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小学校教育課程の課題 : 生活科教育の学習内容

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(1)

小学校教育課程の課題 : 生活科教育の学習内容

著者 福田 啓子

雑誌名 東京家政大学研究紀要 1 人文社会科学

38

ページ 93‑100

発行年 1998

出版者 東京家政大学

URL http://id.nii.ac.jp/1653/00008998/

(2)

〔東京家政大学研究紀要 第38集 (1),p.93〜100,1998〕

小学校教育課程の課題 一生活科教育の学習内容一

  福田 啓子

(平成9年10月2日受理)

The Subject System of Elementary Curriculum

一ACourse of Study in Life Environment Studise 一

  Keiko FUKUDA

(Received on October 2,1997)

1.はじめに

 生活科教育は,低学年のみならず,小学校教育全体の 充実をはかるという目的をもち,今日の教育課程の課題

として重要な位置を占めている.

 学習指導要領(総則第1の1)では,教育課程編成の 一般方針を「学校の教育活動を進めるに当たっては,自 ら学ぶ意欲と社会の変化に対応できる能力の育成を図る とともに,基礎的,基本的な内容の指導を徹底し,個性 を生かす教育の充実にっとめなければならない」1)と示 されている.そして,この教育を実現するための実践化 の考えとして「新しい学力観」「子どものよさを生かす」

教育が提唱されたのは記憶に新しい.

 各小学校においても,新教育に基づいた学習指導を展 開していくことが求められ,特に生活科は,従来の学習 や他の教科とは異なる特色をもち,その指導は学校教育 の変革にっながるべき大きな期待が寄せられている.

 生活科の成立に至るまでの背景や経緯,目的や目標等 にっいては,主として幼稚園教育の関連から既に述べた ところであるが2),今回は,生活科の学習指導の基本的 視点にっいて把握するとともに,学習内容に関する児童 の意識を調査し,今後の生活科指導の示唆を得たい.

11.学習指導の基本的視点

 教育課程改善に伴い,各小学校においては,学校(地 域)や子供の実態を踏まえ,指導計画や授業の改善を図 り,新教育を展開していくことが課せられている.「小

学校教育課程一般編指導資料(平成5年)」3)によれば,

学習指導の構想と展開の視点として,以下の項目が揚げ られている.

1.指導目標の設定

○学習活動を,子供一人一人のよさや可能性を高め豊か  にし,その自己実現を目指す活動としてとらえ,指導  目標を設定する.

○子供たちが新しい学力観に立っ学力の中核となる資質  や能力である「関心・意欲・態度」,「思考・判断」,

 「技能・表現(又は技能)」及び「知識・理解」を身  に付けることを重視して,指導目標を設定する.

○子供一人一人が学習活動のねらいを自分のものとして  理解し,自分の学習の目標を適切に設定できるように  するとともに,それに沿って学習活動が成り立つよう  に支援することを重視する.

児童学科 初等教育演習室

2.学習課程の工夫

○各教科等の学習指導においては,子供たちの内発的な  学習意欲を喚起しその思いや願いなどを生かした主体  的な学習活動ができる場や機会をできるだけ多く設定  する.

○各教科等の学習指導においては,子供たちが自ら考え,

 主体的に判断したり,表現したりすることを重視した  問題解決的な学習活動や体験的な学習活動を積極的に  取り入れる.その際,できるだけ子供たちが自分の課  題を見付け,それを追求して解決する学習活動を重視  する.

○指導計画の作成に当たっては,子供たちが問題意識や

(93)

(3)

福田 啓子

思考などを発展させていくことができるように,各教科 等間の関連を図る.

○子供たちの興味・僕沁・などを積極的に生かす観点に立っ  て,学習活動の復数の展開を考えるなど,弾力的な指  導計画を作成する.

○授業の流れにっいても,導入,展開,まとめという形  式に必ずしも固辞する必要はなく,子供たちの学習活  動の展開の状況に応じ,その過程や方法などを修正し  たり転換したりするよう配慮する.

