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行政評価 ( 内部評価 ) の実施結果 - 平成 23 年度実施事業 - 平成 24 年 6 月名古屋市

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(1)

行政評価(内部評価)の実施結果

-平成 23 年度実施事業-

平成 24 年 6 月

名 古 屋 市

(2)

目 次

Ⅰ 行政評価の実施にあたって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

1 市政を取り巻く状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

2 市役所の自己改革・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6

3 行政評価の活用による見直し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15

Ⅱ 行政評価の実施概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18

1 行政評価の実施方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18

2 体系化について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18

3 内部評価について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19

4 結果の公表と活用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22

Ⅲ 事業一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23

Ⅳ 評価票・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・135

Ⅴ 資 料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・233

(3)

Ⅰ 行政評価の実施にあたって

我が国においては戦後一貫して増え続けた人口が減少局面にあるとともに、世界

にも類を見ない速さで高齢化が進んでいます。

本市においても、近い将来、人口が減少傾向に転じるという大きな転換点を迎え

ると予想されています。人口減少社会に適応した行政運営への転換を図りながら、

超高齢社会の到来や、高齢単身世帯の増加などの社会情勢の変化に対応していくこ

とが求められています。

もとより、行政運営にあたって、常に組織及び運営の合理化に努め、最少の経費

で最大の効果をあげることは、地方公共団体の責務です(地方自治法第2条)

本市においては、これまでも、計画的な定員管理や、外郭団体の見直し、資産の

有効活用等に努め、簡素で効率的な行政運営に取り組んできており、今後も、市役

所の自己改革に取り組んでいきます。

しかし、厳しい財政状況の中で、人口減少社会の到来など、市政を取り巻く社会

情勢の変化に対応するためには、限られた行政資源(人員・財源)を、一層、有効

かつ効率的に活用していくと同時に、将来においても持続可能な制度へと転換を図

っていく必要があります。

さらに、東日本大震災などを踏まえた市民の安全・安心確保のための取り組みを

進めるとともに、圏域をリードする大都市として、リニア中央新幹線の開業を見据

えた産業の強化や都市魅力の向上など必要な投資も行い、中期戦略ビジョンに掲げ

る施策の着実な実現を図っていかなければなりません。

施策の実現を図るためにも、事業の目指すべき目標や成果を明確にするとともに、

その事業が施策の実現に貢献しているか等を点検・評価し、その結果を改革・改善

に結び付けていく必要があります。

本市においては、平成13年度から行政評価を導入してきたところですが、施策の

観点から事業を評価することや、評価の過程における透明性の向上、評価への市民

意見の反映が課題となっていました。

本来、個々の事業は施策を推進するための手段であることを踏まえ、施策の観点

から事業を評価することにより、効果の薄い事業は見直し、より効果の高い事業に

振り向け、全体として市民サービスを確保するという考え方で、事業の見直しに取

り組んでいかなければなりません。

そのためには、市民の理解と参画を求め、市民への説明責任を果たす必要がある

ことから、平成23年度に引き続き施策重視と公開市民参加の観点を取り入れた行政

評価を実施し、行政資源のより有効かつ効率的な活用を図り、信頼される行政運営

の実現をめざします。

(4)

1 市政を取り巻く状況

(1) 人口減少社会の到来

我が国の人口は、平成 17 年に戦後初めて前年を下回った後、増減を繰り返してき

ましたが、平成 23 年に大きく減少しました【図 1】

本市においても、近い将来人口が減少局面に入り、平成 17 年から平成 47 年まで

の 30 年間で本市人口はおよそ1割減少すると推計されています。特に生産年齢人口

の減少は大きく、30 年間でおよそ 2 割減少すると推計されています【図 2】

生産年齢人口の減少は、総所得の減少を通じて、税収の減少につながると考えら

れます。

本市においても、市税収入は平成9年をピークとして近年伸び悩んでいるなかで、

今後、人口減少の要因も加わることから、将来的に税収が大幅に改善することは期

待できないところです【図3】

124 125 126 127 128 129 210 212 214 216 218 220 222 224 226 228 平成10年 平成11 年 平成1 2 年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年 平成17 年 平成18 年 平成19年 平成 20年 平成 21年 平成 22 年 平成 23 年 百万人 万人 名古屋市の人口の推移 名古屋市人口(左軸) 全国人口(右軸) 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 平 成 4 年 度 平 成 5 年 度 平 成 6 年 度 平 成 7 年 度 平 成 8 年 度 平 成 9 年 度 平 成 1 0 年 度 平 成 1 1 年 度 平 成 1 2 年 度 平 成 1 3 年 度 平 成 1 4 年 度 平 成 1 5 年 度 平 成 1 6 年 度 平 成 1 7 年 度 平 成 1 8 年 度 平 成 1 9 年 度 平 成 2 0 年 度 平 成 2 1 年 度 平 成 2 2 年 度 億円 名古屋市の市税収入の推移 0 50 100 150 200 250 平成17 年 平成22 年 平成2 7 年 平成32 年 平成37 年 平成4 2 年 平成47 年 万人 名古屋市の人口の将来推計 人口 生産年齢 人口 (全国人口は平成22 年国勢調査による推計人口)

【図 1】

【図 2】

(国立社会保障・人口問題研究所『日本の市区町村別将来推計人口』 (平成20 年 12 月推計)による) H17:151 万人 H47:123 万人 約2 割減 H17:222 万人 H47:205 万人 約1割減

【図 3】

H9 がピーク (各年度歳入決算額による)

2

(5)

-(2) 超高齢社会の到来

平成23年の本市の人口は226万人を超えています。そのうち65歳以上(高齢者)の

人口は約48万人となっており、本市の高齢者人口の割合(高齢化率)は、

「超高齢社

会」とも言われる21%を超え、21.4%に達しています

(平成22年国勢調査を基礎とした推計)

高齢者人口は今後も急速に増え続けると推計されており、平成47年には、本市の

高齢者人口は約63万人に達する一方【図4】

、総人口は約205万人にまで減少すること

から、高齢化率は約31%に達する見込みとなります【図5】

すなわち、現在、すでに、およそ「5人に1人」が高齢者となっていますが、25年

後には、およそ「3人に1人」が高齢者になると推計されています。

高齢者人口の増加は、医療費を始め、高齢者福祉にかかる支出の増大をもたらし

ます。後期高齢者医療費の増加が予想されるとともに、75歳以上になると要介護の

認定を受ける人の割合が大きく上昇することを考えると

(平成23年度版高齢社会白書30頁)

