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ServeRAID Mシリーズ 導入・構成ガイド

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Academic year: 2021

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(1)

ServeRAID M シリーズ 導入・構成ガイド

ServeRAID M5210 編

(2)

2016 年 5 月 更新

発行: レノボ・エンタープライズ・ソリューション株式会社 担当: System x Technical Sales

© Copyright 2016 レノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社 お願い

ここに記載されている情報とそれに対応する製品をご使用になる前に、「本書をご利用する前に」 の事項を必ずご確認ください。

(3)

本書をご利用する前に

当内容は、お客様、販売店様、その他関係者が、System x, Flex Systemなどを活用することを目的として作成しまし た。詳細につきましては、URL(http://www.lenovo.com/legal/jp/ja/)の利用条件をご参照ください。

当技術資料に含まれるレノボ・エンタープライズ・ソリューションズ株式会社およびLenovo Enterprise Solutions (以 下総称して、LES) 以外の製品に関する情報は、各提供ベンダーより提供されたものであり、LES はその正確性または 完全性についてはいかなる責任も負いません。

当技術資料の個々の項目は、LESにて検証されていますが、お客様の環境において全く同一または同様な結果が得られ る保証はありません。お客様の環境、その他の要因によって異なる場合があります。お客様自身の環境にこれらの技術 を適用される場合は、お客様自身の責任と費用において行なってくださいますようお願いいたします。

(4)

Index

ServeRAID M シリーズ 導入・構成ガイド ... 1

要約 ... 5

更新履歴 ... 7

1 ハードウェア仕様 ... 8

2 AVAGO MegaRAID <ServeRAID M5210> Configuration Utility ... 9

2-1 AVAGO MegaRAID Configuration Utility の起動 ... 9

2-2 AVAGO MegaRAID Configuration Utility で RAID-5 構成 ... 11

2-3 AVAGO MegaRAID Configuration Utility で RAID-10 構成... 17

2-4 AVAGO MegaRAID Configuration Utility でホットスペアの構成 ... 25

3 IMM2 Local Storage Utility ... 30

3-1 IMM2 Local Storage にアクセスする ... 30

3-2 IMM2 Local Storage で RAID-5 構成 ... 32

3-3 IMM2 Local Storage で RAID-10 構成 ... 37

3-4 IMM2 Local Storage でホットスペアの構成 ... 43

4 「JBOD」について ... 46

4-1 AVAGO MegaRAID<ServeRAID M1215>Configuration Utility での JBOD ドライブの変更方法 ... 48

4-2 IMM2 での JBOD ドライブの変更方法 ... 50

4-3 WebBIOS での JBOD ドライブの変更方法 ... 53

5 外部構成(Foreign Configuration) ... 54

5-1 AVAGO MegaRAID<ServeRAID M5210>Configuration Utility 編 ... 54

5-2 IMM2 Local Storage 編 ... 56

6 Critical Message ... 58 7 WebBIOS ... 60 10-1 WebBIOS の起動 ... 60 10-2 WebBIOS で RAID-5 の構成例 ... 64 10-3 WebBIOS で RAID-10 の構成例 ... 73 10-4 WebBIOS でホットスペアの指定 ... 84

(5)

要約

このガイドでは System x 3650 M5 に標準搭載の ServeRAID-M5210 コントローラーの構成手順について記述しております。 ServeRAID-M5225 についても同じ手順となります。ServeRAIDM1215 についても機能に違いはございますが手順はほぼ同じに なりますのでご参考になさって下さい。ServeRAID-MR10 シリーズ、ServeRAID-M5000/M1000 シリーズ、 ServeRAID-M5100/M1100 シリーズについては過去のガイドより WebBIOS での構成手順を転載しております。x3100 M4、 x3250 M4 などに搭載される ServeRAID C100 に関する導入・構成に関しましては、ServeRAID C100 導入・設定ガイドをご参照 ください。 また、当ガイドではハードウェアに組み込まれたツールを使用しての RAID 構成手順のみを記載しておりますので、MegaRAID スト レージ・マネージャーやコマンド・ラインツールを使用した RAID 構成方法については別ガイドをご参照下さい。 MegaRAID ストレージ・マネージャー 導入ガイド

MegaRAID ストレージ・マネージャー 導入ガイド (ServeRAID-MR10 系、ServeRAID-M1xxx、M5xxx)

ServeRAID C100 導入・設定ガイド http://www.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Sylphd07.nsf/jtechinfo/SYJ0-021EC09 以下の環境で確認しております System x 3650 M5 ServeRAID-M5210 Firmware Package:v24.9.0-0029

(6)
(7)

更新履歴

2016-5

(8)

1 ハードウェア仕様

ServeRAID コントローラーのシステムガイドがございますのでこちらをご参照下さい。

System x RAID

コントローラー 比較表

(9)

2 AVAGO MegaRAID <ServeRAID M5210> Configuration Utility

AVAGO MegaRAID Configuration Utility 構成ユーティリティーは、uEFI 上で ServeRAID-M5200 シリーズコントロ ーラーの RAID 構成を行うツールです。OS に依存しないツールですので OS を導入する前に RAID 構成を行う時に 使用することができます。ServeRAID-M5100/M1100/M1200 シリーズでも利用可能ですので参考になさって下 さい。

2-1 AVAGO MegaRAID Configuration Utility の起動

1.サーバーの電源を入れしばらくすると、Lenovo System x のロゴが表示されます。画面下に「<F1> Setup」と表示 されておりますので、「F1」キーを押して「Setup Utility」を起動します。

2.Setup ユーティリティー「System Configuration and Boot Management」画面が表示されますので「System Settings」を選択します。

(10)

3.「Storage」を選択します。

4.「AVAGO MegaRAID<ServeRAID M5210>Configuration Utirity」を選択します

(11)

2-2 AVAGO MegaRAID Configuration Utility で RAID-5 構成

1.Bashboard View が表示されておりますのでここでは「Main Menu」を選択します。

(12)

3.「Create Profile Based Virtual Drive」を選択した場合はRAIDレベルのみの選択で簡易構成となります。 ここでは詳細な構成行うために「Create Virtual Drive」を選択して「Enter」キーを押します。

注意!

