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小学校の入学当初に見られる就園児と不就園児との差異に関する心理学的研究

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Academic year: 2021

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(1)Title. 小学校の入学当初に見られる就園児と不就園児との差異に関する心理学 的研究. Author(s). 坂東, 義教. Citation. 北海道學藝大學紀要. 第一部, 8(1増補): 26-100. Issue Date. 1957-08. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/3635. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 第 8 巻・ 第 1 号. 昭和32年 7 月. 北海道学芸大学紀要 (第一都増補). 小学校の入学当初に見られる就園児と不 1 ) 就園児 との差異 に関す る心理学的研 究( 坂. 東. 義. 教. 北海道学芸大学函館分校心理学研究室. i Yoshi nor ,BANDo:. A Psychol i IStudyonthe Diぼerence Between ca og. l l i dren and Non‐Kindergarten Chi i Kindergarten Ch dren Not ced at the ion. i Beg inning of The entary Educat r B1el ・ l. 目 1. 次 7 基本的能力の差異. 論. 序. 1 研 究 の 目 的. 8 「学習の記録」における差異. 2 研 究 の 意 義. 9 問題性質及び行動における差異. 3 研. 究. 虹 研 究 方 1 調. 1 0 生活環境水準の差異 間 日. 史 法. 1 調査結果の総括. 査 内 容. 2 調 査 方 法 3 抽. 2 就園児と家庭児との差異の結論 3 調査結果と幼年教育. 法~. 出. 4 結論の適用範囲と調査技術上受. 皿 結 果 と 考 察 1 就園 率 の 実 態. けた制約 5 今後の発展課題. 2 身 体 的 差 異 3 運 動 的 差 異. V 要. ・約. ・ABSTRAC- r. 4 健 康 的 差 異 5 生活態度の差異. 文 献 及 び 談. 6 性 格 的 差 異. 後. 1 序. 記. 論. 1 研 究 の 目 的 新入学児童には、 幼稚園や保育所から入学 してきた 子ども (以下、 これらの子どもを就園児と呼 ) と、 家庭から 直接入学 してきた子ども (以下、 これを不就園児 或は家庭児と呼ぶ ぶこ とに する。. こ と に す る。) と が い る わ け で あ る が、 こ れ ら の 就 園 児 と 不 就 園 児 と の 間 に は、 どの よ う な 差 異 が、. 入学当初に見られるであろう か。 この問題は常識的に も興味深いことであるが、 この差異の実態を. 把えようとするのが、 この研究の主な目的である。. 2 研 究 の 意 義. 就・不就園児間の差異を把握するための比較研究は、 次の種々の観点から 有意義な ものである。. ldhood education の効果を科学的に 実証するものと して有意義である。 - 1 ( ) 幼年教育 chi. - 26 -.

(3) . 小学校の入学当初に見られる就園児と不就園児との差異に関する心理学的研究. 般に、 幼年教育の効果については、 幼稚園・保育所側では高く 評価 し、 その保育効果を自負する傾 向が強いが、 小学校側では、 必ずしも高く評価していない傾向にあるようである。 それどころか却. って、 指導上手数のかかる子どもと して、 就園児を見ている教 師もないではない。 しかし、 これら の両者の考えほ、 必ず しも客観的な調査や研究の結果に 基づいているものではなく、 教育実践を通 しての単なる経 験的感想にすぎない主張なので ある。 何れにせよ、 要するに幼稚園側と小学校との 間には、 幼年教育 効果に対する見解の相違が、 今日見られるのである。 どう して、 こういうことに. なるのであろうか。 それは、 筆者の調 査結果からも判ったことであるが、 確かに幼年教育は、 望ま 、よっては生じさ しい効果を充分にもた らすのである。 しかし、 或点では望ま しくな い傾向も場合に. せるのである。 その結果、 幼稚園側は望ましい効果を強調 し、 それに対 し、 小学校側では、 望ま し からざるものにだけ注意を向けるために、 相方の見解に喰違いが生ずるものと思われる。 幼稚園側と小学校側との連絡融合が叫ばれて幼年教育の合言葉が用いられるに至った今日、 両者 の見解の対立 は既に 時代遅れである。 両者は、 単なる経験的感想や個人的体験に止まることなく、. 客観的研究結果に基づき、 幼年教育の長短を科 学的に認識し、 子どもの幸福のために、 相互に歩み 、 よって幼児を或は児童を指導すべきである。 すなわち、 幼稚園・保育所側は、 比較研究の結果によ って、 自己の 教育活動を反省すべきであろうし、 小学校側でも、 就・不就園のそれぞれの児童の特 質に善処すべく、 比較研究の資料に 基づき、 指導対策を考えねばならぬ。 ここに、 比較研究の意義 が存するo. ( 2 ) 特に幼 年教育者の反省の資料を提供するものとして有意義 である。 幼年教育の 効 果 を 客 観的に認識するこ とは、 今後の幼年教育計画のた めに必要なことである。 特に、 幼年教育の歪みと. して現われ易い傾向に関 して充分の理解を もつことは、 幼年教育者にとって大切なことである。 例 えば、「幼稚園での場合、 一 年保育よりも二年保育の方に、 歪み が現われるようである」 (函館市立 8 )も 歪みの現われることを指摘 幼稚園長 談) と言われて おろし、 上飯坂好突氏の も、 七尾初子氏( 、 の かか る歪みが論じられている。 ここ して おられる。 また、 第三次教育研究大会報告書の各所 にも では、 どの ような歪みが現われるかについては述べないが、 要するに、 どのような点に歪みが現わ. れるかを示 し、 その矯正指導の対策のために必要な資料を提供することに、 この研究の意義が存す る。・. ′. .. 3 ( ) 幼年教育振興のため、 その必要性を社会一般へ強調する場合の科学的根拠を提供するもの として意義があると いうこと。 幼年教育の効果には、 問題がないわけ ではないが、 しかし、 その効. ・従来 果の大部分は、 所謂望ましい効果で占めていることは疑いもないことであつて、 このことは、 の研究で確証されているので ある。 これらの実証こそ、 幼年教育の必要性を地域社会へ或は 監督官. 庁へ強調す る場合の科学的根拠として重要なものとなるであろう。 明治以来今日ま で、 幼児教育の必要性は、 その振興のために叫ばれてきたのである。 しか し、 必 ず しも、その必要性の科学的根拠は明らかに提示されてきたわけではない。 例えば、昭和 26年 7月 め を見ても 筆者の見るところ 10 日に、 全国国 公立幼稚園長会が 文部当局に対 して強調 した報告( 、 ある その強調は 実証的であるよりも 念的であるように思われるので では、 あまりにも観 、 。 、 理想 的であった し、 教育効果的主張という よりも 教育目標的主張であった。 このような 強調に 終った. のも、 実は、 幼年教育効果に 関して徹底した研究があまりな かったからなの である。 従来、 幼年教育の必 要性を 強調する場合、 その根拠ないし理由とされていた ものに は、 ①望ま し い環 境 を与 え る こ と を 理 由 と す る もの が あ った。 例 え ば、大 き な例 と して は、ヨ ーロ ッ パ に お け る 幼. 保護養育の動機の如きそれである。 すなわち、 オーベルランやオーウェンの保育事業は産業革 児の, - 27 -.

