• 検索結果がありません。

度特性を明らかにした .一方,複数の補剛材を有するステンレ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2022

シェア "度特性を明らかにした .一方,複数の補剛材を有するステンレ"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)土木学会第71回年次学術講演会(平成28年9月). Ⅰ‑301. 縦補剛材剛比および断面構成が異なる多リブ圧縮補剛板の強度特性 長岡工業高等専門学校. 学生会員 ○井比 亨. 長岡工業高等専門学校. 正会員. 宮嵜 靖大. 大阪大学大学院. 正会員. 奈良 敬. 1.はじめに 表1. 著者らは,土木鋼構造物へのステンレス鋼の活用を目的とし て,ステンレス鋼と炭素鋼で構成される単リブ補剛板の圧縮強 1). 度特性を明らかにした .一方,複数の補剛材を有するステンレ. 対象鋼種の機械的性質 μ 0.3 0.3. 鋼種 SM400 SUS304. 4). σ0.2 or σy (MPa) 249 261. E (GPa) 200 157. σ0.01 (MPa) - 146. ス鋼製補剛板の強度特性については,これまでに殆ど検討され 600. 変化させた SUS304 および SM400 で構成される多リブ補剛板の. 500. 対象鋼種は,SUS304 および SM400 である.表 1 は,対象鋼. 300 200. SUS304 SM400. 4). 種の機械的性質を示す .同表中の記号は,μ がポアソン比を,. 100. E がヤング係数を,σ0.2 および σy が 0.2%耐力および降伏応力を,. 0 0. σ0.01 が 0.01%耐力を意味する.また,図 1 は,既往の材料試験結. U. bl. v=0,w=0,θy=0. た補剛板の断面構成を示す.同表中の γl/γl.req は縦補剛材剛比を 意味し,1.0,1.5,2.0 に変化させて補剛材の断面を決定する.. 3.数値計算結果および考察. θy=0. 補剛材板厚. +. + +. -. + +. -. + +. -. +. s.s.. a. Z. 図2. +. -. w=0,θy=0. 横補剛材部分を単純支持とする.なお,これらの補剛板に与え. 要素を用いて有限要素離散化を行う.また,表 2 は以上で述べ. +. -. -. 連続補剛板の横補剛材については,十分に剛であると仮定し,. 分割,補剛材の X 方向×Z 方向を 20×4 分割とし,8 節点シェル. Y. hr. -. w=0,θx=0. は σy),bl は縦補剛材間隔を,k は座屈係数(=4)を意味する.また,. 補剛板の数値計算モデルは,板パネルの X 方向×Y 方向を 20×40. 0.1. 補剛材高さ. -. ここで,σF は材料強度であり(ステンレス鋼では σ0.2,炭素鋼で. る初期不整は,文献 1)と同様に考慮する.そして,対象とする. U. -. b. 刻みで変化させて決定する.. 0.08. +. + +. 厚 t は,式(1)で示す幅厚比パラメータλ̅p を 0.3 から 1.5 まで 0.2. (1). 0.06. strain ε. σrt. s.s.. 純支持とする.また,縦横比 α(=a/b)は 0.5 とし,板パネルの板. bl σF 12(1 − μ2 ) √ t E π2 k. σrc. Y. 連続補剛板を示す.対象とする補剛板の形状は,無載荷辺を単. ̅λp =. 0.04. 対象材料の応力ひずみ関係 4). 図1. 果 4)から得られたこれら材料の応力ひずみ関係を示す. 図 2 は,単軸面内圧縮負荷を受ける 4 本の縦補剛材を有する. 0.02. tr. 2.単軸面内圧縮負荷を受ける補剛板の数値計算法. 400. θy=0. 圧縮強度特性を数値計算 3)により明らかにする.. stress σ (MPa). ていない 2).そこで本研究では,縦補剛材剛比および断面構成を. t +. X. Z. 単軸面内圧縮負荷を受ける補剛板 表2. モデル名 304-304 304-SM40 SM40-304 SM40-SM40. 圧縮補剛板の断面構成 板パネル SUS304 SUS304 SM400 SM400. 補剛材 SUS304 SM400 SUS304 SM400. γl / γl.req 1.0~2.0 (0.5刻み). 図 3 は,λ̅p =0.3,0.7 および 1.1 の補剛板の荷重と変位の関係を表す.同図の縦軸は,数値計算より得られた荷重 P を補剛板の降伏荷重 PF で無次元化した値を,横軸は数値計算で与えた変位 u を降伏変位 uF で無次元化した値を キーワード 連絡先. ステンレス鋼,多リブ補剛板,縦補剛材剛比,圧縮強度特性 〒940-8532 新潟県長岡市西片貝町 888. TEL 0258-34-9439. ‑601‑.

