連 邦 法 で あ る 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 に 基 づ い て S E C に 登 録 す る こ と は で き な い と 定 め て い る
(投 問 な わ ち 、 一 九 四 〇 年 る 資 顧 法 ( の 規 定 の 多 く が 適 用 さ れ な い す
(る あ で じ 同 と と こ す 。 ⑴ こ る す 当 該 に 号 項 の ⒜ 条 A 三 〇 二 第 と 効 当 二 該 に 項 ⒝ 条 三 〇 第 果 て し と 果 結 、 は
6))。
7)な お 、 in ve st m en t ad vis er の 他 に 、 米 国 で 現 実 に 広 く 投 資 顧 問 を さ す 用 語 と し て in ve st m en t co un se l/c ou ns elo r, in ve st m en t m an ag em en t, in ve st m en t su p er vis or , in ve st m en t co n su lta n t, m an ag in g ag en t, m on ey m an ag er , p or tfo lio m an ag er , fin an cia l ad vis er な ど が あ る と い う
(用 く の 用 語 で は な 実 律 務 で 現 実 に 使 上 法 意 。 問 顧 資 投 で 味 ( い 広 は ら れ こ
8)さ れ て い る 名 称 ) と い え る 。 こ う し た 広 い 意 味 で の 投 資 顧 問 に は 、 個 人 投 資 家 や 機 関 投 資 家 に 対 し て 、 投 資 に 関 す る 専 門 家 と し て 知 識 、 判 断 、 そ の 他 サ ー ビ ス を 提 供 す る こ と を 主 な 業 務 と し て い る 者 も い る と い う
(。 し か し 、 こ う し た 実 際
9)に 使 用 さ れ て い る 名 称 が ど の よ う な も の で あ れ
(よ よ 判 に う よ の ど て っ に さ 断 判 の エ ら か ア た 断 れ 述 る た し 述 前 、 お な 。 よ る に と こ う い と 、 か べ に 、 が 務 業 の 際 実 の 先 投 問 律 規 上 法 〇 顧 資 投 年 れ 四 九 さ 資 る 「 登 録 、 顧 問 」 か ど う か は 、 そ 一
10)う に 、 法 律 上 の 分 類 で は な い が 、 一 般 に 米 国 の 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 上 の 投 資 顧 問 は 、 そ の 性 質 に よ っ て 、 大 き く 二 つ に 分 け る こ と が で き る 。 す な わ ち 、 属 人 的 ( pe rs on al ) な 投 資 助 言 を 行 う 者 ( In ve st m en t C ou ns elo r ) と 購 読 出 版 物 を 通 じ て 投 資 助 言 を 行 う 者 ( Su bs cr ip tio n A dv ise r ) に 分 類 さ れ て い る と い う
(。
11)ま た 、 S E C は 投 資 顧 問 を 伝 統 的 に 、 ⒜ 顧 客 に 対 し て 単 に 推 奨 等 の 助 言 の み を す る 場 合 、 ⒝ 顧 客 の 財 産 や 顧 客 の た め に 証 券 の 売 買 等 を 行 う た め の 裁 量 的 な 管 理 権 限 を 有 し て い る 場 合 、 に 分 け て い る と 言 わ れ る
(( 日 本 の 金 商 法 で 言 え ば 、
12)(二六五六)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二二一同志社法学 六〇巻六号
前 者 は 投 資 助 言 業 務 を 行 う 業 者 で あ り 、 後 者 は 投 資 一 任 契 約 に 係 る
業 務 を 行 う 業 者 に あ た る )。
以 上 の よ う な 米 国 に お け る 投 資 顧 問 は 、 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 の 要 件 に 基 づ い て 以 下 の よ う に 分 類 で き る
(。
13)(二六五七)
米国における投資顧問の分類 ― 1940年投資顧問法の要件を中心に
①投資助言を提供する者 ②証券に関して投資助言を提供する者
④1940年投 資 顧 問 法 第 202条(a)項
(11)号要件 の 投 資 顧 問 に該当する者
⑥1940年投資顧 問法第202条(a)
項(11)号上の投 資顧問
⑧投資顧問業 務に関して州際 通商の方法・手 段を利用する者
⑩SEC への登録が 要 求される投 資 顧 問(登録投資顧問)
⑪1940年投資顧問法の規 定によって SEC への登録 が免除される者★ 4
⑨投資顧問業務に関して州際通商の 方法・手段を利用しない者★ 3
⑦1940年投資顧問法第202条(a)項(11)号但書に よって投資顧問に含まれない者★ 2
⑤1940年投資顧問法第202条(a)項(11)号要件の投資 顧問に該当しない者
③証券以外に関して投資助言を提供する者★ 1
★ 1:不動産会社、貴金属商、絵画商など。ただし登録商品取引投資顧問は⑪に含まれる。
★ 2:関係する連邦法(場合によっては州法)によって規制を受ける可能性がある(たとえば銀行法やレギュレーション9)。
★ 3:⑨と⑪は、いずれも州法によって何らかの規制を受ける可能性がある。
★ 4:Cf.1940年投資顧問法第203条(b)項、第222条、第203A条。なお第203A条により、一定の要件を満たす者は SECに登録できる。
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2 該 容 内 制 規 ( 果 効 の と こ る す 当 に .「 」 問 顧 資 投 録 登 「 」・ 問 顧 資 投 )
⑴ 一九四〇年投資顧問法による「投資顧問」 「登録投資顧問」の規整 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 第 二 〇 二 条 ⒜ 項 ⑾ 号 に 規 定 す る 投 資 顧 問 は 、 ま ず 、 第 二 〇 三 条 ⒝ 項 の 登 録 免 除 に 該 当 し な い 限
り 、 S E C に 登 録 を し な け れ ば な ら な い 投 資 顧 問 と 位 置 づ け ら れ る 。 こ の 場 合 、 登 録 に 当 た っ て 投 資 顧 問 は 、 F or m
A D V と 呼 ば れ る 書 類 を S E C に 提 出 す る ( 第 二 〇 三 条 ⒞ 項
⑴ E を 実 内 の 問 顧 資 投 が C S 号 、 は れ こ )。 条 四 〇 二 第 、 把
握 す る も の で あ る と 同 時 に 、 顧 客 に 提 供 し な け れ ば な ら な い 一 連 の 情 報 に 関 す る 記 載 も 要 求 さ れ る も の で あ る 。 こ う し た 登 録 制 の も と で 、 投 資 顧 問 お よ び そ の 関 係 者 は 、 第 二 〇 四 条 に よ り 、 S E C に よ る 監 督 規 制 を 受 け る 。 こ の 第 二 〇 四
条 に よ り 、 登 録 投 資 顧 問 は 、 記 録 ( re co rd s ) を 保 存 し 、 定 期 的 に 報 告 書 を S E C に 提 出 し な け れ ば な ら ず
(定 な る す 服 に 査 S E C の 検 期 的
(、 に 時 同 、
14)合 の 要 な 非 公 開 情 報 悪 、 用 を 防 止 す る よ う 重 て 、 し 二 〇 四 A 条 は 登 。 録 投 資 顧 問 に 対 第
15)理 的 に 考 案 さ れ た 文 書 に よ る 方 針 と 手 順 ( po lic ie s an d pr oc ed ur es ) を 構 築 し 、 維 持 し 、 か つ 執 行 す る こ と を 要 求 し て い る
(。