(4) . 東. 坂. 義. 教. 命によって起った貧困者の増加にともなう悪環境化、 家庭における保育機 能の低 下ない し喪失など の望ま しからざる環境から、 幼児を保護せん と して施設をひらいたのであった。 このように幼児環. 境整備の立場から幼児教育が強調されるもの が先ずある。 次に②幼児の内部には、 自 ら発達す る力. がそなわっているとして、 その教育を主張する立場がある。 その代表的な例は、 先覚者オー ベルラ 0年 して現われたフ レ←ベルの考え方 である。 今日の考え方は、 この考えに負つているも ン後 約 6. の が多い。 子 どもに自ら伸びる力のそなわっていることを科学的に実証 してきた発達心理学に負う. 考え方である。 レディ ネスを実証することによつて 教育の可能性を強調 する立場である。 昭和 31 年度、 文部省が通達 した新しい 「幼稚園教育要領」 はこの立場に立っていると言えよう。 この立場. は、 発達心理学的立場から必要性を強調するものと言うことができる。 幼年教育を強調 するもう一 つの立場と して考えられるものに、 ⑧幼年教育効果の実証を することによって、 その重要性と必要. 性を強調する立場である。 実証的科学教育の立場ということ ができよう。 この立場こそ、 ②の発達 心理学的観点 ,から仮説されたものを実証し、 その仮説を検証せんとする新 しい立場に外ならぬ。 こ の立場こそ、 幼年教育そのものに基づくものであり、 最も重要に して、 かつ、 実践的具体的立場で. はなかろうか。 しかるに、 従来、 この立場からの必要性の強調 は殆 ど試みられなかったのである。 930年代に行 われた研究結論の借用 たとえ試みられてもそれはアメリカで行われた 1920年代及び1. に過ぎなかったのである。 無論、 幼年教育は、 教育結果のみを 性 急に求めて するもので あって は ならない。 しか し、 幼年教育の振興のた めに、 幼年教育の素晴 しい効果を科学的に把え、 実証的に その有効性を説くことによって、 その必要性を強調 することは今日の幼年教育関係者の重要な課題 ではあるまいか。 この課題に応ずるた めにも、 この研究の有意義な役割が存するものと信ずる。. 3. 研. 究. 史. 上述の観点からも重要とみられる就・不就園児間の差異の 比較研究は、 従来どのように行われて. 来たであろうか。 わが国では、 この方面の調査研 究 は、 漸く行われるようになった程度であって、 その数も極 めて. 少いようである。 筆者の調べた範囲では、 静岡県における増田爾知衛・相沢光三郎両氏のもの、 千 葉県における市川健次郎・宮原才子両氏のもの、 神戸市における七尾和子氏のもの及 び東京都にお ける上飯坂好美氏 のものがある。 しかし、 これらは、 何れも調査対象数も限られて居り、 調査内 容. も系統的でなく、 統計的方法にも問題が残されているようである。 何れにせよ、 わが国では、 まだ 着手されて間もない段階であるので、 研究に乏 しいようである。 ; ー ) は 1920 年 代 か ら研 究 さ れ て い る こ の 年 代 では 主 と し アメ リ カ に お け る こ の 方 面 の 研 究( 、 。 、. て、 小学校入学後の学科成績に見られる差が比較研究された。 しか し、 この比較観点は、 伝統的教 科中心主義の考え方によった ものであって、 その後、 教育観の変遷と共に比較観点は変り、1930年 代からは、 精神発達及び社会的発達の観点から比較研究がなされて今日に至っている。 過去の研究結果についての論述は、 それぞれの文献に ゆずることに して、 早速本論に入りたいと. 思 う。. 11 研. 1 調. 査. 内. 究. 方. 法. 容〉. 就・不就園児間の比較研究をする場合、 第一に問題となることは、 同友標識 Merkma1 と して. 比 較 す る か と い う こ と で あ る。. 比較標識 (比較すべき機能及び特 性) の決定に当って先ず問題とされ ねばならぬことは①比較調 - 28 -.

(5) . 一 ・学校の入学当初に見られる就園児と不就園児との差異に関する心理学的研究 /. 査の基本的考え方が、 今日の教育観に立脚 していることである。 次に重要なことは、 ②比較研究の. 結果が、 現実の教育実践に直接に結びつき得るということである。 例えば、 その結論を直ちに明日 の実践活動に活用出来ること、 即ち直ちにその結論を幼年教育の自己反省に役立てうるという こと. とか、 或は、 その結論をもって地域社会の人々に幼年教育の必要性を感じさせ得るものであること など、 要するに、 調査研究の結果が極 め ・て具体性と実践性に富んだものを供給する調査内容である. こと。 そのた めにも、 ③調査内容自身が、 教育目標や評価目標に直結 した ものであること、 と同時 に、 その方針に ふさわしく系統的、 組織的な調査内容であること。 更には、 ④その調査内 容は、 幼 稚園・保育所側にも小 学校側にもまた がっていて、 調査結果を両者が共に実 践に役立 てうるような. ものであることなどが、 調査内容の基本 的性格と して保たれねばならぬ筈である。 7 ) 1 0 筆者 は以上の観点から、 幼稚園教育要領( ) 、 幼児指導要録◎・学習指導要領CD・児童指導要録( 及び学校管理のための調査(”)その他を融合検討し、 過去の研究方法をすべて, 包含するように して、 内容項目を次のよう に選定した。 なお、 就園率も①実態の把握のため、 ②振興対策の資料獲得 のた め、 ③幼稚園・保育所の幼児数割合検出のため、 ④男女別比較考察のため、 ⑤保育年数別 実態把握 のため、 ⑥当市の幼年教育振興程度理解のためな どの理由から、 次の内容化 して調査対象の標識と した。. 1 就園率の 実態調 査 2 身体的差異 (1). 身体検査票による身体測定値の記録. (2) 観察による身体状況の 記 録. 3 運動的差異 1 ( ) 運動機能 2 ( ) 体 力測定 4 健康的差異 , 1 ( ) 出欠日数の調査 (2). 遅刻の有無. 3 ( ),健康の 習慣 5 生活態度の差異 (1). 自. 主. 性. (2). 社. 会. 性. 3 ( ) 根気強さ 4 ) 責 任 感 ( 畿. (5). 正. (6). 礼. (7). 公. 義. 感. 共. 心・. 儀. ,. 6 性格的差異 (1). 自我 特性. 2 ) 対人交渉特性 ( 3 ) 対人感情特性 ( (4). 自己行動特性. 5 ( ) 感情生活特性 - 29 -.

(6) . 坂 .東. 義. 教. (6 ) 知的生活特性 7 基本的諸能力の差異 8 「学習の記録」 における差異. 9 問題性質及び行動にお ける差異 10 生活環境水準の差異 調査 した 内容は総括す ると以上の通りである。 次に、 どのように子どもを調べたかについて述 べ て み よ う。. 法 査 したので、 それぞれの 調査される特性によって、 その 種々異つた内容のものを調 上述のように も妥当な手法をとらねばな らぬわけであるが、 調査の手法はそれぞれ次のように して行 調査の仕方-. 2 調. 査. 方. った。 A 観 察評定尺度法によった調査内容 2 3. 2 ) 身体 状況 ( 1 ) 運動機能 (. 3 2 ) 健康の習慣 ( ) 遅刻の有無、 ( 1 7 5 生活態度の差異 ( ) から ( ) まで。 4. 1) から ( 6 6 性格 的差異 ( ) まで。 7 基本的諸能力の差異 9 行動特性の差異 B 諸記録 からの集計によった調査内容 2 ( 1 ) 身体測定値 4 8. 2 ) 出欠 日数 ( 「学習の記 録」 における差異. C 実際に測定す ることによった調 査内 容 3 ( 2 ) 体力 測定 D 家庭調査によった調 査内容 1 就園率の実態 10 生活環境水準の 差異 以上の調 査手 法によつて、 それぞれの調査内容を調査したわけであるが、 次に どのようにして調 査対象の子 どもを調 べたかについて述 べよう。 3. 抽. 出. 法. i t 6631名)と し、 抽出は系統抽出法 Sys em署t c は函館市内小学一年生全体( ing によった sampl 。 すなわち、 市内在籍の 1年生の全員の名簿 を作成 し (これは市内全校の一年 )、 各校の各級か ら就園児男女各1名、 不就園児 男女各1名、 生のクラス担任の先生にお願いした。 計 4名ずつ、 無作為に抽出し、 当方から、 その抽出された児童名 を一人一人指定 し、 市内の21校 1 3 名) 方に、 その指定児童に関して観察o記録・測定及び評定な どをお願いし ; 1 の全学 級の先生 ( た。 従って、 その結果、 標本の大きさ Sample size は、 492名となった。 調査時期は、 昭和31年 l 9月 中旬である。 なお、 標本 Samp e(被調査対象児童) の抽 出実態を次に示 しておく。. 調査の対象. Universe. - 30 -.

(7) . 小学校の入学当初に見られる就園児と不就園児との差異に関する心理学的研究 Tab l e .1 標本抽出学校、 児童数一覧表 小. I. 学 校. 家. 庭. 児. 就. 学 校 名. 男. 女. 計. 男. 盤. 常. 2. 児. 各 計 の. 女. 計. 合. 計. 3. 6. 3. 3. 6. 12. 3. 3. 6. 3. 3. 6. 12. . 3. 幸. 園r. 1. 3. 爾. 生. 8. 8. 16. 7. 8. 15. 31. 4. 青. 柳. 7. 7. 14. 7. ー 7. 14. 28. ー. 5. 谷 地 頭. 3. 3. 6. 3. 3. 6. 12. 一. 6. 東. 川. 7. 7. 14. 7. 7. 14. 28. 7. 大. 森. 7. 8. 15. 8. 8. 16. 31. 一 1. 5. 10. 5. 5. lo. 20. 6. 12. 6. 5. 11. 23. 7. 8. 15. 31. 8. 若. 松. 5. 9. 新. 川. 6. 10. 松. 風. 8. 8. 16. 5. 4. 9. 6. 5. 11. 20. 11. 巴. .. 12. 高. 盛. 10. 10. 20. lo. lo. 20. 40. 13. 中. 島. 6. 6. 12. 6. 6. 12. 24. 14. 千 代 岱. 6. 6. 12. 6. 6. 12. 24. 千 代. 5. 5. 10. 5. 5. lo. 20,. 5. 5. 00. 20. 15. 田. 16. 柏. 野. 5. 5. lo. 1 7. 駒. 場. 6. 6. 12. 6. 6. 12. 24. 幡. 7. 7. 14. 7. 7. 14. 28. 橋. 5. 5. 10. 5. 5. 10. 20. 港. 6. 6. 12. 6. 6. 12. 24. の 川. 5. 5. lo. 5. 10. 20. 計. 123. 123. 246. 123. 246. 492. 18 19. 八 万 年. 20 21. 湯. 合. 123. 一 1 1 2. 6. 1 1 1 結 果 と 考 察 この 「結果 と考察」 では、 各調査内容のそれぞれについて、 先ず、 A 調 査 法を述 べ、 次に B 調 査結果を示 し、 最後に C 考察が行われてい る。 以下、 調査内容の 順序に従って逐次論述 していくことに しよう。. 1 就園 率 の 実 態 A. 法. 査. 調. 就園率を調査するに当っては、 その調 査用紙に、 学校名・学 級名・担 任名・児童氏名・ 男女別・ 123学級)の学 級担 幼稚園、 保育所経由の有無・保育年数な どの欄を設けたものを、 全市の 21校 ( 任に配布 し、 記入を依頼した。 その集計結果は次の通 りであるo B 調. 査. 結. 果. 3%であった。 函館市全市の本年度(昭和31年度) の、 幼稚園と保育所を含めての、 就園率は3ァ .. なお、 各校別にその就園率を示すと次の通りであ る。 Tab l e ,2 a 学校別就園率比較一覧表 56 6 〕 50%以上の学校 (1) 柏 野 〔 , .. 5 2 2 〕 (2) 青 柳 〔 , - 31 -.

