• 検索結果がありません。

通常の学級に在籍する特別な教育的ニーズのある児童に対する支援 : 対象児とのやりとりの形成を中心に

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "通常の学級に在籍する特別な教育的ニーズのある児童に対する支援 : 対象児とのやりとりの形成を中心に"

Copied!
10
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)通常の学級に 在籍する特別な 教育的ニーズのあ る児童に対する 支援 一六才家兄とのやりとりの 形成を中心に. 一. 横浜国立大学教育人間科学部関戸. 英 糸弓. 横須賀市立長井小学校信田恵美子. Teaching@a@Pupil@with@Special@Educational Needs@in@a@Regular@Class HidenoF SEKIDO. Emiko SHINODA. &. 1. はじめに 本研究は 、 「どう対応したらよいか 困っている」という 学級担任の声をきっかけに 始まった。 対 象 児は通常の学級に 在籍する障害のあ る子どもであ. る。 現在の体制の 中で、 本人の発達レベルや 行. 動特性を考慮しながら、 対応をどうしていくかが 年々大きな課題となってきていた。. しかし、 具体. 的な方策については、 学校全体・学級担任・ 保護者の間で、 いまだ 見 いだせないままでいた。. たっては、 学級担任を中心に 対象児の支援にあ たる教職員との 情報交換や共通理解を 図 りながら進めていくことを 重視した。 対象 児 をもう一度、 特別な教育的ニーズのあ る存在として 周 指導にあ. 囲の教職員が 共通認識することや 情報交換を行 り. う. ことによって、 対象 児 に対する周囲の 見方が変わ. 、 結果的により 適切な配慮がなされたり、 問題そのものの 軽減にもつながるであ ろうと考えたか. らであ る。 また、 より多くのスタッフで 検討していくことにより、 具体的な方策が 生み出され、 現 状を打破することが 可能になる。 そして、 そのことは他の 特別なニーズのあ る子どもたちや 通常の 学級に在籍する ぅと. 他の児童にとっても、 より豊かな教育環境をもたらすことにつながっていくであ. ろ. 考えた。. 以上のことから、 本研究では、 対象 児 とのやりとりの 形成に焦点を 当て つ っ、 その経過を振り 返 りながら、 今後、 通常の学級に 在籍する特別なニーズのあ る子どもたちに 対して、 どのような支援 を考え、 工夫していったらよいかについて 検討することを 目的とした。. n. 方 法 ] . 対珪児. 入学時より通常の 学級に在籍する 小学 向 があ. 5. 年男子. ( 在籍 校 には特殊学級の. 設置はない ) 。 自閉 的便. る。 遠域守武乳幼児分析的発達検査では、 対人関係 (0: 1) と言語理解 CO : 11) に著しく. 発達の遅れがみられた。 授業中や休み 時間の多くは 何もせず机に 体をもたせかけていて、 周囲の動 きや活動にほとんど 関心を示さない。 教師や他の児童とのかかわり 合い. る 楽しむ様子もほとんどみ. られず、 表情や感情の 表出も乏しい。 クレーン行動によって 要求を表すことがあ るが、 f旨さし・ 身 振りサイン・ 音声言語でのやりとりは 成立していない。 指示を聞いて 行動をすることも 難しいとき があ り、 場面や状況にまったく 関係のない遅延. ェ. コラリアや独語 (CM 言葉 ) が多くみられた。 本.

