食葉性甲虫類のギルド構造におよぼすアリの役割
著者 中村 浩二
雑誌名 平成2(1990)年度 科学研究費補助金 一般研究(C) 研究成果報告書
巻 1988‑1990
ページ 112p.
発行年 1991‑03‑01
URL http://hdl.handle.net/2297/48274
Creative Commons : 表示 ‑ 非営利 ‑ 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by‑nc‑nd/3.0/deed.ja
帯広畜産大学の小野山敬一博士にお願いした。本報告でのアリ学名は,
森下ら(1988)にしたがった.なおアシナガア1ノ属の2種(アシナガアリ,
ヤ マ ト ア シ ナ ガ ア リ ) は , 採 集 時 に 区 別 で き ず , 採 集 地 点 を 分 け る こ と が出来なかった(以後まとめてアシナガアリ属と呼ぶ).また,調査地 内のトビイロケアリ亜属は,少なくとも三種(ヒメトビイロケアリ,ハ ヤ シ ケ ア リ , ト ビ イ ロ ケ ア リ ) を 含 む が , こ れ も 同 じ 理 由 で 分 け ら れ な かった.以後このトビイロケアリ亜属三種のことをまとめてLasiusと 呼ぶ.
ハチミツによる採集(表II‑3)では,Lasiusがコドラート内の全域 で 集 っ た が , 斜 面 で は 全 く と れ な か っ た . 逆 に ミ ツ に 土 を か ぶ せ る ア シ ナ ガ ア リ 属 は , 斜 面 で の み え ら れ , コ ド ラ ー ト 内 で は と れ な か っ た . ま た , ム ネ ア カ オ オ ア リ と ア メ イ ロ ア リ は , コ ド ラ ー ト 内 と 斜 面 に 共 通 し て よ く 集 っ た .
ク ロ ヤ マ ア リ も 川 よ り で 数 回 み ら れ た . ク ロ オ オ ア リ は ; 調 査 地 の 斜 面 の 上 部 平 地 に は 普 通 に 見 ら れ る が , 調 査 地 内 で は 一 度 も 見 ら れ な か っ た , ケ ブ ツ ヤ メ オ オ ア リ は , 国 内 で は 稀 な 種 で あ る が ( 小 野 山 敬 一
私 信 ) 本 調 査 地 で は 5 〜 7 月 を 通 じ て 数 回 観 察 さ れ た .
( 2 ) ハ ク サ ン ア ザ ミ 上 で の ア リ マ キ の 増 殖 と ア リ 個 体 数
① ハ ク サ ン ア ザ ミ の 生 長 : ハ ク サ ン ア ザ ミ は 多 年 性 の 大 型 草 本 で , 雪 解 け と と も に 越 冬 し た 地 下 茎 か ら 出 芽 し , 急 速 に 成 長 す る ( I . は じ めに−アザミと甲虫類の生活史の項,図I‑3,4,'参照).
② ア リ マ キ の 増 殖 : ア ザ ミ に は , 多 種 類 の ア リ マ キ が つ く こ と が 知 られており,森津(1983)は,アザミを寄主にする8種をあげれている.
本調査地では,黒色のアザミヒゲナガアブラムシDactynotusgigante u s ( 以 後 ヒ ゲ ナ ガ と よ ぶ ) と 白 色 の ア ザ ミ ア ミ ナ シ ヒ ゲ ナ ガ ア ブ ラ ム シAcyrthosiphancirsicola(アミナシとよぶ)が,毎年多数発生した.
こ れ ら の 両 種 は , 大 型 で 大 き な コ ロ ニ ー を 形 成 し た .
