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金型各用途専用 PVD コーティング型材 複合 PVD プロセス アークイオンプレーティング法とスパッタリング法を組み合わせた独自のコーティング技術によって これまでにない機能の複合 PVD 皮膜を形成しております 研究開発体制 皮膜特性調査に関する高度な試験機器と実験用コーティング装置を駆使し 日

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(1)

カ タ ロ グ

本カタログ記載の住所、連絡先は2016年7月現在の ものです。 変更になる場合もありますので、電話やファクシ ミリがつながらない場合は、お手数ですが下記ま でご連絡をお願いいたします。 日立金属株式会社 (0800)500-5055 Tel.(03)6774-3001

本カタログに記載の特性値は、代表的な

値であり、保証値とは異なりますのでご

注意願います。

 

本カタログに記載の事項は予告なく変

更することがございます。

 

本カタログ記載内容の無断転載を禁じ

ます。

 

ご不明な点は左記最寄の弊社特殊鋼担

当までご相談ください。

http://www.hitachi-metals.co.jp/

鋼材は重量物です。輸送や保管時に荷崩れや落下、挟まれなどを防止するための安全対策を実施し てください。鋼材を鋸切断、切削、熱処理、研磨など各種加工される際や、金型、部品、治工具など製 品として使用される際は、該当する法令・省令・条例・ガイドライン等に従い、保護具や治工具などを 使用して作業者の安全を確保してください。

安全に関するご注意

高機能表面処理

Tribec、SLD、YXR、HAP、DAC、YXM、SLD-MAGIC、YSS、ヤスキハガネは

日立金属株式会社の登録商標です。

EPOCH、アルファは三菱日立ツール株式会社の登録商標です。

【営業窓口】

本 社

〒108-8224

東京都港区港南一丁目2番70号(品川シーズンテラス)

高級金属カンパニー 工具鋼統括部

TEL (03)6774-3318

中日本支社 特殊鋼営業部

〒460-0003

愛知県名古屋市中区錦二丁目13番19号(瀧定ビル)

TEL (052)

220-7465

西日本支社 特殊鋼営業部

〒541-0041

大阪府大阪市中央区北浜三丁目5番29号(日生淀屋橋ビル)

TEL (06)

6203-9718

【Tr

ibec処理品送付先】

〒690-0816

島根県松江市北陵町22

日立金属株式会社 表面改質グループ

TEL (0852)

60-5050

FAX (0852)

60-5055

(2)

多彩な機能性皮膜を用途ごとにラインアップ

用途により金型の損耗形態は多岐にわたり、また必要とされる機能は単一ではありません。

私たちはこの点を最も強く意識し、各種金型に必要とされる特性を追求したTribecを開発。

複数の層を融合させ多彩な機能性皮膜を実現し、これまでにない金型機能をご提供します。

は、日立金属が金型専用に開発した独自の複合PVDコーティングです。

高い皮膜密着力を実現

コーティングにあたり、まずお預かりした製品を丁寧に洗浄。つぎに複合コーティング技術

を駆使したクリーニングを行います。この工程を入念にすることで、高い皮膜密着性を

実現し、皮膜の剥離を防ぐとともに、その特性を最大限引き出します。

材質特性・寸法精度に配慮したコーティング条件

金型や治工具の表面処理は最終工程であるため、特性劣化や寸法変化は許されません。

Tribec処理は変質、変寸が起こらないように、約500℃以下で実施。

材質特性、寸法精度に配慮した条件でコーティングを行っています。

プラズマ洗浄 プレーティングアークイオン スパッタリング 表面活性化 硬質層 自己潤滑層

Tribec

は、PVD法

のなかのアークイオンプレーティング法とスパッタリング法を組み合わせた独自の手法です。

それぞれの特長を最大限に引き出す革新的製造技術によって、これまでにない金型機能をご提供いたします。

*PVD法 : Physical Vapor Deposition 物理蒸着法。皮膜原料物質を原子もしくはイオン(プラズマ)状態として、被処理物上に蒸着させる方法。

皮膜特性調査に関する高度な

試験機器と実験用コーティング

装置を駆使し、日々新しい皮膜

コンセプトの深耕と、その具現化

に務めております。 

最新の皮膜評価設備と経験

豊富なスタッフ陣による万全の

品質管理体制を整え、お客様

に安定した品質をお届けするよ

う取り組んでおります。

研究開発体制

複合PVDプロセス

品質管理体制

アークイオンプレーティング法と

スパッタリング法を組み合わせた

独自のコーティング技術によって、

これまでにない 機 能 の 複 合

PVD皮膜を形成しております。

金型各用途専用PVDコーティング

型材

表面処理

のトータルソリューション

複合コーティングプロセスの一例

(3)

多彩な機能性皮膜を用途ごとにラインアップ

用途により金型の損耗形態は多岐にわたり、また必要とされる機能は単一ではありません。

私たちはこの点を最も強く意識し、各種金型に必要とされる特性を追求したTribecを開発。

複数の層を融合させ多彩な機能性皮膜を実現し、これまでにない金型機能をご提供します。

は、日立金属が金型専用に開発した独自の複合PVDコーティングです。

高い皮膜密着力を実現

コーティングにあたり、まずお預かりした製品を丁寧に洗浄。つぎに複合コーティング技術

を駆使したクリーニングを行います。この工程を入念にすることで、高い皮膜密着性を

実現し、皮膜の剥離を防ぐとともに、その特性を最大限引き出します。

材質特性・寸法精度に配慮したコーティング条件

金型や治工具の表面処理は最終工程であるため、特性劣化や寸法変化は許されません。

Tribec処理は変質、変寸が起こらないように、約500℃以下で実施。

材質特性、寸法精度に配慮した条件でコーティングを行っています。

プラズマ洗浄 プレーティングアークイオン スパッタリング 表面活性化 硬質層 自己潤滑層

Tribec

は、PVD法

のなかのアークイオンプレーティング法とスパッタリング法を組み合わせた独自の手法です。

それぞれの特長を最大限に引き出す革新的製造技術によって、これまでにない金型機能をご提供いたします。

*PVD法 : Physical Vapor Deposition 物理蒸着法。皮膜原料物質を原子もしくはイオン(プラズマ)状態として、被処理物上に蒸着させる方法。