(2) 176. 関戸. 英紀・信田. 恵美子. 児の好む言葉であ れば、 ひらがな・カタカナ・ 漢字・ローマ 字を読んだ ものの名前や 数の概念など、 教科的な学習には. り. 、 数字を読んだりするが、. 関心を示さなかった。. 2. 指導目標と方針. 示さない、 自ら人との関係づくりを 求めない、 音声言語でのやりとりが 成立 しない状態であ った。 そこで、 教師との信頼 ( 共感 ) 関係を築き、 その関係を基盤にした 双方向性 本 児は周囲に関心を. のやりとりが 展開されることを 目標とした。 1. 期は、 かかわりの糸口を 見つけるために 本 児の好む遊びや 活動を一緒に 行ったり、 本 児の行動. に 沿いながら受動的なかかわり. 方をしたりし、 本 児の情緒の安定と 関係づくりに 努めた。 具体的に. は、 ブランコ・トランポリン・パソコン・ 手足のマッサージなどによるスキンシップや. 触れあ い 遊. びを試みた。 Ⅱ期は、 本 児からの何らかの 働きかけを表出する 機会や場面を 設定したり、 本 児の好む強化刺激 を 与えたりすることで、. 頼関係に基づいた. より人に興味を 示し、 人が楽しい存在になるようなかかわり. 方をした。 信. 働きかけを通して、 やりとりの基盤を 築いていくことにした。 具体的には、. ビ一. ズ 通し・型はめ・パズルなどの 課題学習やマッサージ・ 手遊び歌などによるかかわり 遊びを通して. のやりとりを 試みた。 Ⅰ @@@@Ⅰ @. 3. 指導 牡 西 原則として木呪が 在籍する学級内で 行った。 教室の一番後ろに 座席を設置し、 やりとりの形成を 目的とした個別の. 指導を行った。 個別の f 旨導 時間は、 その日の時間割や 本児の体調によって 変動し、. 一回につき 40 分∼ 80 分程度とした。 休み時間も本月と 一緒に過ごした。 家庭科や図工や 体育などは チームティーチンバの 形態をとり、 同時に他の児童の 支援も行った。 また、 指導方針や本児への 対. 配布し、 学級担任を中心に、 本 児の支援にあ たる教職員と 情報交換や共通理解を 図りながら f 首導を進めた。. 応の仕方などを 記したプリントを 作成して全教職員に. 4. 指音期面 2000 年. 5 月. 1 ∼ 10 を 1. 15 日∼ m2月 21 日の計 20回. ( 原則として週一回の. 指導. セッション数を. S. で示す ) 。. S. 期 、 S11 ∼ 20 をⅡ 期 とした。. 5. 記録の方法 個別の指導場面における 本 児の行動と指導者. (. 以下, Th とする ) とのかかわりを 抽出し、 その. Ⅰ. かかわりの行動要約と Th が感じたことをノートに 記録した。. 1. 指導終了後に、 担任自身・他の 教師・他の児童・ 保護者の様子の 変化について、 学級担任にアン. レ. | @. ケートをとった。. Ⅰ @. ・ @ ・. 変容を表上に、 観点ごとにまとめた 本 児の変容 を 表 2 に、 指導双後の本児を 取り巻く周囲の 人たちの変化を 表 3 に示した。. ノ. Ⅲ・経過と 拮果 木尻とのかかわりを 通して生じた 主なやりとりの. @@@@@@. |Ⅰ Ⅰ. ト. ノ甘 9". Ⅰ.

(3) 177. 通常の学級に 在籍する特別な 教育的ニーズのあ る児童に対する 支援. 表 ] やりとりの変容 1 期 (S l ∼ S10) 曲係 づくり. Th の行動. 本 児の行動. 5 1 ( 5 月 15 日 ) 本 児の座席の隣に 座り,授業時の様子を見守る. 5 2 (5. プロックをプラスチックバケツの 中に次々と放り 込むことを何度も 繰り返す.投げ入れることではな く, 投げ入れたときに 生じる昔を楽しんでいるよう にみえる. Th が構から声をかけるが ,反応はない. 月 26 日 ). チ. 本 児を校庭に導く. こぐ .. 風に吹. かれることとプランコの 揺れを楽しんでいるよ みえる. Th の方を向かない.. ム. 本 児の隣のプランコに 乗り , 同じようにこ ぐ. 5 3 (6 月 12 日 ) 本 児の腕をとり. にこにこしながらプランコに 乗り ,. ,手のひらから 肩にかけてマッサ 一一チ Th の方を向き,. しばらく何かを. う. に. 考えているような. 表. 情 なしているが ,そのうちに声をあ げて笑う.. 、ジさ する. 5 4 (6 月 19 日 ) 妥二. 本 児の名前を呼ぶ. 八 ッ とした表情で Th の方を向く・. S 5 C6 月 26 日 ) 一チ「いやぁ」と 言いながら, トランポリンの 端の方に. 本 児を生活科 室 に導く @サ. 上がって座る. トランポリンを 10回揺すって止める.. 一チ表情はあ まりなく,ただ 揺すられている ・. ヰ. 本 児からの要式の 身振りに応じて ,繰り返す. そ一 丁. 木尻が行. う. 動作を真似る. Th が揺するのを 止めると, Th の手首を っ かみ, 揺 するように要式の 身振りをする. 笑ったり,額をたたいたり ,不安そうな表情をし たり,様々な表情を示す. そのうちに立ち 上がり, にこにこしながら 数回飛び跳ねる. Th の方をじっと. 木呪がつぶやいている 見ている.. 独語を口にしながら ,紙に一チ 独語を止め, Th が言いた文字に 視線を向け , と 見る.. 書き留める. 5 6 (7 月 22 日 ) 体 をかがめて,おんぶの 身振りをする.. 妥圭. Ⅰ. じ. Th に近づいて来て , 後ろから負ぶさる. 負 ぶさっ たまま前に倒れるよ う に Th の背中を体で 押しながら. 本 児からの要求に 応じて,繰り 返す. おんぶを要文する.無言のまま 何度も操り返す. 5 7 (9 月 2 日 ) 本 児の頬を両手で 挟み ,っぶしたり,回転させたモ 生 声をあ げて笑 う Th が手を催して 止めると, Th ・. の. 手をとり自分の 頬にもっていき ,もっとやるように. り, 引っ張ったりする. 本 児からの要求に 応じて,繰り 返す.. 要求の身振りをする.. @. 千. 途中でわざと 要求を無視し , 横を向く. 5 8 (9. 妄圭. Th の肩をたたく.. 月 3 日). 本 児の隣のプランコに 乗り,木呪のつぶやく 独語一ノ を 地面に書く. Th の音 いた文字に視線を 向ける・ ヰ. @%. 本 児の要求に応じて ,繰り返す. く一. 書かれた文字を 手で消し, Th に向かって CM 言葉. を 発し Th の手を っ かみ地面に押し 当てながら, 吉 けという要求の 身振りをする. Th が 吉い た文字一字 一字を指さしそれを Th に発音させ,確認する.こ のやりとりをしばらく 続ける..

