発達障害児をもつ母親の障害に対する考え方への祖父母の影響に関する研究
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(2) 目次. 第1章. 問題の所在と目的……・・・・・……一……一…1. 第1節. 問題の所在…………・・・・・・・・・・・……………・・一・……・1. 1.. 特殊教育から特別支援教育へ. 2.. 障害児をもつ家族の研究. 3.. 母親や子どもと祖父母に関する研究. 第2節. 研究の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…一……・・…4. 第2章. 方法・・・・・・……・・・・…一一一・…・……・・・・…5. 第1節. 対象……・…・・・・・・・・・・・・・・・・・・……・・・・・・…一・……・…5. 第2節. 調査方法…………・・……一………・………・一………6. 1.. 案施時期. 2I. 手続き. 3.. インタビュー項目. 第3章 第1節. 結果・・………・・・・・・・・・……・…・・・・・….一・8 事例1_Aさん_・…・・………・…一・… ………・・・・・・…8. 1.. 概要. 2.. インタビュー内容. 第2節. 事例2_Bさん_…・……・…・・・・………・………・・…15. 1.. 概要. 2.. インタビュー内容. 第3節. 事例3_Cさん_・・・・・・・・・・・・・・・・・・………・・……・・・・…24. 1,. 概要. 2.. インタビュー内容. 第4節. 事例4_Dさん_…一・・・・・……・一………………・……33. 1.. 概要. 2.. インタビュー内容.
(3) 第5節. 事例5−Eさん一……・・. 11. 概要. 2.. インタビュー内容. 第6節. 事例6−Fさん一…・・…. 1.. 概要. 2.. インタビュー内容. 第7節. 事例7−Gさん一・…・…. 1.. 概要. 2.. インタビュー内容. 第8節. 事例8_Hさん_・・・・・…. 1.. 概要. 2.. インタビュー内容. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…. @ 一・一44. @ 一一・・・・…. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…. ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・…. 55. @ 65. @ 73. 第4章. 考察・…・…………一・一・………………85. 第1節. 子どもの障害・・・・・・・・・・・・・・・・・・………………・・…一…85. 第2節. 障害に気づいた時の様子や経緯・診断前後…・・…・・・・・・・・・・…86. 第3節. 祖父母との関わり…・・・・・……・・・・・・・・・……………・一・・88. 第4節. 母親自身の気持ちの変化・・・・・・・・・・・・・・・・・・……・・…・・・・…90. 第5節. 祖父母の発達障害に対する意識…・・…………・・・……・…90. 第6節. 課題……・…・・・・・・・・・・・……・・・・・・・・・・・・…一・・・・・・・・…92. 引用・参考文献・・・・・・・・・・・・・・・・・・……・……・・・…94. 謝辞.
(4) 第1章問題の所在と目的 第1節問題の所在 1.特殊教育から特別支援教育へ 「今後の特別支援教育の在り方について(最終報告)」(文部科学省,2003)で、「特別支援教. 育とは、従来の特殊教育の対象の障害だけでなく、LD,ADHD、高機能自閉症を含めて障害 のある児童生徒の自立や社会参加に向けて、その一人一人の教育的二一ズを把握して、そ の持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するために、適切な教育や指導を 通じて必要な支援を行うものである」ことが明言された。これにより、特殊教育の頃であ れば通常学級において、集団になじめない、授業についていくことが困難というような、. 手のかかる「気になる子」ではあっても健常児と同じように対応し、教育してきた子ども がr発達障害」と診断されることで特別な支援の対象となった。. 親は自分の子どもが学校では気になる子どもとして扱われ、周囲からは問題行動に対し て親のしつけや家庭環境に原因があると指摘されることも少なくなかった。しかし、特別 支援教育に移行され、「発達障害」という概念が知られるようになったことで、通常学級や. 家庭で何らかの困難を示す原因が親のしつけや家庭環境ではなく、障害であるという考え が広がりつつあり、教師や学校にも理解されることで、親の不安が減少することも考えら れる。また、柘植(2007)が、2001年から特別支援教育への転換が徐々に始まり、2007年ま. でのわずか6年間の各自治体の特別支援教育の取り組みは着実で、しかもスピード感のあ るものだったと述べるように、特別支援教育の積極的な取り組みや発達障害児に対する適 切な支援の検討、研究が活発化している。そして、発達段階の早い時期から障害が発見さ れるようになったことで、親はその子の障害特性にあった育児方法を早いうちから知るこ とができるようになってきている。さらに荒木(2009)は、顕在化している発達障害児の問. 題行動を専門家が関係者と協力して発達支援の視点から取り組むことによって、家族間の コンフリクトや母親など主たる養育者に現れやすいストレスが軽減して新たな見通しを得 ることができるといった発達支援、家族支援の成果もあがってきていると述べている。こ. のように、対象児への支援だけでなく、父母やきょうだいへの家族支援や発達障害者に対 する社会の理解も進んできている。. 1.
(5) 2.障害児をもつ家族の研究 障害児・者の家族に関する研究は以前から数多く発表されており、その中でも多くの家 庭で主な育児者として子育ての中心にいる母親と、父親やきょうだいなどの家族を取り扱 う研究は多い。母親が子どもの障害をどう捉えていくかという研究では、芦澤(2001)が、. LD児とダウン症児の母親の適応過程を比較している。ダウン症児の母親においては、障害 があるとは思っていないという『否認』や他の子に追いつく、他の子と比べてしまうとい う『焦り』の気持ちは発達初期から現れ就学後ほとんどなくなる。そして誕生直後に『情. 緒混乱』を経験し、短期間に『適応』に向かう場合が多いことを示している。それに比べ て、LD児の母親においては『否認と焦り』、『情緒混乱』、『適応』すべてにおいて時間をか. けてゆっくりと変化している。『否認と焦り』は6歳でピークになることから、就学し健常. 児との違いを認めるようになっても、できるだけ健常児に近づいてほしいという気持ちを 持ち続けることを示していると報告している。このように、ダウン症のように見た目にも 障害の特徴が現れる障害に比べて、LDや自閉症などの発達障害は健常児と区別されにくく、. その特徴の認知に時間がかかることも多いため、親の複雑な思いも長い期間続くことが考 えられる。さらに、中田(2002)は、健常児との違いがわかりにくい発達障害の場合、母親. が発達相談に何度も通い、子どもの問題が障害のせいだとわかっても、他の家族が子ども の障害を認めないことが多々あると指摘している。したがって、母親と他の家族の間に意 識の違いが生じ、夫婦間や家族間の葛藤は感情的なもつれへと発展したり、母親が障害を 否定する気持ちを強くさせたりすることにつながると述べている(中田,2002)。. 山岡・中村(2008)は高機能広汎性発達障害児・者の父親と母親における障害の捉え方の. 相違について報告している。その申で診断前の母親は気づきやその深刻さにおいて父親よ り問題意識が先行していたと述べている。そして、診断後については母親が納得やすっき りしたという気持ちを抱く人が多い反面、父親は驚きや認めたくない気持ちを抱く人が多 いと報告し、相違が夫婦間の葛藤を生じさせることを示唆している。 以上のように、母親と父親や他の家族との間には意識のちがいや葛藤が生じる可育自性が. あり、子どもと接することの多い母親が子どもの問題を考えていく上で何らかの影響を与 えていることが考えられる。しかし、葛藤があっても母親にとって身近な家族の支えは重 要である。佐鹿(2007)は、母親が子どもの障害と向き合っていく中で身近な人の支えは大 きく、夫やきょうだい児などの家族の理解は主な育児者である母親にとってとても大切で、. 例えば、r死にたい」と思う気持ちを支えてくれたのは母方祖母だったという事例を述べて.
