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【教育課程・学習指導】

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2012 年度 関西学院中学部 学校評価を終えて

関西学院では、学校教育法の改正を契機として初等部・中学部・高等部が互 いに連携をとりながら整合性のとれた学校評価を実施する制度を構築しており ます。

2012 年度は、「キリスト教主義教育の実践」(重点的な課題)「教育課程・学 習指導」「生徒指導」「特色ある教育の実践」の4項目を評価項目に設定し、

評価の実施にあたっては、各項目について生徒・保護者・教員にアンケートを 行い、それぞれの立場からの意見を聞くことによって客観性も確保しました。

今年度も各項目について、まず現状を説明し、アンケートの集計結果も参考 にしながら評価・分析を加え、今後の改善に向けた具体的方策を示し、自己点 検・評価としました。また、大学、高等部、初等部のお互いの責任者が直接行 き来することによって、ありのままの中学部の教育を見ていただきました。そ こでのご意見も合わせて中学部の学校評価としてまとめています。

この度、中学部の学校評価が関西学院評価推進委員会において承認されまし たのでホームページ上で公表いたします。

関西学院中学部は学校評価を通じて自らその課題を探り、その課題に誠実に 向き合って改善することによって質の高い教育活動等を生徒に提供し、また、

その結果を社会に公表することによって信頼を高め、課題意識を共有していく 所存であります。

次頁以降に 2012 年度中学部の学校評価を項目別にまとめたものを記しまし た。

今後とも、各部門において改善に努めていく所存ですので、どうぞよろしく お願いいたします。

2013 年 3 月 22 日

関西学院中学部

部長 安田 栄三

(2)

<関西学院中学部>

学校評価シート

【教育課程・学習指導】

現状の説明

基礎学力の定着、発展内容の伸長を目的として教育課程の変更を行った。

具体としては、土曜選択講座を廃止し、土曜日の必修化、国数英等の基礎 科目と読書の統合的発展応用科目の時数の増加を行った。土曜選択講座に 代わるものとして、2、3 年生には、必修授業で扱えない事項や発展的内容 を扱う選択授業を週あたり 1 コマ(2時間)設定した。

また、生徒の学力を客観的に把握するため、懸案であった学力推移調査 を全学年で導入した。

さらに補習も 1 年生の数学を中心に多く行われている。ただし、これは 教科担当教員の自発的実施であり、制度的に、補習等の学力保証のための 措置を講ずることが望まれる。

上記 3 点の成果については、実施から 1 年が経過しておらず、まだ評価 できる段階ではないが、基礎教科では演習的な内容を扱う場面は増えてい る。生徒にとって、週 35 時間の必修授業の負担がやや重いようであり、そ の軽減のため、次年度(2013 年度)からは、選択授業を廃止し、週あたり 34 時間の教育課程実施が決定している。

評価・分析(アンケート結果を含む)

従来同様、生徒・保護者ともに学校への満足度は高い。また、教育課程、

内容に関しての評価も高い。それに比して、学力向上の実感が伴っていな い生徒・保護者が少なからずいることも従前通りである(保護者評価は昨 年より若干肯定的評価が増加)。外部試験導入初年度であり、自らの学力が どの程度かの客観的データがないため、そのような結果になったと思われ る。

補習等への評価は教科教員が積極的に行っていることもあり、昨年度より 高い評価を得ている。

高等部を含め進路情報が少ないとの評価は、昨年より若干向上したもの の、まだ、半数を超えている。ほぼ全数に近い生徒が高等部へ進学すると いう本校独自の状況から、学校側、生徒・保護者側双方に積極的に進路情 報を提供し、受け取るという要求が少ないことも要因の一つと考えられる が、さらに改善が必要である。

改善の具体的方策

次年度より生徒の負担を軽減しつつ、必修教科の定着をはかるよう、教 育課程の改変を行う。また、客観的学力を自覚できるよう、学力推移調査、

その他の資料を活用するための生徒・保護者に対するガイダンス等も行っ ていく。それによって学習への動機付けを強める。さらに、学力保証のた めの補習も、教科教員の自発に任せるだけでなく、制度的に行うための人 的、財政的裏付けを得られるよう努力する。

進学・進路情報等については、生徒・保護者に、より積極的に伝える機

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会を設けていく。

第三者評価/学校関係者評価

○基礎学力の定着、発展内容の伸張を目的として教育課程の変更を行った ことは評価できる。また従来同様、生徒、保護者共に学校への満足度、

教育課程、内容に関する評価が高いことについても評価できる。外部テ ストの導入については、自分の能力を客観的に知る良い機会でもあるの で、今後の継続が期待される。改善点としては、高等部との連携を深め、

進路や高等部の教育内容等に関する生徒や保護者への情報提供を一層充 実させることが望まれる。

○基礎学力の定着、発展内容の伸張、学力推移調査などに積極的に取り組 み、一定の成果を上げている。高等部への進学・進路情報の提供という 点では課題を抱えているが、さらなる高等部との連携に努めてほしい。

○教育課程の見直しは、確かな変革につながるものであろう。選択から必 修、さらに発展的内容設定は、中学部の方針と方向性がよりよく伝わり、

結果高い評価につながったと考えられる。この継続、深化を望むと同時 に、進学に関しては情報提供のみにとどまらず、 『入学時』からの自己目 標設定と高き動機づけが課題となる。

○従来の学力試験による受験を経て入学してくることから、今年度初めて 初等部からの進学生と一般受験の両方から入学してくることとなった。

今までの、ある意味均質化した力を持つ生徒とはまた違った多様性、ま た、男女の適性の差などがあり、加えてカリキュラムの変更、土曜の必 修化など大きな変革もあって、大変苦労の多い年度となったと思う。こ のような変化の中であるので、あまり従来との比較にこだわらず、新し い教育課程・学習システムをしっかりと構築していくように努めたい。

○学力向上のため、教育課程の変更を行ったり、学力推移調査の導入を行

うなど、着実な取り組みをされていることは評価できる。高等部、初等

部との連携について、アンケートにおける評価が低く、課題があるよう

に思われる。教員へのアンケートで、 「教員は、教育課程の全体を理解し

ている」について、 「あまりそう思わない」が少なからずあるのは、少し

気にかかる。

(4)