介護に係る支出の増大も見込まれます。さらに、65歳以上人口における生活保護受

給者の割合は、全人口に占める生活保護受給者の割合よりも高くなっており

(平成23 年度版高齢社会白書24項)、

これらの施策に必要となる費用の急激な増加は避けられません。

本市においても、すでに、医療費の助成や生活保護に要する経費などの扶助費は、

増加を続けています【図6】

40 60 80 100 120 140 160 180 200 平成1 2 年度 平成13 年度 平成14 年度 平成15 年度 平成16 年度 平成17 年度 平成18 年度 平成19 年度 平成 20 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 名古屋市の主な性質別歳出の推移 扶助費 公債費 人件費 投資的経費 0 10 20 30 40 50 60 70 平成17年 平成22年 平成2 7 年 平成32年 平成37年 平成4 2 年 平成47年 万人 名古屋市の高齢者人口の将来推計 65~74 歳人口 75歳以 上人口 (国立社会保障・人口問題研究所『日本の市区町村別将来推計人口』 (平成20 年 12 月推計)による) 0.0 5.0 10.0 15.0 20.0 25.0 30.0 平成17 年 平成22 年 平成2 7 年 平成32 年 平成37 年 平成4 2 年 平成47 年 名古屋市の高齢者人口割合の将来推計 高齢者人 口割合 75歳以上 人口割合 (国立社会保障・人口問題研究所『日本の市区町村別将来推計人口』 (平成20 年 12 月推計)による) %

【図 4】

【図 5】

H17:24 万人 H47:28 万人 約1.2 倍 H17:18.6% H47:30.7%

【図 6】

(「平成23 年版名古屋市の財政」による(普通会計決算)) H12から比較 すると約2倍 (平成12 年度を 100 とした場合の推移) H17:17 万人 H47:36 万人 約2 倍 H17: 7.8% H47:17.3%

(6)

(3) 「個」の時代の到来

社会経済環境の変化や価値観の多様化により、市民のライフスタイルや市民ニー

ズも多様化しています。

本市においても、未婚化・晩婚化が進むとともに【図7】

、平均世帯人員は戦後一

貫して減少し、単身世帯は増加しています【図8】

単身世帯は、世帯員相互の支援が働かないことから、相対的に失業・疾病・災害

といった社会的リスクに弱いとされており、特に高齢単身世帯は、その他の世帯に

比べ、行政による支援がより必要となります。

(4) 公共施設の老朽化

本市の所有する公共施設は、昭和40年代から60年代を中心に建設が行われたため、

老朽化が進んだ施設が多くなっています。

市設建築物の建築経過年数をみると、30年以上を経過した建築物が全体の50%を

超えています(平成22年度末現在)

【図9】

これらの施設の更新等に要する施設整備費は、長寿命化を進めた場合でも、概ね

40年間で約2兆9,900億円が必要と見込まれており、単純に平均すると、1年につき約

748億円を要することとなります。

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 昭和 50 年 昭和 5 5 年 昭和 60 年 平成2年 平成7年 平成1 2 年 平成17年 平成22年 % 名古屋市の30~39歳男女の未婚率の推移 男性 女性

【図 7】

(各年国勢調査における配偶関係別、年齢5歳階級別人口より作成) 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 昭和60年 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年 万世帯 名古屋市の一般世帯数の推移 4人以上世帯数 3人世帯数 2人世帯数 単身世帯数 (各年国勢調査における世帯人員別一般世帯数より作成) 単 身 世 帯 が増加

【図 8】

0 100 200 300 400 500 600 昭和 3 5 年 昭和 4 0 年 昭和 4 5 年 昭和 5 0 年 昭和 5 5 年 昭和 6 0 年 平成 2 年 平成 7 年 平成 12 年 平成 1 7 年 平成 2 2 年 市設建築物の建設年度別延床面積 千㎡ 以前

【図 9】

(「名古屋市アセットマネジメント推進プラン」による (平成22 年度末データ)) 築 30 年以上 50.1%

4

(7)

-(5) PPP(官民連携)の浸透

行政と民間事業者等がパートナーシップを組んで公共サービスを提供する手法と

して、PFIや、公の施設の管理に関する指定管理者制度の導入などの制度改革が

進められ、PPP(Public Private Partnership)の考え方が浸透してきました。

本市においても、平成15年3月に「公的関与のあり方に関する点検指針」を策定し、

民間委託や民営化を進めてきており、指定管理者制度については、平成23年度末現

在で438施設に導入しています【図10】。

もはや、公共サービスを提供し得る者は、必ずしも行政機関のみではないという

認識が定着しつつあり、制度的にも、実態としても、民間が公共サービスを担う場

面が広がってきています。

※PFI:公共施設の建設や維持管理、運営を民間の資金や知識・知恵及び技術的能力を活用して行う制度。 ※指定管理者制度:地方公共団体の指定を受けた者が「指定管理者」として公の施設の管理運営を行う制度。使 用許可を含めた包括的な管理運営を任せることが可能になるとともに、民間事業者を含めた多様な管理運営主 体の選定が可能となった。

0

50

100

150

200

250

300

350

400

450

平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 名古屋市における指定管理者制度導入施設数

【図 10】

(各年度末の導入済施設数である)

(8)

2 市役所の自己改革

行政運営にあたっては、常に組織及び運営の合理化に努め、最少の経費で最大の効果

を挙げるようにしなければなりません(地方自治法第2条)。

さらに、市政を取り巻く状況を踏まえ、今後、確実に到来する本格的な人口減少社会

に適応した行政運営への転換を図りながら、超高齢社会や「個」の時代の到来などに対

応していくためには、徹底した行政改革に取り組む必要があります。

本市では、これまで、「新たな定員管理計画」「外郭団体のあり方」「外郭団体の徹底

検証」

「名古屋市アセットマネジメント推進プラン」

「名古屋市債権管理計画」等を策定

し、これらの計画等に基づき内部の改革に取り組んできました。

このほかにも、様々な視点により事務事業の見直しに取り組んできました。

今後も、最少の経費で最大の効果を挙げるため、引き続き、市役所の自己改革を推進

します。

(1) 職員定員の見直し

本市では、簡素で効率的な行政運営に向けて、職員数の削減に取り組み、平成13

年度から平成24年度の11年間で、定員を5,929人純減しています【図11】

また、外郭団体等への派遣職員についても、平成13年度から平成24年度の11年間

で、714人純減しました。

この定員削減を始めとした取り組みにより、職員の人件費については平成21年度

比で、10%削減しました。

今後も、

「新たな定員管理計画」に基づき、平成21年度職員数に対し、平成25年度

当初予算までに職員数を1,400人以上純減するとともに、定員の見直しにあわせて役

職者数を見直すなど、簡素で効率的な行政運営に努めます。

【図 11】

人 24,000 25,000 26,000 27,000 28,000 29,000 30,000 31,000 32,000 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 人 名古屋市における定員削減の取り組み (各年度4月1日現在の予算定員による。なお、平成18 年度に市立大学の独立行政法人化により、市立大学の予算定員 1,458 人全てを見直した。 過去における予算定員の最大は昭和55 年度の 33,390 人) 31,051 11年間で 5,929人純減 25,122