(4) 178. 関戸. 英紀・信田. 恵美子. 5 9 (9. 月 4 日) 本 児の誘導に従い、 ゆっくりと色の 名前を発音する. 保健室の引き 出しからマジックケースを 取り出し Th の手首をつかみマジック 一本. て, 机の上に置く.. 一本を指ささせ , そのマジックの 目の名前を発音 さ せる要求を繰り 返す.水色のマジックの 所で手を止 め , Th の方に顔を向ける. Th の口を見ている. Th の発音を聞き , 「みずいろ」 と ,かすかな声でたどたどしく 2 回繰り返し,納得. @. Ⅰ. 木呪に向かって , 「みずいろ」とゆっくり. 発音する. したように次へ 進む. 510 (9 月 7 日 ) 本 児の援に一緒に 座る.. 教室に入ることを 強く拒み,階段の 踊り場に座り 込む ・. ヰ. しばらくして ,突然,窓の 外を指さす.. 驚きながら言. Th の方を向かず ,反応もない. .. (S Ⅱ∼ S 20). やりとりの芽生え. 111.. Ⅱ期. う. 本 児の行動 し. ,担任の引き 出しを開け , 何かを探し始める. Th の手から奪い 取り,マジックケースの 中にそ ら. えて入れ,安心した 様子で席に着く.. 1@. @. Ⅰ t Ⅰー. ト 1. る. 1. 5 12 (10 月 21 日 ) 「にらめっこをしよう」と 誘い , 「ほっぺ」と 言い 妄王 Th の顔を両手で 挟み自分の方に 向け , 「ほっぺ」 と ,たどたどしく 発音する. Th の口をじっと 見ている. ながら頬を膨らます. 5 13 (10 月 23 日 ) ビーズ通しを 1 0 個 やり終えるたびに ,「よくでき モ 生 活動の途中で , Th へ 視線を向け,拍手の 身振りを する. Th からの拍手を 確認すると,再び 活動を続け ました」と言って 拍手をする.. ⋮. チ. 。 ・ 1..11.. Th の方を見ずに ,「みずいろ」とハッキリと 発音. 5 11 (10 月 19 日 ). 、. Th の行動. 水色のマジックを 差し出す. |. 本 児の指さす方へ 視線を向ける ( 雨が降り出した のが見える ). 水月に向かって「雨が 降ってきたね」. ・. ﹃1. 5 14 (10 月 30 日 ). ・ 。. ている・. け. 木呪がっぶす 動きと同時に「 プ一 」と言う.. ・. 本 児の手をとり , Th の頬に触れさせる.. あ いさつをしょう と Th が近づくと, Th の方を向き , 頬を膨らます. 主 Th の頬を両手で 挟んで っ ぶし喜ぶ. 2 回目は , 本 児から Th の頬に手を当ててくる. Th をじっと 見. く一. |トト|. l4. @. 5 16 (11月 13 日 ) 木呪のまねをして 頬を膨らます.. ll. の方を向き, タッチをする. 111. リ. Ⅰ. パズルのパーツを 一つはめた後,「はい,交代」とモ% Th へ 視線を向け,一瞬目を 見開き ,時いた表情を するが, ニッコ する・ 言って, 本 児の手に強くタッチをする. 5 15 (11月 6 日 ) パズルのパーツを 一つはめた後,「はい,交代」と妄圭 Th の番の時は机に 片ひじを つ き,視線をパズルの 方 へ向けながら 待っている.自分の 番が終わると Th 言って, 本 児の手にタッチをする.. 1. 休み時間の帰り. ,わざと本 児から離れて 歩く.. 主. 途中で Th の方を振り返る.引き 返して近づき , Th の腕をとる.. 517 (12 月 1 日 ) 本月と向かい 合わせに座り , 「マッサージします」幸二 と 言う.. Th の方へ視線を 向け , 「マッサージ」と ,たどた ど しく発音し Th の手を っ かみ,腿のあ たりに導く.. 妥主. かすかな声で「一本橋 こ一 ちょこちょ」と , Th と. 一緒に歌う.. k.. ・1ト・ ク億. @. 士. マッサージ後,続けて "一本橋 " をする.. ⅡⅠ.