砂州のアザミ(図II‑8上,図II‑9上):1989,1990年とも,アミナシ が 先 に 5 月 上 旬 か ら 発 生 し 始 め , 6 月 ま で 発 生 し 続 け た . 感 染 率 の ピ ー
ク は 5 月 末 か ら 6 月 は じ め に か け て で あ り , シ ュ ー ト の 5 0 % 位 に 発 生 が 拡 大 し た . ヒ ゲ ナ ガ は , ア ミ ナ シ よ り も 遅 れ て 密 度 が 上 昇 し , ピ ー ク は 6 月 上 旬 以 降 で あ っ た . 両 種 と も コ ロ ニ ー は 大 き く 成 長 し た が , シ ュ ー
‑ 1 8 ‑
ガアリ(6.3%)がみられた,
(3)イタドリとアリの相互関係
①イタドリの生長:4月中,下旬に出芽し,6月上旬にはほとんど 生長は止った(図1I‑10).つねにシュートの先端部のみが生長し,太
さは出芽時からほとんど変わらなかった(図1I‑11).太さと草丈の間に は,相関がみられた(図5‑4).
② ア リ 数 の 季 節 変 化 : 花 外 蜜 腺 に は , ム ネ ア カ オ オ ア リ と ト ビ イ ロ ケ ア リ が 集 ま っ た . ほ と ん ど の シ ュ ー ト で , 出 芽 時 ( 4 月 下 旬 ) と 開 花 時 ( 6 月 中 旬 〜 7 月 中 旬 ) に ア リ 数 の ピ ー ク が み ら れ た が , 二 つ の ピ ー ク 間にはアリが全く来なくなる時期があった(図II‑12a,12b).
7 月 下 旬 か ら 8 月 上 旬 に か け て , い く つ か の 株 で は イ タ ド リ オ マ ル ア ブラムシMacchiatiellaitadoriという大型のアリマキが高密度に発生
し , そ れ に 多 数 の ム ネ ア カ オ オ ア リ が 随 伴 し た . こ の ア リ マ キ に よ っ て 地 上 部 が 枯 死 す る イ タ ド リ も あ っ た .
指 で ア リ マ キ の 発 生 し て い る イ タ ド リ の 葉 に 触 れ て , ム ネ ア カ オ オ ア リ を 撹 乱 す る と , 逃 げ 出 す 個 体 も あ る が , 噛 ん で 攻 撃 を し て く る 個 体 も 多 く み ら れ た . こ の 行 動 は , 巣 穴 に ペ ン 先 な ど を 入 れ た 時 の , 噛 ん だ り 蟻 酸 を か け る 等 の 防 衛 行 動 に 類 似 し て い た . そ れ に 対 し 花 外 蜜 腺 と 花 に 集 ま っ た ム ネ ア カ オ オ ア リ と ケ ア リ 属 は , 人 為 的 に 撹 乱 さ れ てもまったく反撃しなかった.これはアリが花外蜜腺や花にたいして は , ア リ マ キ に 対 す る ほ ど に は , 強 く 防 衛 し て い な か っ た こ と を 示 し て い る の か も し れ な い .
③日周変化:(図II‑13)に,アリが多く集まった4月19日につい て 示 し た . ど の シ ュ ー ト で も 3 〜 6 時 の 間 に ア リ 数 の ピ ー ク が み ら れ , 太 い シ ュ ー ト ほ ど 多 く の ア リ を 集 め る こ と も わ か っ た .
④ イ タ ド リ の 被 食 度 と ア リ 数 の 関 係 : 6 月 1 3 日 ま で の イ タ ド リ の 被 食 度 と , 各 シ ュ ー ト の 葉 1 枚 あ た り の の べ ア リ 数 ( 6 月 1 3 日 ま で に 計 測
したアリ数の合計)の関係を示す(図II‑14).アリの来訪数が多いシュ ー ト の 方 が 被 食 度 が 低 く , ア リ 数 の 少 な い も の は 被 食 度 が 高 い 傾 向 が
あった.