皮膜特性調査に関する高度な

試験機器と実験用コーティング

装置を駆使し、日々新しい皮膜

コンセプトの深耕と、その具現化

に務めております。 

最新の皮膜評価設備と経験

豊富なスタッフ陣による万全の

品質管理体制を整え、お客様

に安定した品質をお届けするよ

う取り組んでおります。

研究開発体制

複合PVDプロセス

品質管理体制

アークイオンプレーティング法と

スパッタリング法を組み合わせた

独自のコーティング技術によって、

これまでにない 機 能 の 複 合

PVD皮膜を形成しております。

金型各用途専用PVDコーティング

型材

表面処理

のトータルソリューション

複合コーティングプロセスの一例

(4)

Tribec処理依頼品の送付先

〒690-0816 島根県松江市北陵町22

日立金属株式会社 表面改質グループ

電話 0852-60-5050

FAX 0852-60-5055

(※表面改質グループ(島根県松江市)は、弊社 高級金属カンパニー 安来工場(島根県安来市)に所属する施設です。)

トライベック・タケル 適用事例 材 質 従 来 効 果 Alダイカスト入子 エンボスパンチ DAC ガス軟窒化 寿命向上3倍 YXM1 PVD-TiCN 寿命向上2倍 トライベック・アカツキ 適用事例 材 質 従 来 効 果 Alダイカストピン ピアスパンチ DAC PVD-TiCN 寿命向上3倍 DAC PVD-CrN 寿命向上3倍

●最表層の摩擦係数が低い

 ⇒ 金型使用初期の偏荷重抑制に効果的

●低摩擦潤滑層+硬質層の組み合わせ

 ⇒ 温熱間鍛造金型の耐摩耗性を向上

製品一覧

トライベック・カガリ 適用事例 材 質 従 来 効 果 しぼり金型 590MPa級ハイテン 板金プレス金型 SLD-MAGIC 塩浴VC処理 寿命向上1.5倍 SLD-MAGIC 塩浴VC処理 寿命向上1.5倍 V系硬質多層皮膜・・・高硬度2500~2800HV 厚膜による高皮膜強度 耐カジリ性向上 母材 ●厚膜により皮膜の耐圧強度がUP  ⇒ 従来高温処理しか対応できなかったハイテン材等の    高負荷加工にも対応  ⇒ 耐摩耗性・耐溶損性・耐食性が良好 ●独自の摺動特性によりカジリを抑制  ⇒ 金型使用中に保護膜を形成 トライベック・ミヤビ 適用事例 材 質 従 来 効 果 熱間パンチ YXR33 ガス浸硫窒化 寿命向上3倍 DAC PCVD-TiAIN 寿命向上2倍

●高温下での耐摩耗性と摩擦特性を兼備

 ⇒ 摺動特性が高く、熱間加工での焼付きを抑制

●表面粗化層により潤滑剤付着性が向上

 ⇒ 初期偏摩耗を抑制。ダイカスト入子の離型剤付着性も向上

●耐酸化性、化学的安定性

 ⇒ ダイカスト入子の耐溶損対策として効果的

PVD粗化層・・・潤滑剤付着性向上 MoS2系固体潤滑層・・・高熱間摺動性 母材 Cr系硬質層・       高耐酸化性(酸化温度1000℃)・・高硬度(2,900~3,000HV) PVD粗化層・・・潤滑剤付着性向上 MoS2系固体潤滑層・・・高熱間摺動性 母材 Cr系硬質層・・・高硬度(2,900~3,000HV)        高耐酸化性(酸化温度1000℃)

Cr coating

MoS

2

Special coating

V coating

DLC coating

トライベック・キワミ 母材 適用事例 材 質 従 来 効 果 高密度DLC・・・高硬度(6,000HV 換算値)        低摩擦(摩擦係数0.1以下)        高耐熱性(耐熱温度:600℃)

Ζ

= 下地窒化+

    の前処理として窒化処理が可能です。

    の密着性向上や複合効果による金型の寿命向上が期待できます。

金型の使用状況に合わせた窒化処理条件と    の組み合わせをご提案いたします。

ゼータ

※下地窒化+    炬= Ζ 炬とご用命ください。

ゼータカガリ

Kagari

Miyabi

Akatsuki

Hikaru

Hikaru Smooth

Takeru

●高硬度・高密着性・高耐酸化性を兼備

 ⇒ 各種金型・冶工具に適用できる汎用表面処理

●高い弾性回復特性

 ⇒ 高靱性で耐クラック性良好

●成膜方法を変更することで平滑な表面を実現

 ⇒ Tribec晃の膜特性である高硬度・高密着

   高耐酸化性はそのまま継承

AlCrSiN単層・・・高硬度(2,900~3,000HV)        高耐酸化性(酸化温度1,000℃)        高密着性

●高硬度物質を、密着性を高めて厚膜化(6~10μm)

 ⇒ 高い耐摩耗性を実現

●高い耐酸化性、化学的安定性

 ⇒ 高温環境や腐食環境での使用および

   ダイカストピンや入子の溶損対策に効果的

Cr系硬質層・・・高硬度(2,900~3,000HV)        高耐酸化性(酸化温度1,000℃) Cr系下地層・・・高密着性 トライベック・ヒカル トライベック・ヒカル スムース 母材 適用事例 材 質 従 来 効 果 適用事例 材 質 従 来 効 果 板金プレス金型 鍛造パンチ コールドフォーマーパンチ 冷間鍛造マンドレル HAP40 PCVD-TiCN 寿命3倍 YXR7 PVD-CrAlN 寿命2倍 YXR7 TiCN 寿命向上3倍 SLD CVD-TiC 寿命向上3倍

従来品磨き後

無処理

60μm 60μm 母材 母材 AlCrSiN単層 Alダイカストピン トライベック・キワミ マーク・ツー 母材 適用事例 材 質 従 来 効 果

●Tribec極の厚膜

 ⇒ 膜厚≒1μm

●高面圧の非鉄材料成形に!