(8) . 坂 , 東 40% 代 の 学 校 30% 代 の 学 校. 42 3 〔 〕 ,. 389〕 (9) 駒 場 〔. (8) 若. 3 9 8 松〔 〕 , 11 3 74〕 ) 八 幡〔 ( 14 ) 巴 ( 1 (7 ) 常. 20% 代 の 学 校. 37 3 12 〕 ) 谷地頭 〔 ( , 0 2 15 〕 ) 千代岱 〔3 ( ,. 3〕 〔33 .. 303〕 盤〔. 1 8 7 26 ) 松 風〔 〕 ( . 6 21 16 ) 湯の川 〔 ( 〕 ,. 10% 代 の 学 校. 教. 45 6 〕 (4) 千代田 〔 . 0 7 4 2 ( ) 新 川 〔 ,〕. 49 7 〕 (3) 東 川 〔 , (5) 率. 義. 19 ( ) 港. 0 26 〔 〕 ,. 42 3 」 〕 (5) 絹 生 〔 380〕 10 ) 大 森〔 ( 35 6 13 〕 ( ) 中 島〔 . 1 6 31 6 ) 万年橋 〔 ( .〕 0 2 ) 高 (. 24β〕 盛〔. 〔謎〕 ( ) 内の番号は高率のものか 弱1 順位を示す。 〔 〕 内の数値は、 幼稚園及び保育所を経たものを含む各校の就園率を示す。 Tab l e .8 b 男女別・幼稚園保育所別・保育年数別、 就園率実態比較表 男. 子. 2057. 保. 5. 下. 27. ~ 11 ケ 月. 31. 1ヶ 年 ~ 1 年 5 ヶ 月. 268. 1年6ヶ月~1年11ヶ月. 19. 2ヶ 年 ~ 2 年 5 ヶ 月. 147. 2年6ヶ月~2年11ヶ月. 8. 月. ケ. 6 ケ 月. 育 所 児. 幼. 3年. ~ 3 年 11 ヶ 月 ヶ. 年. 以. 上. 14. 5. ケ. 月. 以・. 下. 30. ~ 11 ケ 月. 41. 1ヶ 年 ~ 1 年 5 ヶ 月. 370. 1年6ヶ月~1年11ヶ月. 7. 園. 2ヶ 年 ~ 2 年 5 ヶ 月. 185. 2年6ヶ月~2年1 1ヶ月. I. 児. 3 ヶ 年 ~3年 1 1ヶ 月. 33. 4. 上. 2. その他(保育所・ ,幼稚園別不明). 14. ヶ. 年. 以. C. 考. 287 155. 224. 1 4%) 7 ( ,. 186. 133 49 8 20 31 371. 669. 20 8%) ( ,. 35 176 4 32. 35 14. 13 6. 71 377. 2030. 38. 580. I 14. 0 4%) ( ,. 3320. 1 00%) (. - 子. 女. 22. 80. .. 計. 6 1 7%) ( ,. 58. 66. 4. 6 ケ 月. 稚. 以. 2057. 2057. 16. 2030. ZU3U. 63 4%) ( ,. 60 237 139. 493. 4%) 15 ( .. 57. 51 406 180. 670. 20 8%) ( ,. 33 16. 16. 0 5%) ( , 3209. 1 00%) (. 察. 第2実 の 考 察 この表から結論づけられることは、 先ず、 ①地域によって就園率に著 しい差の見られることであ. る。 同 じ 市 内 で も 17 % に 充 た な い と こ ろ が あ る か と思 え ば、 50 % 以 上 の と こ ろ も あ る。 更 に 次の. ことも言いうる。 ②概して、 環境の良いところ が就園率が高いということである。 環境の悪いとこ. ろにこそ、幼児教育施設が数多くあるべきなのに、現実はその逆の傾向を示 しているということは、 当市の今後の幼年教育の振興にとつて重要な 課題を提供しているように思われる。 つまり、 ⑧施設. の必要な地域ほ ど 少 いということ、 幼年教育の必要な地域が 却って就園率が 低いということが 判 つた。. 一 32 -.

(9) . 小学校の入学当初に見られる就園児と不就園児との差異に関する心理学的研究. 第三 表 の 考 察 この両表から読みとられる傾向は、 大体、 次のようにまとめられる。 男女別に見た場合は、 男子の方が、 ほんの少しの差ではあるが、 女子よりも多く保育所へ就. ①. 園しているということが判る。 幼稚園では男女の差 が殆 どない就園率を示 している。 ② 幼稚園、 保育所別に見た 場合は、 男子女子共に、 幼稚園に就園している ものの方 が多いとい う こ と。. ③ 保育年数別に見た場合は、 明らかに幼稚園保育 所の間には差が見られる。 幼稚園では、 その 度数の多いものから順に挙げてみると、 1年代の保育を受けたもの が最も多く、 次に、 2年代のも の、 それから、 1年未満のもの及び3年以上のものの順になっている。 これに対 して、 保育所の方は、 1年 代の もの が最 も多く、 2年代のものが、 これに 次いでいる。. ここまでは幼稚園と同じであるが、 次に、 3年以上のものが多く、 最後に、 1年未満のものとなっ ていて、 3位と 4位が、 幼稚園と逆の関係を示 している。. 全般的に而表を見た場合、 保育をうけるのを中途で止めるものは、 保育年数の進むにつれて 少くなっていく傾向が見られる。 特に、 半年未満で止めるものよりも、 一年未満で止 めるものの方 ④. が多いのが目立つている。 これは、 幼児の施設への適応の問題にも深い関係がある もの と 思 わ #し ろ。. 2 身体的差異 1 2 身体的特性に関 する比較は ( ) 身体測定値と ( ) 身体的状況との二つの内 容について比較を行 った。 以下、 それぞれの調査法、 調査結果及び考察について述 べていこう。. 1 ) 身体測定値の差異 ( A. 杏 一. 調. 法. 次の形式によつて、 身体検査票より記入して貰い、 集 計を行ったのである。. 下記の棚内に、 この生徒の身体測定値を記入 して下さい。 ただし、 今年の学年はじめ (3 、4月) に身体検査を行 って得た数値を記入すること。 (注) 各測定値とも小数第一位まで記入のこと。 身 定. 測. B 調. 長. 値. 査. 重. 囲. 胸. kg. C 1 n. .. 結. 体. .. 埋を. C 1 n. 高 ・. c 1 1 1. 検 査 月 日 3 1年. 月. 日. 果. 集計の結果は次の通りである。. Tabl e ,4 No ,. 家 学. 校. 名. 盤署. 常. 幸. 婁. 3. 爾. 生婁. 4. 青. 柳髪. 身. 長. 庭. 体 重. リ24 ムー ← 1 22 38 0 4 . 33 5 . 33 n405 d 6 54 り2” , 1 48 , 88 ヮ58 十 081 4 150 5 , 137 0 , 77 ヮ58 十 3 132 5 , r 9 b . 1 120 ,. 児. 胸 囲 116 O , 108 O , 171 5 . 164 O . 5 455 , 433 5 , 399 1 , 376 5 ,. 坐 高 人数 身. 就. 長. 122 22 1 11 9 4 8 2 n { U 44 9 06 n b 783 8 9 . 872 9 . 44 25 ヮ 十 ヮ 十 782 7 43 , 2 785 .. 」 33 -. 園. 体 重. 胸 囲. 児. 坐 高 人数. ド00 リハ h U 33 113 o , 113 0 , R22 UA T 55 177 0 , 168 5 . 00 ′ 十 ヴ 十 3ヴ 407 5 4 , 443 7 , ^ 乙 33 25 5 A I 391 , 388 0 ,. i20 6 , 127 1 , 190 8 , 186 4 , 十 443 6 . 502 6 , 441 7 . 3 441 ,. 22 33 . 78 77.

