度特性を明らかにした .一方,複数の補剛材を有するステンレ
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(2) 土木学会第71回年次学術講演会(平成28年9月). Ⅰ‑301. 表す.同図より,荷重と変位の関係は,板パネルがステンレス鋼 または炭素鋼により傾向が異なることがわかる.これは,板パネ. 性が補剛板全体に影響を及ぼすためである. 図 4 は,λ̅p =0.3,0.7 および 1.1 の補剛板の終局圧縮強度と縦補. P/PF. ルの断面占有率が補剛材に比べて大きいため,それぞれの材料特. 剛材剛比の関係を表す.同図の縦軸は,数値計算より得られた終 局圧縮強度 Pu を補剛板の降伏荷重 PF で無次元化した値を表す. 同図より,̅λp =1.1 の補剛板の終局圧縮強度は,γl/γl.req=1.0 に比べて,. 1.1 1.0 0.9 0.8 0.7 0.6 0.5 0.4 0.3 0.2 0.1 0.0. =0.3. =0.7 304-304 304-SM40 SM40-304 SM40-SM40. =1.1. 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0. u/uF. γl/γl.req=1.5 で最大約 23%,γl/γl.req=2.0 で最大約 40%大きくなること がわかる.これらの結果は,縦補剛材が強度部材としての機能を. 図3. 発揮し,γl/γl.req の増加による補剛板全体の強度上昇が期待できる. 1.1. ことを意味している.一方,十分な塑性化の進行の後終局状態と. 1.0. なるλ̅p =0.3 の補剛板の終局強度は,γl/γl.req=1.0 に比べて,γl/γl.req=1.5. 0.9. 図 5 は,γl/γl.req=1.0 および 1.5 の補剛板の終局圧縮強度と幅厚比. =0.3. 304-304 304-SM40 SM40-304 SM40-SM40. 0.8. Pu/PF. で最大約 3%,γl/γl.req=2.0 で最大約 6%大きくなる程度である.. 荷重と変位の関係(γl/γl.req=1.0). 0.7. =0.7. 0.6. パラメータの関係を表す.同図中には,比較として道路橋示方書. 0.5. の耐荷力曲線 5)および Euler 曲線を示す.同図より, ̅λp =0.3 の場. 0.4. =1.1. 0.3. 合,304-304 および 304-SM40 の終局圧縮強度は,SM40-SM40 に. 1.0. 1.5. 比べて,γl/γl.req=1.0 で最大約 9%,γl/γl.req=1.5 で最大約 10%大きく なることがわかる.また,λ̅p =0.9 以上の場合,SM40-304 の終局圧. 図4 1.0. 倍,γl/γl.req=1.5 で約 0.97 倍から等倍となることがわかる.. 0.9. 0.8. Pu/PF. 図 6 は,γl/γl.req=1.0 および 1.5 の補剛板の終局圧縮強度時の圧縮. 0.6. 0.5. した値を表す. 同図より,λ̅p =0.3 の場合,304-304 および 304-SM40. 0.4 0.3. の終局圧縮強度時の圧縮変位は,SM40-SM40 に比べて,γl/γl.req=1.0. 0.2. 図 5. 縮変位の推移が変化する補剛板がある.これは,終局強度時の圧. 4.おわりに. (2)ステンレス鋼を使用した補剛板の終局圧縮強度は,炭素鋼のみ の補剛板の強度の 95%以上となる.(3)γl/γl.req=1.0 かつλ̅p =1.3 以上 の場合,一部の補剛板モデルにおいて,終局強度時の変形モード が変化する. 参考文献 1)井比亨,宮嵜靖大,奈良敬:材料と強度が異なる断面構成と. uu/uF. 本研究で得られた結果は,つぎの通りである.(1)対象とした補 剛板の荷重と変位の関係は,板パネルに用いる材料に依存する.. γl /γl.req=1.0 γl /γl.req=1.5 304-304 304-304 304-SM40 304-SM40 SM40-304 SM40-304 SM40-SM40 SM40-SM40. 0.3. で最大約 2.0 倍,γl/γl.req=1.5 で最大約 2.4 倍大きくなることがわか. 縮補剛板の変形モードが変化することによる.. Euler. J.S.H.B.5). 0.7. で与えた終局圧縮強度時の圧縮変位 uu を降伏変位 uF で無次元化. る.また,γl/γl.req=1.0 かつλ̅p =1.3 以上の場合,終局圧縮強度時の圧. 終局圧縮強度と縦補剛材剛比の関係. 1.1. 縮強度は,SM40-SM40 に比べて,γl/γl.req=1.0 で約 0.96 倍から約 1.01. 変位と幅厚比パラメータの関係を表す.同図の縦軸は,数値計算. 2.0. γl /γl.req. 0.5. 0.7. 0.9. 1.1. 1.3. 1.5. 終局圧縮強度と幅厚比パラメータの 関係. 5.5 5.0 4.5 4.0 3.5 3.0 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0. γl /γl.req=1.5 304-304 304-SM40 SM40-304 SM40-304 SM40-SM40 SM40-SM40. γl /γl.req=1.0 304-304 304-SM40. 0.3. 0.5. 0.7. 0.9. 1.1. 1.3. 1.5. し た 圧 縮 単 リ ブ 補 剛 板 の 強度 特 性 , 鋼 構 造 年 次 論 文 報告 集 , 第 23 図 6 圧縮変位と幅厚比パラメータの関係 巻,pp568-575,2015.11. 2)松下裕明,矢吹哲哉,有住康則,下里哲弘:ステ ンレス鋼-構造用炭素鋼ハイブリッド圧縮補剛板,土木学会論文集 A1(構造・地震工学),Vol.69,pp.121-132,2013. 3)MSC.Software Co. : Marc User’s Guide, MSC. Software Corporation ,2014. 4)宮嵜靖大,奈良敬:無補剛ステンレス鋼圧縮板の座屈照査法,構造工 学論文集,Vol.56A,pp.122-134,2010.3. 5)日本道路協会:道路橋示方書(Ⅰ共通編・Ⅱ鋼橋編)・同解説,丸善,2012.. ‑602‑.
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