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根粒菌の増殖と代謝系に及ぼすヒドロキシリシンの 影響

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根粒菌の増殖と代謝系に及ぼすヒドロキシリシンの 影響

その他(別言語等)

のタイトル

Effects of hydroxylysine on the growth and metabolism of Rhizobium leguminosrum bv.

phaseoli

著者 大和田 琢二, 井川 香子, 佐藤 哲也

雑誌名 帯広畜産大学学術研究報告. 自然科学

巻 20

号 4

ページ 237‑244

発行年 1998‑06‑30

URL http://id.nii.ac.jp/1588/00001887/

(2)

帝大研報知く19摘):23卜′244  

根粒菌の増殖と代謝系に及ぼす    ヒドロキシリシンの影響   

大和田琢二・井川 香子・佐藤 哲也  

(受理:1997年I1月即日)  

Effects()fhydroxylyslne(,nthegrowthandmetabolismりf   離血蘭抑ん卵液船脚桝bv・♪如seoJ才・  

TakujiOHW^L)^.Keikol(iAWA  andTetsuyaSATO  

摘   要   

根粒菌戯ぬ潮如=御伽繭血醸砺加.画熔㈲甘の増廊闇ヒドロキシリシン(恥1)によっ   て強く札㈲捲れ,1柵β八(1で50%の抑制効果骨見られた。この効果は細菌の増殖麿に【ヒら′な   かった。またこの晩 2次元蛋白質電気泳動の磁束から,細胞内の蛋白質合成の多くが抑  

制されたが,新たiこ合成きれる蛋白質も見られた。酵素蛋白質の活性染色バターン解析並   びにその活性測定の紆架から,町1によって,窒素間違の反応過程に重要なグルタミン醗   の生命威に間遠した酵素系の活性が高まったことから,Hylが根粒菌のフリーリビング細  

胞からバクケロイドヘの分化に蘭与していかほ巨怖が示唆きれた。   

キーワード:Rhizobiun−,バクテロイド,ヒドUキシリシン(Hyl),ダルクミン取,窒  

素固定  

如拙雨勅用指:ダイズ)などが知られている。根   粒菌のもう一つの特徴は,根粒申で共生型バクテロ  

イドになって,顕著な窒素固定柄性を発現すること   である。この払根粒菌の細胞(フリーリビング細   胞)はバクテロイドと呼ばれる器官へと変形あるい   は肥大化し,増殖機能を喪失すると考えられてしった。  

しかし,培地を適度に希釈するとバクテロイドの鱒   殖が縛開されたことから4−,パタテロイドは増績機曜  

を喪失するのではなく増雛を抑制する化合物の存在   が示唆され,スペルミジン等のポIノアミンにその効  

果が認められ美彗  

緒  

根粒菌は民主1izobiaceae科に属し,マメ科植物の根  

に侵入して根粒を形成する好気性グラム陰性細菌で   ある。酵母エキス培地で増績の適いグループと遅い   グループに分けられ,それぞれガ加■ぬ姉御属,  

動画面海血 邑ぜ沼尾に分類されている川。根粒菌は一   般に比較的高い宿幸特発性を有してま言り,前者には,  

椚心血岬再野間■紘飢淑γ汀珊(宿主:エンドウ,クロ   バー,インゲン),凡批′〃/βJ日柄主:アルファルファ),  

皮.病症狛宿i∴ダイズ),後者には,β和めJ・ゐ払)占む一肌  

帯広畜産大学生物資源科学利  

一)叩対座昭】tpfl如1・eSOt−rCeCh(1−11i山y・ぐ)1〕illjl=しユーj、7PrSj【yo「A糾iculturea■−dVet軒血明・Mcili(ニ1Ⅰ−▲l  

15   

(3)

望38  

大和田琢二・井川香子・佐藤哲也   

著者らは−頒粒菌けリーリビング)が宿主梼物   に感染し,バタテロイドと呼ばれる一つの器官へと  

分化する過程で慮胞が増殖程停止することに興味を   持ち,根粒あるいは宿主の幼根中に含まれる成分と  

蘭び)増殖との関係を調べた。その結果,ヒドロキシ   リシン(牲湘忙フリーリビング細胞とバクテロイドの  

両方に弓削ゝ増補抑制効果が見られた。増殖の抑制効   果はグラム陰性菌,中でも虎ゐゐ8ぬ刑屑に対して強  

く∵作用し」細め凍血凝岬属やグラム陽性菌に対し   ては相対的に弱かった㌔また,増殖の抑制に伴って  

細胞の肥大化が生じ,バクテロイド様の細胞が見ら   れた。Hylは,リシンの炭素の、5位がヒドロキシル   化されたリシン誘導体で,ゼラチン,コラーゲン,  

細菌細胞壁等に存在していると考えられているが, 

根粒や宿主の幼根中には遊離型のHylが1gあたり   0・5J∠nlDl前後含まれていることが明らかになり,恥Ⅰ   は根粒や幼根中で根粒菌の増殖を抑制するとともに,  

