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最新のマーケット情報を毎朝お届け MORNING NEWS モーニングニュース 国内 前日の国内 海外市況データ No.4641 海外 2022 年 9 月 12 日投資戦略部日本株投資調査グループ 日経平均 28, ( ) N Y ダウ 32, ( +377

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MORNING NEWS

モーニングニュース No.4641

2022年9月12日 投資戦略部 日本株投資調査グループ

【米国(海外)マーケット】

〇先週末の米国株式市場は主要3指数が揃って上昇。NYダウは3日続伸し、377ドル高の3万2,151ドルで週の取引を 終えた。ドル高や米長期金利の上昇が一服したこともあり、短期的な反発を期待する買いが継続した。ハイテク株や 景気敏感株など幅広い銘柄に買いが入り、ナスダック総合指数は2.1%高となった。FRBの利上げについて、セント ルイス連銀のブラード総裁が3回連続となる0.75%の利上げを支持することを示唆しており、市場では大幅利上げが 続くとの見方が大勢を占めている。今週13日に発表される米消費者物価指数(CPI)は、2ヵ月連続での減速が予想 されているが、依然としてFRBが目標とする水準からかけ離れており、金融引き締めの手を緩めることはなさそうだ。

【日本マーケット】(銘柄名はQUICK略称)

〇先週末の日本株市場は日経平均、TOPIXともに続伸。日経平均は149円高の2万8,214円で取引を終えた。前日の 米株高を受けて、寄り付きは上昇してスタート。その後は利益確定売りが出たものの、節目の2万8,000円を下回るこ となく取引を終えた。午後には黒田日銀総裁と岸田首相が会談し、「為替の急激な変動は好ましくない」と口先介入 したことを受けて、1ドル=142円台まで円が買い戻されたが、日本株の反応は限定的だった。個別では、非臨床試 験(ヒトでの試験前に行われる研究)の受託で国内最大手の新日科学が16%高と急騰。また、洋上風力のレノバは 前日に続いて買いを集め、2日間で17%以上の上昇となった。

〇河野デジタル相は9日、日本政府などへのサイバー攻撃について、監視体制を強化すると表明した。ロシアによるウ クライナ侵攻以降、企業・政府に対するサイバー攻撃が増加し、被害が広がっている。サイバーセキュリティのソフト ウェアやサービスを提供するデジアーツ、トレンドなどの銘柄に注目が集まる可能性がある。 (安田)

出所:ブルームバーグより東海東京調査センター作成 出所:ブルームバーグより東海東京調査センター作成

28,214.75 ( +149.47 ) 32,151.71 ( +377.19 ) 10 3.31 ( ▲ 0.01 )

T O P I X 1,965.53 ( +7.91 ) 500 4,067.36 ( +61.18 )

( N Y 時 間 ) 142.47 ( ▲ 1.64 )

東 証 プ ラ イ ム 1,011.39 ( +4.07 ) ス ダ ッ ク 12,112.31 ( +250.18 ) 284.12 ( +5.81 )

東証スタンダード 1,006.77 ( +5.83 ) フ ィ ラ デ ル フ ィ ア

半 導 体 株 指 数 2,721.77 ( +63.60 )コ メ ッ ク ス 金 1,728.60 ( +8.40 )

東 証 グ ロ ー ス 942.63 ( +22.27 ) C M E 日 経 28,195 ( +195 )W T I 原 油 86.79 ( +3.25 )

出所:ブルームバーグより東海東京調査センター作成、( )内は前日比、CME日経の()内は大阪市場比 単位:円、pt、ドル、%

【国内】 【海外】

24000 25000 26000 27000 28000 29000 30000 31000

21/1/4 21/4/1 21/6/30 21/9/29 21/12/24 22/3/28 22/6/24

25日移動平均線

75日移動平均線

200日移動平均線

29000 30000 31000 32000 33000 34000 35000 36000 37000 38000

21/1/4 21/3/24 21/6/11 21/8/30 21/11/16 22/2/4 22/4/26 22/7/15 ドル

25日移動平均線 75日移動平均線

200日移動平均線

前日の国内・海外市況データ

マーケットコメント

日経平均の日足チャート NYダウの日足チャート

(2)