<関西学院中学部>

学校評価シート

【生徒指導】

現状の説明

挨拶、時間厳守、身だしなみなど基本的社会マナーについては、重点的 に指導している。美化については、風紀美化委員会を中心に、クラス内当 番制によりホームルーム教室とその周辺を日々清掃し、 3 学期末には大掃 除を実施しているほか、 「地域奉仕活動」と称して登下校路の清掃活動を定 期的に行っている。また、生徒会活動および HR 活動を中心に自主自律精 神の育成を目指している。さらに、生徒の問題行動に対しては、 「迅速・適 切・誠実」を念頭におき、当該学年団と生徒指導部が密に連携しながら対 応している。

評価・分析(アンケート結果を含む)

基本的社会マナーについて、教員・生徒・保護者ともに肯定的回答の割 合が大変高く、特に生徒・保護者では、一昨年から昨年そして今年とポイ ントが少しずつ上がっている。しかし、教員のアンケートでは「整理整頓 や環境美化に努めさせている」の問いで肯定的回答が今年もやや低く、昨 年から 0.5 ポイントしか上がっていない。教室の美化意識の低さは継続し て教員全体で取り組みを強化すべき課題である。

生徒の問題行動に対しての対応について生徒・保護者の肯定的回答のポ イントが上がっている。毎年少しずつ評価が上がってきたのは、当該学年 団と生徒指導部を中心に教員同士および生徒・保護者との緊密なコミュニ ケーションを図ってきた成果であると考えられる。しかしながら今年から 入学してきた女子の保護者だけを見ると、肯定的回答が 66.1%と男子の保 護者 87.9%を大きく下回っている。これは共学化一年目であるため女子生 徒の問題行動に対し、教員の対応に迷いがあることが原因であると考えら れる。

改善の具体的方策

美化意識については、今年度より生徒会に風紀美化委員会を立ち上げ、

風紀美化部長を中心に活動を行ってきた。しかしあまり効果が上がってい ない。来年度からは、風紀美化委員会から年度初めに各教室の掃除の仕方 を具体的に提示する。また、「汚さない」「汚したらきれいする」といった 個人の美化意識の向上を図る取り組みを具体化したい。

女子生徒の指導に対しては、現一年担任団と指導部で課題を洗い出し、

対応策を検討してゆくこととする。

第三者評価/学校関係者評価

○地域奉仕活動の一環として、登下校路の清掃活動を定期的に行うなど、

風紀美化に関して積極的に取り組んでいる点は評価できる。一年生に女

子生徒が初めて入学し戸惑いもあるであろうが、 〈改善の具体的方策〉に

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記されているように、女子生徒の指導に関しては本年度の課題を精査し、

対応策を検討するとともに、教職員全員で得られた情報を共有し、次年 度以降につなげていくことが大切ではないかと考える。

○挨拶、時間厳守、身だしなみ、教室を中心とした美化など、具体的な目 標を掲げ実践を進め、成果を上げている。ただ、美化に関しては、生徒 と教員の間に成果に関する認識の差も少しみられる。なお、共学化の学 年進行の中で、女子生徒の問題行動への対処の方法やあり方が課題と認 識されている。この点は、これからの課題として認識されており、成果 が期待されるところであろう。

○苦心のあった男女共学のスタート年、スムーズな発進である。地域に向 けての定期的な奉仕活動の意義は大きい。行為に対する評判が届いてい る。中学部が一般社会に「見える」ことが日々の好印象となり、信頼へ とつながっているのだろう。中学部のこうした文化浸透は、向かうべき 方向へのヒントであり希望である。校内美化は、意識の変革が難しい年 代の課題でもある。統一性のある「校内美化システム」を築き上げるこ とも有効と思える。

○女子生徒の入学で生徒指導も大きく変革する部分があったと思うが、今 まで培ってきた人間教育に自信を持ち、 「人を育てる」基本をこれからも 継続させていってほしいと思う。新しい校舎での生活も始まり、美化に 対する意識の向上は大切にしてもらいたい。女子生徒への生活指導も、

教員が慣れてくるにしたがって、落ち着いてくるものと思う。

○生徒指導に関するアンケートでは、男女差はあまりなく、おおむね順調

のように思う。ただ、問題行動への対応の問いについて、保護者の間で

差が見られる。気にかかるところであり、留意が必要と思われる。文化

祭などで訪問し、男女共学化について、順調に進んでいるように見受け

たが、共学化の学年が進むにつれ、女子生徒の数も増えてくるので、生

徒指導について、十分な考慮を払っていくことが必要だろう。

(6)

<関西学院中学部>

学校評価シート

【特色ある教育の実践】

現状の説明

本校は今年度から共学化したが、 「キリスト教主義・読書・英語・体育・

芸術」の五つを教育の五本柱としながら、日々の礼拝や授業、課外活動な どを通じて、特色のある教育の実践を目指すという方向性に変更があった わけではない。よって、今年度も特に学校の建学の精神である「キリスト 教主義による人間教育」においては、学校生活において、単に礼拝を守り、

授業を通して「聖書」を学ぶということだけでなく、学校生活の多くの場 面で「祈り」、また奉仕の心を大切にする、ということを重視しながら教育 を展開してきた。

また、本校の誇る「読書」では、本を読むことにとどまらず、学習・研 究の方法や技術を学ばせ、設備の整った図書館を背景に生徒の読書生活を 幅広く伸長させている。

英語・体育・芸術では授業を重視することはもちろんのこと、今年度も、

スピーチコンテスト、体育大会、球技大会、マラソン大会、文化祭、合唱 コンクールなど、多くの発表の機会を設けた。

また本校はキャンプを通じての「人間教育」にも力を入れているが、新 しく入学してきた女子にも、これまで本校が培ってきたキャンププログラ ムを男子と同じように体験させた。

評価・分析(アンケート結果を含む)

どの項目も概ね高い評価を得た。特に読書教育は今年度も教員・保護者・

生徒三者ともから高い評価を受けている。設備の整った図書館と「読書」

授業を通じて、読書することの意義や楽しさ、図書館を活用することの大 切さが生徒に伝わっていっている。

英語教育関係の項目は今年度もやや評価が低かった。以前からの課題で あった国際理解や交流に関して、今年度も大きな改革がなされなかったた めであろうが、改革まではいかなかったものの、現在、海外英語研修復活 のための調査を始めている。