ドライブを搭載しているにもかかわらず「Create Virtual Drive」のメニューが表示されない場合はドライブが RAIDを構成できる状態でない場合が考えられます。

「Make Unconfigured Good」が表示されている場合は 4. JBODについて をご参照下さい。 「Manage Foreign Configuration」が表示されている場合は 5.外部構成 をご参照下さい。

(13)

4.Select RAID Level のデフォルト値が<RAID0>と表示されておりますので、<RAID0>を選択して「Enter」キーを押します。 構成可能なRAIDレベルが表示されますので↓↑キーで構成するRAIDレベルを選択して「Enter」キーを押します。

ここではRAID5を選択しております。

(14)

6.CHOOSE UNCONFUGURED DRIVES の下に未構成のドライブが表示されますので今回のRAID構成に含めるドライブを選択し ます。 [ ]を選択して「スペース」キーを押すと [X] と表示され選択された状態になります。 表示されているすべてのドライブを含める場合はドライブリストの一番下にある「Check All」を選択して「Enter」キーを押すとすべ てのドライブを [X] 状態にすることができます。 7.ドライブリストの最下行もしくは最上行にある「Apply Changes」を選択して「Enter」キーを押します。 Select Media Type:

搭載しているドライブの種類に合 わせて<HDD>もしくは<SSD >を選択して「Enter」キーを押し ます。

Select Interface Type: 搭載しているドライブの種類に合 わ せ て < SAS > < SATA > < Both > の い ず れ か を 選 択 し て 「Enter」キーを押します。

(15)

8.「Success」画面が表示されます。「The Operation has been performed successfully.」のメッセージの最下行に表示されたら 「OK」を選択して「Enter」キーを押します。

9.Virtual Driveの各プロパティを設定します。各項目についてはデフォルトのままで問題ありませんが、設定値についての説明が 右側に表示されますので参照して必要がある場合は変更して下さい。ここでは Default Initialization の値を「Fast」に変更し、そ の他はデフォルト値を採用しております。設定後最下行の「Save Configuration」を選択して「Enter」キーを押します。

Virtual Drive Size :

選択したRAIDレベルで作成できる 仮想ドライブ容量の最大値がデフ ォルトで表示されております。通常 1アレイに1仮想ドライブで構成しま すのでデフォルトの最大値を使用 します。1アレイの中に複数の仮想 ドライブを作成する必要がある場 合は数字を小さくして下さい。 Write Policy: ◊ Write Through: ドライブ・サブシステムがトランザクションのすべてのデータを受信した時点で、コントローラーはデータ転

(16)

10.Warning画面にて、「Creating Virtual Drive Will cause ・・・・」と表示されます。

「RAID構成を行うことによりディスクにデータがある場合は消去されますがよろしいですか」という警告です。

内容を確認の上 Confirm の項の[ ]を選択して「スペース」キーを押すとチェック[X]が付き「Yes」の項が表示されます。 「Yes」が表示されましたら「Yes」を選択して「Enter」キーを押します。

11.「Success」の画面が表示されます。「The Operation has been performed successfully.・・・・」というメッセージの下行に表 示された「OK」を選択して「Enter」キーを押します。

12.これ以上RAID構成するドライブがない場合Main Menuの画面に戻ります。

構成可能なドライブがある場合は「Create Virtual Drives」の画面表示されますので次の構成を行って下さい。 これ以上RAID構成しない場合この「Esc」キーを押して前のメニューに戻ります。

13.Main Menu の画面で「Esc」キーを押して前の画面に戻ります。

14.uEFIの最初の設定画面「System Configuration and Boot Management」に戻ります。 ここでさらに「Esc」キーを押して終了します。

(17)

2-3 AVAGO MegaRAID Configuration Utility で RAID-10 構成

ここでは HDD×2 の RAID-1 を 2 組でスパンする合計 4 本の HDD の RAID-10 を構成する例を記載しております。

1.Bashboard View が表示されておりますのでここでは「Main Menut」を選択します。

(18)

3.「Create Profile Based Virtual Drive」を選択した場合はRAIDレベルのみの選択で簡易構成となります。 ここでは詳細な構成行うために「Create Virtual Drive」を選択して「Enter」キーを押します。

注意!