バクテロイドヘの分化に関与している可能性が示唆   された。   

本報でjま,Hyl存凝下におけるアリ←リビング細   胞内の蛋白質について,2次元蛋白質電気泳動法を   円いて調べるとともに,酵素蛋白質の惰性染色バタ  

ーンの解析並びにその活性測定を行ったらその時乳   Hylによって,バクテロイドの窒素固定の反応過程  

に重要なグルタミン酸の生育威に開遷した酵素系の   活性の高揚が認められたので報告する。  

実 験 方 法   1。菌株及び培地   

菌株にはDr.1ran15erkum(Agricu】turaI   ResearcIIService∫tヱS工)A,Beltsville,MI))から供   与別冊h触血顔面上海醐壷細面蜘 b町紳如浦   USDA2678を使用した。菌株保存培地にはYEM寒   天培地(5.Ogマンニト」ル,0.5gリン酸ニカリウム,  

0.紬炭酸カルシウム0.2.g硫酸マグネシウムセ水   和物,0.1g塩化ナトリウム,0.紬酵母エキス,15.O   g寒天/L(蒸留水)pH6.8),培養用培地には最少培地  

(10gマくンニトール,け.Olg硫鞍鉄七水和物,0、.15g   塩化かレシジムニ水和物,0.1苫硫酸マグネシウムセ   水和物,0.6g硝酸ナトリウム,0.3gリン酸−カリ   ウム,0.6gリン穀ニカリウム,0.5川gビオナン,0.1   昭チアミン塩酸塩/L(蒸留水)pH6.8)をそれぞれ用い  

た白根准菌(フリーリビング細胞)は30℡Cで震塾培   菱(l帥ストローク/分)し,66伽nlの薗液の濁度の変   化から増殖を軌定した。  

2.無細胞抽出液の術製と蛋白賓の定丑7・別    根粒菌を5m純増少培地で前培養した乱あらかじ   め200mゼの最少培地を人れた5㈹鵬容の三角フラスコ   に移して3nOC,150rpnlで旋回培養した。薗を4勺C,10   矧軌10,000rpmで遠心分離する操作により、集菌し,  

媛衝液(5nmMリン酸一カリウム水酸化ナトリウム,  

0・15M鳩化ナトリウム,PH7.6,あるいは,PBS:  

3.03gリン酸ニナトリウム12水和物,0_7gリン酸−  

カリウム,6.8g塩化ナトリウム,l丑Ⅰ7.り、)に懸濁し.  

4⊂C∴町分間,16,00如pmで遠心する操作で試料を2   回洗浄した。菌を同じ組成の緩衝液1適に再懸濁し   た後,確育波処理(200Ⅵr,2分間×8剛で菌を破砕   し,40C,1荷札1凱000rpnlで遠心した上滞みを   無細胞抽出液とした。試料中の蛋白質含量は,別わ  

RADPROTEIN ASSAY(Bio RadIリab.)を用い   て,5鮎nmの吸光惰で測定した。標準曲線は牛血清  

アルブミン(BSA)を用いた。  

3.酵素活性測定   

A)NADP依存型グルコース6−リン酸脱水秦野素  

(G6PDH)及び6−ホスホグルコン酸脱水素簡素  

(6PGl)H):、rassilyらの方法7}を部分的に改変して   行った已反応混合液[蒸留水1.74蛾1Mトリス緩衝   液(pfi8.5)〔=5m8,=5mⅣⅠ塩化ヤダネタウム0.6岨   10rnMNADPO.06打払5OmMG6P(or6PG)0_3m£]  

を石英セ/レに入れて浪合し,3分間温度平衡させた   嵐q.15mゼの試料を入れて活性測定を開始した。活   性は340nmの吸光値の変化かち測定した。   

B)NAD依存型G6PDH及びぢPGDH:V苫おily   らの方法7)を部分的に改変して行った。反応浪合液に   蒸留水l.59m色,U.5Mリン醸緩衝液(p耶.6)住.勤軋  

†川5mM塩化マグネシウム0.6鵬,10mMNAnO.06   mゼ,50mMG6P(or6f〉G)0∴ヨmゼ]を用いた。活性は   Aと同様に測定したb   

C)イソクエン酸脱水素酵素(ICDH):Sar(〉鈍ら   の方法…〉に従って測定した。反応混合液[蒸留水  

1.55mg,0.35MHEPES(p甘7.、8)D.5血ち 81M硫酸   マンガン0.05mgトP.1M硫酸マグネシウム0.05me,  

10nlMNÅDPO.1鵬㌧〔.1Mイソクエン醸三ナトリ   ウム0.5mゼ]を用いた。活性はAと同様に測定した。   

(4)