【図 11】

6

(9)

-(2) 外郭団体の見直し

① 団体の整理・統廃合

本市の外郭団体については、団体の廃止・統合や市職員派遣の廃止をすすめ、

平成20年度の43団体を、平成25年度までに27団体とすることを目標としています。

平成23年度において、30団体まで減少しました【図12】。

区 分

整理・統廃合

基幹事業

の検討

存続

合計

団体廃止

派遣廃止

統合

点検時

(平成 20 年度)

11 団体

4 団体

4 団体

24 団体

43 団体

実績

(平成 23 年度末)

2 団体

(▲9)

0 団体

(▲4)

4 団体

30 団体

(▲13)

最終目標

(平成 25 年度)

0 団体

(▲11)

0 団体

(▲4)

3 団体

(▲1)

27 団体

(▲16)

② 優遇措置の撤廃(随意契約の見直し)

平成 20 年度における本市の外郭団体との随意契約は約 197 億円でした。これら

の随意契約について、競争性のある契約方式の導入をすすめ、平成 25 年度には

25 億円に削減することを目標としています。平成 22 年度決算において、80 億円

まで削減しました。

③ 役員の削減

外郭団体の役員数については、平成 20 年度の 689 人を、平成 25 年度までに 138

人(20%)削減することを目標としています。平成 23 年 4 月において、役員数を

271 人(39%)削減し、目標を達成しました。

④ 外郭団体への支出の削減(民間への移行等)

外郭団体に対する委託料及び補助金については、本市の財政的関与の見直しと

いう視点から、

平成 20 年度の支出額合計 287 億円を、

平成 22 年度には 68 億円

(24%)

削減することを目標としています。平成 22 年度決算において、支出額合計を 94

億円(33%)削減し、目標を達成しました。

今後も引き続き、外郭団体への随意契約や職員派遣など本市の財政的・人的関与を

見直し、各団体の自立化を促します。

【図 12】

(10)

(3) 資産の有効活用等

「名古屋市アセットマネジメント推進プラン」に基づき、施設の長寿命化を目的

とした計画的・効率的な維持管理による経費の抑制と平準化を図るとともに、保有

資産の有効活用と財源確保などに取り組みます。また、持続可能で健全な維持管理

を行うために、

「施設重視」から「機能重視」への転換により、施設保有量を減らし

ても適切なサービスが提供できるよう検討を進めます。

不用土地については、税収の増加、企業活動や地域の活性化にもつながることか

ら、積極的に売却を進めます。公共施設の統廃合や移転改築の跡地については、全

庁的な利用調整を行い、利用予定がない場合には、原則として売却します。

未利用スペースの貸付け等により、貸付料収入の確保に努めるとともに、印刷物

や公共施設等への広告掲出などにより、広告収入の確保に努めます。

また、

「名古屋市債権管理計画」及び名古屋市債権管理条例に基づき債権管理を徹

底し、未収金の効率的かつ効果的な圧縮に取り組みます。

(4) 改革を担う人材の育成

効率的な行政運営には、職員一人ひとりが改革を推進する意識を高め、事業・施

策の目的や成果を常に考えるなど、不断の改革に主体的に取り組む意欲を持つこと

が不可欠です。

引き続き、めざすべき職員像や職員に必要な能力・意識を掲げた「人材育成基本

方針」に基づき、職員の資質の向上を図り、組織の活力を高めます。

また、人材育成評価制度を実施することにより、職員の能力・適性をより適切に

把握し、一人ひとりの能力・適性に応じたきめ細かな人材育成を行います。

(5) 事務事業の見直し

行政評価以外にも、様々な観点による事務事業の見直しに取り組んでいます。

平成21年度以降には、長期的な視点を取り入れて改革に取り組むべき特に重要な

事項として「重点的取組事項(リーディングプロジェクト)」を定め、組織や事務事

業の見直しを進めてきました。また、

「職員改革ポスト」として、職員から改革に取

り組むべき提案を募集し、提案の趣旨をいかした取り組みのほか、公の施設の見直

しなどの取り組みも進めてきました。

その結果、以下の事務事業の見直し事項一覧の「ア 見直し済みの事項」で示して

いるとおり、44件について見直しを行うなど、一定の成果をあげてきました。さら

に「イ 今後検討を要する事項」については、今後も、「事務事業の見直しの視点・

方向性」

(p237を参照)に基づき、方針を決定していきます。

8

(11)

-事務事業の見直し事項一覧(平成21年度以降)

ア 見直し済みの事項

所管局

事項名

見直し結果

総務局

定員の見直し

・平成 22 年度に向け 300 人以上を

削減

・平成 23 年度以降の定員管理に関

する計画を策定

平成 22 年度に向け市長部局等の予算定員を

309 人見直し、平成 22 年 8 月に新たな定員

管理計画を策定した

国の外郭団体等に対する支出の見

直し

平成 22 年度に総点検を行い、平成 22~24

年度で 34,465 千円の廃止・削減を行った

パソコン調達の集約化及び仕様の

統一化

調達の標準的な取り扱いを定めたことによ

り、費用の削減や運用管理の軽減に繋がっ

非常勤行政委員報酬の日額化

平成 23 年 4 月から、農業委員会を除く行政

委員会委員等の報酬について、月額報酬か

ら日額報酬に変更した

フレックスタイム制の導入(超過

勤務の抑制)

平成 23 年度に業務の性質に応じた勤務時間

の割振りや休憩時間等の特例を見直し、超

過勤務時間の縮減を図った

肥大化した総務局の管理組織の見

直し

平成 23 年度に行政経営室・事業改革推進

室・外郭団体改革推進室を統合して行政改

革推進室を新設、人材開発室は人事課に統

合した

外郭団体への再就職について競争

性や透明性を担保とした一定の基

準の設置

平成 21 年度に「なごやルール」を策定し、

市長による選考や業績評価制度の導入な

ど、再就職のルールを明確化した

外郭団体の団体ごとの役員数の基

準や見直し

平成 20 年度の役員数 689 人を平成 25 年度

までに 138 人(20%)削減する見直し目標を

掲げ、平成 23 年 4 月時点で 271 人(39%)を

削減した

国の外郭団体等に対する負担金の

見直し

平成 22 年度に総点検を行い、22~24 年度で

33,785 千円の廃止・削減を行った

競争性・透明性・公平性が担保さ

れた指定管理者選定の制度設計

平成 24 年 4 月に指定管理者制度の運用指針

を改正し、外部委員の原則外部化など、透

明性・客観性・公平性を高めた

行政評価の継続実施

平成 23 年度に引き続き、平成 24 年度も市

民参加による外部評価を取り入れた行政評

価を実施する

(12)