ドライブを搭載しているにもかかわらず「Create Virtual Drive」のメニューが表示されない場合はドライブが RAIDを構成できる状態でない場合が考えられます。

「Make Unconfigured Good」が表示されている場合は 4. JBODについて をご参照下さい。 「Manage Foreign Configuration」が表示されている場合は 5.外部構成 をご参照下さい。

(19)

4.Select RAID Level のデフォルト値が<RAID0>と表示されておりますので、<RAID0>を選択して「Enter」キーを押します。構成 可能なRAIDレベルが表示されますので↓↑キーで構成するRAIDレベルを選択して「Enter」キーを押します。

ここではRAID10を選択しております。

(20)

6.CHOOSE UNCONFUGURED DRIVES の下に未構成のドライブが表示されます。ここでは、まず、Span 1のRAID-1構成に含め るドライブ2台をを選択します。

[ ]を選択して「スペース」キーを押すと [X] と表示され選択された状態になります。

7.ドライブリストの最下行もしくは最上行にある「Apply Changes」を選択して「Enter」キーを押します。 Select Media Type:

搭載しているドライブの種類に合 わせて<HDD>もしくは<SSD >を選択して「Enter」キーを押し ます。

Select Interface Type: 搭載しているドライブの種類に合 わ せ て < SAS > < SATA > < Both > の い ず れ か を 選 択 し て 「Enter」キーを押します。

(21)

8.「Success」画面が表示されます。「The Operation has been performed successfully.」のメッセージの最下行に表示された 「OK」を選択して「Enter」キーを押します。

9.もう1組のRAID-1用のスパンを追加しますので「Add More Spans」を選択して「Enter」キーを押します。

(22)

11.CHOOSE UNCONFUGURED DRIVES の下に未構成のドライブが表示されます。ここでは、Span 2のRAID-1の構成に含めるド ライブ2台を選択します。[ ]を選択して「スペース」キーを押すと [X] と表示され選択された状態になります。

ドライブを選択できましたら「Apply Changes」を選択して「Enter」キーを押します。

12.「Success」画面が表示されます。「The Operation has been performed successfully.」のメッセージの下行に表示された 「OK」を選択して「Enter」キーを押します。

(23)

13.Virtual Driveの各プロパティを設定します。各項目についてはデフォルトのままで問題ありませんが、設定値についての説明 が右側に表示されますので参照して必要がある場合は変更して下さい。ここでは Default Initialization の値を「Fast」に変更し、 その他はデフォルト値を採用しております。設定後最下行の「Save Configuration」を選択して「Enter」キーを押します。

※この画面は↑↓キーでスクロールします。

Virtual Drive Size :

選択したRAIDレベルで作成でき る仮想ドライブ容量の最大値が デ フ ォ ル ト で 表 示 さ れ て お り ま す。通常1アレイに1仮想ドライブ で構成しますのでデフォルトの最 大値を使用します。1アレイの中 に複数の仮想ドライブを作成す る必要がある場合は数字を小さ くして下さい。 Write Policy: ◊ Write Through: ドライブ・サブシステムがトランザクションのすべてのデータを受信した時点で、コントローラーはデータ転 送完了信号をホストに送信します。 ◊ Write Back: コントローラーのキャッシュがトランザクションのすべてのデータを受信した時点で、コントローラーはデータ転 送完了信号をホストに送信します。ただし、コントローラーのファームウェアは、BBU(バッテリー/キャパシタ)が無効であるこ とを検出、または BBUが欠落していることを検出すると、自動的にライトスルー・モードに切り替えます。

◊ Force Write Back: コントローラーのキャッシュがトランザクションのすべてのデータを受信した時点で、コントローラーはデ ータ転送完了信号をホストに送信します。BBUが欠落、無効な場合でもライトバックモードで動作します。停電などが発生 するとコントローラー・キャッシュのデータが失われる恐れがあります。

(24)

14.Warning画面にて、「Creating Virtual Drive Will cause ・・・・」と表示されます。

「RAID構成を行うことによりドライブにデータがある場合は消去されますがよろしいですか」という警告です。

内容を確認の上 Confirm の項の[ ]を選択して「スペース」キーを押すとチェック[X]が付き「Yes」の項目が表示されます。 「Yes」が表示されましたら「Yes」を選択して「Enter」キーを押します。

15.「Success」の画面が表示されます。「The Operation has been performed successfully・・・・」というメッセージの最下行に 表示された「OK」を選択して「Enter」キーを押します。

16.これ以上RAID構成するドライブがない場合Main Menuの画面に戻ります。

構成可能なドライブがある場合は「Create Virtual Drives」の画面表示されますので次の構成を行って下さい。 これ以上RAID構成しない場合は「Esc」キーを押してMain Menuに戻ります。

17.Main Menu の画面で「Esc」キーを押して前の画面に戻ります。

18.uEFIの最初の設定画面「System Configuration and Boot Management」に戻ります。 ここでさらに「Esc」キーを押して終了します。

(25)

2-4 AVAGO MegaRAID Configuration Utility でホットスペアの構成

ここでは RAID 構成後に HDD×1 本をホットスペアに指定する手順を記載しております。

1.「Drive Management」を選択します。

2.ホットスペアに指定するドライブを選択して「Enter」キーを押します。

(26)

3.<Select Operation>を選択して「Enter」キーを押しホットスペアの種類を選択します。 グローバル・ホットスペアにする場合は「Assign Global Hot Spare Drive」を選択します。

(27)

4.Operationの項にグローバル・ホットスペアにする場合は「Assign Global Hot Spare Drive」と表示されいることを、専用・ホット スペアにする場合は「Assign Dedicated Hot Spare Driveと表示されていることを確認し、「Go」を選択して「Enter」キーを押しま す。

5.この画面はグローバル・ホットスペアを選択している場合は表示されませんので次に進んで下さい。

専用ホットスペアを選択している場合のみ割り当てるドライブ・グループの設定画面が表示されます。ホットスペアを割り当てるド ライブ・グループの[ ]でスペースキーを押して[X]を付けてから「OK」を選択して「Enter」キーを押します。

(28)

6.Success という画面が表示されますので「OK」を選択して「Enter」キーを押します。

7.Status が<Hot Spare>という表示になったことが確認できます。グローバル・ホットスペアなのか、専用ホットスペアなのか などさらに詳しい情報を表示するには「Advanced..」を選択して「Enter」キーを押します。