239   I11y‖ngr‖Wthandnletabo】isl110f尺.鹿榊め郎即W桝tⅣ.錘肌頑   

0.25血e,1.4% APS O.25mg,1.51′Ⅰトリス緩衝液  

(1)H6,射1.25mセ]を用いた。泳動用度衡液にトリスー   グリシン緩衝液(pH8.3)を用いて,ラビダス・ミニス   ラブゲノレ電気泳動装置(アト一社,.へE64討)で,スラ   ブゲル1枚につき9mAでおよそ2時間電気泳動した。  

試料の蛋白質含量は1コームあたり50mgに調製した。   

B)酵素活性染色15):泳動が終√したゲルを以下   の染色液に入れ,30じじ 2〜4時間,晴所でインキュ   ベートした後,1_5%酢酸で反応を停止した。   

a)C6Pl〕ⅠⅠ:0.1Mトリスぼ衝源(pH7.5)川Ome,  

ⅧT塩化マグネシウムImゼ,G6P4伽g,NAp(NAl)上り   15mg,NBT(ニトロプル」テトラプリウム)20唯一   PMS(フエナジンメソ硫酸)4mg.   

b)GDH二0,1Mトリス緩衝液(pfI7.5)100瑚,  

グルタミン酸ナトリウム0.8g,NAD3け帽,NBT   乳価㌔PMS4mg,10】11M塩化カルシウムn.2mゼ.   

C)MpH=〕.1m・Tトリス播衝液(pIi7.5)川加lゼ,  

1MDl.リンゴ酸3J砿NAD訓喝,NBT2nmg,PMS   4‖低.  

5.2次元電気泳動及び蛋白質の染色    Patrickの方法18〉に従って測定した。   

a)1次元臼の泳動(等電点電気泳動)には,レク   タンゲル1杖に対して,0.004%リボフラピン75恥】,  

1〔肋nβ蒸河水中に3Ugアクリルアミド,1.5gビスを  

溶解した溶液(#315)80t晩409右ナンフォライン(pl:  

3〜10)3州mゼ,蒸留水4mセ,2%11EM七D169劇,10  

%A上】S6mゼでゲルを調製し,約5時間光重合によ   り固化させて作成した。試料の蛋白質含量はlコ」  

ムあたり5伽†gに調製し,40C,飢川Ⅴで2時間電気泳   動後,更に4㈹Vで1時間電気泳動した。泳動後のゲ   ルは平衡化溶液[グリセロール3m&,川%SDS6.鋸吼   メルカプトエタノール1.5m色,62.5Inル1トリス緩衝鞭  

(pH6,8)川.6鵬]中で約馴分間震塗した。ゲルを   2次元電気泳動用分離ゲルの陰極側に1%アガロ」  

スで固定した後,次の2次元電気泳動を行った。   

b)2次元目の泳動には,分離ゲル[30.8%Dul■a   cr〉717.82血色,1.5Mトリス緩衝液(pl18.9)4.94mゼ,  

蒸留水6.73mlゼ,29らTEⅣIED O.35mゼ,11)%APS   O.036mゼ,10%Sl)S O.細れ濃縮ゲル[蒸留水2.5  

mゼ,30%アクリルアミド及びN,Nメナレンビスアク   l))レアミド0_75血e,2%TEMEDO_2コmeJO%APS  

り.035mゼ,1_5Mトリス緩衝液(pH6.8)1.25me,川    D)NAD依存型リンゴ酸脱水素酵素(M刃11):  

Mackayらの方法川に従って測定した。反応混合液  

[蒸留水0.31九ゼ,1rl血Ⅰトリス緩衝液(pH8.5)0.12   mゼ.0.5Ill14塩化カリウム0.(15飢ゼ,n,05mM鹿化マン   ガン0.01mg,10mm′INAD D.01【成,0.21nM Lリン   ゴ酸0.05血盟l及び試料0.05t舶を30こC,20分間インキ   エペート後川.5mゼのU,1%2,4ジニトロフユニルヒ   ドラジンを加え,宰温で10分間インキュペー卜したっ   そして,2撼の2N水酸化ナトリウムを加え,40C,  

