巻 頭 言
言語教育研究センターは、外国語教育の運営と改善に繋がる取組を継続的に行って います。平成26年度の活動を中心に、1年間の言語センターの活動を簡単に報告します。
外国語の基盤的力と運用能力の向上に向けた授業改善のために、FD を行っていま す。昨年度は「運用能力の改善に向けた授業展開のあり方」、「初習外国語教育の自学 自習—LACS を中心に—」というテーマで研修と討議を行いましたが、継続して本 年度も非常勤講師の先生方を交えて「グローバル化に向けた英語授業展開のあり方に ついて」(英語 FD)、「初習外国語教育のアクティブラーニングをともなった改善」
(初習外国語 FD)を実施しました。講師には、グローバル人材育成のための英語特 別コース(Special Course in Academic Skills: SCAS)を担当するSCASチームと、
日野信行教授(大阪大学言語文化研究院:英語 FD)、深井陽介准教授(東海大学外 国語教育センター:初習FD)をお招きして研修を行いました。
昨年11月に、第1回Nagasaki Language Studies Conference (NLSC 2016) を本セ ンター主催で行いました。東海大学のCharles Cabell講師の招待講演に続き、英語教 育、外国語教授法、言語研究に関わる 8 名の講師によるワークショップを開催しま した。参加された非常勤講師の先生方や近隣の大学、高校からの参加者から好評をい ただきました。
本年から、授業外での積極的な学習支援や留学相談を行う「英語学習支援室」
(E-Lounge)を国際教育リエゾン機構と連携して本格的に始動しました。アカデミッ
ク・スキルの強化を中心とした英語特別プログラム(SCAS)と共に、海外留学対策な ど相談、外部英語検定試験を含め目標を持って英語運用能力の向上を目指す志のある 学生の支援になることを期待しています。
第3回外国語プレゼン・コンテストを実施しました。昨年度から、地域教育連携・
支援センターと連携して、留学生の日本語発表を加えて開催しています。学内外から 参加した、英語部門、初習外国語部門 10 名のプレゼンテーションで競いました。加 えて、本年度は「架け橋プロジェクト」で海外渡航予定の 12 名の本学学生によるエ キシビションも実施しました。次年度は、反省点を踏まえて改善を重ね、より進化し た大会にしたいと願っています。
本年度実施したガバナンス改革のための特別教育研究経費による支援について、本 号の巻末で報告いたします。教育・研究活動や外国語教育の組織的な改善に繋がるプ ロジェクトに予算の一部を配分するものですが、各グループから様々な授業改善計画、
e-learning 教育、海外交流協定校との協働授業、外国語教材開発などを提案していた
だき、言語センターの活動に貢献していただきました。
2017年3月
言語教育研究センター長 稲 田 俊 明