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TOBU Corporate Social Responsibility Report 16

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環境保全への取り組み

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2012 TOBU Corporate Social Responsibility Report 環境への取り組み

回生電力貯蔵装置の設置(き電区分所)

電車の回生電力を有効活用する回生電力貯蔵装置を東上線上福岡き電区分所に設 置しました。 回生電力貯蔵装置とは、電車がブレーキをかけた際に発生する電力を架線から吸 収し貯蔵する装置で、その貯蔵した電力を電車が加速する場合に供給する、環境にや さしい最先端技術の装置です。 装置の導入後の効果として、電車の運転電力の一部に回生電力貯蔵装置の電力を 使用するため、変電所から供給する電力を削減することができ、また、電力を供給す ることで架線電圧が安定し、電車の定時運行に寄与することになります。 設置にあたっては、先端的で省エネルギー効果など政策的意義がある事業として、 2011 年度、2012 年度の経済産業省資源エネルギー庁「エネルギー使用合理化事業 者支援補助事業」に採択されました。 今後も省エネルギーに役立つ機器の導入を積極的に進めていきます。

鉄道事業 1

地球温暖化防止 上福岡き電区分所電力貯蔵装置 ふじみ野変電所建物 (外壁一体型太陽光パネル) 春日部変電所太陽光パネル 地球温暖化防止

太陽光発電システムの導入(変電所)

地球温暖化の原因となる CO2(二酸化炭素)を排出しないクリーンエネルギーで ある太陽光発電システムを変電所の改良工事にあわせて順次導入しています。 変電所の照明や空調、制御電源は、特別高圧(66kV)または高圧(6kV)で電力会社 から受電し、所内変圧器で交流 100V 、200V に変換して使用していますが 、太陽光 発電システムを設置した変電所では 、この発電した電力の併用により、電力会社から 購入している電力使用量を削減することができます。 自然エネルギーである太陽光を利用した発電は、CO2 排出量すなわち化石燃料の消 費量削減となり、地球環境の保全に貢献することになります。 なかでも、2010 年度に新設した東上線ふじみ野変電所では、一般的に見受けられ る屋根上のほかに外壁一体型の太陽光パネルを採用しています。 2011 年度は 、春日部変電所に屋根上取付けタイプのシステムを設置しました。

鉄道事業 2

15

(2)

鉄道事業 3

地球温暖化防止

とうきょうスカイツリー駅等の環境対策

リニューアル工事にあわせて、高架下コンコースへの地域冷暖房システムの導入、 すべての照明装置の LED(発光ダイオード)化、雨水のトイレ洗浄水への利用など環境 対策を実施しました。 高架下コンコースについては、壁やサッシなどで囲まれて閉鎖性が高いことから、 夏季の暑さが懸念されるため 、空調設備の設置を計画し、空調方式については東京 スカイツリータウン 全体にも導入されている地域冷暖房システムを採用しました。 照明装置については、消費電力の低減による環境への配慮として、駅事務室等の バック・ヤード部分を含めて駅構内すべての照明器具をLEDとし、また、エスカレー ターについてもインバータ制御による速度可変タイプを採用し、無人時は微速運転と することで消費電力の低減を図りました。 雨水利用については、ホーム上家や高架上に降った雨水を一旦貯留槽(約 30t)に 蓄え、濾過のうえトイレの洗浄水に利用し、上水道の使用量の低減を図りました。 また、今般の東京スカイツリータウン開業にあわせて、押上駅周辺の区画整理事業 として交通広場が整備されることとなったため、交通広場のデザインにあわせ押上駅 B3 出入口の外装については壁面の一部に緑化を施す環境に配慮したデザインに変 更し、駅名サインもLED 化により省エネルギーと視認性の向上を図りました。このリ ニューアルによりB3 出入口は押上駅交通広場のランドマークとなりました。 とうきょうスカイツリー駅 正面出入口外観 押上駅 B3 出入口外観

2012 TOBU Corporate Social Responsibility Report 環境への取り組み

環境保全への取り組み

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「尾瀬夜行 23:55」利用プランでカーボン・オフセット