16)投 資 顧 問 が 受 け る 規 制 で も っ と も 重 要 と さ れ て い る の は 、 第 二 〇 六 条 の 詐 欺 禁 止 規 定 に よ る 行 為 規 制 で あ る 。 こ の 規 定 は 、 登 録 義 務 の な い 投 資 顧 問 、 登 録 義 務 が あ る の に 登 録 を 怠 っ て い る 投 資 顧 問 に も 適 用 さ れ る 。 こ の 規 定 は 、 投 資 顧 問 の 顧 客 に 対 す る 利 益 相 反 行 為 の 一 切 を 禁 止 し て い る ( あ る い は そ の よ う な 行 為 を 行 う 場 合 に は 、 S E C が 定 め た 事 項 を 、 顧 客 に 対 し て 開 示 し な け れ ば な ら な い
(、 に 詐 欺 禁 止 規 定 基 こ づ く 私 的 訴 権 は の 、 の )。 な 異 と 法 諸 券 証 り 他 、 も と っ も
17)判 例 上 認 め ら れ て い な い
(y od st cu 基 理 場 る す ) ( 管 に ・ 管 保 を 券 証 や 銭 金 合 適 客 六 に 定 規 止 禁 欺 詐 の 条 〇 用 二 第 の こ も 則 規 る れ さ の 顧 問 顧 資 が の に 資 投 、 て い づ 基 〇 条 六 二 第 の こ は C E 顧 広 問 も 投 。 る い て し 定 制 則 。 規 る す 関 に 制 規 告 S
18)づ い て 制 定 さ れ て い る 。
(二六五八)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二二三同志社法学 六〇巻六号
登 録 投 資 顧 問 の 行 為 規 制 と し て は 、 他 に は 成 功 報 酬 規 制 が あ る ( 第 二 〇 五 条 )。 こ れ は 、 登 録 投 資 顧 問 は 、 顧 客 資 産 の 値 上 り 益 ま た は 評 価 益 に 連 動 す る 成 功 報 酬 を 受 け て は な ら な い と い う も の で あ る 。 た だ し S E C 規 則 は そ の 例 外 も 定
め て い る 。
ま た 、 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 の 規 定 や そ れ に 基 づ い て 制 定 さ れ た 規 則 な ど に 違 反 す る よ う な 契 約 は 無 効 に な る ( 第
二 一 五 条 )。 未 登 録 投 資 顧 問 が 顧 客 と の 間 で 結 ん だ 契 約 は 無 効 で あ る 。
な お 一 九 九 六 年 ま で は 、 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 に 基 づ い て S E C に 登 録 し て い る 投 資 顧 問 は 、 そ の 主 た る 営 業 所 が 存
在 し て い る 州 に お い て も ( も し 当 該 州 に 投 資 顧 問 を 規 律 す る 法 律 が あ る 場 合 で あ っ て 、 か つ 、 当 該 法 律 が 要 求 し て い る な ら ) 登 録 し な け れ ば な ら な か っ た 。 現 在 は 、 S E C に 登 録 し て い る 投 資 顧 問 は 州 に お い て 登 録 す る 必 要 は な い 。 む し
ろ 、 州 に 登 録 し て い る 投 資 顧 問 は 、 一 定 の 要 件 を 満 た さ な い 限 り S E C に 登 録 す る こ と は で き な い ( 第 二 〇 三 A 条 ⒜ 項 ⑴ 号
()。
19)⑵ 一九四〇年投資顧問法違反に対する制裁とSECの執行 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 の 各 条 文 に 違 反 し た 場 合 で あ っ て 、 そ れ が 重 大 な 違 反 で あ る 場 合 、 S E C に よ る 一 定 の 手 続 を
経 た 後 に 、 種 々 の 制 裁 が 課 さ れ る 。 そ れ は 、 登 録 の 取 消 や 活 動 停 止 ( 第 二 〇 三 条 ⒠ 項 ) と い っ た 業 務 の 継 続 に 関 す る も
の か ら 、 民 事 制 裁 金 ( m on ey p en alt ie s )( 同 条 ⒤ 項 ( 第 二 〇 三 条 ⒠ ⒡ 項 関 係 )、 第 二 〇 九 条 ⒠ 項 )、 利 益 吐 き 出 し 命 令 ( dis go rg em en t )( 同 条 ⒥ 項 、 ⒦ 項
⑸ ce rs de or t de d- an e- as sis ( 条 為 行 法 違 の ど な ) 項 ⒦ 同 令 )( )、 違 反 原 号 因 排 除 命 に 対 す る 金 銭 的 制 裁 や 是 正 命 令 な ど が あ る
(in ju nc tio n ( す ) を 裁 判 所 に 請 求 る こ と が で き る ( 第 二 〇 九 条 ⒟ 項
(め 止 認 差 た 、 S E C は 必 要 が あ る と め 。 ら れ る 場 合 に は 、 違 法 行 為 の ま
20)の 、 法 問 顧 資 投 年 〇 四 九 一 に 様 同 と 法 諸 券 証 の 他 )。
21)規 定 に 違 反 し た 場 合 、 刑 事 罰 が 課 さ れ る こ と が あ る ( 第 二 一 七 条
(客 違 顧 る い て し 理 管 が 者 反 や 産 資 の 者 反 違 、 た ま )。
22)(二六五九)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二二四同志社法学 六〇巻六号
の 資 産 を 凍 結 し て 、 そ の 管 理 を す る 者 ( 管 財 人 ( re ce iv er ) ま た は 受 託 者 ( tr us te e )) を 選 任 す る こ と を 裁 判 所 に 求 め る こ と が で き る 。 こ れ は 、 一 九 四 〇 年 投 資 会 社 法 と は 異 な り 、 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 に は 規 定 の な い も の で あ る が 、 裁 判 所 は そ の エ ク イ テ ィ 上 の 権 限 を 行 使 し て 、 S E C に よ る こ う し た 訴 え を 認 め て き て い る
(。
23)S E C に よ る 行 政 上 ま た は 民 事 上 の 措 置 が な さ れ る 場 合 に お い て 、 S E C は 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 違 反 を 単 独 で 主 張 す る こ と は ほ と ん ど な い 。 多 く の 場 合 、 他 の 証 券 諸 法 違 反 と 併 せ て 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 違 反 が 主 張 さ れ る 。
本 稿 の 検 討 対 象 で あ る 投 資 顧 問 定 義 と の 関 係 で は 、 未 登 録 で ( 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 上 の ) 投 資 顧 問 と し て 活 動 し て い る 者 の 行 為 が 問 題 と な る 。 こ れ に つ い て は 、 次 の よ う に 言 わ れ る 。 す な わ ち 、 未 登 録 投 資 顧 問 と し て 起 訴 さ れ る 場 合
と は 、 ① 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 の 規 制 を 認 識 し て お ら ず 、 し た が っ て 登 録 す る 必 要 が あ る こ と に 気 づ い て い な い 場 合 、 ② 自 分 自 身 が 投 資 助 言 を 提 供 す る 業 務 に 従 事 し て い る こ と は 認 識 し て い る が 、 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 上 の 投 資 顧 問 で は
な い と 考 え て い る 場 合 、 で あ る と い う
(。
24)未 登 録 投 資 顧 問 に 関 し て 、 S E C が 差 止 め な ど を 求 め て 提 起 し た 事 例 を み る と 、 大 き く 次 の 二 つ に 分 類 で き る 。 ① 未 登 録 証 券 の 募 集 や 売 出 し を 行 い 、 重 要 事 実 の 不 実 表 示 ・ 虚 偽 記 載 な ど の 方 法 を 用 い て 投 資 家 を 勧 誘 し 、 か つ 、 S E C に 登 録 す る こ と な し に 投 資 顧 問 と し て 行 動 す る な ど を し た 事 例
