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質的データ分析によるスポーツ少年団の研究
til 室 賀 宅 墨 ∴ 「 ∴ . 亭 _ _ _ j r r ー岡田 猛藤島仁兵鬼塚幸一*山下孝文**
A Study on Junior Sports Club on the Basis of Qualitative Data
Takeshi Okada Jinpei Fujishima Koichi Onitsuka Takafumi Yamashita
1.は じ め に
昭和52年度のスポーツ少年団本部の調べによると,全国でのスポーツ少年団の規模は,団数 15,831,団員数198,176人となっており,スポーツ少年団が小学生を主な対象とした主要な社会体 育の場になっていることは明らかである。 ところで,近年,少年団の活動のあり方は対するさまざまな批判も耳にするところである。先般 の地元新聞の投書欄にも もスポーツ少年団に行き過ぎ寺と題する,次のような匿名の主婦からの投 書が掲載され,物議をかもした 8:1) 「小学校の対外スポ丁ツ競技は,制限されているときいてい ます.ところが最近は,各種スポーツ少年団の活動が盛んになってrきましたO なかにはそのスポー ツ少年団の練習を毎日欠かさず,しかも数時間も練習しているところがかなりあるようです。いろ んな試合があり,その勝敗にとらわれ過ぎているところに原因があるようです。対象者はまだ年若 い小学生です。どんなによいねらいがあっても,′子供た畠の練習ぶりを見ていると,どこかに欠陥 があるような気がします。子供には夕方するべき仕事もあり,また自由な時間もあるべきです。学 校体育としては対外スポーツ試合に対して消極的なのですから,社会体育側の考え方をよく考慮し たうえで,活動すべきだと思います。それにスポ-ツ少年団の指導者には学校の先生が多いという ことですが,その先生方は本務の学級経営のほうはどうなっているのでしょうか。おろそかにされ ている点はないでしょうか。関係当局はすぐ少年団活動中実態を調査し,もし好ましくない点があ ったら一日も早く善処してください。」 これまでにも,スポ-、)少年団については,その指導者を中心にして,実態の把握と今後のあり 方の検討を目的として少なくない調査がなされてきた。・われわれは今回,新しいデータに依拠し て,これまでの調査結果を踏ま且つつ,スポ-ツ少年団の実相にせまりたいと考え,この研究を行 なっ寵。 *鹿児島工業高等専門学校 **鹿児島短期大学質的デ-タ分析によるスポ-ツ少年団の研究
2.方 法
言うまでもなく,社会現象を分析・解明する方法として社会調査法がある。そこでは,統計的調 査法による数量的データと,事例的調査法による,手記,日記,小説などの質的データが用いられ る。前者が, (1)追体験的な了解可能性の稀薄さ, (2)総合的,多次元的な把握の困難さ, (3)変化のプ ロセスや可能性に関する動的な把握の困難さ,という固有の欠点をもち, 「たしかだがおもしろく ない」分析に終るのに対.し,後者は, (1)事例そのものの「代表性」の保証がないので普遍的な法則 を導き出すことが困難である, (2)分析の手順や着眼点を「標準化」し難いために,不正確な観察や 窓意的な推論の入りこむ余地を与える,という固有の弱点をもち,おうおうにして「おもしろい が,たしかさがない」立論になりがちである,といわれている。そこで二つの方法,データの統合 方法として,安田,注2>R. White,注3) Lazersfeld & Robinson注4)等がそれぞれ独自の手続きを提 案しているが,見田はそれらのいずれもが二つのデータのもつ独自の強みを犠牲にした単なる折衷 であるとして,図1に示すような多段式の分析法を提案している注5)のでこの考え方をとりたい。 原閉鎖 -^ とりあげるべき要因の限定 戦略的な 問 題 の提起 統計的関連ないし相関 経験的な 共変関係 の発見 因果閲係の内的な説明 動機連関の内的な理解 仮 説 の 検 定 mmm 仮 説 の形蟻 他の諸法則との関連 埋論体系 の梢築 図1.見開による多段分析の設計 ところで,今回用いたデータは,図2に例示したように,指導者;・モットー,戦績等を紹介した 「横顔」と,団員の作文である「団員の記」からなる,昭和52年度一年間の読売新聞鹿児島版に掲 載されたスポーツ少年団の紹介記事38片である。内容,掲載の選択基準(地域別,申し出)からみ ても質的デ-タとして取り扱うのが適当であると思われるので,見田の提唱する多段式分析法の第 Ⅱの局面として位置づけし分析した。雨樋・猛・r藤島仁兵・`鬼塚事」・∵山下孝文 〔研究紀要 第30巻〕 203
