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さいごまでがんばるこころ「一りん車(一部改作)」

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Academic year: 2021

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第1学年

道徳学習指導案

指導者 1 主題名「さいごまでがんばるこころ」 2 主題の価値〈1-(2)勤勉・努力〉 「勤勉・努力」とは、「苦しくても、できるようになりたいからがんばるぞ。」「応援してくれ て いる 人の た めにも がん ば るぞ。」「 みんな に 認めて も らい たいな。」「がんば ってで きるよう に なったら気持ちがいいよ。」などといった心をもってはじめて行為として表出するものである。 人間は成長していく過程で、自分にとって切実な目標を立ててそれを達成しようと努めている。 その目標を達成するために努力を繰り返すことで、人として必要なものを身につけながら成長し ていくのである。そのために、低学年の段階では、児童が自立していくためには、自分がやらな ければならないことはしっかりできることが大切である。そこで、勉強や係の仕事などで、目標 を成し遂げるためには、こつこつとあきらめずに取り組む強い意志を持つことが必要なことに気 づかせたい。そして、やらなければならないことは、粘り強く努力し、最後までやり抜こうとす る心情を育てていきたい。 3 価値に関する児童の実態 本学級の子どもたちは、学校生活にも慣れ、明るく元気に学校生活を送っている。運動会では、 上級生のいうことを聞き頑張った。学級全体では給食当番や掃除、係の仕事などを進んで活動し たり、毎日の生活のめあてを守ろうとしたり、音読や宿題を続けようと頑張る姿が見られる。し かし、しなければならない家の仕事を途中で辞めたり、掃除の時間におしゃべりに夢中になり、 掃除をすることを忘れたり、自分がやり遂げなければならない勉強や仕事に粘り強く取り組み、 最後まで努力することが十分とは言えない実態も見られる。 そこで、本実践で主人公の気持ちと重ねて考えていくことで、自分でやろうと決めたことは、 あきらめないで最後までしっかりとやり遂げようとする道徳性を育てたい。 4 資料名 「一りん車(一部改作)」(学研「みんなのどうとく」) 5 体験と道徳の時間のかかわり 体験活動①(道徳的価値を内在した体験活動) 運動会までの練習で「さいごまで一生懸命がんばる」などの目標を立てさせ、練習に取り組 ませた。そして、自分の目標達成に向けて、きつくても一生懸命練習に取り組み、やり遂げる ことを体験させた。また、生活科「おおきくなあれ」では、花や野菜作りのために、自分たち の畑をきれいにするという目標に向かって、大変でも草取りや畑を耕すことに頑張って取り組 ま せ た。 さ らに 、 体 育 の「 め ざ せ、 縄 跳び 名 人 ( 用具 を 使 って)」 では 、「前跳 び が5 0回 で きるようになる」などの個人目標を立てさせ、練習に取り組ませた。これらの活動に取り組ま せることで、「できてうれしい」などのがんばることの大切さを感じてきた。 ↓ 本時の道徳の時間〈1-(2)勤勉・努力〉 体験活動①での体験と主人公の気持ちを重ねて考える活動を通して、自分がやらなければな らないことは、あきらめないで最後までしっかりとやり遂げようとする心情を育てる。 ↓ 体験活動②(道徳的価値を実践する体験活動) 道徳の時間で見つけ出した最後までがんばるための大切な心を、学校生活や家庭生活におい て、生かしていく取り組みを行う。具体的には、学級活動「掃除や当番活動のしごとを見なお そう」で、自分の掃除や当番活動の仕方を見直して、最後まで責任をもって自分のやるべきこ とをやり遂げることの大切さを考えさせたり、家庭でのお手伝いを見なおしたりして、実践さ せたい。また、体育の「さいごまで走ろう」では、持久走にめあてをもって取り組ませたい。 6 本時の学習(13:30~14:15 於:1の2教室) (1)ねらい 自分がやらなければならないことは、あきらめないで最後までしっかりとやり遂げようと する心情を育てる。 (2)準備 児童:縄跳びがんばりカード、心のアンケート 教師:資料、場面絵、学習プリント、活動している写真など

(2)

