伊勢・尾張大橋に対する意識調査
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(2) CS5-009. (3)橋梁の機能性調査 機能性調査の結果を図−2に示す.これから,一般住 民と公務員と設計技術者の全体の約8割が「交通の円滑 性」を選択し,次いで「安全性」を選択した方が多い. この2つの項目は,現在の対象橋梁の問題点である「交. 円滑性. 安全性. えられる.このことから,新設される対象橋梁に求めら. 芸術性. 通渋滞」 「振動する」 などの諸問題が影響されたものと考. 80 70 評 60 50 価 40 率 30 20 (%)10 0. 一般住民 公務員 建設技術者. れる機能は,現在の対象橋梁の問題点を改善させるよう 図−2 橋の機能性調査. な,機能が重要視されていることがわかる. (4)対象橋梁の保存調査 図−3に,新設するにあたって,現在使用している橋 梁の保存の仕方を調査した図を示す. 一般住民は, 「歩道 橋として一部残す」の項目を選択した方が多い.これに. 設計技術者は,対象橋梁の危険性が認識されていること. そ の他. されていないことが考えられる.それに対し,公務員と. 解 体. から,一般住民は対象橋梁の老朽化の現状があまり理解. 歩 道 橋. 技術者は,一般住民と逆の順番になっている.この結果. モ ニ ュメ ン ト. 次いで, 「解体して捨てる」という順だが,公務員と設計. 50 40 評 30 価 20 率 (%)10 0. 一般住民 公務員 建設技術者. 図−3 橋梁を新設するにあたって,現在使用して. が考えられる.. いる橋梁の保存の仕方をどうしますか. (5)対象橋梁の維持管理調査 図−4をみると,一般住民の維持管理への関心の低さがうかがえる.公務員と設計技術者は,土木関係者 なので関心がない方は少ない.この結果から,一般住民が維持管理問題について感心が低いのは,維持管理 の情報が公開されていないことが考えられる.また,建設後は,十分な維持管理や補修がされるべきである 事の認識が欠けていると思われる. また,被調査者が対象橋梁においての補修工事・維持 管理問題について疑問に思っている意見を調査した.そ の結果,一般住民は,通行に対しての問題の改善や景観 などを考慮した意見が多い.公務員と設計技術者は,低 コスト・耐久性の優れた素材または工法,さらには大地 震に備えた耐震設計にまで配慮された意見が多い.一般. 無回答. 来の安全性を意識した意見が多いことがわかる.. な い. 現状を意識した意見が多い.公務員と設計技術者は,将. ある. 住民と公務員・設計技術者を比較してみると一般住民は,. 90 80 70 評 60 50 価 40 率 30 (%) 20 10 0. 一般住民 公務員 建設技術者. 図−4 維持管理問題に関心を. 4.あとがき 機能性調査と維持管理調査の共通して言えることとし. 持ったことがありますか. て,一般住民は現状の対象橋梁の問題点が考慮された意見が多く,公務員と設計技術者は将来をみこした安 全性に配慮した意見が多い. 【参考文献】 1)山本太郎,清水茂:長野市における橋梁の印象調査,構造工学論文集,Vol.46A,pp423− 430,2000年3月.. -253-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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