−20−
(6)まとめ
調 査 し た ア ザ ミ 以 外 の イ タ ド リ な ど の 5 種 類 の 植 物 で は , ア リ と ア リ マ キ に は 緊 密 な 関 係 が る ご と が わ か っ た . そ れ に 対 し ハ ク サ ン ア ザ ミ で は , 2 種 類 の ア リ マ キ が , 毎 年 高 密 度 に 発 生 す る に も か か わ ら ず , ア
リ は ア リ マ キ に 随 伴 し な か っ た し , ア リ 数 は 他 の 植 物 よ り も ず っ と 少 な か っ た . こ の こ と と 次 の I I ‑ 2 で し め す よ う に , ア ザ ミ 食 葉 性 甲 虫 類 の 幼 虫 が , ア リ に 対 し て か な り 有 効 な 化 学 防 衛 行 動 を も っ て い る こ と を 考 え 合 わ せ る と , ア リ が こ れ ら 甲 虫 類 の ギ ル ド 構 造 に お よ ぼ す 影 響 は , 大 き く な い と い え よ う .
II‑2.アリに対するアザミ食葉性甲虫類の防衛行動一化学防衛に つ い て の 予 備 実 験
は じ め に
食 葉 性 昆 虫 類 は , 一 般 的 に み て 捕 食 の 危 険 性 に 特 に さ ら さ れ や す い と い え る . 葉 の 表 面 と い う 天 敵 の 目 に つ き や す い と こ ろ で 摂 食 せ ね ば な ら な い う え に , 葉 は タ ン パ ク 質 な ど の 栄 養 分 に 乏 し い の で , 大 量 に , す な わ ち 長 時 間 摂 食 し 続 け ね ば な ら な い か ら で あ る . こ の よ う な 宿 命 をもった食葉性昆虫類は,捕食者に対する実に様々な対抗手段を進化 さ せ て き た . そ れ に は , 物 理 的 , 行 動 的 , 化 学 的 , 形 態 的 な ど の 手 段 が 含 ま れ て お り , か れ ら は , そ れ ら を い く つ か 組 み 合 わ せ て 身 の 安 全
を は か っ て い る の で あ る .
化 学 的 防 衛 は , ア ザ ミ 食 葉 性 甲 虫 類 の 属 す る マ ダ ラ テ ン ト ウ ( テ ン ト ウ ム シ 科 ) や ハ ム シ 科 の 昆 虫 で こ れ ま で に 多 く 報 告 さ れ て い る . 以 下 に は , ① こ れ ま で に 集 積 さ れ て い る 化 学 防 衛 を 中 心 に し た 防 衛 戦 略 の 知 見 を ま と め る と と も に , ② 筆 者 自 身 が お こ な っ た ア リ に 対 す る 防 衛 行 動 に つ い て の 予 備 観 察 の 結 果 を の べ る .
テ ン ト ウ ム シ お よ び ハ ム シ 類 の 防 衛 戦 略
① マ ダ ラ テ ン ト ウ 類 ( テ ン ト ウ ム シ 科 ) : 肉 食 性 を 含 む テ ン ト ウ ム シ の 多 く は , 刺 激 を 加 え ら れ る と 特 有 の 臭 い の あ る 液 体 を , 脛 節 と 腿
− 2 2 −
結 果 と 考 察
(1)ヤマトアザミテントウ
方 法 1
① 3 齢 幼 虫 : 4 例 を 観 察 し た . ど の 場 合 も ア リ の 巣 穴 の 前 に 置 か れ た 幼 虫 に は , す ぐ に 多 数 の ア リ が 群 が り , ア タ ヅ ク し た り チ ェ ッ ク し た . そ の 内 の l 例 の 経 過 を 以 下 に 示 す .
0 分 ( セ ッ ト ) − 2 分 : ア タ ッ ク 4 匹 , チ ェ ッ ク 4 匹 . す べ て 撃 退 された.
2分−5分:アタックした9匹のうち,8匹が撃退された.チェヅク した1匹も撃退された.3分40秒後に砂粒をもってきて埋 よ う と す る 個 体 が 現 れ , そ の 後 も 砂 粒 が 運 ば れ た . 5 分 一 : 4 匹 が ア タ ッ ク し , 3 匹 が 撃 退 さ れ た . こ れ ま で に ア タ ッ
ク し た 1 3 匹 の う ち 1 2 匹 , チ ェ ッ ク し た 5 匹 の す べ て が 撃 退 された.