所管局

事項名

見直し結果

総務局

(続き)

行政評価制度を活用した事業仕分

けの実施

平成 23 年度に引き続き、平成 24 年度も市

民参加による外部評価を取り入れた行政評

価を実施する

公的関与のあり方に関する点検指

針を活用した事務事業の見直し

平成 23 年度に引き続き、平成 24 年度も行

政評価を実施し、指針を活用した事業の見

直しを行う

財政局

庁舎内施設を行政財産の目的外使

用許可から普通財産の貸付への変

更による収入の増加

法改正により行政財産の貸付が可能となっ

たため、未利用土地や自動販売機設置場所

の貸付に取り組んだ

市民

経済局

公設市場の一部廃止

1 市場を廃止(南:平成 22 年 4 月)

地区会館への指定管理者制度の導

指定管理者制度導入済み(平成 22 年 4 月)

環境局

保健所公害対策部門の集約

平成 22 年 10 月に、16 保健所の公害対策部

門を方面別に 4 保健所へ集約した

ごみ処理施設・し尿処理施設の見

直し

平成 22 年度末で富田作業所・天白中継所を

休廃止するとともに、平成 22 年度・23 年度

に処分場・大江破砕工場の職員体制の見直

しを行った(定員計△23 人)

環境科学研究所(研究所のあり方

の検討)

研究所として必要な業務を精査し、平成 24

年度から公害総合監視センターと一元化す

るなど組織の効率化を図り、名称を「環境

科学調査センター」に変更(定員△4 人)

健康

福祉局

国民健康保険料の仮算定を廃止

し、本算定に一本化

平成 24 年 2 月市会において、保険料の仮算

定を廃止し、毎年 6 月に行う本算定のみと

するよう条例を改正

緑風荘(身体障害者更生施設)の

廃止、緑風荘(身体障害者授産施

設)の民営化

更生施設廃止済み(平成 22 年 4 月)、授産

施設の民営化済み(平成 23 年 4 月)

黒石荘(特別養護老人ホーム)の

民営化

民営化済み(平成 24 年 4 月)

若杉・鳩岡・昭和橋作業所(知的

障害者通所授産施設)の民営化

民営化済み(平成 24 年 4 月)

障害者スポーツセンターへの指定

管理者制度の導入

指定管理者制度導入済み(平成 21 年 4 月)

清風荘、安田荘、緑寿荘、きよす

み荘(軽費老人ホーム)への指定

管理者制度の導入

指定管理者制度導入済み(清風荘・安田荘:

平成 21 年 4 月、きよすみ荘:平成 22 年 4

月、緑寿荘:平成 23 年 4 月)

10

(13)

-所管局

事項名

見直し結果

子ども

青少年局

学校の空き教室等の臨時的な保育

室への活用による待機児童ゼロの

実現

小学校の敷地や市営住宅などの公有財産を

有効活用した保育施設の整備を進めている

中央児童館の廃止

機能移管済み(平成 22 年 4 月)

公立保育所の一部民間移管

「名古屋市公立保育所整備計画」を策定し、

民間移管を実施(山田:平成 22 年 4 月、苗

代:平成 23 年 4 月、汐見が丘:平成 24 年 4

月)

青少年宿泊センター(旧宿泊青年

の家)への指定管理者制度の導入

指定管理者制度導入・青少年交流プラザの

分館化実施済み(平成 21 年 4 月)

五条荘(母子生活支援施設)への

指定管理者制度の導入

指定管理者制度導入済み(平成 22 年 4 月)

住宅

都市局

営繕業務の変化を見据えた効率的

な体制の検討

平成 24 年度に保全業務と新築などの企画業

務を統合するなど、より効率的に執行でき

る組織体制に再編した(定員△2 人)

市営住宅への広告掲出及び自動販

売機設置

平成 23 年度に広告掲出及び自動販売機設置

について、それぞれ広告代理店や自動販売

機設置事業者等への貸付を実施した

緑政

土木局

用地部門の事業の進め方に応じた

体制の見直し

平成 23 年度に、用地部を廃止し、事業内容

や事業の進め方等に応じて、路政部及び道

路建設部へ再編した

測量業務の委託化の推進と用地事

務組織のスリム化

平成 23 年度に、用地部を廃止し路政部及び

道路建設部へ再編、測量課を廃止し、事業

内容等に応じて路政部道路利活用課、道路

建設部道路建設課へ編入した(定員△6 人)

道路、公園等におけるパートナー

事業

平成 22 年度から歩道橋ネーミングライツ及

び公園の公募型自動販売機の設置について

取り組み、平成 23 年度からは街路灯パート

ナー事業を開始しており、今後も継続して

いく

土木事務所の直営班の一部を外部

委託

作業内容の緊急度・優先度等を勘案し、必

要な作業を直営で実施する一方、一部業務

について外部委託を行っている

徳川園への指定管理者制度の導入 指定管理者制度導入済み(平成 22 年 4 月)

教育

委員会

小学校併設幼稚園の一部廃止

2 園閉園済み(比良:平成 22 年 3 月、平田:

平成 23 年 3 月)

(14)

所管局

事項名

見直し結果

教育

委員会

(続き)

冷水プールの一部廃止

2 施設廃止済み(稲葉地・名東:平成 23 年

3 月)

楠学習センターの廃止

代替施設の整備にあわせ、平成 23 年度末に

廃止

上下

水道局

配水事務所及び管路事務所の統合

平成 24 年度に 4 配水事務所と 4 管路事務所

の所管区域をあわせ、4 管路センターへと組

織統合した

交通局

(株)名古屋交通開発機構、名古屋

地下鉄振興(株)及び(株)交通エン

ジニアリングの統合

平成 22 年 4 月に(株)名古屋交通開発機構が

名古屋地下鉄振興(株)及び(株)交通エンジ

ニアリングの 2 社を吸収合併し、3 社を統合

した

病院局

城西病院及び緑市民病院のあり方

の検討

城西病院は平成 23 年 4 月に民間譲渡し、緑

市民病院は平成 24 年度から指定管理者制度

を導入した

1 区 1 館施設の見直しの検討

(文化小劇場、スポーツセンター、

図書館、生涯学習センター、福祉

会館、児童館)

平成 23 年 2 月に「1 区 1 館施設の見直しの

検討結果について」を公表し、各施設の課

題を整理した

イ 今後検討を要する事項(一部見直し済みの事項、現在見直しを行っている事項、見直

しの実施自体を検討する事項等を含む)