(29)
(30)

3 IMM2 Local Storage Utility

IMM2 の Local Storage 機能にて ServeRAID-M5200 シリーズコントローラーの詳細な状態を表示、および構成を 行うことができます。OS を導入する前に RAID 構成を行う時に使用することができます。サーバーがこの機能をサポ ートしていない場合は状態を表示するのみとなります。ここではリモートから Web ブラウザーにて IMM2 にアクセスし RAID の構成する方法を説明いたします。

3-1 IMM2 Local Storage にアクセスする

1.IMM2に Web ブラウザーからアクセスするため IMM2 のIPアドレスを確認します。uEFI 設定画面の

「System Settings」-「Integrated Management Module」-「Network Configuration」-「IP Address」を確認します。

2.Web ブラウザーから 1 で確認したアドレスにアクセスすると以下のような画面が表示されます。 デフォルトのユーザーID/パスワードは「USERID/PASSW0RD」(0 はゼロです)となります。

(31)

3.「Server Management」-「Local Storage」を選択します。

(32)

3-2 IMM2 Local Storage で RAID-5 構成

サーバーの電源が OFF 状態でも IMM2 へアクセスすることができますが、RAID の構成は電源 OFF 状態ではでき ません。OS が起動している必要はありませんが、POST の状態でも構成できませんので uEFI の設定画面で停止し ている状態にして下さい。

1.IMM2に Web ブラウザーからアクセスし「Server Management」-「Local Storage」を選択すると 「Physical Resource」 タブの画面が表示されております。

2.「Storage RAID Configuration」-「View Logical Drives by Storage Pools」タブを表示して「Create Volume…」 ボタンを押します。

(33)

3.ウィザードが起動しますので「ServeRAID M5210」にチェックを付けて「Next」ボタンを押します。

(34)

5.チェックを付けたドライブが右側に移動していることを確認して「Next」ボタンを押します。

6.「Create Volume」ボタンを押します。 Pont!

Dedicated Hot Spare を指定する場合はさらに、ここで左側のドライブを選択して「Add Hot Spare」ボタン を押します。Global Hot Spare を指定する場合はここではホットスペアの指定を行わないで下さい。

(35)

7.各項目の設定を確認し「OK」ボタンを押します。 Capacity: 選択したRAIDレベルで作成できる仮想ドライブ容量の最大値がデフォルトで表示されております。通常1アレイに1仮想ドラ イブで構成しますのでデフォルトの最大値を使用します。1アレイの中に複数の仮想ドライブを作成する必要がある場合は 数字を小さくして下さい。また、デフォルトの単位はMBになっておりますが単位を変更可能です。 Write Policy: ◊ Write Through: ドライブ・サブシステムがトランザクションのすべてのデータを受信した時点で、コントローラーはデータ転 送完了信号をホストに送信します。 ◊ Write Back: コントローラーのキャッシュがトランザクションのすべてのデータを受信した時点で、コントローラーはデータ転 送完了信号をホストに送信します。BBU が欠落、無効な場合でもライトバックモードで動作します。停電などが発生するとコ ントローラー・キャッシュのデータが失われる恐れがあります。

◊ Write Back With BBU: コントローラーのキャッシュがトランザクションのすべてのデータを受信した時点で、コントローラー はデータ転送完了信号をホストに送信します。ただし、コントローラーのファームウェアは、BBU(バッテリー/キャパシタ)が 無効であることを検出、または BBUが欠落していることを検出すると、自動的にライトスルー・モードに切り替えます。

(36)

8.前項の設定に変更がなければここで「Next」ボタンを押します。

変更する必要がある場合はボリュームにチェックを付けて「Edit Volume」。「Remove Volume」で変更できます。

9.作成された Storage Pool と Volume の情報が表示されます。「Finish」ボタンを押して完了します。

(37)

3-3 IMM2 Local Storage で RAID-10 構成

サーバーの電源が OFF 状態でも IMM2 へアクセスすることができますが、RAID の構成は電源 OFF 状態ではでき ません。OS が起動している必要はありませんが、POST の状態でも構成できませんので uEFI の設定画面で停止し ている状態にして下さい。ここでは 4 台のドライブで RAID-10 を構成する手順を紹介しております。

1.IMM2に Web ブラウザーからアクセスし「Server Management」-「Local Storage」を選択すると 「Physical Resource」 タブの画面が表示されております。

2.「Storage RAID Configuration」-「View Logical Drives by Storage Pools」タブを表示して「Create Volume…」 ボタンを押します。

(38)

3.ウィザードが起動しますので「ServeRAID M5210」にチェックを付けて「Next」ボタンを押します。

4.RAID レベルに RAID-10 を指定し、ペアにする最初の 2 台のドライブにチェックを付けて「Add to Span 1」ボタン を押します。

注意!

ここで搭載しているドライブが表示されなかった場合、ドライブの状態が、 JBOD、もしくは外部構成 (Foreign Configuration)の可能性が考えられます。RAID 構成するに含めるドライブは「Unconfigured Good」の状態でなければなりません。JBOD および外部構成のドライブを「Unconfigured Good」の状態に 変更するには下記の章を参照して下さい。

4 「JBOD」について

(39)

5.ドライブが右側に移動したことを確認して「Create Span」ボタンを押します。

(40)

7.ドライブが Span1 と Span2 に分かれて右側に移動していることを確認して「Next」ボタンを押します。

8.「Create Volume」ボタンを押します。 Pont!