7 分 後 : 巣 に 運 び 込 ま れ た .
上記以外の3例では,それぞれ7分,8分,8分30秒後に巣に運び込ま れたが,それまでにアタックしたりチェックLノた50‑100匹のアリを撃 退した.
②4齢幼虫:巣穴から10cmのところにセツ卜し,20分間観察したl例 を 以 下 に 示 す .
0 分 − 2 分 : ア タ ッ ク し た 8 匹 , チ ェ ッ ク し た 3 匹 が す べ て 撃 退 さ れ た .
2分−5分:アタックした20匹のうち15匹が撃退された.
5分−10分:アタックした15匹のうち10匹が撃退されたが,
チ ェ ッ ク し た だ け の 7 匹 は ダ メ ー ジ を 受 け な か っ た . 7 分 後 く ら い か ら , ア リ は 幼 虫 に 砂 を か ぶ せ る 行 動 を み せ , 5 匹 が 砂 粒 を 運 ん で き た .
10分−15分:12匹がアタヅクし,4匹が撃退された.しかし,
− 2 6 −
①2齢幼虫:3例観察したが,それぞれ5秒(最初のアリ),1分30秒
( チ ェ ッ ク し た 7 匹 の う ち 2 匹 撃 退 ) , 5 0 秒 ( 最 初 の ア リ ) で 運 び 去 ら れた.
②3齢幼虫:32例の観察がある.20例は,セットした直後に,最初に 接 近 し た ア リ に 運 び 去 ら れ た , 7 例 は , 1 分 以 内 に 運 び 去 ら れ た ( そ の
うち3例では,運び去られる前にそれぞれ2,3,8匹のアリを撃退した).
残り5例のうち3例では,1.5分(8匹撃退),4分10秒(12匹撃退),5分
(3匹撃退)後に運び去られ,あと2例では,3.5分,2分後に運び去られ たが,それまでに数匹のアIノを撃退した.
方 法 2
3齢幼虫(2匹)について,5分間の観察をした.
( 例 1 ) 2 1 匹 の ア リ に チ ェ ヅ ク と ア タ ヅ ク さ れ た が , 5 匹 を 撃 退 し , 運 び 去 ら れ な か っ た .
( 例 2 ) ア リ 2 匹 に ア タ ッ ク , 1 3 匹 に チ ェ ッ ク さ れ た が , そ れ ら の 3 匹 を 撃 退 し , 5 分 間 持 ち こ た え た .
(5)キベリトゲトゲ
本 種 は , こ れ ま で に 述 べ た 4 種 が , ア ザ ミ 葉 の 表 面 て ・ 摂 食 す る の に 対 し , 葉 の 内 部 に 産 卵 さ れ , 幼 虫 は 潜 入 し て 摂 食 す る 潜 孔 性 で あ る , 、 調 査 地 の ハ ク サ ン ア ザ ミ で は , 生 息 密 度 は 極 め て 高 か っ た . 詳 し い 生 活 史 は 不 明 で 、 あ る が , 終 齢 幼 虫 と 見 ら れ る 個 体 を 用 い て 実 験 し た .
方 法 1
終 齢 幼 虫 , 蝿 ( そ れ ぞ れ 1 個 体 ) を 与 え た と こ ろ , 最 初 に 遭 遇 し た ア リ に よ っ て , 直 ち に 運 び 去 ら れ た .
方 法 2
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D i t t o , 1 1 . L i f e a n d d e t e c t i o n o f Popul・Eco1.23:
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‑45−
表I‑1湯涌のハクサンアザミにつく食葉性甲虫類.
