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IRUCAA@TDC : 顎顔面形態と咬合力に関する研究

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Academic year: 2021

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(1)Title Author(s) Journal URL. 顎顔面形態と咬合力に関する研究 稲葉, 敬子 歯科学報, 94(3): 153-176 http://hdl.handle.net/10130/2463. Right. Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/.

(2) 153. 原    著. 顎顔面形態と唆金力に関する研究* 稲 葉 敬 子 東京歯科大学大学院歯学研究科 歯科矯正学講座 (指導:瀬端正之教授) 年11月30日受付) 年12月7日受理). A Study on the Relationship between the Maxillofacial Morphology and the Biting Force Keiko INABA Depa.rtment of Orthodontics Tokyo Dental College (Director : Prof. Masayuki Sebata). 緒     官. 従来のストレインゲージなどを用いる唆合力の測定で. 項顔面の形態,唆合状態および歯列弓形態は,顎口腔 系の筋機能による影響が大きいと考えられている。特に 矯正歯科臨床では,顎顔面,歯列弓の形態的禾正,唆合. は,上下歯牙間には少なくとも約    の空醇を必. 状態の不正を治療し,それに伴う機能異常を改善し,正 常な成長発育をはかることを目的としている。従って, 顎顔面の形態と筋機能との関係を解明することは,治療 上きわめて重要なことであるo従来より顎顔面形態と筋 機能に関する研究は,筋電団,顎運動解析および唆合力 の測定などによって行われてきた。    ら1),田 部2),朴3)らは筋電図を用い,機能時の硯噛筋活動量と 顎顔面形態との関連性を検討し ら       は唆合力計を用いて,唆合力と顎顔. が開発され,その翌年には平沢ら12)が唆合力を測定する. 面形態との関連性を報告している。 唆合力の測定は,川上7)によれば  年   の項. うなことから,唆合力と寛顔面形態とを関連づけた研究. 要とし,唆金が挙上された状態で測定  されていた0 年に圧力測定用シートとして,工業用プレスケール 目的で歯科分野に応用した。そして 年に羽生ら13' は,プレスケールを用いイメージデジタイザー108で唆 合力の測定を行い,また 年に福田14)は改良型のプレ スケールを用いて個歯唆合力測定を行い,その精度につ いて報吾しているo しかしながら,これらのプレスケー ルは,いずれも口腔内専用タイプではなかったため,口 腔内の湿度,温度などによる影響が考えられ,必ずしも 適切な結果を待るとは言いがたいものであった。このよ は少なく,特にプレスケールを用いた研究も少ないのが 現状である。. 力室計による筋力の測定に始まったとされており,その 後,今日までに多くの研究方法8'9)が報告されてきた。. 本研究では,唆合力測定専用に開発されたプレスケー ルと側貌頭部Ⅹ線規格写真を用い,最大唆合力と顎顔面 形態との関係について定量的な検討を行ったo また,童. '本論文の要旨は,第245回東京歯科大学学会例会(平成 4年3月7日,千葉),第250回東京歯科大学学会総会(辛 成5年11月6日,千葉)において発表した。 -. 顔蘭形態の分析項目について多変量解析を行い,唆合力 と開運の高い因子について相互間の関係を検討Dた。 1. -.

(3) 稲葉:顎顔面形態と唆合力に関する研究. 154. 方     法. 1.被験者 被験者は,東京歯科大学学生の内より健康な20歳代の 男性で,口腔内診査によりいわゆる個性正常唆合者とし て判定され,以下の条件を有する者64名を選出した. ① 第三大臼歯以外に欠如歯がないこと ② 唆耗など,歯窯の欠也が極めて少ないこと ③ 歯冠修復があっても小官裂溝の範囲にとどまるこ と. ④ 歯周疾患などによる歯の動揺がないこと ⑤ 顎関節に捧痛,開口障害などの異常がないこと ⑥ 歯列弓が正常であり.中JL、唆合位の安定している こと. 2.側貌頭部Ⅹ線塊格写真 側貌頭部Ⅹ線塊格写真は,適法に従い被験者に中心唆 合位をとらせ,頭部Ⅹ線塊格写真換影装置(長田電気工 業株式会社製:  - Ⅱ)を用いて撮影したO換影条 件は,重大出力      でⅩ線管から頭部固定装. 図      分析に用いた計刺項目 1 Facialaxis 2 Facialdepth 3 Mandibularpl. angle 1 4 Loverfacialheight 5 Mandibular arc. 置中央までの距離が   頭部固定装置中央からフイ ルム面までの距離が  の塊格で, Ⅹ線の主線が外耳 孔中央を通るように設定したo按影された側貌頭部Ⅹ線 塊格写真は,トレース後,分析を行った.. 6 Total facial heig・ht 7 Convexity 1(mm) 8 LitoA-Pog・(mm) 12 ULiptoEpl.(mm) 13 Cranial defrection. 1 )側貌頭部Ⅹ線塊格写真の計測項目 側貌頭部Ⅹ線塊格写真は     分析法15)より19 項目    分析法16'および      分析法17) などより18項目,その他7項目の計44項目について計測 を行った。 これらの計測項目のうち     分析法では を通るFH平面としてFH平面1を 分析法および       分析法では を通るFH平面としてFH平面2を素準平面と して用いた。計測項目は以下の通りである。 分析法(図1 ) ①         とGnを結んだ線と    を 結んだ線のなす角. 14 Cranial leng・th ant.(mm). 15 Post. facial height(mm) 16 Ramus position 17 Porion location(mm) 18 Corpus length(mm) 19 Palatal pl. angle. ⑧             下顎中切歯切端と との距離 ⑨     -      下顎中切歯切婿と とのなす角. ②       顔面平面とF H平面1のなす角 ③             下顎下線平面とFH 平面1のなす角 ④                 のなす角. ⑲          から上顎第-大臼歯の遠 心までの距離. ⑤         下顎骨体軸と下顎頑軸のなす 角. ⑫         上唇の前方最尖出部と側貌. ⑥           -pmと   平面の なす角. ⑬            とFH平面2のなす. ⑦           と顔面平面との距離. ⑭            -Nの距離 - 2 -. ⑪        言下唇の前方最尖出部と側貌 の審美平面との距離   より前方を正 の審美平面との距離   より前方を正 角.

(4) 歯科学報. 155. ⑳           唆合平面とFH平面2のな す角 ⑳           上下顎中切歯歯軸の交差角 下顎中切歯歯軸と唆合平. ⑮               の距離 ⑯        :FH平面1と    のなす 角. ⑰             とPrとの距離 ⑱          とPmとの距離 ⑲            とPnsを結んだ直線と FH平面1のなす角 分末斤法と       分析法(図2 ). 面のなす角 ⑳              下顎中切歯歯軸と下 顎下線平面のなす角 ⑳          上顎中切歯切鳩から とPogをむすんだ線に下ろした垂線の距離で,切 端が      より前方を正(+)とする. ⑳      : FH平面2と顔面平面のなす角 ⑪         と    を結んだ直線と, と  を結んだ線のなす角 ⑳ A-           と    を結んだ 線と顔面平面のなす角で, Aが顔面平面より前方に ある時を負(-)とする ⑳                平面2と下顎下 縁平面のなす角. ⑳         平面2とSN平面のなす角 ⑪          のなす角 ⑳      -N-Bのなす角 ⑳        からSNBをひいた角 ⑳       言上顎中切歯歯軸とFH平面2の なす角 ⑳         下顎中切歯歯軸とF H平面2の. ⑳       平面2とY軸のなす角. なす角 ⑳        下顎下線平面と下顎枝後縁平面 のなす角 : FH平面2と下顎枝後縁平面の なす角 (3)その他の分析項目(図3). 図     一       分析に用いた計測 項目 20 Facialangle 21 Convexity 2 22 AIBpl. ang・1e 23 Mandibular pl. angle 2 24 Yaxis 25 0cclusalpl. angle 26 Interincisal angle. 27 LitoOcctusalpl, 28 Li to Mandibular pl. 29 UltoA-Ppl.Lmrn) 30 FHtoSN 31 SNA 32 SNB 33 ANB 34 UltoFHpl. 35 LltoFHpl. 36 Gonialangle 37 Ramusangle. 図3 その他の分析に用いた計測項目 38 Saddle angle 39 Articular angle 40 Wits(mm) 41 NA-FH 42 NBIFH 43 S-N/GoIMe(%) 44 S-Go/N-Me(%) - 3 -.