また、キャンプや体験学習に対する評価が保護者、生徒共にやや下がっ ている。これはまだ入学時のオリエンテーションキャンプの一度しかキャ ンプを経験していない 1 年生女子生徒、保護者の評価を反映しているもの である。この項目に関してはこれから学年を経るごとに参加するキャンプ や体験学習の数が増えてくるので、総合的な評価は今後出したい。

改善の具体的方策

読書教育については、読書科と他教科がより緊密に連携をとり、他教科 も今以上に図書館を活用することで、 「図書館を活用した総合的な学習やプ ログラムの展開」という面の満足度を上げていく。

英語の海外研修については更に調査を進め、よりよい方法での実施の可

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能性を探っていく。

キャンプに関しては、来年度は初めて中学2年生の女子が青島という無 人島でのキャンプに参加するので、このキャンプ実施後の評価について、

正しく分析を行う。

第三者評価/学校関係者評価

○礼拝、読書、スピーチコンテスト、青島キャンプ等、中学部は従来から 特色のある教育実践に取り組んでおり、この点は大いに評価されるべき である。また、国際化の時代を迎え、女子生徒の入学ということもあっ て、今後は生徒や保護者から海外英語研修に関する機会の提供がさらに 望まれるのではないかと予想される。教師の多忙化の現状はよく理解さ れるが、具体化に向けての現実的で計画的な検討が望まれる。

○「キリスト教主義・読書・英語・体育・芸術」の五つを教育の五本柱と して、重点を置き、各種の活動に取り組み成果を上げている。共学化の 進行のなか、読書教育、英語の海外研修、キャンプなどの中学部の特色 ある活動をますます充実していくことが期待されている。

○五本柱は力強い。六十数年の積み上げの中、吟味し練られてきた結果で あろう。それぞれが、さらにどう影響し得るか。枠を越えての一体感が 特色をより深いものとする。時代の求めに応じての積極的方策が、より よき改善につながると考える。

○新しい図書館ができ、より一層の読書教育の充実がなされた事は、大変 喜ばしいことである。英語については、海外研修等の計画もとても大切 なことだが、高等部に進学するにあたり、基礎的な英語力、特に単語力 や文法力もしっかりとつける学習習慣を確立し、将来のグローバル人材 育成プロジェクトを担っていく人材の卵を育ててもらいたい。試験前の 一夜漬け的勉強ではなく、教科専門性となった中学からの普段の勉強ス タイルを、女子が入学したことを好材料として作っていってほしい。

○特色ある教育の実践では、高い評価を得ているものが多く、評価できる。

それらの中では、英語教育が、従来から課題のように思う。中期的な視

点をもって、全体の向上が図れるような取り組みをされていくことが期

待される。英語だけでなく、国際的な視点とか理解力は、今後さらに求

められていくと思う。

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<関西学院中学部>

学校評価シート ( 重点的な課題 )

【キリスト教主義教育の実践】

重点的に改善に取り組む課題 キリスト教主義教育の実践

具体的な取り組み内容

キリスト教主義教育は全学的な教育プログラムとして展開しているた め、共学化に伴って、教職員、生徒、保護者がその取り組みをどのように 継承し、発展的に展開できるのか、不安と期待の中で 2012 年度が始まった。

今年度から新たに取り入れたプログラムと共に、これまでの取り組みがど のように実践されているのか、その現状を中心に検証する。主に、生徒と 教職員が出席する「礼拝」と保護者が出席する「PTA聖書を学ぶ会」に ついて、具体的な数値を基に評価と分析を行う。

取り組み内容に関しての評価・分析

生徒が主体的に企画、運営する「生徒礼拝」はこれまでと同様、一か月 に二回開催した。生徒会役員が輪番で奨励を担当し、内容は充実したもの であった。今年度はそれに加え、毎週土曜日の 10 分間の礼拝は生徒の宗教 委員による司会、聖書朗読、祈りというプログラムの形を取り入れた。新 たな全校での礼拝形式であるが、一・二年生がその役割を担うことも滞り なく進められ、特に初等部出身の生徒は礼拝の習慣が身に付いていること を実感した。また、この土曜礼拝における新たな形として英語部の生徒に よる「英語礼拝」が毎月一、二回開催された。英語による「主の祈り」の 導入もこれまでになかったことである。

宗教総部J.H.C.(ジュニア・ホーリー・クラブ)主催による「早天礼 拝」は生徒のみの運営によって毎週水曜の朝に行われているが、昨年度ま でとは大きく変化し、2012 年度の出席者数は徐々には減少はしているが、

出席者の多数は一年生であり、いつもより早い時刻に登校してでも早天礼 拝に出席したいという自主的な礼拝の習慣が身に付いていることがわかっ た。

毎日の全校礼拝での静寂さ、讃美歌の歌声の大きさなど、中学部が大切 にしている伝統が変わりなく継承された一年であった。また、昨年度まで のハウス礼拝に代わる週に一度の「クラス礼拝」や、新たに加わった学期 に二度の「学年礼拝」も初年度の取り組みではあったが、安定して運営さ れている。ただ現状に甘んじることなく、特にキリスト教主義教育の根幹 である「礼拝」に対して、これからも形式と共に中身を充実させていかね ばならない。

「PTA聖書を学ぶ会」の通常例会の出席者数の平均は 2011 年度は 43

名だったのに対して、2012 年度は 61 名となり約 1.5 倍に増えているのは

注目すべき点であった。クリスマス等の特別集会は 2011 年度は平均 106 名

だったのに対して、2012 年度は 113 名と微増しているが、これは生徒定員

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数増加に比例した数字であった。保護者がイベント的な形のみならず、キ リスト教主義教育を直接的に学ぶ機会を得ようとしている姿勢の表れだと 言える。PTAでの聖書を学ぶ集会として、毎月 60 名を超える保護者が学 校を会場に集まる会は全国的に見ても他に類をみないと評価を受けてい る。1965 年に保護者の要望によって生み出された「PTA聖書を学ぶ会」

は約半世紀の歴史を経て今年度末に 400 回を数えるに至っている。

なお、アンケートの項目として「質問 13.日々の学校生活からキリスト 教の精神が伝わってくる」のプラス評価の回答の生徒の比率は、一年生 85.9%(男子 87.3%、女子 83.9%)、二年生 80.3%、三年生 70.8%と評価 は高いが、高学年になるにつれて数値が減少している理由をより分析せね ばならない。「質問 15.礼拝で学内外の様々な人の話を聴くことができる」