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表ll‑2調査地でみられたアリの狐顛相の季節変化。
(見取り調査十ハチミツトラップ)
とれた柧知を次の記号て・表す。Lasius△、ムネアカオオアリ、、
アメイロアリ、、アシナカ・アリ厩e、ケブカツヤオオアリ×、クロ
ヤマアリ▲、アミメアリ⑭、アズマオオズアカアリロ、ウメマツア
リ◆、テラニシシリアゲアリ★。
4月上句 I中旬i下旬 9月I
上|中下 6月
一 ■■b■■■■中下 7日
上一中下 8月中
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表IV‑1
尖験番号
1
2
3
実験1〜ヨに使用したヤマトアザ.ミテントウとアザミの採集地,
実験の組み合わせ,繰り返し数(実験に使った延べ個体数)および 実験期間.
ヤマトアミテントウ胤蝿
湯 涌
芦 生
鳩ヶ湯
アザミ採柴地
湯 涌
湯 涌 湯 涌 芦 生
湯 涌 湯 涌 鳩ヶ湯
極 名
ハクサンアザミ サワアザミ
ノアザミ カガノアザミ
ハクサンアザミ カガノアザミ.
カガノアザンミ
ハクサンアザミ サワアザミ サワアザミ
#りE嗽 (鵬)
36回 (15匹)
75回 (15匹)
60回 (15匹)
期|ハI
1990年 4114H4H21H 4H22H5168 5H8H5019B
1990年 5I6H5H10H
1990年 5H6H5H10H
,ゾーノ
実験3で示された鳩ヶ湯のヤマトアザミテントウの食草選好性.
数字は順位を示す.4回目は,鳩ヶ湯のサワアザミが腐ってしまっ たのでデータが利用で.きない.また,鳩ヶ湯のサワアザミの状態が
悪化したので・5回で実験を打ち切った.
表IV‑4
〜
1 2 ヨ 4 ら
サワアザミ(湯涌)
ハクサンアザミ(湯涌)
サワアザミ(鳩ヶ湯)
221 213 212 一一一 211
表IV‑6実験4におけるアオカメノコハムシのアザミ選択実験の結果
(実験はヨ回繰り返した)●選好の順位度は点数で示す(実験1 本文参照).
ハクサンアミ サワアザミ ノアザミ カガノアザミ
12ヨ 4 0
8 9 0 0
●■●213
S 0 1 1 5 6
︑●●221
S 0 7 8 3 3
●●●122
0 0 2 2 1 1
●●●う︒コノつう
合 計 (平均」
7 . 2 9 (2.4ョ)
6 . 4 7
(2.16)
6 . 9 1
(2.30)
9 . 3 3 (3.11)
− − − − − − =
−
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富 山 市 。
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JjIo図1−1湯涌の調査地.
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図I‑2湯涌の調査地におけるハクサンアザミ群落の位置.
斜 線 は 調 査 し た ハ ク サ ン ア ザ ミ の 群 落 を 表 す . 挿入図は地形の断面を示す.P:道.R:湯ノ川.
I■■70■L■■■Ⅱ0JlⅡ891■U■■■819申■IU■■■■■守由■■■日
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Mayl June 2 2 2 7 3
APril
I
図1‑3ハクサンアザミのシュート1本に産みつけられた食葉性 甲虫類の卵の葉あたり分布例,E:ヤマトアザミテントウ,
CA:アオカメノコハムシ,LM:アザミクビホソハムシ,
AL:アザミカミナリハムシ,DA:キベリトゲトゲ.
左上図:アザミの高さの生長.
25 Q○倍小111の山二く山剖山Jトの肖工岸IIIv口之.○匡四
20
1510
5
0024051005010015005101501020304050
No,0FEGGMAssEsNo'oFEGGs
図l‑5ハクサンアザミのシュート内でのアザミ食桑性甲虫類の卵
の垂直分布.EP:ヤマトアザミテントウ,CA:アオカメノコ
ハムシ,LN:アザミクビボソハムシ,AL:アザミカミナリ
ハムシ,DA:キベリトゲトゲ.ここでは1982年のデータから,
シュートあたり20‑25枚の葉をもつもののみを選んで整理した.