(助 問 資 投 、 に ず せ 録 登 て し と 顧 資 投 に C E S ② 、 て し そ 、
25)言 レ タ ー の 販 売 や 属 人 的 な 投 資 助 言 業 務 を 行 い 、 か つ 、 当 該 投 資 助 言 に 重 要 事 実 の 不 実 記 載 や 虚 偽 表 示 な ど 第 二 〇 六 条 違 反 が 存 在 す る 事 例
(一 、 券 証 年 三 三 九 反 は 違 者 前 。 る あ で 、 法
26)(証 違 、 一 九 三 四 年 反 券 取 引 所 法
27)(と 併 せ て 、 一 九 四 〇 年 投
28)資 顧 問 法 第 二 〇 三 条 ⒜ 項 違 反 ( そ し て 多 く の 場 合 第 二 〇 六 条 違 反 も ) が 主 張 さ れ る 。
こ う し た 未 登 録 投 資 顧 問 に 対 し て 、 S E C は 差 止 め に 加 え て 、 利 益 吐 き 出 し 命 令 な ど も 併 せ て 主 張 し て い る 場 合 が あ
る
(⒝ 定 二 〇 九 条 ⒜ 項 ⒝ 項 が 規 し 、 て い る 。 第 二 〇 九 条 ⒜ 項 第 は 反 限 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 違 に 。 対 す る S E C の 調 査 権 一
29)(二六六〇)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二二五同志社法学 六〇巻六号
項 は 、 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 お よ び 同 法 に 基 づ く 規 則 、 レ ギ ュ レ ー シ ョ ン の 規 定 に 違 反 し 、 ま た は 違 反 す る お そ れ が あ る と 認 め ら れ る 場 合 に は 、 法 令 違 反 を し て い る ( ま た は 違 反 し て い る と 思 わ れ る ) い か な る 者 ( an y pe rs on ) に 対 し て も 、 証 人 と し て の 出 頭 要 請 、 帳 簿 等 の 文 書 提 出 命 令 を 出 す こ と が で き 、 ま た 、 事 実 等 の 調 査 を す る こ と が で き る と 規 定 し て い る
(令 要 に 、 証 人 と し て の 出 頭 請 E 、 帳 簿 等 の 文 書 提 出 命 C S 顧 、 た 、 一 九 四 〇 年 投 資 問 。 法 第 二 〇 九 条 ⒞ 項 は ま
30)な ど に 従 わ な い 者 に つ い て 、 裁 判 所 に 援 助 ( aid ) を 求 め る こ と が で き る と 定 め て い る
(rs pe on an y 項 は 、「 ⒞ か な る 者 」( 条 九 い 問 二 ) と 定 め て お り 、 登 録 投 資 顧 〇 第 の を 等 、 書 提 出 命 令 文 出 対 象 に つ い て す 出 人 と し て の 、 頭 要 請 帳 簿 。 証
31)業 者 に 限 ら れ な い 。 未 登 録 投 資 顧 問 業 者 の 疑 い が あ る 者 に 対 し て S E C が 調 査 す る 場 合 、 S E C は こ の 第 二 〇 九 条 ⒞ 項 に 基 づ い た 裁 判 所 の 援 助 を 得 て 調 査 を す る こ と が で き る
(。
32)第 二 節 . 投 資 顧 問 の 定 義 に 関 す る い わ ゆ る 三 要 件 に つ い て
二 〇 〇 八 年 三 月 現 在 の 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 第 二 〇 二 条 ⒜ 項 ⑾ 号 は 次 の よ う な 規 定 で あ る : 「 売 対 す る 投 資 も し く は 買 券 の 可 否 に 関 し て 、 直 接 に 証 投 受 資 顧 問 」 と は 、 報 酬 を け は て 、 証 券 の 価 値 も し く に
も し く は 出 版 物 も し く は 著 述 に よ っ て 他 人 に 助 言 す る こ と を 営 業 と す る 者 、 ま た は 、 報 酬 を 受 け て 、 経 常 的 業 務 の 一 部 と し て 証 券 に 関 す る 分 析 も し く は 報 告 を 刊 行 も し く は 公 表 す る 者 を い う 。 た だ し 次 に 掲 げ る 者 は 含 ま な い 。
A 銀 行 、 ま た は 一 九 五 六 年 銀 行 持 株 会 社 法 に 定 義 す る 銀 行 持 株 会 社 で あ っ て 投 資 会 社 で な い も の 。 た だ し 、 そ う し た 銀 行 、 銀 行 持 株 会 社 が 登 録 投 資 会 社 に 対 し て 投 資 顧 問 と し て 行 動 し た 場 合 、「 投 資 顧 問 」 と い う 用 語 に 銀 行
や 銀 行 持 株 会 社 を 含 む 。 し か し 、 当 該 銀 行 に お い て 、 個 別 に 識 別 可 能 な 部 門 ま た は 部 署 を 通 じ て 当 該 サ ー ビ ス や
(二六六一)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二二六同志社法学 六〇巻六号
行 為 を 提 供 し た 場 合 は 、 銀 行 自 身 で は な く 、 当 該 部 門 ま た は 部 署 が 、 投 資 顧 問 で あ る と み な さ れ る 、
B 当 該 助 言 行 為 が そ の 者 の 職 業 に と っ て 付 随 的 な も の に す ぎ な い 弁 護 士 、 会 計 士 、 エ ン ジ ニ ア お よ び 教 師 、 Ⓒ 当 該 助 言 行 為 が そ の 者 の 業 務 の 遂 行 に と っ て 付 随 的 な も の に す ぎ ず 、 か つ 、 そ の た め 特 別 の 報 酬 を 受 け な い ブ ロ ー カ ー ま た は デ ィ ー ラ 、 D 広 汎 に 、 か つ 定 期 に 発 行 さ れ て い る 善 意 の 新 聞 、 ニ ュ ー ス 雑 誌 ま た は ビ ジ ネ ス も し く は 金 融 関 係 の 刊 行 物 の 出
版 社 、 E 合 衆 国 が 直 接 発 行 し た 債 務 証 券 ま た は 合 衆 国 が そ の 元 本 も し く は 利 子 を 保 証 す る 債 務 証 券 ま た は 合 衆 国 が 直 接
も し く は 間 接 の 利 害 関 係 を 有 す る 会 社 が 発 行 も し く は 保 証 し 、 一 九 三 四 年 証 券 取 引 所 法 第 三 条 ⒜ 項 ⑿ 号 の 規 定 に も と づ き 同 法 の 趣 旨 よ り 適 用 除 外 証 券 と し て 財 務 長 官 に よ っ て 指 定 さ れ た 証 券 に 関 し て の み 助 言 、 分 析 お よ び 報
告 を 行 う 者 、 F 一 九 三 四 年 証 券 取 引 所 法 第 三 条 ⒜ 項 (
62 に 。 織 組 付 格 的 計 統 た れ ら め 認 的 ) 国 全 の ろ こ と る め 定 て い お に 号 た
だ し 、 同 機 関 が 証 券 の 購 入 、 売 却 、 保 有 に 関 す る 推 奨 の 発 行 、 ま た は 、 他 人 の た め に 、 全 体 も し く は 一 部 が 証 券 か ら な る 資 産 の 管 理 、 に 従 事 し て い る 場 合 は こ の 限 り で な い 、 ま た は 、
G 本 号 に 含 ま れ る こ と が 意 図 さ れ て い な い そ の 他 の 者 で 、 委 員 会 が 規 則 、 レ ギ ュ レ ー シ ョ ン ま た は 命 令 に よ っ て 指 定 す る 者 。
以 下 で は 、 こ の 第 二 〇 二 条 ⒜ 項 ⑾ 号 本 文 の 投 資 顧 問 の 要 件 に 沿 っ て 、 投 資 顧 問 該 当 性 に つ い て 見 て い く
(。 こ こ で は い
33)わ ゆ る 三 要 件 と い わ れ る 主 要 な 要 件 を 中 心 に 見 て い く 。 す な わ ち 、「 証 券 に つ い て 、 助 言 、 分 析 、 報 告 」( ad vis in g ⋮
