第1学年
道徳学習指導案
1 主題名 あきらめないでがんばろう 資料名「こぐまのらっぱ」(低学年1-(2)勤勉・努力) (出典 「みんななかよく」1年 東京書籍) 2 主題設定の理由 【児童の実態について】 本学級の子どもたちは、学校生活にも慣れ、掃除、係活動など自分の仕事は責任持って役目を果たさ なければならないことはわかっている。また、運動会では、最後まで頑張ることの大切さを体感したり、 生活科のアサガオの世話では、毎日忘れずに水やりすることの必要性を感じることができた。その反面、 日常生活の中で、困難に直面するとすぐにあきらめて途中で投げ出し、最後までやり通すことができな い児童もいる。そこで、この期に自分のなすべき仕事や勉強などやらなければならないことは、くじけ ずやり通そうとする気持ちを育てたい。 【ねらいとする価値について】 人間が自立していくためには、自分でやらなければならないことをきちんと自覚し、しっかりとやり 遂げることが必要である。そのためには、何事にも粘り強く取り組み、努力していくことが大切である。 この時期の児童は、少し怠けても周囲の大人に支援してもらっていることが多く、待ったり我慢したり する体験が少なくなってきている。そこで本資料を通して、自分がやらなければならないことを最後ま でやり通そうとする気持ちを育てていきたい。そして、少しずつ自分の力によって成し遂げられる体験 を重ねることが、後の大きな喜びにつながり、新たな自己理解や自己発見へと発展させることができる と考える。 【今よりよくなりたい「じぶん」を見つめるために】 係活動や当番活動など日常生活を通して、自分自身を見つめさせながら一連の学習を行っていく。ま ず、道徳「やぶれたたいこ」で、うそやごまかしをせずに、明るく正直な気持ちで生活しようとする心 情を育てる。体育「ボール遊び」で、みんなが楽しくゲームができるように、練習や後片づけを進んで 行い、明るい気持ちでのびのびと活動する経験をさせる。そこで、道徳「しまのおさるたち」で自立す ることの大切さに気づかせ、自分でできることは自分でやろうとする心情を高める。また、道徳「こぐ まのらっぱ」で自分のしなければならないことは、あきらめずにやりとうそうとする心情を育てる。最 後に、学校行事「海岸清掃」を設定し、実践化を図る。これらの学習を通して、わがままをしないで素 直に伸び伸びと生活をしようとする心情や態度を育てていきたい。 3 学習計画 【道徳の時間】 【教科・領域】 資料「やぶれたたいこ」1-(4)正直・明朗、誠実 常 うそやごまかしをせず、明るく正直で誠実な気持ちを持 体育「ボール遊び」 時 とうとする心情を育てる。 ボール遊びのルールを守る大切さ 活 を理解させ、練習や道具の準備・後 動 片付けを進んで行う態度を育てる。 ・ 資料「しまのおさるたち」1-(1)節度・節制、自立 係 自立することの大切さに気づき、他人に頼らず、自分で ・ できることは自分でやろうとする心情を育てる。 当 番 学校行事「海岸清掃」 資料「こぐまのらっぱ 」1-(2)勤勉・努力(本時) 校内清掃を通して、自分のできる こぐまの練習の様子を通して、自分が行わなければなら ことを進んで見つけ、最後まで頑張 ないことは、努力して粘り強く行おうとする心情を育てる。 る態度を養う。 わがままをしないで素直にのびのびと生活する子ども4 本時 平成20年 10月24日(金) 第5校時 於 第1学年○組教室 (1) ねらい ・何度も練習するこぐまの姿を通して、自分が行わなければならないことは、あきらめずに粘り強く 行おうとする心情を育てる。 (2) 各学習段階ポイント ○自分見つめ:アンケートの結果から、自分の中に頑張りたい心とあきらめてしまう心があることに 気づかせる。 ○価値さがし:こぐまの台詞を考えさせることによって、こぐまの気持ちに共感させながら、頑張る ことのよさや大切さに気づかせていく。 ○自分さがし:頑張っている写真や友達の作文を聞くことによって、これからもあきらめないで頑張 っていこうとする気持ちを持たせる。 (3)学習展開 学習活動・予想される児童の考え 支 援 の 観 点 1 自分のやらなければいけないことについて ○ アンケート調査の結果から、自分の仕事や学 思い出す。 習について振り返り、価値への方向付けを行う。 自 ・毎日の勉強・宿題 ○ 途中でやめてしまった経験やそのときの気持 分 ・鉄棒やなわとび練習 ちなども取り上げていく。 見 がんばるこころをみつけよう つ め 2 資料「こぐまのらっぱ」を聞き、こぐまの ○ 話の世界に浸れるように、紙芝居を使い、読 気持ちについて、話し合う。 み聞かせを行う。 (1)やめようかと思ったこぐまの気持ち。 ○ こぐまの考えていることを自分のことと置き もうやめようかと思ったこぐまは、どんな 換えて、考えさせる。 気持ちだったのでしょう。 価 ・らっぱをふくのは、もういやだな。 ○ 一生懸命練習しているこぐまの様子を動作化 ・やめたいな。なんかいしてもできない。 させ、気持ちを考えさせる。 値 (2)何度も練習を続けるこぐまの気持ち。 ○ 小鳥の会話をヒントに、練習に向かう意欲を さ 何度も何度も練習を続けるこぐまは、どん 取り戻していくこぐまの気持ちの変化をとらえ なことを思ったでしょう。 させる。 が ・この調子でがんばるぞ。 ・うまくなるまであきらめないぞ。 「じぶん」を見つめさせるための工夫 し ・山のみんなのためにがんばるぞ。 ○ワークシートにこぐまの気持ちを書かせるこ とにより、自分の考えをしっかりもたせる。 (3)演奏が終わった後の、こぐまの気持ち。 ○こぐまの台詞を考えさせることによって、練 ・やった、うまくひけたぞ。 習により少しずつよい音が出せるようになっ ・みんなに喜んでもらえてうれしい。 たこぐまのうれしい気持ちに共感させる。 ・あきらめないで頑張ってよかった。 ○ 困難に負けず、努力したからこそ得られるこ ぐまの満足感をおさえていく。 ○ 顔の表情図を使いながら、こぐまの気持ちを 視覚的に表していく。 自 4 自分の生活を振り返る。 ○ 自分が頑張っていることを発表させ、こぐま 分 こぐまのように、あきらめないでがんばって の気持ちに共感させていく。 いることがありますか。 さ 「じぶん」を見つめさせるための工夫 ・音読練習を毎日続けて、じょうずによめるよ ○友達が頑張っている様子の写真をみたり、友 が うになった。 達の作文を聞いたりすることで頑張った後の ・プールで目が開けられるようになった。 心地よさに気づかせる。 し ・鉄棒練習で逆上がりができるようになりたい。 ○ こころのノートを読み聞かせ、実践への意欲 を高めていく。