Dedicated Hot Spare を指定する場合はさらに、ここで左側のドライブを選択して「Add Hot Spare」ボタン を押します。Global Hot Spare を指定する場合はここではホットスペアの指定を行わないで下さい。

(41)

9.各項目の設定を確認し「OK」ボタンを押します。 Capacity: 選択したRAIDレベルで作成できる仮想ドライブ容量の最大値がデフォルトで表示されております。通常1アレイに1仮想ドラ イブで構成しますのでデフォルトの最大値を使用します。1アレイの中に複数の仮想ドライブを作成する必要がある場合は 数字を小さくして下さい。また、デフォルトの単位はMBになっておりますが単位を変更可能です。 Write Policy: ◊ Write Through: ドライブ・サブシステムがトランザクションのすべてのデータを受信した時点で、コントローラーはデータ転 送完了信号をホストに送信します。 ◊ Write Back: コントローラーのキャッシュがトランザクションのすべてのデータを受信した時点で、コントローラーはデータ転 送完了信号をホストに送信します。BBU が欠落、無効な場合でもライトバックモードで動作します。停電などが発生するとコ ントローラー・キャッシュのデータが失われる恐れがあります。

◊ Write Back With BBU: コントローラーのキャッシュがトランザクションのすべてのデータを受信した時点で、コントローラー はデータ転送完了信号をホストに送信します。ただし、コントローラーのファームウェアは、BBU(バッテリー/キャパシタ)が 無効であることを検出、または BBUが欠落していることを検出すると、自動的にライトスルー・モードに切り替えます。

(42)

10.前項の設定に変更がなければここで「Next」ボタンを押します。

変更する必要がある場合はボリュームにチェックを付けて「Edit Volume」。「Remove Volume」で変更できます。

11.作成された Storage Pool と Volume の情報が表示されます。「Finish」ボタンを押して完了します。

(43)

3-4 IMM2 Local Storage でホットスペアの構成

サーバーの電源が OFF 状態でも IMM2 へアクセスすることができますが、RAID の構成は電源 OFF 状態ではでき ません。OS が起動している必要はありませんが、POST の状態でも構成できませんので uEFI の設定画面で停止し ている状態にして下さい。OS 起動状態でも構成可能です。ここではグローバル・ホットスペアを構成する手順を紹 介しております。

1.IMM2に Web ブラウザーからアクセスし「Server Management」-「Local Storage」を選択すると 「Physical Resource」 タブの画面が表示されております。

(44)

3.「Unconfigured Good」のドライブにチェックを付けて「Assign Spare…」ボタンを押します。

4.ホットスペアのタイプにチェックを付けて「Assign Hot Spare」ボタンを押します。

「Dedicated hotspare」の場合はアサインする RAID(Storage Pool)を選択してチェックを付けます。 注意!

ここで搭載しているドライブが表示されなかった場合、ドライブの状態が、 JBOD、もしくは外部構成 (Foreign Configuration)の可能性が考えられます。ホットスペアを構成するドライブは「 Unconfigured Good」の状態でなければなりません。JBOD および外部構成のドライブを「Unconfigured Good」の状態に 変更するには下記の章を参照して下さい。

4 「JBOD」について

(45)

5.完了のメッセージが表示されますので「Close」ボタンを押します。

6.指定したドライブの RAID State が変更されたことが確認できます。

Point! 削除手順:

削除するホットスペアドライブにチェックを付けて「Change Drive State」メニューから「Remove Hot Spare」を選択します。

(46)

4 「JBOD」について

システムに新規ドライブを挿入した場合、挿入したドライブに有効な DDF メタデータがないと、そのドライブは、 MegaRAID Entry レベル・コントローラー用の JBOD として表示されます。 ドライブに有効な DDF メタデータがある と、このドライブの状態は「Unconfigured Good」になります。JBOD ドライブ状態のドライブは DDF レコードを持たな いため、RAID 構成には含めることができません。

JBOD ドライブは ServeRAID-M1015/M1115/M1215、および ServeRAID-M5110/M5210 にキャッシュ未搭載 時の iMR モードで使用可能となります。

ここでは ServeRAID-M1015/M1115/M1215 および ServeRAID-M5110/M5210 にキャッシュ未搭載時の iMR モードでの JBOD というドライブのステータスについて記述いたします。 ・ 通常 RAID 構成していないドライブは OS から認識されませんが「JBOD」のドライブは OS からスタンドアロンの ドライブとして認識可能です。RAID 構成せずに単体のドライブとしてご利用になる場合は「JBOD」にすること により利用可能となります。 ・ 故障したドライブを交換しても再構築が開始されない場合があります。それは新しく挿入したドライブが 「JBOD」状態である可能性が考えられます。JBOD のドライブには再構築されませんので JBOD を「未構成 で良好(Unconfigured Good.)」に変更する必要があります。

・ RAID 構成ユーティリティー上でまだ RAID 構成していないドライブが「JBOD」というステータスで表示されて いる場合があります。「JBOD」状態のドライブは RAID 構成に含めることができませんのでステータスを「未構 成で良好(Unconfigured Good.)」に変更してから RAID 構成を行ってください。MegaRAID Storage

Manager(MSM)などでは RAID 構成時に JBOD のドライブを認識すると「未構成で良好(Unconfigured Good.)」に変更するかどうか確認するプロセスが追加されております。

・MSM の画面

JBOD から未構成で良好の変更するドライブを選択 (Shift+↓で複数選択可) して「Convert」ボタンを押しま す。 「Convert」ボタンを押した後 JBOD のドライブ残っていない場合画面の 文字が崩れている場合があります が、ここでは「次へ」ボタンを押して 下さい。