(2) 土木学会第71回年次学術講演会(平成28年9月). Ⅰ‑301. 表す.同図より,荷重と変位の関係は,板パネルがステンレス鋼 または炭素鋼により傾向が異なることがわかる.これは,板パネ. 性が補剛板全体に影響を及ぼすためである. 図 4 は,λ̅p =0.3,0.7 および 1.1 の補剛板の終局圧縮強度と縦補. P/PF. ルの断面占有率が補剛材に比べて大きいため,それぞれの材料特. 剛材剛比の関係を表す.同図の縦軸は,数値計算より得られた終 局圧縮強度 Pu を補剛板の降伏荷重 PF で無次元化した値を表す. 同図より,̅λp =1.1 の補剛板の終局圧縮強度は,γl/γl.req=1.0 に比べて,. 1.1 1.0 0.9 0.8 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 0.0. =0.3. =0.7 304-304 304-SM40 SM40-304 SM40-SM40. =1.1. 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0. u/uF. γl/γl.req=1.5 で最大約 23%,γl/γl.req=2.0 で最大約 40%大きくなること がわかる.これらの結果は,縦補剛材が強度部材としての機能を. 図3. 発揮し,γl/γl.req の増加による補剛板全体の強度上昇が期待できる. 1.1. ことを意味している.一方,十分な塑性化の進行の後終局状態と. 1.0. なるλ̅p =0.3 の補剛板の終局強度は,γl/γl.req=1.0 に比べて,γl/γl.req=1.5. 0.9. 図 5 は,γl/γl.req=1.0 および 1.5 の補剛板の終局圧縮強度と幅厚比. =0.3. 304-304 304-SM40 SM40-304 SM40-SM40. 0.8. Pu/PF. で最大約 3%,γl/γl.req=2.0 で最大約 6%大きくなる程度である.. 荷重と変位の関係(γl/γl.req=1.0). 0.7. =0.7. 0.6. パラメータの関係を表す.同図中には,比較として道路橋示方書. 0.5. の耐荷力曲線 5)および Euler 曲線を示す.同図より, ̅λp =0.3 の場. 0.4. =1.1. 0.3. 合,304-304 および 304-SM40 の終局圧縮強度は,SM40-SM40 に. 1.0. 1.5. 比べて,γl/γl.req=1.0 で最大約 9%,γl/γl.req=1.5 で最大約 10%大きく なることがわかる.また,λ̅p =0.9 以上の場合,SM40-304 の終局圧. 図4 1.0. 倍,γl/γl.req=1.5 で約 0.97 倍から等倍となることがわかる.. 0.9. 0.8. Pu/PF. 図 6 は,γl/γl.req=1.0 および 1.5 の補剛板の終局圧縮強度時の圧縮. 0.6. 0.5. した値を表す. 同図より,λ̅p =0.3 の場合,304-304 および 304-SM40. 0.4 0.3. の終局圧縮強度時の圧縮変位は,SM40-SM40 に比べて,γl/γl.req=1.0. 0.2. 図 5. 縮変位の推移が変化する補剛板がある.これは,終局強度時の圧. 4.おわりに. (2)ステンレス鋼を使用した補剛板の終局圧縮強度は,炭素鋼のみ の補剛板の強度の 95%以上となる.(3)γl/γl.req=1.0 かつλ̅p =1.3 以上 の場合,一部の補剛板モデルにおいて,終局強度時の変形モード が変化する. 