のプラス評価の回答の生徒の比率は、一年生 91.9%(男子 90.8%、女子 93.6%)、二年生 93.8%、三年生 89.9%と全学年で評価が高く、生徒たち は礼拝の中で聴く話について関心を強く抱いていることがうかがわれる。

保護者対象のアンケートの「15.学校は、キリスト教主義教育を適切に行っ ている」は、プラス評価が 96.6%とすべてのアンケートの中でも最も高い 数値になったことは、保護者によるキリスト教主義教育への理解の表れと 受け止めていいだろう。一方、教員によるアンケートの「質問 24.教員は、

キリスト教主義による人間理解を基に日々の教育活動を適切に行ってい る」のプラス評価が 72.4%、 「質問 25.学校は、教員がキリスト教主義教育 へ の 理 解 を 深 め る こ と が で き る 環 境 を 整 備 し て い る 」 の プ ラ ス 評 価 が 65.5%という数値は、キリスト教主義教育活動への受け止めが生徒や保護 者の認識と少し差が生じており、その理由の分析を含め、今後の検討課題 である。

第三者評価/学校関係者評価

○アンケート結果からも、生徒、保護者共にキリスト教主義教育への理解 が深められていることがよく分かり、評価できる。生徒に関しては、生 徒を主体とした多様な礼拝が工夫・設定されており、内容も充実したも のとなっている。保護者に関しても、伝統ある「PTA 聖書を学ぶ会」に よってキリスト教主義教育に直接触れ、学ぶことのできる機会が設けら れており、今後の継続と、更なる発展が期待される。

○さまざまなキリスト教主義教育に関わる教育プログラムが展開されてい る。生徒と教職員が出席する「礼拝」や保護者が出席する「PTA聖書 を学ぶ会」に加えて、特色ある活動が展開されており、各活動の成果の 高さを評価できる。なお、活動に求める質には、生徒、保護者、教員に 若干の差はあるが、高く評価できるであろう。

○内部からの進学者、外部からの進学生徒はもちろんのこと、保護者にお いても、キリスト教主義教育のとらえ方の差異は大きい。その中での、

新プログラム導入は前進である。生徒主体の内容は、生徒間の繋がりを 強め、中学部のめざす自学自習の精神と自主独立につながる。こうした 歩みはさらなる発信により、地道ながら保護者にも伝わる。

○今年度初めて初等部からの入学生を受け入れ、入学式のときから讃美歌

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を大きく歌っていたことに、変化の大きさと喜びが感じられた。その分、

一般受験から入ってきた生徒をどう導いていくかは、従来の方法とは違 う取り組みがこれからも必要になってくるだろう。水曜日の早天礼拝の 出席者が大幅に増加したことなど、初等部からの生徒がうまくリードし ていることを大切にして、そのことを高等部でも継続して活かしていっ てほしいと念願する。保護者の聖書を学ぶ会への関心の高さも、普段の 教育の賜物で、ミッションスクールとしての伝道の使命が果たされてい ることは、とても大切なことである。

○キリスト教主義教育の実践については、共学化を迎えて、いくらか緊張

感を持って取り組まれている。順調に進められているように思われ、評

価できる。生徒、保護者からも評価されている。

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2012年度 学校評価 実施項目一覧(中学部)

教職員用 保護者用 生徒用

中学部全般

1.生徒は楽しんで学校に行っている。

2.中学部の教育に満足している。

1.学校に行くのが楽しい。

2.中学部の教育に満足している。

教員による教育課程の全体像の理 解

1.教員は、教育課程の全体を理解して いる。

3.学校が提供しているカリキュラムは 適切である。

教育課程に関する教員間の連携

2.教員は、教務部を中心として教育課 程の編成や実施について連携を図って いる。

外部テスト導入などを通した学力 のより客観的な把握

3.教員は、外部テスト導入などによ り、客観的な学力把握に努めている。

教員による学力評価についての理 解向上

4.学校は、生徒の学力を適正に評価し ている。

3.学校は、自分の学力を正しくつかん でくれている。

教員による体力評価についての理 解向上

5.学校は、生徒の体力(運動能力)を適 正に評価している。

4.学校は、自分の体力(運動能力)をつ かんでくれている。

教員自身による担当教科の特性の 理解

5.教員は、自らが担当する教科の特性 を理解している。

より質の高い授業を目指しての教 員による不断の研究

6.教員は、質の高い授業を目指して、

授業研究を不断に行っている。

6.学校は、生徒の学力を適正に伸ばし

ている。 5.自分の学力は伸びている。

授業研究の成果を活かしての授業 への不断の創意工夫

7.教員は、授業研究の成果を活かし、

授業の創意工夫を行っている。

7.学校は、生徒の体力を適正に伸ばし ている。

知的好奇心の喚起に留意した授業 の展開

8.教員は、知的好奇心の喚起に留意し た授業を行っている。

補習など特別な学習機会の提供 9.学校は、必要に応じて補習など特別 な学習機会を提供している。

8.学校は、補習など特別な学習機会を 適切に提供している。

7.勉強でつまずいた時、補習などの機 会がある。

6.授業は、さまざまな工夫が加えられ ていて分かりやすい。

アンケート

大項目 小項目

4.教員は、生徒の学力・体力評価につ いての理解向上に努めている。

目標

(3)各教科の特性に 応じた授業の工夫

(4)個々のニーズや 興味関心に応じた授業 展開

(1)教育課程につい ての教員間の共通理解 と連携

(2)児童生徒の学 力・体力の的確な把握

教育課程・学習指 導

ガ イ ド ラ イ ン

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2012年度 学校評価 実施項目一覧(中学部)

