これらのアイディアは方向性として重なり合っている。こういった教育目標を中身のあるものとして 実現していくには,じつは教員たち自身の研究活動が理論と実践を融合し,専門の枠を超えるほどの気 概に満ちたものになっていかなければならない。大型のグループ研究助成が経営研究所で最近導入され た所以である。研究活動の推進とその成果発表とは研究所の基本的な機能であるが,それは同時に学部 教育の内実を支えてもいるのである。研究上に発揮されたチームワークが教育上のチームワークをまた 支えてくれる。 幸い,現在,中堅の教員がたくましく育ってきていると同時に,進取の意欲に富む若手の専任教員が 揃ってきており,経営研究所の今後の研究活動の担い手として大いに期待される。古き皮袋に新しき酒 を盛る愚は避けなければならない。個人の研究もグループの研究も区別なく,「理論と実践を融合し」 新たな「総合的な視野」を拓く意欲的な論文を社会に紹介する舞台として経営研究所の刊行物を再編成 する時期が来たようである。
SMJ創刊にあたって
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