5分間,6,t100gで遠心分離した後,上澄みの坂北値  

(580或し)は45011m)を測定した。   

E)ED酵素(6ホスホグルコン酸ヒドラターゼ,  

ホスホ2ケト3デオヰシグルコン酸アルドラー   ゼ):Lessieらのカ法1Z)を部分的に政変して行った。  

反応混合液[蒸留水0.25礪,lmlトリス緩衝液  

(pH8.5)〔).1鵬e,(=Mメルカプトユタノ」ル…5姐   50m〜Ⅰ6PGn.05舶」及び試料n.他面偉用いた。活性   はDと同様に測定した。  

1り N八nPH依存型グルタミン幣シンタゼ(GS):  

MarcjaとEthanの方法1封を部分的に改変して行っ   たっ反応混合液[蒸留水1.6岨1hサトリス緩衝液  

(pH8.5)().15m但,川mMNADPH(imゼ,n_5n抽Ⅰ   塩化マグネシウム0.6mゼ,5nmⅨ・12−ケトグルタール酸   0.3mg]及びn.05mゼの試料を混合し,3分間温度平衡   後,0.15mゼの5批正ⅥLグルタミンを加えて反応を測   定したか惰性は34Un】¶の吸光値から測定した。   

G)NADPH依存グルダミン礫脱水素酵素  

(Gl)Il):MbrciaとEtha11の方法上3】を部分的に改   変して行った。反応混合液[蒸留水l.24m軋1Mリン   醗緩衝液(p上17.6)n.伽吼〔.5mM塩化マグネシウ   ム0.6mゼ,50nlN†2ケトグルタール酸0.3mゼ]及び   n.鴨郎の試料を混合し,3分間湿度平衡後,0.5mゼの   0,3M塩化アンモニウムを加えた。活性は340Tlnlの吸   光値から測定した。  

4.サイモグラム   

A)Iねvisらの方法14一に従い,7.59乙ゲルを用いて   行った。分断ゲルほ0.8%Duracry15.07地1.弧1  

トリス緩衝液(pH8.肛1.錮舶,蒸留水9.梱祓∴憫  

′1Ⅶ湖上仇N,N,N7,NTテトラメナレンジアミン)0.35  

Ⅰ祀,10%APS(遇硫酸アンモニウム)0.D3伽勅,濃縮   ゲル[蒸留水2_加吼 30リ名アクリルアミド及びN,N   メナレンビスアクリルアミドり.75肌色,2%TEMED  

(5)

2」蛾  

大和田一啄二・井川香子・佐藤哲也  

%。S8SO.05細彪]を用いたっ試料は試料溶液Lp_5M   トリ薫〜額衝液紬耶.8日2畑,1096SDS20r吼 グリ   セロール1〔地色,メルカプトエタノール5m之を蒸留水   で18伽戒に調製した溶液1と1:1に混余し,1nnOC,  

5分間煮沸した。ラビダ款・ミニスタプゲル電気泳  

動装置で,スラブゲル・枚につき15mA,4dCで素よ   若2時蘭電気泳動した。試料の蛋白質含最iま1コー   ムあたり三池唱に調製した。尚,分了牒膏−か一に   E蓋ectr駄どhαr由童』CaIibradon KIT、IPh且r血涙ぬ   C8人ほ用いた。   

e)鼠色ニ殊軌が終了した蛋白質は2D【$iIver   St油1†In盃iicll壬(Ⅰ)ai】めi上JtlピeChビmica】sC〔りを用   いてアロトプールに従って,鍍染色…法によ狛好色し  

∴∴=  

実験結果及び考察   

1.Hylの増殖抑制効果   

ヒド打者シリシン(恥・1)を終濃密幻,1I¶M填いば   1mM奮んだ軽少培地にお…ける励如ぬ班   毎野間卸描甲岬りれ.助鞘扉牒瀾儲をFig、1Aヰピ示  

したe Hy卜を含まない条件では,およそ70疇間程度  

で対数期後期から定常期初軌こ移行するが,0.1mM   り1レ1が存在すると,誘導期が滋よそ2び時間生じた   後,増額が回復しくた。ユmルlでは増麹が強弓抑制さわ,  

測定した少なくとも70暗闇は増帝が回復しなかりた9   但し,培薫開始後7り時間以降は増補が緩やかに回復   したことから,生菌掛こ与える影響は少ないと考ぇ   られた。根粒及び植物根には遊灘擾底11汁が試料1ぎ   あたり(J・軸1れ0Ⅰ前後浄まれており,これは適礫アミ   ノ酸(アミノ化合物)紛呈の粛よそ5%に相当すくる。  