(二六六二)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二二七同志社法学 六〇巻六号
iss ue s or p ro m ulg at es a na ly se s or r ep or ts c on ce rn in g se cu rit ie s )、 「 営 業 」( bu sin es s )、 「 報 酬 」( co m pe ns at io n ) の 三 要 件 で あ る 。 こ の 三 要 件 を 満 た し た も の が 第 二 〇 二 条 ⒜ 項 ⑾ 号 上 の 投 資 顧 問 と い う こ と に な る 。 こ れ は 、 S E C が 一 九 八 一 年 に 公 表 し た リ リ ー ス に お い て 示 さ れ た 、 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 上 の 投 資 顧 問 に 該 当 す る か ど う か の 判 断 基 準 で あ る ( 以 下 「 八 一 年 リ リ ー ス 」 と い
(う
34)(を ス 決 定 や リ リ ー 、 C 裁 判 所 の 判 決 の E ス )。 の で ま れ そ 、 は S ー リ リ 年 一 八
35)整 理 し た も の で あ る 。 そ の 後 八 一 年 リ リ ー ス の 改 訂 版 が 一 九 八 七 年 に 公 表 さ れ 、 現 在 は こ ち ら の 方 が 引 用 さ れ る こ と は 多 い ( 以 下 「 八 七 年 リ リ ー ス 」 と い う
(rs he ot )、 言 ⑾ 号 の 文 他 上 、「 ⒜ 人 に 」( 項 条 件 )。 〇 二 、第 も に 外 以 二 要 三 の 、こ お な
36)と い う 要 件 が 理 論 的 に は 問 題 に な る 。 し か し 、 現 実 に 問 題 と な る こ と は あ っ て も 投 資 顧 問 三 要 件 に 比 べ る と 一 般 的 な 問 題 と は い え な い の で こ こ で は 検 討 し な い
(。
37)以 下 で 見 る よ う に 、 三 要 件 は 個 々 の 具 体 的 状 況 に お い て 必 ず し も は っ き り と 区 別 で き る も の で は な い 。 あ る 要 件 該 当 性 の 判 断 に 当 た っ て 、 他 の 要 件 の 要 素 が 考 慮 さ れ る か ら で あ る 。
な お 、 非 居 住 者 投 資 顧 問 ( no n- re sid en t in ve st m en t ad vis er s ) や 海 外 に 居 住 す る 者 ( 米 国 人 に 限 ら な い ) に 対 し て 投 資 助 言 を す る 米 国 内 に 居 住 す る 投 資 顧 問 ( re sid en t a dv ise rs w ho a dv ise fo re ig ne rs ) に つ い て は 、 本 稿 で は 検 討 し な い
(。
38)ま た 、 F の 格 付 機 関 に つ い て も 検 討 し な い
(。
39)aly c an s o g in vis ad r r ep or ts on se ce rn in g s ec ur iti es 1 ) 要 ⋮ .「 、 証 券 に つ い て 助 」( 言 、 分 析 、 報 告 件 一 般 に 、 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 の 文 脈 に お い て 、「 投 資 助 言 」( in ve st m en t ad vic e ) と は 、「 証 券 の 価 値 も し く は 証 券 に 対 す る 投 資 も し く は 売 買 の 可 否 に 関 し て 」 助 言 す る こ と で あ る と い う
(つ ⒜ 二 る な 異 、 は 号 ⑾ 項 条 二 〇 二 第 、 て し そ 。
40)の タ イ プ の 投 資 助 言 行 為 を 規 定 し て い る と さ れ る 。 す な わ ち 、 ① 他 の 者 に 、 証 券 の 価 値 に つ い て 助 言 す る こ と 、 ② 証 券
(二六六三)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二二八同志社法学 六〇巻六号
に 関 し て 報 告 書 も し く は 分 析 結 果 を 発 行 し て い る こ と 、 で あ る 。
し 券 と 券 証 に 的 般 一 、 は 」 証 解 「 の こ 。 る い て れ さ な 理 さ 釈 析 含 包 を と こ る す 告 報 、 分 れ 、 言 助 、 て し 関 に 品 商 る が 解 「 〇 二 〇 二 第 法 問 顧 資 投 年 四 ⒜ 九 一 は 語 用 う い と 」 券 条 証 な 三 範 広 じ 同 と 法 券 証 年 三 九 ⒅ 一 、 り お て れ さ 定 規 に 号 項
て い る 。 た と え ば 、 普 通 株 式 、 ミ ュ ー チ ュ ア ル ・ フ ァ ン ド の 株 式 、 変 額 年 金 保 険 な ど の 保 険 商 品 、 投 資 ス キ ー ム ( 子 牛 、 競 走 馬 、映 画 に 対 し て 投 資 を 行 う も の を 内 容 と す る )。 他 方 、そ の 助 言 を 証 券 で は な い 資 産 に 限 定 し て い る 者 は 、こ の 「 証
券 に つ い て の 助 言 」 要 件 を 満 た さ な い こ と に な る 。 S E C は 、 そ の よ う な 資 産 と し て た と え ば 不 動 産 ・ 商 品 ( co m m od ity )・ 生 命 保 険 ・ 切 手 ・ ダ イ ヤ モ ン ド ・ 貴 金 属 ・ コ イ ン 、 な ど を 挙 げ て い る
(。
41)そ の 証 券 の 発 行 者 に 対 し て 助 言 を 行 う 者 は 、 こ の 要 件 を 満 た す も の で あ る と し て 投 資 顧 問 で あ る と は さ れ な い
(会 地 、 条 件 に つ い て 州 な ど の 方 時 自 治 体 に 助 言 す る 金 融 助 言 期 、 フ み に 関 し て S E C ス タ ッ は 、 新 規 債 券 の 発 行 の 仕 組 。 れ こ
42)社 ( fin an cia l ad vis or y fir m ) に 救 済 を 与 え て い る 。 し か し 、 金 融 助 言 サ ー ビ ス が 、 債 券 発 行 に よ る 収 益 の 投 資 方 法 を 含 ん で い る 場 合 、 S E C ス タ ッ フ は こ の 金 融 助 言 会 社 を 投 資 顧 問 と 考 え る だ ろ う と も 言 わ れ て い る 。 す な わ ち 、 日 常 的 に 、 あ る い は 「 あ る 程 度 定 期 的 に 」、 当 座 の 遊 休 の 債 券 収 益 に つ い て 特 定 の 助 言 を 提 供 す る 金 融 助 言 会 社 は 、 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 上 の 投 資 顧 問 で あ る と 述 べ て い る
(、 タ て い る 。 こ の イ 述 プ の 投 資 助 言 を べ も ッ 。 う よ の 次 、 は フ に タ ス 、 し か し
43)臨 時 ( oc ca sio na l ) の 便 宜 ( ac co m m od at io n ) と し て 顧 客 に 提 供 し て い る 金 融 助 言 会 社 は 、 投 資 助 言 を 「 営 業 と し て 」 提 供 し て い な い も の で あ る 、 と 。「 臨 時 の 便 宜 」 と は 次 の 場 合 に 限 ら れ る 。 そ の サ ー ビ ス に つ い て 別 個 の 、 追 加 的 な 、
取 引 ベ ー ス の 報 酬 を 受 け 取 っ て い な い こ と 、 か つ 、 自 ら を 投 資 顧 問 と 称 し て い な い 場 合 で あ る 、 と 。 さ ら に 、 ス タ ッ フ は 、 金 融 助 言 会 社 に 、 そ の 金 融 助 言 会 社 の 顧 客 に 対 し て 、 特 定 の M M F ( マ ネ ー ・ マ ー ケ ッ ト ・ フ ァ ン ド ) へ の 投 資 に