 ⇒ 板厚0.30mm

以上にも対応

(※当社評価結果による参考値)

●黒い極

 ⇒ 皮膜の色調が黒色

●ダイヤモンド構造に近い高密度DLC(ta-C)皮膜

 ⇒ 高硬度・低摩擦・高耐熱性

●特殊フィルタリング技術を採用

 ⇒ 平滑な表面性状

●膜厚 <1μm 処理温度 <200℃

 ⇒ 金型の寸法変化が少なく高精度金型に最適

高密度DLC・・・高硬度(6,000HV 換算値)        低摩擦(摩擦係数0.1以下)        高耐熱性(耐熱温度:600℃)

ご依頼時に関する注意事項

発生リスクのある不具合の現象

物理的な処理に起因する刃先部ダレ、欠けの発生

アーキング、剥離

剥離

剥離

アーキング、剥離

剥離

表面状態

表面の汚れ

研削焼け

腐食(変色)

放電肌、焼結肌

仕上げ面が粗い (Ra>0.05μm)

表面品位

表面性状

面粗さ

Tribec極は超精密皮膜のため、コーティング後の品質は処理前の表面品位に依存します。リスク一

覧を下表にまとめます。品質安定化の為ご協力お願い致します。

*弊社では刃先ダレ防止のため、汚れ除去、面粗度改善目的の物理的な処理(エアロラップ

®

等)は実施いたしません。従いまして、

受け入れ時の表面品位に起因する不具合は、ノークレームとしてコーティング処理を実施させていただきます。

(注記)用途により制約がありますので別途ご相談ください。エアロラップ

®

は株式会社ヤマシタワークスの登録商標です。

Kiwami

Kiwami

Mk-ダイバーカットパンチ Al抜きパンチ(ドライ) Cu成形パンチ 5052Al合金しぼり型 超硬 ノンコート 寿命向上平均100倍以上 超硬 DLC(a-c:H) 付着物低減 SLD 他社DLC 寿命向上5倍 超硬 他社DLC 寿命向上4倍

(注記)用途により制約がありますので別途ご相談ください。

(5)

Tribec処理依頼品の送付先

〒690-0816 島根県松江市北陵町22

日立金属株式会社 表面改質グループ

電話 0852-60-5050

FAX 0852-60-5055

(※表面改質グループ(島根県松江市)は、弊社 高級金属カンパニー 安来工場(島根県安来市)に所属する施設です。)

トライベック・タケル 適用事例 材 質 従 来 効 果 Alダイカスト入子 エンボスパンチ DAC ガス軟窒化 寿命向上3倍 YXM1 PVD-TiCN 寿命向上2倍 トライベック・アカツキ 適用事例 材 質 従 来 効 果 Alダイカストピン ピアスパンチ DAC PVD-TiCN 寿命向上3倍 DAC PVD-CrN 寿命向上3倍

●最表層の摩擦係数が低い

 ⇒ 金型使用初期の偏荷重抑制に効果的

●低摩擦潤滑層+硬質層の組み合わせ

 ⇒ 温熱間鍛造金型の耐摩耗性を向上

製品一覧

トライベック・カガリ 適用事例 材 質 従 来 効 果 しぼり金型 590MPa級ハイテン 板金プレス金型 SLD-MAGIC 塩浴VC処理 寿命向上1.5倍 SLD-MAGIC 塩浴VC処理 寿命向上1.5倍 V系硬質多層皮膜・・・高硬度2500~2800HV 厚膜による高皮膜強度 耐カジリ性向上 母材 ●厚膜により皮膜の耐圧強度がUP  ⇒ 従来高温処理しか対応できなかったハイテン材等の    高負荷加工にも対応  ⇒ 耐摩耗性・耐溶損性・耐食性が良好 ●独自の摺動特性によりカジリを抑制  ⇒ 金型使用中に保護膜を形成 トライベック・ミヤビ 適用事例 材 質 従 来 効 果 熱間パンチ YXR33 ガス浸硫窒化 寿命向上3倍 DAC PCVD-TiAIN 寿命向上2倍

●高温下での耐摩耗性と摩擦特性を兼備

 ⇒ 摺動特性が高く、熱間加工での焼付きを抑制

●表面粗化層により潤滑剤付着性が向上

 ⇒ 初期偏摩耗を抑制。ダイカスト入子の離型剤付着性も向上

●耐酸化性、化学的安定性

 ⇒ ダイカスト入子の耐溶損対策として効果的

PVD粗化層・・・潤滑剤付着性向上 MoS2系固体潤滑層・・・高熱間摺動性 母材 Cr系硬質層・       高耐酸化性(酸化温度1000℃)・・高硬度(2,900~3,000HV) PVD粗化層・・・潤滑剤付着性向上 MoS2系固体潤滑層・・・高熱間摺動性 母材 Cr系硬質層・・・高硬度(2,900~3,000HV)        高耐酸化性(酸化温度1000℃)

Cr coating

MoS

2

Special coating

V coating

DLC coating

トライベック・キワミ 母材 適用事例 材 質 従 来 効 果 高密度DLC・・・高硬度(6,000HV 換算値)        低摩擦(摩擦係数0.1以下)        高耐熱性(耐熱温度:600℃)