(6) いる。一方で、佐鹿は祖母から「うちの家系にはこのような障害のある子どもはいない」. という家族の障害に対する無理解は重圧であるとも述べている。さらに、子どもが低年齢 であるほど母親は子育ての責任を背負い込むことが多いと同時に、子どもの将来に対する. 不安も大きい。したがって、親の障害受容の過程においては、このような障害と育児の重 圧からの解放も重要であると考えられている。. 3.母親や子どもと祖父母に関する研究 近年、平均寿命の伸びとともに(平成!9年版厚生労働白書によると平均寿命は女性84.62. 歳、男性77.71歳)、祖父母と関わる期間は長くなっていると考えられる。また、一方で核 家族化や地域のつながりの希薄化などにより、母親が一人で子育てに関わることも少なく. ない。これらを背景として考えると、母親の育児不安や負担が問題になっている現在、子 育てを終えた祖父母の存在は身内の中でも子育ての相談や子どもの話ができる重要な存在 であると考える。. 八重樫ら(2003)は、健常児における母親の子育て不安と祖父母の子育て参加について関. 連性を認めており、母親にとって祖父母はインフォ]マルな社会資源であるとし、適度に 関わることによって子育て不安やストレスも蓄積されにくいと述べている。また、松岡・ 宮中・岩脇(1996)は子育てに対して心配・不安がある母親では祖母もまた育児方針が異なる. といった不安を多くもっていたと報告している。松岡らは、このことから育児方針の違い. や戸惑いが双方に悪影響を与えていることが推測され、祖母の子育て参加の前提として育 児方針の統一や戸惑いをなくしておくことが必要で考えられたとも述べている。このこと からも、母親と祖父母には相互関係があり、核家族であっても祖父母との関係は切り離せ ないものではないだろうか。そして、子どもを通して祖父母との関係は障害児のいる家族 も同様に影響し合っているのではないかと考える。障害児をもつ家庭の場合、子育てにつ いての方針だけにとどまらず、障害についての意識の相違についても母親と祖父母との関 係や家庭環境に影響を及ぼすと考えられる。. このような状況の中、自分の孫が「障害児」という枠組みに入り、健常児と区別される ことに対して抵抗を感じる祖父母もいるという声がある。障害児の祖父母に注目した研究 は以前から発表されており、今野(1998)は、多くの祖母は障害児のいる家族に対して「暗. い」とか「不安」といったイメージを抱く」方、障害児に対しては、その医療や教育、福. 祉等の現状や向上を知らないだけでなく、生命力や発達可能性の大きさについても否定.
(7) 的・消極的な考えを抱きがちであると述べている。また、子どもの障害や教育などに対す る祖父母の理解のなさを日頃感じている母親は、決して少なくないとも述べている。祖父. 母の心配や不安が大きいことや、理解が得られないことなどは母親の精神面に大きな負荷 を与えると考えられている。」方、孫に障害があると知ってからも、知識を増やすことや 偏見をただすきっかけを得ることは、母親以上にむずかしいとも考えられ、親だけでなく、 祖父母に対する支援の必要性を述べている。. したがって、これまで述べてきたようなことから、対象児やその親、さらに家族全体へ の支援を行う上では祖父母の意識や態度もふまえて考えていくことが必要であろう。しか し、障害児の祖父母に焦点化したこれまでの研究は知的障害や自閉症、聴覚障害などの障 害児を対象としたもの(今野,1998.2003;佐鹿,2007)がほとんどである上、数は少なく、通. 常学級に在籍している発達障害児を対象とした祖父母の研究は見当たらない。. 第2節 研究の目的 先に述べたように、発達障害児は見た日には健常児との違いがわかりにくく、母親自身 も障害を認めるまでに不安や葛藤があり、受け入れるまでに時間がかかると考えられてい る。それは父親を初め、他の家族にも考えられることであるが、祖父母の世代では現在の. 発達障害がまだ注目されていない頃に育ち、子育てを終えていることが多いであろう。し たがって、健常児だという意識で接してきた子どもが障害児と診断されたことを理解して いくには母親以上に時間がかかり、そのような意識の違いが母親へ負担を与えることも考 えられる。また反対に、子どもの障害について悩んでいる母親に対して、的確な助言を与 えたり、落ち着きをもたらしたりする存在になることも考えられる。. そこで本研究では、祖父母と母親との関わりや祖父母と子どもとの関わりから、母親が 感じる祖父母の障害に対する意識を明らかにし、発達障害児をもつ母親の障害に対する考 え方における祖父母の影響について検討することを目的とする。.
(8) 第2章 方法 第1節 対象 対象者は兵庫県小野市、加東市、三木市在住の発達障害児の母親8名である。なお、発 達障害の子どもは全員小学生であった。祖父母についてはどの家庭も父方祖父母と母方祖 父母の両方又はいずれかが健在であった。また、父方祖父母と同居しているのは1家族、. 母方祖父母と同居しているのは2家族であった。対象者と家族のプロフィールはT.b1.! に示す。診断名については、母親がフエイスシ」トに記載したものをそのまま掲載する。. Table1対象者と家族のプロフィール 1嬢灘繊11111111. A(30歳代). a(11歳・男). 広汎性発達障害. 父方1祖父・祖母 @@ 一 一 一一. ■. 一. 母方=. LD ADHD B(30歳代). b(10歳・男). c(10歳・男). 、. 一. ■. 一 ■. 一. 父方1祖父・祖母. 一. 一. 一. .. 一. ’. ’. 一. 一. 一. 一. 一. 一. 広汎性発達障害. LD高機能自閉症. 別居. 一. 一. 一. ■. 一. ■. ■. 一. ■. 一. 祖母. ■. 一. 一. 一. 一. 一. ■. .. ■ ヵ福P祖父・祖母. 一. 鼈鼈鼈鼈鼈鼈黹. ム一’.’一一一I−II■I一■I一. 一. ■. 一. 一. 一. ’. ’. ’. ’. e(11歳・男). 高機能自閉症. 祖母. 広汎性発達障害 F(30歳代). f(8歳・女). ヵ福P祖父・祖母 1. ?■ 一 ’ 一 一 一 → 一 一 一 一 一 ■ . I ■ ■ ■ ■ 一 一 I ■ 一. ・. ’. .. 一. 一. 一. ■. ■. g1(10歳・男). 両児とも. G(30歳代). 一. ■. 一. h(11歳・男). 広汎性発達障害. アスペルカー症候群. 母方1祖父・祖母. ■. 父方1祖父・祖母. I. @ 1. ’■’’.一一 ム一一一一I■一■一一一一’’一一一 母方1祖父・祖母. 5. ■. .. ’. .. 一. 一. 一. ’. ’. 一. 一. I. I. 一. ■. 一. 』. 一. ■. ’. 一. ■. 一. 一. I. I. 一. 一. ’. 一. ‘. 一. 別居. 一. 一. 一. .. 一. .. ■. 一. 一. ’. ’. ’. 一. 一. 一. ■. 同居. 別居. 一. @ ■. 一. 同居 ’. 母方≡祖父・祖母 ■. ?一 一 I I ■ I “ ■ 一 ■ I 一 一 . 一 ’ ’ 一 一 一 一 一 一 I. g2(7歳・男). H(40歳代). 1 @ ■ ヵ福P祖父・祖母. ’. 同居. I. ?一 一 一 一 一 ■ ’ 一 一 ■ ■ 一 一 一 ■ 一 ’ ’ 一 ’ 一 一 一 .. 精神遅滞. 一. 別居 一. I. 母方1祖父・祖母. 一. 別居. ?一 一 一 一 一 ’ “ 一 1 一 一 一 . 一 ■ 一 ■ ■ 一 ■ 一 I ■ 一. @ 1. 一. 一. ■. E(30歳代). ’. 別居 一. 一. ヵ福P 1 @ 一 母方1祖父・祖母. 一. 別居. 一. @ 一. 一. 別居 I. @ 一 母方1. 一. 別居. 一. 一. d(11歳・男). ■. 祖母 ■. 母方1祖父・祖母. D(40歳代). 一. 一一I一一一一 ム■.’’一一’■一一一一一一一一■. 高機能自閉症 C(30歳代). ■. 一. 一. 一. 一. .. 一. ■. ■. 一. 一. ’. ’. ’. 一. .. 一. 別居 別居 一. 一. 一. 一. 一. 一. 一. I. ■. ■. 一. 一. 一. ’. 一. 一. 別居.
