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慢性習慣性扁桃腺炎のレ線治療例

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Academic year: 2021

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99 年恰も其二治瞼例に遭遇せるを以てi舷に追加報告し義膜標本を供覧せんとす。第一例は満10歳男兇。主訴, 呼吸困難,名品及び護熱。前日より主訴ありしも吹第に著明となり班馨の診察を受け咽喉頭ヂフテリアの診騒 の下にrヂ」血清1萬軍位注射されしも呼吸困難釜々増張し,氣管切開の必要に迫られ讐節付添の下に埼玉縣 より本院に選らる。診るに呼吸困難著明,無聲,鼻翼呼吸をなし顔貌蒼白苦悶状を呈し口唇にチアノ・・一ゼを認 む。邸刻下氣管切開術施行○氣管壁を精査するに厚き白色義膜を認めしを以て嬰粒銚子にて剥離抽出する}こ聲 門下腔よウ左右の小氣管枝に亙る長さ約ユOcmの樹枝状義摸を抽出し得て直ちに呼吸安静となれり。第2例講 5歳女面。主訴,獲熱,咽頭痛及び側頸部腫脹。4日前受けしチフス豫防注射の反鷹ならんと思ひ放置せるも 主訴心張心底度の呼吸困難を諭せる爲近警に往診を詰めしに,重症ヂフテリアにて既に手遅れと云はれ「ヂ」 血清5000輩位注説を受け直ちに紹介され入院。診るに一見甚だ重篤なる歌態にして側頸部は爾側共浮腫状に 強く腫脹す。咽頭は爾側掃桃腺腫脹し左側は顯粒状凹凸不不にて出血し易く一部潰瘍状を呈す。咽頭後壁は廣 く汚臓荻白色義膜に被はれ,鼻咽腔,喉頭内は観心不能なるも一面に義膜に被はる玉が如し。翻時「ヂ」血清 10000箪位,翌日更に5000箪位を論義,鹸血其他種々の注射を試みるも一般駄態釜・々悪化す。申等度の呼吸 困難あるも上貫道に限局せるものに非ざる如く,蛇管切開は却って死期を早むるを儂れて漿めず。 3日目より 咽頭義膜剥離し始めしが血清注射後4日目に彊く咳き込みたる際,マカロニ檬の友白色塊を喀出し呼吸安静と なりたりσ喀出物を引伸し強するiピ喉頭より氣管,左右氣管枝更に細小氣管枝に亙る美しき樹枝駄を呈せる嚢 膜なりき。2例共極めて重症なりしが種々の治療により2例共46日目全治退院せり。標本供覧。

邉加 佐藤イクヨ

“私もこの患者を診てゐましたので一言追加致しますQ第1釧は氣管切開時に劒開口から樹枝状養膜を拙出し 得た爲に,將に窒息に陥ちんとした患者を入爲的に救ひ得た例でありますが,第2例は呼吸困難はあるにはあ るが左程切迫した程度ではなくて,義膜形成が氣管枝に迄も及んでみるとは思はれなかったし,且悪性ヂフテ リーで非常に重篤な朕態であった爲に注も手術には堪えられず,彊て行へば手術毫上で死亡するだらうと懸念 したので手術は跨亡したのであるが,大量の血清注射により義膜の剥離が速かに容易となり,幼年とは云って も瀧5歳であった爲に樹枝状義膜をも喀出し得たのでありますが,之は實に函嶺であって,V・つも血清さへ大 量に注射すれば無事に自然喀出が出來ると思ったら問蓮ひます。患者が幼ければ幼い程義膜形成による窒息死 の危陰ほ多いのでありますから,血管切開後も油幽はなりませんQ 遊離義膜片を吸引する危瞼のある時は,氣管切開口を通じて下氣管直達検査法によって義膜片を取り出さね ばならぬ所構も御座V・ますから,細心の注意を沸って適時に適露な慮置を操り得る様修練を積んでみなければ なりません。 24.1謄性習弊生野桃腺炎のレ線治療偶 東京女子留日專門學狡レントゲン科i敦室 岩 永 静 淋巴組織は非常にVントゲソ線感受性が大きいので,扁桃腺がレントゲン線の影響を容易に受けることは當 然考へられる。 多くの報告例に依ると,肥大に甥しては,確實な影響を與べる事は出來ないが,機能的には,習慣性扁桃腺