(10) . 坂. 学. 校. 名. 家. 身. 長. 体 重. 東. 義. 教. 庭. 児. 就. 胸. 囲 ′ 数 身 坐 高 人‐. 長. 体 重. 園. 胸. 児. 囲. 坐 高 人数. 5. 谷 地 頭署. 335 7 , 216 1 ,. 58 1 . 34 5 ,. 168 5 , O 105 .. 192 8 . 124 1 ,. 3 2. 341 7 , 329 5 ,. 59 4 , 9 54 ,. O 168 , 154 3 ,. 196 4 , 187 6 ,. 3 3. 6. 東. 川要. 784 4 . O 755 .. 127 7 . 124 7 ,. 390 O , 388 2 .. 446 1 , 436 9 ,. 7 7. 757 4 , 783 5 ,. 124 5 , 131 2 ,. 386 7 . 381 5 .. 441 2 , 449 O ,. 7 7. 7. 大. 森要. 777 8 . 866 4 .. 128 6 , 145 6 ,. 398 8 , 435 8 ,. 438 3 , 498 1 ,. 7 8. 885 5 , 892 5 ,. 146 1 , 151 4 ,. 452 9 , 449 5 ,. 508 O . 502 8 ,. 8 , 8. 8. 若. 松要. 78 2 , 92 3 .. 271 O , 272 5 ,. 305 2 . 312 9 .. 5 5. O 277 , 268 9 ,. 302 3 , 314 2 ,. 5 5. 新. 川署. 111 6 . 98 O .. 334 5 . 316 1 .. 375 8 , 363 O ,. 6 6. 534 6 . 540 5 , 648 4 , 562 8 ,. 82 8 , 83 O ,. 9. 526 O . 543 2 , 668 3 , 636 1 .. 102 8 , 91 4 ,. 322 5 . 274 O .. 373 3 , 318 6 .. 6 5. lo. 松. 風髪. 877 O , 869 O ,. O 150 . 141 5 ,. 454 O , 433 O .. 501 4 , 492 3 .. 8 8. 7814 887 9 ,. 135 O , 0 157 ,. O 397 , 454 6 ,. 8 449 , 510 2 ,. 7 8. 髪. 448 8 . 550 6 .. 5 77 , 88 5 ,. 5 229 , O 281 ,. 256 4 . 315 5 .. 4 5. 675 2 , 548 2 .. 116 5 , 87 5 .. 344 5 . 269 O .. 386 2 . 314 6 .. 6 5. 盛婁. 1104 2 , 1097 4 ,. 181 7 . 176 7 .. 565 5 , 542 5 ,. 624 7 . 628 9 ,. lo lo. 1136 7 , 1102 0 .. 192 3 , 183 3 ,. 568 5 , O 547 .. 637 O , 623 6 ,. lo 10. 巴. 11 12. 高. 13. 中. 島要. 655 4 . 675 3 .. 103 8 , O 115 .. 326 8 , 334 O .. 375 O . 384 6 ,. 6 6. 680 O , 650 O ,. 118 8 , 103 1 ,. 345 6 . 329 5 ,. 391 3 , 376 5 ,. 6 6. 14. 千代ヶ岱 婁. 660 2 . 666 9 .. 107 8 . 108 2 .. 333 5 , 327 O ,. 369 O . 371 7 ,. 6 6. 114 5 , 93 8 ,. 331 5 , ′ 27 7 5 ,. 376 4 , 314 5 ,. 6 5. 15. 千 代 田婁. 557 7 , 545 7 ,. 95 O . 90 5 ,. 283 4 . 277 O .. 313 3 , 302 2 ,. 5・ 5. 665 5 . 6 549 , 567 2 . 578 3 ,. 99 6 , 97 8 .. 293 2 , 3 281 ,. 317 3 . 326 O ,. 5 5. 16. 柏. 野婁. 539 9 , 542 6 ,. 88 2 , 93 6 ,. 275 9 , 8 274 ,. 317 4 , 316 7 ,. 5 5. 559 O , 546 6 ,. 95 8 , 95 6 ,. 284 4 , 277 8 ,. 320 4 . 316 9 ,. 5 5. 17. 駒. 場要. 658 O . 651 6 ,. 109 6 . 103 4 .. 338 7 , 303 4 ,. 377 1 . 370 7 ,. 6 6. 671 2 . 649 5 .. 128 3 , 103 8 ,. 346 7 , 317 4 ,. 380 8 . 376 3 .. 6 6. 18. 八. 幡妻. 785 O , 757 7 ,. 130 O , 123 5 .. 380 8 . 370 2 .. 446 I , 437 5 ,. 7 7. 766 O , 3 778 ,. 127 O , O 130 .. 390 O , 366 8 ,. 442 8 , 450 3 .. 7 7. 19. 万 年 橋婁. 553 O , 545 4 ,. 94 7 . 89 I ,. 4 275 , O 263 ,. 314 2 , 308 3 ,. 5 5. 560 O . 539 8 .. 95 5 , 91 9 ,. 2815 5 273 ,. 326 7 , 303 8 ,. 5 5. 婁. 664 O , 637 5 ,. 114 5 . 107 5 ,. 3330 318 5 .. 389 2 , 370 1 ,. 6 6. 664 4 . 649 6 ,. O i13 . 109 O .. 334 5 . 318 O .. 383 4 . 377 6 ,. 6 6. 湯 の 川要. 4 550 , 554 9 ,. 85 O , 93 7 .. 276 O . 5 277 ,. 314 9 , 313 3 ,. 5 5. 568 O . 9 549 .. 90 1 , 83 9 .. 281 5 , 280 O .. 322 2 , 3172. 5 5. 計 妻. 13352 2 , 13256 O .. 6 2217 , O 2165 ,. 67774 6601 5 ,. 7612 7 121 , 3 122 7577 ,. 13574 I . 4 1 4 O 133 ,. 2304 4 , 3 2220 .. 6895 O . 6633 8 ,. 値 要. 110 3 , 108 7 .. 18 3 . 17 7 ,. 56 O , 54 1 ,. 111 3 , 110 3 ,. 9 18 , 18 3 ,. 56 5 . 54 8 ,. 港. 20 21. 合 平. 均 C. ′. 考. 62 9 . 62 1 .. 7752 2 122 , 7637 1 121 . 63 5 , 63 I ,. 察. この集計結果から読みとられるものをまとめてみると、 先ず①就園児と家庭児とを全般的に比較 する場合、 すべ ての項目即ち身長・体 重・胸囲・坐高において、 就園児の方 が優れていることがわ. かるのである。 ②就園児と家庭児との各測定項目をそれぞれ比較 していくと、 即ち、 身長と身長、 体重と体 重という工合に比較 していくと、 次表のようになる。 この 比較からわか るこ とは、 男子では、 胸囲において女子よりも、 就不就園児間の差が大きい。. 女子では、 身長と坐高において、 男子よりも就不就園児間の差が大きい。 ⑧要するに、 就園児の体位は家庭児に比 べ て優れていることが明らかであることがわかつたので - 34 -.

(11) . 小学校の入学当初に見られる就園児と不就園児との差異に関する心理学的研究 Table .6 男. 身 就. 園. 家. 庭. 長. 子. 体. 胸. 重. 囲. 女. 型 ;. 局. 身. 長. - 子. 体. 重. 胸. 囲. 坐. 高. 児. 111 3 ,. 18 9 ,. 56 5 ,. 63 5 ,. 110 3 .. 18 3 .. 54 8 ,. 63 1 ,. 児. 110 3 ,. 18 3 ,. O 56 ,. 62 9 ,. 108 7 ,. 17 7 .. 54 1 ,. 62 1 ,. 1 0 ,. 0 6 ,. 0 5 ,. 0 6 ,. 1 6 ,. 0 6 .. 0 4 ,. 0 1 ,. 差. あるが、 しかし、 これは、 幼年教育を受けたため に優れたのであると結論づけるのは少 し性急のよ う で あ るo. 確かに、 就園児の方 が施設でよく運動もし、 食欲も旺盛となって、 よく食べ、 よく成長 したのか も知れない。 しかし、 この研究の最後に示されている 「生活環境の水準の差異」 調査で明らかにな. ったことであるが、 就園児の家庭水準の方が高いのである。 生活水準に 関係の深い 食生活の差異 (栄養の違い) によって、 この体 位の差が生じているのかも知れない。 この辺の原因 (条件) の分 析 (検 出) は今後の課題とせられるべきものであろう。 2 ) 身体状況の差異 ( A. 杏 一. 調. 法. 次のような形式によって調査を試みた。. この指定された生徒の、 入学してから今迄の日常行動を観察さ れていることから、 次の質問に回答せられたい。 各間とも三項目の回答が用意されているが、 この三項目のうち最もふさわ しいと思われるものを○印でかこんで下 さ い。. 日常の姿勢はどうか. し、つ も よ い. ふつう. つ ね に よく な い. 元気があるか. 、つも元気いい し. 時々元気がないこともある. いつも元気がたりない. 顔色 (血色) はどうか. つねに血色がいい. 時 々 よ く な い こ と も ある. つ ね に よく ない. 肥つているか. 肥っている方だ. ふつう. やせている方だ. 疲れやすい子供ではない. 疲れた様子をみたことが. 時には疲れた様子を してい. す ぐに疲れ易い. か. B 調. 査. 結. -. ない. .. る. 果. 集計の結果は次の通りである。 Tabl e .6. 「観察による身体健康状況の記録」 の集計. 合. 計 (%). ①. の- 集. 計. 露. 置. 髭. 30 5 75( ) , 83( 33 8 ) ,. 1 39( 56 5 ) , 1 29( 5 2 4 ) ,. 3 13 0 2( ) , 34( 13 8 ) ,. 246( 1 00 ) 1 00 246( ). ⑩. の. 集. 計. 家. 庭. 児 児. 80( 3 2 5 ) , 9 121( 4 2 ) ,. 1 23( 50 0 ) , 10 1( 4 1 1 ) ,. 43( 1 7 5 ) , 9 24( 7 ) ,. 246( 100 ) 246( 100 ). ⑨. の. 集. 計. 露. 醤. 髭. 11 1( 45 1 ) , 13 1( 53 2 ) ,. 11 4( 46 4 ) . 96( 39 1 ) ,. 21( 8 5 ) , 19 ( 7 7 ) .. 246( 100 ) 100 246( ). ④. の. 集. 計. 藁 -. 醤. 髭. 4 1 2( 7 1 ) , 74( 3 0 1 ) ,. 126( 51 2 ) ,. 155( 63 0) ,. 4 9( 19 9 ) , 4 6( 1 8 7 ) ,. 246( 100 ) 246( 100 ). ⑤. の. 集. 計. 露. 麿. 舞. { 65( 26 4 ) , 83( 3 3 8 ) ,. 1 44( 5 8 5 ) ,. 6) 154(62 ,. 27( 11 0 ) , 1 9( 7 7 ) .. 100 246( ) 1 00 246( ). 就. 園. - 35 -.