Ζ

= 下地窒化+

    の前処理として窒化処理が可能です。

    の密着性向上や複合効果による金型の寿命向上が期待できます。

金型の使用状況に合わせた窒化処理条件と    の組み合わせをご提案いたします。

ゼータ

※下地窒化+    炬= Ζ 炬とご用命ください。

ゼータカガリ

Kagari

Miyabi

Akatsuki

Hikaru

Hikaru Smooth

Takeru

●高硬度・高密着性・高耐酸化性を兼備

 ⇒ 各種金型・冶工具に適用できる汎用表面処理

●高い弾性回復特性

 ⇒ 高靱性で耐クラック性良好

●成膜方法を変更することで平滑な表面を実現

 ⇒ Tribec晃の膜特性である高硬度・高密着

   高耐酸化性はそのまま継承

AlCrSiN単層・・・高硬度(2,900~3,000HV)        高耐酸化性(酸化温度1,000℃)        高密着性

●高硬度物質を、密着性を高めて厚膜化(6~10μm)

 ⇒ 高い耐摩耗性を実現

●高い耐酸化性、化学的安定性

 ⇒ 高温環境や腐食環境での使用および

   ダイカストピンや入子の溶損対策に効果的

Cr系硬質層・・・高硬度(2,900~3,000HV)        高耐酸化性(酸化温度1,000℃) Cr系下地層・・・高密着性 トライベック・ヒカル トライベック・ヒカル スムース 母材 適用事例 材 質 従 来 効 果 適用事例 材 質 従 来 効 果 板金プレス金型 鍛造パンチ コールドフォーマーパンチ 冷間鍛造マンドレル HAP40 PCVD-TiCN 寿命3倍 YXR7 PVD-CrAlN 寿命2倍 YXR7 TiCN 寿命向上3倍 SLD CVD-TiC 寿命向上3倍

従来品磨き後

無処理

60μm 60μm 母材 母材 AlCrSiN単層 Alダイカストピン トライベック・キワミ マーク・ツー 母材 適用事例 材 質 従 来 効 果

●Tribec極の厚膜

 ⇒ 膜厚≒1μm

●高面圧の非鉄材料成形に!

 ⇒ 板厚0.30mm

以上にも対応

(※当社評価結果による参考値)

●黒い極

 ⇒ 皮膜の色調が黒色

●ダイヤモンド構造に近い高密度DLC(ta-C)皮膜

 ⇒ 高硬度・低摩擦・高耐熱性

●特殊フィルタリング技術を採用

 ⇒ 平滑な表面性状

●膜厚 <1μm 処理温度 <200℃

 ⇒ 金型の寸法変化が少なく高精度金型に最適

高密度DLC・・・高硬度(6,000HV 換算値)        低摩擦(摩擦係数0.1以下)        高耐熱性(耐熱温度:600℃)

ご依頼時に関する注意事項

発生リスクのある不具合の現象

物理的な処理に起因する刃先部ダレ、欠けの発生

アーキング、剥離

剥離

剥離

アーキング、剥離

剥離

表面状態

表面の汚れ

研削焼け

腐食(変色)

放電肌、焼結肌

仕上げ面が粗い (Ra>0.05μm)

表面品位

表面性状

面粗さ

Tribec極は超精密皮膜のため、コーティング後の品質は処理前の表面品位に依存します。リスク一

覧を下表にまとめます。品質安定化の為ご協力お願い致します。

*弊社では刃先ダレ防止のため、汚れ除去、面粗度改善目的の物理的な処理(エアロラップ

®

等)は実施いたしません。従いまして、

受け入れ時の表面品位に起因する不具合は、ノークレームとしてコーティング処理を実施させていただきます。

(注記)用途により制約がありますので別途ご相談ください。エアロラップ

®

は株式会社ヤマシタワークスの登録商標です。

Kiwami

Kiwami

Mk-ダイバーカットパンチ Al抜きパンチ(ドライ) Cu成形パンチ 5052Al合金しぼり型 超硬 ノンコート 寿命向上平均100倍以上 超硬 DLC(a-c:H) 付着物低減 SLD 他社DLC 寿命向上5倍 超硬 他社DLC 寿命向上4倍

(注記)用途により制約がありますので別途ご相談ください。

(6)

Tribec処理依頼品の送付先

〒690-0816 島根県松江市北陵町22

日立金属株式会社 表面改質グループ

電話 0852-60-5050

FAX 0852-60-5055

(※表面改質グループ(島根県松江市)は、弊社 高級金属カンパニー 安来工場(島根県安来市)に所属する施設です。)

トライベック・タケル 適用事例 材 質 従 来 効 果 Alダイカスト入子 エンボスパンチ DAC ガス軟窒化 寿命向上3倍 YXM1 PVD-TiCN 寿命向上2倍 トライベック・アカツキ 適用事例 材 質 従 来 効 果 Alダイカストピン ピアスパンチ DAC PVD-TiCN 寿命向上3倍 DAC PVD-CrN 寿命向上3倍

●最表層の摩擦係数が低い

 ⇒ 金型使用初期の偏荷重抑制に効果的

●低摩擦潤滑層+硬質層の組み合わせ

 ⇒ 温熱間鍛造金型の耐摩耗性を向上

製品一覧

トライベック・カガリ 適用事例 材 質 従 来 効 果 しぼり金型 590MPa級ハイテン 板金プレス金型 SLD-MAGIC 塩浴VC処理 寿命向上1.5倍 SLD-MAGIC 塩浴VC処理 寿命向上1.5倍 V系硬質多層皮膜・・・高硬度2500~2800HV 厚膜による高皮膜強度 耐カジリ性向上 母材 ●厚膜により皮膜の耐圧強度がUP  ⇒ 従来高温処理しか対応できなかったハイテン材等の    高負荷加工にも対応  ⇒ 耐摩耗性・耐溶損性・耐食性が良好 ●独自の摺動特性によりカジリを抑制  ⇒ 金型使用中に保護膜を形成 トライベック・ミヤビ 適用事例 材 質 従 来 効 果 熱間パンチ YXR33 ガス浸硫窒化 寿命向上3倍 DAC PCVD-TiAIN 寿命向上2倍