小さな学校でも
指、一宿市`、
据 積 市 内 の 小 学 校 で 、 一 番 小 さ な魚見小校区の児蔑たちで結成L で い る が 、 み ん な と て も 熱 心 。 練 習 に も 力 が こ も っ て い る O 指 噂 藍 . 膚 に 当 た っ て い る の は 、 掴 僧 郵 便 局 聖 野 諏 訪 成 一 好 一 克 ( 三 七 ) 0 一 T 小 さ い 学 校 だ か ら と い っ て 、 い . ℃ け で は だ め 。 子 供 た ち に や れ ば で き る の だ と い , ( 感 情 を つ け さ せ る た め に 括 成 し た 」 と い う 。 練 層 管 層 L e 午 後 か ら i i r 四 時 間 で 、 た っ ぷ ∼ n 鍛 え 上 げ る 。 中 に は 誓 流 す 子 漸 い る が ' _ チ ー ムから害者は賢一人もいな 一 -● ■ い 。 練 習 が 終 わ れ ば ' い ろ L . ・ う な 由 萩 に 乗 っ て く れ る 、 や さ し い お じ さ ん 芸 ら だ 。 監 督 で あ る ば か り . で な く 、 ソ フ ト ボ ー ル の 審 判 免 許 や 持 ち 、 校 区 、 市 民 体 育 大 会 、 市 内 の 各 ソ フ ト ポ ー ル 大 会 に 引 っ 張 り 出 さ れ て 、 休 む 暇 も な い 忙 し い 人 だ 。 用 艮 た ち は 礼 儀 正 し く 、 根 性 も あ る 。 体 の 弱 い 子 も 、 し ば ら く す る を 薫 に な c l r 病 気 で 練 習 を 休 む こ と も ほ と ん ど な い 。 の び の び と 練 習 に 励 ん で お Q I _ 父 母 た Q t の ∫ 声 塚 も 熱 が こ も っ て い て 、 散 訪 園 監 督 は r や り が い が あ る 。 子 供 た ち に 負 け な い よ う 、 わ た し も が ん ば っ て い く 」 と 曲 り 切 っ て い る ? ■ _ _ I _ _ t t t 芸好きだ。荒だけかんとくを 尊 敬 し て い る の だ と ぼ く は 思 う 。 ぼ く は 、 ソ フ ト ボ ー ル を 通 じ て 、 健 東 で じ ょ う ぷ な 体 と 、 根 性 を 作 0 つ 。 こ れ か ら も が ん ば っ て 練 習 し よ う . 来 年 は い よ い よ 中 学 生 。 こ ん と は 、 野 球 部 に は い っ て が ん ば き っ 。くじけずに
早-通すゾ
∇ 設 立 四 十 八 年 ∇ 団 員 十 八 人 . . ∇ 軌 構 今 年 は 三 勝 五 敗 ( え ) 魚 見 小 6 年 二 石 1Tl 」▼一ft▼■ 一 し た 気 特 に な る 。 こ れ か ら も か ん と く は じ め 、 み ん な で が ん ば っ て H o i ; ゥ j i i i S-きびしい練
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ぼ く は 、 も , d r ( 苧 ツ 少 額 団 に 入 っ て 三 年 に な る O 今 ま で に 何 回 〟 も 璽 峯 し て 3 f る が 、 -か ん と く が ・ い つ も 試 合 の ま え に ロ ぐ せ の よ う に 「 相 手 チ ー ム に は 、 相 手 チ ー ム が ど ん な き た な い ヤ ジ を 言 っ て も 、 よ い プ レ ー 脅 見 せ て く れ た ら はく手をする気持かないとタメ だ J 勝 ち 負 け に こ だ わ る な O お も い き っ て や れ 」 と い う o ぼ V た ち は 「 よ し が ん ば る ぞ 」 と い . d フ ァ イ ト が で る 。 