3.教材の工夫

○教材にっいては,子供たちが人間,自然,社会,文化  などのよさにかかわりながら,自分のよさや可能性を  生かし高めたり,心を豊かにしたりするものであると  とらえ,教材を吟味して精選したり,開発したりする.

○子供たちが思いを寄せて積極的にかかわっていくこと  ができる教材を選択する.

○子供たちが自ら考え,主体的に判断したり,表現した  りする学習活動ができる豊かな教材を選択する.

○子供たちが基礎・基本を身に付けることができるよう  にするために,複数の教材を用意するなど子供たちの  多様な実態に応じた教材を選択するよう配慮する.そ  の場合,教科書は,教材の特性や子供たちの実態に応  じて活用するようにする.

○子供たちの生活を基盤にした学習活動を重視する観点  から,地域社会の自然や社会などの素材を教材化する.

4.教師や他の子供などのよさを生かす工夫

○学習指導をはじめ,学校生活全体にわたり,教師のよ  さを生かす工夫する.

○学級における他の子供,異年齢の子供や他の学校の子  供のよさとかかわりを重視する.

○家庭や地域社会の入々のよさを生かす工夫する.

5.教師の指導観の転換と学習活動における支援の工夫

○教師の学習指導の在り方にっいての考え方や子供たち  の学習活動に対する考え方の転換を図る.

○教師は,愛情ある共感的な子供理解をもとに,子供一  入一人のよさや可能性が高められ豊かになるように支  援の在り方を工夫する.

○子供一人一人の学習活動を充実するために,教科等の  特性などを考しっっ,学習形態や教師の協力的な指導

などを工夫する.

 また,学習指導要領が目指す教育(新しき学力観に立 っ)の実現の視点としては4),

①新しい教育課程全般にわたって,子供のよさや可能  性を生かし新しい学力観に立っ教育を実現するように  する.

②子供一人一人が新しい学力観に立った学力を自ら獲i  得し,身に付けることができるように各教科等間の関  連を図った目標や内容を設定する.

③子供一人一人が,よさや可能性を発揮して,新しい  学力を獲得することができるよう,弾力的な学習指導  を構想し,展開する。

④ 子供一人一人のよさや可能性を生かし,新しい学力  観に立つ学力を育てる観点に立ち,教材を吟味・選択  したり,開発したりする.

⑤子供一人一人のよさや可能性を生かし,豊かな自己  実現を支援する一体的な指導と評価を家現する.

⑥共感し学び合う学習活動を重視する.

 教育課程における基本方針を新教育の実践にどのよう に生かしていくかということは,各教科共通の視点であ り,各小学校は,前述の事項に留意し,問題点を明らか にしながら改善に取り組むことが必要とされる.生活科 においては,特に活動や経験を通して学習する教科であ り,従来の教師中心の授業展開から脱皮しなければなら ないことを念頭に,学習指導の課題は,次のような点へ の積極的対応が望まれている.

①具体的な活動や体験は子供一人一人が自分の考え方  などをっくる活動であるととらえ,その質的な充実を  図る.

②環境構成の工夫と充実を図る.

③子供一人一人を見取り,それを指導に生かす.

④教科書を有効に活用する.

 生活科の定着は,低学年教育だけでなく,小学校教育 全体の在り方を変革することにっながるものであり,

「社会の変化に主体的に対応して生きていくことができ る能力や生涯学習の基礎を培うことができる教育」を目 指す問題提起でもある.

 小学校生活科指導資料「指導計画の作成と学習指導」

では体験学習の積極的な対応として,次の3点を指摘し

(4)

ている.

①体験を重視する教育

② 個性を重視する教育

③学校と家庭や地域との連携にっいて

小学校教育課程の課題

 問題提起(対応)として必要なことは,授業の在り方 との関わりが重要な意味をもち,教師の役割や子供の活 動の在り方,学習の場の改善が求められている.そして,

改革のポイントとして,以下の4点が取り上げられる.

①授業への教師のかかわり方の見直し

②個を生かす配慮

③体験的な活動の組み入れ

④学習の場や対象の見直し

皿.学習内容に関する児童の意識

 ここでは,児童が生活科の学習内容に対しての印象

(受けとめ方)を調査し,その結果にっいて検討した.