●高温下での耐摩耗性と摩擦特性を兼備

 ⇒ 摺動特性が高く、熱間加工での焼付きを抑制

●表面粗化層により潤滑剤付着性が向上

 ⇒ 初期偏摩耗を抑制。ダイカスト入子の離型剤付着性も向上

●耐酸化性、化学的安定性

 ⇒ ダイカスト入子の耐溶損対策として効果的

PVD粗化層・・・潤滑剤付着性向上 MoS2系固体潤滑層・・・高熱間摺動性 母材 Cr系硬質層・       高耐酸化性(酸化温度1000℃)・・高硬度(2,900~3,000HV) PVD粗化層・・・潤滑剤付着性向上 MoS2系固体潤滑層・・・高熱間摺動性 母材 Cr系硬質層・・・高硬度(2,900~3,000HV)        高耐酸化性(酸化温度1000℃)

Cr coating

MoS

2

Special coating

V coating

DLC coating

トライベック・キワミ 母材 適用事例 材 質 従 来 効 果 高密度DLC・・・高硬度(6,000HV 換算値)        低摩擦(摩擦係数0.1以下)        高耐熱性(耐熱温度:600℃)

Ζ

= 下地窒化+

    の前処理として窒化処理が可能です。

    の密着性向上や複合効果による金型の寿命向上が期待できます。

金型の使用状況に合わせた窒化処理条件と    の組み合わせをご提案いたします。

ゼータ

※下地窒化+    炬= Ζ 炬とご用命ください。

ゼータカガリ

Kagari

Miyabi

Akatsuki

Hikaru

Hikaru Smooth

Takeru

●高硬度・高密着性・高耐酸化性を兼備

 ⇒ 各種金型・冶工具に適用できる汎用表面処理

●高い弾性回復特性

 ⇒ 高靱性で耐クラック性良好

●成膜方法を変更することで平滑な表面を実現

 ⇒ Tribec晃の膜特性である高硬度・高密着

   高耐酸化性はそのまま継承

AlCrSiN単層・・・高硬度(2,900~3,000HV)        高耐酸化性(酸化温度1,000℃)        高密着性

●高硬度物質を、密着性を高めて厚膜化(6~10μm)

 ⇒ 高い耐摩耗性を実現

●高い耐酸化性、化学的安定性

 ⇒ 高温環境や腐食環境での使用および

   ダイカストピンや入子の溶損対策に効果的

Cr系硬質層・・・高硬度(2,900~3,000HV)        高耐酸化性(酸化温度1,000℃) Cr系下地層・・・高密着性 トライベック・ヒカル トライベック・ヒカル スムース 母材 適用事例 材 質 従 来 効 果 適用事例 材 質 従 来 効 果 板金プレス金型 鍛造パンチ コールドフォーマーパンチ 冷間鍛造マンドレル HAP40 PCVD-TiCN 寿命3倍 YXR7 PVD-CrAlN 寿命2倍 YXR7 TiCN 寿命向上3倍 SLD CVD-TiC 寿命向上3倍

従来品磨き後

無処理

60μm 60μm 母材 母材 AlCrSiN単層 Alダイカストピン トライベック・キワミ マーク・ツー 母材 適用事例 材 質 従 来 効 果

●Tribec極の厚膜

 ⇒ 膜厚≒1μm

●高面圧の非鉄材料成形に!

 ⇒ 板厚0.30mm

以上にも対応

(※当社評価結果による参考値)

●黒い極

 ⇒ 皮膜の色調が黒色

●ダイヤモンド構造に近い高密度DLC(ta-C)皮膜

 ⇒ 高硬度・低摩擦・高耐熱性

●特殊フィルタリング技術を採用

 ⇒ 平滑な表面性状

●膜厚 <1μm 処理温度 <200℃

 ⇒ 金型の寸法変化が少なく高精度金型に最適

高密度DLC・・・高硬度(6,000HV 換算値)        低摩擦(摩擦係数0.1以下)        高耐熱性(耐熱温度:600℃)

ご依頼時に関する注意事項

発生リスクのある不具合の現象

物理的な処理に起因する刃先部ダレ、欠けの発生

アーキング、剥離

剥離

剥離

アーキング、剥離

剥離

表面状態

表面の汚れ

研削焼け

腐食(変色)

放電肌、焼結肌

仕上げ面が粗い (Ra>0.05μm)

表面品位

表面性状

面粗さ

Tribec極は超精密皮膜のため、コーティング後の品質は処理前の表面品位に依存します。リスク一

覧を下表にまとめます。品質安定化の為ご協力お願い致します。

*弊社では刃先ダレ防止のため、汚れ除去、面粗度改善目的の物理的な処理(エアロラップ

®

等)は実施いたしません。従いまして、

受け入れ時の表面品位に起因する不具合は、ノークレームとしてコーティング処理を実施させていただきます。

(注記)用途により制約がありますので別途ご相談ください。エアロラップ

®

は株式会社ヤマシタワークスの登録商標です。

Kiwami

Kiwami

Mk-ダイバーカットパンチ Al抜きパンチ(ドライ) Cu成形パンチ 5052Al合金しぼり型 超硬 ノンコート 寿命向上平均100倍以上 超硬 DLC(a-c:H) 付着物低減 SLD 他社DLC 寿命向上5倍 超硬 他社DLC 寿命向上4倍

(注記)用途により制約がありますので別途ご相談ください。

(7)

サポート体制

最大処理寸法

皮膜特性一覧

◎:推奨 ○:推奨範囲(実績多) △:使用可(実績少) ×:不向き

よくある質問Q&A

コーティングできない素材はありますか?