(47)

・WebBIOS の画面

JBOD から未構成で良好の変 更するドライブを選択 (Shift +↓で複数選択可) して「次 へ」ボタンを押します。

(48)

4-1 AVAGO MegaRAID<ServeRAID M1215>Configuration Utility での JBOD ドライブの変更方法

1.Main Menu より「Configuration Management」を選択します。

2.「Make Uncofigured Good」を選択します。

3.JBOD から Unconfigured Good に変更するドライブを選択して「OK」を選択します。 ドライブの選択は[ ]を選択してスペースキーを押すとチェック[X]が付きます。

(49)

4.Confirm の[ ]でスペースキーを押してチェック[X]を付け「Yes」を選択します。

5.「OK」を選択します。

6.この画面に戻りますので Esc キーを押してもうひとつ前の画面に戻ります。

(50)

4-2 IMM2 での JBOD ドライブの変更方法

1 メニューから.「Server Management」-「Local Storage」を選択します。

(51)

3.JBOD のドライブがあることを確認して「Convert JBOD to Unconfigured Good..」ボタンを押します。

(52)

5.確認画面が表示されますので「OK」ボタンを押します。

6.「Close」ボタンを押します。

(53)

4-3 WebBIOS での JBOD ドライブの変更方法

1.「Physical View」を表示し、「JBOD」と表示されているドライブをクリックします。

(54)

5 外部構成(Foreign Configuration)

外部構成 とは、ドライブを装着した時に既にドライブ上に存在する RAID 構成のことです。 たとえば 1 つまたは複数のドラ イブが、ケーブルを外したり、ドライブを取り外すなどして構成から除去された場合、これらのドライブの構成を RAID コン トローラーは、外部構成であると見なします。外部構成を RAID コントローラーにインポートすることも、また、構成をクリア し、それらのドライブを使用して新規構成を作成することもできます。 新規構成を作成するときには構成されていないド ライブだけが表示されますので、一度利用されたドライブを使用して新たに RAID を構成しようとした場合、以前の RAID 構成情報が残っており RAID 構成に利用可能なドライブとして表示されない場合があります。その場合は RAID の構成情 報をクリアします。また、RAID コントローラーの交換などによりドライブに残った構成を新しいコントローラー上で使用したい 場合などはインポートして取り込むことができます。ここでは外部構成のクリアの手順を紹介いたします。

5-1 AVAGO MegaRAID<ServeRAID M5210>Configuration Utility 編

1.Main Menu より「Configuration Management」を選択します。

2.「Manage Foreign Configuration」を選択します。

(55)

4.確認画面が表示されますので[]でスペースキーを押してチェック[X]を付けてから「Yes」を選択します。

5.成功のメッセージが表示されますので「OK」を選択します。

6.Configuration Management の画面に戻りますので Esc キーを押してもう一つ前の画面に戻ってから再度 Configuration Management の画面に入ると RAID 構成が可能となります。

(56)

5-2 IMM2 Local Storage 編

1. 「Storage RAID Configuration」-「View physical Drives by Storage Pools」を選択します。 RAID Status に(Foreign)

(57)

3. 「Clear:Remove RAID configuration from all foreign drives」を選択して「OK」ボタンを押します。

4. Cleared foreign configuration というメッセージが表示されますので「Close」ボタンを押します。

(58)

6 Critical Message

サーバーを起動した時に青い Critical Message の画面で停止する場合があります。ハードウェア障害の可能性も考えら れますが、一度取り外されたドライブが再認識された場合や不要なドライブが取り外されたり、新しいドライブが追加 された場合などにもこの Critical Message で停止する場合がありますので、まずは、AVAGO Configuration Utility を起動して状況を確認して下さい。のメッセージから AVAGO Configuration Utility に入るためには、一度 Enter キ ーを押して入力画面を表示してから入力してください。

1. ここで「Enter」キーを押します。

本来上記のような画面となるはずですが、古い uEFI バージョンの場合メッセージが改行されずメッセージ文が途中 で切れている場合がありますがここでもまずは「Enter」キーを押して下さい。

(59)

3.ここで「Enter」キーを押します。

4.入力画面が表示されますのでここで「Y」キーを入力して「Enter」キーを押します。

5.以下のメッセージが表示されますのでこの画面で「Esc」キーを押します。

(60)

7 WebBIOS

WebBIOS 構成ユーティリティーは、ServeRAID-M5100/M1100 シリーズ、ServeRAID-M5000/M1000 シリー ズ、ServeRAID MR10 シリーズの RAID 構成を行うツールです。コントローラーBIOS 上にあり、OS に依存しないため OS を導入する前に RAID 構成を行う時にも利用可能です。ServeRAID-M5200 シリーズ以降はこの機能はござい ませんので ServeRAID-M5110e で確認した過去のガイドの転載となります。

10-1 WebBIOS の起動

WebBIOS 構成ユーティリティは uEFI に対応しておりますので uEFI 対応機種ではサーバーの Setup ユーティリティ (System Configuration and Boot Management)から起動します。uEFI に対応していない機種、もしくは BIOS モード で使用する場合は POST の途中で起動します。

1.POST の途中で起動する方法を説明します。uEFI 対応機種では 2.以降を参照して下さい。

サーバーの電源を入れると POST で AVAGO MegaRAID が認識されます。Firmware Initialization が完了すると、「Press <Ctrl><H> for WebBIOS」と表示されますので「Ctrl+H」を押します。次は 7.の画面が表示されますので 2.~6.は 参照する必要はありません。