当社と東武トラベル㈱では、尾瀬へのハイキングに便利で地球の環境にも配慮した 臨時夜行列車「尾瀬夜行23:55(ニーサン・ゴーゴー)」を、2012年6月2日から10月19 日までの金・土曜日を中心に23 本運転しました(全座席指定列車)。「尾瀬夜行23:55」 は民鉄で唯一の夜行列車で、浅草駅を深夜23 時55 分に出発、途中、北千住駅・新越 谷駅・春日部駅からもご利用いただけ、終点の野岩鉄道「会津高原尾瀬口駅」からは、 連絡バスに乗り換え、尾瀬の東の入口である「沼山峠」に朝6 時10 分に到着しますので、 早朝から尾瀬をお楽しみいただけるようになっています。 この列車は6 両編成のうち1 両に女性専用車両も設けており、女性だけのグループで も安心してご利用いただけるほか、車内で快適にお過ごしいただけるように、すべての 車両の座席に「ブランケット(ひざ掛け)」と「スリッパ(車内用)」をご用意しました。 また、本年も、「尾瀬夜行23:55」を使うプランでは、浅草から沼山峠までの交通機関 (電車+バス)による移動で排出される片道1人あたり6.0kgのCO2(二酸化炭素)すべて を、クレジットでカーボン・オフセットする取り組みを実施しました。 このオフセットは、環境省で承認された「尾瀬戸倉山林の間伐材を活用した温室効果 ガス削減プロジェクト」から生み出されたクレジット( J-VER 制度)を使用しました。 このプロジェクトでは、森林整備をする際に発生する未利用間伐材を化石燃料の代替 として活用することによりCO₂ 排出削減を実施、地球温暖化防止に貢献しています。

鉄道事業 4

尾瀬 ポスター(春夏) 尾瀬 ポスター(秋) 地球温暖化防止

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騒音・振動防止(滑走防止装置・防音車輪)

 車輪のフラット防止対策として、滑走防止装置の導入を進めています。  フラットとは 、電車がブレーキをかける際 、車輪とレール間の摩擦力よりブレーキ 力が大きくなった場合に、滑走(車輪がロックされた状態になること)を引き起こし、 車輪がレールと擦れ発生する平面状の部分のことで、走行時に車輪の回転にあわせて 「タッタッタ」と音が発生します。その滑走が発生しそうになると一時的にブレーキを 弱め 、滑走を防止する装置が滑走防止装置です。  現在 、滑走防止装置の導入率は約 30%です。  なお 、車輪にフラットが発生した場合は 、南栗橋・北春日部・森林公園の車両基地 にて車輪の削正を行います。  また 、車輪のきしり音対策として、防音車輪の導入も進めています。  車輪のきしり音とは 、カーブなどで車輪とレールが擦れ 、車輪が共振することで 「キー」と発生する甲高い音です。そのきしり音の発生を抑制する構造を持つ車輪 が防音車輪です。  現在 、防音車輪の導入率は約 80%です。

鉄道事業 6

車輪を削正している様子 防音車輪 扉開閉予告灯 ドア開口部の床の識別 騒音・振動防止

環境配慮型車両の導入

最新型の50000系車両は、「人と環境にやさしい次世代型車両」を設計コンセプトに、 さらに省エネルギー、メンテナンスフリー、安全性の向上等を図り、「通勤・近郊電車の 標準仕様ガイドライン」および「バリアフリー整備ガイドライン」を考慮して設計した 車両です。 車体の構造としては、アルミ合金のダブルスキン構造を採用することにより、車体軽 量化と乗り心地、車内の遮音性の向上、また、全電気ブレーキ制御方式の VVVF イン バータ制御装置や、熱線吸収板ガラスの採用による冷房効率の向上で大幅な消費電力 の低減を実現しています。 その他、リサイクル性を考慮し各部のアルミ材質を統一、空調装置の冷媒にオゾン 層破壊係数ゼロのR407C を使用し、環境負荷の低減を図っています。 また 、車いすでのご乗車に配慮し車いすスペース付近のドアレールの一部を切り 取って車いすでも乗り降りしやすくしたほか 、乗降口の視認性を向上させるため床面 および掴み棒に黄色の識別色を採用し(2008 年度よりドア開口部に識別色を配色して いる)、さらにドアチャイムおよび扉開閉予告灯も設置しました。床面高さも従来に比 べて25mm 低くしてホームとの段差を縮小し乗降を容易にしました。