(5) 稲葉:顎顔面形態と唆合力に関する研究. 156. ⑳       :  -Nのなす角 ⑳            -Goのなす角 ⑳    唆合平面に対して         か ら下ろした重点問距離,重点    が. 座痩値および各種計測値データをフロッピーディスクに. より前方を正(+)とする ㊨         平面2とN-Aのなす角 平面2と   のなす角. 判別分析,園子分析などの分析を行った。. @ Mandibular body to Anterior cranial base 前頭蓋底の長さ に対する下顎体長    の比. (1)測定装置の概要. 記録したO記録されたデータは,セファロ分析用プログ ラム       安永ラボラトリー社製)および統計 解析プログラム      社製)を用い,分散分析, 3.唆合力の測定方法 1)測定装. ⑳                   前顔面 高    に対する後顔面高(N-Me)の比 2)顎顔面形態による被験者の分幾(表1 ) 分析法の計測で顎顔面形態を決定する6項. 唆合力測定装置は,プレスケール(富士フイルム株式 会社製),イメージスキャナ     社製GTパ-ソナルコンビュ-夕     社製pC唆舎圧解析専用ソフト(富士フイルム社製 FPD一  により構成されている。 (2)プレスケール 本実験に使用したプレスケールの模式図を図4に示. 冒. angle 1 , Lower facial height, Mandibular arc, を用い          を 短慮型,以後    と略す),. す。このプレスケールは,厚さ290〃mで,歯列弓に合 わせて馬蹄型に製作してあり,大きさは     の3 種頬がある(図5)o また,口腔内での使用を考慮し,. 中顔型,以後    と略す),. フイルム表面をラッピングしてあり,混度や唾夜による. -     長顔型,以後    と略す)の3 に分類した18)。. 影響がなく,薬剤が口腔内に流出することがないように 改良されているo プレスケールは,ポリエステル系の. 各被験者は, 6項目の分析値のうち3項目以上が該当. フイルムに無色染料を封入したマイクロカプセルを塗布. する  に分歎したO分析の素準値は,根津ら19)の日. したAシートと,同様にAシートの無色染料と反応して. 本人の基準値を用いた。その結果,前述の条件に従い抽. 発色する顕色剤を塗布したCシートの2シートタイプで. 出された64名は    が26名     が30名ならび. あり,この2枚のシートの膜面同士を合わせて1枚のシ. に   が8名であった。. ートにしたものであるo圧力の大きさに応じてAシート. 3 )側貌頭部Ⅹ線塊格写真の分析. のマイクロカプセルが壊れ,圧力の加わった領域のC. 側貌頭部Ⅹ線塊格写真で待られた各計測点は,デジタ イザー(フォトロン社製,グラディマスタ     型) を使用し,座標値データの入力を行い,これをパーソナ. シートが赤く発色し,その発色の濃度により,唆合力の 大きさを測定できるようになっている(図6)。 (3)装置の特性. ルコンピュータ    社製, PC一  へ転送し,. イメージスキャナ     社製     の解像 度は   階鋤性は各色8ビット/画素であり 階調までの読み取りが可能である。実験に使用した唆合. 表1 顎顔面形態の分類法 B T ype. M. T yp e. 力解析専用ソフト(富士フイルム社製      は, 測定点数  ピッチで      である。また,荷重. D Type. 量とプレスケールの濃度特性(図7)は,測定可能範囲内. 以上. 83.0∼ 89.0. 以下. 9工 7以 上. 86.7∼ 91.7. 以下. M a n d ib u lar P ll l. 以下. 24.2∼ 32.2. 以上. L 0Ver faCia1 heigh t. 以下. 45.0∼ 53.0. 以上. た。. 23.7∼ 31.7. 以下. 2 )測定方法および分析方法. 6工. 以上. F a.Cia.l a ⅩiS F a Sial d eP th. M a n d ib u lar a rC. 3上 7以 士. T 0tal faCia1 h eig ht 6工 0以 下. では相関係数  と高い相関を示し.また同一資料に対 するスキャナーでの読み取り誤差は      であっ. 唆合力の測定は,被験者の眼耳平面が床面に対し水平. :                単位:皮 M type : Mesio-facial type D type : Dolico-facial type. となるようデンタルチェア一に座櫨をとらせ,安頭台に よって頭部を固定したo プレスケールは,その大きさを 歯列と適合したものを選択した後,口腔内の所定の位置. - 4 -.

(6) 歯科学報. 157. 図4 プレスケール構造模式図. 図5 唆合圧測定用プレスケール. 図6 資料採待後のプレスケール - 5 -.

(7) 稲葉:顎顔面形態と唆合力に関する研究 および      では    がB より危険率5 %で有意に大きかった。 ② 下顎の前後的位置を示す項目について では    が   より危険率0. 1 %で有意に大きく    が   より5%で有意 に大きかった   では    が   より危険 率1%で有意に大きかった。     では が   より危険率1%で    が   より 危険率5 %で有意に大きかった。 ③ 下顎骨の形態を示す項目について では    問にそれぞれ有意 圧力  /. 差が認められ,特に   と   間では  の危 険率で   が大きかった       では, D. 漠度と圧力の相開  r :相関係数. が   ならびに   と比べて5%の危険率 で小さかった       では    問に有. に挿入し,最大唆合接触の状態で5秒間甚大噛みしめを 行わせてから取り出し,直ちにイメージスキャナーで読 み取り.唆合接触面棲,唆合力,単位面積当りの唆合力 を唆金力解析専用ソフトにて測定したOなお,測定は各 被験者ともに5回行い,その平均値を測定値とした。 4.顎顔面形態と唆合力との関係の分析 側貌頭部Ⅹ線櫨格写桑分析値により分類されたB の各被験者について,唆金接触 面積,唆合力ならびに単位面積あたりの唆合力(以後, 単位唆合力と略す)を算出し,各  間における分析 項目と唆合力との関連を比較検討した.次に,唆合力の 大きさを大小に分け,唆合力の大きさによる形態的な特 徴を検討した。また,これらの形態的計測項目中,唆合 力との関係の深い計測項目を抽出する目的で,分散分 析,判別分析,園子分析などの多変量解析を行ったo. 意差が認められ    が    ならびに と比べて  の危険率で小さな値を示した。またM は   より1 %の危険率で小さな値を示した。 では     が    より危険率 5 %で有意に大きかった。 ④ 下顎骨の回転を示す項目について では     問に危険率 で有意差が認められ    が豪も大きな値を示 した。同様に   では    間での有意差が認 められ,特に   と    間では   が の危険率で有意に大きかった。 ⑤ 顔面高の比について -Meについては    問で有意差が認 められ,特に   が    ならびに    と比 べて危険率  で有意に大きかった。また は    より危険率1 %で有意に大きかった。. 結     果. ⑥ その他の項釦こついて. 1.顎顔面形態を    法を蓋準に分数した について. 上下顎の前後差,口蓋平面の傾斜,口蓋底の形態,前 脳頭蓋底と下顎骨体長の比を示す項目では   相互 間の有意差は認められなかった。. 1 )柳貌頭部Ⅹ線塊格写真の分析値について 被験者の側貌頭部Ⅹ線塊格写真より44項目を計測し,. について(表4). 各  別の平均値および標準偏差を算出した(表2)。. ① 下顎前歯の傾斜を示す項目について. また         表3)および. では     が    お. (表4)について,形態的特徴を示す項目別に表し, 3 間の有意差を検討した。. よび   より大きく    とは1%の危険率で 有意差を示した。       では    とD 間のみに有意差を認めた。. 分癌に用いた6項目(表1)の他に,以下の項目におい て   問に有意差が認められた。. ② 唆合平面の傾斜を示す項目について. について(表3) ① 上顎の前後的位置を示す項目について. では     間に有意差を認 め,特に   が   より危険率  で有意に大 - 6 -.