つ い て 助 言 す る こ と は 、 次 の 場 合 に は 、「 営 業 と し て 」 投 資 助 言 を 提 供 し て い る こ と に は な ら な い と 認 め て い る
(:
44)(二六六四)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二二九同志社法学 六〇巻六号
・ M M F に つ い て の 助 言 が 、 も っ ぱ ら 金 融 助 言 サ ー ビ ス に 付 随 し た も の で あ る 場 合 ・ M M F に つ い て の 助 言 に 関 し て 、 別 個 の 、 追 加 的 な 、 取 引 ベ ー ス の 報 酬 を 、 金 融 助 言 会 社 が 受 け 取 っ て い な い こ と
・ 金 融 助 言 会 社 が 自 ら を 投 資 顧 問 と 称 し て い な い こ と ・ 金 融 助 言 会 社 が 、 M M F に 投 資 し て い る そ の 顧 客 の 資 産 に つ い て 一 任 権 限 を 有 し て い な い こ と
こ の 「 助 言 」 要 件 に 関 し て 、 専 門 的 な 証 券 評 価 人 ( se cu rit ie s ap pr ais er ) が 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 上 投 資 顧 問 か ど う
か は 、 提 供 さ れ た サ ー ビ ス の 性 質 と 範 囲 に よ る と い う 。 も し 評 価 人 が 、 単 に 市 場 価 格 を 決 定 す る た め に 多 く の 金 融 サ ー ビ ス を 調 査 す る の で あ れ ば 、 そ の 者 は 証 券 に つ い て 助 言 を 提 供 し て い な い と さ れ る 。 他 方 で 、 証 券 の 価 値 に つ い て 、 発
行 体 の 財 務 報 告 書 の 調 査 、 比 較 チ ャ ー ト の 作 成 な ど に よ っ て 、 独 立 に 判 断 す る 者 に つ い て は 、 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 上 の 投 資 顧 問 で あ り う る と い う
(。
45)特 定 の 証 券 に つ い て 助 言 を 与 え て い な い 場 合 は 難 し い 問 題 を 提 起 す る と い う 。 な ぜ な ら 、 投 資 顧 問 定 義 の 目 的 か ら し て 、 証 券 を 特 定 し な い 証 券 投 資 の 助 言 も 「 証 券 に 関 す る 助 言 」 を 構 成 す る か ら で あ る
(比 タ と 資 投 の プ イ の 他 、 ば え 例 。
46)較 し て 証 券 一 般 へ の 投 資 の 相 対 的 有 利 ・ 不 利 に つ い て の 助 言 は 、 こ の 要 件 を 満 た す ( 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 は 、「 投 資
の 可 否 」( ad vis ab ilit y of in ve st m en t ) と い う 表 現 を し て い る ) と い う
(証 ら 客 顧 い に も 関 わ ず 提 、 を 券 の 選 択 リ に 供 ト 件 う い と す た 満 を 要 し の こ は 者 る い て ス
(か な え ば 、 そ の リ ス ト ら 。 特 定 の 推 奨 を し て い 例
47)。 さ ら に 、 コ ン ピ ュ ー タ ・ プ ロ
48)グ ラ ム が 、 そ れ が 顧 客 に い つ 証 券 を 買 い ま た は 売 り を 行 え ば よ い か の 決 定 の 一 定 の 手 順 ・ 仕 組 み を 提 供 す る も の で あ れ ば 、 証 券 に 関 し て 助 言 を し た こ と に な る と い う
(。
49)S E C は 、 こ う し た 「 助 言 」 要 件 の 適 用 範 囲 を さ ら に 広 げ る 解 釈 を し て い る 。 投 資 顧 問 の 選 択 や 投 資 顧 問 の 投 資 パ フ
(二六六五)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二三〇同志社法学 六〇巻六号
ォ ー マ ン ス に 関 し て 、 顧 客 に 助 言 を 行 う コ ン サ ル タ ン ト は 証 券 に つ い て 助 言 を 与 え た と み な さ れ る と し て い る
(。
50)他 方 で S E C ス タ ッ フ は 、 多 数 の 投 資 顧 問 の 情 報 に つ い て 、 選 択 的 な 、 あ る い は 特 定 の 助 言 者 を 推 奨 す る 仕 組 み で は な い 方 法 に よ っ て こ れ を 提 供 し て い る プ ロ グ ラ ム に つ い て は 救 済 を 与 え て い る
(。
51)ま た 、 市 場 の ト レ ン ド あ る い は 売 買 の 時 期 に つ い て 助 言 す る 者 は 、 こ の 「 助 言 」 要 件 を 満 た す 。「 顧 客 の フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン 全 体 に お け る 経 済 問 題 あ る い は 証 券 投 資 の 役 割 に つ い て の 助 言 」 は 第 二 〇 二 条 ⒜ 項 ⑾ 号 に い う 「 助 言 」 に は あ た ら な い が 、「 特 定 の 証 券 あ る い は 証 券 の カ テ ゴ リ ー ( 例 え ば 、 債 券 、 ミ ュ ー チ ュ ア ル ・ フ ァ ン ド 、 科 学 技 術 関 連 株 式 銘 柄 ) へ の 投 資 の 可 否 に つ い て 論 じ た 場 合 」 は 「 助 言 」 要 件 に 該 当 す る と い う
(。
52)証 券 に 関 す る 一 般 的 な 統 計 、 ヒ ス ト リ カ ル ・ デ ー タ は 、「 証 券 に 関 し て 分 析 レ ポ ー ト あ る い は 報 告 書 」 と み な さ れ る
(み ポ 、 証 券 に 関 す る 「 分 析 レ ー 供 ト あ る い は 報 告 書 」 と は は 提 こ の か し 、 以 下 の 場 合 は 、 れ ら の 証 券 に 関 す る デ ー タ し 。
53)な さ れ な い
(合 ま 場 な 能 可 用 利 で 態 状 の ま の そ に で す が 報 情 ・ :
54)・ 提 供 さ れ た 情 報 の 分 類 が 大 い に 選 択 的 で な い こ と ・ 提 供 さ れ た 情 報 が 、 証 券 の 購 入 ・ 保 有 ・ 売 却 を 示 唆 す る こ と を 構 成 ・ 提 示 し な い よ う な 方 法 で 行 わ れ る こ と
統 計 ま た は ヒ ス ト リ カ ル 情 報 を 処 理 ま た は 創 出 す る コ ン ピ ュ ー タ ・ プ ロ グ ラ ム は 、 も し プ ロ グ ラ ム が 単 に 、 数 理 的 計
算 ・ 統 計 分 析 を 促 進 す る た め の ツ ー ル で あ る 場 合 は 、 証 券 に 関 し て 分 析 レ ポ ー ト ま た は 報 告 書 を 提 供 す る も の で は な い 。 し か し 、 そ れ を 展 開 す る こ と に よ っ て 、 証 券 の 価 値 に 関 す る 要 素 に 関 し て 判 断 が さ れ る 場 合 は 、 そ の よ う な プ ロ グ ラ ム
は こ の 「 助 言 」 要 件 を 満 た す
(に と 提 示 さ れ る か 、 い 衆 う こ と も そ の 判 断 に 公 ロ に ン ピ ュ ー タ ・ プ グ 。 ラ ム が ど の よ う コ
55)(二六六六)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二三一同志社法学 六〇巻六号
関 係 す る
(。