(3)展開 過程 学習活動と予想される子どもの反応 指導上の留意点(○)及び評価(※) つ 1 本時のめあてをつかむ。 ○ 途 中 で あ き ら め て が ん ば れ な か っ た こ か ( 1 )「 き つ か っ た け ど 最 後 ま で が ん ば っ た と や 「 め ざ せ 、 縄 跳 び 名 人 」 で 最 後 ま で む こと・途中であきらめたこと」の生活経 がんばり、やり遂げた事などを取り上げ、 験を出し合う。 類 似 の 体 験 を 想 起 さ せ る こ と で 、 本 時 で ○がんばって練習したら、縄跳びがとべるよ 見つめさせたい心に目を向けさせる。 うになった。 △なかなか上手にならないから、やめたくな った。 (2)本時のめあてを考える。 さいごまでがんばるためにたいせつなこ ころをみつめよう 見 2 教師の範読を聞き、弱い心が表れている ○ た け し 君 の 弱 い 心 が 表 れ て い る 場 面 を 通 場面を考える。 考 え な が ら 読 ま せ 、「 た お れ て し ま い 、 す ・弱い心には、青線を引きながら聞く。 うでからちがでました。」や「いたくて、 な ん ど も な み だ が で ま し た 」 の 言 葉 か ら 何 度 も 転 ん で け が を し た と き の 気 持 ち を 考えさせる。 考 3 資 料 「一 り ん し ゃ 」 を も と に 、 登 場 人 物 ○ ま ず 一 輪 車 に 乗 る こ と を あ き ら め そ う え の行為や気持ちについて考え、話し合う。 に な っ た た け し 君 の 気 持 ち を 考 え さ せ る る (1)すぐに転んでしまい、なかなか乗れな こ と で 、 誰 に で も あ る 弱 い 心 が あ る こ と いたけし君の気持ちについて話し合う。 を 実 感 さ せ る 。 弱 い 心 を 実 感 さ せ る こ と ・みんなのように、乗れるようになりたい で 、 そ の 弱 い 心 に 打 ち 勝 っ た 強 い 心 の 大 な。 切さを鮮明にしたい。 ・どうして乗れないのかな。 ・足が痛いし、嫌だな。 ・やりたくない、もうやめよう。 (2)痛いのを我慢して、また、練習を始め ○ 「 こ の ま ま や め た く な い 」 と 思 う た け た、たけし君の気持ちを考える。 し 君 の 気 持 ち を 考 え さ せ る こ と で 、 た け 「もう一回挑戦しよう」と思ったたけし君 し 君 の 心 の 中 に 、 あ き ら め ず に が ん ば る は、どんな気持ちでがんばることに決めた 心があることに気づかせる。 のでしょう。 ○ き つ か っ た け ど 、 が ん ば っ て や り 遂 げ みんなが、きつくてもうやめたいと思っ た 体 験 ( 運 動 会 、 草 取 り 、 縄 跳 び な ど ) ても最後までがんばっている縄跳びの練習 を 想 起 さ せ る こ と で 、 た け し 君 と 自 分 の の時の気持ちと、たけし君の気持ちは似て 体 験 を 重 ね 合 わ せ 、 た け し 君 の 気 持 ち を いるね。縄跳びの練習の時の気持ちを思い 考えさせる。 出しながら、たけし君の気持ちを考えてみ ※ 自 分 の 体 験 と 重 ね て 、 た け し 君 の 気 持 よう。 ちを表現している。 ・練習をやめたら、乗れるようになれない。 (学習プリント記述分析、発言分析) 乗れるようになりたい。 ・がんばって、心をぽかぽかにしたい。 ・乗れるようになったら、うれしい。 ・友だちが応援してくれるから、がんばろ う。 ・がんばってほめられたい。 見 4 本時の学習で見つけた心をまとめ、大切 ○ 自 分 で 選 ん だ 「 大 切 だ と 思 う 心 」 を 書 つ だと思った心を見つめる。 かせ、価値の主体的自覚を図るとともに、 め (1)大切な心を一般的な言葉でまとめる。 今日の学習の関連や手だてなどの評価を 合 ○ あきらめないでつづけるこころ 行うようにする。 う ○ できるようになりたいこころ ※ 大 切 に し た い と 思 う 心 に つ い て 、 学 習 (2)まとめた大切な心の中で自分にとって を 振 り 返 っ た り 、 板 書 を 参 考 に し た り し がんばるために必要だと思う心を選ぶ。 て書いている。(学習プリント記述分析) 生 5 今日の学習で見つけた大切な心をどんな ○ これから、どんな場面で生かし、努力 か 場面で生かしていきたいかを考え、これか をしていきたいかを考えさせることで、 す らの生活について意欲をもつ。 実践意欲をもたせる。 今日の学習で見つけた心をどんな場面で 生かしていきたいですか。 ・自分で決めた家の仕事をがんばる。 ・そうじや係の仕事をがんばる。

