第1学年 国語科学習指導案
日時: 平成20年 6月 場所:教室 指導者:教諭 1. 題材名
話すこと・聞くこと 「発見したことを伝えよう」 ~スピーチの会を開く~
(光村図書P30~P34)
2. 目標
・自ら話題を探し、自分の考えや気持ちを進んで表現しようとする。 【関心・意欲・態度】
・自分の考えや気持ちを話すために、ふさわしい話題を選びことができる。
【話すこと・聞くこと イ】
・自分の考えや気持ちが伝わるように、工夫しながら話したり、友達のスピーチに耳を傾け、自分 の体験と比べながら聞くことができる。 【話すこと・聞くこと ア】
・話す速度や声の大きさ、言葉の調子や間の取り方などを工夫してスピーチすることができる。
【言語についての知識・理解・技能 ア】
3. 指導にあたって
(1)教材観
1年生の1学期は新しい出来事や発見の連続である。小学校とは違う生活に驚いたり、少し大人っぽ くなった自分に照れたり、心は様々に動く。このような時期の生徒にとっては周囲が当たり前のように 感じている事柄も、新鮮な「発見」の種となると思われる。スピーチの学習では、誰かに話したいと思 わせる動機づけが大切であるため、新しく得た「発見」は興味深く話すことのできる素材として、生徒 の関心と意欲を喚起するものと思われる。
スピーチをするにあたって、話す内容を豊富にもっていることは欠かせない条件であり、その内容は 具体的で興味深いものがよい。ここで取り上げている「小学校と中学校のちがい」は生徒にとっておそ らくもっとも豊富な実体験を伴う事柄であると思われる。学校生活以外でも役割や立場の違いなどから 実体験を振り返らせ、その中からスピーチしたいと思う事柄を一つに絞らせていきい。また、聞き手に 言いたいことが伝わる工夫を考えさせながら、スピーチすると同時に、話を聞き、新しく得た事柄を自 分に引きつけて考えるといった主体的な聞き手の意識も高めていきたい。
(2)生徒観・指導観
このクラスは、男子15名、女子18名、計33名で、全体的に元気で活気のあるクラスである。
積極的に話をしたがる生徒がいる一方で、全体の場での発言を控え、人前で話すことに少なからず抵 抗を感じる生徒も見られる。そこで、グループでの活動を取り入れ、まずは小グループでの発表の場を 設けていきたい。
中学生になって随分と学校生活にも慣れてきている反面、小学校との違いに違和感を覚えた生徒もい るものと考えられる。そこで、中学生になって新しく発見したことがないか、実体験を振り返らせ、そ の中から話題を見つけさせていきたい。そして、自分なりに人に伝えるためにはどんな工夫をしたらよ いかを考えさせたい。また、教科書の本文の読みなどは、比較的上手に行える生徒が多い。しかし、
「読む」ためのスピーチメモではなく、「話す」ためのメモを作らせ、自分の言葉で、自分の気持ちを スピーチさせていきたい。それを聞き合いながら、自分と相手との考えの類似や違いを感じさせ、広く ものごとを見つめる姿勢を養っていきたいと考えている。
C-1 指導案
5. 本時の学習
(1)教材 「発見したことを伝えよう」
(2)本時のねらいと評価規準
・決めた話題にもとづいて、意欲的にスピーチメモを作ろうとしている。(関心・意欲・態度)
・スピーチメモを工夫して書いている。(書くこと)
・積極的にスピーチ練習している。(関心・意欲・態度)
(3)活用力を向上させるための関心・意欲を高める授業の工夫
・原稿を読むのではなく、メモをもとに話を構成できるように、ワークシートを工夫する。
○メモのワークシートには、単語・矢印・話す速さ・声の大きさ・言葉の調子を書く。
・話し相手を少人数グループにし、話をすることに対する抵抗感を少なくする場面を設ける。
○列の前後の2人でお互いに話役と聞き役にわかれる。
○1分間で発表するという目標をもたせる。
(4)準備 ワークシート・タイマー
(5)指導過程 配
時
学習活動 主な発問(●)と指示(▲) 教師の支援(◎・○・△)と 評価(☆)
つ か5 む分
・前時に決めた話題を確認 し、構成をつかむ。
▲スピーチの構成を確認す る。
・前時の学習内容の確認をさせる。
・話の流れが確認しやすい ように、スピーチメモを作 る。
話す内容にしたがって、スピーチメモを作ろう。
・効果的なスピーチになる ●前時のスピーチの構成を よう工夫しながら、メモを もとに、スピーチメモを作
作る。 ろう。
▲スピーチメモの例を参考 にしてみる。
▲声の大きさや、話すスピ ード、調子なども書き加え てみる。
作ったメモをもとに、スピーチの練習をしよう。
ふ か め る 40 分
・少人数でグループを作り、 ●少人数のグループで、順 メモをもとにスピーチの練 番にスピーチの練習をしよ
習をする。 う。
・お互いに聞き合い、アド ▲お互いにスピーチを聞き バイスを行う。 合い、良い点や改善点など
をアドバイスする。
・アドバイスをもとに、ス ピーチメモの見直し、手直 しをする。
・本時の学習課題をおさえる。
◎○例を参考にしながら、自分で 工夫するように促す。
△例を参考にしながら、同じよう に作るように促す。
☆意欲的にスピーチメモを作ろう としている。(関心・意欲・態度)
☆スピーチメモを書くことができる
(書くこと)
☆積極的にスピーチの練習をした り、アドバイスをしたりしようと している。 (関心・意欲・態度)
ま と5 め分
次時にスピーチの会を開く ことを知る。
●次の時間は、みんなの前 でスピーチをしてみよう。
スピーチの会について連絡する。