鉄道事業 5

地球温暖化防止 資源循環 50090 型車両 2004 年度実績 1 編成 2005 年度実績 7 編成 2006 年度実績 6 編成 2007 年度実績 6 編成 2008 年度実績 6 編成 2009 年度実績 5 編成 2010 年度実績 7 編成 2011 年度実績 2 編成 2012 年度予定 2 編成 50000系導入実績 野田線新型車両導入 ( 1 編成:10 両固定車両) (1 編成:6 両固定車両)

2012 TOBU Corporate Social Responsibility Report 環境への取り組み

環境保全への取り組み

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自立式電波塔として世界一の高さを誇る東京スカイツリー。それは、最先端技術の 結晶でもあります。 また、東京スカイツリーのある街、東京スカイツリータウンでは、世界一の名に恥じな い街として、周辺地域を合わせ、最先端技術である地域冷暖房システムを導入しました。 地域冷暖房システムは 、たくさんの建物の冷暖房をまとめることで 、効果的に冷暖 房用の熱エネルギーを製造・供給することができるシステムです。ここの地域冷暖房 システムは 、世界最高水準の高効率・省エネルギー性能を備えるターボ冷凍機やヒー ティングタワーヒートポンプ 、地中熱用の水熱源ヒートポンプと大容量水蓄熱槽を組 みあわせた最新のシステムを用い、CO(二酸化炭素)排出量の半減を見込んでおり、2 環境面においても我が国を代表する街づくりとなっています。

世界最高水準の高性能・大型熱源機器を採用

2012 TOBU Corporate Social Responsibility Report 環境への取り組み

環境保全への取り組み

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開発事業 1(東京スカイツリータウン®)

地球温暖化防止 資源循環 ターボ冷凍機 + ヒートポンプ + 蓄熱システムをメインとする地域冷暖房システム 地域冷暖房 地下の熱供給施設 (メインプラント) とうきょうスカイツリー駅 冷房用には冷たい水を送っています。 暖房用には温かい水を送っています。 大容量 水蓄熱槽

暖房

冷房

冷房

暖房

冷房

暖房

冷房

暖房

ヒートポンプ ターボ冷凍機 メインプラント(大型熱源機器)の様子

暖房

冷房

○「東京スカイツリー®地区」地域冷暖房システムでの環境・省エネルギーへの取り組み

(5)

地中の温度は 、年間を通じてほぼ一定で 、夏は外の気温より涼しく、冬は外の気温より暖かいという性質があり、この性質を利用 しています。 地中熱利用システムは 、地中にチューブを埋め 、そのチューブに水を通して地中から熱を吸収したり、地中へ熱を放出したりし て、水を冷たくしたり温かくしたりします。この水をさらに「水熱源ヒートポンプ」という機器を用いて、さらに冷たい水(冷水)、さらに 温かい水(温水)にして、それぞれの建物に送ります。 チューブは 、地中の一番深いところで 120mまで埋まっています。 地中熱利用は省エネルギー効果が高いだけでなく、大気中に熱を放出しないのでヒートアイランドを抑える効果もあります。 地域冷暖房システムでの地中熱利用システムの導入は 、日本では「東京スカイツリー ® 地区」が初めてです。

地中の熱を利用「地中熱利用システム」の採用

外の気温 0 5 10 15 20 25 30 1 2 3 4 5 6 7 (月) ︵温度 ︵ ℃ ︶︶ 8 9 10 11 12

地中の温度 (1年を通じほぼ一定)

2012 TOBU Corporate Social Responsibility Report 環境への取り組み

環境保全への取り組み

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冷房

暖房

熱を吸収 水熱源 ヒートポンプ 熱を放出 水熱源 ヒートポンプ  「気体は圧力がかかると温度が上がり、圧力 をゆるめると温度が下がる」という性質(ボイル・ シャルルの法則)を応用し 、機器内を循環する 冷媒(熱を運ぶ物質)の圧縮や膨張を行い 、その 運転に使用するエネルギーの 3 ∼ 6 倍以上の熱 エネルギーを 、クリーンかつ高効率に製造する システムです。