(9) 第2節 調査方法 1.実施時期. 実施時期は2009年9月から10月であった。. 2.手続き 母親へは紹介者を通じて依頼することとした。事前に紹介者を通じてフェイスシ]トと 大まかなインタビュー内容を渡し、内容を把握してもらった上で、インタビューを行った。. 母親と筆者との1対1の面接で、実施時間は1人30∼40分程度であった。インタビュ]の 内容は許可を得てボイスレコーダーに録音した。. 3.インタビュー項目. 大まかに以下の5点について質問した。必要に応じて過去から現在に至るまでを語って もらった。. (1)子どもの様子. ①学校の様子 ②家庭の様子 (2)障害に気づいた時から診断前後. ①気づきの時期 ②診断前の相談相手 ③祖父母・周りの家族の様子や意識、気持ち ④医療機関受診のきっかけ ⑤診断後の母親の気持ち (3)祖父母との関わり. ①祖父母に障害を伝えたか ②伝えた時の反応 ③報告前後の子どもとの関わり方 ④母親との関わり方(プラス/マイナスになっていること). (4)母親自身の気持ちの変化. ①祖父母との直接的な関わりによる気持ちの変化.
(10) ②祖父母との間接的な関わりによる気持ちの変化 (5)祖父母の発達障害に対する意識. ①発達障害に対する知識やイメージの有無 ②孫の障害を知ってから現在までの意識の変化. 7.
(11) 第3章 結果 ここでは事例1から事例8の結果を記すが、表記に関して以下の点を断っておきたい。 ①結果の中の「OQ」の表記は、インタビュアーの発言を示し、その内容が質問ではない 場合も同様にしている。. ② 【AO○】から【HO○】の表記におけるAからHのアルファベットは対象者の母親 AからHに該当し、【】はインタビュアーの発言に対する母親の回答である。 ③ここで出てくる「祖父母」はインタビュー対象者の子どもから見た続柄とする。 そして、「父方祖父母」は対象者の夫の両親、「母方祖父母」は対象者の両親を表す。. 第1節事例1_^さん_ 1.概要 子どもの様子 (学校と家庭0)相違). <家庭より学校で問題行動> 学校では問題行動が非常に多く、家庭では目立ってない。 <リ]ダ]シップを発揮>. 学校の様子. 行事には全力を使い、リーダーシップを発揮することは評価され ている。授業中は退屈で友だちにちょっかいをかけ、注意される とカッとなり物を投げつける。. <家で問題行動はない>. 家庭の様子. 家庭では探さないと見つからないぐらい目立っていなかったた め、学校での問題が信じがたかった。. 気づきの時期. <小学校1年生1学期> 担任から延々と問題行動について責めるような口調で言われた。 <夫>. 診断前の相談相手. r考えすぎ」r医者に相談せんでも、こいつにあった家庭教育をし たらいい」と言われる。発達相談へ行くことは1人で考えていた。. 祖父母・周りの 家族の様子や意識、. 気持ち. 医療機関. 受診のきっかけ. <痛みでわからせるしつけ> (障害と思うより)夫婦とも感情が先走り、痛みでわからせようと いうしつけをしていた。. <担任からの電話、謝罪の増加> 延々と担任から電話があり、。の友人への謝罪場面も増えてきた ので何かあるのは明らかだと思ったこと。.
(12) 診断後の 母親の気持ち 祖父母に. 障害を伝えたか. <ホッとした>. (何かあると思っていたので)やっぱりなという気持ち。大半がホ ッとした気持ち。100%よかったなと思った。. <両方の祖父母へ伝えた>. 診断がおりて1週間後ぐらいまでに両方の祖父母に伝えた。夫が 改まった形で話し、簡単に説明をした。 <ショック>. 伝えた時の反応. 報告前後の 子どもの関わり. 母親との関わり. 母方祖母は涙を流した。言葉が見つからない様子だった。父方祖 父母は「こんなに元気やし、どこに障害があるの?」と驚いた。 説明してもショックから立ち直れない表情だった。 <関係は良好>. 関係が変わったとは思わない。3人兄弟の中で一番目をかけてく れているのがわかる。関係は良好である。 <祖父母は何でも話せる> 障害に関わらず、上の子が乳児の時から一緒の空間では子育てし ないようにしている。しかしa君のことを祖父母に何でも話せる。. 祖父母との直接的・. 間接的な関わりに よる気持ちの変化. <気持ちのリセット>. どうしても悪いことに日がいってしまうが、祖父母と話す機会が あることで気持ちがリセットされる。. <いてもらわないといけない存在>. 祖父母の存在. 孫の障害を 知ってから現在まで の意識の変化. a君がゆっくりするためにも、Aさんがa君のいいこと見つけをし て気持ちをリセットするためにもいてもらわないとと思う存在。 <ずっと気にし続ける>. 普段困っているような様子はないが、4年経っても時折「aはもう 障害は治ったんやろ」と言うので、気にはなっていて、ずっと気 にし続けるのかなと思う。. 2.インタビュー内容 〃0ノ、お子さんについて、学校と家庭との崖いといラのなあ6のでしょラ机. 【A01】aはもう学校では非常に問題行動が多いです。家庭では問題行動というのが探さ ないと見つからないというぐらい目立ってないです。. ノ。02鰯ラ動といラの〆ま、 籏〆ゴ雄〆こ肋jちょっカ)いをカVプたクということで;プ1万〕9. 【A02】はい、ちょっかいをかけるというレベルではおさまらなくて。例えば、運動会と. か自然学校とか、行事の時にはそれに向かって全ての力を使うような子どもなので、学校 生活も友だちと協力する場面はリーダーシップを発揮して、先生の望む方向にぐいぐい引 っ張っていくところが高学年になって見られはじめたんです。そこは先生にもすごく評価.
(13) してもらって、本人も喜んでるんですね。. 【A03】ところが、その目指すべきものがなくなった後、もうえらいことになりまして、 目標がないんで、授業中退屈で、友だちが自分の方に向いてくれるように、あらゆること. をやっているようです。例えば、プリント見たら全然わからないんで、それで紙飛行機を 作って友だちに向かって飛ばしてみたり、それがだんだんエスカレートして、友だちに注 意をされるとカ]ツときて、持ってる物を友だちに向かって投げる。消しゴムとかノート とか教科書とか、今のところ当たっても怪我をしないものを投げているんで、とりあえず 謝罪だけですんでいるんですけども、それが例えば、カッターナイフとかはさみとかいう 刃物の時に怖いなとそれは小さい時から心配してます。それが咋日もあったとこです。. 〃03気に在るように在ったまっかげぱ棚)あクましたか9. 【A04】aがちょっと他の子と違うなと思ったのは、小学校1年生の1学期ですね。5月 の後半ぐらいに、PTAの親睦会でバレ]ボ]ル大会をしてる時に、担任の先生に体育倉庫 に呼ばれまして、30分間立ったままで延々とaの問題行動について責めるような口調で言 われたんですね。それで、rあ一これはもう明らかに、他の子と違う」と(思いました)。こ. れは発達障害の部類に入る何かがあるんじゃないかと思ったんです。 【A05】でもその時は思っただけで、夫には「おまえの考えすぎや。そんなふうに思って、. 自分の気持ちをなんとか落ち着かせようと、責任転換をしとるだけかもしれへん」って言 われて、「もしかしたらそうかもしれんな」とも思ったんですけども、やっぱりその後延々. と担任の先生からの電話があり、謝罪する場面も増えてきたんで、明らかかなと思いなが らも、時間がなくて病院には行かなかったんです。それがきっかけですね。. 〃04その螂其 また塚mこ薙ではπ色在かったですか9 【A06】何もなかったです。だから信じがたいというのが8割9割ぐらいは占めてました。. ノ005∠Zガさ/レだツブ/こ鰯傍をしてレ、く彫/こだンしたシし漱を3書タプよ一ラカ〕ということ〆こ在. っていったわげですか9 【A07】はい。というよりも、私はずっと診断というより発達相談に行きたいと思ってた んです。まずは県の発達相談に電話で相談しまして、そんなとこから発達相談の手順を密 かに進めてたんです。夏休みなってからですね。着々と。誰に相談もせずに。. 10.