(5) 179. 通常の学級に 在籍する特別な 教育的ニーズのあ る児童に対する 支援. Th の喉に視線を 向け,突然,眼目がけて fきを突き. そ一. さす・. 「ここは,のど」と 木呪に向かって ,ゆっくり発て圭. Th の方を向き,自分の喉に手を当て ,. 「. 「のど」と. たどたどしく 発音する.. 昔 する. Th の頬に手を当て , 頬をつぶしては ,声を出して. だ一 るまさん, だ一 るまさん」と 歌いながら, て主. Th が頬を膨らます. 笑う. @サ. 本 児の頬に手を 当て っ ぶす. そ一. 本月 が 頬を膨らませる. 笑い声が大きくなり ,目を見開いて喜び,何度も. ・. ヰ. 繰り返す.. 双方のやりとりを 何度か繰り返す. 5 18 (12月 4 日 ) 水月と向き合って 座り , 型はめを準備する・. 妥二. 型はめが全部できた 時 ,拍手をし「すごいね」と二き. 言いながら,両手を広げ,ゆっくりと本 児の頬に 近. 前に身を乗り 出しながら, Th が準備するのをに にこしながら 待っている.. こ. 全部できると Th に視線を向け ,にこにこしながら 拍手の身振りをする.. づけていく. Ⅰ @%. " ほっぺ ギユノ (頬を両手で挟み , 言いながら っ ぶす ) さ する.. 「. Th からの拍手と " ほっぺ ギュコ を目を見開きな がら,期待する 表情で待っている. ギユー 」と姉王 声を上げて笑う・そして ,自分から 2 回目の型は め る にこにこしながら 始める. 教室移動の際,わざと 本 児から離れて 歩く 519 (12 月 14 日 ). 本. 妄三. Th に近づいて来て , 手をつなぐ. 「ここは,のど」と 水月に向かって ,ゆっくり発く一. 突然, Th の喉に手を当てる・ Th. の方をじっと 見て. いる・. 昔 する. Ⅰ. 児の手を っ かみ, 本 児の喉に当てさせて ,「M 君 モ王. Th の方を見て , 「のど」 と イ ン ネ ョン は 違 うが,ハッキリと 発音する の喉 」とゆっくり 発音する 5 20 (12月 21 日 ) あ いさつをするために 近づいて, 本 児の後ろから 妥圭 机 にうなだれていたが , Th の声に反応して 体を起 ト. シァ. こし,振り向く. Th と目が合うとこくんと. 名前を呼ぶ.. 頷く・. ・. ヰ. 教室の後ろに 行き , 朝の会での 木 児の様子を見守 モー る. 触れる部位の 名前を言いながら ,マッサージをし妥 三 ていく Ⅰ. 本 児からの要求の 発語と身振りに 応じて,マッサ 一. 顔を後ろに向け , Th をじっと見ている・そして , にっこりする. Th が 本 児の視界から 消えると,前を 向く. 一通り終わると ,中指を動かして「なかゆ び」と , かん高い声で 発語する.人差し指を Th の手のひらに こすりつけながら ,「いっぽんばし」と,かすかな声 で ,たどたどしく 発語する. ジと "一本橋。 をする. Ⅱ期 ・. (5. 2. 0) 以降の様子. Th が来校しない 日に,担任が本月 に ビーズ. 上にあ った別のビーズ ・. Th のトレーナ一の. と. ひもを手にとり. " プ一. と. ひもを手渡すと 一人で始める・. ,座席に戻る・. さん " の刺繍を f 旨さし,「プ一 さん」と発語する・. 言葉に,クレーン行動ではなく. 終わると担任の 机. 発音してもら. いたい. 自分の f 旨で指さしをする・. ・靴の履き替え ,教室移動など,. Th の声かけだけで. 行えるようになってきた・その. 変化に,学級. の他の児童は 驚きと喜びを 示す・. ・下校時,担任に 向かって自分から「バイバイ」の. 身振りをする・. Th の手を強く握り , 迎えに 来.

