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看護学科学生の心肺蘇生法・AED講習に関する意識と行動の実態調査

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Academic year: 2021

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(1)岐阜大学教育推進・学生支援機構年報 第5号 2019年. 【実践報告】. 看護学科学生の心肺蘇生法・AED 講習に関する 意識と行動の実態調査. 山口 琴美,大平 幸子,井關 敦子 岐阜大学医学部看護学科 要旨 全国の大学機関では,初年次教育として一次救命処置(BLS)講習を組み込む取り組みが 始まっているが,本看護学科では,初年次教育として心肺蘇生法及び AED 講習は実施され ていない。また,現看護学科のカリキュラムでは,2 年次に実践技術を学ぶため,1 年次の 段階で,心肺停止の現場に居合わせた際,BLS を適切に実践できないことが大いに予測さ れる。そこで,現状を把握するため,看護学科新入生及び 4 年次生を対象に心肺蘇生法及び AED 講習に関する意識と行動の実態を調査した。実技を含めた講習を約 8 割以上のものが 受講していたが,1 年次生及び 4 年次生における BLS に関する技術への自信に大きな差を 認めなかった。また,実際に活用できる技術を身につけたいと多くの者が考えていた。緊急 時の対応や心肺蘇生法,AED の知識や技術は,講習の受講回数が多くなるほど自信が高ま るため,教育機会の提供や情報提供などを行っていく必要があると考えられた。 キーワード: 看護学生,心肺蘇生法,除細動器,学習,質問紙法. 1. はじめに 総務省による救急・救助の現状 1)では,平成 28 年中に一般市民が目撃した心原性心肺機 能停止傷病者のうち一般市民が心肺蘇生を実施したものは 56.1%にも及び,AED 実施事例 のうち一か月後の生存事例は 53.3%,社会復帰事例は 45.4%となり,AED が到着するまで の一次救命処置(Basic life support:以下 BLS)が実施されることにより救命率が 2~3 倍 高くなる。岐阜大学内の各所にも AED が設置されており,一次救命に備えており,特に看 護学科の学生は,率先して一次救命処置(BLS)を実施や救急への連絡ができることを期待 している。また,JRC 蘇生ガイドライン 2015 では,すべての国民が心肺蘇生を実施できる 社会を実現するために,学校教育へ心肺蘇生教育を導入・普及させるとあり,全国の大学機. 199.

(2) 看護学科学生の心肺蘇生法・AED講習に関する意識と行動の実態調査. 関では,初年次教育として BLS 講習を組み込む取り組みが始まっている。しかしながら, 本看護学科においても,初年次教育として心肺蘇生法及び AED 講習は実施されていない。 現カリキュラムでは,2 年次に実践技術を学ぶため,1 年次の段階で,心肺停止の現場に居 合わせた際,一次救命処置(BLS)を適切に実践できないことが大いに予測される。また, 臨床検査技師の教育では,1 年次に実践教育を取り入れることにより臨床検査への関心を高 める機会となったとの報告もあり 2),看護師教育でも,1 年次に実践技術を学ぶことは, 「専 門職」への関心を高める機会となり得ると考える。さらに,緊急時の対応や心肺蘇生法, AED の知識や技術は,受講回数が多くなるほど自信が高まるとされる 3)。しかし,現カリ キュラムでは,1 回の演習のみで,段階的な学びではなく,自主的な学びに託されている。 看護師として就業する際,学生教育での習得状況が大きく影響すると考えられ,高度実践職 業人育成にむけた学生教育から看護師教育へのスムーズな移行に向けて,心肺蘇生法及び AED 講習に関する意識と行動に関する現状の把握が必要と考えた。 そこで,本研究では,高度実践職業人育成に向けた継続教育につなげていくことを目的と して,看護学科新入生及び 4 年次生を対象に心肺蘇生法及び AED 講習に関する意識と行動 の実態を調査した。. 2. 方法 調査対象は,2019 年 4 月時点で岐阜大学医学部看護学科に在籍する 1 年次生ならびに 4 年次生とした。 調査は,1 年次生は 2019 年 4 月 11 日,4 年次生は 2019 年 3 月 19 日に実施した。4 年 次生は,4 月時に全員の集まる時間を確保できなかったため 3 月に実施した。 調査方法は,自記式無記名の質問票調査とし,各学年が集まる講義担当者に依頼し,研究 説明の時間を確保していただいた。研究の目的や方法などを記載した研究協力依頼文書を 配布し,口頭でも説明した。質問票を配布し,返却箱を教室内に置き,講義終了後に返却箱 を回収した。 調査内容は,①心肺蘇生法に関する経験,②AED の設置場所を含めた周知の程度,③講 習受講経験や希望,④実際の行動への自信,⑤知識とした。. 3. 結果 岐阜大学医学部看護学科在籍生 152 名(1 年次:80 名,2 年次:72 名)が対象となった。 質問票の返却数は 120 件(1 年次:80 件,4 年次:40 件)で,欠損値があるものを無効と し,有効回答数は 117 件(1 年次:78 件,4 年次 39 件)となった。 ① 心肺蘇生法に関する経験. 200.