(8) 歯科学報. 159. 表2 各  のセファログラム分析値 名) M e an. 名). S .D .. M e an. 名). S .I) .. M e an. S .D .. l. F a C ia l a X iS. 88 . 9 0. 3.34. 8 5. 4 2. 3.05. 8工 19. 3.8 9. 2. F a C ia l d e P th. 8 9. 4 9. 3.52. 87.47. 2.27. 8 3. 9 3. 2. 79. 3. M a n d ib u 1a r P 1. a n g 1e 1. 1 9. 7 9. 4.39. 2 7. 1 7. 2.36. 35.45. 4. 10. 4. L 0 W e r fa C ia l h e ig h. 44 . 5 4. 3.14. 4 8. 5 6. 2.74. 53.37. 3.38. 5. M a n d ib u la r a r C. 3 6. 6 5. 4.38. 3 2. 4 4. 4.30. 2 8. 7 2. 5.04. 6. T 0 ta l fa C ia l h e ig h. 55.40. 2.96. 61.03. 3.35. 67.23. 4.2 0. 7. C 0 n Ⅴe Ⅹ1ty 1. (m. m ). 2.26. 2.89. 3.36. 2.66. 5. 5 2. 3.45. 8. L 1 t0 A l P 0 g. (m. m ). 3.37. 3.07. 5.00. 2.26. 5.51. 2.9 7. 9. L 1 t0 A l P 0 g. 27.57. 5.37. 26.47. 4.46. 25.ll. 5.6 0. t. t. 10. U 6 t0 P T Ⅴ. (m m ). 21.25. 4.57. 20.48. 4.52. 16.19. 3.44. 11. L L ip t0 E p 1 .. (m m ). 0.60. 2.77. 1.51. 2.28. 2.26. 2.44. 12. L L ip t0 E p 1 .. (m m ). { 0.41. 2.38. - 0.75. 2.60. - 0.15. 1. 72. 13. C r a n ia l d e fle C ti0 n. (m m ). 27.68. 2.06. 27.56. 2.22. 27.39. 2.3 1. 14. C r a n ia 1 1e n g th a n t l. (m m ). 6工 02. 3.44. 60.49. 3.43. 59.16. 3.58. 15. P 0 S t . f a C ia 1 h e ig h t. (m m ). 79.97. 4.88. 75.78. 4.44. 69.73. 4 . 72. 16. R 0 m u S p 0 S iti0 n. 77.24. 4.20. 75.63. 3.33. 74.84. 3. 79. 17. P 0 r i0 n 10 C a ti0 n. (m m ). 43.47. 2.8 1. 42.51. 3.25. 42.29. 3.84. 18. C 0 r P u S 1e n g t h. (m m ). 74.56. 4.20. 74.72. 3.9 1. 69.96. 3.42. 19. P a 1a ta l. 0.91. 3.86. 2.36. 2.50. 2.34. 3.4 5. 20. F a C ia 1 a n g 1e. 86.17. 4.25. 84.30. 3.04. 79.70. 4.34. 21. C 0 n Ⅴe Ⅹity 2. 4.21. 5.34. 6.07. 4.84. 9.82. 6.2 0. 22. A l B. J 5.41. 3. 19. l 5-17. 2.85. I 6.93. 3. 25. 23. M a n d .ib u la r p l . a n g le 2. 23.10. 4. 78. 30.34. 3.09. 39.61. 5. 37. 24. Y. 63.56. 4. 05. 66.55. 2.84. 71.63. 4. 07. 25. 0 c c 1u S a 1 P 1. a n g le. 9 . 12. 4. 7 5. 1 2 . ll. 3 . 62. 16.53. 5. 4 6. 26. In te r in C iS a 1 a n g 1e. 12 5 . 7 3. 9.94. 124.93. 8. 59. 124.43. 12.68. 27. IJ l t0 0 c c lu S a l P l.. 24.50. 6.40. 23.23. 5.21. 23.88. 8.65. 28. L 1 t0 M a n d ib u la r P l.. 9 5 . 00. 6.15. 90.80. 8.70. 29. U 1 t0 A - P. 2.89. 8. 39. 2.34. 9.36. 2.80. 30. F H. 3.55. 3.52. 4 . 22. 3.48. 2 . 57. 4.16. 31. S N A .. 84.61. 3.22. 82.98. 4.ll. 8 1. 96. 2.06. 32. SN B. 81.58. 2.91. 79.57. 3.91. 7 6. 88. 3.12. 33. A N B. 3.03. 2.28. 3.42. 2.13. 5. 0 7. 2.51. 34. U 1 t0 F H. p l.. 110.66. 8.86. 109.73. 5.58. 105.16. ll.50. 35. L 1 t0 F H. p l.. 56.39. 6.47. 54.66. 6.01. 49.59. 7.29. 36. G 0 n ia 1 a .n g 1e. 116.54. 5.55. 122.61. 4.68. 130.38. 6.02. 37. R a m u S a n g 1e. 86.56. 5.54. 87.73. 5 . 17. 89.23. 5.28. 38. S a d d le a n g le. 12 7 . 5 7. 4.24. 129.40. 4.32. 128.72. 4 . 12. 39. A r tiC u 1a r a n g 1e. 13 5 . 2 3. 6. 5 9. 137.60. 3.90. 140.91. 5.65. 40. W itS. 0.04. 3. 3 2. - 1.10. 3.74. 0.67. 4.22. 41. N A. t0 F H. 8 8 . 16. 3. 9 0. 87.2 1. 3. ll. 84.53. 4.65. 42. N B. t0 F H. 8 5 . 13. 4. 1 8. 83.79. 3.08. 79.45. 4.38. 43. S T N /G 0 - M e. P 1. a n g le. P l . a n g le. a X iS. p l.. 1 0 0 . 52 (m m ). t0 S N. (m m. ). 7.58. 7.07. .. (0 i ). 1 12 . 12. 8. 3 7. 108.96. 6. 9 2. 113.78. 9.36. 鮎). 75 . 9 0. 2. 9 6. 69.98. 3.2 7. 65.71. 3.24. - 7 -.

(9) 稲葉:顎顔面形態と唆金力に関する研究. 160. 表3 各計測項目の示す形態的特徴 形 態的特徴を示す項 目. 計. 上 顎 の前 後 的位 置. 測. 項. 目. B l M. B } D. 7 C 0 n ⅤeⅩity 1. 1. 21 C 0 n VeⅩity 2. 1. M ∼D. 31 S N A 41 N A t0 F H 下 顎 の 前後 的 位 置. *. 上 下 顎 の前 後 差. 2 F aCial d eP th. >. > > >. >. 20 F aCia 1 a n g 1e. > > >. >. 32 S N B. > >. 42 N B t0 F H. > >. >. 22 A ー 33 A N B 40 W itS. 下 顎骨 の形 態. *. 5 M a n d ib u lar a rC 15 P 0 St. fa Cial h eigh t. > >. > > >. > >. > > >. > >. >. >. I l l. l l. 16 R a m u S P0 Siti0 n 18 C 0 rpu S len g th 36 G 0 nia l an g le. 1 1 1. 37 R a m u S an g le 39 A rtiCu 1a r a n g 1e 下 顎骨 の 回 転. 1. *. l F aCia l a X iS. > > >. > > >. > > >. 塞. 3 M a n d ib u 1ar p l. an 菩.le 1. < < 1. I l l. 1 < 1. 辛. 4 IJ0 W er fa Cia1 h eigh t. < < <. 1 1 1. I l l. 辛. 6 T 0 tal fa Cial h eigh t. < < 1. 1 1 1. I l l. 23 M a n d ib u lar P ll an g le 2. 1 1 1. < < 1. 1 1 1. 24 Y a X iS. l l. I l l. l l. > > >. > > >. > >. 口 蓋平 面 の 傾斜. 19 P a 1ata l p1. a n g le. 頭 蓋底 の形 態. 13 C ra n ial d efleCti0 n 14 C ra n ia1 1e ng th an t. 17 P 0r i0 n 10 Cati0 n 30 F H t0 S N 38 S a d d 1e a n g le. 前 脳 頭 蓋 底 と下 顎骨 体 長 の比. 43 S I N /G 0 - M e. 顔 面 高 の比. 44 S - G 0 /N - M e. 有意水準は >の方向は大小関係を示す。大>小 塞 :項顔面形態の分類に用いた項目. りに回転していることが認められた。また,顔面高の比. きかっf=。 ③ 上顎の後方余地を示す項目について. では後顔面高に対する前顔面高の占める割合が大きかっ. では     と    間のみに有意 差を認め    が    より危険率5 %で有意に 大きかった。 以上のことから         では     が. た         では    が唆合平面の傾斜 は最も少なく,下顎下線に対する下顎前歯の唇側傾斜は 最も大きかった。 2 )顎顔面形態別の唆合力. に比べ上顎はより前方に,下顎はより後方に位. 表5に各  の唆合力の測定結果を示す。唆合接触. 置し,下顎角が関大し,下顎体は短く,下顎骨は時計回. 面積,唆合力ならびに単位唆合力はすべて   が最. - 8 -.

(10) 161. 歯科学報 表4 各計測項目の示す形態的特徴 計 測. 形態的特徴を示す項目 上項前歯の歯軸傾斜. 項. 目. B 】D. B lM. M - D. Å〕P pL 34 U 1 t0 F H pl. 8 L 1 t0 A l P0g (m m ). 下顎前歯の歯軸傾斜. 9 L 1 t0 A - P 0g 27 IJl t0 0ccluSalPl>. 28 IJl t0 m andib ular Pll. > > >. 35 L 1 t0 F H p1. 上下項前歯の歯軸傾斜. 26 InterinCiSa1 angle. 唆倉平面の傾斜. 25 0 cclu Sa l P1lang1e. 大臼歯の後方余地. 10 U 6- P T V. 1. 1. I l l >. 有意水準は >の方向は大小関係を示すO大>小. 表5 各  の唆合接触面積と唆合力. M e a.n 唆合 接 触 面 積. S .D .. 名). 名 ). 名) M ea n. S .D .. M ean. B - M. B 】D. >. > > >. M. - D. S .I) .. 1.37. 0.36. 1. 1 7. 0.38. 1.01. 0. 2 9. 76 . 2 3. 2 0. 2 1. 61.93. 20.09. 4 4 . 13. ll.24. 55.65. 6.48. 52.93. 5 . 18. 43.69. 8.77. (c m 2 ) 唆合 力 (k g f) 単位唆合力. > > >. > >. (k g f / c m 2 ). 有意水準は >の方向は大小関係を示す。大>小. も大きく,ついで       の順であった。唆 舎接触面積では    間での有意差は認められな かったが,唆合力では   が   に対し危険率 で    が   に対し危険率5 %で有意に 大きかったoまた単位唆合力では.   が に対し危険率  で    が   より危険率1 %で有意に大きかった。しかし    と   問 には有意差は認められなかった。 3)判別分析について 本研究でのグループ分数の有効性,また独立変数が従 属変数に及ぼしている影響の大きさと向きを調べる目的 でこの判別分析を行った。判別の統計的蓋準としては, の     を用いた。. 顎顔面形態により分類した   について判別分 析によって選択された変数を表6に示す では,下顎骨の形態を示す 下顎骨の回転を示す           口蓋 平面の傾斜を示す        脳頭蓋底の形態 を示す                前脳頭 蓋底と下顎骨長の比を示す    一Me,顔面高の 比を示す              では下顎 前歯の傾斜を示す          唆合力で は,単位面積当りの唆合力を示す単位唆合九以上の9 項目が選択された。 の判別結果を表7に示す。判別率  であ り,良好な判別結果を示した。. - 9 -.