(6) 180. 関戸. 英紀・信田. た 母親の車に乗せようとする.母親以覚の も Th. 恵美子. 人に対して離れたくないという 行動をしたことに. ,母親. も無く.. ・朝から奇声がおさまらないので ,落ち着くまで本 児から離れて 見守る. しばらく座り 込んでいた が, Th のところにやって 来て ニソコリ する. さらに Th の腕を強く引っ 張り,職員室のパソコンま で 導く.. この奇声は , 「パソコンをしたい」という 表. 要求だったのかと 思った.. 2 本児の変容のまとめ 本. 児. 行. の. 動. 人とのかかわり. (Th) 視線が合うようになり , 呼名 されると顔を 向けるようになった.「おはよう」「さようなら」 のあ いさつに,頷いたり ,手を振ったりして 応じるようになった. Th の様子や行動をじっと 見てい たり, うかがったり ,目で追うようになってきた. Th の顔を見て ニソコリ するようになった. 手遊 び歌などのかかわり 遊びを好むようになり ,声を上げて笑うようになった. さらに,身振り , 指さし または音声言語で 遊びの要求を 繰り返すようになった.褒められると 嬉しそうな顔をして ,何度か同. じことを繰り 返すようになった.独語ではなく ,. 自分の発した 言葉を聞き取ってもらおう. と. T h. ー. 向かって何度も 操り返し発語した. Th の後を追っかけてきて 手をとったり ,要求があ ると手をとり , 引っ張ったりするようになった. fき 示を聞き入れるようになってきた.「あ とで」「ビーズ 通しが終わっ てから, ( 担任 ). "一本橋 " をしようね」など ,交渉的なやりとりができるようになってきた.. 視線が合うようになり ,坪名されると ,顔を向けたり ,返事をしたりするようになった.. 「おはよう」「さ て欲しい時には ,. になった.かかわっ うになった. 自分の. 要式を音声言語で 伝えることがでてきた.指示を 聞き入れることが 増えてきた. (他の教師 ) 視線が合. う. よ. 頷いたり, 手. を振ったりして 応じるようになった・かかわって 欲しい時には ,腕をつかんで 引っ張るようになった・ 柏手を意識して 言葉 (本 児の好きな言葉が 中心 ) を発することが 多くなってきた. (学級の他の児童 ) 言葉かけに応じるようなった.柏手の 動作や言葉を 模倣することがみられるよう になった・. ・指示を聞き 入れることが 増えてきた. になった. 画面に映し出された 表示や単語, Th. ・. が切り抜. った.. 1・ 曲. ・課題ができると 拍手を求めてきたり. @ ・.. 課題への取組み. 顔つきで,手元を 注視し,背筋もピンと 伸ばして集中している.嬉し. そうな顔をして 取り組んでいることもあ. ト. と一緒に , 一つの課題に 15∼ 20 分. @L Ⅰ. , Th. イ. ・「ビーズ通しパズル ,型はめ」に 関心を示すようになり 間取り組めるようになった ・課題に取り 組むときは真金りな. |,. 「. ・・ 1・ 11.. 「. |. 圭 Ⅰ 口 三. いてきた新聞広告の 会社名やロゴを 声に出して読んだりするようになった. ・「まっさ 一じ 」と言いながらマッサージの 身振りをしたり , 色 札を指さしながら ,「あか」「あ お」 き いろ」とつぶやいたりなど ,発した言葉とその 行動や色の名双とが 一致してきた. ・「はせが め せんせい」「みずいろ」「まっさ 一じ 」「いっぽんぽ し 」「ほっぺ」「なかゆ び」「のど」 プ一 さん」「 1, 2, 3 . (数字 ) 」など, い くつかの発語が ,かかわりの 中で新たにみられた. ・「トントン」「あ し」「おしり」「かみの け 」「おっぱい」「 ば ん さ い」の音声模倣や 発語,身振り 模 倣が ,かかわりの 中で新たにみられた.. ・Ⅰ・・. 舌ロ. ・自分の要式を 音声言語で伝える Th が発した言葉を 模倣して発音し. ,褒めると自分から 続けてやろうとすることがみられるように. なったりしてきた ・個別指導の 時の座席につくと. ,課題が準備されるのをにこにこして 待っていることもあ った・また,. 逆にやりたくない 時には, Th に課題の教具を 押し戻したり , ま 返しにしたりして 意志を示す よう に なった・ 色 シールを手がかりに 型はめができるようになった. ・. トランポリンを 揺らしてもらうことを 楽しんだり, 遊びを喜んだりするようになり ,要求も多くみ. 田Ⅱ. ・水月が発した 言葉を Th が甘き留める ,指し示した 言葉を Th が発するというような ,木呪が好む 言葉を媒介にしたやりとり 遊びを好むようになった.. ー* ク &. び. マッサージや "一本橋 " , にらめっこなどのかかわり られるようになった.. |@しイ. ・一人遊びや 感覚 剰 汝を楽しんでいることから ,. 遊. 4.