1.方 法

 ・対象  都内10校の第3学年(男130名,女147名)

 ・期間  平成9年7月  ・内容

①生活科の内容構成に基づいて以下の項目を設定した.

〔第1学年の内容から〕

a.学校の中でいろいろな場所を調べたり,学校の中で  働いている方と話をしたりして,学校で楽しく生活で  きるようにしたこと.

b.通学路の様子を調べて,安全な登下校ができるよう  にしたこと.

c.家の入たちの仕事を調べて,自分でしなければなら  ないことを話し合って家での仕事を実際にしてみたこ

 と.

d.近くの公園などで遊び,公園はだれのものなのかに  ついて話し合ったこと.

e.春や秋の草や花の様子を調べたり,人の生活の様子  を調べたこと.

f.土,砂などで遊んだり,草花や木の実などで遊びに  使うものを作ったりして遊んだこと.

9.動物(生き物)を飼ったこと h.草花を育てたこと

i.入学してから自分でできるようになったことや毎日  の生活で自分がしていることをまとめたこと.

〔第2学年の内容から〕

a.近くの店の様子を調べて,実際に買い物をしたこと b.葉書を作ったり手紙を書いたりしたことや,郵便局 を見学したり学校で郵便局の仕事をしたりしたこと.

c.バスや電車に乗ったり,駅で働いている人々の様子 を調べたりしたこと.

d.お祭りやお正月の遊びをしたりお店やさんになった  りしたこと.

e.木の葉やどんぐりで遊びに使うものを作ったり,み  んなで遊んだこと.

f.野菜やおいもを育てたり食べるものを作ったりした

 こと.

9.動物(生き物)を育てたこと.

h.生まれてからの自分の生活や,自分の育った様子と  まわりの人々との関わりを調べてまとめたこと.

②印象度の評定については,以下の7段階に分類した.

ア.大変楽しい学習だった.

イ.やや楽しい学習だった.

ウ.普通の学習だった.

エ.あまり楽しくない学習だった.

オ.全く楽しくない学習だった.

カ.学習したことを忘れた.

キ.この学習はしていない.

2.結 果

 表1は,生活科の学習内容の印象度を項目別,男女別 に人数とその割合を示したものである.

 図1は,全体の印象度の割合,図2〜18は,項目ごと にグラフ化したものである.

 まず図1を見ると,ア.「大変楽しかった」(43%),

イ.「やや楽しかった」(17%),ウ.「普通だった」(16

%),エ.「あまり楽しくなかった」(4%),オ.「全く 楽しくなかった」(2%)となり,半数以上(60.0%)

が生活科の学習内容を楽しいものとして受けとめている ことがわかる.

 学習内容の項目別にみると,楽しかった印象の最も多 かった内容は,図14の2−d「お祭りやお正月の遊びを したり,お店やさんになったりした」で,ア.「大変楽 しかった」(68%),イ.「やや楽しかった」(9%),と なっている.次に,図8の1−g「動物を飼ったりした」

で,ア.(58%),イ.(12%),図7の1−f「土や砂で遊

(95)

(5)

