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第4章  考察

第6節  課題

 本研究は、発達障害児をもつ母親の障害に対する考え方における祖父母の影響を、祖父 母と母親との関わり、祖父母と子どもとの関わり、母親が感じる祖父母の障害に対する意 識をインタビューによって調査し、それをもとに検証していくことであった。発達障害は 兄た目から障害があるということがわかりにくく、診断がおりるのも就学前後が多いため、

健常児だと思って接してきた子どもが、大きくなってきた頃に発達障害があるという事実 を突きつけられるケースも少なくない。故に、診断前の気づきの時期までさかのぼって、

子どもの様子や祖父母との関わりを詳しく聞くインタビューを行った。対象となる発達障

害児は今回全員小学生であったため、幼少期にまでさかのぼって語ってもらっても、それ ほど時間はかからなかったが、幼少期から現在までの流れを重視し、一つひとつの質問]貫 目に対する回答を全体的にできるだけまんべんなく求めたため、もっと深められた可能性 のある部分も浅くなってしまったことが改善したい課題として残ったと考えている。

 今回の対象者への協力依頼においては、紹介によるものであったため、現在は比較的落 ち着いて生活しており、ほとんどの質問に前向きな意見を持っているというケースが大半 であった。また、地域的にも限定されていたケースであった。このように、対象者を集め る手段が紹介であったことによる特徴が結果に出ている可能性も考えられる。

 また、インタビューによってネガティブな部分を引き出してくることは難しい。日頃の 悩みや不満等のネガティブな面をインタビュ]で見ることはインタビューをする側も受け

る側も大変なことであり、インタビュー調査の限界でもあると考えられる。さらに、祖父 母の影響を検証するために、祖父母の障害に対する意識を調査するにあたっては、母親だ けに聞くのではなく、祖父母に直接インタビューをすることも必要であっただろう。この ような点が今回の研究の課題と考えている。

引用・参考文献

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今野和夫(2003)通園施設における障害のある子どもの祖父母に対する支援.秋関大学  教育文化学部教育実践研究紀要,25,39・52.

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謝辞

 本研究を進めるにあたり、指導教員である芝田裕」先生には終始丁寧なご指導をい ただき、心よりお礼申し上げます。多大なるこ心配、ご迷惑をおかけしましたことを お詫び申し上げます。また、特別支援教育学専攻の先生方には講義や指導会を通して 貴重なご助言をいただき、厚くお礼申し上げます。

 芝田ゼミの林さん、石井さん、内田さん、久下さん、中川さん、西澤さん、藤本さ ん、中村さん、籏谷さん、福森さん、磯部さんをはじめとする心身障害コースの皆様 には多くの励ましの言葉と協力をいただきました。同じ学年の仲間には絶大な支援を していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。院生控え室で毎日励まし合い、寝食を 共にした仲間がいてくれたおかげでここまでくることができたと思っています。あり がとうございました。

 研究、インタビューにおきましては、芝田ゼミ修了生の村井さんに的確なご助言を いただき、心よりお礼申し上げます。さらに、インタビューに協力してくださった8 名の対象者の皆様には、お忙しい中お時間をいただき、貴重なご意見をくださったこ

とに厚くお礼申し上げます。

 研究での出会いと様々な方からのお話は自分にとってとても多くの発見を与えてく ださるものであり、大きな財産となりました。この経験を糧として、これからの人生 の中でしっかりと生かしていきたいと思っております。

 最後に、就職ではなく大学院進学を私に勧め、新たな勉強の機会を与えてくれた家 族にこの場を借りて感謝の意を表したいと思います。本当に人に恵まれ、多くのこと

を学ぶことができた研究となりました。応援してくださった皆様、本当にありが.とう

ございました。

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