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左上大静脈遺残に対し心房内血流転換を行った冠動脈洞型心房中隔欠損症の1治験例

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Academic year: 2021

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69 12.OmmHg, CO 4,14→5.101/minと改善し,僧 帽弁位で計測した人工弁圧格差は,ほぼOmmHg と良好であった. 24.左上大静脈遺残に対し心房内血流転換を 行った冠静脈洞型心房中隔欠損症の1治験例 (循環器小児外科) ○原 修二・今井 康晴・黒沢 博身・ 福地 晋治・藤原 直・寺田 正次・ 三木 理・大塚 吾郎 症例は5ヵ月の女児.正常分娩で,生心時に特 に異常を認めなかったが,2ヵ月検診時,陥没呼 吸を指摘され,3ヵ月時,心臓カテーテル検査で 心房中隔欠損症,心室中隔欠損症,左上大静脈遺 残,肺高血圧症と診断された.5ヵ月時,手術目 的で当科入院となった.手術は,左房内で導管を 作製し,左上大静脈を小さな心房中隔欠損を通し て右図に導く心房内血流転換術,冠静脈洞型心房 中隔欠損パッチ閉鎖術,心室中隔欠損パッチ閉鎖 術を施行し,術後経過は良好であった.冠静脈洞 型心房中隔欠損症はまれな心疾患で,しぼしぼ左 上大静脈遺残を合併し,脳膿瘍や脳塞栓などの重 大な合併症を惹起する.今回,左上大静脈遺残に 対して新しい術式を行ったので報告する. 25.小児期の正常血圧の検討一日韓両国の測定 結果比較検討一 (第2病院小児科) ○川野辺重之・山崎 公恵・藤田 幸子・ 村田 光範・草川 三治 小児の血圧検診は,採血等の身体的侵襲がなく 手軽に行える検査であり,高血圧児の選別のみな らず,小児期から血圧をモニターする習慣をつけ るといった点でも意義のあることだと考えてい る.今回我々は経済的に急成長をし,かつてのわ が国の状況を追っていると思われる韓国の小児と わが国の小児の血圧値を比較検討する目的で韓国 ソウル市と東京都江戸川区および千葉県習志野市 在住の6歳から18歳までの小児(男児;日本2,754 名,韓国4,809名,女児;日本2,594名,韓国2,900 名)について,身長,体重,血圧(収縮期と拡張 期)の測定を行い,各年齢層の平均値,標準偏差 を算出したので,ここに報告する. 〔総説〕 慢性関節リウマチの病態に関する最近のトピッ クスーとくに滑膜細胞の免疫学的特性とRAの 病因に関する役割を中心に一 (リウマチ痛風センター)西岡久寿樹 近年,慢性関節リウマチの病態にかかわる種々 の免疫担当細胞の役割が相次いで明らかにされて 来ている.私達の研究室では現在RAの主病変で ある滑膜組織における免疫異常の成立機序につい て種々の立場から検討を加えて来ている.下記の 要項について最近の知見を中心に解説してみた い. 1)RAの初期および活動期における各種の滑 膜細胞の機能とその表面抗原タンパクの特性 2)滑膜組織における抗原提示細胞とclass II 抗原分子の役割 3)滑膜細胞より産生される各種リンフォカイ ンの免疫異常および炎症の遷延化における役割 4)滑膜細胞を活性化させる各種の外囚性およ び内因性因子の役割について 5)RAにおける骨軟骨の破壊メカニズムの特 性 以上の病因および病態に関する私達の研究室で の成績の他,最近開発されて来ている抗リウマチ 剤の臨床的,免疫学的特性についてもふれてみた い. 一159一

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