所管局

事項名

会計室 新公会計制度の導入検討

総務局

組織の見直し

・理事職の廃止始め既存組織のシフト、簡素で効率的な体制の検討

役職者数の見直し

組織の大くくり化・統廃合

今後職域が縮小する職種(例:技能労務職)・細分化された職種(例:研究職)

について、人材の有効活用の観点から職員の柔軟な配置が可能となる方策に取

り組む

嘱託化になじむ業務に従事する技能労務職員の嘱託化

外郭団体との競争性のない随意契約の見直し

外郭団体の統廃合(局で一つか二つ、あるいは団体の設立の目的別に一つか二つ

に統合)

直営 227 施設への指定管理者制度の拡大

民間提案窓口の設置

12

(15)

-所管局

事項名

財政局

新公会計制度の活用策の検討

アセットマネジメントについての民間からの事業提案募集

市民

経済局

文化小劇場の見直しの検討(施設の有効活用、管理運営費の縮減等)

工業研究所(研究所のあり方の検討)

区役所の部、課、係の廃止による窓口の一本化等(繁閑の調整、市民の利便性

の向上)

区役所内へのコンビニエンスストア設置、コピー・収納サービスの導入

区役所市民課業務の民間活力導入

住民票等のコンビニ交付

区役所駐車場の管理運営業務の民間委託

環境局

(財)名古屋市リサイクル推進公社の廃止

ごみ収集業務の委託拡大

ごみ収集業務の全部委託

環境事業所の窓口業務、市民サービス等に関する業務の区役所への移管

環境事業所の再配置・集約化

健康

福祉局

福祉会館の見直しの検討(改築や大規模改修を行う場合の生涯学習センター・

児童館との統合、浴室のあり方を検討するなど施設機能や事業内容について精

査・検討等)

衛生研究所(研究所のあり方の検討)

保健所を一か所とし、各区にある保健所を保健福祉センター(区役所組織)化

保健所の今後の業務集約化

保健所と区役所の合同庁舎化・保健と福祉の窓口対応の一本化

生活衛生センターの事業のあり方の見直し

国民健康保険料徴収業務の民間委託

子ども

青少年局

児童館の見直しの検討(改築や大規模改修を行う場合の生涯学習センター・福

祉会館との統合、コミュニティセンターやトワイライトスクール等の活用によ

る一部機能の代替)

公立保育園の社会福祉法人化(計画の前倒し)

住宅

都市局

工事監理業務の委託

公共施設に対する屋外広告物の規制緩和

(16)

所管局

事項名

緑政

土木局

土木事務所の区役所への統合、市民サービス業務の移管

土木事務所の道路や公園、河川等の維持管理及び工事施工業務を集約

教育

委員会

スポーツセンターの見直しの検討(民間スポーツ施設の活用を視野に入れた施

設のあり方、利用料金制度の導入をはじめ民間活力のさらなる活用)

図書館の見直しの検討(指定管理者制度や窓口業務委託など民間活力の導入等

による管理運営の効率化、中央図書館と分館の役割分担による効率化)

生涯学習センターの見直しの検討(指定管理者制度など民間活力の導入等によ

る管理運営の効率化、改築や大規模改修を行う場合の福祉会館・児童館との統

合等)

学校の空き教室の有効利用

上下

水道局

上下水道局営業所体制の見直し

水道満期メータの取替え業務の委託

汚泥処理場の管理の委託

交通局

地下鉄駅名、バス停名の命名権

市バスの管理の委託(事業量の 50%)

地下鉄駅務業務の委託(事業量の 50%)

東山線、名城線、名港線における地下鉄のワンマン運転化

(注)行政評価内部評価実施事業を含む

14

(17)

-3 行政評価の活用による見直し

(1) 行政評価の目的

名古屋市が行政評価に取り組む目的は次の4点です。

① 行政資源の有効活用

事業の目指すべき目標を明確にし、目標に対する達成度や効率性等を点検する

ことで、事業の改善、見直し、整理合理化や事業の廃止を行い、行政資源の有効

活用を図ります。

② 市民への説明責任の向上

本市が実施している事業について成果等の観点から点検評価し、広く市民に公

表することにより、説明責任の向上を図ります。

③ 市民の市政参加の促進

公開市民参加による外部評価を通じて、事業に対する理解を深め、市民の市政

参加の促進を図ります。

④ 職員の意識改革

職員一人ひとりが市民の視点で考え、コスト意識・成果志向に徹して職務を遂

行する風土醸成を進め、職員のさらなる意識改革を図ります。

(18)

(2) 主な見直しの視点

行政評価の活用により事業を点検し、必要な見直しを行うにあたり、市政を取り

巻く状況等や各事業の歴史的な経緯・背景・現状を踏まえ、下記の視点を重視して、

事業の点検・見直しに取り組みます。

① 施策実現への効果

事業は施策推進の手段であることから、行政資源を有効かつ効率的に活用して

施策を推進するために、受益者の利害にとらわれず、事業について施策実現の効

果やそれに要する費用といった観点から点検します。

② 持続可能な制度への転換

人口が減少局面に転じ、社会が成長期から成熟期へ移行していくことを踏まえ、

将来的な財政負担の増大や固定的な負担の発生が見込まれる事業については、将

来にわたってサービスが維持できる持続可能な制度への転換を図るという観点か

ら点検します。

また、施設については、集約化や既存ストックの有効活用を図るとともに、適

正な資産の保有量の観点から点検します。

③ 市民ニーズの多様化を踏まえた改革

市民ニーズの多様化を踏まえ、これまで行政が担ってきた分野であっても行政

が引き続きサービスを担うべきか否か、また、適正なサービス水準や受益者負担

等の観点からも点検します。

とりわけ、サービスの対象者が限定されている事業については、公平性の観点

から点検します。

④ 官民の適切な役割分担と民間活力の導入

民間が公を担う場面が拡大していることを踏まえ、

「民で行うべきは民に」委ね

るとともに、

「民でできるものは民に」委ねることを基本とし、行政の関与の必要

性がない場合には、民営化等を検討するという観点から点検します。

また、市の関与が必要な場合であっても、公的関与の度合いが小さいものにつ

いては、サービスの提供主体は民間活力を積極的に導入し、民間委託等を検討す

るという観点から点検します。

16

(19)