56)sin bu es s 2 .「 営 業 」( ) 要 件 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 第 二 〇 二 条 ⒜ 項 ⑾ 号 は 、 投 資 顧 問 に 該 当 す る か ど う か の 要 件 と し て 、( 報 酬 を 受 け て ) 証 券 に 関 す る 投 資 助 言 を 「 営 業 」 と し て 提 供 し て い る こ と 、 を 規 定 し て い る 。 し た が っ て 、 あ る 者 の 助 言 行 為 が 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 の 適 用 を 受 け る こ と に な る か ど う か は 、 助 言 を 提 供 し て い る 者 の 、 助 言 行 為 の 頻 繁 性 と 経 常 性 ( fre qu en cy an d re gu la rit y ) を み る と い う
(。
57)助 言 を 与 え る こ と が 、 そ の 者 の 唯 一 ま た は 主 要 な 業 務 ( so le o r pr in cip al bu sin es s ) で あ る 必 要 は な い 。 し か し 、 助 言 は 経 常 的 営 業 の 一 部 分 ( as a p ar t o f r eg ula r b us in es s ) と し て 提 供 さ れ る 必 要 が あ る 。 あ る 者 は 、 次 の よ う に 、 こ の 「 営 業 」 要 件 は 、 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 第 二 〇 二 条 ⒜ 項 ⑾ 号 の 要 件 の 中 で 最 も 複 雑 で あ る と 評 価 し て い る
(か 日 提 を 言 助 資 投 に 的 常 て し け 受 を 酬 報 、 ば え 例 。 供 て あ す し に れ ま 、 に 対 反 。 た い 満 を 件 要 の こ 、 は 者 る る で か る ら 部 た は か 否 か る い て し を 満 件 要 の こ 、「 ち わ な 、 分 大 や い て し 存 依 に 況 状 実 。 事 の 定 特 る す 係 関 、 す
58)( ra re ly a nd in fre qu en tly ) 助 言 を 提 供 し な い 者 は こ の 要 件 を 満 た さ な い 。 し か し 、 こ の 両 方 の 間 の 場 合 は 難 し く な る 」
と い う 。
S E C ス タ ッ フ は 次 の 場 合 に は 「 営 業 」 と し て 提 供 し て い る と 考 え て い る
(:
59)・ 投 資 助 言 を 提 供 し て い る 者 が 、 自 ら を 投 資 顧 問 と 称 し て い る ・ 投 資 助 言 に 関 し て 、 明 確 に は っ き り と し た 手 数 料 を 、 分 離 さ れ た あ る い は 追 加 的 な 報 酬 と し て 受 け 取 る こ と 、 あ
る い は 、 顧 客 が 助 言 を 実 践 し た 場 合 に 取 引 ベ ー ス の 報 酬 を 受 け 取 る 場 合
(二六六七)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二三二同志社法学 六〇巻六号
・ 特 定 の 投 資 助 言 を 提 供 す る こ と が 、 ま れ で は な く 、 散 発 的 で な く ( iso la te d )、 非 定 期 的 で は な い 場 合 。 こ の よ う に 「 営 業 」 要 件 の 判 断 に 関 し て 、「 報 酬 」 の 要 素 も 考 慮 さ れ て い る 。 こ う し た 基 準 を 適 用 す る 際 に S E C ス タ ッ フ は 次 の よ う に 指 摘 し て き た 。 そ の 者 が 顧 客 に 提 供 す る 他 の 金 融 サ ー ビ ス 行 為 を 考 慮 に 入 れ る 必 要 が あ る 、 と 。 例 え ば 、 あ る 者 が 、 フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー と し て は 一 般 的 な 助 言 し か 提 供 し な い が 、 他 の 立 場 か ら ― た と え ば 、 ブ ロ ー カ ー ・ デ ィ ー ラ ー の 登 録 外 務 員 ( re gis te re d re pr es en ta tiv e )、 あ る い は 保 険 代 理 人 と し て ― 証 券 に 関 す る 特 定
の 助 言 を 提 供 し た 場 合 は 、 営 業 要 件 は 満 た さ れ る と い う
(。
60)m co pe ns at io n 3 .「 報 酬 」( ) 要 件 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 上 、「 報 酬 」 が 何 で あ る か の 規 定 は な い 。 S E C は 、 顧 問 料 、 手 数 料 、 そ の 他 間 接 的 な 方 法 に よ っ て い る か ど う か を 問 わ ず 、 経 済 的 便 益 の 享 受 す べ て ( re ce ip t o f a ny e co no m ic b en ef it ) が こ の 要 件 を 満 た す こ と に な る 、 と 広 く 解 し て い る 。 ま た 、 助 言 サ ー ビ ス の 提 供 が 他 の サ ー ビ ス ( 証 券 管 理 ・ 取 引 執 行 な ど ) と は 別 個 の 手 数 料 を
取 っ て い る 必 要 は な い 。 こ の 報 酬 要 件 は 、 助 言 サ ー ビ ス を 含 む 多 く の サ ー ビ ス か ら 何 ら か の 手 数 料 を 取 っ て い る 限 り 満 た さ れ る の で あ る 。 つ ま り 、 多 く の サ ー ビ ス ― 助 言 提 供 サ ー ビ ス を 含 む ― を 顧 客 に 提 供 し て お り 、 そ う し た サ ー ビ
ス 全 体 か ら 一 種 類 の 手 数 料 を 徴 収 し て も こ の 要 件 は 満 た さ れ る の で あ る
(し た 助 、 ら か 社 会 な 者 供 提 を 品 商 資 投 言 に く が る あ て し と 例 事 ど 支 な 合 場 た れ わ 払 、
(に ば 販 の 品 商 資 投 、 え さ 例 。 る あ で の る れ 売 で 伴 入 は 満 人 個 る あ で 者 購 う 品 商 資 投 、 が 料 数 手 た ば 取 け 受 を 酬 報 ― れ は 要 と も 必 報 で い 。 る こ も れ さ ら た 要 が 益 便 的 済 経 に 酬 な 件 に れ あ で は か こ ど ― て し 対 ら と 言 こ 、 投 助 資 を 提 供 し た ら た に 、 助 言 を 受 け 言 者 か ら 直 接 助 し た 者 。 さ
61)。
62)(二六六八)
米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二三三同志社法学 六〇巻六号
第 三 節 . フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー の 位 置 づ け
(63)
第 二 〇 二 条 ⒜ 項 ⑾ 号 の 三 要 件 に つ い て 、 大 き な 議 論 と な っ た の は 、 フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー ( fin an cia l pla nn er ) と 呼 ば れ る 者 達 は 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 に い う 投 資 顧 問 な の か ど う か 、 と い う こ と で あ っ た 。 そ し て 、 フ ァ
イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー が 同 法 上 の 投 資 顧 問 で あ る と し て 、 具 体 的 に ど の よ う な 場 合 に 投 資 顧 問 と さ れ る の か 、 と い う こ と が 議 論 さ れ た 。 結 果 と し て 、 こ の 議 論 を 通 じ て 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 の 投 資 顧 問 定 義 ( 特 に 三 要 件 ) の 具 体 的 な
内 容 が 明 ら か に な っ た と い う こ と が 可 能 で あ る 。