(11) 162. 稲葉:顎顔面形態と唆合力に関する研究. 2・単位唆合力により分戴した    について. では    が   より危険率5%で有意に大 きかった。. 被験者の単位唆金力は,全体で平均     標 準偏差±     であった。平均値に対して+ 1. ② 下顎骨の回転を示す項目について では      と     †. 以上を     名), -   以上 D・未満を     名     未満を (9名)とした。. より危険率1%で有意に大きく. 1 )側貌頭部Ⅹ線塊格写真の分析値について. より危険率1%で有意に大きかった。. では    が    ならびに. の側貌頭部Ⅹ線塊格写真の計測値を表8に. では    が    より危険率  で,. 示すoまた       について形態的特徴を示. また    より危険率5%でそれぞれ有意に大き. す項目別に表し(表      間の有意差を検討し た。. かった         では    が Iならびに   工より危険率  で. について(表9). では    が    より危険率5% で有意に大きかった。. ① 下顎骨の形態を示す項目について では      と     が. ③ 頭蓋底の形態を示す項目について. より危険率5%で大きく,また. では    が   圧より危険率5%. 表6 判別分析により選択された変数 tep. A Cti0n E n tered R e m 0 Ved. V ATS IN. W ilkS , L am bda. S ip .. L a b el. 1. Ⅴ 3. 1. 0. 30661. 0.0000. M an d ib u la r P l. a n g le l. 2. Ⅴ 19. 2. 0.2 4283. 0. 0000. P ala tal P l-. 3. Ⅴ26. 3. 0.20748. 0.00 00. In terin CiSa l an g 1e. 4. Ⅴ47. 4. 984. 0.000 0. 単 位 唆合 力. 5. Ⅴ18. 5. 0.16954. 0.0000. C ra n ial le n g th an t.. 6. Ⅴ44. 6. 0.15675. 0.0000. S l G 0/N - M e. 7. Ⅴ 4. 7. 0.14398. 0.0000. L 0W er faCia l h eigh t. 8. Ⅴ 38. 8. 0. 13 710. 0. 0000. S ad d le an g 1e. 9. Ⅴ3 9. 9. 0. 124 43. 0. 0000. A rtiCu 1a r an g 1e. 8. 0. 128 77. 0.0 000. L 0 W er fa Cial h eigh t. 9. 0.11835. 0.0000. L 1 t0 A { P 0 g tm m ). 8. 0.12177. 0.0000. In terin CiSa 1 a n g 1e. 9. 0.11698. 0.0000. S l N /G 0 l M e. 10 ll. Ⅴ 4 Ⅴ 8. 12 13. Ⅴ 26 Ⅴ 43. 表7 顎顔面形態により分著した判別結果 Classification Results A C tu a l G r 0 u P. P r e d iC te d G r 0 u P M e m b e r S h iP. N 0 .0 f C a .S e 忌. B ty p e. 26. 〕 24 92.3% M. ty p e. 30. 0 0.0%. D ty p e. 8. 0 0. 0 %. 2 7. 7 % 29 96.7% 0 0. 0 %. 0 0.0 % 1 3.3% 8 100.0%. Percent of Grouped Cases Correctly Classified : 95. 3% -10一.

(12) 歯科学報. 163. 表8 各   のセファログラム分析値. M ea n. S .D .. 名). 名). 名 ) M ea n. S .]〕.. M e a .n. S .I) .. l. F a C ia l a X iS. 87.97. 3.48. 86.8 1. 3.76. 82.2 0. 4.22. 2. F a Cia l d e P th. 87.56. 2.59. 88.22. 3.58. 8 6. 1 6. 2.30. 3. M a n d ib u la r P 1. a n g le 1. 22.92. 3.35. 2 4 . 53. 6.07. 30.77. 6.7 7. 4. L 0 W e r f a C ia 1 h e ig .h t. 47.32. 2.76. 4 6. 58. 3.79. 52.68. 3.3 1. 5. M a n d ib u la r a r C. 35 . 6 6. 4.62. 3 4. 1 5. 4.86. 29.53. 5.4 0. 4.56. 65.98. 4. 35. 6. T 0 t a l fa C ia l h e ig h. 5 6. 5 5. 3.2 1. 58.79. 7. C 0 n Ⅴe Ⅹity 1. (m. m ). 2.29. 3.24. 2.85. 2. 76. 5.09. 3. 5 8. 8. L l t0 A - P O E. (m. m ). 4.37. 3.65. 4.35. 2. 75. 4.69. 2.57. 9. L 1 t0 A I P 0 g. 28.63. 5.02. 26.80. 5.12. 24.78. 3.80. 19.75. 3. 73. 21.00. 4.72. 16.83. 3.53. 1. 0 9. 2.27. 10. t. U 6 t0 P T V. (m m ). .. 11. L L ip t0 E p 1 .. (m m ). 0.14. 2. 63. 1.45. 2.56. 12. L L ip t0 E p 1 .. (m m. ). - 0.79. 3.52. l 0.44. 2.38. - 0.8 1. 1.31. 13. C r a n ia l d e fle C ti0 n. (m m. ). 25.95. 1.50. 27.69. 2.09. 2 8 . 52. 2.23. 14. C r a n ia 1 1e n g t h a n t .. (m m. ). 59.53. 3.97. 6 0 . 93. 3.50. 5 9.38. 2.46. 15. P 0 S t. fa C ia l. (in n. ). 78 . 6 5. 4.58. 7 7. 00. 5.24. 73.61. 7.78. 16. R 0 m u S p 0 S iti0 n. 78.87. 3.28. 7 6. 32. 3.92. 75.77. 4.05. 3.2 1. 42.70. 3.2 5. h e ig h. t. 17. P 0 r i0 n l0 C a t i0 n. (m m. ). 42.85. 2.12. 42.91. 18. C 0 r p u S le n g th. (m m. ). 72.69. 2.44. 74.64. 4.40. 72.24. 4.0 0. 19. P a la t a 1 P 1 . a n g le. 1.60. 5.25. 1.87. 3 . 13. 1.40. 1.73. 20. F a C ia l a n g 1e. 85.10. 2.5 7. 84.60. 4.47. 83.32. 3.97. 21. C 0 n V e Ⅹity 2. 5.57. 6. 0 4. 5.22. 5.05. 8.92. 6.40. l 6-99. 3.89. 22. A - B P 1l a n g le. - 5.45. 4. 0 3. l 5.21. 2.67. 2 8 . 15. 6.63. 33.54. 7.75. 23. M a n d ib u 1a r p l. a n g le 2. 25.30. 3.41. 24. Y. 65. 12. 2.70. 65.66. 4.52. 6 8. 3 0. 3.97. 25. 0 c c 1u S a 1 P l. a n g le. l l. 3 4 3. 4.12. l l. 1 6. 5.03. 1 3. 0 6. 5.06. 26. In te r in C iS a l. 127.02. 10.09. 1 2 5. 1 7. 9.94. 123.68. 7.42. 27. L 1 t0 0 c c lu S a .1 p 1 .. 25.06. 4.42. 23.78. 6. 66. 22.95. 4. 53. 101.10. 3.80. 96.79. 8. 18. 92.48. 6.19. 7.25. 2 . 96. 7.87. 2.83. 9 . 14. 1.54. 3.20. 0.25. 3.56. 3.66. 5 . 17. 4.08. 28. a X iS. a n g 1e. L l t0 M a n d ib u la r P l . Å〕P. pL. (m m 、. 30. F H. 31. SN A. 84.60. 4.74. 83.52. 3.54. 82. 51. 3.26. 32. SN B. 8 1. 12. 2.75. 80.32. 3.72. 77.69. 3.86. 4.83. 2.83. 33. t0 S N. A N I∋. 3.48. 3.01. 3. 2 0. 2.00. 109.89. 7. 6 5. 110.31. 9.73. 34. U 1 t0 F H. p1.. 106.58. 8.00. 35. L 1 t0 F H. p 1.. 53.60. 3.79. 55.06. 7. 3 9. 53.99. 3. 77. 36. G 0 n ia l a n g 1e. 117.68. 5. 52. 120.76. 6. 3 5. 125.98. 8l49. 37. R a m u S a n g le. 87.62. 5. 2 9. 87.39. 5.45. 87.55. 5.26. 38. S a d d le a n g le. 12 8 . 3 2. 4.24. 12 8 . 5 3. 4.41. 12 8 . 9 8. 4.07. 13 5 . 0 1. 7.14. 13 6 . 7 8. 5.40. 14 0 . 3 0. 4.15. - 0. 8 3. 2.82. l 0.5 4. 3.30. 0. 61. 5.75 4.72. 39. A r tiC u la r a n g 1e. 40. W itS. 41. N A l F H. 87.80. 3.90. 8 7. 0 9. 3.62. 87.69. 42. N B - F H. 84.32. 2.54. 83 . 8 8. 4.3 1. 82.86. 4.09. 43. S - N /G 0l M e. (% ). 113.45. 8.84. 110.55. 8 . 18. 110.07. 58. 90. 44. S I G 0 /N - M e. (% ). 74.99. 3.0 1. 72.03. 4. 51. 68.08. 5.3 7. (m m. ). 単位唆勧票値        景圭  未満 未満 I1 ll -.