試合中には父兄がおうえんして V れ る が 、 な ん だ か ん だ い っ た っ てかんとくのかけてくれる言葉が な い と 、 試 合 中 に 落 ち 着 か な い 。 . 練習の時はノックをしながらも 「 し っ か り せ ん か 」 と ま る で 人 が か わ っ た よ う に ' す ご く こ わ い 。 夜 暗 く な っ て ユ ニ 兼 T ム 脅 耳 っ 黒 に し て 椅 る と 、 ほ ん と う に 練 習 い き た い と 患 う 。こわい監督
なぜが好針
唱和前薗誓
ぼくたち魚見ソフト少年団は、 毎習曜日の午後四時からソフト ボ ー ル の 練 習 を し て い る ご ハ 年 は 三 人 、 五 年 は 七 人 、 四 年 は 一 人 、 三 年 は 三 人 、 二 年 は 三 人 ' 毒 は l 人 と い っ た 小 声 恵 チ ー ム で あ る 。 ぼ く L j r 今 年 は l 回 も や す ま ず 練 習 を や っ て い る 。 避 休 み の と き は 、 暑 い 日 が つ つ い て 「 い っ そ の ー 」 と や 砂 よ う か 」 と 思 っ た 日 も あ っ た 。 だ け ど 、 そ の 日 の そ の 時 間 に な る と 、 自 然 に 練 習 に 行 く 。 「 そ れ だ け ソ フ ト ボ ー ル が 好 き な ん だ を の 」 と 患 っ た か す る 。 か ん と く は き び し い け れ ど 、 な細
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福
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四 年 生 の と き 、 み ん な に す す 砂 られてこの魚見スポーツ少年団に は い っ た 。 今 は も う 〓 年 目 だ 。 キ ャ プ テ ン に 選 ば れ て い る 自 分 が 信 じ ら れ な い 。 レ ギ ュ ラ ー に な O , v い と 慮 っ て い た こ ろ が 夢 の よ う だ 。 今 年 は 小 型 丁 枚 最 後 の 年 で も あ る と 、 こ ん な こ 壷 し ば し ば 思 い nu 挙。 は い っ て ま だ 事 や な い こ ろ 、 い っ し ょ に は い っ た 友 人 た ち は 、 次 々 と や め て い っ た 。 し か し 、 今 で は や め る も の は い な く な っ た 。 同 級 第 三 人 も い る 。 そ れ も 二 人 は 転 攻 生 だ 。 ぼ く は 、 魚 鬼 の 六 年生はいくじがないといつも思 う 。 監 督 の 練 習 P き つ い け ど 、 と 中でやめてしまうのはとてもだら し な い 。 ぼ く も 何 度 「 や め た い 」 と 思 っ た か し れ な い 。 し か ん 、 く じ け ず 、 今 ま で や っ て き た 。 あ と 少 し の 間 「 い っ し ょ う け ん め い が ん ば さ つ 」 と 心 の 中 で 患 っ て い る . <tチェスト行け寺 の一例 図2. H h a ⋮ ⋮ ⋮204 質的データ分析によるスポーツ少年団の研究
3.結 果 と 考 察
今回の研究をするにあたり,先行研究として分析した,少年団に関する統計的調査は表1の通り であり,そこで取り上げられている主な撃因q)連関図は図3のようにまとめられる。これは見田に よる多段式分析法の第Ⅰの局面に該当する段階である。個々の要因項目における各調査結果間の異 同,傾向については,見田の第Ⅳの扇面で必要となってくるが,ここでは今回の項目にレリグァン トな項目のみを必要に応じて取り出すことにとどめる。 表1.分析の対象とした,スポーツ少年団に関する統計的調査L a ︰ 岡田 猛・藤島仁兵・鬼塚幸一-・山下孝文 ⊂研究紀要 第30巻〕 205 動 機 ③④(6)⑦⑧ 社会的条件 指 導 者