(14) ノ006で〆プ鰯/こデアま、漱ざおクた酢とんな気持ちでしたカ)9 【A08】あ日やっぱりなと。それとあとはやっぱりホッとしたっていう気持ちがたぶんお おかたを占めてたかなと思います。もう100%よかったなと思いました。. ノ007項アクタ)賄とレ、5ク=)〆才どラて寺し7三カ〕9. 【A09】はい。やっぱりホッとしたっていう裏には、なんで姉や足とこんなにも違うんや ろうっていうきょうだいの中での比較が多くて、私たちの教育方針がこの子には裏目に出 てるのかなって夫婦ともに自分たちを責めてたんですね。. 【AlO】しつけと称して虐待まがいのことも今思えばしてたと思います。どうしても感情 が先走って、aが友だちにやったことを痛みでわからせようという気持ちがものすごくあ って、私たち親からほんとにかわいそうなぐらい痛い目にあわされてました。それが、「や っとこの子にはそんなことをする必要がなくなった」とホッとしました。. 【A11】診断が広汎性発達障害とおおざっぱでしたが、LDもAD㎜の要素も自閉症特有の こだわりも強烈にあるということは私ら親が知ってたらそれでいいと思って、クリニック. の先生には「もう大きなくくりで充分です。ただ相談にだけは定期的に来たいので」と言 って終わったんです。. 【A12】早速夫にもう手を出さんでいいってことを伝えて、すぐに理解してもらったんで す。実は夫は私が病院に相談に行くと言った時はすごい顔して、「なんでそんなとこに行く んや」と(言いました)。今聞くと、r医者に相談せんでも、こいつにあった家庭教育ってい. うのをしたったらええやないか」って言うけど、やっぱり診断名がついてないから、殴る. 蹴る。私たち夫婦のためには診断で第三者の目からaを見てもらったのはすごくよかった と思います。aの祖父母には夫から改まった状態で報告しました。. 〃08改まって報告しようと,寂ったのは肋〕麟があってでナか9 【A13】祖父母はやっぱりそういう教育も受けてないし、そういう知識がないもんやから、. 絶対発達障害という「障害」と名前がつくだけでショックを受けるやろうなというのが明 らかだったんで、改まった状態で報告をして、その障害のことについて軽くですけども、 説明を加えるために報告をしました。. 11.
(15) 〃09それはげつこラ早い萬徴でで効岬 【A14】そうですね。診断されて、たぶん1週間後ぐらいには、もう2学期が始まるまで に両方ともの祖父母に報告しました。. 〃70.その時嚇は9 【A15】やっぱり想像通りに、ガ]ンっていう感じてした。特に母方祖母は、今もう祖父 は死んでいないんですけども、祖母に言ったときには源流してましたね。あとはもう、文. 字で書いたら「・… 」っていうあれですね。もう言葉も見つからない。父方祖父母も ガーンっていう感じで。第一声が「そんな障害って言われても、こんなに健康やし元気や し、この子のどこに障害があるの?」っていう驚きと、あとはもう説明をしてもやっぱり そのショックから立ち上がれないでいるそんな表情でしたね。. 〃ノ.そこから、腐係が変わったといラことは左かったでカか9. 【A16】それはなかったとは私たちは思ってるんですけども。でももう4年経ってるんで すけど、やっぱり時折、「aは今はもう障害は治ったんやろ」って言うので、やっぱり気に はしてる、ずっとし続けてるのかなって思います。. 〃〃で依祖父母とはどラいラ感じで鰯わってこられたのですか9子奇ての朔談とかはさ. れてましたか9 【A17】aの兄や姉の時に祖父母と子育てでちょっと衝突することがあったんで、祖父母 に子どもを預けることは多々ありますが、その時には完壁に預けて、一緒の空間にできる. だけいないように赤ちゃんの時からしています。乳児の時に考え方の違いが出てきて、こ れは一緒の空間で子育てしとったらお互いによくないなと思ったんでそう心がけてきまし た。それは今でもです。. ノ。7エ摩勃ゴある往い脇なく9 【A18】そうです。うちの場合は。. 〃〃で色がわいがってくださっているといラ感じですか9 【A19】そうですね。3人子どもがいてたら、aにやっぱり」番目をかけてくれてるってい. 12.
(16) うのは外から見てても分かります。子どもとの関わりは大変良好だと思います。. 〃751それを児ていて、勉強になるなどか、助力)ってるなとい5よラなこと色あクまナガ)9. 【A20】ありますね。aは祖父母が大好きなんですね。その裏には、家ではあれしないと いけないとか親の怖い表情とか怒ってる声とか意味はわからなくても察知できるんで、そ れを祖父母の家ではいちいち気を遣わなくてもいいっていうのがあるからやと思うんです けれども、とにかくしんどくなると行きたがりますね。頭のしんどさと体のしんどさと両 方あると思うんですけども。今はそれをはっきり言葉で「ばあちゃんとこ行ってゆっくり したい」言うて(笑)。ゆっくりっていうのは、祖父母の家に行くと、家には置いてないDS ができるんですね。イコールそれがゆっくりらしくって。. 〃761ちょっと灘く“らいの感じですか? 【A21】そうそう、現実逃避しに行きたいみたいですね。それを彼なりの言葉で今は「ゆ っくり」ていう言葉をうまいこと使えるようになったんで、「ちょっとゆっくりしにばあち ゃんとこ行ってくるわ」言うて、行ってます。. 〃zそれがサイン/こなってるんですね。遡こ、子ど色と祖父母との灘わクを児てて、気に. 在ることとか厨ることとか、あと慈父母が豚ってるかなといラことはあクまプか9 【A22】困ることは、母方祖母に対してすごくえらそうな口のきき方をする時もあるんで す。兄を見て、「こういう言い方をしてもいいのか」と学んでしまったみたいで、それに対. してはきょうだい3人ともに共通してすごくきつく叱ったことは過去にありました。それ 以降は祖父母のことを馬鹿にしたり、えらそうに言ったり、えらそうな態度をとったりっ ていうことは」功なくなったっていう報告をしてもらったんで、一発叱ったのが効果絶大 やったみたいです。. ノρ78そラレiラ年質なの一で、忍色∠瀞たい〆こ在ったことカざあるのて〒、一座茅して濃メブるの カざプIこいなと,叙います;. 【A23】そうですねえ。よっぽど父親が怖いんやと思うんですけども。・たぶん兄、姉は当. たり前で筋が通ったことで怒られたんで、ハッとしたんやと思うんですね。で、弟のaは 言葉ではいまいち理解はできてなかったと思うんですけども、兄や姉の様子があまりにも. 13.