500
400
300 、
200 lOO
0 1000
900 800 700 A 1
600
00000.00000054321
m同句二も伺彦目も口目
L m 哨○︒○Z 100
0 500 400
C a
300 200 100 0 200
色 U U
L−1とミ−−−−−
100 O
A p r i l M a y J u n e July Aug、 Sept.
EP
図I‑7渓流の岸辺のハクサンアザミ群落(A)でのアザミ食葉性 甲虫類の卵数の変化(1982).EP:ヤマトアザミテントウ,
CA:アオカメノコハムシ,LN:アザミクビボソハムシ,
AL:アザミカミナリハムシ,DA:キベリトケトケ.
1
1
ユ
EP
L
息
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田﹃dコも伺参目も昌伺﹄○・oz ll01 0987654321 00000000000
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ハ I
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[ 園
CALM AL DA
EP
図I‑8玉泉湖周辺(C)および山腹の道沿い(B)のハクサンアザミ群落 で の ア ザ ミ 食 葉 性 甲 虫 類 の 越 冬 成 虫 数 ( 白 抜 き ヒ ス ト グ ラ ム ) と卵数(点ヒストグラム)の変化(1989).EP:ヤマトアザミテ ン ト ウ , C A : ア オ カ メ ノ コ ハ ム シ , L M : ア ザ ミ ク ビ ボ ソ ハ ム シ , A L : ア ザ ミ カ ミ ナ リ ハ ム シ ( X X X は 卵 が 多 数 で あ っ た こ と を 示す),DA:キペリトゲトゲ.
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図II‑1砂州(S)に張ったコドラートの見取り図.湯ノ川が中央を な が れ , 両 側 は 急 斜 面 で あ る . ア ザ ミ の 位 置 を 点 で 表 し た . 杉 と エ ノ キ に は , ム ネ ア カ オ オ ア リ が 営 巣 し て い た .
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25 Q○倍小111の山二く山剖山Jトの肖工岸IIIv口之.○匡四
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No,0FEGGMAssEsNo'oFEGGs
図l‑5ハクサンアザミのシュート内でのアザミ食桑性甲虫類の卵
の垂直分布.EP:ヤマトアザミテントウ,CA:アオカメノコ
ハムシ,LN:アザミクビボソハムシ,AL:アザミカミナリ
ハムシ,DA:キベリトゲトゲ.ここでは1982年のデータから,
シュートあたり20‑25枚の葉をもつもののみを選んで整理した.
500
400
300 、
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A p r i l M a y J u n e July Aug、 Sept.
EP
図I‑7渓流の岸辺のハクサンアザミ群落(A)でのアザミ食葉性 甲虫類の卵数の変化(1982).EP:ヤマトアザミテントウ,
CA:アオカメノコハムシ,LN:アザミクビボソハムシ,
AL:アザミカミナリハムシ,DA:キベリトケトケ.
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CALM AL DA
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図I‑8玉泉湖周辺(C)および山腹の道沿い(B)のハクサンアザミ群落 で の ア ザ ミ 食 葉 性 甲 虫 類 の 越 冬 成 虫 数 ( 白 抜 き ヒ ス ト グ ラ ム ) と卵数(点ヒストグラム)の変化(1989).EP:ヤマトアザミテ ン ト ウ , C A : ア オ カ メ ノ コ ハ ム シ , L M : ア ザ ミ ク ビ ボ ソ ハ ム シ , A L : ア ザ ミ カ ミ ナ リ ハ ム シ ( X X X は 卵 が 多 数 で あ っ た こ と を 示す),DA:キペリトゲトゲ.
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図II‑1砂州(S)に張ったコドラートの見取り図.湯ノ川が中央を な が れ , 両 側 は 急 斜 面 で あ る . ア ザ ミ の 位 置 を 点 で 表 し た . 杉 と エ ノ キ に は , ム ネ ア カ オ オ ア リ が 営 巣 し て い た .