(13) 164. 稲葉:顎顔面形態と唆合力に関する研究 表9 各計測項目の示す形態的特徴および   間の比較 形 態的特徴を示す項 目. 計. 上 顎 の 前後 的 位 置. 測. 項. 目. 千一 Ⅱ. I l Ⅲ. I ーⅢ. >. >. 7 C 0 n ⅤeⅩity 1 21 C 0 n ⅤeⅩ1ty 2 31 S N A 41 N A t0 F H. 下 顎 の 前 後 的位 置. *. 2 F a Cia l d eP th 20 F a Cial a n g le 32 S N B 42 N B t0 F H. 上下顎の前後差. 22 A L B p ll a n g le 33 A N B 40 W itS. 下 顎骨 の 形 態. *. 5 M an d ib u la r arC 15 P 0 St. faC ial heigh t 16 R a m u S P 0Siti0 n 18 C 0 rp u S len g th 3 6 G 0n ia 1 a n g le. <. 3 7 R a m u S a n g le 39 A rtiCu 1a r a n g 1e 下 顎 骨 の 回転. *. 1 F a Cia1 a X iS. > >. > >. 塞. 3 M a n d ib u 1ar P 1. a n g le 1. 1 <. < <. 辛. 4 L 0W er fa Cia 1 heig h t. 1. I l l. *. 6 T 0ta l faC ia 1 h eig h t. 1 < <. 1 < 1. 23 M an d ib u 1ar pl. an g 1e 2. 1. 24 Y a ⅩiS 口蓋平面の傾斜. 19 P ala ta 1 P l. an g le. 頭 蓋底 の形 態. 13 C ra n ia l d efleCti0n. >. 14 C ra n ia l len g th an tl 17 P 0r i0 n 10 Ca ti0 n 30 F H t0 S N 38 S a d d 1e a n g.1e 前 脳 頭 蓋 底 と下 顎 骨 体 長 の 比. 43 S - N !G 0 - M e. 顔面高の比. 44 S - G 0 /N - M e. > >. 有意水準は >の方向は大小関係を示す。大>小 ・ :顎顔面形態の分数に用いた項目 で有意に大きかった。. では,表4に示す項目について検. ④ 顔面高の比を示す項目について. 討したが,有意差を示す項目は認められなかった。. では    が    より危険率1 %で有意に大 きかったo ⑤ その他の項目について 上顎の前後的位置,下顎の前後的位置,上下顎の前後 差,口蓋平面の傾斜ならびに前脳頭蓋底と下顎骨体長の 比を示す項目では有意差が認められなかった。. 以上より       において,単位唆合力の 大きい   は,下顎骨が反時計回りに回転してお り,下顎角が小さく,前顔面高は短いことが推察され た。 2)判別分析について. について. 判別分析によって選択された変数を表10に示す。 では,下顎骨の回転を示す. - il葛-.

(14) 歯科学報. 165. 94, No. 3 (1994). 数の分散の  が含まれていることになるO第1園子. および. は         に負の相関を認め,第2因子は. では,上顎前歯の歯軸傾斜を示す. に正の, 37に負の,第3因子. および       下顎前歯の傾斜を 示す         および. 33にiEの, 22に負の,第4因子は    に正のそれぞ. pl。  に対する口唇の位置を示す     お よび       の8項目が選択された。. れ強い相関が認められた。 4 )側貌頭部Ⅹ線規格写真の分析値と唆金力の相関につ いて. の判別結果を表11に示す。判別率  で. 被験者の側貌頭部Ⅹ線規格写真の分析値の全項目と,. あり,良好な結果を示した。 における主成分分析について. 単位唆合力との相関を表15ならびに表16に示す。 について(表15). 園子分析は,多くの相互関連する変数群の間の関係を. ① 下顎の前後的位 を示す項目について sNBでは,危険率5%の正の相関が認められた。. 代表する園子を見つけ出し,直接的には観察できない基 底にある構成概念が如何なるものであるかを解明するた. ② 下顎骨の形態を示す項目について では危険率1%の. めの分析方法である。 分析処理に使用した側貌頭部Ⅹ線規格写真分析の項目 ならびに変数名を表12に,固有値,寄与率および累積寄. では危険率5%の正の相関が認められた。ま. 与率を表13に,バリマックス回転後の因子負荷量を表14. た        では危険率1 %の負の相関が認めら. にそれぞれ示す。. れた。 ③ 下顎骨の回転を示す項目について では危険率1 %で正の相関     -. 今回は,寄与率10%以上の4因子を選択した。 4因子 による累積寄与率は  であり,この4園子には44変. 表10 判別分析により選択された変数 A C ti0 n. V arS. W i1k S ,. E n te r e d R e m 0 V e d. IN. L am bda. te p. 1 2 3 4 5 6 7 8. S i首.. L a b el. Ⅴ 6. 1. 0 . 7 14 4 3. 0.0000. T 0 t a 1 fa C ia 1 h e ig h t. Ⅴ 4. 2. 0.64294. 0.0000. L 0 W e r fa C ia l h e igh. Ⅴ34. 3. 0. 58 12 4. 0.0000. U 1 t0 F H. Ⅴ 8. 4. 0.51318. 0.0000. L 1 t0 A l P 0 g ( m m. t. p1. ). Ⅴ28. 5. 0.45737. 0 . 00 0 0. IJ l t0 M a n d ib u la r P l l. Ⅴ 11. 6. 0.40545. 0. 0 0 0 0. L L ip t0 E. pl.. 0.0000. U L ip t0 E. p1.. 0.0000. U l t0 A l P P l . ( m m. Ⅴ 12 Ⅴ29. 7. 0.38205. 8. 0 . 3 6 3 13. ). 表11単位唆合力により分東した判別結果 Classification Results A C tu a l G r 0 u P. P r e d iC te d G r 0 u p M e m b e r S h ip. N 0.0f C a ses. G r0 u p I. G r0 u p Ⅲ. G r0 u P I 7. 8. 87.5% 8. 47. 17.0% G r0 u p Ⅲ. 9. 0 0.0 %. G r 0 u P ll 1 1 2. 5 % 35 74.5% 0 0.0%. G r0u P Ⅲ 0 0.0 % 4 8.5 % 9 100.0%. Percent of Grouped Cases Correctly Classified : 79.7% -. 13-.

(15) 166. 稲葉:顎顔面形態と唆合力に関する研究. lar pl・ angle 1 , Lower facial height, Total facial. められた。. では危険率1 %の負. ⑤ 顔面高の比を示す項[‖こついて. の相関    では危険率5 %の負の相関が認められ た。. S一     では危険率1 %の正の相関が認めら れた。. ④ 頭蓋底の形態を示す項目について. について(表16). では危険率1 %の負の相聞が認. では危険率5%の. 表12 多変室解析に用いた計測項目とその変数名 Facial axis. Var. 1 Var. 2. Facial depth Mandibular pl. angle 1 Lower facial height Mandibular arc. Var. 3 Var. 4 Var. 5 Var. 6. Total facial height. Var. 7 Var. 8. Convexity 1 Ll to AIPog (mm). Var. 9 Var. 10 Var. ll. Ll to AIPog U6 toPTV. Var. 12 Var. 13. LLip to E pl. ULip toE pl. Cranialdeflection. Var. 14 Var. 15. Cranial length ant.. Var. 16 Var. 17. Ramus positionn Porion location. Var. 18 Var. 19. Corpus length Palatal pl.. Var. 20 Var. 21. Facial angle Convexity 2. Var. 22 Var. 23 Var. 24. AIB pl. angle Mandibular pl・ ang・le 2 Y axis. Var. 25 Var. 26. Occlusal pl. angle. Post・ facial height. Var. 30. Interincisal angle Ll to Occlusal pl. Ll to Mandibular pl. Ul toÅ-Ppl. FH to SN. Var. 31 Var. 32. SNA SNB. Var. 33 Var. 34 Var. 35. ANB. Var. 36 Var. 37 Var. 38. Gonial angle Ramus angle. Var. 27 Var. 28 Var. 29. Var. 39 Var. 40 Var. 41 Var. 42 Var. 43 Var. 44. UltoFHpl. LltoFHpl.. Saddle angle Articular angle Wits NA to FH NB to FH S-N/GoIMe S-Go/NIMe -. 14-.