Tribec 処理の最高到達温度はおおよそ500℃です。

したがって、この温度範囲で大きな材質変化(軟化、

変寸、溶融、相変態など)が起こらない金属であればコーティングが可能です。

製品形状に制約はありますか?

狭小部や深穴内にはコーティング物質が十分に行き届かないことがあります。また、全面コーティングは原則

できません。同形状部へのコーティングを希望される場合は別途ご相談ください。重量、大きさ制約につきま

しては、P8最大処理寸法をご参照ください。

表面肌はどの程度の状態にしておけばいいですか?

一般に表面は平滑、清浄であるほどコーティング密着力は向上します。油汚れやさび、熱処理肌は可能な限り

除去していただき、旋盤やフライス加工のツールマークは残さないようお願いします。面粗度の目安はJIS

算術平均粗さ

(Ra値)で0.2μm以下、最大高さ

(Rz値)で0.8μm以下です。

※極・極Mk-ⅡはRa値で0.05μm以下

特に放電加工による放電溶融層や窒化処理による表面窒化物層(白層)の存在はコーティング密着力を

大きく低下させる原因となりますので、十分ご注意ください。

Tribec処理を施した金型に対して、その後溶接補修はできますか?

Tribec皮膜は高温でも安定なので、Tribec単独であれば溶接補修されても問題ありません。ただし、下

地に窒化処理が施されている場合には、

ガスの発生による肌荒れの心配がありますので、

ご注意ください。

マスキング(部分的に皮膜を付けないようにすること)は可能ですか?

ご要望に応じて対応いたしますが、マスキングを希望される場合は別途ご相談ください。

薬品除膜は可能ですか?

可能でありますが、除膜をご希望される場合は別途ご相談ください。

※この他、Tribecに関するご質問は弊社担当員までお問い合わせください。

コーティングできるもの

コーティングできないもの

注意を要するもの

※ Tribec 処理依頼の際には、あらかじめ素材の熱処理条件を開示いただきますようお願いいたします。

※ 冷間ダイス鋼は、高温焼戻し(520℃以上)

を推奨いたします。

熱間ダイス鋼/冷間ダイス鋼(高温焼戻し品)/高速度鋼

超硬合金/オーステナイト系ステンレス鋼(SUS300番台)

フェライト系ステンレス鋼/耐熱合金など

炭素工具鋼(SK)/特殊工具鋼(SKS)/軸受鋼(SUJ)

アルミニウム合金/マグネシウム合金など

冷間ダイス鋼(低温焼戻し品)/マルテンサイト系ステンレス鋼

析出硬化系ステンレス鋼(SUS600番台)/ 構造用鋼

ロウ付されているもの /溶接されているもの

焼きバメされているもの /すでに別の表面処理がされているもの

一度ご使用された後のもの(試打ち後や除膜後のものも含む)

銅合金などの非鉄金属 など

日立金属だからできる独自の

型材

型材

切削工具

切削工具

表面処理

表面処理

のトータルソリューション

日立金属株式会社

三菱日立ツール株式会社

日立金属株式会社

Tribec

金型寿命向上には、材質・表面状態・表面処理セットで検討が不可欠です。

日立金属のネットワークを活かし、

トータル提案を実施します。

日立金属のネットワークを活かし、

トータル提案を実施します。

最大処理寸法は左図の通り、コーティング必要部により

セット方法が異なるため一点一様です。

下表の寸法以上の場合は、処理可否の事前確認をよろしく

お願い申し上げます。

膜種

最大幅

最大高

約600mm 約650mm

約100kg

約250mm 約400mm

約50kg

約250mm 約200mm

約30kg

最大単重量

φ

750

φ

750

約750mm

炉内セットイメージ

※右表上部5種の例

皮膜の色

色名称

最高硬さ

(HV)

平均膜厚

(硬質層膜厚)

酸化開始温度

摩擦係数

用 途

カケ

摩耗

カジリ

カジリ

摩耗・ダレ

溶損対策

焼付き対策

プレス

冷間鍛造

温熱間鍛造

ダイカスト

vs. Fe(常温)

vs. Al(常温)

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

×

×

×

(切刃)

(曲げ)

(絞り・成形)

3,000

3,200

1,000℃

0.50

0.60

3.0μm

(↑)

1,000℃

0.50

0.60

3.0μm

(↑)

3,000

3,200

1,000℃

0.50

0.60

8.0μm

(↑)

2,900

3,000

700℃

0.50

0.60

13μm

(↑)

2,500

2,800

最表層:

400℃

硬質層:

1,000℃

0.10

0.10

10.0μm

(8.0μm)

2,900

3,000

最表層:

400℃

硬質層:

1,000℃

0.10

0.10

5.0μm

(3.0μm)

2,900

3,000

600℃

(耐熱温度)

<0.10

<0.10

0.3μm

(↑)

6,000

8,000

600℃

(耐熱温度)

<0.10

<0.10

0.8μm

(↑)

6,000

8,000

グレー

グレー

シルバー ダークゴールド ダークグレー ダークグレー

干渉色

干渉色

(8)

サポート体制

最大処理寸法

皮膜特性一覧

◎:推奨 ○:推奨範囲(実績多) △:使用可(実績少) ×:不向き

よくある質問Q&A

コーティングできない素材はありますか?

Tribec 処理の最高到達温度はおおよそ500℃です。

したがって、この温度範囲で大きな材質変化(軟化、

変寸、溶融、相変態など)が起こらない金属であればコーティングが可能です。

製品形状に制約はありますか?

狭小部や深穴内にはコーティング物質が十分に行き届かないことがあります。また、全面コーティングは原則

できません。同形状部へのコーティングを希望される場合は別途ご相談ください。重量、大きさ制約につきま

しては、P8最大処理寸法をご参照ください。

表面肌はどの程度の状態にしておけばいいですか?