(3) 岐阜大学教育推進・学生支援機構年報 第5号 2019年. 『家族や身近な人と心肺蘇生法(胸骨圧迫と人工呼吸)について話したことがある』かど うかについて, 「ある」と回答した者は,44 名(37.6%) (1 年次 26 名;33.3%,4 年次 18 名;46.2%) , 「ない」と回答したものは,73 名(62.4%) (1 年次 52 名;66.7%,21 名; 53.8%)であった。 『家族や身近な人と AED に使用法について話したことがある』かどうか について, 「ある」と回答した者は,45 名(38.5%) (1 年次 27 名;34.6%,4 年次 18 名; 46.2%) , 「ない」と回答したものは,72 名(61.5%) (1 年次 51 名;65.4%,21 名;53.8%) であった。 カイ二乗検定の結果, 『家族や身近な人と心肺蘇生法(胸骨圧迫と人工呼吸)について話 したことがある』者ほど, 『家族や身近な人と AED に使用法について話したことがある』 者が有意に多かった(p=0.000) 。 『病院以外で,実際に心肺蘇生法や AED の使用が必要となった状況に出会ったことがあ るか』について,9 名(7.7%:1 年次;7 名,4 年次;2 名)の学生が経験していた。その うち,1 年次の 2 名が「119 番への通報」 ,1 名が「胸骨圧迫」を実施していた。 講習会の受講経験について,受講したことがないものは 9 名(1 年次 5 名;6.4%,4 年次 4 名;10.3%) ,講義のみ受講したことがあるものは 8 名(1 年次 8 名;10.3%),実技を伴 う講習を受けたことがあるものは 100 名(1 年次 65 名;83.3%,4 年次 35 名;89.7%)で あった。講習会の受講経験場所について,1 年次生では,「小学校」14 名(12.0%) ,「中学 校」49 名(41.9%) ,「高等学校」41 名(35.0%) , 「運転免許取得時」6 名(5.1%), 「その 他」7 名(6.0%)であった。 「その他」には,オープンキャンパスやボランティア,看護体 験,市や消防署の講習会などがあった。4 年次生では, 「小学校」1 名(1.6%), 「中学校」8 名(12.9%) , 「高等学校」13 名(21.0%), 「運転免許取得時」29 名(46.8%) , 「看護学科以 外の授業」5 名(8.1%) , 「その他」6 名(9.7%)であった。 「その他」には,サークルや看 護体験があった。 医学部教育開発センター(Medical Education Development Center:以下 MEDC)の利 用経験は,3 名(1 年次 0 名,4 年次 3 名;7.7%)であった。 ② AED の設置場所を含めた周知 看護学科内及び大学内の AED の設置場所や,実際に救命処置に携わった場合に渡される サンキューカードの存在,119 番通報した際に救命処置等の指示を受けられる口頭指導,教 材を使った演習が実施可能な施設である医学教育推進センターの存在について尋ねた結果 を図1に示した。 ③ 講習受講への希望 講習会受講の必要性について,必要があるとするものは,108 名(1 年次 75 名;96.2%, 4 年次 38 名;97.4%)であった。受講希望者は,71 名(1 年次 51 名;65.4%,4 年次 20 名;51.3%)であった。インストラクター希望は,67 名(1 年次 51 名;65.4%,4 年次 16. 201.