教職員用 保護者用 生徒用

アンケート

大項目 小項目 目標

初等部と中学部との連携 10.中学部は、初等部と適切に連携をは かっている。

中学部と高等部との連携 11.中学部は、高等部と適切に連携をは かっている。

9.学校は、関西学院高等部に関する情 報を適切に提供している。

高等部と大学との連携

生徒会などの自治活動の充実

12.学校は、生徒会などの自治活動が生 徒によって盛んに行われるように配慮 している。

10.学校は、学級活動やクラブ活動を通 じて生徒の自主自律の精神を育成して いる。

8.自分たちの手でホームルームや生徒 会などの自治活動を行っている。

クラブ活動など課外活動の充実 13.中学部は、クラブ活動など課外活動 が充実している。

11.学校は、充実した課外活動(クラブ 活動など)を提供している。

9.課外活動(クラブ活動など)が充実 している。

課外活動が正課(学習)を妨げて いないことの徹底

14.学校は、生徒が学業と課外活動を両 立できるように配慮している。

12.学校は、生徒が学業とクラブ活動を 両立できるような環境の整備に努めて いる。

10.学業とクラブ活動が両立できる環境 にある。

挨拶や時間厳守などの基本的社会 マナーの指導

15.学校は、挨拶や時間厳守などの基本 的社会マナーを生徒に身につけさせて いる。

整理整頓や環境美化の指導 16.学校は、生徒に整理整頓や環境美化 に努めさせている。

HR(学級活動)における自主自 律の精神の育成

17.クラス担任は、学級活動において生 徒の自主自律の精神の育成に努めてい る。

学校行事における班活動などを通 した自主自律の精神の育成

18.教員は、学校行事における班活動な どを通して生徒の自主自律の精神の育 成に努めている。

生徒会活動における自主自律の精 神の育成

児童生徒の問題への対応について の教員間での共通理解

19.生徒の問題への対応について教員間 で共通理解がある。

児童生徒の問題行動の早期発見 20.教員は、生徒の問題行動を早期に発 見しようと努めている。

問題行動に対しての適切な指導・

訓戒

21.教員は、生徒の問題行動に対して適 切な指導・訓戒・事後ケアを行ってい る。

教員間・保護者との間での問題行 動に関する情報交換・連携

22.教員は、生徒の問題行動などに関し て保護者との情報交換・連携を適切に 行っている。

13.学校は、生徒に基本的社会マナー

(挨拶、時間厳守、整理整頓、環境美 化など)を身につけさせている。

11.学校は、あいさつ、時間厳守、整理 整頓、環境美化などの基本的社会マ ナーを身につけさせている。

(5)接続学部との 連携

(6)課外活動の充実 教育課程・学習指

10.学校は、学級活動やクラブ活動を通 じて生徒の自主自律の精神を育成して いる。

14.学校は、生徒の問題行動などについ て適切に対応している。

12.学校は、自分たちの行動に問題があ れば、適切に対応している。

8.自分たちの手でホームルーム、生徒 会、自治活動を行っている。

生徒指導

(2)自主自律の精神 の育成

(3)問題行動への 対応

(1)基本的生活習慣 の確立

ガ イ ド ラ イ ン

ガ イ ド ラ イ ン

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2012年度 学校評価 実施項目一覧(中学部)

教職員用 保護者用 生徒用

アンケート

大項目 小項目 目標

教員間でのキリスト教主義教育の 理念の共有

23.教員間でキリスト教主義教育の理念 を共有している。

キリスト教主義的人間理解を基に した日々の教育活動

24.教員は、キリスト教主義による人間 理解を基に日々の教育活動を適切に 行っている。

教員がキリスト教主義教育への理 解を深めることができる環境の整 備

25.学校は、教員がキリスト教主義教育 への理解を深めることができる環境を 整備している。

学校の重要な柱としての礼拝の遵 守

26.学校は、礼拝を重要な柱として守っ ている。

13.日々の学校生活からキリスト教の精 神が伝わってくる。

生徒のキリスト教的人間理解を育 成するためのプログラムの実施

27.学校は、生徒のキリスト教主義によ る人間理解を育成するためのプログラ ムを適切に実施している。

生徒に対する教会出席の奨励 28.学校は、生徒に教会出席を奨励して いる。

教会などキリスト教関係諸団体か らの礼拝奨励者の招聘

29.学校は、教会などキリスト教関係諸 団体から礼拝の奨励者を招いている。

15.礼拝で学内外の様々な人の話を聴く ことができる。

教会などのキリスト教関係諸団体 を通じての礼拝席上献金の実施

30.学校は、災害救援や社会福祉施設な どへの献金を献げている。

16.礼拝で集められた献金は世の中の 困っている人々に広く用いられてい る。

キリスト教諸団体との種々の連携31.学校は、キリスト教諸団体と種々の 連携を図っている。

14.キリスト教に関する理解が深まって いる。

(3)キリスト教関係 諸団体との連携

(2)キリスト教主義 教育の推進

(1)キリスト教主義 教育の理念の共有

16.学校は、献金や募金を通してキリス ト教主義教育に基づいた奉仕を実践し ている。

独 自

15.学校は、キリスト教主義教育を適切 に行っている。

13.日々の学校生活からキリスト教の精 神が伝わってくる。

キリスト教主義 教育の実践

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(14)

2012年度 学校評価 実施項目一覧(中学部)

