創刊にあたって
著者 塩澤 利雄
雑誌名 英語英文学研究
巻 1
発行年 1995‑07
出版者 東京家政大学文学部英語英文学科
URL http://id.nii.ac.jp/1653/00009588/
創刊にあたって
塩 澤利 雄
大学が大きく変わりつつある。とくに英語教育はその実用面が強調され て改革を迫られている。国際化時代になり、英語が国際コミュニケーショ ンのための言葉になり、英語教育の目的の第1がコミュニケーション能力 の養成とされているからである。文学部英語英文学科は、英語学と英米文 学を主としながらも、そのカリキュラムを多様化し、社会の要請に応える
とともに学生のニーズを満たすようにしなければならない。
本学の英語英文学科は昭和61年に発足以来10年目を迎え、学部教育 の充実に伴い、現在さらに高度の研究能力とすぐれた実践力をそなえた人 材を養成するために大学院研究科の設置にとりかかっている。教員の研究 活動は活発で、自由に発表できる自分たちの機関誌を発行しようという気 運が高まってきた。
たまたま平成6年の埼玉県主催の公開講座「心とことば」を私たちが担 当し、学際的な講義が中心になった。そこで、その講義をまとめて本にし ようということになり、内容に手を加えたところ、研究データを加える者 あり、全面的に書き改める者あり、専門の分野にしぼる者あり、講義集が 発展して研究誌になったのが本誌である。
私たちの研究や実践の成果を発表する場とするのが本誌のねらいである。
教員と学生の学問上の交流の場にすることも考えられる。東京家政大学に 文学部があり、その文学部には英語英文学科があり、その成果を毎年発表 することは意義あることである。 『英語英文学研究』が大きく育っていく
ことを願っている。