一般的に数学の上で作図といった場合,初等幾何の作図をいいます。この場合にはコンパスと定規だけを用いて 図形をかくのですが,小学校における作図は,コンパスと定規に長さの目盛りの入っているもの(ものさし)や分度器 を用いて図形をかくことも許します。
1年での立体の面を写し取る学習や,直線で任意の三角形や四角形をかく学習,2年の方眼紙に長方形や正方形 をかく学習も広い意味で作図といってよいでしょう。
しかし,長さや角の大きさが指定された形をかく学習は3年が初めとなります。
本来,作図は正確さが求められますが,小学生の場合は巧緻性の問題もあり,定規やコンパスなどの器具が使 い慣れない場合もあります。初めのうちは,正確さや速さよりもその手順を一つ一つ確認するなどして正確に覚え させることから始めるとよいでしょう。何回か繰り返して作図をするうちに,正確さや速さが伴って身についてきま す。作図などの技能は,一度練習した程度ではなかなか身につきません。計算と同様,反復練習がある程度必要と なります。
また,作図の仕方という技能だけでなく,その意味を理解させることも大切です。
作図
こう ち せい
小学算数 3 年 2−2①
さらにくわしくお知りになりたい場合 教授用資料
啓林館教師用指導書 3 年下 指導資料集 p215
9 三角形
指導ポイント
筆算の仕方では,12を10と2に分けて計算したことを基に,計算棒を縦に並べた図を見ながら,部分積の意味 を確認します。
また,これを縦に並べると計算しやすいことに気づかせ,計算の「考え方」を導きます。
次に,筆算の「考え方」を簡潔に表すものとして,位ごとに2 × 4と1× 4をかくという「筆算のしかた」を知らせ,
「考え方」と「筆算のしかた」を結びつけるようにします。
繰り上がりを学習する際に,児童の中には,一の位から繰り上がった 1を十の位の2にたし,十の位は3 × 3 = 9になると考えたり,十の 位に繰り上がりがあるため,百の位に2 × 3 = 6をかいたりするもの がいます。このように児童には,筆算と考え方を結びつけて12の処理 の仕方を理解させ,繰り上がりの仕組みをわからせるとよいでしょう。
●繰り上がりの筆算の間違い例
考え方と筆算のしかたを結びつけて理解する
24
* 3 92
24
* 3 612
小学算数 3 年 2−2②
さらにくわしくお知りになりたい場合 教授用資料
啓林館教師用指導書 3 年下 朱註 p22〜23
11 1けたをかけるかけ算の筆算
指導ポイント