︵⑩0︶

表1 学習内容の印象

学習内容 大変楽しかった やや楽しかった 普通だった あまり楽しくなかった 全く楽しくなかった 学習したことを忘れた 掌習していない

男子 女子 全体 男子 女子 全体 男子 女子 全体 男子 女子 全体 男子 女子 全体 男子 女子 全体 男子 女子 全体

 学校の中のいろいろな場所を調べたり、人と話したりaして学校で楽しく生活できるようにした  56  64  120

R9.4覧 49.6瓢 443瓢

 29  29  5a

Q0.4瓢 225瓢 21.4瓢

 39   22  61 Q7。5覧 17」瓢 22.5覧

 4   1   5 Q.8% 0.8瓢 1.a覧

 0   1   1

O.0瓢  0.8覧  α4瓢

 7   7   14 S9覧 5.4覧 52覧

 7   5   12

S.9瓢  3.9鮨  4.4覧

 24  24  46

P6.8覧 18.6% 17.眺

 33  32  65

Q3.悩 24.8瓢 23.9覧

 40  36  76

Q8.0瓢 27.9覧 27.9箔

 9   7   16 U,3髄 54箔 5、9覧

 3   2   5

Q.1瓢  1.6瓢  1.8覧

 20  15  35

P4.0瓢 11.6鷲 129瓢

14  13  .27 X.眺  10,悩  99%

 家の人たちの仕事を調ぺ気自分でしなければならなcいことを話し合って、蒙での仕事を実際にしてみた  43  39  82

R0.3瓢 30.2瓢 30.3%

 19  31  50

P3.4% 24.O瓢 18.5覧

 35  30  65

Q4.6覧 23.3瓢 24.0箔

 8   5   13 T.6% 39慌  4.8覧

 9   1   10 U.3瓢 0.8瓢 3.7鴨

11   7  18

V,7覧  54瓢  6.6覧

 17  16   33

P2,0瓢 12.4覧 琶2.2覧

 34   32  66 Q45瓢 25.2覧 24.8瓢

 15  16  31

Pα8瓢 12.6箔 11。7瓢

 36  23  59

Q5.9覧 18」慌 22.2瓢

 7   11  18

T.0%  3.7瓢  6.8%

 3   1   4 Q.2覧 0.8瓢  1.5瓢

12   17  29

W.6覧 13.4瓢 10.9瓢

 32   27   59

Q3.0% 21,3鷲 22.2瓢      ▼

 62   48  110 S4.6瓢 44,9瓢 44.7覧

 29  25  54

Q0.9瓢 23.4瓢 22ρ覧

 27   15   42 P9.4% 14.0% 17.1覧

 4   5   9 Q.9覧 4.7覧 3.7鴨

 2   1   3 P.4覧 09覧  1.2瓢

 7   4   11 T.眺  3.7瓢 4.5垢

 8   9   17

T.8%  8.4%  6.9箔

僥諜歎難麓や木の実などで遊びに使  74  80  154 T32飴 63.5覧 5a1瓢

 23   17  40 b65漏 13.5髄 15.1瓢

 16   15   31 P1.5% 11.9覧 11.7慌

 5   2   7

R.6瓢  塾.6幅 2.6瓢

 3   1   4 Q2瓢  α8%  15飴

 6   1   7

S.3、  α8瓢  2β覧

12  」0   22 W.6瓢  7.9瓢  8.3%

g動物(生き物)を飼ったりした  80   72  152

T7.1覧 56,7% 56.9覧

 15   1e  33

P0.フ曳 14.2覧 12.4%

 12   18  30 W,6覧 14.2瓢 11.2%

 2   2   4 P.4覧 1.6覧 15覧

 3   1   4 Q.悩  0.8飴  t5瓢

 7   6   13 T,0覧 4.7箔 4.9覧

 21  10   31 P5ρ瓢  70覧 11.6%

h草花を育てたりした  61  62  123

S49栃 48.8瓢 46.8瓢

 31  36  67

Q2.8% 28.3鮪 25.5覧

 29  23  52

Q1.3覧 18.1、 19.8覧

 4   2   6

Q.9瓢  1.6瓢 2.396

 2   0   2 P5鮪  00%  0β覧

 2   1   3

P5鷲  0.8覧  1.1覧

 7   3   10

T」瓢  2.4、  3.8瓢

入学してから自分でできるようになった事や毎8の生1活で自分がしていることをまとめた

 30  37  67

Q0.8覧 28,7舗 24.5%