(16) 歯科学報. 167. 表13 主成分分析の結果 因. 子. 固. 有. 値. 寄. 与. 率. (% ). 累. 積. 寄. 与. (% ). F aCt0r. l. 13.84291. 31.5. 3 1. 5. F aCt0r. 2. 9.89058. 22.5. 53.9. F actor. s. 6.62331. 15. 1. 69.0. F a.Ct0r. 4. 6.10230. 13.9. 82.9. F aCt0r. 5. 3.25694. 7.4. 90.3. F aCt0r. 6. 2.12327. 4.8. 95. 1. F aCt0r. 7. 1.17815. 2.7. 97.8. F aCt0r. 8. 0.98254. 2.2. 100.0. F aCt0r. 9. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 10. 0.00000 J. 0.0. 100.0. F aCt0 r 11. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 12. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 13. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 14. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 15. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 16. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 17. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 18. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 19. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 2 0. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 2 1. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 22. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 23. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 24. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 25. 0.00000. 0.0. 100.0. F a Ct0 r 26. 0.00000. 0.0. 10 0.0. F a Ct0 r 27. 0.00000. 0. 0. 10 0. 0. F a Ct0 r 28. 0.00000. 0. 0. 100. 0. F a Ct0 r 29. 0.0 000 0. 0. 0. 100. 0. F a.Ct0r 30. 0.0 000 0. 0. 0. 100. 0. F a Ct0r 31. 0. 000 00. 0. 0. 100. 0. F a.Ct0r 32. 0. 00000. 0.0. 100. 0. F a Ct0r 33. 0. 00000. 0.0. 100. 0. F a Ct0r 34. 0. 00000. 0.0. 100. 0. F aCt0r 35. 0. 00000. 0.0. 100.0. F aCt0r 36. 0. 00000. 0.0. 100.0. F aCt0r 37. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0r 38. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0r 39. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0r 40. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0r 4 1. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 42. 0.00000. 0.0. 100. 0. F aCt0 r 43. 0.00000. 0.0. 100.0. F aCt0 r 44. 0.00000. 0.0. 100.0. - 15 -. 率.

(17) 稲葉:顎顔面形態と唆金力に関する研究. 168. 表14 バリマックス回転後の因子負荷量 変. 数. 名. F a C t0 r l. F a .C t0 r 2. F a c to r s. F aCt0r 4. V ar .. 1. 0. 5 3 4 3 4. 0.40848. - 0 . 4 5 64 8. V ar .. 2. 0. 4 8 6 05. 0.77489. - 0 . 2 7 32 7. 0 . 0 5 66 2. V ar .. 3. - 0.17070. - 0 . 0 7 9 08. - 0 . 0 8 0 08. V ar .. 4. - 0. 5 8 58 2. l 0.09053. - 0 . 3 3 1 14. 0 . 5 5 6 15. V a r.. 5. 0. 8 06 93. l 0.31457. { 0. 1 9 3 36. l 0 . 2 5 1 05. V a r.. 6. L 0. 94 0 18 *. 0.01182. 0. 1 9 1 1 9. - 0.10967. V a r.. 7. l 0. 2 3 5 26. 0.16115. 0. 9 5 02 4 *. - 0 . 0 0 7 04. V a r.. 8. { 0. 4 6 1 14. 0.30810. - 0. 6 1 9 66. 0 . 5 1 65 4. V a rl. 9. 0. 04 2 54. 0.52335. l 0 . 7 1 6 56. 0 . 0 8 58 3. V a r . 10. 0. 1 5 9 35. 0.36021. 0. 3 6 5 16. 0. 7 5 18 1. V a r. ll. - 0. 4 14 16. { 0.17634. l 0. 0 6 4 7 0. 0. 7 7 73 2. V a r . 12. 0. 14 0 16. l 0.56647. - 0. 2 0 3 02. 0. 72 70 3. V a r . 13. l 0. 1 93 95. 0.05946. 0. 6 6 53 0. - 0- 4 0 38 9. V A T . 14. 0. 3 2 1 96. 0.25555. 0. 4 8 0 0 9. 0. 3 5 72 0. V a r . 15. 0. 8 1 0 4 9. 0.22099. 0. 1 4 43 2. 0. 1 3 82 6. V a r . 16. l 0. 2 1 9 96. 0.85798. - 0. 1 6 6 92. 0 . 3 3 5 18. V a r. 17. 0. 1 0 8 64. I 0l15296. 0. 5 0 08 8. l 0. 0 8 39 8. V a r . 18. 0. 4 1 7 46. 0.51600. - 0. 0 0 74 0. - 0. 0 4 95 7. V a rl 19. - 0. 0 4 7 53. 0.33975. l 0. 4 4 8 5 0. - 0. 72 16 4. V a r. 2 0. 0.41637. - 0. 1 5 38 0. l 0. 1 4 1 72. V a r. 2 1. A 0-23420. 0.16456. 0. 9 5 08 1 *. l 0. 0 0 25 3. V a r. 22. l 0.10627. 0.00477. l 0l 9 8 4 78 *. l 0. 0 1 3 16. V a r. 23. l 0.91790 *. - 0.36540. t 0. 0 7 22 9. V a r. 2 4. - 0. 5 1 0 68. - 0.81383. l 0. 0 8 3 78. 0. 1 7 09 6. V a r. 25. - 0. 6 7 4 04. I 0.43038. l 0 - 2 8 46 1. - 0. 3 08 8 7. V a r- 26. - 0l 6 5 4 83. l 0.49989. 0 . 1 0 58 2. - 0. 4 3 3 6 7. V a r. 2 7. 0. 2 5 1 32. 0.27753. 0 . 5 4 09 1. 0. 5 0 5 6 5. V a r. 28. 0. 7 8 1 4 6. 0.3085 1. 0 . 2 5 35 9. 0. 09 3 5 1. V a r- 2 9. 0. 2 2 4 04. - 0.19476. - 0 . 0 7 30 2. V a r. 30. 0. 12 4 53. 0.60637. 0 . 3 6 54 7. - 0. 0 4 8 9 9. V a r. 3 1. 0. 13 3 0 7. 0.45565. 0 . 2 5 53 6. - 0. 0 6 6 8 5. V a r. 32. 0. 1 7 02 4. 0.34072. l 0 . 5 0 69 1. - 0. 12 7 6 7. V a r. 33. - 0. 0 78 56. 0.06106. V a r. 34. 0. 73 3 0 1. 0.47590. l 0 . 18 4 6 1. 0. 2 5 5 9 5. V a r. 35. 0. 6 03 12. 0.24432. l 0.26823. I 0. 19 3 2 1. V a r. 36. - 0. 9 3 52 2 *. 0.22972. V a r. 3 7. 0. 15 73 0. - 0.90977 *. V a r. 38. 塞. 塞. 0 . 98 4 7 0 *. 0 . 3 3 98 3. 0. 0 1 92 2. 0. 8 8 0 9 1 *. 0. 0 9 6 8 4. 0.05594. 0. 0 4 6 8 1. l 0 . 19 6 9 5. l 0. 0 4 7 2 0. 0. 1 1 93 4. 0.08575. 0 . 1 10 4 4. 0.69900. V a r. 39. l 0. 15 6 3 6. l 0.48519. - 0.06076. l 0 . 7 17 9 4. V a rl 40. 0. 2 9 9 6 1. l 0.20495. 0 . 8 19 3 0. 0.31473. V a rl 4 1. 0. 19 9 6 1. 0.83899. 0.49236. l 0.08855. V ar . 42. 0. 2 8 4 75. 0.92585 *. l 0 . 1 13 8 2. - 0.16926. V ar . 43. l 0.0282 1. 0.62378. 0.57721. 0.01916. V ar . 44. 0.85033. 0.19150. l 0.15216. 0.07668. ・ :各因子において高い負荷量の認められた変数 -. 16-.

(18) 歯科学報. 169. 表15 セファロ分析値と単位唆合力との相関 、計. 形 態 的 特 徴 を 示 す 項 目 上 顎 の前 後 的 位 置. 7. 下 顎 の前 後 的 位 置. *. 上 下 項 の前 後 差. 下 顎骨 の形 態. *. 下 顎骨 の 回転. 測. 項. 目. 相. 関. 係. C0nⅤ eⅩity 1. l 0.1977. 21. C0nⅤ eⅩity 2. { 0.1703. 31. SN A. 41. N A. 数. 0.1753 t0 F H. 0.0963. 2. F aCia l d eP th. 0.1270. 20. F aCia 1 an g le. 0.1934. 32. SN B. 0.2711. 42. N B t0 F H. 0.1797. 22. A - B P l. an g le. 33. A N B. - 0.1608. 40. W itS. l 0.1100. #. 0.1503. 0.3287. ##. 0.2290. #. 5. M an d ib u la r arC. 15. P 0St. fa Cial h eig h. 16. R a m u S P 0Siti0n. 18. C 0rP u S 1e n g th. l 0.0376. 36. G 0 n ia 1 a n g le. I 0.3902. 37. R a m u S a n g le. - 0I0054. 39. A rtiCu 1ar a n g le. ∼0.1655. t. 0.0346. ##. *. 1. F aC ia l aX iS. 0.3820. ##. 塞. 3. M a n d ib ular p1. a n g 1e 1. l 0.3699. ##. 塞. 4. L 0W er faCia l h eig h t. l 0.3252. ##. 塞. 6. T 0ta 1 faCia l h eig h t. A 0.4874. ##. 23. M a n d ib u 1ar P l. a n g le 2. { 0.3986. ##. 24. Y. { 0.270 1. #. 口蓋 平 面 の 傾 斜. 19. P a 1ata 1 P 1. an g le. 頭蓋底の形態. 13. C ra n ia l d efleCti0 n. l 0.29 57. 14. C ra n ia 1 1en g th an t.. l 0.024 7. 17. P 0 ri0 n 10 Ca.ti0 n. 1 0.0 534. 30. FH. t0 S N. - 0. 0776. 38. S ad d 1e an g1e. l 0. 0827. 前 脳 頭 蓋 底 と下 顎 骨 体 長 の 比. 43. S l N /G 0 l M e. 0. 0622. 顔 面 高 の比. 44. S . G 0 /N l M e. 0. 4185. aX iS. 0.0 193 ##. ##. 有意水準は ・ :顎顔面形態の分幾に用いた項目. 室的な解析を行い,寛顔面形態に即した治療計画および. では危険率1 %の正の相関が認められた. 以上より,唆合力の大きいものは,下顎枝が長く,下. 予後予測について臨床応用の可能性について検討した。. 顎角は小さく,下項骨が反時計回りに回転していた.ま. 1.研究方法について. た,下顎前歯の歯軸は下顎下縁平面に対し酋側傾斜を示. 1 )唆合力の測定方法について 唆合力の測定は,川上7)によれば  年に    が. すことが認められた。. 下顎第一大臼歯に荷重し,唄噛筋の筋力を測定したこと に始まり,現在に至るまで技術の進歩とともに,様々な. 考     察 今回著者は,プレスケール(感圧紙)を使用して最大唆. 方法により行われてきたoその方法には,測定条件とし. 合力を測定し,唆合力と顎顔面形態との関係について定. て唆合高径を挙上して測定したものが多い。唆合力の大. -. ilo-.