= 再生可能エネルギー

を利用します。 自然界に存在する

空気の熱

ヒートポンプ 空気を圧縮し 温度を上げる 空気入れや タイヤが 熱くなるのと 同じ原理 スプレーが 冷たくなるのと 同じ原理 空気を膨張させ 温度を下げる 地中熱利用システムのイメージ 外の気温と地中の温度 19

(6)

需要の少ない夜間電力を利用して冷房時は冷水 、暖房時には温水を蓄熱槽に蓄え、蓄えた熱エネルギーを昼間に使う蓄熱シス テムは 、昼間のピーク時の消費電力を抑えることができます。また 、冷水・温水を作る力を、昼と夜に分散することができるため 、 機械の容量が小さくて済み 、効率の良い一定出力の運転を長く行うことができ、より一層の効率向上が図れます。 「東京スカイツリー® 地区」地域冷暖房システムでは 、これらの機器や設備によって、建物ごとに冷房・暖房を行う場合と比べて 年間のエネルギー消費量を約 44%削減 、CO2(二酸化炭素)排出量を約 48%削減することができると想定しています。 そして 、年間を通じ 、消費するエネルギーを 1とすると、生み出す熱エネルギーを 1.35 以上とするなど、国内最高レベルの省 エネルギー・省 CO2性能・効果を達成します。

大容量水蓄熱槽の採用

国内最高レベルの省エネルギー・省 CO

2

性能・効果を達成

2012 TOBU Corporate Social Responsibility Report 環境への取り組み

環境保全への取り組み

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蓄熱槽がある場合 蓄熱槽がない場合 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 時 刻 電気の使われる量 (kwh) 蓄熱槽がない場合 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 時 刻 電気の使われる量 (kwh) 蓄熱槽がある場合 大容量水蓄熱槽がある場合(青の線)とない場合(赤の線)を 比較すると、昼間の電力の使用を約50%減らすことができます。 電力の使用量(夏の場合)

44

%減

0 40,000 80,000 120,000 160,000 GJ/年 建物ごとに 冷暖房したとき 東京スカイツリー地区 地域冷暖房システム 使うエネルギーの量 大容量水蓄熱槽がある場合(青の線)とない場合(赤の線)を 比較すると、昼間の電力の使用を約52%減らすことができます。 電力の使用量(冬の場合)

48

%減

0 2,000 4,000 6,000 8,000 ton-CO2/年 建物ごとに 冷暖房したとき 東京スカイツリー地区 地域冷暖房システム CO2を出す量

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2012 TOBU Corporate Social Responsibility Report 環境への取り組み

環境保全への取り組み

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東京スカイツリー ® ライティングのオール LED 化を実現

東京スカイツリーは 、夜になると心意気の「粋」と、 美意識の「雅」という2 つのライティングを 1日ごとに 行っています。 東武タワースカイツリー㈱は東京スカイツリー専 用のライティングについて、周辺地域との調和と地球 環境に配慮した照明計画であるべきと考え、オール LED(発光ダイオード)化を実現しました。HID(高輝 度放電灯)を中心とした従来光源の消費電力と比べ て、隅田川をモチーフとした淡いブルーの光でタワー の心柱を照らし出す 、心意気の「粋」パターンの演出 で約 43%、江戸紫をテーマカラーとして、鉄骨の細 かな構造体を衣に見立てて金箔のような光をバラン ス良く散りばめた優雅で気品ある「雅」パターンでは 約 38%の省エネルギーを達成しました。 使用されるLED の照明器具は計 1,995 台にもおよ び 、省エネルギー効果はもちろん 、優れた耐久性も 大きな利点です。さらに 、高度な演出システムで多 彩なライティングが可能となりました。地球環境にや さしい東京スカイツリーの照明技術で東京の夜景を 演出します。 LED 照明器具