 33   24   57 Q2.9% 18.6漏 2α9%

 35   37   72 Q4、3瓢 28.7% 26.4髄

12   8  20

≠R覧 62覧 7.3瓢

 7   3   10 S9栃  2.3覧  3.7%

 20   9  29

P3.9嘱  7.(踊 1α6%

 7  11  18

S9鴨 8.5覧  6.6覧 a近くのお店の様子を調ぺて、実際に買い糊をした  55   57  112

R9.0覧 43.a、 41,3%

 26   20   46 P8,4覧 15.4覧 17.(脱

10   11  21

t.1弱  8,5髄  7,7瓢

 3   0   3 Q.1覧  0.0%  U瓢

 1   1   2 ソ7覧 08箔  0.7瓢

 B   1   9 T.7% 0.8瓢 3.3瓢

 38   40   78 Q7.0覧 30.3舗 28.8箔

 葉書を作ったり手紙を書いたりしたこと、郵便局を見b 学したり学校で郵便の仕事をした  79   72  151

T5.6瓢 59.0% 57.2覧

 18   14  32 P2.7覧 115瓢 12.1鮎

 15   14  29 P0.6慌 1t596 1tO瓢

 2   1   3

P.4暢  0.8覧  L1暢

 3   1   4

Q.1瓢  0.8覧  1.5覧

 8   4   12 T.6覧 3.3覧 45%

 17   16   33 P2.0覧 13.1覧 12.5覧

 48   44   92 R3.6瓢 34.4% 339覧

 29  26  55

Q0.3覧 20.3覧 2α3覧

 16  22  38

P12鮪 17.2覧 14.0%

 9   3   12

U.3覧  2.3%  4.賜

 5   4   9 R.5瓢  3.1瓢  33覧

 4   9   13 Q.8鮨  7.0瓢 48瓢

 32  20   52 Q2.4弱 15.6瓢 19.2男

塞・鰹やお正月の遊びを鳳お店やさんになった  92  93  185

U6.7瓢 72.隅 69.3箔

 13   10  23 X.4% 7.8艶 a6%

 9   7   16 U.5盤  5.4慌 6.0%

 4   3   7 Q9瓢  2.3覧  2溶瓢

 1   1   2

O.7覧  α8暢  0.7弘

 4   4   8

Q.9瓢  3.1鮨  3.(路

 15   11  26 Pα9覧 8.5漏  9.7飴

掌  木の葉やどんぐりで遊びに使うものを作ったり.みん年 e  なで遊んだ

 63   70  133 S5.0瓢 53.眺  489覧

 26   22   48 P8.6瓢 16.フ嘱 17.6瓢

 14   9   23 P0.眺  6.8覧 8.5覧

 8   9   17 T.7弘  6.8覧  63瓢

 1   0   1 O7覧  qo覧  0.4瓢

 7   11  鳩

T.0鮪  a3覧  6.6鴨

 21   11  32 P5.0覧 a3% 11.8%

f野菜やおいもを育てたり食べるものを作ったりした  74  82  156

T2.1粍 63,1覧 57.4瓢

 21  25   46 P4.8瓢 19.2瓢 16.9%

 21   14   35 P4.8覧 1α8% 12.9%

 6   1   7 S2漏 OB瓢 2.6覧

 1   0   1 O7覧  α0晃  α4%

 6   4   10 S2% 3.1瓢 3.7鴨

13   4   17 X.2覧  a1覧  6.3瓢

8動物(生き物)を育てたりした  68   70  138

S96瓢 53ρ% 51.3妬

 20   16  36 P4.6漏 12」箔 13.4覧

 9   16   25 U.6箔 12.1覧 9,3覧

 4   4   8 Q.9鴨 3.0覧 3.0覧

 3   1   4 Q.2覧 0.8妬  1.5覧

 6   10   16 S4瓢  7.6瓢  5.9覧

 27  15  42

P9.7艶 11.4% 15.6%

 生まれてからの自分の生活や自分の育った橡子とまhわりの人々との関わりを調ぺてまとめた  46   55  101

R24暢 42.3幡 37.1覧

 18   32   50 P2.7% 24.6漏 184%

 30  27  57

Q1.1瓢 20.8慌 21.眺

10   0   10 V.0垢 0.0% 3.7覧

 8   3   11 T6瓢  23、 40%

 13   6   19 X.2飴 4,6瓢  7.0覧

 17   7  24

P2.0飴 T.4晃 8.8覧

(6)