(17) 尋常じゃないなと思ったんで、とりあえず兄の真似しとかなっていうのでがらっと変わっ たと思うんです。. ノ0〃祖父母は棚〕厭ってるようなことは倖にないてプか9 【A24】ないですねえ。診断がおりて報告した時に、「じゃあ私らはどうすればいいんや?」. ということを涙ながらに聞かれたので、「いえいえ、もう普通でいいんよ」って言うて、た. ぶんその報告の時に全部話をしたので、今は困ってる様子はないですね。. ノ02αノさ/レと慈父母との厨わクの中で〆其 ノさ/レ/こフ。ラヌ/こなること、 鰍〆ズ 綴/こ二乗. って邑らって励まされるとか、そクいラ歴駁はあクま切・9 【A25】相談というよりも、日頃のaの様子をいいことも悪いこともなんの遠慮もなく話. ができる。そういう関係が今できてるんで、いろんな人にaのことを100%はき出せない 分を祖父母には言えるというとこが今は私にとってはいいかなと(思う)。でもやっぱり最 近は、悪いことは全部は言うてないですね。差し障りのない程度でちょっと時間が経っと. 笑い飛ばせるぐらいの問題行動は言ってるかな。あんまり祖父母が困らない程度に自分で ちゃんと取捨選択してますね。. ノ”ノ.では逆に、親父母とノさんとの灘わクで厨ってることは物コあクまプか9 【A26】aのことでですよね?それはないですね。. 〃2で;は斑父母は、子浄てとか将来とか子ど色さんその色の/こ対しての考左方をいい方に. 導いてくれる存在でナか9 【A27】そうですね。どうしても悪いことに目がいってしまうんですね。で、こういうふ うな報告の機会があることで元に戻るというか、リセットされるんですね。それ今ハッと. 思ったんですけども、やっぱり祖父母にaのいいこと、悪いこと報告することでrあかん あかん、aの悪いことばっかし見とったわ」って、aのもっとええとこを見て報告しよう と思う。特にaみたいな子どもの場合は日頃からやっぱり学校で叱られることの方が明ら かに多いんで、せめて家の中だけではいいこと見つけして、いいことだけ報告して祖父母 にはいい子やと思われたいとaが思うように報告せななと、今思いました。. 14.
(18) 〃23敬母はいたぽ5がいいです泊。 【A28】いたほうがいいですね。いてもらわないと、aもゆっくりできないし、私らもや っぱりいいこと見つけをするっていう、そのリセットされるためにはやっぱりいてもらわ ないと、と思いましたね。. ノ〃4では最凌〆こ、慈父母の赦κは膵割/こ対して抵鰯ざあるよラに銀ラんでブ功、そ. ラいきごと微の慈父母から窟じ6ことはあクまナか9 【A29】あります。参観日に行くと祖父母は最近はすごくたくさんみえられてるんですね。. で、aのように授業中集中できない子どもがやっぱりどのクラスにも今ほんとにいるんで すけども、そういう子どもさんがいると、廊下なんかで立ち話をしながら「あれはどこど この孫やと思う」とか、そんな感じの立ち話をもうすごく耳にすることが多くて、まあ私 の意識が過剰になってるというのもあると思うんですけども、「あ一落ち着きないな、あの 子は。親どんな仕事しとんねん」とか「親は全然子どものこと見とってないんちゃうか」 とかそういうほんとに本に書いであるような批判をされてますね。それを生でよく耳にし ますね。それは(私たち)親の世代もあまり変わらないかなと思います。. ノ”5やはク色うちょっと理解が進ま在いとだめでナガ。. 【A30】そうですね。だから理解が進んでないなと思うからこそ、なんか予防線張るため に私らはaが発達障害児やということを、批判をもろに受けないために、参観目の日の学 級懇談会なんかであらかじめ保護者には話をしておくとか、たぶん私は自分で予防線張っ てるなと思いながらそんなことを言ったりしてます。. 第2節 事例2−8さん一 1.概要. 子どもの様子. <あまり変わらない>. (学校と家庭の相違)学校でも家でも脳天気でお笑い系。. 学校の様子. <現在うまくいっている>. 一番ひどい時は教室を飛び出すし、学校に行かないと言った。現. 15.
(19) 在は先生と相一性が良く、うまくいっている。落語の小話やお笑い を覚えてそのまま披露する。 <和ませ役>. 家庭の様子. 和ませ役で、ビーンと張りつめた空気のところで変なことをやら かして怒る気が失せてしまうような空気にする。 <生まれた時からキャラが違う>. 気づきの時期. 診断前の相談相手. 生まれてきた時から長男とキャラが違うと思った。長男はまじめ で発達も早かったが、b君はほわっとしてのんびりで、滑舌も悪 かった。3歳児健診は要観察だったが、スルーした。 <保育所の先生> 特に悩んだことはないが、送り迎えの集中しない時間を狙って行 き、普通に子育ての話をする感覚で少レこ・配な面を話していた。. 祖父母・周りの. 家族の様子や意識、. 気持ち. 医療機関. 受診のきっかけ. <軽い心配>. 家族とは「なんかこの子のんびりやな。学校の勉強になったらち よっと大丈夫がな」というくらいの軽い心配で終わっていた。 <保育土の紹介>. 就学後ちょっと勉強が心配だと保育士に話したら、発達に詳しい 小児科の先生を教えてくれて、「ほな行こか」と気軽に行った。 <スッキリした>. 診断後の 母親の気持ち. すごくスッキリした。変だと気にはなっていて、クリアにならな い部分の理由が(障害だと)わかって、何か手がある、次行きまし ようという気持ちになった。. 祖父母に 障害を伝えたか. 伝えた時の反応. 報告前後の 子どもの関わり. 母親との関わり. <両方の祖父母に伝えた>. 父方祖父母にはしばらく言わなかった。何かあった時の対応もあ ると考えて、一応伝えた。母方祖母にも伝えている。 〈大きな反応はなかった> 父方祖父母は全然わからなかった様子で、その後話も出ず、忘れ. 去られているかもしれない。母方祖母はあっさりした反応だった が関係のある番組を気にして教えてくれたり見てくれたりする。 <報告前後での変化は無し> 両祖父母、態度が変わることなく接してくれる。長男がしっかり しているので、下の子はちょっと心配と声をかけてくれる。. <手助けをしてくれる> 子どもが(学校から)帰ってきた時に見てくれることが一番助か る。母方祖母は「あんまり悩んだらあかんで」と、いいところを 見つけて言ってくれるのでBさんもその話ができる。. 祖父母との直接的・. <悩まず前向きになる>. 間接的な関わりに. これから先を不安に思うが、考えてもしかたがないと思うように. よる気持ちの変化. なっている。視点が違うので「あ、そうか」と気付くこともある。. 祖父母の存在. <いてよかった> ふかふかのrお布団」のような存在。いてよかったかなと思う。. 16.
(20) 発達障害に対する知 識やイメージの有無. <かわいそうな対象> r障害者」と大枠の時はかわいそうな対象である。. <イメ]ジは変わっていない> 孫の障害を. 知ってから現在まで の意識の変化. 障害に対するイメージは変わっていないと思う。しかしb君はか わいそうな対象ではないし、態度も変わっていない。もしかした ら認めていないか、理解していないか、気にはなるけどあえてつ っこんだ話をしないのかとBさんは思っている。. 2.インタビュー内容 200ノ、字狡と雄と6ク簾子の崖いを感じられ÷5こと〆才あクますカj9. 【BO1】あんまり変わらへんタイプかな。家でも脳天気で、お笑い系って感じですね。家 でも和まし役なんですよ。ビーンとなった空気のところに変なことやらかして、なんか怒 る気失せるみたいな感じなんです。. 2002轍て亭色そ/レ在感じな/レでプ1カ〕9. 【B02】やっぱり自閉症の子って基本悲しい顔嫌いじゃないですか。だから笑ってもらお うっていうのがあるみたいで、落語の小話覚えて披露したり、お笑い系の番組で本人が好 きなのを覚えこんでって、そっくりそのままやるみたいな、そんな感じのお笑い系です。. 2003二じや2ち/プっこ5雄カ〕ら色タ戸カ〕れて’レiるdζニラてf切〕9. 【B03】まあまあすれ違いながらも、おもろいやっちゃみたいな感じで(思われてると思う)。. 2004.麟とレi一ラク)/才2ちるメノて;フッ)9. 【B04】ありましたよ。今年は担任の先生と相性がいいから、なんとなくうまくいってる。. 一番ひどいときやったら、教室を飛び出すし、学校行けへん言うし。先生もそれに対して うちの子はこんなことがあんなことがってもう指摘ばっかり。. 20051では、そラいラ気/こなク婚めたといラのはいつく“らいからですか9. 【B05】最初の気づきは。うちの場合、長男はたぶん普通で、1人目の子を育てて、3歳お いて2人目だったんですけど、生まれてきたときから、こいつキャラ違うみたいな。. 17.