環境に配慮した太陽光発電システム

東京スカイツリータウンの太陽光発電システムは 、 商業施設「東京ソラマチ ® 」の 8 階 、9 階に合計 222 枚 の太陽光発電パネルが設置され 、最大で 20kw を発 電し、施設電源の一部として供給されています。 太陽光発電パネルは 、表面温度が高温になると発 電効率が低下するため 、このシステムでは表面温度 が 50℃を超えると雨水を利用した散水が開始され 、 パネル表面を冷却する仕組みになっています。また、 設置したパネルは発電量が多く見込まれる CIS 太陽 光発電パネルを採用しています。 8階ドームガーデンでは 、訪れたお客様が太陽光 発電パネルを間近でご覧いただけるようになってい ます。今夏開催したお子様向けのエコ学習会におい ても活用しました。 太陽光発電パネル 東京スカイツリーライティング「雅」 東京スカイツリーライティング「粋」

○その他の環境・省エネルギーへの取り組み

東京スカイツリータウン® には、地域冷暖房システムの他にも、いろいろな環境・省エネルギーへの取り組みがあります。 21

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2012 TOBU Corporate Social Responsibility Report 環境への取り組み

環境保全への取り組み

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雨水貯水槽

東京スカイツリータウンの地下には 、「雨水貯水槽」と呼ばれる雨水をためるタンクが約 60 個あり、全部で 2,635t の雨水がた められます。 このうちの 800t は「雨水貯留槽」と呼ばれ 、屋上に植えた草木のほか太陽光発電パネルを冷やすための散水に使い 、残りの 1,835t は「雨水抑制槽」と呼ばれる大雨が降った時にためて、東京スカイツリータウン周辺の下水道流量負荷を低減できます。 雨水貯水槽と雨水の利用イメージ 高温時の発電効率低下を防ぐ散水(雨水利用は国内初) 太陽光発電パネルへの散水

屋上や地上の緑化

東京スカイツリータウン ® の屋上や地上には草木を植えて います。 草木は 、大気中の二酸化炭素を減らし、酸素を増やしてく れるので 、とても環境にやさしいのです。また 、草木を植える ことによって建物の高温化を防いでくれるので 、冷房での エネルギーの消費を抑えられます。 (C)TOKYO-SKYTREETOWN

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2012 TOBU Corporate Social Responsibility Report 環境への取り組み

環境保全への取り組み

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再生可能エネルギーの採用と緑ゆたかな敷地利用計画

当社が分譲する戸建住宅では、【フラット35】S の省エネルギー性能技術基準をク リアするとともに、「住宅版エコポイント制度」対応住宅とすることで 、地球環境にや さしい高気密・高断熱の快適な住まいを提供してきました。 また、当社では戸建分譲事業において2004 年より「グリーン電力証書システム」を 他社に先駆けて導入しました。「ソライエ谷塚」「ソライエ草加松原」の各マンション においても同システムを導入します。ライフスタイルのベースとなる住まいは、自然 にやさしいものであってほしい。その願いが、当社の住宅開発に込められています。 機能や便利さ、住み心地の良さに加え、環境への配慮をスローガンに、クリーンな住 環境の提供をめざしています。 当社が分譲するマンションでは 、敷地内に積極的に緑を取り入れ環境配慮を実践 しています。 ふじみ野市の「フォレストレジデンス」では、北欧の森をモチーフにした約 1,550㎡ のプライベートガーデン「ハウスカの森」をマンション内にしつらえました。この森には マンション敷地内で以前から育ってきた 14 本(他、提供公園へ 8 本)の既存樹も大切 に移植しています。 「ブリリア有明スカイタワー」では、建物北西側約 7,000㎡もの屋外空間グランドガー デン内にさくらの森や広大な芝生広場を整備しました。敷地内緑化面積約 6,000㎡、空 地面積に対する緑化比率は約 58%にもおよび、タワーパーキングの屋上も緑化をし、 豊かな緑が熱を防ぐ住空間を創出しました。 また、「ソライエ草加松原」では 、当社の住まいの新ブランド「ソライエ」に込めた 3 つの想い「居心地づくり」・「安全・安心」・「人とのつながりを大切にする」を実現す る住まいをめざして、環境面において「太陽光発電システム」を導入し、これを電池に 蓄え、共用部の一部照明等に活用する計画です。なおこのシステムは災害等の非常時 にも役立つものとなります。 さらに、カーシェアリング、レンタサイクルなどの「持たない」暮らしのサポート、「グ リーン電力証書システム」の導入に加え、敷地内に多様な植栽を計画するなど、沿線 のマンションとして良好な景観づくりにも配慮しています。 つきのわ「フランサ」の戸建住宅 「ブリリア有明スカイタワー」 「フォレストレジデンス」中庭 CG 「ソライエ谷塚」 外観 CG 「ソライエ草加松原」 外観 CG 太陽光発電システム(屋上設置イメージ)