2.uEFI 対応機種について説明します。サーバーの電源を入れると、IBM System x のロゴが表示されます。しばらくして画 面下に「<F1> Setup」と表示されたら、「F1」キーを押して「Setup Utility」を起動します。

(61)

3.Setup ユーティリティー「System Configuration and Boot Management」画面が表示されますので「System Settings」 を選択します。

4.「Adapters and UEFI Drivers」を選択します。

(62)

6.「AVAGO EFI SAS Driver」の項より「PciRoot(0x0)/Pci(0x1C,0x0)/Pci(0x0,0x0)」を選択して「Enter」キーを押しま す。※ハードウェア構成によって、表記が異なっている場合がございます。 7.WebBIOS かコマンドライン・インターフェースどちらを起動するか選択する画面が表示されますので「1」を入力して WebBIOS を起動を選択します。 8.アダプター選択画面が表示されますので「Start」ボタンを押します。アダプターが複数枚搭載されている場合はここで 選択します。

(63)
(64)

10-2 WebBIOS で RAID-5 の構成例

ここでは 3 本の HDD で RAID-5 を構成する手順を紹介しております。

1.左側のメニューから「Configuration Wizard」を選択します。

(65)

3.既存の構成は破棄されますというような警告が表示されますが、今回は新規作成なので「Yes 」を押します。

4.この画面は、オプションの SSD Caching Enabler(P/N:90Y4318) を適用している場合にのみ表示されます。 Select Configuration の画面が表示された場合、「Virtual Drive Configuration」を選択して[Next]ボタンを押しま す。

(66)

6.左側の Drives の画面でアレイに含めるドライブをすべて選択し「Add To Array」ボタンを押します。 (WebBIOS のバー ジョンにより Ctl キーや Shift キーで HDD を一度に複数選択できます)ここでは3台の HDD でアレイを作成しますので 3 台 選択しております。3 台選択できない場合は 1 台ずつ3回繰り返して下さい。

7.右側の Drive Groups にアレイに含めるドライブがすべて表示されたことを確認し、「Accept DG」ボタンを押します。ここ では3台の HDD が右側に表示されています。 Encryption: 暗号化機能に対応したドライ ブとRAID コントローラーを ご利用の場合に暗号化の設定 が可能となります。 ServeRAID-M5100 シリーズ ではオプションのキャッシュ を搭載することで暗号化機能 を利用可能となります。 Data Protection: 現在この機能はサポートされ ておりませんので「disabled」 で使用して下さい。

(67)

8.この画面はデータ保護機能に対応したドライブ、および RAID コントローラーをご利用の場合にのみ確認画面が表示さ れます。「データ保護機能は RAID 構成後に Enable にすることはできません」という警告が表示されます。ここでは「Yes」 を押しております。

9.右側の Drive Group0 が確定されサイズが表示されたら「Next」ボタンを押します。 (ここのサイズはアレイの容量ではありません)

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10.ここでは Drive Group はひとつしかありませんのでそのまま「Add to SPAN」ボタンを押します。 (スパンアレイの作成は次の RAID-10 の作成をご参照ください。)

(69)

12.Virtual Drive Definition の設定画面が表示されます。RAID Level の確認と Select Size の入力は必須ですので必 ず指定してください。各 RAID レベルで指定可能な Max サイズは右側に緑の字で表示されております。Max 値より小さい サイズを指定することにより Virtual Disk を複数作成できます。ここでは RAID-5 で1つの仮想ドライブを作成しますので Max 値を入力しています。Update Size ボタンを押すと、各 RAID レベルで指定可能な Max サイズを設定することができ ます。

各設定値指定後、「Accept」ボタンを押します。Accept ボタンを押した後に Write Policy の説明が表示されます。

ServeRAID コントローラーが RAID-6 に対応している場合は RAID-6 の選択肢もあります。

13.選択した Write Policy の説明と確認の画面が表示されますので「Yes」ボタンを押します。 「Write Back with BBU」が選択されていると以下の確認画面が表示されます。

「BBU使用可能時にライトバック」ポリシーはBBUが インストールされ、かつフル充電されている時にライト キャッシュを使用可能にします。この設定はデータの安 全性とパフォーマンスの最適なバランスを提供します。 しかし、BBUがインストールされていないときやフル 充電されていないとき、または学習サイクルが実行され

(70)

14.Drive Group 0 の下に仮想ドライブ VD 0 が作成されたことを確認し「Next」ボタンを押します。

15.構成のプレビュー画面が表示されますので確認して「Accept」ボタンを押します。 アレイが構成された Physical Drive は緑色で表示されております。

(71)

16.構成保存の確認画面が表示されますので「Yes」ボタンを押します。

17.Firmware のバージョンにより SSD キャッシング設定する仮想ドライブを選択する画面が表示されますがここでは SSD キャッシング設定しませんので「キャンセル」ボタンを押します。

(SSD キャッシング機能を使用するには別途 FoD のオプションを購入する必要があります)

18.仮想ドライブを Initialize する確認画面が表示されます。今回は、新規作成ですので「Yes」ボタンを押して Initialize を 行います。

(72)

19.Initialize が行われます。Background で行われるためすぐに Progress 画面は終わりますので Virtual Drives の画面が表示されましたら「Home」ボタンを押して戻ります。

(73)

10-3 WebBIOS で RAID-10 の構成例

ここでは4本の HDD で RAID-10 を構成する手順を紹介しております。

1.左側のメニューから「Configuration Wizard」を選択します。

(74)