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第1学年2組

発問計画

過程 教師の発問・提示 子どもの主な反応 つ T1:2学期になっていろいろなことをがんばっ C1:運動会や花壇の草取り か てきたね。どんなことをがんばったかな? C2:今は、縄跳びをがんばっているよ。 む T2:いろいろなことをがんばってきたね。 C3:きつかったけど、がんばって縄跳びの練習を では、今まで、きつかったけど最後までが したら、できるようになったよ。 んばったことや途中であきらめたことはあ C4:できたときは、うれしかった。 りませんか。そのとき、どんな気持ちにな C5:練習するのがめんどくさいと思った。 りましたか? (赤い心・青い心) C6:なかなか上手にならなかったときはやめたく なったよ。 T3:みんないろいろなことをがんばってきたけ ど、最後までがんばったことだけでなく、 あきらめたこともあったね。 みんなは、どんな心を持った子どもになり C7:きちんとがんばることのできる子どもになり たいですか。 たい。 T4:今日のめあては、なんだろう? さいごまでがんばるためにたいせつなこころをみつめよう 見 T5:今日は、「一りんしゃ」というお話を使っ 通 て大切な心を見つめていきます。 す 今から、先生がお話を読むので、主人公の たけしくんがあきらめたところに、青線を (青い線を引いたところを確かめる) 引きましょう。 考 T6:すぐに転んでしまい、なかなか1輪車に乗 (児童の発言) え れないたけしくんはどう思ったでしょう。 C8:みんなのように、乗れるようになりたいのに。 る (主人公の言葉、挿絵) C9:(こんなにがんばっているのに)どうして乗 れないのかな。 C10:足が痛いよ。嫌だ。 C11:やりたいくない。もうやめよう。 T7:たけしくんの心がたくさん出てきたね。 C12:青です。 たけしくんの心の色は、何色だろう? (青い心) T8:青い心になったたけしくんだけど、このま C:13 もう一回やろうと思った。 まなのかな。 (学習プリントに記入→ペア学習→交流) 「もう一回挑戦しよう」と思っ たのは、ど C14:練習をやめたら、乗れるようにならない。 んな気持ちにでがんばると決めたのでしょ みんなと一輪車鬼をしたい。 う。みんなが、きつくて、もうやめたいと C15:一輪車が乗れるようになりたい。 思っても、最後までがんばっている縄跳び C16:乗れるようになったらうれしい。 の練習の時の気持ちとたけしくんの気持ち C17:がんばったら心がぽかぽかになる。 は似ているね。縄跳びの時の気持ちを思い C18:友だちが応援してくれるからがんばる。 出しながら、たけしくんの気持ちを考えて C19:最後までがんばりたい。 見 みよう。 (挿絵・写真) つ T9:たけしくんの心がたくさん出てきたね。 め このたけしくんの心は、何色だろう? C20:赤い心です。 合 (赤い心) う T10:たけしくんは赤い心になったね。 では、最後までがんばるために大切な心 は何だろう。考えてみよう。 (児童の発言や考えた気持ちを一般的な言葉で板書をする) (ピンク色のハート) ○ あきらめないで続ける心 ○ できるようになりたい心 ○ みんなと一緒にがんばる心 T11:3つの大切な心を見つけることができま したね。 では、この3つの心の中で、最後までが んばるために、自分にとって大切だと思 う心はどれですか。プリントに書き込み (学習プリントに記入) ましょう。 T12:今日の学習で見つけた心を、生活のどん C21:縄跳びをもっとがんばる。 な場面で使っていきたいですか。 C22:当番や掃除をがんばる。

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どんなことをがんばっていきたいと考え ましたか。(写真の掲示)

参照

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