一 九 七 〇 年 代 、 自 ら を 「 フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー 」 と 称 し て 投 資 助 言 サ ー ビ ス を 個 人 投 資 家 に 提 供 す る 者 の 数 が 劇 的 に 増 え た
(な ラ の 客 顧 「 は と ー ナ ン プ 族 ・ ル ャ シ ン ナ イ ァ フ 、 家 構 れ 内 険 保 、 債 負 と 産 資 、 容 の 成 出 支 と 入 収 、 め じ は を ば よ に 体 念 い 広 て め 極 、 は ー ナ ラ ン プ ・ ル ャ シ ン ナ イ ァ 概 で 。 ャ 団 の ー ナ ン ラ プ ・ ル シ あ ン ナ イ ァ フ る あ 。 る フ
64)ど あ ら ゆ る デ ー タ を 集 め 、 要 望 や 希 望 ・ 目 標 を 聞 き 、 現 状 を 分 析 し た 上 で 、 そ れ に 基 づ い て 、 顧 客 の ラ イ フ プ ラ ン 上 の 目 標 を 達 成 す る た め に 、 必 要 に 応 じ て 弁 護 士 、 税 理 士 、 保 険 ・ 不 動 産 な ど の 専 門 家 の 協 力 を 得 な が ら 、 貯 蓄 計 画 、 保 険 ・
投 資 対 策 、 税 金 対 策 な ど 包 括 的 な 資 産 設 計 ( フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ニ ン グ ) を 立 案 し 、 そ の 実 行 の 手 助 け を し て い く 専 門 家 」 で あ る と 定 義 し て い る 。 こ の よ う に フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー は 様 々 な 要 素 を 含 ん で い る 。 ま た 、 法 律
上 の 資 格 で は な い の で ( 任 意 の 団 体 は 存 在 し て い る
(家 イ プ ・ ル ャ シ ン ナ ァ ン フ た し う こ 、 ば え ラ ナ で 的 資 投 人 個 、 は に 型 ー 典 、 は 者 る す 称 を 言 連 。 関 の と 問 顧 資 投 る き で ナ ナ ン シ ァ イ 述 フ も で 誰 )、 ル ャ ー ・ プ ラ ン 。 を 自 称 す る こ と が 後
65)や そ の 家 族 に 、 彼 ら の 金 融 資 産 の 管 理 に つ い て 、 個 人 顧 客 の ニ ー ズ の 分 析 に 基 づ く フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ロ グ ラ ム や 投 資 推 奨 と い っ た 多 く の サ ー ビ ス を 提 供 し て い た 。 こ う し た サ ー ビ ス は 、 従 来 こ の 種 の サ ー ビ ス を 受 け る こ と が で き な か
っ た 所 得 層 に 多 く の 投 資 の 選 択 肢 を 与 え る こ と と な っ た 。 フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー は 、 一 般 的 に 、 そ の フ ァ イ ナ
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米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二三四同志社法学 六〇巻六号
ン シ ャ ル ・ プ ロ グ ラ ム の 実 践 に お い て 、 特 定 の 証 券 ・ 保 険 商 品 ・ 他 の 投 資 商 品 の 推 奨 や 売 却 に つ い て 顧 客 を サ ポ ー ト し
て い た 。
一 九 八 〇 年 代 、 フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー は 一 般 的 に 以 下 の 三 つ 方 法 に よ っ て 手 数 料 を 算 定 し て い た と い う
(。
66)ー イ ン ラ プ ・ ル ャ シ ン ナ ァ ー フ の 」 み の ー ィ フ 「 は ナ と イ イ ナ ン ラ プ ・ ル ャ シ ン ナ ァ 言 フ た し う こ 。 る れ さ 及 プ ア e fe . て ・ ル ャ シ ン ナ イ ァ フ 応 じ ラ に 況 状 産 財 の 客 顧 プ を ン て こ 。 る と を ) ( 酬 報 し の と 体 全 ン ラ プ 、 し 開 展 タ
は 、 フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン に 基 づ い て 購 入 し た 投 資 商 品 を 提 供 し て い る 者 か ら 何 ら か の 特 権 、 あ る い は 、 投 資 商 品 の 売 却 に 関 し て 手 数 料 ( コ ミ ッ シ ョ ン ) を 受 け と ら な い の が 特 徴 で あ る 。
ン 料 。 る け 受 を 酬 報 ら か 数 う 手 の 引 取 た っ 行 が 客 顧 こ し て ン ラ プ 、 に 的 般 一 は ー ナ ラ た プ ・ ル ャ シ ン ナ イ ァ フ 、 イ . や な 的 接 直 と 社 会 険 保 ー 係 ラ ー ィ デ ・ ー カ ー ロ ブ 関 を そ ル 。 る い が ー ナ ン ラ プ ・ ャ 有 シ ン ナ イ ァ フ る い て し し
の 販 売 に つ い て は 手 数 料 を と ら な い 。 こ の タ イ プ の フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー が 最 も 多 い と い う 。
ウ 売 ラ ン ナ ー は プ ラ ン の 販 に ・ つ い て も 料 金 を と り 、 プ ル . の ア と イ を 組 合 わ せ た も 。 ャ こ の 場 合 フ ァ イ ナ ン シ ブ
ロ ー カ ー ・ デ ィ ー ラ ー や 保 険 会 社 か ら 投 資 商 品 の 販 売 に つ い て 手 数 料 を 受 け 取 る 。
一 九 八 一 年 ま で に 、 S E C ス タ ッ フ は こ う し た フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー か ら 、 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 上 の 投 資 顧 問 と し て 登 録 し な け れ ば な ら な い か 、 と い う 多 く の 問 い 合 わ せ を 受 け た 。 こ れ に 対 し て S E C ス タ ッ フ は 同 年 、 フ ァ
イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー が ど の よ う な 行 為 を 行 え ば 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 上 の 投 資 顧 問 に 該 当 す る か 、 と い う こ と に つ い て 見 解 を 記 し た 包 括 的 な リ リ ー ス を 発 布 し た ( こ れ が 第 二 節 で 述 べ た 八 一 年 リ リ ー ス で あ る )。
そ の 後 も フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー の 数 は 増 え 続 け
(正 シ 不 る よ に ー ナ ン ラ プ ・ ル ャ ン ナ イ ァ フ い な も と に れ こ 、
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米国一九四〇年投資顧問法における投資顧問の定義について(二)二三五同志社法学 六〇巻六号
の 数 も 増 大 し た 。 あ る 調 査 に よ る と 、 一 九 八 二 年 か ら 一 九 八 四 年 の 三 年 間 で 約 九 〇 〇 〇 万 ド ル の 不 正 が 行 わ れ た と い う ( こ れ は 二 〇 州 を 調 査 し た 数 で あ る
(う 九 に お い て 、 こ の 〇 聴 〇 〇 万 ド ル と い 会 公 員 の 時 の S E C 委 長 )。 は 、 連 邦 議 会 当
68)数 字 は 推 定 さ れ る 不 正 の 全 体 ― 証 明 さ れ た も の で は な く 、 S E C ス タ ッ フ に よ る 推 定 で あ る が ― の 一 部 で あ る と し て い た