3.既存の構成は破棄されますというような警告が表示されますが、今回は新規作成なので「Yes 」を押します。

4.この画面は、オプションの SSD Caching Enabler(P/N:90Y4318) を適用している場合にのみ表示されます。 Select Configuration の画面が表示された場合、「Virtual Drive Configuration」を選択して「Next」ボタンを押しま す。

(75)

6.Drives の画面でアレイに含めるドライブを選択し「Add to Array」ボタンを押します。まずは RAID-1 に含める 2 本のド ライブグループを作成しますので 2 本のみ選択します。

(WebBIOS のバージョンにより Ctl キーや Shift キーで HDD を一度に複数選択できない場合があります。)

7.右側の DriveGroup0 に RAID-1 に含めるドライブが表示されたことを確認し、「Accept DG」ボタンを押します。ここで 2 本の Drive Group0 のメンバーが確定されます。 Encryption: 暗号化機能に対応したドライ ブとRAID コントローラーを ご利用の場合に暗号化の設定 が可能となります。 ServeRAID-M5100 シリーズ ではオプションのキャッシュ を搭載することで暗号化機能 を利用可能となります。 Data Protection: 現在この機能はサポートされ ておりませんので「disabled」 で使用して下さい。

(76)

8.この画面はデータ保護機能に対応したドライブ、および RAID コントローラーをご利用の場合にのみ確認画面が表示さ れます。「データ保護機能は RAID 構成後に Enable にすることはできません」という警告が表示されます。ここでは「Yes」 を押しております。

9.新たにドライブを Drive Group1 に追加しますので、左側の Drives からまだ構成されていないドライブ(青表示)を選択し て「Add to Array」ボタンを押します。2 本のドライブグループを作成しますので 2 本選択します。(WebBIOS のバージョンにより Ctl キーや Shift キーでドライブを一度に複数選択できない場合があります。)

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10.Drive Group0 と Drive Group1 それぞれの配下にドライブが2本ずつ配置されていることを確認し、 「Accept DG」ボタンを押します。

11.この画面はデータ保護機能に対応したドライブ、および RAID コントローラーをご利用の場合にのみ確認画面が表示 されます。「データ保護機能は RAID 構成後に Enable にすることはできません」という警告が表示されます。ここでは 「Yes」を押しております。

(78)

12.Drive Group0 と Drive Group1 それぞれにサイズが表示されたことを確認し「Next」ボタンを押します。

13.Array With Free Space に Drive Group0 と Drive Group1 がリストされていることを確認し、「Add to SPAN」 ボタンを 2回押して Drive Group0 と Drive Group1 を右側の Span エリアに移動させます。

(79)

14.Span エリアに Drive Group0 と Drive Group1 が移ったことを確認し「Next」ボタンを押します。

15.Virtual Drive Definition の設定画面が表示されます。RAID Level の選択と Select Size の入力は必須ですので必ず 指定してください。各 RAID レベルで指定可能な Max サイズは右側に緑の字で表示されております。Max 値より小さいサ イズを指定することにより Virtual Disk を複数作成できます。

Update Size ボタンを押すと、各 RAID レベルで指定可能な Max サイズを指定することができます。

ここでは RAID-10 で1つの仮想ドライブを作成しますので Max 値を指定しています。各値を設定後、「Accept」ボタンを 押します。

(80)

16.選択した Write Policy の説明と確認の画面が表示されますので「Yes」ボタンを押します。

「Write Back with BBU」が選択されていると以下の確認画面が表示されます。

17.各 Drive Group の配下に仮想ドライブ VD 0 が作成されたことを確認し「Next」ボタンを押します。

「BBU使用可能時にライトバック」ポリシーはBBUがインストールされ、かつフル充電されている時にライトキ ャッシュを使用可能にします。この設定はデータの安全性とパフォーマンスの最適なバランスを提供します。 しかし、BBUがインストールされていないときやフル充電されていないとき、または学習サイクルが実行されて いる時にはライトキャッシュを使用不可にするためパフォーマンスに影響があります。

(81)

18.構成のプレビュー画面が表示されますので確認して「Accept」ボタンを押します。 アレイが構成されたドライブは緑色で Online 表示されております。

19.構成保存の確認画面が表示されますので「Yes」ボタンを押します。

(82)

20.Firmware のバージョンにより SSD キャッシング設定する仮想ドライブを選択する画面が表示されますがここでは SSD キャッシング設定しませんので「Cancel」ボタンを押します。 (SSD キャッシング機能を使用するには別途 FoD のオプションを購入する必要があります)。 21.今回は新規作成ですので「Yes」ボタンを押して Initialize を行います。 22.Initialize が行われます。 (Background で行われるためこの画面はすぐ終わります)

(83)

23.「Home」ボタンをして戻ります。

(84)

10-4 WebBIOS でホットスペアの指定

1.Logical View のウィンドウで、構成に含まれていない(Unconfigured)ドライブ(青で表示)を選択します。

2.Make Global HSP もしくは Make Dedicated HSP のいずれかを選択して「GO」ボタンを押します。 Dedicated HSP の場合は右側のウィンドウでアサインする Drive Group を選択します。

ここではグローバル・ホットスペアの指定をしています。 Global HSP: ドライブ・グループが複数 ある場合、どのドライブ・ グループ内で故障したドラ イブの代わりにも使用でき ます。 Dedicated HSP: 選択したドライブ・グルー プ内でのみ、故障したドラ イブの代わりとして使用で きます。グローバル・ホッ トスペアよりも先に使用さ れます。

(85)

3.「Next」ボタンを押して Physical Drive State が指定したホットスペアになっていることを確認し、「Home」ボタンを押し て戻ります。

参照

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