(19) 稲葉:顎顔面形態と唆合力に関する研究. 170. 表16 セファロ分析値と単位唆合力との相関 形 態 的 特 徴 を 示 す 項 目 上 顎前 歯 の 歯 軸 傾 斜. 計. 測. 項. 目. 相. 関. 係. 29. U l t0 A l P P l.. { 0.1426. 34. U 1 t0 F H p l.. - 0.0025. 8. L 1 t0 A - P O ピ (m m ). l 0.0105. 9. L 1 t0 A . P O E. 0.2414. 27. L l t0 0 c c lu S a l P l.. 0.1216. 28. L l t0 m a n d ib u la r P l -. 0.3368. 35. L 1 t0 F H p 1.. 0.0130. 上下項前歯の歯軸傾斜. 26. In te r in C iS a l a n g le. - 0.0111. 唆合平面の傾斜. 25. 0 c c 1u S a 1 P 1. a n g le. l 0.1695. 大臼歯の後方余地. 10. U 6l P T V. 下 顎前歯の歯軸傾斜. 数. #. ##. 0.1711. 有意水準は. きさと唆合高径に関して   )は中心唆合位におい. 高圧用         の4種楽のプ. て唆合力は董大を示すと述べているのに対し,吉村ら 高見沢22)らは,唆合面問距離が     のときに その最大値を,また長谷川23)は     開口した状態 で最大値を示すと述べている。また,平林24)は種々な寛 位における唆合力を検討し,開口室は    で唆合力 は最大となり,それ以上大きくなっても小さくなっても. レスケールがあり,用途に合わせてモノシートタイプと. 緩やかに減少し,開口室の小さい項位(平均    か らは急激に減少すると報吾しており,このように唆金高 径に対する唆合力の見解は様々である。近年では,より 4理的状態での唆合力測定を目標として,極めて小さな ロードセルや圧力センサの開発が進み,電気伝導性イン クを用いた      やプレスケール  による測 定が行われるようになった。本研究においても,唆合力 を測定する際に,唆合高径を挙上せずに,歯列全体で唆. ングベースとAシートおよびCシート合わせて となっている。. 合させ,できるだけ生理的な状態で測定する方法として その条件に合うプレスケールを用いて測定を行った。こ の方法は,歯,歯板膜,筋,顎関節などを加味した各個 人に合った重大唆合力が測定できると考えられる0 2)実験装置について 年にプレスケールが工業用に開発され,それ以来 様々な分野で使用されてきた。当初のプレスケールは, 2シートタイプで, AシートとCシート合わせて約300 〃mの厚さがあり,測定圧力範囲は低圧用 高圧用         の2種幾であっ た。その後改良され,項在では超低圧用 低圧用           中庄用. 2シートタイプがある   年には,唆合力測定用のプ レスケールが新たに開発された。 今回使用したプレスケールは, AシートとCシートよ りなる2シートタイプであり,口腔内での使用を考慮 し,フイルム表面をラッピングしてあり,厚さはラッピ. これまでに中心唆合位付近での唆合力測定の報吾は、 プレスケ-ル以外にも    を用いたものがある. 測定部の厚さは    の方がプレスケールの約1/3 の厚さであり,厚さに関して薄い方がよいならば, Tの方が優れているo しかし、    は測定する 際に、センサを反復使用しなければならず、反復して噛 むことによる圧痕により、測定値誤差を生じる危険性が あり、また唆合力を数値として測定することが難しい。 一方プレスケールは、唆合力を数値として測定でき、唆 倉接触面積もあわせて測定できるので、単位面積当りの 唆合力も測定できるようになっている。これらのことよ り、プレスケールの方が測定精度に優れ、臨床的にも応 用価値が高いと考えられたため、本実験ではプレスケー ルを用いた。また厚さに関しては、唆みしめ時の歯の動 き30)による接触部位の変化を考えると、武田31)の述べて いる   以下の緊密域までが唆みしめ時の唆合接触 に影響してくると考えられるため、プレスケールの290 p mの厚みは緊密域までを測定するのに適当な厚みであ. 一18一.

(20) 歯科学報. 94, No. 3 (1994). ると考えられる。 また,従来の解析は濃度計     と測定値を圧 力値に変換する圧力換算機     とを組み合わせ て行われていた。これらの測定点数は   ピッチ, であったが,今回研究に使用した唆合力解析 専用ソフト(富士フイルム社製      の測定点数 は   ピッチ      であり,解析能力は高まっ ているo また荷重室とプレスケールの濃度特性は,測定 可能範囲内では相関係数  と高い相関を示し,同一資 料に対するスキャナーでの読み取り誤差は と低い値であった。 以上の結果,本測定装置は著者の意図する唆合力測定 に関し,十分な精度,再項性を有しているものと判断し た。 3)測定,計測項目および分析について 本研究では,被験者の側貌頭部Ⅹ線規格写蓋を臨床に 即した方法で分析するため, -般的に用いられている 分析法       分析法     分析 法     分析法    分析法33)などから主要部 分を引用したO さらに顔面形態を    分析法の顎 顔面形態の分幾に従い Mandibular pl. angle, Lower facial height, Mandiの6項目を用い を            短慮型 一      中顔型           長顔型)の に分楽し,比較検討した。 2.結果について 1)寛顔面形態を    法により分幾した について (1)顎顔面形態別の各被験者の頭部Ⅹ線塊格写真の分析 値について 本研究における顎顔面形態の  別に算出した分析 項目の平均値は,同様に    分析法を用いて分類 した朴3)の報吾と類似していた.また,日本人正常唆合 者の側貌頭部Ⅹ線規格写真分析値について報害している 飯塚ら  山内ら35)ならびに根津ら32)の値と,本研究の を比較してみると有意な差は認められなかっ たo産辺36)によれば,現代の一般的日本人の成人は,フ ランクフルト平面に対して下顎下線平面が関大し,しか も下顎角部の発達が尋糾1,いわゆる 長顔型)の傾向にあると述べている。本研究で 選択した正常唆合者は    名     名ならび に    名で,竹内ら37'の報告と割合はほぼ同様で あり,正常唆合者に限れば    に属するものが最も. 171. 多かった。 (2)顎顔面形態と唆合力について 今日までに,寛顔面形態と唆合力に関する研究はいく つか報吾されている。     は項顔面形態をオー プンバイトとディープバイトの2群に分楽し,ディープ バイトの症例がオープンバイトの症例に比べ唆合力が大 きいと述べている     ら5)は,矯正学上の 群が     群より嘆下時,唄噛時および最大 唆みしめ時のいずれにおいても,有意に大きな唆合力を 示すと報吾している。また      も顎顔面形態と 唆合力の関連性について同様の結果を報告している。ま た     は顔面形態を   -      長顔 型            中顔型 短慮型)の    に分類し,治療メカニクスに対 する反応や成長変化の動態が相違するので,治療目標の 設定等に特徴を生かさなければならないと述べている。 一方,祇園自ら38)はS N-MPを基準に顎顔面形態を 群と     群とに分度し,最大唆金力 においては,両者間に大きな違いを認めなかったと報告 している。 本研究では唆倉接触面積,唆合力,単位唆合力を顔面 形態別に計測した結果,これらは全て    が最も大 きく,次いで         の順であり ら5'および      らの報吾と同様の結 果であった。さらに    の一元配置の分散分析を 行った結果では,唆合接触面積では   間の有意差 は認められなかったが,唆合力および単位唆合力におい ては,特に    と    との間に有意差を認め, 顎顔面形態と唆合力との関連性が認められた. (3)判別分析について 判別分析は        により最初に紹介され たもので,従属変数が寛的データ,独立変数が量的デー タであるときのための多変量解析である。分析によって 判別関数という特殊な関数を定義し,この関数を使っ て,未知の従属変数の値を予測すること,すなわち「未 知の研究対象が所属する群(カテゴリー)を判別するこ と」が,判別分析の本来の目的である。しかし,判別関 数を定義する際に算出される係数によって,独立変数が 従属変数に及ぼしている影響の大きさと向きを知ること ができる。 本研究では従属変数が3値以上であるので,垂判別分 析と呼ばれることもあるo統計的に有意な影響をもつ変 数だけを独立変数として選択的に使用する段階的判別分 析のうち    の      という統計 を基準. --I 19 1.