鱒って,植物組執如こおいて,根粒菌の増殖がHyl  

によぅて抑制されている可能性が十舟に考えちれた。  

また,根粒菌Ⅶ増殖は,細胞の増績掛こよらずHyl   の添加後すみやかに抑御1されサその効郵ノま測定した   間持続していた(Fig.用)。   

関嚢には示していなしゝが†たとえば,アミ〆漁薗   1樽,メチオニンくびjアナログであるエチオニンを培   地に露細‖した壌合は㌢増殖速度は低下する銑Hy巨㌘  

見られたような鼠浄な増殖の停止は見られなかった。 

従って,上チオニンの場合のように,HyIポリシン   のアナログとして蛋白質中に取り込まれ,聴解が碓   持できなくなる可能性は小さい′と考えられたなまた,  

010ZO3040506D70 010203040506070  

Hours   

Fgurel・E侮cts of hydroxylysine(Hyl)oTlthe growth of凡/eguminosarLlm bv.pJT8S80Ji   USDA2676.  

A)Forty eight hour old cul餌res(0.1hll)were tran5ferred tて)5mlE)†nlinTmal   medium cDntaning Hy[(こ二〉,COntrOJ;△,0,1mM;+,1mM)at zero tim華and  

incubated at3ODC紳rObica y.B)Forty eight hour ord cultures(0.1ml)w8re   transferredto5mlofmininlalmedLumatzerotineandHyl(1mM)w8SaddJ∋dat   thepointindic融ed bytheさrrOWS. },COntrOl:+,Zerotime;▲,18h,■,25h,  

用  

(6)

HIlrい11粁t珊tl−andnletab口】ism ofガ.返照扉恥軋嘲解恒−」塊根冊勅  

リシン 

ぐD型,UL型〉やメチルリシンでは増殖に影   響を与・えなかったことから∴恥1のヒ1‡ロキシル塞  

が増殖抑制機構に関与している可能惟が高いと考え  

られた。更に,ⅢでラベルLたチミン,ウラシル,  

及びロイシンの培華細胞のDNA,JRNA,蛋白贋≠  

ざ\8〕取り込み実験の縮架から,RNAと蟹白貿合成が   Hlrl添加後数分内に無添加Tめ場合のこ弓n%程度にきで   急激に抑制され11シ・lによる増殖抑制メかニズムの  

1つである可能怖が示唆きれている。  

2.紆胞内蛋白賓のト丹lによる影響   

Figuγe2に,対数賠殖期中期の培地にHy】(1ゴ仙1)  

を揚油ロした後のン細胞内蛋白質の2次元電気泳動の結   集を鰊添加♂)場合と比較した。その結果,i1〉ヱ1添加   後に消失する華日貨ス′ポットと,避に新たに出現す  

るスポットが見られた。蛋白質の分灘が不十分な領   域(pIニ5〜7)があるため,それらの教に関する止  

辞な【tl足はできないが,克郎で示されてしゝるょうに,  

少なくとも消失するス卦シト(白抜きの矢印)が6,  

出場するスポット(男朱印)が1つ稀認された。こ   れらの結果から,Hさ両二よって蛋白質合成が急故に  

減退する反軌 新たに令成される蛋白質の存在が明  

らかになり,H〉71によって細胞内の代謝系が大きな  

影響を受けていることが推察された。  

3.サイモグラ∴ム解析   

細胞内ク)代表的な脱水素酵素系りうち3種類につ   いて,そのアイソザイムパターンを調べた持その綴   果,全ての酵素でHylに Lるアイソザイムロ)バンド  

′マターンに顔著な変化が見られな(Fig。3)。グルニコ   ス6リン酸脱水素酵素〔G6PI〕H)とリンゴ酸脱水素   酵素(MDHぅについては,甘ylによって活性が増加す  

るアイソザイムも見られたが(Fig.3C),そ鉛他は減   少していた(Fig.声B,C,D)。一九 ダルクミン殿脱   水素酵素(G」)11)では,活性の高まった4種類のア・f  

ソゲイ∠しが確認きれた。これらめ結果から,恥7】に  

よって酵素のアイソザイムパターンが大きく変化す  

るとともに,描性の増加する酵素系と「減少する酵累   系の存在が示唆きれた。,  

4.脱水素酸素及び関連酵素の活性   

Tableに,脱水素酵素系を巾心に,関連する酵素   系わHyl添加後即活性を無添加射場合と比較Lた。  

その結果,NAI)依存型の′t沖GDH(6ホ浅水グルコ   ン醸脱水系酵素)以外尤接仝て有忘な賓化が見られ  

ll;:う   1U  

F檀ure2・Twodim即Siona】electropHoresjspatte「n of   the捷‖イreeextracts如m乱/野Um加5即Um   bv.pわas餌//USDA26ア6 

