主消点操作の4次元視点移動による4次元立体迷路の探索
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(2) 情報処理学会第 76 回全国大会. 6 軸センサ付き ヘッドマウントディスプレイ 小型無線マウス モーションセンサ. pf (0, 0, 0, 3) pa(0, 0, 0, 2). pf (0, 0, 0, 1.5) pa(0, 0, 0, 0.5). pf (0, 0, 0, 0) pa(0, 0, 0, -1). (a) 通路と行き止まり. 図 3: インタラクティブシステムの構成. 状態で,手にもつ小型無線マウスのボタンを押すと主消 点を掴めて,そのまま手を動かすとその方向に主消点を 動かせる.4 次元空間の視線方向への視点移動は,小型無 線マウスのサイドボタンを押すことで行われる.このよ うにユーザは主消点を直接手で掴むような感覚で 4 次元 空間の視線と視点を操作することができる.また,モー ションセンサと 6 軸センサはユーザの頭部の位置と姿勢 もトラッキングしており,ユーザが 3 次元仮想空間を動 き回って様々な方向から 3 次元投影図を観察することを 可能にしている.. pf (0, 0, 0, 3) pa(0, 0, 0, 2). pf (0, 0, 0, 1.5) pa(0, 0, 0, 0.5). pf (0, 0, 0, 0) pa(0, 0, 0, -1). pf (0, 0, 0, 0) pa(0, 0, 0.7, -0.7). pf (0, 0, 0, 0) pa(0, 0, 1, 0). pf (0, 0, 1, 0) pa(0, 0, 2, 0). 4. 4 次元立体迷路の探索 前述したインタラクティブシステムを用いて,4 次元立 体迷路の探索実験を行った(図 4).4 次元立体迷路は, 複数の超立方体が隣り合うもの同士で 1 つの胞(立方体) を共有するようにつながることで構成され,xw,yw,zw, ww 軸と平行な方向に伸びる通路と直角の曲がり角を含ん でいる.また,それぞれの超立方体は,スタート地点が緑, 通路が青,行き止まりが橙,ゴール地点が赤になるよう に色分けされている.探索開始時に 4 次元空間の視点は, スタート地点の超立方体の中心におかれている.そこか ら,視点の視線方向への移動と,主消点操作による視線 の変更によって,超立方体の内側を通り抜けるようにし て迷路を探索する.図 4(a)に迷路の基本的な構造であ る通路と行き止まりを示す.4 次元空間の視線方向は,3 次元スクリーンの中心に向かう方向であるから,通路は, 大きな立方体とその内側にある小さな立方体が主消点に 向かう稜線で接続されているように可視化される.よっ て,大きな立方体の内側に小さな立方体が表示されてい ないか,表示されていても稜線でつながっていない場合 は行き止まりである.図 4(b)に,通路の突き当りにあ る三叉路を通り抜ける例を示す.このような場合,曲が った先の通路が今いる通路に重なるように可視化される. また,突き当りで視線を変更している間も,主消点を手 掛かりに 4 次元空間の平行性・直交性を把握することが でき,迷路の構造を視覚的に理解することが可能である. このような基本的な構造の理解は,より複雑な 4 次元立 体迷路を探索するときに役立つと考えられる.. 5. まとめ. (b) 突き当りにある三叉路. 図 4: 4 次元立体迷路の探索. がり角を視覚的に理解できることが確かめられた.今後 は,この迷路を用いて 4 次元の空間認知に関する実験を 行うことを考えている.. 謝辞 本研究の一部は,グローバル COE プログラム「グロー バル ロボット アカデミア」,文部科学省卓越した大学院 拠点形成支援補助金の研究助成を受けて行われた.. 参考文献 [1]. [2]. [3] [4]. 主消点操作による 4 次元空間の視点移動手法を用いた 4 次元立体迷路の探索について述べた.主消点を 4 次元空 間の平行性・直交性を理解するための手掛かりとして用 いることで,4 次元立体迷路を構成する通路の奥行きや曲. 4-4. 三輪 貴信, 酒井 幸仁, 橋本 周司: 主消点操作による 4 次元視点とその評価, 芸術科学会論文誌, Vol. 12, No. 4, pp. 162-174 (2013 年 12 月). Takanobu Miwa, Yukihito Sakai, Shuji Hashimoto: Fourdimensional Viewing Direction Control by Principal Vanishing Points Operation and Its Application to Fourdimensional Fly-through Experience, Proceedings of the 25th Australian Computer-Human Interaction Conference, pp. 95-104 (November 2013). Xiaoqi Yan, Chi-Wing Fu, Andrew J. Hanson: Multitouching the Fourth Dimension, IEEE Computer, Vol. 45, No. 9, pp. 80-88 (September 2012). Yukihito Sakai, Shuji Hashimoto: Interactive FourDimensional Space Visualization Using Five-Dimensional Homogeneous Processing for Intuitive Understanding, The Journal of the Institute of Image Information and Television Engineers, Vol. 60, No. 10, pp. (108)1630- (125)1647 (October 2006).. Copyright 2014 Information Processing Society of Japan. All Rights Reserved..
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