(21) 2ρ061るラ崖いカざメフカj6ら/レ庄/レて;ヲツj9. 【B06】持ってる雰囲気?もう生まれたときからお笑い系みたい(笑)。ほわっとしてる。. 上の子はすっごいまじめな感じで、やっぱり私も1人目やから」生懸命っていうのもあっ たんやろけど。だから上の子はようできて、はさみ使えるとか細かいところが一般的な発 達の標準より早かったですよ。2人目は発育の標準よりめっちゃ遅いぞみたいな。1・2年 遅いぞみたいな。手先の器用さとか、しゃべんねんけどいつまで経っても滑舌悪いとか。. 【B07】保育所時代はおもろいやっちゃなっていうか、ちょっとのんびりさんやなぐらい でたいして気にもせず。3歳健診?で要観察にはなったんやけど、ピックアップされなか った。まだ当時はそこまで早期発見ができる体制もなかったから。今やったらたぶんひっ かかってる。. 【B08】ええか言われたしええかみたいな感じでいってしまって。でも保育所の先生は気 になってた。診断受けようとかそういうきっかけは、卒園間際の2月ぐらいに、ちょっと 心配な面があったから送り迎えの親が集中しない時間帯を狙って行ってたんですよ。お迎 え行って「このままいったら学校行って心配やねんけどな」って保育士の先生にしゃべっ てたら、「そういう発達に詳しい小児科の先生おってやから見てもらったら?」って教えて もらって「ほな行こか」という感じですっごい気軽に行きました。. 2007二炭材6ク聯し7三6ク/ま深鯛6ク党生カざ主て言切j7. 【B09】そう、普通に子育ての話みたいな感じ。まあちょっと変わってるけど、ちょっと 遅いねんけど、何かその子どもが愛やから悩んで相談したっていう意識はない。. 20081て7ま鎌と〆才そラいク認才されまし7三カj9 【B10】保育所時代?いや、普通になんかこの子のんびりやなぐらいで終わってしまって。 まあ学校の勉強になったらちょっと大丈夫がなあぐらいの軽い心配(はしてた)。. 2009芙脚こ診断をしてららつたらこういラ庫穿や特徴があると言われたんで切・7 【B11】そうそう、行ったら言われて。あ、そんなんあるんですか?みたいな。その言葉 すら知らなかったから、へ一…みたいな(笑)。. 18.
(22) 2似σそラでプーよカ。 じやあその勝とルな餅ちて;したか9. 【B12】すっごいスッキリしました。なんかちょっと気にはなっとって、なんか愛やなっ. てクリアにならない部分がありながら、1人日でうまくいってもいかへんとことかあるか ら、でもこの子はこんな感じの子やなってきとったけど、その理由付けがそこにあったの ねみたいな。じゃあなんか手あるやろ、次いきましょ(と思った)。全然泣きませんでした。. 20ノノ.てγ期アったこととカ〕、よく在カ・ったということ/;才その砺/才律/こ在カ】ったでフッj9. 【B13】悩むほど困ることはなかったですね。. 2072手ま・て亭そ/レ在厨ること危なく生涯されてき7三といラの色ある/…ノて手ヲツ)9. 【B14】そうそう、日常のちょっとした困ったことはあったけど「もうどうしよう、困っ. た」っていうことはなかった。たまたまやってたことが、専門用語で言う視覚支援的やっ たり、ちょうどはまってたんですよ。診断名聞いて、その本読んだりするじゃないですか。 「あ、あってたんや、ラッキー!」みたいな。. 2ρノエこ’糠/こ〆才そういラ待鮒ゴあるとレ1ラこと〆本庁左ましたカj9. 【B15】まず夫に、今日病院行ってこうやってんって普通に話して。で、「おじいおばあど. うしよっか」って。同居じゃないんですけど、見える範囲のとこにて、関わりが当然ある. んで、伝えとったほうがええやろか?って。でも伝えたら逆にフィルターかかって意識す るかなあと言いながら、しばらく言わないで過ぎた。. 【B16】いつ言うたか覚えてないけど、やっぱり学校通い出して、何かあって祖母に近所 の人から話がきた時の対応もあるんかなとかいうのもあって、」応こんなこと言われてん って言ってんけど、全然わかれへんかったみたいで。「そんなん見えへんし」で終わってし. まって、その復そういう話出てこうへんし、たぶんそのまま忘れ去られてしまってる。よ くできた祖父母やったから、そこで態度が変わることもなかった。. 2α4で;は繍凌で励〕銚があったといラわけで=危なかったですか9 【B17】そうそう。私(母親)のせいやとか言われることもなく。ちょっと目がけたらなあ. かん子やなみたいな感じで接してくれてます。長男しっかりしてるけど、下の子ちょっと 心配やなぐらいの感じでよう声はかけてくれるかな。. 19.
(23) 2ρノ5勝として〆才いい感じでプ浦。 βさん肪のこ’賄はと“ラて睾すカゴ9. 【B18】ちょっと遠いんですよ。だからいわゆる帰省するってやつ。うちは今もう祖母し かいないんですが、伝えたら「あ、そうなん?でもまあそんなん一緒やん」みたいな感じ で、やっぱり全然変わらずでした。でも母方祖母はそういう番組があったりするとやっぱ り気にして見てくれたりとか教えてくれたりとかいうのはあるからそういうとこは父方祖 父母とちょっと違うかな。. 2076では勝々、遁律学級にいて、で色膵割とつくといラところで低所を感じてい6慈 父母るい6とい5声を耳/こブI{5/レでプブプと、 そ5い5ことる凌いでブ「カj9. 【B19】そうやね。学校には先生レベルにお知らせしてるけど、子どもたちには言っても 理解ができないんで、言うことで逆に、保護者サイドにちゃんと伝わらずに変な情報が一 人歩きして、偏見とか友達関係に影響する方を心配したんで、保護者とか子どもには伝え ないでくださいって学校に伝えているんです。私から話してる何人かの知り合いはいるん だけども。限りなく見た日ノ]マルなので難しいところです。. 2α71で;は3さんと祖父母との灘わクの中で励〕フ。ラヌに在ってると、蟹ラこととか、∠耐〆こ. お子さんのことで断って6こととカベれは気〆こなるなといクこと〆才あクまプか9. 【B20】プラスになってるんは、とにかく気にはかけてくれて、私は仕事してるんで、子 どもが帰ってきたときに家いないとかあるから、そしたら祖母の家に行くんですよ。で、. 相手してくれたりとかおやつくれたりとか、特に何かあるんじゃないんだけど、おっても らえて目配りしてもらえるんで、それが一番です。. 2ρ78安心て;ブカ。. 【B21】そうそう。やっぱりおばあちゃん情報網ってうちより早いんです。bが近所の子 どもさんと遊んでて、車で5分かかるサティまで自転車で行ったらしいんです。そしたら 知らんおばちゃんが「迎え行ってこい」って祖母に聞いてうちに電話がけてきた。. 【B22】そう…行動範囲がいろいろで。実家帰った時も、ディズニーランドまでちょうど 1時間ぐらいで、それがお楽しみなんですけど。去年の夏私(Bさん)と(b君)2人で行ったん ですね。満喫して帰り、武蔵野線乗ってたら途中で(bが)トイレって言って途中下車したん だけど、今度私が置き去りになったんです。. 20.