(12) . 東. 坂. 義. 教. 0 10 20 30 40 50 60(%)20 10 0 . 衛避 謎 獅・斗. 日常の姿勢はどぅか. 元気め坊るか 顔色(血色)はどうか. 疲れやすい子供ではないか. P. 8 265 ,. 有意差. 50 70>p>, ,. 無. o ・>p ,. 有. 』 i嘉 さ キ 三 『 雪璽 圏 霞 辱.. ・ 4 .棚. 需 三 - -コ璽霊 曝 露 羅 露 霧 澱罷. ・ ,郁. 3 0 5 0>p>, ,. 鉦. 霧 零 そ喜三. - -; 三 雇 三 … 一隅. 9 3 4 8 .. o l>p .. 有. 1徽璽. 2 460 ,. 0>p>, 20 3 ,. 無. r } ー ,‐ ÷←ヤヤ:二 ー. 、るか 肥ってし. 盤蓋ぎ -. 3 Z. ・. ー. l. i. 霊 駐 遡・蘭. l f ) ( (. ー:コ 家庭児 圏 醤 就園児 Fig,I. C. 考. ・. 察. 観察による身体 健康状況の比較では、 頻数表や上記の グラフを見てもわか る通 り就園児の方が全. 項目とも優れてい る。 2検定を行ってみると 特に 第二項目と第四項目とが 有意な差を示 しいる。 元気 があるという ズ 、 、 点で就 園児が優れているが、 これは、 入学以前に既に集団生活に 慣れているため、 入学 して もすぐ に新 しい集団生活の場に適応 し得たことに よるものと思われる。. 3 運 動 的 差 異 ここでは、 運動機能の特性について、 観察法と測定法とによって、 調査を行った。 まず、 観察法 に よ る運動機 能から見ていくことに しよう。 1) 運動機能の差異 ( A. 杏 法 一 こ の 調 査 は、 前 述 の 2 の (2) と 同 様 の 形 式 に よ り、 次 の 調 査 表 (チ ェ ッ ク ・ リ ス ト) に よ っ て、 調. 調査記入してもらつた。 ①. 運動や動作が活機か. の生徒にく ま ⑨ 香気浄 謝. . つねに非常に活溌だ. 日頃ブぐ体活溌. 、つも不活機 し. ・方だ 早し. ふつうだ. おそい方だ. 特に敏速でも器用でもな. 不器用な方だしにぷい方 だ. 器用で敏速. . 非常に活動的だしいつも. ④ 髪 解 いる時の様子ほど よく遊んでいる ⑤. F はどのようにみえる. B 調. 査. 結. 強い方だ. ・るが特に いつも遊んでし 活動的というほどではな. あまり活動的でなく遊び 方もたりない. ふつうだ. 弱い方だ. . 果. Tabl e .7. 合 計 (%). 「運動 (機能)」 の集計 ①. の. 集. 計. ①. の. 集. 計. ①. の. 集. 計. ④. の・. 集. 計. ⑤. の. 集. 計. 就 家 就. 庭 “. 園 庭 園 庭. ヵ 就. 耗 匠. 就 家 就. 庭 園 庭 園. 見兄 見見 見見 見見 見見. 9( 9 3 15 ) , 8 28 71( ) , 48( 19 5 ) , 83( 33 8 ) , 9 34( 13 ) , 75( 3 0 5 ) . 52( 21 2 ) , 3 9 5 9 7( ) , 33( 13 4 ) . 8 71( 28 ) , - 36 -. 1 0 150( 6 ) . 9 135( 54 ) , 146(59 3) .. 47 1 116( ) , 9) 164(66 ,. 1 58 143( ) , 154(62 6) .. 8 1 25( 50 ) , 175( 1 71 ) ,. 6 0 148( 2 ) ,. 57( 23 1 ) , 16 40( 3 ) , 51( 20 7 ) . 1 47( 19 ) , 19 2 47( ) . 11 4 28( ) . 16 40( 2 ) , デ( 9 24 7 ) , 38( 15 5 ) , 0 27(n, ). 246( ioo ) 246( 100 ) 2 45( 100 ) 6( 1 00 24 ) 5( 100 24 ) 、 00 2 46( 1 ) 246(100). 100 2 4 6( ) 46( 100 2 ) 00 2 46( 1 ).

(13) . 小学校の入学当初に見られる就園児と不就園児との差異に関する心理学的研究 0 10 20 30 40 50 60(%)20 10 0. が. i園 園 岬 辛:=-: ニ ヨ 雫 鰹. 運動 Jや動作が 細 か 走 ら せる と 他 の 児童に く ら べ て どう か. 墜綴総搬嘉犠溌謝. 遊ん で い る 時 の 様 子は どん なか. 隣鞘澱緒. 坪. 有. I・ 293 ,. o・>p .. 有. 2 0 1 3 1 ,. o 1>p ,. 有. 696 , , 18 ol>p ,. 有. 1 6 2 8 7 ,. 有. 1繁級繋縛4. 1園.. 体力はどのように見えるか 1鰐 蹄 歴 三: ‐. ---- “ n. 医霊園 家庭児 園霊園 就園児. 有意差. 8 1 1 0 8 , 0 1>P ,. 際謙遜図. Eの発達 ー撃 ニ -- 墜 鰹鰐鴎 鰹 霞 鞭 き翼 機育 霧 瀞, デ. P. f;2 (d ). o l>p ,. Fig. 2. C. 考. 察. 観察によって運動機能 を調査集計し、 その図表化を試み 、てみると、 非常に就園児の方が優れてい ることが判る。 何れの項目も 矛 検定を してみ ると、 有意差 がみ 、られる。 かかる調査結果からして も、 就 園児は、 運動機能に優れてい ると言うことができよう 特に 全項目とも 検定結果 有意 。 、 、 、 差を示したことは、 注目に値す る事実である 。. 2 ) 体力測定における差異 (. 観察によっての み調査 したのでは、 主観的に傾く恐れがあ るので できるだけ客観的なものを打 、 ち出し就不就園児間の差 異の客観的実態を把えようとする観点から 思い切って現場 の先生方に 、 、 測定調査をお頭 した。 走力、 投力、 跳力な どの総合的運動能力のうち 最も計測し易いものと し 、 て跳力 (立幅とび) を選定し、 下記の学校に、 次のような測定上の注意を行って調査を依頼した 。 A. 杏. 調. 法. 簡単な体力測定 (両足とび) 〔測定方法〕 両足とび (立幅とび) を三回行わせて右の表に記 入し平均を求める。 それには、 直立の姿勢から腕の振動及び 膝の屈伸を利用 して、 出来るだけ遠くへとばせ距離を計測す る。. 〔注意〕 ィ. 踏切線と同じ平面上の砂場(柔かい地面でもょし 、 ) で行うこと。 砂場 か ら少 し離 れ た所 に 踏 切 線 を 引 く こ と。. 口. 第 一. 回. 第. ニ 回. 第. 三 回. 平. 均. .. .. cm. ・ ●. cm. Cm .. c , , .. ノ・ 巻 尺 か も の さ し (lm の・ もの) で はか る こ と。. 二 踏切線より足先を前に出さないこと。 ホ 踏切るとき二重踏切りせぬょう注意すること。. へ 距離は子供の身体が砂場に印 した踏切線に最も近い点から踏切線までを、 これに直角に計測したもの とす る。. B. 測. Tabl e .8. 学 . ←. 定. (単 位 は cm). .. 校. 常. n 乙. 縞 ・果. 家. 名 ÷ 謬r 盤. ” 率. 庭. 子. 児. 就. 園. 児. 女. 365 3 ,. 3. 371 6 ,. 3. 369 0 ,. 3. O 357 ,. 350 3 .. 3. 316 0 ,. 3. 356 0 ,. 3. 346 O ,. - 37 -.