参考文献 1)井比亨,宮嵜靖大,奈良敬:材料と強度が異なる断面構成と. uu/uF. 本研究で得られた結果は,つぎの通りである.(1)対象とした補 剛板の荷重と変位の関係は,板パネルに用いる材料に依存する.. γl /γl.req=1.0 γl /γl.req=1.5 304-304 304-304 304-SM40 304-SM40 SM40-304 SM40-304 SM40-SM40 SM40-SM40. 0.3. で最大約 2.0 倍,γl/γl.req=1.5 で最大約 2.4 倍大きくなることがわか. 縮補剛板の変形モードが変化することによる.. Euler. J.S.H.B.5). 0.7. で与えた終局圧縮強度時の圧縮変位 uu を降伏変位 uF で無次元化. る.また,γl/γl.req=1.0 かつλ̅p =1.3 以上の場合,終局圧縮強度時の圧. 終局圧縮強度と縦補剛材剛比の関係. 1.1. 縮強度は,SM40-SM40 に比べて,γl/γl.req=1.0 で約 0.96 倍から約 1.01. 変位と幅厚比パラメータの関係を表す.同図の縦軸は,数値計算. 2.0. γl /γl.req. 0.5. 0.7. 0.9. 1.1. 1.3. 1.5. 終局圧縮強度と幅厚比パラメータの 関係. 5.5 5.0 4.5 4.0 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0. γl /γl.req=1.5 304-304 304-SM40 SM40-304 SM40-304 SM40-SM40 SM40-SM40. γl /γl.req=1.0 304-304 304-SM40. 0.3. 0.5. 0.7. 0.9. 1.1. 1.3. 1.5. し た 圧 縮 単 リ ブ 補 剛 板 の 強度 特 性 , 鋼 構 造 年 次 論 文 報告 集 , 第 23 図 6 圧縮変位と幅厚比パラメータの関係 巻,pp568-575,2015.11. 2)松下裕明,矢吹哲哉,有住康則,下里哲弘:ステ ンレス鋼-構造用炭素鋼ハイブリッド圧縮補剛板,土木学会論文集 A1(構造・地震工学),Vol.69,pp.121-132,2013. 3)MSC.Software Co. : Marc User’s Guide, MSC. Software Corporation ,2014. 4)宮嵜靖大,奈良敬:無補剛ステンレス鋼圧縮板の座屈照査法,構造工 学論文集,Vol.56A,pp.122-134,2010.3. 5)日本道路協会:道路橋示方書(Ⅰ共通編・Ⅱ鋼橋編)・同解説,丸善,2012.. ‑602‑.

(3)

参照

関連したドキュメント

側面におけるあて板方式の補強となる。あて板補強をボ

鋼管矢板下端から拡径杭がきれ いに形成 されてい る ことが確認できた。また、事後採取したコア供試体を 用いて圧縮試験をした結果、圧 縮強度は 十分な強

また圧縮強度残存比(常温時の圧縮強度に対す る各加熱温度における圧縮強度の比)と加熱温 度の関係を図−3に示す。常温では,M試験体

短繊維補強モルタルに関しても,鋼繊維と同様に 圧縮強度以降のじん性が大幅に改善されている 事が確認されている 5)

125 図4.15 移動鋼板の下面側での伝熱様態 図4.16 下面における噴流方式

(3)鋼板下地の場合の注意点

はじめに 耐震性能の不足する RC 建物は ,耐震補強時には地震時 応答の低減や強度付与のために枠付きブレ ースを

3.2 コンクリートの高温圧縮強度特性 図-4 に繊維混入条件によるコンクリートの高温圧縮強