教職員用 保護者用 生徒用

アンケート

大項目 小項目 目標

読書生活の推進と実態把握 32.学校は、読書生活の推進と実態把握 を適切に行っている。

17.学校は、生徒の読書生活を推進して いる。

図書館を活用した総合的・教科横 断的な学習活動の展開

33.学校は、図書館を活用した総合的・

教科横断的な学習活動を展開してい る。

読書・図書館教育に特化したプロ グラムの実施

34.学校は、読書・図書館教育に特化し たプログラムを実施している。

18.読書に関するプログラムが充実して いる。

英語教育を通しての、世界への視 野の拡大

35.学校は、英語教育を通して、生徒の 関心が世界へ拡がるように努めてい る。

19.学校は、生徒が英語に触れる機会を 増やし、英語が好きになる学習活動を 展開している。

19.将来、英語を使って世界の人々と交 流してみたいと思う。

英語教育を通しての、ことばへの 意識の向上と言語運用能力の育成

36.学校は、英語教育を通して、生徒の ことばへの意識を向上させ言語運用能 力を適切に育成している。

20.学校は、英語の文法学習に併せ、読 む・書く・聞く・話す、の4技能を高 める学習活動を展開している。

20.英単語や英文法が身につき、英語を 読む・書く・聞く・話す、の様々な活 動ができている。

国際理解の感性育成のためのプロ グラムの実施

37.学校は、国際理解の感性を育成する ためのプログラムを適切に実施してい る。

21.学校は、海外との相互交流や外国人 教員を通して、生徒の国際理解の育成 に努めている。

21.海外との相互交流や外国人教員を通 して、国際理解の心が育っている。

音楽・美術を中心とした芸術教育 による生徒の豊かな感性の育成

38.学校は、音楽・美術を中心とした芸 術教育により生徒の豊かな感性を育成 している。

音楽・美術を中心とした芸術教育 による生徒の自己表現能力の育成

39.学校は、音楽・美術を中心とした芸 術教育により生徒の自己表現能力を育 成している。

芸術活動に特化した学校行事の実 施

40.学校は、芸術活動に特化した学校行 事を適切に実施している。

23.学校では芸術活動に特化した学校行 事(合唱コンクールや美術展など)が 充実している。

23.合唱コンクールや美術展など芸術関 係の行事が充実している。

充実した体育教育による生徒の心 身の健全な発達

41.学校は、充実した体育教育により生 徒の心身の健全な発達を図っている。

24.学校は、体育教育などにより生徒の 心身の健全な発達を促している。

24.体育の授業などにより心身が鍛えら れている。

体育に特化した学校行事の実施 42.学校は、体育に特化した学校行事を 実施している。

25.学校では体育に特化した学校行事

(体育大会・マラソン大会など)が充 実している。

25.体育大会やマラソン大会など、体育 行事が充実している。

22.音楽・美術などの芸術活動を通し て、表現する楽しさを味わい、豊かな 心が育っている。

17.学校生活を通じて読書に親しみ、図 書館をよく利用している。

18.学校は、図書館を活用した総合的な 学習やプログラムを展開している。

22学校は、音楽・美術を中心とした芸 術教育により、生徒の感性と表現力を 育成している。

(1)読書・図書館教 育

(3)芸術教育

(2)英語・国際理解 教育

(4)体育教育 特色ある教育の

実践 独 自

4/5

(15)

2012年度 学校評価 実施項目一覧(中学部)

教職員用 保護者用 生徒用

アンケート

大項目 小項目 目標

キャンプ・体験的学習の、教員全 員・学校全体による実施

43.学校は、キャンプ・体験的学習を、

教員全員・学校全体で実施している。

26.学校は、キャンプや体験的学習を丁 寧に準備・実施している。

26.キャンプや体験的学習が学校全体で 丁寧に準備され実施されている。

キャンプ・体験的学習の、定期的 な反省・評価による不断の質的向 上

44.学校は、キャンプ・体験的学習を、

定期的に反省・評価して不断の質的向 上を図っている。

キャンプ・体験的学習の教育的収 穫の、事後的学校生活での継続的 活用

45.学校は、キャンプ・体験的学習の教 育的収穫を、生徒の事後的学校生活で 継続的に活用できるようにしている。

27.キャンプや体験的学習の教育的成果 が、その後の生徒の学校生活で活かさ れている。

27.キャンプや体験的学習で学んだこと を、学校生活で活かしている。

礼拝や講演会を通した人権や平和 に関する感性と知性の涵養

46.学校は、礼拝や講演会により生徒の 人権や平和に関する感性と知性を養っ ている。

28.学校生活を通じて人権や平和につい て学ぶことが多い。

HR・授業・行事などを通した人権 や平和を尊重する態度の育成

47.学校は、HR・授業・行事などを通し て生徒の人権や平和を尊重する態度を 育てている。

人権・平和関係諸団体との連携 48.学校は、人権・平和関係諸団体との 連携を適切に図っている。

28.学校は、人権や平和に関する生徒の 感性と知性を育成している。

(5)キャンプ・体験 的学習

(6)人権・平和教育 特色ある教育の

実践 独 自

5/5

(16)

2012年度 学校評価アンケート集計結果

(中学部・教員 質問1~16)

17.2%

20.7%

20.7%

24.1%

51.7%

34.5%

39.3%

27.6%

34.5%

6.9%

0.0%

37.9%

44.8%

13.8%

24.1%

17.2%

62.1%

58.6%

72.4%

65.5%

44.8%

51.7%

42.9%

55.2%

58.6%

41.4%

37.9%

48.3%

44.8%

48.3%

69.0%

44.8%

20.7%

17.2%

6.9%

10.3%

3.4%

13.8%

17.9%

17.2%

3.4%

44.8%

55.2%

13.8%

10.3%

37.9%

6.9%

37.9%

0.0%

3.4%

0.0%

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0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

3.4%

6.9%

6.9%

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0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

質問1.教員は、教育課程の全体を理解している。

質問2.教員は、教務部を中心として教育課程の編成や実施について 連携を図っている。

質問3.教員は、外部テスト導入などにより、客観的な学力把握に努 めている。

質問4.教員は、生徒の学力・体力評価についての理解向上に努め ている。

質問5.教員は、自らが担当する教科の特性を理解している。

質問6.教員は、質の高い授業を目指して、授業研究を不断に行って いる。

質問7.教員は、授業研究の成果を活かし、授業の創意工夫を行って いる。

質問8.教員は、知的好奇心の喚起に留意した授業を行っている。

質問9.学校は、必要に応じて補習など特別な学習機会を提供してい る。

質問10.中学部は、初等部と適切に連携をはかっている。

質問11.中学部は、高等部と適切に連携をはかっている。

質問12.学校は、生徒会などの自治活動が生徒によって盛んに行わ れるように配慮している。

質問13.中学部は、クラブ活動など課外活動が充実している。

質問14.学校は、生徒が学業と課外活動を両立できるように配慮して いる。

質問15.学校は、挨拶や時間厳守などの基本的社会マナーを生徒に 身につけさせている。

質問16.学校は、生徒に整理整頓や環境美化に努めさせている。

回答番号1:強くそう思う 回答番号2:どちらかといえばそう思う 回答番号3:あまりそう思わない 回答番号4:まったくそう思わない

(17)

2012年度 学校評価アンケート集計結果

(中学部・教員 質問17~32)