(14) . 東. 坂. 学. 校. 名. 3. 絹. 生. 4. 青. 柳. 児. 子 人 数. 合 計 値. 人 数. 合 計 値. 人 数. 合 計 値. 人 数. 女 合 計 値. 747 6 ,. 7. 625 O ,. 7. 824 3 ,. 7. 5 665 .. 6. 2. 221 6 ,. 2. 9 221 ,. 2. 3 795 ,. 7. 男. 子. 女・. 園. 就. 児. 庭. 家. 教. 義. - 子. 男. 子. 頭. O 218 .. 2. 156 8 ,. 東. 川. 661 O ,. 7. O 647 ,. 7. 8 713 ,. 7. 大. 森. 853 9 ,. 7. 857 9 ,. 8. 3 965 ,. 8. 890 3 .. 8. 5. 541 O ,. 5. O 596 ,. 5. O 549 ,. 5. 5. 谷. 6 7. 地. 8. 若. 松. 514 6 ,. 9. 新. 川. 2 572 ,. 6. 499 5 ,. 6. 493 O ,. 5. 3 457 ,. 5. 10. 松. 風. O 851 .. 8. 842 7 ,. 8. 3 790 ,. 7. 816 1 ,. 8. O 535 ,. 4. 641 O ,. 5. 851 O ,. 6. 6 606 ,. 5. 9 1052 ,. lo. O 1115 ,. 10. 1141 2 ,. lo. 11. 巴. 12. 高. 盛. 1049 3 .. 10. 13. 中. 島. 1 599 ,. 5. 639 5 ,. 6. O 600 ,. 5. 9 664 ,. 6. 14. 千. 岱. 641 4 .. 6. 9 564 .. 6. 5 644 .. 6. 9 570 .. 6. 田. O 603 .. 5. 508 O ,. 5. 620 O .. 5. 6 534 ,. 5. 5. 457 9 ,. 5. 15. 代. 千. 代. 16. 柏. 野. 6 570 .. 5. 462 2 ,. 5. 3 523 ,. 17. 駒. 場. 411 8 ,. 6. 554 1 .. 5. 9 666 .. 6. 474 3 ,. 5. 幡. 9 817 ,. 7. 809 6 .. 7. O 850 ,. 7. O 723 ,. 7. 3 647 .. 5. 664 O ,. 5. 4 722 .. 5. ′6526 ,. 5. O 644 .. 6. 5 549 .. 6. O 656 ,. 6. 9 655 .. 6. 川. 505 6 ,. 4. 3 499 ,. 4. O 498 ,. 4. 616 O .. 4. 部. 6 a 12165 ,. b lll. 5 c l1782 .. dl13. 4 e 13076 ,. f l12. 6 g 12189 .. hlll. 18 19. 八 年. 万. 港. 20 21. 「合. 湯. の. 計」 均. 平 C. 橋. 考. の. 値. 6 aイ帽b l09 ,. 3 Cイーd l04 .. 8 f l16 e‐ ,. 8 ÷h lo9 g÷ ,. 察. この測定値の集計結果 (平均 値の欄) を見ると、 男子 も女 子も、 就園児の方が優れている。 男子 5cm だけ家庭児を引は な して跳んでいる。 2cm も多く跳んでおり、 女子では5 では 7 . , 前項の運動機能といい、 この立幅 とびといい、 断然、 就園児は、 家庭児を凌駕 している。 このこ. とは、 一体、 どのような原因か ら生ず る ものと考えるべき であろうか。 就園児 が家庭児よりも運動 的に 優れるようになった要因 (条件) の一つと して、 就園児は集団生活に おいて、 社会意識 (特に 競争意欲) が活溌に芽えた こと、 がまずあげられよう。 筆者は、 体 位よりも、 この競争意識の発達. の方が、 立幅跳で、 就園児を して優位を占めさせたものと推測 している。 次に考えられる要因と し て、 就園児は施設で充分に運動を してきているので、 やはり、 機能的に優れているとい う こ と で C ・身の発達に不可欠の ものである。 かか る 重要 な 発達時期 ある。 特に、 幼児期の身体的運動は、′ に、 望ま しい運動的環境 の中で保育されて来たことが、 やはり、 家庭児との間に、 必然的に差異を つくったものと考えられよう。 もう一つの要因と して、 就園児の方の生活水準の高いということか. ら、 栄養も就園児の方が よく、 従って、 体位 (体 格) も優れているところから、 運動能力も当然 優 れ るこ と に な る、 と 考 え る こ と も で き よ う。. これらの諸 要因のうち、 就園児のその優位性を最 も規定するものは何かとい う問題の解決は、 今 後の課題である。 しかし、 何れにせよ、 ここでは、 就園児の方が、 家庭児よりも明ら かに優れてい る こ と は、 実 証 さ れ た。. - 38 -.

(15) . 小学校の入学当初に見られる就園児と不就園児との差異に関する心理学的研究. 4 健康的差異 1 ここでは、 先ず ( ) 出席状況について調べ、 次に ( 2 ) 遅刻の状況について、 それから ( 3 )健 康的習慣について調査を試みてみた。( 1 ) は各学校の児童出席簿をもと に して集計 して調べたので 2 ある。( ) については、 各校の受持の先生に日頃観察しておられる体 験をもとに して調査用紙に記 入をお願いして、 それを集 計したものであり、( 3 ) も、 当方からのチェ ック・リス トに記載 して戴 いて、 それをまとめたものである。 以下、 順にこれらの調査 法 調査結果及び考察に ついて述 べ て 、 い く こ と に し よ う。. ) 出欠日数の調査における差異 ( 1 杏 A 調 法 一 次のような形式で、 各校の受持の先生にお願いして、 当方から指定した児童についての記載を依 頼した。 一学期の出欠席の記録を出席簿から写しとって記入して下さい。. 一学期に出席 すべき日数. 出席した日数. 欠席した日数. 欠 席 の 主 な る 理 由 (○印でかこめ) 病欠 (病名. B 調. 査. 結. ) 事故欠、 出校・ 停止、 忌引、 無断欠席. 果. Tabl e .9 家. 学 I 2 3 4 5. 常 瀬. 6. 東. 大 若 新 松. 9. 高. 13 14. 中. 17 18 19 20 21. 名 盤 生. 地. 柳 頭 川. 巴. 12. 15 16. 幸. 青 谷. 7 8 10 11. 校. 森 松 川 風. の. 湯. 合. 児. 570 576. 530 549. 1330 1316. 1314 1289 558. 570 1344 1409. 1282 1397 918. 960 1152. 1127. 1520. 1416. 855 1920. 40. 6. 27 16. 6 14. 27 12. 14. 57 12. 6 14 15. 42. lo. 25 104. 12 16. 570 576 1235 1316 570 1316. 10. 11 15. 1036. 9. 11. 1890 1132. 30. 20. 20 21. 1152. 1132. 950 950 1110. 918 892 1019. 20 32. 12 10. 58 91. lo. 950 950. 12. 1160. 1310 950. 1309 940. 3 lo. 14. 川. 1152 960. 1294 950. 1132 915. 20 45. 計. 23210. 22368. 837. 95 12 ,. 91 67 ,. 3 43 ,. 席. 率. 96 39 % ,. 1920 1152 1152. 15. 14 16 lo. 4. 12 12 10. 65 19. 10 12. 942. 29 8. 14 10. 1941 946 885 1141 1265. lo. 1152 960. 1137 955. 15 5. 12 lo. 244. 23213. 22736. 477. 2姓. 95 14 ,. 93 18 .. 95 1 ,. 97 95 % ,. - 39 -. 14 6. 1415. 51. 出. 18 15. 1000. 1152. 値. 552. 59 14. 1425 1045. 9 20 12. 均. 1302. 1056. 12. 平. 6 6 13. 20 56. 133. 10 12. 23 22. 1297 1489 940. 843. 岱 田 野 場 幡 橋. 547 553 1181. 1504 960. 1787 1101. 座 島. 千 代 ケ 千 代 柏 駒 八 万 年 港. 庭. 一学期に出 一学期に出 一学期に 一学期に出 一学期に出 一学期に 席すべき延 席 した延日 欠席 した 男女合 席すべき延 席 した延日 欠席 した 計人数 日数 数 延日数 日数 数 延日数.