Thece=swe「e冒rDWnjn mi川malmedium如   30。Caer8bicaIly紳dHyl(1相M)wasよddぞd   inthemiddlel(鳩Phase・After24h,Ce砧†ree   extractsw訂息PreP即 e【】即1d50mgofprot扇n   Were8PPliedongelasdescFjbedinM∂teri∂ls   aJld Methpds,Silver st8in was us(ld t8   detect餅Otein spots sep針aled by elさ己tr【ト   Ph〔汀e5is.A,C(〉nt「91;B.Hyladditぬ∩ 

(7)

大和田琴二・井川香子・佐藤哲也  

尤。すなわち,G6PDfI(NADP及び′NAI〕依存型),  

ぢPGDH(NADP依存型),ICDH更イヅタエ、ジ革腹   水素酵素L El〕精ホぷホダルコン酸ヒドラターゼ,  

ホス、ホ受ケト3ヂオキシダフレコン懲アルドテー   ゼ).ゝ′Ⅰ以甘につ持てほ恥1添加後に酸素活性秒減   少が見られ,それぞれコントロールの羞1%,33%,  

27%,4愈%,銅撃,邑3%に減少した。→あ.野草H言と   G畠げプレダミジ酸シン夕ーゼきの満性は蓮に朝日し  

て暴圧,それ着れコントローノら鉛1畠7,宮髄鰐を索L   た(Tablモ)。GpHは生体内ではグルタ蔓許無脅威に   偏っている上着えられてし、るので,Hylによっで,  

細胞内の、グルダミン鹿膏成系が油性経きれてし写る可   能性が尋噸浮れた。   

一般に,根粒菌トニよる窒素醍は,こ卜廿ヂナー  

ゼによって固定きれたアンモエアがグルタミンとし  

て取り込まれ,′さらに,アキ′キラギンやヴレイドの   形となって宿主植物に転流されると考えられてンレ哀る1㌔  

こ、の時,アンモニアの同化過程の望要な酵素として,  

ダノレタミン軽少シターゼとグルダミンシンテ汐−ぜ   が考えられており,これらの濃度がパタテベロイヤヰ   では砥いが1宿主細胞中では高いことなどこからiア   ンモニアの同化は宿主細粒で行おれぞtLlる可能性が   報告されている18)。しかし,′好ダテロギドはずリー9  

ビング細胞とは鼻なり,低分子が透過しやすい非常   に弱い細胞膜や覆われてし丸るた財ま)i′ギグテロイドを   宿主細胞の紐醜成分と分隊し,調製する靡鳶珊いち   れる密度こう、配遠心法のような過程で守ら),細胞内の酵  

素合音は沙なからぬ影響を受らナることが十彗銅こ予測  

ぎれるゐ従って,生体内でのこれら酵素レ戒泌華っ  

いては偵重な検討を要すると考えらある毎   

払たちタ〕以前の新党で,Hyl存在下で軌鮫稚菌  

のフリーリビング調胞の形憩がノ′でタテロイド棟等こ」肥  

大するとともに,バクテロイドのマーカ一極食物の  

一っであるポリヒドロキシ憾轡の細胞内含量が顕著  

に増加することが明ちかになっでいる月今,H欝】が  

フ、リーリビング細胞からパタテロイドへ療分北東関   与していると倣足したとき,グルタミン扱の供給が  確保されること軋窒素固定過程に惑いて非常l乙有  

利であると考えられる。窒素園芸連程に重要なダフレ   タミン数台成系酵素の活性が11y】によって高まづた 

こと軋 根粒菌細胞が帯主牌掛こ感染し,根粒を形   成する過程で,Hylが根粒菌細腕嘩増調恕抑制する    F噂けー鐙3こEn之yme aGti州y s旭ini咤 Of e色=−楠e  

合涙招CtS什pm斤.由ダUrnfわ耶即Umbv,帥画面   USDA26フ6 

鎚胴「田eXtraC臨WerePrePared8nd亭PPl励   餅=群l∂Sde主守ribedin F隠牒・T上略epZ㌢m¢  

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(GDH).く別 m如惚dehydr8ge咽闊(MD軋  

(G)glueose・61Phospha悔 dehy8′咤如&Se  

(G6PDHNAD型).3nd(D)G6PDH(NADP   型)we佗S拍ined鵡舶洗†i飴din柄at計帽Is   and Mもth8ds.  