24.1%

34.5%

34.5%

44.8%

37.9%

41.4%

27.6%

24.1%

17.2%

79.3%

34.5%

24.1%

34.5%

50.0%

27.6%

65.5%

62.1%

51.7%

51.7%

44.8%

62.1%

55.2%

55.2%

48.3%

48.3%

17.2%

51.7%

41.4%

51.7%

42.9%

44.8%

34.5%

13.8%

13.8%

13.8%

10.3%

0.0%

3.4%

17.2%

27.6%

27.6%

3.4%

13.8%

31.0%

13.8%

7.1%

20.7%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

6.9%

0.0%

0.0%

3.4%

0.0%

0.0%

6.9%

0.0%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

質問17.クラス担任は、学級活動において生徒の自主自律の精神の 育成に努めている。

質問18.教員は、学校行事における班活動などを通して生徒の自主 自律の精神の育成に努めている。

質問19.生徒の問題への対応について教員間で共通理解がある。

質問20.教員は、生徒の問題行動を早期に発見しようと努めている。

質問21.教員は、生徒の問題行動に対して適切な指導・訓戒・事後ケ アを行っている。

質問22.教員は、生徒の問題行動などに関して保護者との情報交 換・連携を適切に行っている。

質問23.教員間でキリスト教主義教育の理念を共有している。

質問24.教員は、キリスト教主義による人間理解を基に日々の教育 活動を適切に行っている。

質問25.学校は、教員がキリスト教主義教育への理解を深めることが できる環境を整備している。

質問26.学校は、礼拝を重要な柱として守っている。

質問27.学校は、生徒のキリスト教主義による人間理解を育成する ためのプログラムを適切に実施している。

質問28.学校は、生徒に教会出席を奨励している。

質問29.学校は、教会などキリスト教関係諸団体から礼拝の奨励者 を招いている。

質問30.学校は、災害救援や社会福祉施設などへの献金を献げてい る。

質問31.学校は、キリスト教諸団体と種々の連携を図っている。

質問32.学校は、読書生活の推進と実態把握を適切に行っている。

回答番号1:強くそう思う 回答番号2:どちらかといえばそう思う

回答番号3:あまりそう思わない 回答番号4:まったくそう思わない

(18)

2012年度 学校評価アンケートと集計結果

(中学部・教員 質問33~48)

44.8%

65.5%

17.2%

17.2%

6.9%

37.9%

27.6%

24.1%

44.8%

55.2%

48.3%

41.4%

24.1%

37.9%

20.7%

13.8%

41.4%

31.0%

58.6%

69.0%

41.4%

55.2%

62.1%

65.5%

55.2%

44.8%

44.8%

51.7%

58.6%

34.5%

44.8%

41.4%

13.8%

3.4%

24.1%

13.8%

48.3%

6.9%

10.3%

10.3%

0.0%

0.0%

6.9%

6.9%

17.2%

27.6%

34.5%

41.4%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

3.4%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

0.0%

3.4%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

質問33.学校は、図書館を活用した総合的・教科横断的な学習活動 を展開している。

質問34.学校は、読書・図書館教育に特化したプログラムを実施して いる。

質問35.学校は、英語教育を通して、生徒の関心が世界へ拡がるよ うに努めている。

質問36.学校は、英語教育を通して、生徒のことばへの意識を向上さ せ言語運用能力を適切に育成している。

質問37.学校は、国際理解の感性を育成するためのプログラムを適 切に実施している。

質問38.学校は、音楽・美術を中心とした芸術教育により生徒の豊か な感性を育成している。

質問39.学校は、音楽・美術を中心とした芸術教育により生徒の自己 表現能力を育成している。

質問40.学校は、芸術活動に特化した学校行事を適切に実施してい る。

質問41.学校は、充実した体育教育により生徒の心身の健全な発達 を図っている。

質問42.学校は、体育に特化した学校行事を実施している。

質問43.学校は、キャンプ・体験的学習を、教員全員・学校全体で実 施している。

質問44.学校は、キャンプ・体験的学習を、定期的に反省・評価して 不断の質的向上を図っている。

質問45.学校は、キャンプ・体験的学習の教育的収穫を、生徒の事 後的学校生活で継続的に活用できるようにしている。

質問46.学校は、礼拝や講演会により生徒の人権や平和に関する感 性と知性を養っている。

質問47.学校は、HR・授業・行事などを通して生徒の人権や平和を尊 重する態度を育てている。

質問48.学校は、人権・平和関係諸団体との連携を適切に図ってい る。

回答番号1:強くそう思う 回答番号2:どちらかといえばそう思う

回答番号3:あまりそう思わない 回答番号4:まったくそう思わない

(19)

2012年度 学校評価アンケート集計結果

(中学部・保護者 質問1~14)

58.0%

35.1%

24.6%

26.1%

24.9%

18.1%

34.0%

18.2%

9.4%

41.4%

38.6%

33.3%

37.8%

23.6%

38.6%

56.4%

68.4%

68.8%

70.5%

60.5%

58.5%

54.7%

39.3%

48.4%

44.3%

54.9%

52.5%

61.1%

2.7%

7.0%

5.5%

3.9%

3.6%

18.8%

6.8%

22.3%

43.6%

8.2%

13.7%

10.2%

7.5%

12.2%

0.7%

1.5%

1.4%

1.2%

1.0%

2.7%

0.7%

4.8%

7.7%

1.9%

3.4%

1.7%

2.2%

3.2%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

質問1.生徒は楽しんで学校に行っている。

質問2.中学部の教育に満足している。

質問3.学校が提供しているカリキュラムは適切である。

質問4.学校は、生徒の学力を適正に評価している。

質問5.学校は、生徒の体力(運動能力)を適正に評価している。

質問6.学校は、生徒の学力を適正に伸ばしている。

質問7.学校は、生徒の体力を適正に伸ばしている。

質問8.学校は、補習など特別な学習機会を適切に提供している。

質問9.学校は、関西学院高等部に関する情報を適切に提供してい る。

質問10.学校は、学級活動やクラブ活動を通じて生徒の自主自律の 精神を育成している。

質問11.学校は、充実した課外活動(クラブ活動など)を提供してい る。

質問12.学校は、生徒が学業とクラブ活動を両立できるような環境の 整備に努めている。

質問13.学校は、生徒に基本的社会マナー(挨拶、時間厳守、整理 整頓、環境美化など)を身につけさせている。

質問14.学校は、生徒の問題行動などについて適切に対応してい る。

回答番号1:強くそう思う 回答番号2:どちらかといえばそう思う

回答番号3:あまりそう思わない 回答番号4:まったくそう思わない

(20)