≡三雲五三- "I "%.'一重二 竿蝣r-'fi- 三
他団体での役職③⑥ ⑦⑧職業②④⑤⑥⑦⑧⑨ 活動董 頻度⑥内谷⑧ 活動タイプ⑧⑨ 主体的条件 指導目標⑥⑦⑧スポ-y(那)経験 歴③⑥⑧スポーツ指導歴⑥資格⑦ 指導者としての自己認識⑧研修⑥ ⑦⑧ ∼ ヽ 、、、、要望⑥⑨ \ 学校運動部 (休・解団の理由①⑥
単 位 Rl 構成〔_i)⑤⑥(gv⑨種目④⑨ 各級本部 実態(91 活動型①⑥⑨活動内容① 、⑤ョ 活動時間⑤活動目標⑨ 入用動機②G) 指導上の間濁点 ㌣耳m.二、蝣'S) 図3.これまでの統計的調査で取り扱われた要因連関図 表2に示したのが,今回の研究で用いたデータの概略的な分析表であるが,そこで見られる幾つ かの特徴点,問題点を,先の要因連関図におけ卑分析と可節な範囲で対照するという形で考察を進 めてゆきたい。 (1)種目をみると剣道をはじめとして,当該年令の学校では正課体育として採用されていない種目 が多種目にわたって高い割合で採用されているが(全国レベルでも同じ④⑨) ,これらの種目では 指導者の方針がストレートに団員に伝わる傾向もあり,注6)指導方法とも絡んで,教育的配慮が必 要になってくる。 (2)練習時間についてであるが,前述した投書にもあったように,練習時間の長さは,剣道,空手 といった格技に特に顕著である。これは種目の特性によることもあるであろうが,毎日、早朝1時 間,午後1.5時間の練習を課している少年団の団員の手記に, 「試合前の時は日曜日も練習があり ました。そんなときは, 『どうしてわたしは,剣道部にはいったのだろうか』と思うこともありま した」注7)とあるように,団員にとって時に苦痛を感じさせることになっている。なお,調査⑨に よると1日平均2-3時間の練習をしている団がサッカーにおいても56.7%ということであり,塗 Il 体的にみても練習時間が多い傾向が伺える。206 質的データ分析に凄写るスポーツ少年団の研究 表2. もチェスト行け、の分析表 団l種 目卜単位団の構成 柔 道 剣 道 剣 道 _l 一一 l一 -侮一 洋. 単 球 ソフト 空 1・」 弓 道 卓 球 野 球 複 合 ソフト ソフト 複 合 空 手 剣 道 ソフト 一 一一一- -一一-一一▼ 一・-サッカー 剣 道 ソフト ソフト l■ 剣 道 __...__ 」 剣 道 サy'ガ⊥ 廃 球 ノヾレー 複'合 l ._ 剣㌻道 ソフト 学校人 '.]> -TE……!一 中 里日工9)_ 小 (52) ■ 二 二_ -_ 小 (50) 中 (10〕 小 U4) 小 (230 幼・小(100} 申 :i3) 小 cm 小 ‥(20) 小 (42) 小 (31) 小 (45) 小∼高(45) 小・中(22) 小 (ll) 小 (47) 小 (27) _ ‥ ∴_-I 小 (52) 小 (竿2) ' ` . ∴ ` 小 (35) L> /Jv (18).・ 小 (45) 小 て27) 小 (40) 小 (21) 小 (42) 小 (32) 小 (32)
謡著.製‖
商業 (41) 公務員 漸 葉 (57) 会社夜軍て50 ) 公務員-公務員 (47) 商 業 (38) 教 士 教 員 (49) 中・高校丑 . = r J_ -商 業 <31D 父 兄 父 兄 (42) 体・指 (483 公社員 (25) 公社員 C485 公社員 (49〕 員 (51) 建琴業(47) ∴二二=ニーT l∵∴=: こ ∵ 丁=「 二m = =- T 商 業 (42) 神 職 (58) 公務員 (41) 製造業 -.-.cut)▲ .. .一一一 二教 甲(24)
≡二 二二_- - 二 教 員 (48) Jy . -. ・ ;、 公務員(48,49) 商 業(21,22) 数 日 23) 云務汀 f22j 商業 斬首ニーーE…。) 公務員 C38) 教 民. 〟 田蔽頁「 64j 会埜貝(46) - _ l豪社畠E霊∃
練習時聞 日曜日毎日1撃
午後2時間 団としてU)目標 モ、ソト--社会のため 礼儀 根性毎量後讐甥等桓精神基本技術
上昭且首piti遍適