一99一

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100 炎及び,其の合併症に温して,二二以上に持績的効果を畢げ得たと云ひ,文手術療法との合併も何等差支が無 いと云ってみる。其の他,本法は所謂,ワルダイエル氏咽頭二二腱に作用し得る特長が有る。然し,扁桃腺肥 大症は手術療法を行はれる事が多く,我レントゲン科を訪れたものは,手徳を嫌がったもの,或は,側頸部三 巴腺腫脹の照射中,偶々手術を行ふ筈に成ってみた扁桃腺肥大に著しV・好影響を與へたので磐師に漿められて 來た二等,煙か9名の纏験に過ぎなV・が,其の中,表面山留と成り,肥大が可なり縮小し,種々の症状が持績 的に消失した者4名,輕快4名,無効1名といふ妊結果を得たので少撒例をも顧みず御報告する家第である。 爾,同標の作用機縛からヂフテリー菌保菌者に濁しても確實な効果を記す事が出回ると云はれてる「る。 濃 撫 佐 藤 イ ク ヨ 習慣性アンギーナに野しては私共の耳鼻咽喉科教室では手術的に扁桃腺全摘出術を行ってゐますのでレ線治 療の纏験は御座いませんが,結核性や出血性素質を持つ人で手術不可能者には試み度V・と思ひ玄すから,今後 左壕な症例が御座V・ました時には照射をお願ひ致します。ヂフテリρ菌保菌者に野して確實な効果を期待し得 ると云はれてるるとのお話でしたが,私は以前4劒のヂ菌長期撰三三に貴科で照射をお願ひした事が御座V、ま すが,1例丈効いたのだらうかと思はる玉例があり繁したが3例ほ無効でした。 保菌者の除菌法としては種 々な方法を實鹸して既に護表致しましたが手二三に扁桃腺全摘出術を行ふのが一番確實であると考へます。 質 問 金 子 魁 扁桃腺全部摘出は生理的に考へて何等の障薄なきや。 答 石 原 亮 我邦に於ては三三十歳以下位にて扁桃腺の機能三盛の時期には成べく保存しそれ以上の年齢のものは障碍あ る場合は全別出するを原則とせり。然し其後捌出後の障隙ま,小兇の扁桃腺は或程度の防禦作用を認めらるN 故旧を捌出する事は全然無害とは言はれざるも,實際に於ては手三三の障礁は殆ど認められざるを以て最近は 就學以前の小見にても障碍を認あらるX場含は全捌出を行ふ様に傾きつSあり0 25.關節瞬イマチスムスと・扁挑腺嫡出 九荊帝図大學警學部耳鼻咽喉科教室

北村ミスキ

ロ蓋扁桃腺炎がロイマチスムスの護病に重大の役割を演ずる事が認められて三二口蚊炎に回護する急性ロイ マは臨床家の二心を惹きロイマの治療法として扁桃腺摘団が行はれる協こなった。二二に託ては既に19世紀 三三より扁桃腺とロイマの三二に就き研究獲表されて居るがv吾國に減ては明治41年(1908)岡田稲一郎教 授の報告が初めてs・ある。我教室に於ては嚢に笹木教授は慢陸扁桃腺炎を有するロイマの患者の治療法として 二二の必要を強調され,曲田氏は動三富瞼によりロイマ患者の摘出扁桃腺上窩より得たる蓮回状球菌は三二的 に二三を侵iす;事を讃明し扁桃腺がロイマ獲病のFokusであらうと獲表されて居る。私は最近二三ロイマを有 する患者4名に於て扁摘を行ったのでその脛験した虞を報告したV・Q 症 例

一100一

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〔追記〕  校正の段階で、山﨑俊恵「刑事訴訟法判例研究」

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