(7) 通常の学級に 在籍する特別な 教育的ニーズのあ る児童に対する 支援. 表3 対象. 導. fヒ 日. 181. 本児を取り巻く 周囲の人たちの 変化 指. 目 Ⅱ. 導. 車. 後. 示したり, ,. ,安心して,. 担. ・対応に困惑を 的な指導がなかなかできず 本 児への直接・ 陽 当たり的木尻に 専門家の指導を 対処できた・ 間接的に受けることができ 木呪のできることが 教師側に分かり な 対処を重ねることが 多かった それが広がっていった. 本 児への対応がしやすくなり , 一貫性をもって , かかわることができるよ う になった.. 任. Th が来校している 日は,木尻以外の 気になる児童等に. 他. ・木呪に対する 態度が一貫していない ・全体的には 従来の様子とほとんど 変わりな い . ただ, 初めて水月に 接する教師は 何を指導して 学年や学級にかかわる 教師は本児への 対応が統一できて いいのか分からず ,また,パニックになっ きた , ク 状態になり職員室で 気分転換をする 際 ,. 目を向けることができ. の. ,学級の様子も 落ち着いてきた. 進んで相手を 引き受けてくれる 教職員も多くなった. く管. し,かかわりをもたない.あ 木 児の行動や様子に 驚きや戸惑いを るいは,も示・水月をかわいそうに 子など,かかわり 方によって様々だが 思、3 千,何かを伝えたいのだと 肯定的になって 思、. 他の. ・. う. 児 童. てない.木尻に 対応するのは , 1.2名の決 まった児童.. が 本 児の行動に気がつき ,対処するようになってきた.. 保. ・他の児童の 本 月 に対する行為に 不満を 言うことが多い.毎日の連絡帳 には サイ. ・他の児童への 批判が減った・ 本 児の学校での 変化がみ られるようになったのと 同時に,「言葉をよく 発するよう. 多く, なかなか取り 組みが進んで い かな. 考. ].. 誰か. 動や食事の改善などをみているようだ. 本 児の進路等に ついての話し 合いがもて,個別の指導や特殊学級・ 養護 路は ついて,父親の 意向を初めて 聞くことができた.. 合いに父親の 存在はみられない.. W.. きた.休み時間や 移動の時など ,担任がいなくても. 案 1. 期の「関係づくり」について. 期では、 当初、 本児の情緒の 不安定さと周囲の 活動や人に対しての 無気力・無関心さが 目立っ た。 本 児へのアプローチを 試みていった 結果、 Th とのかかわりの 中での奇声が 減少する、 要求 行 1. 動を表出する、 Th の顔を注視するなどの 変化が表れた。. 次のことが考えられる。 ①木呪がどんな 言葉を発しても、 Th はその言葉を 受け止めるといった 受容的なかかわり これらの要因として. 発する づ Th が書き留める. ). ( 水月 が. の繰り返しによって、 本 児は相手に「伝える 一 伝わる」ことを 認識し. ていき、 またこのやりとりの 繰り返しによって、 Th との関係性も 築かれていったと 思われる 0 さ らに、 このやりとりは、 水月 と Th との遊びにもなっていった [S5. S8. Sg]0 ② 本 児の腕や足をマッサージすることによって、 本 児の情動が高ぶることが 分かり、 この情動の高 ぶりとともに、 Th へ 視線が強く注がれることも 分かってきた 0 顔を注視するという 行為は、 発達 初期にあ る他者との共感関係の 成立を意味する ( 小林, 1986) ことからも、 水月 が Th の存在に気 づき、 Th との関係づくりができたと 考えられる [S3]0. ③遊びの場面では、 的なかかわり 行動 は、. ただ木呪を一人で ( 要求 ). 遊ばせるのではなく、 Th が刺激を送り、. を表出する機会や. 場面を意図的につくっていった。. 常に何らかの 自発. トランポリン 遊びで. 10回揺らしたら 手を止めて、 本 児からの要求行動を 待った。 木 児からの要求 づ Th が応じる」 「.

(8) 182. 関戸. 英紀・信田. 恵美子. というやりとりの 繰り返しによって、 要求の表出も 増加していったと 考えられる LS5L 。 ④「坪名に対して、 相手に顔を向ける・ 返事をする」という 行動の形成や「 さ する」という. f き 示の前には必ず. 呼格. 指示の出し方を 意識して行っていった。 柏手を意識するということは、 コミュニケー. ションの第一歩として 大切なことであ. りとりの基盤ともなる き ( 視線を合わす. (辻. り、 他者からの働きかけ. ( 指示など ). ・高山, 1999)。 この行動形成によって、. 1. を受け入れるためのや. 期 後半からⅡ期の 木児の動. ,指示を聞く ,移動など) は、 より広がりをみせ、 スムーズになっていったとも. 考えられる。 また、 Th だけでなく担任や 他の教師とも 坪名や指示の 出し方を統一していくよ 本 児の変容を促したと 考えられる. [54]0. 2. Ⅱ期の「やりとりの 芽生え」について 本 児の体調によって 気分の波はあ. しっかりとしてきた 0. 1. 期での信頼. く. るものの、 ほぼ情緒が安定しており、. 視線や姿勢も. 11. Ⅱ期では、. |. 111. 通理解を図ったことも、. う共. 共感 ) 関係をさらに 重視していきながら、 手遊び歌・ビーズ. まる、 音声言語の模倣や 発語がみられる、. 自ら手をつなぎに. 来る、. 本月が行きたい 場所へ引っ張っ. 1@@@@L@. 通し・パズル・ 型はめを通したやりとりを 試みていった 結果、 活動への意欲・ 持続力・集中力が 高 ていこうとするなどの 変化が表れた。. |. これらの要因として 次のことが考えられる。 ①信頼関係を 基盤に、 木呪 が Th とのやりとり. ( 伝える. 一 伝わる ) を楽しいと思い、 他者とのかか. S17.. S1g.. S20L 。. ②個別の時間には、. 教室の後ろに 設置した座席を. う 行動が見られるまでになった。. わりが楽しいという. 気持ちが、. 指さすだけで、 水月自ら移動し、. 着席をするとい. 本 児の中に Th と何をするのかの 見通しがたったこととそのかか. 自発的な行動を 引き出していったと 考えられる. 1111. [S12,. わりを維持したがという 欲求の高まりから 音声言語や行動の 表出が増えてきたと 考えられる. [513. 518]0. 1. 期のかかわりの 中で分かったので、 型はめを行う 際の手がかりとして、. 型 とはめ板に色シールを 貼 った。 それによって、 Th の支援なしでもシールを 手がかりにし、 確認 しながらはめられるようになった。 木呪にとって 、 色は有効な手がかりになったと 思われる. [518] 。. 提示されることで、 本 児の活動への 取り組みを高めることができたと 考えられる [Sl8L 。. 築くこと、 かかわりたいという 欲求を高めること、. その欲求を維持していく. 由. ような働きかけをしていくことなど、 木尻 の ニーズに応じた 丁寧なかかわりや 周囲の環境を 整えて. Ll ﹃ト 丘田・. 木呪との信頼関係を. 1ト. 触覚刺激に対して、 快 反応を示すことが 分かったので、 強化の方法を 拍手と 頬 を 触れることに 変えてみると、 活動への意欲や 持続力が高まっていった。 多様で適切な 強化刺激が. ④マッサージなどの. ・Ⅰ・111・. ,. ③色の弁別ができることが. いくことで、 本月に今まで 見られなかった 行動が現れ、 また行動が広がっていったと 言えよう。 ( かかわり ). は、 本人が覚界と 切り離されて 単独に成立する 行動ではなく、 本人. 著しく減少させる。 そしてそれは、 生活や学. 音場面への参加の 機会そのものをも 失ってしまいかれない. ( 渡部,. 2000)。 本 児の場合も同じこと. 成していくとともに、. 木 児を取り巻く 環境そのものを 変容させていくこともねらいとしていく. 必要. があ る。. 3. S. 2. 0 以降について. 自分から行動を 起こしたり、 かかわりをもとうとしたりする 行動がさらに 増えていった。 本月 に. @. が言える。 人 とのかかわりに 困難を示す 本 児の支援を考えていく 際には、 木呪にかかわり 行動を形. 11. 本人から周囲に 対する自発的なかかわり 行動の出現を. | ・ @ト @.. と周囲との関係によって 成立する。 人 とのかかわり 合いを楽しむことができないといったことは、. @@ ト .Ⅰ ,... 人 とのやりとり.