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〇世界的な株価ラリー、日本経済の正常化進展、日銀の緩和策と円安基調の継続などを背景に、日本株市場の底堅い 動きが継続。供給制約や物価高、世界経済の減速や新型コロナ感染拡大継続などは懸念材料だが、今後内需・個人 消費を中心に欧米(特に米国)対比での景気正常化の遅れを挽回できれば、海外投資家による日本株再評価の動きが さらに進むものと見ている。

〇米長期金利(10年債利回り)は、6月半ばに3.49%台でピークをつけた可能性が高いと見られる。米株市場同様にバリュ ー株に対するグロース株優位が継続しよう。とはいえ、米長期金利がすんなりと低下基調に入るとは見ていないことか ら、グロース株を保有しつつも、内需関連株(リオープニング、景気敏感株)、高配当銘柄や環境関連株などに、幅広く 分散を効かせた投資を行いたい。

〇米国株が金融政策に左右され、日本株もこれに連れ安 する展開が見られている。日本株は比較的堅調な推移と なっているが、ディフェンシブ性の高い損害保険・生命 保険株への投資も選択肢に入るとみている。

〇9月末に3月期決算企業は中間配当の権利落ちが控え る。配当利回りの高い銘柄への物色が期待される。

〇東京都では25年4月から、新築戸建て住宅に太陽光パ ネル設置を義務化する方針を固めた。戸建て住宅に義 務化を課すのは、全国初となる。

〇近年、脱炭素化の流れの中でトータルの一次エネルギ ー消費量をゼロ以下にするZEH(ゼロエネルギーハウス)

が普及しており、太陽光パネルの活用が広がっている。

東京海上ホールディングス(8766) 9/9終値 7,758.0円

TREHD(9247) 9/9終値 1,716.0円

① 損害保険首位。東京海上日動が主体だが、海外損保のほか、

国内生保やその他金融サービスも提供。新種保険の拡大や海 外の保険料改定等で収入保険料は拡大傾向。

② 新型コロナウイルスの感染者に支払う保険金の対象を縮小する ことが話題となっている。契約者からは反発も想定される一方、

支払保険金が減少することで業績面ではプラス要因となる。

③ 9月末の中間配当は会社計画では150円見通し。(澤田)

① 廃棄物処理・リサイクルを扱うタケエイと、金属リサイクルを扱うリ バーホールディングスの共同持株会社として昨年10月に設立。

② 同社は今年1月より太陽光パネルリサイクル事業を開始。同パ ネルの製品寿命は25~30年程度とされ、2030年以降の交換や 廃棄量の増加が見込まれており、同事業の成長が期待される。

③ 太陽光パネル設置が一般家庭も含め広く普及していくことにな れば、リサイクル事業を行う同社業績へ寄与していこう。(池本) 経常利益

EPS:

PER:

22/3 22/3 22/3

5674億円 204.5 12.6

23/3 23/3 23/3

6000億円 212.9 12.1

営業利益 EPS:

PER:

22/3 22/3 22/3

76.5億円 110.8 15.5

23/3 23/3 23/3

93.0億円 114.9 14.9 出所:会社資料、QUICKより東海東京調査センター(弊社)作成、予想(連結優先)は両社とも会社計画 ※東京海上は10月に1:3の株式分割予定。記載数値は分割反映 後。

※TREHD22/3実については、タケエイの2141日から22331日までの連結経営成績を基礎に、リバーホールディングスの21101日から22331 日までの連結経営成績を連結したもの。

6000 6500 7000 7500 8000 8500 9000

0 2000 4000 6000 8000

22/2/1 22/3/16 22/4/27 22/6/13 22/7/25 22/9/5

25日移動平均線

千株 東京海上(日足)

出来高

7253.0 (22/8/8) (22/7/12)

8362.0

1200 1400 1600 1800 2000 2200 2400 2600

0 500 1000 1500 2000

22/2/1 22/4/13 22/6/24 22/9/2

1406.0 (22/8/15)

千株 TREHD(日足)

(22/4/14) 2420.0

25日移動平均線

出来高

~ディフェンシブセクターの東京海上、太陽光パネル活用で追い風の

TREHD

※東海東京調査センター 投資戦略部 が発行するレポートにおける個別企業の評価、株価予想およびセクター判断に は、当該企業の調査を担当する東海東京調査センター〔企業調査部〕のセクターアナリストがファンダメンタルズ分析 に基づいて行う評価(レーティング)ならびに同分析から算出する目標株価とは一致しない場合があります。