−2㊤  

(8)

243   HlンnI】gr〔川′th顎ndn】eLab()1jsmol凡/留打rI乙如バα乃【用b、・.ノ兢払脚)Ⅳ   

Table Ef†ect5(〉fHylonenzyme∂Ctivitie与inthece=freeeXtraCtる†rom伽加加Um晦9Um血5arUnlbv.pわd5細//  

EllZymleS  

Strajp Hさ′】   G6PDH   6PGDH  

rDI】   ED  

C,DH  GS   ゝlDH  

NADP+  NAD十  NADP+  NAD+  

(t−nj吋叩】〕r弛in)  

凡/.bv.     0.31   0▼25   2.S3   0.3ユ   U.12   t),14   0.06   0,49   2.9ユ   〆ぬ似漬   +  り..5日  ().52   2.35   0、19  1〕.u4   0,掴   0、06   日.24   2、4日  

Abbreviations used/;Hy]:hydroxy】ysjne.GDti:gLutamate dehydl ogenase.GS:glutamate syllthase,MD主1:  

m油te d由・dl■ogel18琴】G6pDH:gtuCnOSe6ph脚hate d由drogella㌍!$PGDH二61Phospl10如叩a‡e dだhy   かogenase,lPH:isocltratヂ dehydrogenase.Er)二Erttner−Doudol ̄Off pathway enzyl鴨 NADP:nicotinanlide   adenine血1uCleD[idephosphate,NAD:nCOtinanlideaderlirledinllCle融de.  

とともに,バクテロイドへの形態変化に関っている   可能性を示唆してし)るように思われる。  

参 考 文 献   

1)Gibbins.A▼M.、and Gregory,K.F..Related    ness allユ0叩Rhizol〕iu−−1an〔l∧grobacterju川    SPeeiesdetermilled by threemethods of11u   

⊂1eic a⊂id hybridiza[jo】1.′&l亡■/t:ri()[.,111,   

129汗=Ⅲ72).  

2)(うndfre‡′,C.A..Tlle Car(1亡ennid pigmellt;Ⅲd    de()Xyrib()nuC】eic acjd base ratio of a    ぷ如五血沈触ノ,上長柁∴机乙■JⅥ鋸〃/.,72.399402   

(1972).  

3)CTaha【11.1,.11.,Anしjgenicarfillitiesuftheroot   

】−Odule bacte−■ね ofl苧gu】¶e占._√ノl弟ビ印加■√jエ   S(了ⅢJ..29,281−291(1963).  

4)Ozawa.T,alldTstlji,T..Inhibjtjo】川fBradyl一    hi∠Obju川1〕aCしeroi(lcel】growLh or】〉′−ビaSt    extracトIllan11it〔■Iagarplates..わ♪._∴5玩75h.   

♪如ヱ/入ち/れ62,539541(1餉=.  

5)Ozawa,T.al〕dTsuji,T.,Åpossib]erole for    polya【¶inesi11the rビpreSSjon of gru\Vth of   

頚髄恒張静的甜.康佃血摘bacしeroidsjr】SOy   如月†】110【It】1cs.乃加裏〔ね〃 √輝ぶど(ノ/.了封.899   904(1993).  

射 Ohwada、TりIgawa,K..Sato,T..alldMikami.   

Vしlllhjl〕itj川1しイthc gro\Vt吏10r〝揖ヱ〔フ/舶桝    bactel ̄ia by hydrox)rl)75jtle.βわ∫(・7.β五痛互角   昂肛根城り閑.】3551:j56(19錮).  

7)17assily.】.R.,Isnlae】,H.L..a11dEsperaIIZa,  

几′1.R‥ Carbon metabolism enz〉・111eS Of   蛸壷減海相 抽ゆ 仁∴オ c・J血ぜ7′ど∫ ar】d bacteroids.  

叫桝.Em正和朝.。l批7¶抽/リ 6仇 23392ごj42  

(1994).  

椚Glellll,A.R..A・1cKay,1.A..ArⅥ7aS,R.,and   T)ilworth∴M.J.,Sllgar metaboIisnlan〔1the  

Sylnbiotic prdperties of carbohvdrate   mし1tantS Of ム?力加∂7■冊7 毎叩頭粋卿抑.ノ.  

C(〜′7‥′肌(:7℃βゐ/り1こ王0,239245(19鋸)、  

9)Sal ̄nS(),S.,Gle】1n.A.R.,and nilw()r†h M.J.,  

Carbon utilization by free−1iving andbacter−  

oid forms of cowpea Rhilnbz.晒1Strain   NGR234.′G川.ル症IⅥ抽/リ130.18091814  

(1984).   

10)SarDSO,S.,nilw〔)rth,ヽ′T.J.,a11dGIellll.∧.R..  

ThビuSヒofactilri亡jesofcaTbollenZさ7me岳asa   probeforthecarb〔)n nUtritinnl〕fsnakcLbcan   nudule baぐterOids.J.抗In.MtcrubiL?l▼.132.  

243蝕‖198名).   

11)h4acKa)「,T.A.,Glenn.A,R.,a11{lD廿抑附th,ゝ′Ⅰ.  

