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IMM2 Local Storage Utility

ドキュメント内 ServeRAID Mシリーズ 導入・構成ガイド (ページ 30-38)

IMM2 の Local Storage 機能にて ServeRAID-M5200 シリーズコントローラーの詳細な状態を表示、および構成を 行うことができます。OS を導入する前に RAID 構成を行う時に使用することができます。サーバーがこの機能をサポ ートしていない場合は状態を表示するのみとなります。ここではリモートから Web ブラウザーにて IMM2 にアクセスし RAID の構成する方法を説明いたします。

3-1 IMM2 Local Storage にアクセスする

1.IMM2に Web ブラウザーからアクセスするため IMM2 のIPアドレスを確認します。uEFI 設定画面の

「System Settings」-「Integrated Management Module」-「Network Configuration」-「IP Address」を確認します。

2.Web ブラウザーから 1 で確認したアドレスにアクセスすると以下のような画面が表示されます。

デフォルトのユーザーID/パスワードは「USERID/PASSW0RD」(0 はゼロです)となります。

3.「Server Management」-「Local Storage」を選択します。

4.Local Storage の画面が表示されます。

3-2 IMM2 Local Storage で RAID-5 構成

サーバーの電源が OFF 状態でも IMM2 へアクセスすることができますが、RAID の構成は電源 OFF 状態ではでき ません。OS が起動している必要はありませんが、POST の状態でも構成できませんので uEFI の設定画面で停止し ている状態にして下さい。

1.IMM2に Web ブラウザーからアクセスし「Server Management」-「Local Storage」を選択すると 「Physical Resource」 タブの画面が表示されております。

2.「Storage RAID Configuration」-「View Logical Drives by Storage Pools」タブを表示して「Create Volume…」

ボタンを押します。

3.ウィザードが起動しますので「ServeRAID M5210」にチェックを付けて「Next」ボタンを押します。

4.RAID レベルの指定と RAID(Storage Pool)に含めるドライブにチェックを付けて「Add Member」ボタンを押します。

5.チェックを付けたドライブが右側に移動していることを確認して「Next」ボタンを押します。

6.「Create Volume」ボタンを押します。

Pont!

Dedicated Hot Spare を指定する場合はさらに、ここで左側のドライブを選択して「Add Hot Spare」ボタン を押します。Global Hot Spare を指定する場合はここではホットスペアの指定を行わないで下さい。

7.各項目の設定を確認し「OK」ボタンを押します。

Capacity:

選択したRAIDレベルで作成できる仮想ドライブ容量の最大値がデフォルトで表示されております。通常1アレイに1仮想ドラ イブで構成しますのでデフォルトの最大値を使用します。1アレイの中に複数の仮想ドライブを作成する必要がある場合は 数字を小さくして下さい。また、デフォルトの単位はMBになっておりますが単位を変更可能です。

Write Policy:

◊ Write Through: ドライブ・サブシステムがトランザクションのすべてのデータを受信した時点で、コントローラーはデータ転 送完了信号をホストに送信します。

◊ Write Back: コントローラーのキャッシュがトランザクションのすべてのデータを受信した時点で、コントローラーはデータ転 送完了信号をホストに送信します。BBU が欠落、無効な場合でもライトバックモードで動作します。停電などが発生するとコ ントローラー・キャッシュのデータが失われる恐れがあります。

◊ Write Back With BBU: コントローラーのキャッシュがトランザクションのすべてのデータを受信した時点で、コントローラー はデータ転送完了信号をホストに送信します。ただし、コントローラーのファームウェアは、BBU(バッテリー/キャパシタ)が 無効であることを検出、または BBUが欠落していることを検出すると、自動的にライトスルー・モードに切り替えます。

Disk Cache Policy:

8.前項の設定に変更がなければここで「Next」ボタンを押します。

変更する必要がある場合はボリュームにチェックを付けて「Edit Volume」。「Remove Volume」で変更できます。

9.作成された Storage Pool と Volume の情報が表示されます。「Finish」ボタンを押して完了します。

10.Volume 作成が完了したメッセージが表示されますので。「Close」ボタンを押します。

3-3 IMM2 Local Storage で RAID-10 構成

サーバーの電源が OFF 状態でも IMM2 へアクセスすることができますが、RAID の構成は電源 OFF 状態ではでき ません。OS が起動している必要はありませんが、POST の状態でも構成できませんので uEFI の設定画面で停止し ている状態にして下さい。ここでは 4 台のドライブで RAID-10 を構成する手順を紹介しております。

1.IMM2に Web ブラウザーからアクセスし「Server Management」-「Local Storage」を選択すると 「Physical Resource」 タブの画面が表示されております。

2.「Storage RAID Configuration」-「View Logical Drives by Storage Pools」タブを表示して「Create Volume…」

ボタンを押します。

3.ウィザードが起動しますので「ServeRAID M5210」にチェックを付けて「Next」ボタンを押します。

4.RAID レベルに RAID-10 を指定し、ペアにする最初の 2 台のドライブにチェックを付けて「Add to Span 1」ボタン を押します。

注意!

ここで搭載しているドライブが表示されなかった場合、ドライブの状態が、 JBOD、もしくは外部構成 (Foreign Configuration)の可能性が考えられます。RAID 構成するに含めるドライブは「Unconfigured Good」の状態でなければなりません。JBOD および外部構成のドライブを「Unconfigured Good」の状態に 変更するには下記の章を参照して下さい。

4 「JBOD」について

ドキュメント内 ServeRAID Mシリーズ 導入・構成ガイド (ページ 30-38)

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