2012年度 学校評価アンケート集計結果

(中学部・保護者 質問15~28)

47.1%

38.3%

51.3%

40.7%

10.1%

12.1%

13.0%

13.5%

29.2%

37.9%

42.8%

62.7%

36.9%

30.9%

49.5%

54.0%

42.2%

52.0%

49.6%

53.6%

53.6%

61.4%

57.7%

58.0%

49.8%

32.7%

47.6%

55.3%

3.1%

7.2%

5.5%

5.8%

33.0%

28.7%

27.5%

22.4%

11.4%

3.4%

6.8%

3.6%

13.8%

11.6%

0.2%

0.5%

1.0%

1.4%

7.2%

5.6%

5.8%

2.7%

1.7%

0.7%

0.7%

1.0%

1.7%

2.2%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

質問15.学校は、キリスト教主義教育を適切に行っている。

質問16.学校は、献金や募金を通してキリスト教主義教育に基づい た奉仕を実践している。

質問17.学校は、生徒の読書生活を推進している。

質問18.学校は、図書館を活用した総合的な学習やプログラムを展 開している。

質問19.学校は、生徒が英語に触れる機会を増やし、英語が好きに なる学習活動を展開している。

質問20.学校は、英語の文法学習に併せ、読む・書く・聞く・話す、の 4技能を高める学習活動を展開している。

質問21.学校は、海外との相互交流や外国人教員を通して、生徒の 国際理解の育成に努めている。

質問22学校は、音楽・美術を中心とした芸術教育により、生徒の感 性と表現力を育成している。

質問23.学校では芸術活動に特化した学校行事(合唱コンクールや 美術展など)が充実している。

質問24.学校は、体育教育などにより生徒の心身の健全な発達を促 している。

質問25.学校では体育に特化した学校行事(体育大会・マラソン大会 など)が充実している。

質問26.学校は、キャンプや体験的学習を丁寧に準備・実施してい る。

質問27.キャンプや体験的学習の教育的成果が、その後の生徒の学 校生活で活かされている。

質問28.学校は、人権や平和に関する生徒の感性と知性を育成して いる。

回答番号1:強くそう思う 回答番号2:どちらかといえばそう思う

回答番号3:あまりそう思わない 回答番号4:まったくそう思わない

(21)

2012年度 学校評価アンケート集計結果

(中学部・生徒 質問1~14)

46.2%

35.0%

18.3%

20.3%

14.7%

20.6%

42.5%

29.3%

57.4%

32.7%

57.4%

37.4%

39.9%

32.5%

42.8%

53.8%

62.4%

59.5%

44.5%

58.5%

44.7%

46.6%

28.6%

44.5%

36.2%

47.2%

39.8%

40.1%

10.0%

8.8%

18.0%

18.0%

33.8%

20.0%

10.3%

21.5%

10.5%

19.6%

4.9%

13.1%

17.3%

22.3%

1.0%

2.4%

1.4%

2.2%

6.9%

0.8%

2.5%

2.5%

3.6%

3.2%

1.5%

2.4%

3.0%

5.1%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

質問1.学校に行くのが楽しい。

質問2.中学部の教育に満足している。

質問3.学校は、自分の学力を正しくつかんでくれている。

質問4.学校は、自分の体力(運動能力)をつかんでくれている。

質問5.自分の学力は伸びている。

質問6.授業は、さまざまな工夫が加えられていて分かりやすい。

質問7.勉強でつまずいた時、補習などの機会がある。

質問8.自分たちの手でホームルームや生徒会などの自治活動を 行っている。

質問9.課外活動(クラブ活動など)が充実している。

質問10.学業とクラブ活動が両立できる環境にある。

質問11.学校は、あいさつ、時間厳守、整理整頓、環境美化などの基 本的社会マナーを身につけさせている。

質問12.学校は、自分たちの行動に問題があれば、適切に対応して いる。

質問13.日々の学校生活からキリスト教の精神が伝わってくる。

質問14.キリスト教に関する理解が深まっている。

回答番号1:強くそう思う 回答番号2:どちらかといえばそう思う

回答番号3:あまりそう思わない 回答番号4:まったくそう思わない

(22)

2012年度 学校評価アンケート集計結果

(中学部・生徒 質問15~28)

54.1%

47.5%

42.1%

54.3%

42.9%

17.9%

15.1%

18.4%

50.1%

33.3%

52.7%

55.5%

21.1%

24.8%

37.7%

39.4%

41.6%

37.4%

31.2%

49.9%

42.3%

52.8%

42.3%

46.2%

40.0%

37.4%

52.1%

47.9%

7.3%

11.2%

13.7%

6.4%

19.3%

27.4%

35.5%

24.7%

6.6%

17.0%

6.5%

6.3%

23.1%

24.8%

0.8%

1.9%

2.5%

1.9%

6.6%

4.7%

7.1%

4.1%

1.0%

3.6%

0.9%

0.8%

3.7%

2.5%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

質問15.礼拝で学内外の様々な人の話を聴くことができる。

質問16.礼拝で集められた献金は世の中の困っている人々に広く用 いられている。

質問17.学校生活を通じて読書に親しみ、図書館をよく利用してい る。

質問18.読書に関するプログラムが充実している。

質問19.将来、英語を使って世界の人々と交流してみたいと思う。

質問20.英単語や英文法が身につき、英語を読む・書く・聞く・話す、

の様々な活動ができている。

質問21.海外との相互交流や外国人教員を通して、国際理解の心が 育っている。

質問22.音楽・美術などの芸術活動を通して、表現する楽しさを味わ い、豊かな心が育っている。

質問23.合唱コンクールや美術展など芸術関係の行事が充実してい る。

質問24.体育の授業などにより心身が鍛えられている。

質問25.体育大会やマラソン大会など、体育行事が充実している。

質問26.キャンプや体験的学習が学校全体で丁寧に準備され実施さ れている。

質問27.キャンプや体験的学習で学んだことを、学校生活で活かして いる。

質問28.学校生活を通じて人権や平和について学ぶことが多い。

回答番号1:強くそう思う 回答番号2:どちらかといえばそう思う

回答番号3:あまりそう思わない 回答番号4:まったくそう思わない

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