直近の日本株ストラテジーから選定した日本株参考銘柄

日本株ストラテジー・・・

グローバル市場に関する月次ハウスビュー(22年8月)より

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<日経平均の一目均衡表とストキャスティクス>

24000 25000 26000 27000 28000 29000 30000

(出所:QUICK、東海東京調査センター作成)

日経平均

(日足)

抵抗帯の「雲」

上限~下限 転換線 遅行線

基準線

68.4 68.2

(12/14)

0 20 40 60 80 100

22.1/4 22.1/24 22.2/10 22.3/3 22.3/23 22.4/11 22.4/28 22.5/23 22.6/9 22.6/28 22.7/15 22.8/4 22.8/24 22.9/12 22.10/3 54.3 30.7

(9/9)

雲上限27350 雲下限26955 基準線28246 転換線27777

(9/9)

ストキャスティクス(9日、FastとSlow)

29388

(1/5)

26044

(1/27)

24681

(3/9)

27880

(2/10)

28338

(3/25)

25688

(5/12)

28389

(6/9)

25520

(6/20)

29222

(8/17)

(4)

4/5

東海東京調査センターからの注意事項

【レーティングの定義】

Outperform Neutral Underperform NR

Suspended

今後6ヵ月間における投資成果がTOPIXに対して15%以上上回るとアナリストが予想 今後6ヵ月間における投資成果がTOPIXに対して±15%未満とアナリストが予想 今後6ヵ月間における投資成果がTOPIXに対して15%以上下回るとアナリストが予想 レーティング、目標株価を付与せず

一時的に投資判断、目標株価を保留

このレポートは、東海東京調査センター(以下「弊社」)が作成し、弊社の許諾を受けた証券会社、及び情報提供会社等から直 接提供する形でのみ配布いたしております。提供されたお客様限りでご利用ください。

このレポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたもので、投資勧誘を目的としたものではありません。このため、

各証券会社において取り扱いのない金融商品に言及することがあります。投資判断の最終決定は、お客様ご自身の判断でなさる ようお願いいたします。

このレポートは、信頼できると考えられる情報に基づいて作成されておりますが、弊社は、その正確性及び完全性に関して責任 を負うものではありません。このレポートに記載された内容は、作成日におけるものであり、予告なく変わる場合があります。このレポ ートの権利は弊社に帰属しており、いかなる目的であれ、無断で複製又は転送等を行わないようにお願いいたします。

レーティングの表記は、投資成果がTOPIXに対してOutperform、Neutral、Underperformの3段階で区分表記しています。また、

レーティング、目標株価が無い場合はNR、一時的に投資判断、目標株価を保留する場合は、Suspendedと表記しています。対象 期間は、投資評価が付与された日を起点として、6ヵ月程度を想定しております。このほか、参考情報として、執筆時点におけるビジ ネスモデル等の企業評価を記載する場合があります。

アナリストがレポートにおいて企業の目標株価に言及した場合、その目標株価はアナリストによる当該企業の業績予想に基づく もので、期間は6ヵ月程度を想定しております。実際の株価は、当該企業の業績動向や、当該企業に関わる市場や経済環境など のリスク要因により、目標株価に達しない可能性があります。

このレポートで述べられている見解は、当該証券又は発行会社に関する執筆者の意見を正確に反映したものです。執筆者の過 去、現在そして将来の報酬のいかなる部分も、直接、間接を問わず、このレポートの投資判断や記述内容に関連するものではあり ません。

弊社は、このレポートを含め、経済・金融・証券等に関する各種情報を作成し、証券会社等に提供することを主たる事業内容とし ており、弊社の許諾を受けた証券会社よりこのレポートの対価を得ております。

東海東京証券からの注意事項

このレポートは、東海東京調査センターが作成し、東海東京証券株式会社が許諾を受けて提供いたしております。投資判断の 最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。

金融商品取引法に基づきお客様にご留意いただきたい事項を以下に記載させていただきます

東海東京証券の概要

商号等 :東海東京証券株式会社 金融商品取引業者 東海財務局長(金商)第140号

加入協会 :日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会 一般社団法人日本STO協会

【リスクについて】

◎ 国内外の金融商品取引所に上場されている有価証券(上場有価証券等)の売買等にあたっては、株式相場、金利水準等の変 動や、投資信託、投資証券、受益証券発行信託の受益証券等の裏付けとなっている株式、債券、投資信託、不動産、商品等