-(3) 過去の行政評価の課題とその対応

① 過去の行政評価の概要と成果

本市においては、市民の立場に立った効率的・効果的な市政、市民にわかりや

すい市政をめざし、平成13年度から行政評価を導入し、2回の全事務事業評価を行

うとともに、評価後の改革改善の取り組み状況の点検を行ってきました。

評価結果を参考に事業の見直しに取り組むとともに、毎年度評価票を公表する

ことにより市民への説明責任を向上するなど、一定の成果をあげてきました。

② 課題に対する対応

過去の行政評価においては、「ソフト事業」

「施設の建設」といった類型別に評

価を行いました。そのため、施策の観点から市の行っている事業を一覧すること

ができませんでした。また、評価にあたって、施策の観点から事業を点検するこ

とが課題となっていました。

さらに、過去の行政評価においては、学識経験者等による外部評価を行ってい

ましたが、外部評価は公開ではなく、また、市民意見を取り入れた評価は行って

いませんでした。市民への説明責任のさらなる向上と市民参加が課題となってい

ました。

これらの過去の行政評価の課題と、施策を取り巻く状況の変化、事業見直しの

主な視点を踏まえ、現在の行政評価においては、施策重視の観点と公開市民参加

による外部評価を取り入れ、事業を点検・評価します。

(20)

Ⅱ 行政評価の実施概要

1 行政評価の実施方法

(1) 実施機関

実施機関は、市長、教育委員会、選挙管理委員会、人事委員会、監査委員、農業

委員会、固定資産評価審査委員会、消防長、上下水道局長、交通局長及び病院局長

としました。

(2) 行政評価の進め方

①体 系 化

②内部評価

③外部評価

本市の全事業を「中期

戦略ビジョン」の施策

のもとに体系化

市内部による、施策へ

の貢献度の観点を取り

入れた点検・評価

公開市民参加による

外部評価

① 体系化

平成24年度の事務事業のうち、法により実施が義務付けられた業務、庁舎の維

持管理、電算保守等の業務及び庶務・経理などの一般事務を除くもの(以下「対

象事業」という。

)を、中期戦略ビジョンの施策のもとに体系化しました。

② 内部評価

対象事業のうち主要な事業について、平成23年度の実績を踏まえて評価を実施

しました。

③ 外部評価

内部評価を行った事業のうち、市民や有識者の意見を聴取することが有意義と

考えられる事業について、公開市民参加による外部評価を実施します。

2 体系化について

区 分

事業数(件)

金 額(百万円)

市長事務部局及び行政委員会

2,230

1,456,371

対象としない業務

616

1,020,751

対象事業

1,614

435,621

56

101,797

1,670

537,418

(注)1 金額は平成24年度予算額

2 端数処理のため、内訳の計と合計が一致しない場合がある。

3 対象としない業務 法により実施が義務付けられた業務、庁舎の維持管理・電

算保守等の業務、庶務・経理などの一般事務

18

(21)

-3 内部評価について

(1) 内部評価対象事業の選定

体系化を行った事業の中から、次の考え方で選定しました。

① 事業費5,000万円以上で、平成23年度行政評価において評価票を作成していない

事業(平成23年度新規事業を含み、臨時的事業等を除く。

② その他内部評価の必要があると認めた事項

なお、評価票の作成にあたっては、評価を実施するために適切な単位となるよう、

適宜事業を統合整理(大くくり化)しました。

その結果、167件の事業について、94の評価票を作成しました。

区 分

事業数

評価票作成数 金額(百万円)

市長事務部局及び行政委員会

165

92

8,779

①事業費5,000万円以

上で23年度未作成

162

89

8,719

②その他

3

3

61

2

2

14

内 部 評 価 対 象 事 業 計

167

94

8,793

(注)1 金額は平成24年度予算額

2 端数処理のため、内訳の計と合計が一致しない場合がある。

(2) 評価項目

① 所管の局室で実施するもの

ア 施策貢献度

事業が施策の目的を実現するためにどれだけの貢献をしているかを点検し、

「極めて大きい」

「貢献あり」

「貢献小さい」の区分で評価しました。

イ 事業の進捗状況

建設・整備事業など進捗管理をする計画等がある場合には、計画と比べた進

捗状況について点検しました(計画管理型)

事業計画がないものについては、指標を定め、前年度と比較して向上してい

るか低下しているかを点検しました(成果経年比較型)

ウ 24年度への改善・見直し

平成24年度当初予算における改善や見直しの有無を点検しました。

エ 事業にかかる経費の増減

事業費(人件費を含む)について、計画管理型は予算と、成果経年比較型は

前年度の事業費と比較し、増減を点検しました。

オ 将来の財政負担

事業にかかる将来の財政負担が増加するか減少するかを検討し、評価しました。

(22)

カ 行政の活動領域

平成15年3月に策定した「公的関与のあり方に関する点検指針」の事務事業の

性質別区分に基づき、行政が関与する必要性を点検しました。

区分

事 務 事 業 の 性 質

行 政 と 民 間

の 活 動 領 域

1 法律で実施が義務づけられている事務事業

受益の範囲が不特定多数の市民におよび、サービス対価の徴収が

できない事務事業

市民が社会生活を営むうえで必要な生活環境水準の確保を目的と

した事務事業

市民の生命、財産、権利を擁護し、あるいは市民の不安を解消す

るために、必要な規制、監視指導、情報提供、相談などを目的と

した事務事業

個人の力だけでは対処し得ない社会的・経済的弱者を対象に、生

活の安定を支援し、あるいは生活の安全網(セーフティー・ネッ

ト)を整備する事務事業

市民にとっての必要性は高いが、多額の投資が必要、あるいは事

業リスクや不確実性が存在するため、民間だけではその全てを負

担しきれず、これを補完する事務事業

民間のサービスだけでは市域全体にとって望ましい質、量のサー

ビスの確保ができないため、これを補完・先導する事務事業

市の個性、特色、魅力を継承・発展・創造し、あるいは国内外へ

情報発信することを目的とした事務事業

特定の市民や団体を対象としたサービスであって、サービスの提

供を通じて、対象者以外の第三者にも受益がおよぶ事務事業

該当区分により、次のとおり評価しました。

区分1~3:

「行政固有」

区分4・5:

「行政領域・大」

区分6・7:

「行政領域・中」

区分8・9:

「行政領域・小」

区分に該当しない場合:「民間領域」

キ 委託等拡大

サービスの提供手法について、委託や指定管理者制度の導入・拡大の可否と

予定を点検しました。すでに導入済みで拡大の余地がない場合又は法令による

制約等で導入できない場合には「拡大できない」とし、その他の場合には「予

定あり」

「予定なし」の区分で評価しました。

② 総務局で実施するもの

課題等を整理し意見を付しました。

(3) 企業局の取り扱い

企業局の事業の内部評価については、市長部局等の評価方法を参考に取り扱うこ

ととしました。

20

(23)

-(4) 内部評価の評価結果

① 各局で実施した評価

(単位:件)