3時間 年中無体 日曜日 2 ■・ 一・一一 ▲付-一一一一 一・-I 1 遇2-3回 海に学び梅に鍛えよう 体位・体力の向上 礼儀 根性 男らしく女らしく 立派な子供(其・善・ 美〕 大会出場 根性 体力 校外指導 のびのびした子ども 百両訂詣H桓「議産山-水・七・目 玉醸El TT「 3時蘭 毎 日 1.5時間 ・k 禾二一十‥‥-1.5時間 -I.二 一一' 二 毎 日 1時間 水 士 ウソをつかないけんか をしない なまけない 観ぱく∴ けじめがつけられる子 Bサ ー ノ ー l r ▼ 不良防止 , :' ' ll■`- _一† r . 一 目本人の心 最後まで やれ うそをつくな52甜根性-ムワ-ク
毎 日 ・放課後1時間一 ・ . - ■ 週に4回 11時間 iD^ 根性 健康な心身 迷惑をか 三ilA 放課後3時間:LiJない 最後まで頑張nm t i痛 心nrr_⊥屑を 午 前 放課後 る 隣人愛 郷十夢 ・ ー 向も響
都i F一 時 1 イ 層一 め る ア ブ 礼儀 ルール 平日め年後‥r: k-j 宝‖1㌧2IK?f 3HSI帥える ‥・一 丁一 丁 ニ ‥-:‥二 週 3 回 根性 粘り 協調性 ≒団員の記勺にみられる 団活動の価値認識 礼儀 規則正しい 根性 気力 p ■ _ _ ___チ_ __L __-動く体 じょうぶな体 誠 ムロ ー 一一 - 「 -体力 気升.・母親の心ぜレ 練習の大切さ たくましい体とりっぱな'Ch IW* < &.く 正しい)-( j汀ら強く正しい人 男ら しく礼儀正しい強い体 友達 根性 道着 継続は力なり もっと強くなるヽ 早く試合にI-IJる 団員の和 運動しんけい じょうぶな体 がんばる気持 協力 軍刀 親子の練習試合 ぜんざい会 技能の上達・礼儀 優勝 友だら‥守を-jJ 気力 チji、 ワーク 丈人4MVとからた‥仲良L/ れいざ 気ナI なかない くじけない強い心 ぜんざい会 優秀fcl*折 体力 芋力 礼儀作法⊥」 ー一■一 練習のくりかえし 助け合い I - ¶ー ▲T、 - .一一- -∼-L一■ .一一-早起き あがらない れいざ I 友だち 優勝 チームr;-クー ー ■ 一 試合こ 早起き 体力 やる気● 蔑術向上 がまん強さ 礼儀 根性 苦しみをのりこえてがんばる ■ ■ Tl I_ _l _ -どきょう 根性 努力 忍耐 せき任 尊敬 健こう はがらか I; しあい 優勝 仲間工叔性 心 がまん 根性 和1勝利 病気にかが らない チ-ムワーク 心身をきたえ る 和粛 体力 短気「衛と有 打ち勝てる精神力 ぽうぐ 面万言Z--TJララJ>六二 生活時間の変化根性精神の鍛 練チームワーク>'<-rしみにかつ岡田 笹・藤島仁兵・鬼塚畢丁・山下孝文 〔研究紀要 第30巻〕 207 複 合 ソフト 1 -- . ...■.. ・-_1 野 球 剣 道 剣 道 +一・ ・一・一-・一一・一 ポート ボール 小 (24) l = H l . 小 C55) 小 (22) 小・中 小 (18う 小 (13) 中 (10) 小 (12) 小 C32) 小(3年) 公社員 (29) 公務員 (24.) 教員(26) 農業 露頂「(2 (4岩 工業(36) 商●業C28) 公社員(37) 公務員(33〕 ・ケ(25) 商 ‥藻‥C4ラr (47). 会社員(49) 警務崇(30 (40∃ 公社員・(38) .■ --Tl一一______
歪書粘り強さ根気贋鮎苫
毎放最後1時間廃幣鍛坪野針匝典
強い意志 さ 七・日を除く 放課後 火・木・土 2時間 土・日を除いて 1.5-2時間 教 員 (32) 15日 1.5時間 体力 チームワーク - - ■T一 一 一 ▲ 根性 健全、 --T r 体力 礼儀 根性 「 二 ・ 一一 体力 根気 協調 心 身の健康 ルール 萄力 刀 体た つ うな とく んな すればなんでもできるよ うになる′√強くなる∴ - . 、 二 一・ 体力 精神力 共同生活(辛 ャンプ) 病気をしない 健康 じょう声な体 根性√ 一 二 ▲」 一 一 一一 一一二二 技術 試合 力を合わせる かぜをひかない 防具 試合 じょうぶな体 山-一 一二 二 二 二二 二 二 二一=一二 ここ=:rT L ∵警力防賢性父能管霊嘉TL=失