(裏付け資産)の価格や評価額の変動に伴い、上場有価証券等の価格等が変動することによって損失が生じるおそれがあります。

◎ 上場有価証券等の発行者等の業務や財産の状況等に変化が生じた場合や、裏付け資産の発行者等の業務や財産の状況等 に変化が生じた場合、上場有価証券等の価格が変動することによって損失が生じるおそれがあります。

◎ 新株予約権、取得請求権等が付された上場有価証券等については、これらの権利を行使できる期間に制限がありますので、

ご留意ください。

(5)

5/5

◎ 上場有価証券等が外国証券である場合、為替相場(円貨と外貨の交換比率)が変化することにより、為替相場が円高になる過 程では外国証券を円貨換算した価値は下落し、逆に円安になる過程では外国証券を円貨換算した価値は上昇することになり ます。したがって、為替相場の状況によっては為替差損が生じるおそれがあります。

◎ 信用取引またはデリバティブ取引を行う場合は、その損失の額がお客様より差入れいただいた委託保証金または証拠金の額 を上回るおそれがあります。

※ 裏付け資産が、投資信託、投資証券、預託証券、受益証券発行信託の受益証券等である場合には、その最終的な裏付け資 産を含みます。

※ 新規公開株式、新規公開の投資証券及び非上場債券等についても、上記と同様のリスクがあります。

◎ 上記以外の上場有価証券等にも価格等の変動による損失が生じるおそれがありますので、上場有価証券等の取引に際して は、当該商品等の契約締結前交付書面等をよくお読みください。

【手数料等諸費用について】

Ⅰ.国内の金融商品取引所に上場されている有価証券等

国内の取引所金融商品市場における上場有価証券等の売買等についてお支払いいただく委託手数料等は、次の通りです。

(1) 国内の金融商品取引所に上場されている株券等(新株予約権付社債券を除く)

委託手数料の上限は、約定代金の1.2650%(税込)になります。

(2) 国内の金融商品取引所に上場されている新株予約権付社債券等 委託手数料の上限は、約定代金の1.1000%(税込)になります。

※上記金額が2,750円(税込)に満たない場合には、2,750円(税込)になります。

※信用取引には、委託手数料の他に、委託保証金を差し入れていただきます。対面取引における信用取引の委託保証金は、売 買代金の30%以上で、かつ500万円以上、ダイレクト信用取引の委託保証金は、売買代金の33%以上で、かつ30万円以上が 事前に必要です。加えて、買付の場合は金利、売付の場合は貸株料及び品貸料等をいただきます。金利、貸株料、品貸料等 の額は、その時々の金利情勢等に基づき決定されますので、金額等をあらかじめ記載することはできません。

Ⅱ.外国金融商品市場等に上場されている株券等

外国株券等(外国の預託証券、投資信託等を含みます)の取引には、国内の取引所金融商品市場における外国株券等の売買 等のほか、外国金融商品市場等における委託取引と国内店頭取引の2通りの方法があります。

(1) 外国金融商品市場等における委託取引

① 国内取次ぎ手数料

国内取次ぎ手数料(上限:約定代金の1.430%(税込))が掛ります。

② 外国金融商品市場等における委託手数料等

外国株券等の外国取引にあたっては、外国金融商品市場等における委託手数料及び公租公課その他の諸費用が発生しま す。当該諸費用は、その時々の市場状況、現地情勢等に応じて決定されますので、本書面上その金額等をあらかじめ記載 することはできません。

(2) 国内店頭取引

お客様に提示する売り・買い参考価格は、直近の外国金融商品市場等における取引価格等を基準に合理的かつ適正な方法 で算出した社内価格を仲値として、仲値と売り・買い参考価格との差がそれぞれ原則として1.50%、2.50%(手数料相当額)となる ように設定したものです。当該参考価格には手数料相当額が含まれているため、別途手数料は頂戴いたしません。

※外国株券等の売買等にあたり、円貨と外貨を交換する際の為替レートは、外国為替市場の動向をふまえて当社が決定した為替 レートによるものといたします。

Ⅲ.その他

募集、売出し又は相対取引の場合は、購入対価をお支払いいただきます。また、お客様との合意に基づき、別途手数料をいた だくことがあります。

金融商品等にご投資いただく際のリスク、手数料等は、金融商品等ごとに異なりますので、契約締結前交付書面や上場有価証 券等書面または目論見書等をよくお読みください。

参照

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