一般に表面は平滑、清浄であるほどコーティング密着力は向上します。油汚れやさび、熱処理肌は可能な限り

除去していただき、旋盤やフライス加工のツールマークは残さないようお願いします。面粗度の目安はJIS

算術平均粗さ

(Ra値)で0.2μm以下、最大高さ

(Rz値)で0.8μm以下です。

※極・極Mk-ⅡはRa値で0.05μm以下

特に放電加工による放電溶融層や窒化処理による表面窒化物層(白層)の存在はコーティング密着力を

大きく低下させる原因となりますので、十分ご注意ください。

Tribec処理を施した金型に対して、その後溶接補修はできますか?

Tribec皮膜は高温でも安定なので、Tribec単独であれば溶接補修されても問題ありません。ただし、下

地に窒化処理が施されている場合には、

ガスの発生による肌荒れの心配がありますので、

ご注意ください。

マスキング(部分的に皮膜を付けないようにすること)は可能ですか?

ご要望に応じて対応いたしますが、マスキングを希望される場合は別途ご相談ください。

薬品除膜は可能ですか?

可能でありますが、除膜をご希望される場合は別途ご相談ください。

※この他、Tribecに関するご質問は弊社担当員までお問い合わせください。

コーティングできるもの

コーティングできないもの

注意を要するもの

※ Tribec 処理依頼の際には、あらかじめ素材の熱処理条件を開示いただきますようお願いいたします。

※ 冷間ダイス鋼は、高温焼戻し(520℃以上)

を推奨いたします。

熱間ダイス鋼/冷間ダイス鋼(高温焼戻し品)/高速度鋼

超硬合金/オーステナイト系ステンレス鋼(SUS300番台)

フェライト系ステンレス鋼/耐熱合金など

炭素工具鋼(SK)/特殊工具鋼(SKS)/軸受鋼(SUJ)

アルミニウム合金/マグネシウム合金など

冷間ダイス鋼(低温焼戻し品)/マルテンサイト系ステンレス鋼

析出硬化系ステンレス鋼(SUS600番台)/ 構造用鋼

ロウ付されているもの /溶接されているもの

焼きバメされているもの /すでに別の表面処理がされているもの

一度ご使用された後のもの(試打ち後や除膜後のものも含む)

銅合金などの非鉄金属 など

日立金属だからできる独自の

型材

型材

切削工具

切削工具

表面処理

表面処理

のトータルソリューション

日立金属株式会社

三菱日立ツール株式会社

日立金属株式会社

Tribec

金型寿命向上には、材質・表面状態・表面処理セットで検討が不可欠です。

日立金属のネットワークを活かし、

トータル提案を実施します。

日立金属のネットワークを活かし、

トータル提案を実施します。

最大処理寸法は左図の通り、コーティング必要部により

セット方法が異なるため一点一様です。

下表の寸法以上の場合は、処理可否の事前確認をよろしく

お願い申し上げます。

膜種

最大幅

最大高

約600mm 約650mm

約100kg

約250mm 約400mm

約50kg

約250mm 約200mm

約30kg

最大単重量

φ

750

φ

750

約750mm

炉内セットイメージ

※右表上部5種の例

皮膜の色

色名称

最高硬さ

(HV)

平均膜厚

(硬質層膜厚)

酸化開始温度

摩擦係数

用 途

カケ

摩耗

カジリ

カジリ

摩耗・ダレ

溶損対策

焼付き対策

プレス

冷間鍛造

温熱間鍛造

ダイカスト

vs. Fe(常温)

vs. Al(常温)

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

×

×

×

(切刃)

(曲げ)

(絞り・成形)

3,000

3,200

1,000℃

0.50

0.60

3.0μm

(↑)

1,000℃

0.50

0.60

3.0μm

(↑)

3,000

3,200

1,000℃

0.50

0.60

8.0μm

(↑)

2,900

3,000

700℃

0.50

0.60

13μm

(↑)

2,500

2,800

最表層:

400℃

硬質層:

1,000℃

0.10

0.10

10.0μm

(8.0μm)

2,900

3,000

最表層:

400℃

硬質層:

1,000℃

0.10

0.10

5.0μm

(3.0μm)

2,900

3,000

600℃

(耐熱温度)

<0.10

<0.10

0.3μm

(↑)

6,000

8,000

600℃

(耐熱温度)

<0.10

<0.10

0.8μm

(↑)

6,000

8,000

グレー

グレー

シルバー ダークゴールド ダークグレー ダークグレー

干渉色

干渉色

(9)

サポート体制

最大処理寸法

皮膜特性一覧

◎:推奨 ○:推奨範囲(実績多) △:使用可(実績少) ×:不向き

よくある質問Q&A

コーティングできない素材はありますか?

Tribec 処理の最高到達温度はおおよそ500℃です。

したがって、この温度範囲で大きな材質変化(軟化、

変寸、溶融、相変態など)が起こらない金属であればコーティングが可能です。

製品形状に制約はありますか?

狭小部や深穴内にはコーティング物質が十分に行き届かないことがあります。また、全面コーティングは原則

できません。同形状部へのコーティングを希望される場合は別途ご相談ください。重量、大きさ制約につきま

しては、P8最大処理寸法をご参照ください。

表面肌はどの程度の状態にしておけばいいですか?

一般に表面は平滑、清浄であるほどコーティング密着力は向上します。油汚れやさび、熱処理肌は可能な限り

除去していただき、旋盤やフライス加工のツールマークは残さないようお願いします。面粗度の目安はJIS

算術平均粗さ

(Ra値)で0.2μm以下、最大高さ

(Rz値)で0.8μm以下です。

※極・極Mk-ⅡはRa値で0.05μm以下

特に放電加工による放電溶融層や窒化処理による表面窒化物層(白層)の存在はコーティング密着力を

大きく低下させる原因となりますので、十分ご注意ください。

Tribec処理を施した金型に対して、その後溶接補修はできますか?