(4) 看護学科学生の心肺蘇生法・AED講習に関する意識と行動の実態調査. 名;41%)であった。 講習会受講の希望時期について,1 年次生では, 「1 年次」67 名(56.3%), 「2 年次」28 名(23.5%) , 「3 年次」11 名(9.2%), 「4 年次」8 名(6.7%), 「その他」5 名(4.2%)であ った。また開催時期については, 「前期講義期間」50 名(41.3%), 「夏季休業」19 名(15.7%) , 「後期講義期間」37 名(30.6%) , 「冬季休業」6 名(5.0%) , 「2~3 月」6 名(5.0%), 「そ の他」3 名(2.5%)であった。希望時期及び開催時期ともに「その他」は,いつでもという 回答であった。4 年次生では, 「初期体験実習の前」13 名(26.5%) 「基礎看護学実習の前」 11 名(22.4%) , 「各専門実習の前」12 名(24.5%) , 「在宅看護学実習の前」3 名(6.1%) , 「統合実習の前」7 名(14.3%) , 「その他」3 名(6.1%)であった。その他には,1 年次や 卒業前などがあった。 ④ 実際の行動への自信 心停止者と遭遇した場合の行動について,「119 番への連絡」ができると回答した者は, 117 名(1 年次 78 名;100.0%,4 年次 39 名;100.0%), 「AED を取りに行く」ができると 「胸骨圧迫」ができる 回答した者は,77 名(1 年次 45 名;57.7%,4 年次 32 名;82.1%), と回答した者は,58 名(1 年次 38 名;48.7%,4 年次 20 名;51.3%), 「AED の使用」が できると回答した者は,99 名(1 年次 65 名;83.3%,4 年次 34 名;87.2%)であった。 上記の選択理由を自由記載で得た。 「119 番への通報」ができる理由として, 「生命の危険 /必要」41 名, 「携帯電話をもっている」19 名, 「連絡だけなら」5 名などがあった。 「AED を取りに行く」ができる理由として, 「生命の危険/必要」20 名, 「場所がわかれば」8 名, 「取りに行くだけなら」2 名などがあり,できない理由として, 「場所がわからない」38 名, 「怖い」1 名があった。 「胸骨圧迫」ができる理由として, 「習った」32 名, 「生命の危険/必 要」7 名, 「経験した」1 名などがあり,できない理由として, 「わからない/自信がない」47 名, 「恐怖」5 名などがあった。 「AED の使用」ができる理由として, 「習った」37 名, 「ガ イドがある」36 名, 「生命の危険/必要」6 名などがあり,できない理由として, 「わからな い/自信がない」13 名, 「恐怖」4 名であった。 ⑤ 知識 心肺蘇生法に関する技術や判断について質問した結果を表 1 に示した。. 4. 考察 厚生労働省の「基礎看護教育の充実に関する検討会」報告書によると「基礎看護教育にお ける救急処置技術ついては,BLS を「学内演習で実施できる」レベルが推奨されている。 BLS 教育を受けたものが BLS を必要とする場面に居合わせた際に,習得した技術を実施で きるかどうかでしか評価できない 4)が,実際に BLS が必要な場面での実習は難しいため,. 202.

(5) 岐阜大学教育推進・学生支援機構年報 第5号 2019年. シミュレーター等を利用した学内演習となる。 今回の調査では,遭遇したことがあるものが 9 名(7.7%)存在し,さらにそのうち 3 名 (33.3%)は実際に 119 番への通報や胸骨圧迫の実施など行動していた。大学生となり活動 の場が広がることにより,現場に居合わせる可能性も高くなると考えられる。しかし,一方, 心肺蘇生法や AED の使用方法について話したことがあるものは,1 年次生及び 4 年次生と もに 3 割と低く,身近な出来事としては捉えていないと考えられる。 BLS 講習会の経験に関しては,講義のみもしくは実技を伴うものを含めると,ほとんど の学生がなんらかの講習を受講していた。受講機会については,4 年次生では,運転免許講 習会が約半数となっており,1 年次生では,高等学校で習っていた。保健体育教育の中で一 次救命処置の教育が行われるようになった 3)ことから,1 年次生では,高等学校の回答が多 く認めたと考えられる。しかし,心肺蘇生のガイドラインは 5 年に一回変更されるため,大 学入学までに実技を含む心肺蘇生教育を受けていたとしても,それが最新のガイドライン に基づいたものとは限らない 4)ため,定期的に学ぶ必要があると言える。さらに,AED の 知識や技術も受講回数が多くなるほど高まる 3)ことから,大学入学時に何らか BLS 講習を 受講していることは,大学時での講習受講は復習する機会となる。さらに,看護学生の心肺 蘇生講習会の受講歴と心肺蘇生実施の自信についての関係を調査したものでは,定期的な 演習の機会をつくることが有効であると示唆 5)されており,授業だけでなく,自己練習でき る場を提供することも有益であると考えられる。岐阜大学には,医学教育推進センター (MEDC)があり,シミュレーター等を使った演習を学生が実施できる場所が存在する。しか し,1 年次先及び 4 年次生ともに MEDC の利用経験は少なく,周知度も低かった。学びの 場を知らない現状であるため,周知から実施する必要性が示唆された。 また,1 年次生では,大学における AED 設置場所の周知が低いため,実際に心肺停止者 に遭遇した場合, 速やかに AED を準備することが難しい状況と考えられた。4 年次生では, 半数以上が AED 設置の場所を知っていたが,約 3 割は知っていないことからも,入学ガイ ダンスや学生生活ガイド,各学年でのガイダンスなどでの周知を図ることが必要である。 実際の技術に関しては,胸骨圧迫の技術に自信がないことがわかった。BLS 実施の不安 等について,BLS 受講者・未受講者関係なく, 「自分が実施することで状況が悪化してしま うかもしれない」 「自分の処置が適切であるか・正しい方法であるか自信がない」など不安 や心配が多い 6)とあり,今回の調査結果でも同様であった。さらに, 「119 番への連絡」 「胸 骨圧迫」 「AED の使用」すべてにおいて,1 年次生及び 4 年次生で心肺停止者と遭遇した場 合の行動への自信について差がほとんど認められなかったことから,現行での教育では,実 際への行動に対する自信につながっていない。そして,講習会受講の必要性を 1 年次生及 び 4 年次生共に 9 割以上が感じていた。さらに約半数は講習会受講やインストラクターと して教育教授側の希望も認められた。4 年次生では,約半数が 1 年次(初期体験実習前及び 基礎看護学実習の前)に受講していたかったと回答しており,1 年次生においても 1 年次の 受講希望が 56.3%であったことから,講習会受講機会の提供は,1 年次時が望ましいと考え. 203.