(16) . 東. 坂. 教. 義. B 、の結果は 次の通り。 1 2 )の CR 検定O 家庭児と就園児との 出席率( 、 60>P>. 50 .. 671 CR=,. 有意差は認められない。. ▲ C. 考. 察. 56%だけ優れているが、 しか し、 CR (臨界比) による検 定を行っ 出席 率でも、 就園児の方が1 .. て見ると、 有意差が認 められぬので、 大 した差異はないと判断 してもよい。 なお、 ここで、 欠席理由の内容的な分析をする必要があったのであるが、 ま だこれについては、 資料の整理が行われていな いので省略する。 2 ) 遅刻の有無の調査における差異 ( A. 杏. 調. 法. ・ 一学期のこの子の状態を回想 して記入 して下さし 。 下記の欄内の一つを○印でかこんで下さい。. B. 杏. 調. 結. 1殆ど毎朝遅嵐た. )遅熟 た 1 離 き遅刻した i 時 略 れに. 全然遅刻 蹴 岐. 果. Tabl e . 10. 全然遅刻 しな かつた. 時に(まれに) ときどき遅刻 した 遅刻 した. 家. 庭. 児. 201(81 7) ,. 38( 15 5 ) ,. 就. 園. 児. 80 5 198( ) ,. 38( 15 5 ) ,. ズ2検 定 結 果. 984 〆=.. df=3. 6( 4 2 ) . 1 0( 4 0 ) ,. 殆ど毎朝遅刻 した. 合. 計 (%) 2 46( 100 ). 1( 0 4 ) , 0( 0 ). 00 2 46( 1 ). 8 9〉P>. ,. 有意な差は認められ ない。 C. 察. 考. 遅刻の調 査結果は、 見かけではあるに して も、 家庭児の 方が優れているので、 一寸意外の感に打 00 80 を得たわけである。 この程度の差異は、 1 90>P>, た れ た が、 X2検 定 を 行 つ て み た と こ ろ、 .. 回も調査を行えば、 標本の抽出 の仕方で、8、9割も起ってくる ものと看徴 しうるものであるから、 殆ん ど意義のない差異である。 ) 健康の習慣の差異 3 ( A. 調. 沓. 法. 健康的習慣については、 観察による評定を、 先生方にお願いしたの であるが、 その場合に用いら れ た チ ェ ッ ク ・ リ ス トを 次 に 示 す。 ① 身のまわりをきちんと し てし・るカユ. ② 手足や身体を清潔に して ③. し・る か. は な を た ら してし・なし・か. ④ 爪切りや手洗いをよくや つ てし、る か. 手や物を口に入れている ことはない か. ⑥ 姿勢はどうか. ・か っ こ い つ も だ ら しなし. い つ も き ち ん と して い る. ・方 時々乱れるが大体よし. うだ. つねに清 潔だ. ときどき汚れている. いつも汚れている. い つ もき れ い に して い る. と き どき よ ご して い る. つねに汚れている. いつもよくやっている. と き ど き しか や ら な い. 殆どやっていない. 全然ない. と き に は ある. い つ もや っ て い る. いつも正 しい姿勢を して. ふつう (時にはよく時に は悪い). いつも姿勢が悪い. いる. 0- -4.

(17) . 小学校の入学当初に見られる就園児と不就園児との差異に関する心理学的研究 べて ついて食 て いつも態度もよく落ちっ いて食べ ⑦ 渋 雛 落ちり いている ⑧ 食べ残すことはないか 給食の食品に不平をいっ ⑨ たり好ききらいをいわな いか. ケガをするような危険な こと を しな い か. B 調. 査. 結. いつも残さず食べる. 目立つほどよく; 目立つほどよくも悪くも も悪くも ない. いつも行儀がよくない. ときどき残す. いつも残す. ときには不平やすききら. 一度もいわない 全くそんなことを したこ と がな い. い つ も 不 平 がま しい こ と. い をし、う. をいう. 時々することもある. い つ も あぷ な い こ と ば か りや る. 果. Tabl e , 11. 合. ①. の. 集. 計. 家 就. 庭 園. ②. の. 集. 計. 義. 隆. 計. 家 就. 庭 園. ⑨. の. 集. ④. の. 巣・ ●計. ⑤. の. 集. 計. ⑥. の. 集. 計. ⑦. の. 集. 計. ⑨. の. 集. 計. ⑨. の. 集. 計. ⑩. の. 集. 計. 児児 児児 児児 児児. 庭. 就 家. 園. 児 児 児 児 児児. 庭. 就. 園. 露. 醤. 家 ’ 就. 庭 園. 児 児 児児. 腐. 露. 庭 園 庭. 家 “ 就 家. 就. 児 児. 園. 106( 43 1 ) , 90( 6 36 ) , 123( 50 0 ,) 9 4( 38 2 ) , 84( 34 2 ) . 30 5 75( ) , 1 19( 48 4 ) . 9 7( 4 39 ) , 92( 4 3 7 ) , 82( 33 4 ) . 136( 55 3 ) , 125( 50 8 ) , 13 8( 1 56 ) ,. 104( 42 3 ) , 137( 55 7 ) , 92( 37 4 ) , 135( 54 9 ) , 1 4 4( 58 5 ,) 63 156( 4 ) , 1 09( 44 3 ) , 13 55 7( 7 ) , 1 60 6 49( ) , 153( 62 2 ) , 30 9 76( ) , 8 88( 35 ) , 9 38 6 5( ) , 43 5 1 07( ) . 54 5 13 4( ) , 0( 9 13 52 ) , 199( 8 1 0 ) , 1 70 7 74( ) ,. 119(48 4) ,. 9 8( 39 8 ) , 99( 4 0 3 ) , 45( 18 3 ) , 70( 28 4 ) , 63( 2 5 6 ) , 8 1( 3 2 9 ) .. 0 177( 72 ) ,. 60( 65 0 1 ) .. 0 10.20 30 40 50 60(%)20 10 0 …ー 「 … ‐ - =二h キ ≠ 『 「一- r と =] ・ …. 鷲 茅 りをきちんとして 豊潮 騒露電 離[蚕圭 三. 腿極謝. -. は なを た ら して い な い が. 1 「鴎嬉澱橋鍬縦塾扉蝶霊連繋蟹麓露. 爪切りや手洗いをょくやっ. i 欝綴掻赫爵能磁盤燃擾 総 蓬 l●. ている か. 手や物を口に入れているこ と は なし・か. 姿勢はどうか. o1>p ,. 有. 984 ,. 7o>P>, 5o ,. 無. 5 4 12 ,. 1 0>p>, o5 .. 無. 1 4 7 6 ,. 5 0>p>, 3 0 ,. 無. 9 4 2 ,. 8 o>p〉7 o ,. 無. ・ 96 8 ,. 50〉p〉3 0 ,. 菰 た. 5 900 ,. 20>P>, 10 ,. 無. ・ .搬. 5 o>p> 3 o , ,. 無. 『週. 厩覇凝琢翻難猷勝謡慰謝鮒を難増鰯綿園. 臣. 醐 園願 自 国唱 圏 ケガ け るような危険なこ ー鰹墜 圏 醐 - 騨 零、鰹 騨駆 瞥 覇 馨 鞭 澱● . .滋蔀 栂 〆 . -- 盟 とを しな い か U. . ±. ー ー. ‐. 1. 1 ー L・. 匝 圏 家庭児 瞳 園 就園児 Fig, 8. - 41 -. 有 意差. 14 760 ,. ,. ・,圏ヌ. --. P. 有. 1- 圏 駆に 声 ;; 三1lii灘 園 ; 三三. 46( 2 100 ) 46( 2 100 ) 2 46( 100 ) 246( 00 1 ) 46( 2 100 ) 46( 1 00 2 ) 246( 100 ) 246( 1 00 ) 246 100 ) ( 246 100 ( ) 246( 100 ) 246( 00 1 ) 246( 00 1 ) 46( 2 100 ) 246( 100 ) 246( 00 1 ) 246( 100 ) 246( 1 00 ) 00 1 246( ) 246( 100 ). o l>p .. :: 二」÷ 層謝. 綴 鱒撰避霊,. (%). 9 3 4 8 ,. [ニ ニ コ 』浸 1 園 霧覇霊腰霊 園が需 翻夏. 雑 は落ちつぃて食べてい 』 .. 給食の食品に不平をいった り好ききらいをいわないか. だ. コ圏聴. 、 陸継ぎ 概導 き 手足や身体を清潔に してし 袋鰍榊湖 るか. 3 6( 14 6 ) , 19( 7 7 ) , 31( 12 6 ,) 17( 6 9 ) , 18( 7 3 ,) 15( 6 1 ) , 18( 3 7 ) . 12( 4 9 ) , 0 5( 2 ) . 4 11( 4 ) , 34( 13 8 ) , 33( 13 4 ) , 13( 5 3 ) , 8 20( 1 ) , 14( 5 7 ) , 6 8 1 7( ) , 0 7 2( ) , 0 9 2( ) , 6( 2 4 ) , 5( 2 1 ) ,. 計. d f=2 ) (.