(24) 2079 と’うシ、うことで言切j9!. 【B23】5時ぐらいで帰宅ラッシュの人波にのまれて、トイレ行くまでに(bを)見失っちゃ. ったんです。で、探してるうちにbはとっとと来た電車に乗って打っちゃったんですね。 電話がかってきて、「お母さん何してんの?お復すいたよ」が第一声ですからね。「早く帰 ってきてよ」って私まだ足止めくらってるんだよみたいな。(bの)捜索願まで出してるんだ. よみたいな。そういう時も祖母は大笑いです。成長とともに活動範囲広がって、いろいろ やらかしてくれる。. 2〃0.で邑ちやんと家7こ/蛎ってくるんですね。. 【B24】そう、行った道を戻る人なんです。だからちょこちょこそういうのがあって、年 齢が小さいうちは行動が小規模。だからやっぱ最初そういうのがあった時に父方祖父母に は言おうって思ったのがきっかけかな。何かちょこちょこやらかすんで忘れちゃったんで すけど。. 2ψノ.そ5いラちょこちょこと気/こ在ることが今まであったと一思うんで=プーけと41撤にあ. がってから深着濁とはまた崖った熾籔というのは励・あク麦したか9 【B25】やっぱり勉強関係ですかね。保育所勉強ないんで。LD、書字が大変なんですよ。 もうグニョグニョで、1年生のノ]トが84字でもマスがちっちゃくて収まらなかったんで、 作って宿題をさせてたんですね。書字の問題とか読みもあったから、文章題解けないです。. 【B26】あと忘れ物もぽろぽろ。学校の制服の上着を運動場の真ん中になぜか置いて、な いって言う。たまたま学校に行く用事があって行った臼で、「誰かの制服が落ちてる」って 拾ったら我が子の制服だった。もうそういう系がぽろぽろ。不注意くん。. 【B27】宿題始めたらポーってなるし。やっぱりまずは忘れ物、時間割、宿題…かな。そ こらへんどうやってさしていこうみたいな。家で見える部分ってそこなんで。学校行った ら行った先わかんないんで。. 2mZ今誘されてる様子だ∠、すご“ぐおおらカ)に受けとめてるなっていク駆象を受けるんで. ナけと色、微まれること色あつたクはするんですか9 【B28】悩むというか不安に思うのはやっぱりこっから先。小学校まではたぶん何とかな るけど、中学校でほんまに勉強大丈夫がなとか、高校進学の受験なったら大丈夫?みたい. 21.
(25) な。働くってことを考えた時にとりあえずやっぱり高校は行ってからじゃないとっていう. のがあるけど、果たしてこの子はどういう道を行くんやろうっていう意味で不安はあるん ですけど…。. 【B29】考えてもしゃあないんで。その場その場で、目の前のことクリアしていかんと進 まへんから。不安に思ったりっていうのはたまにフッとあります。げと悩んで胃が痛いと か、寝られへんとかっていうのはないです。. 〃3そ5いラのぱやぱク母施父母色そクいク考え在んで切岬 【B30】そうやね、「あんまり悩んだらあかんで」っていう感じでは言ってくれますね。帰 省しても、いいとこを見つけて、「こんなとこもあるやんか」みたいな感じで言ってくれる んで、やっぱり言ってもらったら私も嬉しいから、「そうそうこんなこともできんねん」っ てしゃべり出したりします。. 2ψ4つなが6色のがあるんでナ泊。あ君や刀さんと慈父母との灘わクや斑父母の存在2ゴあ ることによって、餅の雰理気はどうだ∠,叙いまずか9 【B31】うちはよかったと思う。やっぱり人が増えるとそれなりに嫌なこともあるんやけ どすごい勉強になるな、やっぱり年の坊やなって思うとこがいっぱいあるから、おってよ. かったかなって思うかな。上の子が左利きで行くたびにお箸のこと言われたりとかで保育 所まではけっこうしつけの面ですごい嫌な時期もあったんですよ。また何か言われるんち ゃうかとか、ちょっと行きたくないなっていう時期もあったんやけど、それ過ぎて、別に そんなん言われてもいいやっていう割り切りができてからは、やっぱ視点が違うから気付 いてないとこで「あ、そうか」って思うことがあるから、結果はプラスやと思う。. 2ψクで依岩繍こ茅クどる君や刀さ〃ことづて祖父母ばとラいラ存在で切岬 【B32】今パッと浮かんだイメージが「お布団」やったんですよ(笑)。なんか映像がほわ っと。なんかね、ふかふかのお布団ね。. 2ψ6お話瀞いてて色本当にお右らかな家庭なんたるラなって、思いまカあったかいで充. て依斑父母の序つ艦割にガす6劾読’とか感じ方とかイメージばとラいラ邑。か、. 励滅じ6ことなあクますか9. 22.
(26) 【B33】「発達障害」に限定じゃなくて、「障害者」とかそれぐらいの大枠のときには、か わいそうな対象やねん。私そこ(かわいそうな対象にされること)は好きじゃないねん。. 20271そ5いラ年κな6クカ〕など色,叙いまナニね。. 【B34】そうそう、そういう年代。だからもう割り切り。私は「かわいそう」って言葉嫌 いやから、よっぽどじゃないと使わへんようにしてる。思わずポロって出るときあるけど、. 何に対しても「かわいそう、気の妻やな」言うてけっこうそこらへんの(祖父母の)年代の. 人は簡単に使わはるから、最初の頃は「え?」とか思ってたけど、深刻じゃないんかなっ て逆に思えるようになってきました。. 2ψ8で色停に、ゐ君にガしてかわいそう在対象で寛てるというのは凌いですか9 【B35】あんまりないかな。たまにね、「どうして下の子はこんな感じなんやろ」って言う んよ。「いや、ここが特性です」って心の中で返事しながら、「いやあねえ、でも困ってる んです」って感じで返す。「言ってるんですけどね、なかなか治らなくって」って流す。. 2賜9では、、息子さんに偉穿があることを房左から祖父母が障穿に対して持つイメ」ジは変 κしたと,思いますか9 【B36】してないと思います(笑)。. 2030.だからといってわ君に対ナ6薙餓j変わったと力)そラいラのはないでナガ)9. 【B37】ない。だからもしかしたら、認めてないっていうか、言われたことを理解してな かったんかもしれん。伝えたけど、言葉だけで、理解してないまま忘れてしまったんかな?. 気にはなってるけどあえてつっこまへんのかな?とか。問題があればあれやけど、今がい いからそれはそれでつっこむ必要性もないかなと思ってつっこんでないです。. 2脚.秀達障害が織弄倣支援のガ象〆こなったことや、家族支援や祖父解こついて、啓発と カjで、棚〕危し、叙5ことカざあれ〆オ糠くだ“さレ㌧. 【B38】難しいとこやと思う。自分から知りたいと思わないと、知りにいったりとか考え が変わったりとかってないので、そこらへんですごい難しいかなって思うから、やっぱり テレビであるとかで(発達障害の特集などを)やってくれる分はウェルカム。あえて、する. 23.
(27) ことによって悪い方向に変わる可能一性もすごく秘めてるから難しいと思います。でもまあ. 啓発っていうのがいろんなところである、機会があるっていうのは、何がきっかけでそっ ちに向いてくれるかわからないから、きっかけがあることはいいと思います。. 第3節 事例3−Cさん一 1.概要. 子どもの様子 (学校と家庭の相違). <家で反動がくる>. 学校では頑張りすぎているらしく、家に帰ってその反動がくる。 <年齢とともに落ち着いてきている>. 学校の様子. 行事や移動があると落ち着かなかったり、身の回りのことで不安 に感じたことを何度も聞いたり、ズボン上げや靴紐をとめたりす る。年齢とともに慣れの範囲で落ち着いてきている。 <小さいことでパニックはしょっちゅう>. 家庭の様子. 夜泣きがあったり、小さなことでパニックになるのはしょっちゅ うたが、年齢とともに落ち着いてきている。 <1歳半>. 気づきの時期. 1歳半の時に言葉でひっかかり、こだわりが強かったので精神医 療にかかっていた。しかしその時になぜ通わないといけないのか、 しつけがうまくいってないのかという気持ちだった。 <父方・母方祖父母、同世代の友人>. 診断前の相談相手. 父方・母方祖父母、同じ世代の友人に相談した。みんなとても励ま してくれた。. 祖父母・周りの 家族の様子や意識、. 気持ち. <Cさんへの励まし、cはわがままな子という認識> 夫や友人は「大丈夫」となだめたり励ましたりすることにはすご く協力的だった。母方祖父母はわがまま、聞き分けが悪い子とい うことも言っていた。. <本の内容がCの特徴にあてはまった> 医療機関. 受診のきっかけ. 1歳半から精神医療に通っていたが、通う理由はわかっていなか った。(cが)小学校1年生の時に読んだ本の内容が。の特徴にあ てはまったことが診断へっながった。 <気持ちが楽になった>. 診断後の 母親の気持ち. 健診でも分からない部分が多かったり、サークルに行ってもうま くいかずにCさんがパニックになりそうだったりしたので、分か ってからの方がすごく気持ちが楽になった。. 24.