(9) 183. 通常の学級に 在籍する特別な 教育的ニーズのあ る児童に対する 支援. るが、 それを伝える 手段は奇声を 上げることになって しまっている。 適切な伝達手段を 形成していくことが 今後の課題であ る。 また、 本 児の要求があ っ ても、 通常級の担任一人体制では、 それにほとんど 応じることができない 状況をどう改善するかも. 強い要求がでてきたことは 望ましいことであ. 大きな課題であ る。. 4. 特別なニーズのあ る子どもへの 支援. ったが、 水月との信頼関係が 築かれ、 やりとりも可能になっていった。 一時的であ れ、 本月 の ニーズに応じた 個別の指導の 時間を設定することによって、 本月に顕著な 変 容がみられるようになっていったことは、 より適切なかかわりをしていけば、 よりより発達が 促さ 週一回程度のかかわりであ. れることを示している 0 同様に、 継続して指導していくことの 重要性も看過できない。. また、 木尻 は Th とのかかわりだけでなく、 担任や他の教師、 も変化がみられるようになった ら. 報告された。 そして、. にも変化がみられた. (表 2. 学級の児童に 対するかかわり 方に. 参照 ) 。 さらに、 家庭でも変化がみられたことが、 保護者か. 本 児の行動が変わっていったことによって、. (表 3. 本 児を取り巻く 周囲の人たち. 参照 ) 。. 本研究は、 木呪とのかかわりを 通して、 通常の学級に 在籍する特別なニーズのあ る子どもへの 支 援の在り方を 探っていくことが 目的であ った。 ? 導の経過から 示唆されることを 最後にまとめてみ き. る。. ①担任への支援の 必要性. :. 支援を必要としているのは 子どもだけでなく、 担任もそうなのであ る。. 言えないが、 障害児教育の 知識や経験をもち、 校 担任の相談を 受けたりアドバイスをしたりする 教師の存在、 養護学校や教育センター. 限られた時間であ ったため十分な 体制だったとは 内で困っている. 等 校外の相談に 応じてくれる 専門機関の存在が 必要であ ると言える。. 本研究でも明らかなように、 本月のように 特別なニーズのあ る 子 どもに対応していく 時には、 複数の教師が 必要とされる。 それは他の子どもにとっても、 豊かな 教 育 環境を整えることにっながるからであ る。 学力的に一斉授業に 対応できない 子どもがいるので 教 師が足りないというよりも、 基本的に多様な 特徴をもっ子どもに 対応するには、 具体的な場面で 機. ②複数の教師で 対応する必要性. 動的に動ける 人が必要であ. る. :. ( 神奈川県立第二教育センタⅠ. 2000) という認識は、 チームティー. チングの運用や 今後の指導体制を 考えていく上で 重要な視点であ ろう。 ③全教職員での 共通理解の必要性. :. 指導にあ. たっては、 周囲の教職員との. 情報交換や共通理解を 図. 重視した。 Th は水月に対してのかかわり 方を記したプリントを 作成し、 全教職員に配布した。 本 児への対応が、 どの教師であ ってもできる 限り同じにするためであ り、 そ りながら進めていくことも. れによって 木 児の混乱を最小限に 押さえていくためであ った。 実際、 全教職員が共通理解をすると いうことは難しいことであ. るが、 水月にかかわる 教師を中心に 少しずつ共通理解が. 図れていったよ. に思われる。 本月 が Th とのかかわりだけでなく、 担任や他の教師とのかかわりにおいても. 変容. がみられていったのも、 木呪に対してのかかわりや 対応が教師間で 統一されていったからであ. ると. う. 考えられる。 今後は、 より多くの教職員と. 共通理解を図れるような. 場のもち方や、 提言の仕方を エ. 失 していくことが 必要であ ろう。 ④他の児童の 気づき. :. りなどの障害状況と、. 障害には、 障害のあ る人に現に起こっているとまどい・つまずき・とどこお その障害状況に 対面している 側にそれにどう 対処すればよいかとまどい・ つ. まずき・とどこおりが 起こっている 障害状況との 両面. ( 相互障害状況 ). があ る。 本月と他の児童と. の間には、 このような相互障害状況があ ったと言えよう。 指導を進めていく 中で、 他の児童の木呪.