(18) . 坂 C. 考. 東. 義. 教. 察. 0項目にわたって調べたわけであるが、 ここで見られる調査結果による 健康の習慣については、1 と、 就園児 が必ず しもす べて優れてい るのではないことがわかる。 しか し、1 0項目のうち、 見かけ 2検定結果 有 上では、 7項目まで就園児の方が 優れていたわけであり、 特に、 最初の 2項目は、 ズ 、. 意な差が認められたのであ るから、 やはり、 就園児の方が、 健康的 習慣でも優れていると言い得よ うo. 家庭児の方が優れていたのは、 最後の 3項目であるが、 検定結果は有意な差が何れも認められな かった。 しか し、 この辺の教育に、 保育者の問題が見出されるように思う。 一般的に、 この図表を見て 気付かれ ることであるが、 各項目は、 皆それぞれの特有の百分率を示 して い る と い う こ と で あ る。 調 査 に 用 い た チ ェ ッ ク ・ リ ス トの 表 現 内 容 に よ って も相 当 に 左 右 さ れ. るであろうが、 しか し、 これらの項目の百分率をよく見ると、 就園児 ・家庭児を問わず、 しつけ易 いものと、 しつけ難いものとがあることがよくわ かると思う。 例えば、 姿勢の項目を見ると、 何れ. も、 あまり望ましい比率を示 していない。 それに対 して、 給食に対する不平の項目な どを見ると、 望ま しくない傾向のものは極めて少く、 大 部分の ものは、 問題傾向を 示 していないようである。 こ の よ う に、 こ れ ら の 棒 グ ラ フ を 見 て く る と、 就 ・ 不 就 園 児 間 の 差 異 の 問 題 も さ るこ と な が ら、. 各項目の示 している命題の保育の難易度もよくわかるように思う。. 5 生活態度の差異. ここでは、 一般的な生活態度について、 改訂児童指導要録の 「行動の記録」 の評価観点から、 分 析的に、 就・不就園児について、 観察評定を行っている。 自主性・社会性・根気強さ・ 責任感な ど. 9個の項目について、 調査されている。 各項目の表現内容は、いずれも幼年 7 つの観点 ,から、 合計4 教育の目標としても重要なものを取上げている。 従って、 この調査結架 は、 直ちに小学 校 や 幼 稚 園・保育園における子どもの生活指導に、 役立ちうるであろう。 そ して、 この、 生活態度の差異の 調査は、 本研究でも、 最も力を入れた ものであることも、 はじめに、 附記 しておきたい。 自. (1) A. 主. 性. 査. 調. 法. 次の形式のチェ ック・リス トを使用 した。 (以下、 こ の「生活態度の差異」の各観点 ,からの観察調 査に用いられたチ ェ ック・リストの説明は省略し、 提示のみする。 ) ま目分ででき ① 皇 郭 ことし ②. 鰯 ゞ暦)をする態慶. い つ も よく で き る. 大体 で き る が で き なし・こ. つねに進んでやろうとす. ときにはすすんでやろう. とする. い つ もひ つ こ み じあん で しな い. まある と き にし. い つ もた よ ろ うとす る. と もある. る. ⑨ 金星 繁 ろうとする傾向 全然ない. ・で き なし・ 殆 どひ と りで. ④. 境聖隷をする傾向が見. 全然人まねをするような. と きに は ま ね る こ と も あ. ⑤. )をひ 断 薄憂鏡見. はっきりよく言える. ま だは っき り言 え な い. 全然言おうとしない. ⑦. ・るか 学用品の始末ができ. いつも完全にできる. 不完全であるがフぐ体でき る. ひ と に 手 伝 っ て も らわ な いとできない. やおどりを進んでやる ⑦ 緊. いっ, も進んでやる. とき どき進 ん で やる. ・やろうとした 殆ど進んで. ⑨. い つも き ちん と した 態 、度 1や つて い る で. ときにはなげやりな態度. 墨頃 繋義足雛繋ご. B 調. 査. 結. こ と は なし・. をする. 果 - 42 -. い つ も 人 にま ね てし・る. こと がな い. なげやりな態度でいるこ とが多い.

(19) . 小学校の入学当初に見られる就園児と不就園児との差異に関する心理学的研究 Tabl e . 12. 合. 憂 養. 瞳. 露 露 露. 腐 置 醤. 計. 暴 露. 畿. 集. 計. 家 就. 醤. の. 集. 計. 家 就. 庭 園. の. 集. 計. 家 就. 庭 園. ①. の. 集. 計. ⑨. の. 集. 計. ③. の. 集. 計. ④. の. 集. 計. ⑤. の. 集. ⑪. の. ⑦ ⑨. 1 ) 自主性 ( 自分のことは自分でできる 子か. 児児 児児 児 児 児児 児児 児児 児 児 児 児. 13 6( 55 5 ) , 01( 41 1 2 ) ,. 1 10 ( 4 ) , 5( 2 0 ) ,. 245( 100 ) 245( 100 ). 6 1 5 29( 2 ) , 2 13 4( 55 ) .. 9 56( 22 ) . 1 1 1 27( ) ,. 246( 100 ) 243( 1 00 ). 61( 24 7 ) , 1 91( 37 ) . 64( 7 26 ) , 3 2 2 79( ) ,. 9 14 7( 59 ) , 131( 53 5 ) . 9( 1 4 62 0 ,) 1 5 6( 63 7 ) ,. 38( 1 5 4 ) , 9 4 23( ) , 3 1 1 27( ,) 4 1 1 0( ) ,. 246( 100 ) 2 45( 100 ) 2 40( 100 ) 45( 100 2 ). 87( 3 6 0 ) , 5 2 7 13 0( ) , 31( 12 6 ,) 0 31 76( ) , 33 7) 83( , 44 3 108( ) ,. 145〔 59 9 ) . 4( 46 5 11 ) ,. 10( 4 1 ) , 2( 0 8 ) ,. 242( 00 1 ) 246 100 ) (. 1 21( 49 2 ) , 11 6( 47 4 ) , 3 7 5 7 1 ( 5.) 114( 46 7 ) .. 9 4( 38 2 ) , 53( 2 1 6 ) , 6 0 1 6 2( ,) 9 2 2( 0 ) ,. 246( 100 ) 244( 100 ). 61( 5 24 ) , 8 33 7 2( ) ,. 学用品の始末ができるか 歌やおどりを進んでやるか なげやり的な態度が日頃の 行動に見られないか. 57 8 142( ) , 5 0 6 124( ) ,. 5 53( 21 ) . 4 0 8 1 00( ) ,. 0 10 20 30 40 50(%)30 20 10 0 . - - - ー -ニー - ニー - 霊園 圏ーー- 需 :コ F ー Y Eベイを‐エ 熱. …. , 穂総養器嫌型. . . 岡 圃 圃 メド事臨むf [藤 じ二 ぐラ ,-. ‐ - -コ講 .. ” ”” ー ー ー. - -. 〆 -. 二 ]唾 雪 霊園 陸讐 ・ゴ ー - - - - ‐ 鯉瞬キー -- - - - ÷ 三 割f …嗣 闘縄 匪霊園 家庭児 圏圏圃 就園児. 24 6( 100 ) 100 245( ). 246( 100 ) 245( 100 ). P. 有 意差. 12 250 ,. 01>P ,. 有. 13 203 ,. 01>P ,. 有. 838 8 ,. 02>P>, 01 ,. 有. 8 730 ,. 01 02>P>, .. 有. 564 26 ,. 01>P ,. 有. 104 16 ,. 01>P ,. 有. 28 969 . , 01>P ,. 有. 12 740 , ,. 有. . . 二. -. 5 1( 20 7 ) , 6 21( 8 ) ,. 2 x. . ある か. 自分の気持 (意見) をひと りで言えるか. (%). 99( 40 4 ) , 13 8 9( 56 ) ,. 仕事 (作業) をする態度は 1澱鞘関享組閣 どうか 人にたよろうとする傾向が 「人まね」 をする 傾向が 見 られるか. 計. 01>P .. d f=2 ) (. Fig. 4. C. 察. 考. この自主性についての調 査結果は、 就園児が自主性に非常に優 れていることを示している。 8項 目とも、 すべて、 だ 検定の結果、 有意な差を 認めることができるのである。 特に、 自分の意見を. ひと りで言える点 ,や、 歌やおどりを進んでやれるという点で、 就園児は優れたものを見せている。 この集計結 果から、 就園児の方が家庭児よりも、 自主性に優れていると言 い切っても、 それは言い 過ぎではない。 生活態度の差異の中で も、 特に、 自主性において就園児力;優れていると い う こ と が、 顕著である。 自主性、 自立性、 自己活動性、 或は自 発性などが、 今日、 教育目標として、 その 重要性が叫ばれているが、 幼年教育施設を経た ものが、 このように、 自主性に優れた 発達を示して. いることは、 幼年教育の効果の存在を雄弁に物語 っていると思う。 会 性 2 ) 社 ( A. 調. 杏. 法. 社会性の観 察に用いたチ ェック・リス トの形式は次の通り。. ‘.

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