とからだ いやなこと を忘れる・チームワーク 電 池 「 署 ー 召 毒 し 川 また活動の時間帯にしても∴放課後4時からといった団で教員が指導者となっている事例が散見 されるが,勤務時間と.の関係でどうなっているのか,学校体育と社会体育の関係,.鋤' 2ッ少年団 に対する認識に混乱がみられる。 (3)団としての目標,量ット-は,指導者の指導目標とオーバTラップするか,強くそれを制約す ると考えられるが,ここ・で目につくことは,根性,礼儀,意志力といった精神主義的なカテゴリー の多きである。これまでの調査⑥①では,15-19%の割合を示しているが,鹿児島の.地域性がこの 辺にも出てくるかどうか,統計的調査の必要がある。.また,このカテゴリーを指導目標としている 指導者に教員が少なからず見られるということ,つまり・学校体育の領域では容易に提示しえない根 性づくりなどの目標が,少年団の指導では教員の採用するところとなっていることは,教員の現在 の学校体育についての考え方の不徹底さを示すと同時に,・社会体育の場においては教育の論理より′ もスポーツ種目の論理が優先するのではないかという仮説が導き出せる。 (蝣4)も団員の麗句にみられる,団員の団活動における価値認識,つまり団活動でどのようなことを 目樺にし,どのようなことが身につき,どんな楽しい,.うれしい,または苦しい感感をもちている かを分析してみると,やはり根性をはじめとする精神主義的な価値が目につく。∵{れは先述した指 導目標の・もうつし寸の容易さにもよるが,団員の側でも、,団活動は学校体育とは逢うんだという意 識が強いのではないかと推察ノされる。・I l さらに重要な問題は,も敵鮎などあ用語壷団畠がどのような意味で用いて亘るかであ上るorサ ッカーを見ていたら・おもレろそうだったので,入部してみたが,I?まら.なくて,.すぐやめてしま った.このような経験から,どうしても根性をつけなければいけないと思った.」注8)と述べられて Iいるよう払う'まらなく受けとらせる活動内容;指導方法あぁり方を抜壷たし'て,・ただ一軍の活動 を所与のものとして継続.して^くこ.tや解き.れてし?るように思われる。父兄・由盛者・団員などが 根性をどんなふうに理解しているかを詳しく解明し,・発達段階をおさえた科学的指導法との調和を質的データ分析によるスポーツ妙隼田の研究
はかる轡が年季0 歳 ..
(5)日本梅有のスポーツ的心情として,卑勝っては涙負けては涙勺といった勝利至上主義的傾向が J l・、一 ンヽ .I- 、rl. 指摘され考.了,汁Tデール大会出場者の感想文では∴持ユースが二,三度続いたが,最後の力を * ′rs ' .' ' ".' = ′ ・p ふLりしぼも{てが鋸轟た。みごとに勝った.その時のうれしかったこ,i.わたしは,うれしなきを ・ I- l1 . してしまった.・Aヂ一冬■め人たちから・『よかっ′たね,よかったね』といわれてまたないた」江9)と 記されているように,団活動では小学生の段階時もそのまま日本固有のスポ-ツ的心情がおりてき ているようであるb (6)次のも団員の軍勺にみられるように†・指導者と団員の間には,情念を中心とした人格的結合が 鎖著であるといえる。 「毎年の暮うに-回戦で敗れてくやしがっているところへ,今の○○さんが ∼ 来て『くやしいか,くやしか?たら,おれについてこないか』と言った。そのことばがぼくの心 J ,∼ .・ミ. ∫ にひびきわたった. 『よし,この人に1'いでいけるだけついていこう』と思った.その人はぼく たちといっしょに笑い,いっしょに苦しみ,いっしょに泣いた。そのことがいちばんうれしかっ た」.注10). fr;れは指導者の団員-の影響力が大である江11)ことを意味するが,しかし指導者の指導理 念や人格に問題がある場合は弊害もまたはかりしれないものがある。その点,もっと指導者の資格 等に留意すべきであり,研修の場を増やす必要があるだろう。注12) (7)吋団活動を継続していく上で,後援会組織の存在や父母捉まる差し入れは大きな力になってい る。又剣道で,はじめて防具を買ってもらって着た時の感動が度々述べられているように,ユニフ ォ-ム,'周具の購入等も団活動の継続に大きな力とミなっている。 ・・以上,今回用いたデータを分析することによって幾つかの知見を提示することができた。