Tribec皮膜は高温でも安定なので、Tribec単独であれば溶接補修されても問題ありません。ただし、下

地に窒化処理が施されている場合には、

ガスの発生による肌荒れの心配がありますので、

ご注意ください。

マスキング(部分的に皮膜を付けないようにすること)は可能ですか?

ご要望に応じて対応いたしますが、マスキングを希望される場合は別途ご相談ください。

薬品除膜は可能ですか?

可能でありますが、除膜をご希望される場合は別途ご相談ください。

※この他、Tribecに関するご質問は弊社担当員までお問い合わせください。

コーティングできるもの

コーティングできないもの

注意を要するもの

※ Tribec 処理依頼の際には、あらかじめ素材の熱処理条件を開示いただきますようお願いいたします。

※ 冷間ダイス鋼は、高温焼戻し(520℃以上)

を推奨いたします。

熱間ダイス鋼/冷間ダイス鋼(高温焼戻し品)/高速度鋼

超硬合金/オーステナイト系ステンレス鋼(SUS300番台)

フェライト系ステンレス鋼/耐熱合金など

炭素工具鋼(SK)/特殊工具鋼(SKS)/軸受鋼(SUJ)

アルミニウム合金/マグネシウム合金など

冷間ダイス鋼(低温焼戻し品)/マルテンサイト系ステンレス鋼

析出硬化系ステンレス鋼(SUS600番台)/ 構造用鋼

ロウ付されているもの /溶接されているもの

焼きバメされているもの /すでに別の表面処理がされているもの

一度ご使用された後のもの(試打ち後や除膜後のものも含む)

銅合金などの非鉄金属 など

日立金属だからできる独自の

型材

型材

切削工具

切削工具

表面処理

表面処理

のトータルソリューション

日立金属株式会社

三菱日立ツール株式会社

日立金属株式会社

Tribec

金型寿命向上には、材質・表面状態・表面処理セットで検討が不可欠です。

日立金属のネットワークを活かし、

トータル提案を実施します。

日立金属のネットワークを活かし、

トータル提案を実施します。

最大処理寸法は左図の通り、コーティング必要部により

セット方法が異なるため一点一様です。

下表の寸法以上の場合は、処理可否の事前確認をよろしく

お願い申し上げます。

膜種

最大幅

最大高

約600mm 約650mm

約100kg

約250mm 約400mm

約50kg

約250mm 約200mm

約30kg

最大単重量

φ

750

φ

750

約750mm

炉内セットイメージ

※右表上部5種の例

皮膜の色

色名称

最高硬さ

(HV)

平均膜厚

(硬質層膜厚)

酸化開始温度

摩擦係数

用 途

カケ

摩耗

カジリ

カジリ

摩耗・ダレ

溶損対策

焼付き対策

プレス

冷間鍛造

温熱間鍛造

ダイカスト

vs. Fe(常温)

vs. Al(常温)

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

※非鉄推奨

×

×

×

(切刃)

(曲げ)

(絞り・成形)

3,000

3,200

1,000℃

0.50

0.60

3.0μm

(↑)

1,000℃

0.50

0.60

3.0μm

(↑)

3,000

3,200

1,000℃

0.50

0.60

8.0μm

(↑)

2,900

3,000

700℃

0.50

0.60

13μm

(↑)

2,500

2,800

最表層:

400℃

硬質層:

1,000℃

0.10

0.10

10.0μm

(8.0μm)

2,900

3,000

最表層:

400℃

硬質層:

1,000℃

0.10

0.10

5.0μm

(3.0μm)

2,900

3,000

600℃

(耐熱温度)

<0.10

<0.10

0.3μm

(↑)

6,000

8,000

600℃

(耐熱温度)

<0.10

<0.10

0.8μm

(↑)

6,000

8,000

グレー

グレー

シルバー ダークゴールド ダークグレー ダークグレー

干渉色

干渉色

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カ タ ロ グ

本カタログ記載の住所、連絡先は2016年7月現在の ものです。 変更になる場合もありますので、電話やファクシ ミリがつながらない場合は、お手数ですが下記ま でご連絡をお願いいたします。 日立金属株式会社 (0800)500-5055 Tel.(03)6774-3001

本カタログに記載の特性値は、代表的な

値であり、保証値とは異なりますのでご

注意願います。

 

本カタログに記載の事項は予告なく変

更することがございます。

 

本カタログ記載内容の無断転載を禁じ

ます。

 

ご不明な点は左記最寄の弊社特殊鋼担

当までご相談ください。

http://www.hitachi-metals.co.jp/

鋼材は重量物です。輸送や保管時に荷崩れや落下、挟まれなどを防止するための安全対策を実施し てください。鋼材を鋸切断、切削、熱処理、研磨など各種加工される際や、金型、部品、治工具など製 品として使用される際は、該当する法令・省令・条例・ガイドライン等に従い、保護具や治工具などを 使用して作業者の安全を確保してください。

安全に関するご注意

高機能表面処理

Tribec、SLD、YXR、HAP、DAC、YXM、SLD-MAGIC、YSS、ヤスキハガネは

日立金属株式会社の登録商標です。

EPOCH、アルファは三菱日立ツール株式会社の登録商標です。

【営業窓口】

本 社

〒108-8224

東京都港区港南一丁目2番70号(品川シーズンテラス)

高級金属カンパニー 工具鋼統括部

TEL (03)6774-3318

中日本支社 特殊鋼営業部

〒460-0003

愛知県名古屋市中区錦二丁目13番19号(瀧定ビル)

TEL (052)

220-7465

西日本支社 特殊鋼営業部

〒541-0041

大阪府大阪市中央区北浜三丁目5番29号(日生淀屋橋ビル)

TEL (06)

6203-9718

【Tr

ibec処理品送付先】

〒690-0816

島根県松江市北陵町22

日立金属株式会社 表面改質グループ

TEL (0852)

60-5050

FAX (0852)

60-5055

参照

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