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通常学級に在籍する慢性疾患の児童・生徒の実態と養護教諭が抱える問題と連携について

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Academic year: 2021

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全文

(1)

通常学級に在籍する慢性疾患の児童・生徒の実態と

養護教諭が抱える問題と連携について

著者

辻 晋助

発行年

2007-03-26

(2)

氏 名(本籍)

学位の種類

学位記番号

学位授与年月日

学位論文題目

辻 晋 助 (愛知県)

修 士(看護学)

修 士 第 92 号

平成19年3月26日

通常学級に在籍する慢性疾患の児童・生徒の実態と

養護教諭が抱える問題と連携について

(3)

別紙様式3 論  文  内  容  要 ※整理番号 ’、′  94 (ふりがな) 氏   名 つじ  しん すけ 辻  晋 助 修士論文題目 通常学級に在籍する慢性疾患の児童・生徒の実態と養護教諭が抱える問題と連携について 本研究は、小学校、中学校の通常学級の慢性疾患の児童・生徒がどの程度在籍しているのかの 実態調査と、養護教諭が通常学級の慢性疾患の児童・生徒の対応においてどのような不安や問題 点を抱えているかについて調査し、検討を行った。 本研究は自記式アンケートをS県7市の133校の養護教諭を対象に、平成16年3月から5月 にかけて行った。調査用紙はS県教育委員会より各学校に配布してもらい、郵送によって回収し た。 調査の結果、通常学級の慢性疾患の児童・生徒の在籍は小学校、中学校ともに9割の在籍があ り、また運動制限を受けている児童・生徒も小学校に約4割、中学校で6割の在籍であった。ま た慢性疾患の児童・生徒の把握は「保護者の口頭」、「主治医からの文書」、「個人調査票」の3項 目で主に行われており、現状では、児童・生徒の把握は小学校、中学校ともに出来ているという 結果であった。養護教諭が慢性疾患の児童・生徒への対応を円滑に進める上で連携が必要なのは 主治医であると答えている。養護教諭は約50%が主治医と連携できておらず、主治医と連絡を取 ったことのない養護教諭も約40%いることがわかった。 養護教諭が慢性疾患の児童・生徒の把握で困難を感じているのは、「保護者の考え方によって 報告がまちまちである」ことであった。慢性疾患の児童・生徒の保護者は、必要以上の生活制限 や運動制限を嫌がり、病名を告げない、症状を軽く告知するなどの報告をすることがある。その ため、養護教諭はその報告が正しいかどうかについて、自分自身で制限について判断する事にな り困難を感じていることがわかった。 養護教諭は慢性疾患の児童・生徒の対応だけではなく、近年増えてきている心の問題や成人病 問題など、多くの学校保健の問題を抱えていて多忙である。しかし、来年度から特別教育から、 新しく開始される特別支援教育ではLDやADHD、高機能自閉症等の児童・生徒を通常学校でも 対応をすることになっている。これらの問題にも対応を求められる養護教諭は今ますます学校保 健のなかで多忙になっていくと思われる。 養護教諭の通常学級に在籍している慢性疾患の児童・生徒の対応は主治医との連携によって正 しい病状を知ることで、養護教諭の対応は向上する。児童・生徒がよりよい学校生活を送ること が出来るようになると考えられる。

参照

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