(28) 祖父母に 障害を伝えたか. <両方の祖父母へ報告した> 父方・母方、両方の祖父母に報告した。 <理解と受け入れが難しい>. 伝えた時の反応. 父方祖父母は「そこに逃げたらあかん」という考えで、理解と受け 入れが難しい。母方祖父母は初め「かわいそうに」という感しだっ た。母方祖父は「なんでうちの孫だけこんなんや」などと言った。. 報告前後の 子どもの関わり. <愛情をそそいでくれる> 父方祖父母は理解していないが普通の子と同じように接する。愛. 情は注いてくれる。母方祖父は年々理解があり、上手に接してい る。祖母も一つ一つ受け止めて選択肢を作って接する。いい意味 で年齢相応に見ていない。. <両方の祖父母が向き合ってくれる> 父方祖父母には「障害を公には絶対したらあかん」と言われた。C 母親との関わり. と父方祖父との折り合いが悪くなった時、間に入っている大人の 雰囲気が悪くなったりする。夫の実家は緊張するが、両方の祖父 母は向き合ってくれる。. 祖父母との直接的・. 間接的な関わりに よる気持ちの変化. 祖父母の存在. <どんな接し方でも勉強になる> どちらの祖父母も子育てを経験してきた先輩であり、どんな接し. 方でも勉強になる。母方祖父母の穏やかな接し方でCさん自身も 落ち着く。父方祖父母との考え方の違いもありかなと思う。 <大先輩、ありがたい存在> 叱口宅激励も多いがありがたい存在。関わってくれること、存在白 体が(Cさんや。君にとって)プラス。父方祖父母も認めてはくれ ていないが先輩。. <個性、こういう子>. 発達障害に対する知 識やイメ]ジの有無. 孫の障害を 知ってから現在まで. の意識の変化. 母方祖父母は個性、喜怒哀楽が激しく人間らしいと言う。発達障 害というと何か飛び抜けて優れているイメ山ジで、その引き出し を開けられたらいいと思っている。父方祖父母は発達障害を認め でけいたいが、この千ばこういう子だと認めている部分もある。 <とても変わった>. 障害だと分からない時は子育てがしんどかったが、分かってから 周りがみんな変わった。。を理解してくれる人がいる環境を作っ てくれている。. 2.インタビュー内容 300ノ.;ξブ二、 ご薙と欺。ク康子て嘘いカ斗ちクま切j9. 【C01】普通学級に通ってて、支援は週に1回15分間だけ。学校ではあんまりトラブル を起こさなくて、大きく出ることは宿題のこととか身の回りのこととかちょっと不安に感 じたことを何度も何度も聞いたり。それでも納得いかなかったらズボン上げとか轍丑を何. 25.
(29) 目もとめてみたりするぐらいで教室から出て行ったりっていうのはないです。. 【C02】学校では頑張りすぎてるらしくて、家に帰ってからその反動がくるんでそこが違 いですね。学校ではどっちかっていったら目立たない存在らしいので。緊張感とかはある らしいんですけど、年齢とともに慣れっていう範囲で落ち着いてるんですけど。家に帰っ てきたら特有のことがいろいろ出てきたりとかします。. 3002では学校て徽元動があるとい5ことはめったに在いです力〕9 【C03】そうですね、どっちかって言ったらほとんどないに等しい感じ。落ち着いてます よって言われてるんだけど、運動会とか音楽会とか参観日とか行事ってなったらそわそわ したり、移動があると落ち着かなくてうろうろが続いたりってなる。家で夜泣きがあった り、ちっちゃなことでパニックになるのはしょっちゅうなんですけど、でも年齢とともに だいぶ落ち着いてきているような感じ。. 30031気/こ左6きっ力Vプでプブミ こ雄で気/こ左6カjら織/こデテカ沈たんで切〕9. 【C04】1歳半の時にまず言葉でひっかかって。で、こだわりが強くて精神医療のほうに も通ってたんですけど、知能発達相談と精神のほうとを1歳半からずっと続けてて。でも 私も知識がなくって、なぜ通わないといけないのか、やっぱりしつけがうまくいってない のかなっていうのがあったんです。. 【C05】小学校1年生の時に本読んで初めて「あれ?これってうちの子に全部あてはまる」 ってすごくホッとして、「先生、うちの子これで通ってるんじゃないんですか?」って話し. に行きました。でも精神医療では成長とともに丸くなっていく部分とか診断名が変わって いくこととかがあるので、「広汎性発達障害…かな?でもゆっくり見ていってあげることが 大事やから」って(少し曖昧で)はっきり告げるっていうのはなかったんです。. 【C06】今でもパニックはしょっちゅう。お客さんが来てても普段のサイクルで回ってい くんで、宿題するのがテーブルのこの場所って決まってて、2階に上がろうかって声がけ たり選択肢を何個か挙げたり紙に書いたり今でもするんですが、やっぱり落ち着かないら しくて下りてくるんで、私(Cさん)立って話したり。そしたら落ち着いたりするんです。. 【C07】1歳半健診受けててもわからない部分が多かったんで分かってからのほうがすご く気持ちが楽にはなりました。普通の子と何が違うんやろ、自分の言葉もしゃべれないし、. 発達も全部ひっかかってきてるけど、それはなんでなんやろって。普通の育児書に書いて. 26.
(30) ることをやってもうまくいかないんで。サークルに入れても先生が楽しく楽しくしてくれ はるのに耳ふさいじゃったり、飛び出して打っちゃったり、他の子どもさんにも迷惑がか かったりして、もうこっちがパニックになりそうになったんで…。分かったほうが自分と しても気が楽になりました。. 3004これが原理在んや、身分の子浄てっていラよクら頼はこっち/こあったんだらていラ. ことでプか9 【C08】うん。市役所の方で初めに相談さしてもらってた時に自閉症じゃないけど、お母 さんの努力が足りないっていうふうに言われた。「でも先生、動物の絵本見せても、見ない. んです。車はっかりで遊んでるんです」って言ったら、「お母さんがもっと教えてあげたい. っていう気持ちを出さないとダメ。ずっと絵本を1日中見させなさい」みたいな感じだっ たんで、たぶんCのほうが苦痛だっただろうなと思う。動物園連れて行きなさいって言わ れて連れて行っても石ころでずっと遊んでたりで、もう顔を無理に向けてたんでちょっと しんどかったと思うわ。. 3005麟とカ)でお濤手ブ■る勉/こ、家で〆蜻カ〉こ棚談し7ヒクブ」ること〆まあクましたカj9. 【C09】はい、両方の祖父母とか同じ年代の自分の友だちとか、子どもさんもみんな近い 年齢だったんで相談はさしてもらってたけど、みんな「大丈夫やって」みたいな感じだっ た。いろいろなだめたりするのはすごい協力してくれてたんですけど。両親には「わがま まやなあ。聞き分けが悪いなあ」みたいな感じでは初めはすごく言われたんです。. 3006そういラ発達御談や0さんご身身で本を児て、こ熾に似ているっていラのが分か った産ばこ5いラ色のだったとお右カゴしたんでプか9 【C1O】しました。友だちにも何人がさしてもらって、友だちは今でこそ理解してくれた り、友だちの友だちがそういう勉強してはったり、そういう子を教えてたりとかっていう のがあって、すごく心強い部分もある方もいる。小さいうちは、「でも気のせいやわ」みた いな感じのところもあったけど。. 【C11】やっぱり父方祖父母はいまだに理解というよりかは「そこに逃げたらあかん」っ. ていう考えです。発達障害がいくら一般に出てきてても昔の子はそんな子おらへんかった みたいな感じで入っていっちゃうんで、理解と受け入れがなかなか難しくて、それ以上の. 27.
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