フライアッシュモルタルの中性化速度の推定
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(2) V-129. 表面積が大きいフライ アッシュはペースト組. 4. 3 1,000. 織の緻密化により細孔 量が減少し中性化速度. るフライアッシュ置換 率と中性化速度の関係 を図−3に示す.フラ イアッシュ置換率の増 加にしたがい中性化速. (mm/√週). 水粉体比 50%におけ. (mm/√週) 置換率30%. 7 6 5 4. 水粉体比50%. 3. M L R OPC. 2 1 0. 2,000. 3,000. 4,000. 5,000. 0. 10 20 30 フライアッシュ置換率. (cm 2/g). 図−2 ブレーン比表面積と中性化速度. 中性化速度. (3)配合と中性化速度. 水粉体比50%. ブレーン比表面積. が小さくなったものと 考えられる.. 中性化速度. られるが,ブレーン比. M L R A B U. 8. 8. 7. 7. 6 5 4. 置換率30%. 3. M L R OPC. 2 1 0. 40 (%). 50. 図−3 フライアッシュ置換率と中性化速度. (mm/√週). pHが低下すると考え. 5. 中性化速度. シウムも多くなり,. (mm/√週). 消費される水酸化カル. 8. 6. 中性化速度. ゾラン反応性が高く,. 6 5 置換率30%. 4 3. M L R OPC. 2 1 0. 30. 40. 50 60 水粉体比 (%). 70. 80. 40. 図−4 水粉体比と中性化速度. 水粉体比の増加にしたがい中性化速度は大きくなり,同一水粉体 比では,フライアッシュ置換のケースは無置換に比べ中性化速度 は大きくなる結果となった.しかし,同一水セメント比では,フ ライアッシュ置換のケースは無置換に比べ中性化速度は小さくな る結果となった. (4)中性化速度の推定. 90. (mm/√週). 8. 中性化速度. 係を図−4に,水セメント比と中性化速度の関係を図−5に示す.. 60 70 80 水セメント比 (%). 図−5 水セメント比と中性化速度. 度は大きくなり,置換率 30%では無置換の 2 倍程度の値を示した. フライアッシュ置換率 30%における水粉体比と中性化速度の関. 50. M L R A B U OPC. 6 4 2. r=0.977 ‑6. Y=16.3(W/C)‑2.2×10 (F×ブレーン)‑5.9. 0 0. 2 4 6 a(W/C)+b(F×ブレーン)+c. 8. 図−6 推定値と中性化速度. 以上のことから中性化速度に影響を与える主要因は,水セメント比,フライアッシュ置換率およびフライ アッシュのブレーン比表面積であると考えられる.これらの要因(フライアッシュ置換率を単位量に置換え た)を用いて重回帰分析を行った.その結果を図−6に示す.これらの要因から推定したモルタルの中性化速 度と試験結果との相関性は高く,モルタルの中性化速度は,水セメント比,フライアッシュの単位量および ブレーン比表面積から推定可能と考えられる. 4.おわりに 本報告はモルタルによる試験結果であるが,今後コンクリートについても同様の試験により中性化速度推 定変数の妥当性の検討,ポゾラン反応による水酸化カルシウムの減少および細孔構造の変化が中性化速度に 与える影響などの検討を実施する予定である. 【参考文献】 1)黄光律,野口貴文,羽原俊祐,友澤史紀;フライアッシュを外割混合使用したモルタルの中性化特性,コ ンクリート工学年次論文報告集,Vol.21,No.2,1999,pp.109〜114 2)佐伯竜彦,米山紘一,長瀧重義;初期養生以降のセメントの水和の影響 を考慮した中性化進行予測,土木 学会論文集,No.508/V-26,1995,pp.33〜44. -259-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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