(イ す 問 法 に よ る 規 制 を 強 化 る 資 方 向 、 あ る い は 、 フ ァ 顧 投 た 年 か し S E C は こ う し 事 。 態 に 対 し て 、 一 九 四 〇 し
69)ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー 全 般 ( 証 券 に 関 す る 助 言 を し な い 者 を 含 む ) を 投 資 顧 問 と し て 登 録 す る こ と を 義 務 づ け る こ と に は 否 定 的 な 態 度 を と っ た
(。 査 た し 指 目 を 実 充 の 制 体 督 監 ・ 検 の 問 顧 資 投 、 ろ し む は C E S 。
70)そ の 後 、 一 九 八 七 年 に S E C は こ の 八 一 年 の フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー に 関 す る リ リ ー ス の 改 訂 版 を 、 N A S A A ( 北 米 証 券 監 督 当 局 協 会 ( N or th A m er ic an S ec ur iti es A dm in ist ra to rs A ss oc ia tio n )) と 共 同 の 統 一 解 釈 の 表 明 と し て
発 布 し た ( 第 二 節 で 述 べ た 八 七 年 リ リ ー ス で あ る )。 八 七 年 リ リ ー ス は 、 フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー は 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 に な い 単 語 な の で 、 こ う し た フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ニ ン グ を 提 供 す る 個 人 の 法 的 地 位 を 分 析 す る の に 、
彼 ら が 使 用 し て い る 名 称 で は な く 、 彼 ら が ど の よ う に 行 動 し た か と い う こ と に 基 礎 に お い て い る 。 八 七 年 リ リ ー ス を 要 約 す る と 、 第 二 節 で 述 べ た 投 資 顧 問 三 要 件 を 満 た す 場 合 、 彼 ら は 登 録 す べ き 投 資 顧 問 で あ る と い う ( も ち ろ ん 第 二 〇 二
条 ⒜ 項 ⑾ 号 但 書 の 適 用 除 外 や 第 二 〇 三 条 ⒝ 項 の 登 録 免 除 に 当 た ら な い 場 合 で あ る )。
一 九 八 七 年 当 時 の S E C 委 員 長 が 「 全 て の フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー が 投 資 顧 問 で あ る わ け で は な い 。 し か し 、 わ ず か な 例 外 を 除 い て 、 証 券 の 売 買 に 関 し て 他 人 に 助 言 す る こ と に つ い て 報 酬 を 受 領 し て い る 者 」 は 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 に 服 さ な け れ ば な ら な い 、 と 証 言 し て い る
(登 、「 ァ フ 、 に 的 般 一 も ナ フ ッ タ ス C E S 。 イ ン え 行 は 者 る す 与 関 に 為 グ シ ン ニ ン ラ プ ・ ル ャ る が う が 勢 姿 の C E S か に ・ ナ ン ラ プ ナ ル ャ シ ン を イ ァ ー 取 規 制 対 象 。 り 込 ん で い こ う と す る フ
71)録 し な け れ ば な ら な い 」 と 指 摘 し て き た
(。
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S E C ス タ ッ フ は 、 フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー が 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 上 の 投 資 顧 問 と し て 登 録 し な く て も 良 い
の は 、 以 下 の 場 合 で あ る と し た 。 す な わ ち 、 単 に 、 経 済 状 況 の 議 論 、 あ る い は 、 顧 客 の フ ィ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン 全 体 に お け る 証 券 の 役 割 や 証 券 投 資 の 望 ま し さ に つ い て 一 般 的 条 件 を 論 じ た 場 合 で あ る と い う 。 ま た 、 次 の よ う な 場 合 も フ ァ
イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー は 登 録 を 要 求 さ れ な い
(的 じ の 望 ま し さ に つ い て 論 る こ こ と が 、 ま れ で か つ 散 発 と る の す 特 定 の 証 券 ま た は 特 定 カ テ ゴ リ ー の 証 券 に 投 資 ・ :
73)な 出 来 事 で あ る 場 合 ・ 特 定 の 証 券 ま た は 特 定 の カ テ ゴ リ ー の 証 券 に つ い て 、 報 告 書 ま た は 分 析 レ ポ ー ト を 発 行 し て い な い こ と
以 上 の よ う に 、 フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー と そ の 不 正 の 増 大 に 対 処 す る た め に 、 S E C は 八 一 年 ・ 八 七 年 の 両 リ
リ ー ス を 公 表 し た 。 そ こ で は 、 フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ ー を 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 に 基 づ い て 登 録 し な け れ ば な ら な い 投 資 顧 問 と し て 、 そ の 要 件 を 明 確 に 示 し た 。 し か し 、 そ の 後 投 資 顧 問 と し て 登 録 す る フ ァ イ ナ ン シ ャ ル ・ プ ラ ン ナ
ー の 数 は 増 え 続 け 、 S E C が 監 督 ・ 検 査 し な け れ ば な ら な い 登 録 投 資 顧 問 の 数 が 急 増 し た 。 一 九 八 一 年 に は 登 録 投 資 顧 問 の 数 は 約 四 二 〇 〇 で あ っ た
(続 り 六 四 、一 一 一 は に 年 五 八 九 一 、 け し な 問 。 登 録 投 資 顧 の 加 数 は そ の 後 増 と
74)(、 一 九 九 六
75)年 に は 約 二 二 、五 〇 〇 に ま で な っ た
(た っ
(と 監 督 を 行 う こ 著 が 的 し く 困 難 と な な 般 C 全 れ に よ り 、 S E は 。 定 期 的 な 検 査 や こ
76)y G in g O ffi ce G A O . ov cc er nm en t A cc ou nt ab ilit ou nt A er en G al は 。 す で に 一 九 九 〇 年 に 在 、 の 現 会 ) 計 検 査 ( 院 (
77)O ffi ce ) に よ っ て 、 S E C は 投 資 家 保 護 の た め の 投 資 顧 問 の 適 切 な 検 査 を 実 施 で き て い な い 、 と 指 摘 さ れ て い た
(〇 ・ き く な い フ ァ イ ナ ン シ ャ ル プ ど ラ ン ナ ー に 対 し て 、 一 九 四 大 ほ 処 れ 同 年 、 こ の 問 題 に 対 す る た め に 、 運 用 資 産 が そ 。 、 た ま
78)年 投 資 顧 問 法 上 の 投 資 顧 問 と し て S E C へ の 登 録 を 要 求 し な い よ う に 、 一 九 四 〇 年 投 資 顧 問 法 を 改 正 す る 案 も 出 て い た
(。
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