(10) 184. 関戸. 英紀・信田. 恵美子. へのかかわりの 様子が変わっていった。 ちょうど Th が 本 児への f 旨 導を始め、 木 児の情緒が安定し、 変化が表れた 時期と重なっているようにも の 児童にとって. 思われる。 ここで考えられるのは、 Th のかかわりが 他. 適切な役割モデルとして 働いたのではないかということであ る。 子どもは教師がど. そして、 教師と同じ対応をする。 教師の かかわり方によって 本月が変わり、 それによって 他の児童も変わっていったと 言えよう。 他の児童 のこの 嵐 づきは、 「共に学び育つ」子どもたちの 姿が学級の中で 実現されていくために、 また「 共 のような対応. ( かかわり ). をしているかを 鋭く見ている。. に 生きる」ノーマライゼーションの 社会の実現に 向けても、 大切な要素であ ろう。. インクルーシ. ヴ な学校を目指した、. すなわち通常の 学級を生活の 基盤としながら 個に応じた対応. もできるという 多様で柔軟な 学校環境づくりが 切に求められている。 文. 献. 神奈川県立第二教育センター. (2000) 学校教育改革のための 試み一インクルージ , ン をめざす学校. 教育の課題と 工夫についてⅠ 小林芳文. (1986)乳幼児と障害児の 発達指導ステップガイド ,日本文化科学社,55-57.. 辻 あ ゆみ・高山佳子. (1999)障害児における. 他者の意図理解と. 模倣・特殊教育学研究, 37 (1),. 高山佳子. (編. ),. はじめての特別なニーズ 教. |. 指導の視点・. ll.@.!. (2000)対人関係の障害とその 育 ,川島書店, 125-137.. 渡部匡 隆. t. 49-57.. @. Ⅰ。 耳. 11 !!11. 1ロ @. Ⅰトイ @ @ ト ・rト 由 @ト ・ @@ @4%. Ⅰトー. Ⅰ. @ 6. ⅡⅠ. 1 l@F@.

(11)

表  ]   やりとりの変容  1  期  (S  l  〜  S10)  曲係 づくり  Th  の行動     本 児の行動  5  1  (   5   月  15  日 )  本 児の座席の隣に 座り,授業時の  様子を見守る     プロックをプラスチックバケツの  中に次々と放り  込むことを何度も 繰り返す.投げ  入れることではな  く, 投げ入れたときに 生じる昔を楽しんでいるよう  にみえる.  Th  が構から声をかけるが ,反応はな  い    5  2  (5  月  26  日 
表 3   本児を取り巻く 周囲の人たちの 変化  対象  f  ヒ 日  導    目 Ⅱ  指  導  車     後  担  ・対応に困惑を  的な指導がなかなかできず  示したり,  本 ,  児への直接・ 陽  当たり的木尻に  専門家の指導を 対処できた・  間接的に受けることができ 木呪のできることが  教師側に分かり  ,安心して ,  な 対処を重ねることが 多かった    それが広がっていった. 本 児への対応がしやすくなり  ,  一貫性をもって ,  かかわることができるよ  う 

参照

関連したドキュメント

色に関しても性別にとらわれない色使いへの

や展開の工夫といったノウハウも蓄積され、書

99 Ⅲ アセスメントに基づいた指導の実際 (1) 5

The approach to making a cozy classroom atmosphere at the class including students who have special educational needs.. -The practice of group activities applying

対し、社会関係資本は、生まれた後にも外側から提

また、前述 の とお り、 よ り家庭 に近い環境 を目指すのであれば、当然、施設養護か ら家 庭的養護 とい うことになるが、 この家庭的養護の体制 にスムーズ に移行で

今回, SEN チェックリストを用いた担任教師に よる評価で¥算数に困難を示すと判断された小学校 2~6 年生の児童は 2227 人中 109 人,

Assessment of children’s handwriting problems in a regular Japanese elementary school class Ami Takemori (Graduate School of Contemporary Psychology,