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斜 面
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図II‑4調査したエゾ'ノギシギシの位置。
1 ヶ 所 あ た り 、 1 茎 づ つ 調 べ た 。
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麺
麺
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H − 3
日付(日)
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日付(月)
図II‑10イタドリの草丈(L,)の生長
上図の右側の3茎以外は、9月以前に折れるか枯れるかした。
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開花時期目目
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折れるヨーーーコーローーーロ』1塁86了5日イ寸<月)
図II‑12aイダドリ茎上でみられたアリ数の季節変化
L‑1の結果で.、12時の測定値を使った。上段がLasilisの数であり、下段がムネアカオオアリの数である。白抜きの棒がアリマキに来た
アリ数で、黒塗りは預腺や花などアリマキ以外に来た数である。Y軸上の白抜きは、#!ll定したがアリがいなかったことを表す。
さ
一口向C
200 150 100 / 50 夕 〆 ●. 〃 0 e月 図II‑11Iイタドリの各節間の長さ(La)の生長。 L‑5を使った。実線は、各節までの高さ、破線は、草丈を表す。
︿側囚﹀盈輌祁八Ru仇.H的何日
1
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1
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︿且︺蕪eつ卜枝楡侭ト慌奇
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5 L望二三 折れる 一司貢一=菅井一8 日イ寸<ノヨ〉 図ll‑12eイタドリ茎上でみられたアリ数の季節変化 L‑5の結果。以下前図に同じ。
アリマキの付いた株の比率(%) gt、)山心U1 〔‑)○−○.OI<己。
図冒︲ぶ剥一﹂4鼎両靭滞で汁糾S理恥S州雪臘言
︲Hく︑︑拙い拙瞥︵︑︶〃山巾拙︵傍︶/靴︑堂署.︵図︶
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●
(●) ●
図II‑16アリマキによる感染をうけた植物の分布
・は、アリマキのつかなかった茎で、@はエゾノキシキシ、▲は ヨモギ、回はキク科Sp.、○はススキのアリマキのついた茎を表す。
かっこは、アリマキが1回のみしか確認できなかったコロニー。
1株あたりのアリ個体数(匹)
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アリマキの数(匹)
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アリマキの数(匹)
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20010 図III‑1湯涌のヤマトアザミテントウの室内飼育における 生存・繁殖スケジュール.ヒストグラムはl雌1日あたり 産卵数,折れ線は生存曲線,上部の横線は平均寿命を示す.
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100 図III‑3湯涌のアザミクビボソハムシの室内飼育における生存・ 繁殖スケジュール.ヒストグラムはl雌1日あたり産卵数, 折れ線は生存曲線,上部の横線は平均寿命を示す.
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図III‑4湯涌のアザミカミナリハムシの室内飼育における生存・繁殖スケジュール.ヒストグラムは1雌1日あたり産卵数,折れ線は生存曲線,上部の横線は平均寿命を示す.
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図III‑5湯涌(下)と芦生(上)のヤマトアザミテントウの室内飼育 における生存・繁殖スケジュールの比較.ヒストグラムは 1雌1日あたり産卵数,折れ線は生存曲線,上部の横線は平均 寿命を示す.
︑⑧ 四・O
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一一句■一一■缶一,一一1回目2回目ヨ回目4回目終了 試行
一'■■一一一−−●凸・一●●一●一己一●一口
13254開始後日数76
食草選択,実験1の模式図(本文参照).
各試行(奇数日)で1日間アザミを選択させたあと,次回までの
1日間(偶数日)にハ,クサンアザミのみを与えた.
4回の試行を1組として,ヨ回繰り返した.
A.B.C.D:それぞれ異なった秘顛の異なるアザミ.塵ヨ:一番多く摂食されたアザミ,次回は取り除く○:実験個体を放す位置 図IV‑1