(6) 看護学科学生の心肺蘇生法・AED講習に関する意識と行動の実態調査. られた。 知識に関しては,胸骨圧迫に関する「1 分間での実施回数」 「実施の強さ」において誤答 が約半数に認められ,実際の自信のなさにつながっていると考える。1 年次生よりも 4 年次 生に誤答が多く,さらに正答が少なかった項目はなかったことは,知識は身についていると 考える。わからないと回答した 1 年次生より 4 年次生が多かった項目は「救命の連鎖」及 び「救命手当の蘇生率向上」の 2 項目のみであったことから,大学教育期間内で救命救急に 関する知識は得ているとわかる。そのため,知識の提供だけでなく,知識から行動に結びつ く教育内容が必要であることが示唆された。. 5. 今後の活動への展望 この調査結果から,学生は実際に活用できる技術を身に着けたいと考えているが,現行の 教育では,1 年次生及び 4 年次生における BLS に関する技術への自信に大きな差を認めな いことがわかった。学習意欲が高い看護学生が積極的に BLS を実施できる様になるために は,定期的な BLS 演習機会を提供していくことに対する受け入れは良い 7)ことや大学の役 割として,心肺蘇生法の講習の意義を啓発し,受講できる機会を提供すること,繰り返し講 習を受けることの大切さをもっと強調すべき 3)とあるように,大学教育機関内においても, 教育機会の提供や情報提供などを行っていくべきである。. 【参考文献】 1) 総務庁消防 http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/kyukyukyujo_genkyo/h29/01_kyukyu.pdf 2) 小野川傑,山本寛,原島敬一郎他.臨床検査学教育における「学生の考える力」をどう やって引き出すか 入学後早期教育の場合.臨床検査学教育.2017;9(2)169-176. 3) 田中優司,荒武幸代,大西幸美他,教育大学新入生における心肺蘇生法に関する意識調 査,愛知教育大学健康支援センター紀要.2016;15:21-25. 4) 西山知佳,馬場正昭,黒木裕士他.国立総合大学全新入生を対象とした胸骨圧迫・AED 使用法教育.日臨救急医会誌.2017;20:682-688. 5) 木内千晶,小山奈都子,安藤里恵他.看護学生に対する AED を用いた一次救命処置演 習の課題.日本看護研究雑誌.2007;30(3):228-228. 6) 兼松有加,佐藤恵美,井出萌子他.大学生の一次救命処置に対する意識の現状と今後の 課題-医学部保健学科看護学専攻生と他学部生における比較検討-.日本看護医療学会雑 誌.2008;10(2):44∹52. 7) 新開裕幸,師岡友紀,白井里佳他.看護学生に対し簡易型の一次救命処置を看護技術演 習で行うことの有効性.大阪大学看護学雑誌.2010;16(1):39-47.. 204.