そのう ち種目や練習時間了団の・モッート-等は,これまでに調査された項目の意味づけという性格を与えら / れるもめであり,も団員の記寸から抽出された幾つかの知見は,これまでに調査されたことがほと んどないこともあって,l次の段階の統計的調査をこあたっての仮説となるものである. 注1) 1978.:6.8南日審新聞。なお,この投書に対して, 6月18日,同紙に「現場指導者に聞く」として解説 記事が掲載され, 6月26日には次の投書が掲載されたD J rスポーツ少年団に対して種々取りざたされているが,その中にお互いの利己的な考えの現れだと考え I られるものが多い。 ・ 指導者はがん迷であっ守はなぢ芙釦、。保護者は子供の将来性や社会性を考慮に入れ,自主的行動力の育 成につとめるべきであり,少年たちはスポ-ツ精神を体得することであるむ 三者が一体となることが理想 であろう。少年たちの入団は『カッコイイ』から,すさだからであり,指導者や保護者はミスがないよう I Jbがけるべきである。 知日,匿名希望の婦人の投稿があっLたが,指導者は学校の先生力主適当である.児童の心理や体力をよく 理解しておられるからである。 、 t また学級経常はどうか,?射、う.疑問は,失礼ないいかだだと思う.体育に熱心な先生は,他教科にもす ぼらしい成果をあげている。 毎週土曜日の牛後,国分市の申夷ゐ小学校の指導を見て,軟式野球やサッ#-;ソフトボール指導の先 ■ ・ ∴任の苦労,: PTAめ指導者の適切なコ⊥ヲ㌔熱心な児童の体得にほのぼのとしたものを感じている.岡田 猛・藤島仁兵・鬼塚宰一・山下孝文 〔研究紀要 第30巻〕 209 」叶︰ しかし全体的にながめて立派のようでも団員の個々には悩みもある。適当な指導が団員たちの明るい毎 日となろう」 注2)安田三郎:社会調査の動向と調査論,尾高・福武編「20世紀の社会学」ダイヤモンド社所収p.371 1965 両調査法の総合として, 「①多数の事例についてエキステンシヴに, ①しかもその多数の側面を全体関 連的にインテンシヴに, ㊥客観的な計数または計量によって把握し, ④主観的洞察を含みながら可及的客 観的分析法によって普遍化を行なう調査研究」 ,換言すると「統計的インテンシヴ・メソッド」の成立を 主張しているO これに対しては, 「すくなくとも当面の調査と技術とスケ-ルを考えた場合,安田のいう 方向に調査方法が発展してゆくことには疑問がある」という批判が出されている。 福武・松原編:社会調査法有斐閣双昏 P.30. 1967
注3) Kluckhohn, C; "Values and value Orientations" in Parsons T and Shils. E (eds) : Toward a General Theory of Action, p.405. 1951 , ,、
Whiteは,価値意識の分析において,文献の中のGood, Happiness, Peaceなどの価値語を記号化 し,算定することを提案している。
注4) Lundberg; Social Research po.435f 1942 彼らは,例えば「利己主義∼愛他主義」などの連続体を 定義し, 「質的」データの中からこの連続体に乗っている項目を決定し,連続体上の位置に応じて数値と 符号を与え,すべての項目にわたる平均点でもって,その人の利己主義--愛他主義軸上の位置を決定す る,方法を提案している。 注5)見田宗介:現代日本の精神構造 弘文堂新社p.181. 1964 注6)表にみられる通り,特に格技等において, 「団としての目標・モットー」と「団員の記」にみられる価 値語の一致度の高いことが窺われる. 注7)読売新聞 2月5日 注8) 同上 1月29日 注9) 同上 8月20日 経lo) 同上 4月23日 経11)細かい技術的な面まで,指導者の好みが強制されている場合もあるようである。 「試合の時,メンやコテをうつと『ドゥをうたんか。なぜコテドゥにいかんのか』と,しかられる。そ んな時, ○○さんに向っていきたいくらいになる。 ----でも,コテドゥをうってかてば,にっこりされ る。そういう時は,ぼくもスカッとする」読売新聞6月4日 注12)研修の経験のない指導者は,調査⑥で74.8%, ①で57.6%であり,調査⑨によると66.1%の者が自己の 指導能力に満足していない。 (1978年10月16日受理)