J.,C4−djcarboxさ71ate111etal)0】ほ‖1i11fret−−!jvi11g   and bacter()id forms of RhlznbilEm  

毎押澗ね血榔W椚)INF3841▼′(;g朔.〟才ど和か〃J.,  

134.1443−1440(19日8).   

12)Lessie,T.G..andWhiteley,H.R..Pmperties   of threonine deaminase from a bacteriunl  

ab]etousethreonineassolesoureeofcarbon.  

′励地雨れ1帆即8バ89(1輔凱   

13)N旭rcia.S.0..andI工than.R.S..AmnlOlliulTl   assimi】atinllin 舟板加血■J〜∫7′J 乃?(〜/プ わ〟.′   

21→   

(9)

大和川琢二■井=卜香子・佐麒常山  

別姓  

励c・おノぬ〜.,1略12341240り9拗)〕.  

14)1)計Vis.B.J.,Diざk eI肛trOphひr繭料11met!lて)dg    and app駄dti(川 しU hunla11Ser日刊l囲闇威11   爪Jy.洩聯玖戒心121,4D4427(1964),  

1竃)T如1ksley,S・0・,a−1d0rt(肌■1 ・J,,1soヱ)71TleSiゎこ   pl如t紗臓血侶血breedil哨,part軋EIs農Vier    駄如嘩Pt血1ishersB.V.,481−4鮎=1飛劫.  

1年)下狛ick、H.0..H短h rcsollltion tヽ川dill知一    触nalel配trf)phで〉r巨Sis.ノ.及■〃/.C如軋 鮨仙,   

4や事7−402ユ(1975).  

17)Alk蔓ns,じA.,ル1etめolislTla11d tr謙nSlocation    むf fixed nitro紳1illtlle nひdtllatedlegしl鵬.   

用糎メ郎扉5扉.11軋1訂1馳鈷廉7).  

1削 取0Vn,じ恥Ⅰ.,aユ1dD王1\粕rth」Ⅵ.JりA鱒担卿函   a弱音mila【ion t〉〉r 〟んゐぞノ簡傭 ごu〕hll 軟S 餌1d    b艮醜「融s.J高≠弾雨扉ぬ..組 頭4ミ8   

(197軋  

噂Suf醇n,Ⅵ√・軋 an〔lPatt耶飢,A・Dり11tie    deler併nlSだTISi山りけOr斤抽励狩猟l】a℃te如由    抑d短ct即ia_ 摺/J花′ 放7.エ♂れ1¢,3773疇   

(197軋  

訓)Reiba血P.H..1′1ask.,上).Lゝ,鋸1d S亡ree隠r,J_   

G.,År耶由=抑㌣或叩け1ethodfけrtheisゎ1a蜘11   

()fbacteroi虫汁ql¶TOpt nlJdLlles drs仏yb関tl    pl耶lしSjutilizi噸SClf一郎†1erali噸Pe祀81L即adト    印鴨.C(刷上脇(・相加戒.幻,4択495(1掘削.  

liVingぐell$t()ba仁terOi(k、  

Keywl)rds:Rhiz(潮Ll111.bacter仁)吼 hydroⅩ−  

〉・1ysille,薫1utam;ぐ釣e吼l扇t和宮en月諷aざ  

亡iom  

S叫肛m餌叩  

Thel軸五島uSC叩〔jbl】】吋to如軌0昔努】ysi鹿   根津加給抽lIldiTl鬼ム2 謝輸血=廃油祓油鍬触麻飯.  

が躍動針礫11s a11d the grのWth qf紬ゼCelb wer戸   repre縞edt()彿‰扉tbe仁¢ntrQ丹1thepre芦er)∈eOf   l㈹鮮M 勒「ユ.Thel eSu鹿 0f 2【dinlen扇u打払l   跡頑加商岬・鱒Si$て)f′Cell−f托eeX亡radsshowe8that   ぬ坤㌢河曲油SpPtS(li細叩eare∂a=地rthe貪dditi¢汀   nfHyl,altho喝hlleW SpOt鋸叩関抑頭扇m†1t抑e・  

ひ豆革1y,平地紅tivities(−ftheenzさて1−〕eS亡…−ごerlll喝   密1ut温血a8esynth耶is;血i仁hareimp(汀ta血fむrt翫e   p㌢0ぐゼ閏ひf njtr堀印fixati巾【】.Weree【1ぬ11亡ed by   t比e嵐dditio110fHyl†Stl幽醸紬1差tbel)0裏療餌】叶打血射  

Hylpとa掩arひユeiTlady11alⅥiい二b;箋丁昭!rr〈叩rr絆⊥   〟相.劇症上り離山料〃机上.烈日1甥触りこぞ凝卜美甘   

参照

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