区 分

評 価

極めて大きい

貢献あり

貢献小さい

施策貢献度

63

31

0

順調

やや遅れ

遅れ

事業の進捗状況

(計画管理型)

6

2

0

向上

ほぼ横ばい

低下

事業の進捗状況

(成果経年比較型)

10

70

6

廃止・抜本的見直し

改善・見直しあり 改善・見直しなし

24年度への

改善・見直し

0

31

63

減少

ほぼ横ばい

増加

事業にかかる

経費の増減

12

63

19

減少

ほぼ横ばい

増加

将来の財政負担

11

83

0

行政固有 行 政 領 域 ・ 大 行 政 領 域 ・ 中 行 政 領 域 ・ 小 民間領域

行政の活動領域

32

28

15

17

0

拡大できない

予定あり

予定なし

委託等拡大

44

4

46

(注) 行政の活動領域については企業局の事業は評価をしていない。

② 総務局の意見

区 分

内 容

割 合

件 数

0 件

0 %

廃 止

金 額

0 円

0 %

件 数

28 件

30.4 %

改善・見直し

金 額

2,278 百万円

25.9 %

件 数

64 件

69.6 %

の 他

金 額

6,502 百万円

74.1 %

件 数

92 件

100.0 %

合 計

金 額

8,779 百万円

100.0 %

(注)1 金額は平成24年度予算額

2 端数処理のため、内訳の計と合計が一致しない場合がある。

3 企業局の事業については総務局の意見を付していない。

(24)

5 内部評価結果の公表と活用

(1) 市民への公表

平成 24 年 6 月に、閲覧用冊子を、

「市民情報センター」

(市役所西庁舎)や、各

区役所の「情報コーナー」

、図書館などに設置するとともに、名古屋市公式ウェブ

サイトに掲載し、市民からの意見を募集します。

(2) 評価結果の活用

評価結果や市民からの意見を踏まえ、見直し等の検討を進めます。事業の見直し・

改善等を図ることとしたものは、順次、予算などに反映させていきます。

これらの対応状況についても、取りまとめて公表します。

22

(25)
(26)

施策

番号

件数

24年度

予算額計

(千円)

1

地域主体のまちづくりをすすめます

13

931,223

1 住民が主体となったまちづくりの推進

9

508,569

2 地域のまちづくりへの支援

3

262,654

3 区の総合行政機能の強化によるまちづくり・魅力づくりの推進

1

160,000

2

地域住民が互いに支え合うまちづくりをすすめます

43

2,936,905

1 市民活動の活性化

13

1,113,648

2 地域福祉の推進

23

1,439,180

3 地域防災力の向上

7

384,077

3

市民サービスの向上をはかります

17

1,094,834

1 窓口サービスの改善・拡充

11

947,071

2 広聴活動の充実

4

142,164

3 IT活用による利便性の高いサービスの実現

2

5,599

4

市民への情報提供・情報公開をすすめます

21

444,853

1 情報提供、広報の充実

18

436,003

2 情報公開の推進

1

4,014

3 個人情報保護の推進

2

4,836

5

効率的な行財政運営を行います

8

65,773

1 行財政改革による市民負担の軽減

6

47,043

2 組織・職員数の見直し

0

0

3 事務事業等の見直し

2

18,730

4 外郭団体の自主的・自立的な経営の促進

0

0

6

公共施設の適切な維持管理や有効活用をすすめます

39

10,500,362

1 応急保全の実施

9

438,460

2 市設建築物の長寿命化の推進

23

3,485,180

3 公共土木施設の計画的な維持管理

7

6,576,722

7

安心して子どもを生み育てられる環境をつくります

97

24,184,782

1 安心して子どもを生み親として成長することへの支援

17

2,454,609

2 子育ての負担感、孤立感の軽減

34

5,572,228

3 働きながら子育てしやすい環境づくり

46

16,157,945

8

子どもが健やかに育つ環境をつくります

97

19,940,049

1 子どもが心身ともに健康に育つための支援

27

14,395,420

2 特に支援を要する子どもへの取り組み

66

5,374,824

3 若者の社会的自立への支援

4

169,805

9

虐待やいじめを防止し子どもの権利を守ります

24

981,990

1 子どもの権利を守るための取り組み

2

9,796

2 子どもを虐待から守るための支援

9

454,239

3 いじめ・不登校対策の充実

13

517,955

10 生涯にわたる心身両面の健康づくりを支援します

47

6,428,342

1 予防医療の推進

39

6,278,311

2 保健・医療・福祉の一体的な推進

7

118,294

3 自殺対策の推進

1

31,737

施策・展開別一覧

施  策  名  ・  施  策  の  展  開  名

24

(27)

-施策

番号

件数

24年度

予算額計

(千円)

施  策  名  ・  施  策  の  展  開  名

11 子どもの確かな学力と豊かな心、健やかな体を育みます

138

18,770,034

1 確かな学力の向上

11

1,504,358

2 豊かな心と健やかな体の育成

53

3,278,873

3 学びを支える教育環境の充実

65

13,843,735

4 特色ある高等学校づくり

9

143,068

12 生涯にわたる学びを支援します

81

5,747,732

1 生涯学習の機会と場づくり

41

2,180,248

2 学びを社会に生かす人づくりと人の輪づくり

7

88,833

3 スポーツの振興

33

3,478,651

13 男女平等参画を総合的にすすめます

7

219,820

1 男女共同参画社会の実現に向けた意識変革

2

44,685

2 あらゆる分野における女性の活躍推進

1

4,959

3 女性の人権の尊重

4

170,176

14 人権が尊重され差別や偏見がない社会をつくります

9

72,831

1 総合的・計画的な人権施策の推進

5

42,912

2 人権教育の推進

3

28,261

3 平和に関する啓発の推進

1

1,658

15 安心して介護を受けられるよう支援します

41

6,162,883

1 介護を必要とする高齢者が住み慣れた地域で生活するための支援

6

539,910

2 在宅での生活が難しい高齢者への支援

27

5,565,668

3 介護サービスの質の向上

8

57,305

16 高齢者が生きがいを感じ、安心して暮らせるよう支援します

79

24,495,920

1 介護予防の推進

22

769,881

2 生きがいが感じられる生活への支援

23

14,327,800

3 地域で安心して暮らし続けるための支援

34

9,398,239

17 障害者が自立し安心して暮らせるよう支援します

90

17,576,406

1 地域における自立した生活の支援

80

16,947,476

2 重症心身障害児者への対応

6

553,533

3 障害者の就労の促進

4

75,397

18 健康で衛生的な暮らしを守ります

47

3,148,503

1 感染症対策の充実

29

1,119,068

2 火葬体制の充実

12

1,924,317

3 犬猫による迷惑防止対策の推進

6

105,118

19 適切な医療を受けられる体制を整えます

31

39,707,149

1 救急医療体制の充実

14

1,192,223

2 特色ある医療の提供

15

35,092,491

3 最先端の医療の提供

2

3,422,435

20 災害時に市民の安全を守る体制を整えます

29

2,385,281

1 大規模災害への対応

12

300,072

2 火災予防体制の充実

6

125,359

3 消防救急体制の充実

11

1,959,850

(28)

