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高圧ファンデルワールス化合物固体の創製とその弾性的性質

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Academic year: 2021

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Title

高圧ファンデルワールス化合物固体の創製とその弾性的性

質( はしがき )

Author(s)

清水, 宏晏

Report No.

平成11年度-平成12年度年度科学研究費補助金 (基盤研究

(C)(2) 課題番号11640313) 研究成果報告書

Issue Date

2000

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/485

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

高圧フアンデルワールス化合物固体の代表としてのH20-Ar系は、アルゴン ハイドレート(AH)に実現される。これはホスト分子H20の水素結合で形成 される「カゴj の中にゲスト分子A工が1つ入り、SII型と呼ばれるダイヤモ ンド型の立方晶をつくる。よく知られたメタンハイドレートはsI型でbcc型 の立方晶をつくり、AHとの比較対象となる。 本研究では、これまで未知であったアルゴンハイドレート(AH)の単結晶の

作成、そしてその弾性的性質(音速、弾性定数)の解明を目俄にし、今回これ

らに初めて成功した。

当初は、関連する分子集合系を構成する単体個々の(例えば、Ar,H20,HBr,

CH4)性質を十分に解明してからそれ亘れの化合物固体にアプローチするこ

とが重要であるとの観点から、Arをはじめとする典型的な単純分子性固体の 研究を行った。 そして、最終的な目的とその成果として特記すべき点は、高圧ダイヤモン ドアンビルセル(DAC)中にアルゴンハイドレート単結晶を成長させ、この sII型単結晶が安定な室温、圧力約1GPaまでの領域で、高圧ラマン散乱と高 圧プリルアン散乱を測定することにより、アルゴンハイドレートの弾性的性 質を世界で初めて明らかにしたことである。 今後の予定として、これらの結果を平成13年7月に北京で開催される「第 18回高圧力の科学と技術に関する国際会議」で発表し、さらに同時に進行中 のH20-CH4系のメタンハイドレートの結果と比較検討する。

研究組織

研究代表者:清水宏皐

(岐阜大学工学部教授)

研究分担者:佐々木重雄(岐阜大学工学部助教授)

研究分担者:久米徹二

(岐阜大学工学部助手)

研究経費

平成11年度

2,300千円

平成12年度

1,000千円

3,300千円

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参照

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