(7) 岐阜大学教育推進・学生支援機構年報 第5号 2019年. 謝辞 岐阜大学医学部附属病院高次救命治療センター牛越博昭准教授ならびに名知祥講師,林 賢二副看護師長から多くの知識と示唆を頂き,深く感謝申し上げます。また,本研究にご協 力していただきました岐阜大学医学部看護学科石原多佳子教授ならびに寺田知新准教授に 深く感謝申し上げます。. ※上段:1 年次生,下段:4 年次生. 図1. AED の設置場所を含めた周知. 205.

(8) 看護学科学生の心肺蘇生法・AED講習に関する意識と行動の実態調査. 表 1 心肺蘇生法(胸骨圧迫と人工呼吸)や AED の使用法についての知識 質問項目. 学年. 正答. 誤答. わからない 知らない. 1 年次. 9(11.5). 60(76.9). 9(11.5). 4 年次. 8(20.5). 26(66.7). 5(12.8). 心停止の蘇生では,救急車が到着するまでに居合わせた人 による救命手当が蘇生率向上に重要である。. 1 年次. 77(98.7). 0(0.0). 1(1.3). 4 年次. 38(97.4). 0(0.0). 1(2.6). 救命手当として,心胸骨圧迫で患者の肋骨を折った場合に は,傷害罪となる。. 1 年次. 54(69.2). 1(1.3). 23(29.5). 4 年次. 37(94.9). 0(0.0). 2(5.1). 患者の意識があり,話しているということは,脳への血液 循環がある。. 1 年次. 30(38.5). 8(10.3). 40(51.3). 4 年次. 20(51.3). 9(23.1). 10(25.6). 喘いでいるような呼吸(死戦期呼吸)は,いつも通りの呼 吸(正常な呼吸)である。. 1 年次. 71(91.0). 0(0.0). 7(9.0). 4 年次. 38(97.4). 0 (0.0). 1(2.6). 脈拍があるかどうか分からない場合は,胸骨圧迫を実施し ない。. 1 年次. 29(37.2). 7(9.0). 42(53.8). 4 年次. 19(48.7). 3(7.7). 17(43.6). 1 年次. 21(26.9). 32(41.0). 25(32.1). 4 年次. 20(51.3). 15(38.5). 4(10.3). 1 年次. 6(7.7). 52(66.7). 20(25.6). 4 年次. 14(35.9). 19(48.7). 6(15.4). 1 年次. 66(84.6). 0(0.0). 12(15.4). 4 年次. 38(97.4). 1(2.6). 0(0.0). 胸骨圧迫は,同じ人がやった方が良いため,他の人と交代 せず疲れたら中断する。. 1 年次. 74(94.9). 2(2.6). 2(2.6). 4 年次. 39(100.0). 0(0.0). 0(0.0). 日本では,一般市民が AED を使用する場合,講習の受講が 義務付けられている。. 1 年次. 43(55.1). 3(3.8). 32(41.0). 4 年次. 30(76.9). 4(10.3). 5(12.8). AED が除細動(電気ショック)の必要性を判断(解析)して いる時間も,胸骨圧迫を続ける。. 1 年次. 45(57.7). 15(19.2). 18(23.1). 4 年次. 27(69.2). 10(25.6). 2(5.1). 衣服や下着を脱がせられない場合,衣服や下着の上から AED のパッドを貼る。. 1 年次. 45(57.7). 4(5.1). 29(37.2). 4 年次. 28(71.8). 5(12.8). 6(15.4). 首に金属製のネックレスを付け,外せそうにない場合は, AED を使用しない。. 1 年次. 14(17.9). 21(26.9). 43(55.1). 4 年次. 22(56.4). 5(12.8). 12(30.8). 医療従事者以外が心肺蘇生を行い,助けられなかった場合, 罪に問われる可能性がある。. 1 年次. 58(74.4). 0(0.0). 20(25.6). 4 年次. 35(89.7). 0(0.0). 4(10.3). 救急の連鎖の最初の輪は,迅速な 119 番通報である。. 成人の胸骨圧迫は,1 分間に約 60 回の速さで行う。. 胸骨圧迫を行う時は,胸骨が半分程度沈む力で行う。. 胸骨圧迫は,胸部であれば,どこを圧迫しても構わない。. 206.

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表 1 心肺蘇生法(胸骨圧迫と人工呼吸)や AED の使用法についての知識 質問項目  学年  正答  誤答  わからない  知らない  救急の連鎖の最初の輪は,迅速な 119 番通報である。  1 年次  9(11.5)  60(76.9)  9(11.5)  4 年次  8(20.5)  26(66.7)  5(12.8)  心停止の蘇生では,救急車が到着するまでに居合わせた人 による救命手当が蘇生率向上に重要である。  1 年次  77(98.7)  0(0.0)  1(1.3)  4 年次  38(

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