施策

番号

件数

24年度

予算額計

(千円)

施  策  名  ・  施  策  の  展  開  名

21 災害に強いまちづくりをすすめます

38

55,522,076

1 地震に強いまちづくり

17

1,544,747

2 大雨に強いまちづくり

12

52,307,825

3 避難場所および避難路の確保

9

1,669,504

22 犯罪や交通事故の少ないまちをつくります

22

4,364,337

1 犯罪が起こりにくいまちづくり

9

123,648

2 交通事故の少ないまちづくり

13

4,240,689

23 良質な住まいづくりをすすめます

60

17,631,927

1 質の高い住まいづくりのための支援

3

4,245,305

2 良質な住まいに安心して住み続けられるための支援

1

15,049

3 住まいの確保への支援

56

13,371,573

24 安全でおいしい水を安定供給します

12

18,151,483

1 日本一おいしい水の供給をめざす取り組み

7

589,188

2 水道水の安定供給

3

17,519,575

3 水源水質の良さを守る取り組み

2

42,720

25 消費生活の安定・向上と、食の安全の確保をはかります

41

7,802,392

1 消費生活の安定・向上

8

172,714

2 安全・安心な生鮮食料品の安定供給

15

7,472,353

3 食の安全の確保

18

157,325

26 働く意欲のある人の就労を支援します

31

2,941,979

1 社会経済環境の変化に対応した臨時雇用の創出

1

1,050,458

2 就労支援の推進

15

635,912

3 ホームレスの自立支援

15

1,255,609

27 若い世代が学び、遊び、働けるまちをつくります

7

7,837,894

1 大学と地域との連携によるまちづくり

1

7,801,615

2 「若者の活力」による魅力あふれるまちづくり

3

13,600

3 次世代を担う産業人材の確保

3

22,679

28 歴史・文化に根ざした魅力を大切にし、情報発信します

58

5,660,675

1 名古屋アイデンティティの確立

1

121,000

2 文化振興による創造力の向上

28

2,570,311

3 歴史的資産を活用したまちづくり

29

2,969,364

29 国際交流・貢献、多文化共生をすすめます

21

677,136

1 ネットワークを活用した国際交流の促進

7

147,786

2 多文化共生の推進

11

501,938

3 国際貢献の推進

3

27,412

30 活気に満ちた都心や拠点を形成します

17

1,682,186

1 にぎわいのある都心づくり

4

329,607

2 交通結節点などを中心とした地域の活性化

5

1,095,187

3 商店街の活動支援

8

257,392

26

(29)

-施策

番号

件数

24年度

予算額計

(千円)

施  策  名  ・  施  策  の  展  開  名

31 魅力的な都市景観を形成します

5

49,572

1 良好な景観形成の誘導

2

16,966

2 違反広告物対策の推進

1

18,901

3 景観保全に向けた啓発や取り組みの促進

2

13,705

32 世界の主要都市として、拠点機能・交流機能を高めます

61

17,178,599

1 主要都市にふさわしい都市機能の集積

10

5,207,739

2 文化・観光拠点の魅力向上

47

4,240,464

3 国際・広域交通ネットワークの早期形成・強化

4

7,730,396

33 次世代産業を育成・支援します

19

1,604,741

1 成長分野産業の振興

11

922,463

2 企業誘致・創業支援

7

545,617

3 中小企業の新事業進出等支援

1

136,661

34 地域の産業を育成・支援します

34

84,519,366

1 競争力強化の支援

9

916,991

2 創造力活用の支援

6

70,157

3 経営基盤安定化の支援

19

83,532,218

35 観光・コンベンションの振興により交流を促します

23

1,075,619

1 特色や魅力を生かした集客力の向上

14

745,826

2 コンベンションの振興による多様な交流の促進

6

212,135

3 来訪者へのおもてなしの充実

3

117,658

36 バリアフリーのまちづくりをすすめます

9

4,170,052

1 施設、道路のバリアフリー化の推進

1

133,000

2 公共交通機関のバリアフリー化の推進

4

4,026,600

3 意識のバリアフリーの推進

4

10,452

37 地球環境を保全する取り組みを行います

19

367,101

1 低炭素社会の実現

14

302,727

2 生物多様性保全に向けた取り組み

4

59,032

3 COP10の成功

1

5,342

38 冷暖房のみにたよらないまちをめざします

8

1,281,928

1 緑の回廊・水の回廊の形成

3

1,274,789

2 水循環機能の回復

2

2,139

3 エネルギー負荷の低減

3

5,000

39 快適な生活・居住環境を守ります

34

4,019,130

1 大気環境の向上

5

250,652

2 水環境の向上

7

3,247,158

3 快適な生活環境の確保

22

521,320

40 身近な自然や農にふれあう環境をつくります

44

12,968,770

1 都市の緑の充実

25

11,984,557

2 人がにぎわい、水に親しむ環境づくり

3

279,940

3 農のある暮らしづくり

16

704,273

(30)

施策

番号

件数

24年度

予算額計

(千円)

施  策  名  ・  施  策  の  展  開  名

41 ごみ減量・リサイクルをすすめます

22

5,593,451

1 発生抑制の推進

7

82,962

2 分別徹底の推進

11

5,501,289

3 新たなリサイクルの取り組み

4

9,200

42 ごみを衛生的かつ安全・適正に処理します

29

10,565,610

1 埋立量の削減

19

9,813,127

2 埋立処分場の確保

9

744,181

3 不法投棄の防止

1

8,302

43 良好な都市基盤が整った生活しやすい市街地を形成します

42

53,032,341

1 市街地の整備・再生

28

44,053,548

2 土地利用等の規制・誘導

3

680

3 自動車交通の円滑化

11

8,978,113

44 公共交通を中心としたまちづくりをすすめます

49

31,202,342

1 交通施策とまちづくりとの連携

10

305,789

2 公共交通の利便性向上

38

30,894,869

3 交通エコライフの推進

1

1,684

45 歩行者や自転車に配慮した安全で快適な道路環境を確保します

7

1,721,520

1 安心して歩ける歩道づくり

4

527,394

2 自転車走行空間の整備

3

1,194,126

3 新たな自転車利用システムの確立

0

0

1,670 537,417,899

28

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