ノ」、学校教育課程の課題

       学習していない          12%

 学習したことを忘れた      6%

 全く楽しくなかった     2%

あまり楽しくなかった    4%

     普通だった       16X

 やや楽しかった     17%

図1 生活科全体の印象

大変楽しかった   43%

学習していない   12%

 学習したことを忘れ      7%

 全く楽しくなかった     4%

あまり楽しくなかった    5%

普通

図4 1−cの印象

変楽しかった  30X

しかった 18%

       学習していない  学習したことを忘れた

      4%

     5x   X

全く楽しくなかった   \     0%

あまり楽しくなかった    2%

やや楽しかった   21%

 図2 1−aの印象

大変楽しかった   45%

学習していない   22%

学習したことを忘れた    11%

 全く楽しくなかった      2%

  あまり楽しくなかっ      7%

大変楽しかった   24X

     普通だった       22X

図5 1−dの印象

やや楽しかった   12%

       学習していない          10%

学習したことを忘れた    13%

全く楽しくなかった     2%

あまり楽しくなかった    6%

大変楽しかった   18X

普通だった  27%

図3 1−bの印象

やや楽しかった   24%

 学習したことを忘れた      4x   全く楽しくなかった

あま胤、蕩。たへ    4%

普通だった  17%

やや楽しかった   22K

   図6

学習していない   7%

1−eの印象

大変楽しかった   45%

(97)

(7)

福田啓子

 学習したことを忘れた      3%

  全く楽しくなかった      2%

あまり楽しくなかった    3%

   普通だった     12%

やや楽しかった   15%

学習していない   8%

図7 1−fの印象

大変楽しかった   57%

       学習していない    学習したことを忘れた

      11%

 全く楽しくなかった     4%

あまり楽しくなかった    7%

         弱

    翻 普通だった  25%

r7

大変楽しかった

図10 1−1の印象

やや楽しかった   21%

学習していない  学習したことを忘れ     5%

 全く楽しくなかった     1%

あまり楽しくなかった    1%

    普通だった      11%

やや楽しカ   12%

図8 1−9の印象

変楽しかった  58%

学習し

学習したことを忘れた    3%

 全く楽しくなかった     1%

  あまり楽しくなか      1%

   やや楽しかった      17%

図11 2−aの印象

大変楽しかった   41X

     学習したことを忘れた          1%

全く楽しくなかった    学習していない     1%

あまり楽しくなかった    2%

    普通だった       20%

やや楽しかった   25瓢

図9 1−hの印象

       学習していない        13%

       学習したことを忘れた        5%

        全く楽しくなかった        2%

      あまり楽しくなかった       1%

大変楽しかった

  4フ%      普通だった       11%

やや楽しかった   12X

図12 2−bの印象

大変楽しかった   56%

(8)

小学校教育課程の課題

     学習響ない

       大変響 つた

学習・たム就た

 全く楽しくなかった

      20%

       図13 2−cの印象

  学習、た。とを忘れた学習響ない     3%

 全く楽しくなか     1%

あまり楽しくなかっ    3%

  普通だった     6X  やや楽しかった    9%

図14 2−dの印象

       学習していない       12%

 学習したことを忘れた     7%

 全く楽しくなかった     0%   一\

あまり楽しくなかった    6%

    普通だった       8%

学習・たハ泰を忘れた学習し議いない

あ鋤農へ

   3%

       黛  普通だった

劇.

    17%

        図16 2−fの印象

    学習、翫 ない

大変楽しかった   57%

       学習し響忘れたへ         全く楽しくなかった        Ix

       あま・楽k;なか・た     大響つた

      酸.

      普鴨・た聡

変楽しかった

 68%       やや楽しかった       13X

       図17 2−9の印象

やや楽しかった   18%

    図15 2−eの印象

      学習していない        9%

        学習したことを忘れた       7%

        全く楽しくなかった_       大変楽しかった        4%       37%

       あまり楽しくなかった       4x

       やや楽しかった        18%

      図18 2−hの印象

(99)

(9)

福田 啓子

んだり草花,木の実などで遊びに使うものを作ったりし て遊んだ」で,ア.(57%),イ.(15%),図16の2−f

「野菜やおいもを育てたり食べるものを作ったりした」

で,ア.(57%),イ.(17%),図12の2−b「葉書を作っ たり手紙を書いたりしたこと,郵便局を見学したり学校 で郵便局の仕事をした」で,ア.(56%),イ.(12%)

となっている.