開発事業 2(分譲事業)

地球温暖化防止 自然保護 ※グリーン電力とは風力、水力、太陽光、バイオマスなどの自然エネルギーにより発電された電力のことです。 グリーンマークは、日本自然エネルギー㈱がバイオマス発電によるグリーン電力(自然エネルギー)の利用を 証するマークです。 ※ご購入者がお支払いになる電力料金は、通常と変わりありません。 東武鉄道では、2004年度より、グリーン電力住宅を供給して きました。「ソライエ草加松原」でも、お客様が1年間で使用 する電力量に相当する8,000kwh/戸をグリーン電力でまか なう予定です。

「ソライエ草加松原」は

グリーン電力住宅。

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2012 TOBU Corporate Social Responsibility Report 環境への取り組み

環境保全への取り組み

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オフセット・クレジット( J-VER )制度への取り組み

森林は国土の保全、水資源の涵養、災害の防止、生物多様性の保全・形成等の様々 な機能を持っています。また、近年では地球温暖化防止に貢献するCO(二酸化炭素)2 の吸収源としての機能も注目されています。日本は国土の約 70%を森林で覆われて いますが、日本の林業が衰退し、森林を管理する担い手が減少する中で、森林を保全 し持続的に育成することの重要性はますます高まることが予想されています。 そのためには、植林、下草刈、間伐といった地道な作業が欠かせません。当社は栃 木県と群馬県に 11 か所、計 350ha の社有林を保有していますが、計画的な植林・下 草刈・間伐を行い、適切な維持・管理に取り組んでいます。 その中で、栃木県宇都宮市の社有林において、当社が地元の森林組合の協力を得 て行った間伐事業を、環境省が地球温暖化対策として推進するJ-VER 制度※に登録し ました。この制度を利用し、第三者機関の検証ならびに J-VER 制度認証委員会の承認 を経てCO2吸収量のクレジット化をめざします。 ※J-VER制度 間伐による森林整備や木質燃料の利用によって生じた温室効果ガスの吸収・削減量を、カーボン・オフセット用の クレジットとして認証する制度で、カーボン・オフセットに用いられるクレジットの信頼性を構築するため環境省が 運営する公的な認証制度です。

その他 1

地球温暖化防止 自然保護 J-VER 制度登録社有林の間伐実施風景 J-VER 制度に登録した宇都宮市内の社有林

株主総会会場の運営電力のグリーン化

2012年6月の当社株主総会の会場運営電力を太陽光の熱エネルギーによるグリーン 熱でまかない、カーボン・オフセットを実施しました。これは、総会にご出席の株主様に も当社のCO2(二酸化炭素)排出量削減取り組みの一環を知っていただきたいと考えた ものです。 なお 、株主総会会場の運営電力を再生可能エネルギーで 、カーボン・オフセット する取り組みは 、今回で 3 回目です。

その他 2

地球温暖化防止 掲出文 のこと。 グリーン熱 とは、 熱 グリーン電力 とは、 太陽光・風力・バイオマス・ 電力 地熱・水力などの 太陽光の 「自然エネルギー」によって 作られた、環境負荷の低い 「電力」「熱」 そのもの は、その場で使い、 「環境付加価値」 だけを切り離し、 普通のエネルギーを使用していても、 とみなす 仕組み 証書(グリーン証書) というかたちで売買 グリーンエネルギーを購入分だけ 使用した(カーボン・オフセットした) グリーンエネルギー グリーン熱証書

参照

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