(21) 稲葉:顎顔面形態と唆合力に関する研究. 172. とする方法を用いたO これはU統計室と呼ばれること. の差異ではなく,判別効率を最も高める変数選択を複数. もあり,変数を個々に考えるとき      は総平方. の変数より選択しているためであると考えられる。. 和に対するグループ内平方和の比となる。従って. 2)単位唆合力を蓋準に分幾した     について. が1となるのは,全てのグループ平均が等し. 顎顔面形態は唆合力と密接に関連していると考えられ. いときであり, 0に近いのは総変動に比較してグループ. たため,唆合力を決定する顎顔面形態の要因の詳細な検. 内変動が小さいとき,すなわち総変動の大部分がグルー. 討を加えるべく唆合力を    に分楽し,顎顔面形. プ平均間の差に基ずいているときである      を. 態との関連を検討した。なお,唆合力は加わる筋力の大. 有意に減少させるもののみが,減少幅の大きい順に, 1. きさや,歯の接触点の大きさ,力を受けとめる歯の歯取. つずつ選択的に投入される。そして,独立変数の追加に. 表面積,歯周組織の状態などの様々な園子により成り. よって,すでに投入済みの独立変数のなかでも有意でな. 立っている。また表17に示すように同-被験者の5回の. くなるものが出る可能性があるので,変数の追加投入の. 測定で唆合力,単位唆合力のばらつきを見ると,唆合力. たびごとにそのチェックを行い,もし有意でない変数が. は唆合接触面積に左右され,単位唆合力が最も安定して. あれば排除するという棟作が繰り替えされる。この操作. いること,また判別分析の結果から判別変数として単位. の後,判別に使用する変数が選択される. 唆合力が選択されたことから,田口42)と同様に単位唆合. 顎顔面形態により分類した   についての判別分. 力を各個人の唆合力として評価することが鼻も妥当であ. 析の結果から,側貌頭部Ⅹ線規格写ま計測項目について. ると考えられた。従って本研究においても単位唆合力を. 被験者を    -                あ. 蓋準に被験者を分瓶した。. るいは          に判別するために選択され. 単也唆合力は平均       標準偏差は± 6. た変数は,表6に示すとおりである. であった。そこで,表8に示すように平均値. では,下顎骨の形態を示す         下顎骨の. より     以上のものを      名. 回転を示す              口蓋平面の傾. D.以上     未満を      名. 斜を示す          脳頭蓋底の形態を示す. 未満を      名)の     に分薮し,顎顔面形. 前脳頭蓋底と下. 態との関連を検討した。. 顎骨長の比を示すS -       顔面高の比を示す. (1)頭部Ⅹ線塊格写真の分析値について. -Meであり          では,下顎. 各計測項目を形態的特徴別に検討すると,下顎骨の回. 前歯の傾斜を示す            唆合力で. 転を示す項目に有意差を認めるものが多く,特に. は,単位面穣当りの唆合力を示す単位唆合力,以上の9. は危険率  で有意差が認められたo次. 項目が選択された。判別率は   であり,良好な判別. いで危険率1 %で. 結果を示した。この9項目と前述した顎顔面形態別の側. また        に有意. 貌頭部Ⅹ線規格写真分析値の有意差検定と比較すると必. 差が認められた。危険率5%では. ずしも-致せず,有意差を認めたものは. angle 2 , Gonial angle, Mandibular arc, Cranial に有意差が認められた。これらのことより,. Articular angle, Mandibular pl. angle 1 , SIGo/ および単位唆合力の5項目で,他の項目は有意. 唆合力を決定する側貌頭部Ⅹ線規格写真の分析項目は,. 差を示さなかった。これは,判別分析が個々の計測項目. 田部       竹内ら37'ならびにM車  が. 表17 被験者    の唆合力. 唆倉接触面積. 1 回 目. 2 回 目. 3 回 目. 4 回 目. 5 回 目. M ea n. S .D .. 1.55. 1. 5 1. 1.48. 1. 5 5. 1.70. 1. 5 6. 0.08. 81.59. 80.2 1. 75.87. 82. 78. 89.05. 8 1. 8 9. 4.27. 52.71. 92-99. 51.20. 53. 50. 52.39. 52.56. 0.77. (cm 2) 唆合力 (k g f ) 単位唆合力 . ( k g f/. cm 2) ー20-.

(22) 歯科学報. 94, No. 3 (1994). 173. 述べているように,本実験においても. 代表する園子を見つけ出し,直接的には観察できない基. が強く 関与し,その他に. 底にある構成概念が如何なるものであるかを解明するた. height, Facial axis, Lower facial height, S-Go/. めの分析方法である。 本研究では,変数の測定単位の翼なるものがあるの. NIMe, Gonial angle, Mandibular arc, Cranial が関与していることが認められた。ここで有. で,変室ごとに平均が0,分散が1となるようにデータ. 意差を示した. の標準化を行い,続いて共通性の推定値を,全ての変数. 1, Lower facial height, Mandibular arc, Total. について1とする主成分分析を行った。因子相互に相関. は顎慮面形態を分顛するために用いた. 関係がないように園子軸を直交のまま回転させ,各因子 があるいくつかの変数に対してのみ0でない負荷室を持. 分析法の6項目中の5項Ejであり 分析法における顎顔面形態の分頚は機能的特徴を表して. つようにした。回転方法は,直交回転の中で最も一般的. いると考えられた。. に用いられる``バリマックス法''にて行った。この方法. これまで    分析法を用いた顎顔面形態の分東. では,ある園子に対して高い負荷室を持つ変数が表中と. には   の公式44)が用いられてきたが,環在ではこの. なるよう試みられており,これにより因子の解釈の可能 性が高くなっている。. の公式を一部修正し       を除去し, や       を加えるなどの工. 選択された変数を要約すると,第1因子は下等貢骨の回. 夫がなされている45)。また,根津ら32)も    分析. 転を示す因子,第2園子は下顎骨の前後的位置を示す園. 法による顎顔面形態の分幾は垂直的要素から評価したも. 子,第3因子は上顎骨の前後的位置を示す園子,第4因. のであり        は垂直的というよりはむしろ. 子は上顎前歯の歯軸傾斜を示す園子と各因子の解釈を. 前後的な位置を表しており        の評価と. 行った。. は別にするべきであると述べている。これを発展させ,. (4)側貌頭部Ⅹ線規格写真の分析値と唆合力との相関に ついて. 斎藤ら46)も   の公式を一部改良している。. 各計測項目と単位唆合力の相関を求めると. 本研究でも       の有意差は認められなかっ た.これは       が下顎骨体長など他の計測項. -Meを始め15項目に相関関. 目の影響を受けやすく,これにより顎顔面形態の分楽に. 係が認められた。ここで相関関係が認められた計測項目. 明確に関与し得なかったためと考えられた。従って,さ. は,顎顔面形態分類で有意差の認められた計測項目とほ. らに明確な顎顔面形態の分楽のためにはこれらを考慮し. ぼ一致しており,唆合力の大きいものは下顎枝が長く,. 各項目の重み付けや,計測項Ejの修正が必要であると考. 下顎角の発達は強く,下顎骨が反時計回りに回転してい. えられる。. ること,また下顎前歯の歯軸は下顎下縁に対して唇側傾. (2)判別分析ついて. 斜を示すことが考えられた。 以上のように,顎顔面形態と唆合力との間には関連性. 単位唆合力を基準に分査した     を判別するた. が認められた。. めに選択された変数は,表10に示す通りである では,下顎骨の回転を示す. 轄     殆. では,. 20歳代の成人男性で個性正常唆合を有する者64名を被. 上顎前歯の歯軸傾斜を示す. 験者とし,側貌頭部Ⅹ線塊格写真を計測したセファロ分. 下顎前歯の歯軸傾斜を示す 口唇の位置を示す               の8. 析より顎顔面形態を        ならびに の   に分楽し,唆合力との相関を調べたO また,. 項目であった。その判別率は   であり,良好な判別. 唆合力の測定結果からその強さの順に. 結果を示した。ここで選択された8項目のうち. Ⅲの     に分数し,唆合力の強さと関係の深い側. に対する. は,顎顔面形態の 分幾に使用した項目であり,単位唆合力と項顔面形態と. 貌頭部Ⅹ線規格写真の計測項目を多変室解析などを用い 調査した結果,以下の結論を待た。 1.新しく歯科用に開発されたプレスケ-ルは,唆合力. の関連が認められた。. 測定に際し十分な精度と再現性を有し,本測定による. における主成分分析について. 解析システムを用いて唆合力を正確かつ簡便に測定す. 因子分析は,多くの相互関連する変数群の間の関係を -21. -.

参照

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