 一方,低かったのが図3の1−b「通学路の様子を調 べて,安全な登下校ができるようにした」で,ア.(18

%),イ.(24%),図5の1−d「近くの公園などで遊び,

公園は誰のものかを話し合った」で,ア.(24%),イ.

(12%),図10の1−i「入学してから自分でできるように なった事や毎日の生活で自分がしていることをまとめた」

で,ア.(25%),イ.(21%)となっている.特に図10 では,エ.「あまり楽しくなかった」(7%),オ.「全く 楽しくなかった」(4%)がやや高いのが特徴である.

 ここでは,「育てる」「遊ぶ」「作る」といったことが

「見る」「調べる」「まとめる」ことに比べ,楽しい印象 が強いことがわかる.男女別にみると,若干ではあるが,

女子の方が生活科を楽しいものとしてとらえている様子 がうかがわれる.

 生活科において,授業内容を精選する場合,子供たち にどれだけ興味・関心を抱かせるか,どれだけ持続し,

発展していくかを吟味していく必要性を改めて感ずる.

 また,「学習していない」項目が比較的多くみられた のは,図11の2−a「近くのお店の様子を調べて,実際 に買い物をした」(29%),図13の2−c「バスや電車に乗っ たり,駅で働いている人々の様子を調べた」(19%),1−

d(22%)などである.同項目での「学習したことを忘 れた」ことが多いのと合わせ考えると,学校外での授業 が印象に薄いということに気づく。ちなみに,小学校別 にみるとその差が大きく,地域内での商店等の協力が得 られなかった事や危険が伴うとの理由で実施できなかっ たという声も聞かれた.問題を残す結果ともいえよう.

IV.まとめ

 これからの学校教育においては,子供の個性や創造性 を重視し,社会に対して主体的に生きる資質や能力の育 成をめざす教育へ転換を図ることが必要とされている.

 特に,生活科は,従来の授業の在り方を根本的に改革 するものであり,教師の役割や子供の活動の在り方,学 習の場などの改善が求あられている.その具体的な考え

方や授業展開の視点等を本稿では述べてきた.そして,

これらの事項は,小学校教育全体の在り方から考えてい くべき重要な課題となることを再考した.

 学習内容の意識調査結果からは,生活科が児童にとっ て楽しいイメージが予想以上に強いことがわかった.こ れは,児童が生き生き活動していることを反映するもの であり,授業本来の求める姿であるといえる.しかしな がら,他方では地域との連携不足や環境等の問題は早急 に解決されねばならないだろう.

 近年,授業の画一化や特色ある授業が少なくなってい るとの指摘も多々聞かれる.変化の激しい社会の中で地 域や世代間も子供たちも日々変化していく.教師が指導 書の内容全てに積極的に対応していくことは難しいが,

児童がより一層生活科が楽しいものとして受けとめ,生 活科で学習できたことを,生涯にわたって生かすことが できるような授業の進行が望まれる.そして,そのため には,指導計画や指導案を着実に行い,実践(授業)を 大切にしていくことが不可欠である.

 今後は,生活科の教育効果を高めていくための教育方 法や評価についても取り上げ検討していきたい.

謝  辞

 本稿を進めていくにあたって,ご協力いただきました 各小学校の先生方に感謝申し上げます.

1)文部省「小学校学習指導要領」

2)福田啓子「小学校生活科の意義と課題一幼稚園教  育との関係一」東京家政大学研究紀要第36集  p.105〜p.112 1196

3)文部省「小学校教育課程一般指導資料」東洋館出  版社1993

4)文部省「小学校生活指導資料・新しい学力観に立っ  生活科の学習指導の創造」東洋館出版社1993 5)文部省「小学校指導書生活編」教育出版1988 6)文部省「小学校生活指導資料・指導計画の作成と学  習指導」東洋館出版社1990

参照

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