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Histological and Histochemical Studies on the Teat Structures, and Clinicopathological Evaluation of Teat Wound Healing in Dairy Cattle

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Academic year: 2021

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Title

Histological and Histochemical Studies on the Teat Structures,

and Clinicopathological Evaluation of Teat Wound Healing in

Dairy Cattle( 内容の要旨 )

Author(s)

Seyed Mehdi Ghamsari

Report No.(Doctoral

Degree)

博士(獣医学) 甲第028号

Issue Date

1996-03-14

Type

博士論文

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/2082

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

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氏 名(国籍) 学 位 の 種 類 学 位 記 番 号 学位授与年月 日 学位授与の要件 研究科及 び専攻 研究指導を受けた大学 学 位 論 文 題 目 審 査 委 貞 Seyed XehdiGhamsari(イラン・イスラム共和国) 博士(獣医学) 獣医博甲第28号 平成8年3月14日 学位規則第4粂第1項該当 連合獣医学研究科 獣医学専攻 帯広畜産大学 Eistologicaland丑istochemicalStudies on

the Teat Structures,and Clinico

-PathologicalEvaluation of Teat Tound EealinginI)airy Cattle 主査 帯広畜産大学 教 副査 東京農工大学 教 副査 岐 阜 大 学 教 副査 岩 手 大 学 教 副査 帯広畜産大学 教 授 授授授授 夫 久 明 助 夫 明 義 忠 幸 恒 田 根∵藤 田 藤 山 山 工 岡広 論 文 の 内 容 の 要 旨 従来から乳牛の乳頭択傷に対しては縫合法を含めた各種外科的処置法が施されている0 しかし,処置後乳頭に形態異常・機能障害が後遺し,搾乳困難・不能に基づく乳房炎が継 発し,経済動物としての価値を失う場合が少なくない0この理由として・外科的治療の基 本である乳牛乳頭の組織構築に関する研究に乏しく,乳頭の損傷治癒に関する基礎的並び に臨床病理学的研究がなされていないことが挙げられる。 そこで,乳牛乳頭損傷に対する理想的な外科的治療法を確立する目的で,その組織構築 を組織学的・組織化学的に観察し,併せて開放性および穿孔性損傷作製乳帝に対するレー ザー照射および各種縫合法の効果を組織学的∴組織化学的および臨床病理学的に評価した。 1.乳牛乳顕の組織学的ならびに組織化学的研究。 屠殺されたホルスタイン種乳牛の乳頭のうち肉眼的に異常が認められなかった200個の 乳頭についてHematoxylin-Eosin染色,Masson,s trichrome染色,VanGieson染色,Azan 染色.Res。rCin-Fuchsin染色,鍍銀染色,PAS染色,AIcianBlue(pH:lおよぴ2・5)染色標 本を作製し,一部の乳頭についてはX線血管造影所見からその血管走行を観察した0 乳牛乳頭は,皮膚層(コラーゲン線維,弾性線維および毛細血管に富む真皮)と厚い中 間層(コラーゲン線維,弾性線維,細網紡維に富む結合組織と3層性の平滑筋,筋問を網

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-173-目状に走行する筋型血管と神経,リンパ)および粘膜・粘膜下組織(豊富な血管とコラー ゲン線椎)の3層からなり,血管造影所見で中間層・粘膜下組織を密に網目状に走行する 血管が観察され,収縮性に富む極めて鋭敏な組織で構築されていることが明らかとなった0 2.開放性乳頭損傷に対する低出力レーザー照射の組織学的.組織化学的および臨床病 理学的評価。 皮膚から中間層に達するlx3cmの開放性乳頭損傷を作製後,損傷部に8・5mWのHe-Ne レーザーを1日1回,8日間.各別当たり 3.64J/cm2,2.42J/cm2,1・21J/cm2照射群およ び非照射群の4群に分け.各群の治癒経過を創面帯締小率などから評価し.創作成前と21 日目の各創を組織学的・組織化学的に検索し,肉芽組織中のHydroxyproline量を測定した。 3.64J/cm2およぴ2.42J/cm2レーザー照射群では,非照射群やl・21J/cm2照射群に比べて 創面摂締小率が早く,21日目の組織学的・組織化学的所見では乳萌壁の組織構築が創作成 前にほぼ近い状態にまで修復したことから,開放性乳頭損傷に対しては形態異常の後遺を 防ぐために,低出力レーザー照射が有効であることが強く示唆された。 3.穿孔性乳頭損傷に対する各種乳頭縫合および低出力レーザー照射の組織学的∴組織 化学的および臨床病理学的評価。 長さ4cmの垂直穿孔性損傷を作凱Gambee縫合軋 2層連続縫合法,2層分離縫合法お よぴ3層縫合法を実施後,縫合部に8.5mWレーザー3・64J/cm2を1日1臥10日間照射し た群と非照射群の2群に分け,その治癒経過を肉眼,X線二重造影所見および局所血流量. 抗張九肉芽組織中のlIydroxyproline量及び組織学・組織化学的所見から比較検討した0 3層縫合法では乳頭の変形や局所の血流量の阻害が極めて少なく,抗張力に富み,創傷 治癒機転が早い(Hydroxyproline量が同等)ことなどから.今回の縫合法で最も理想的な 縫合法であり,従来広く応用されてきた臥裾縫合は縫合部に過度の緊張を与え・血管およ び神経が豊富な乳頭では局所に強い循環障害を来し,乳頭の縫合法としては適さないこと が明らかにされた。さらに,低出力レーザー照射の併用は,縫合部の循環障害の改善.皮 膚・中間層・粘膜層での良好な肉芽組織の増生.抗張力の強化など,乳顕の治癒促進に有 効であることが明らかにされた。なお.乳頭の創傷治癒の評価にはレーザードップラー法 による血流量測定が有用であることが示唆された。 今後は,臨床現場で遭遇する多様な乳頭損傷に対して.本研究で明らかにされた乳牛乳 頭の組織構築を十分に念頭に入れ,乳頭に横能障害や形態異常を後遺させない適切な縫合 法やレーザー照射などの外科的処置を摂極的に応用すべきである。 審 査 結 果 の 要 旨 本研究は,従来殆ど検索されていなかった乳牛乳頭の組織構築を組織学的並びに組織化 学的に解明し,次いで実験的に損傷を作製した乳頭に対して施した外科的処置による創傷 治癒効果を組織学的、組織化学的及び臨床病理学的に観察し、乳牛の乳頭損傷に対する理 想的な外科的治療法を確立することを目的とした。

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ー174-1.乳牛乳頭の組織構築の組織学的並びに組織化学的研究。

屠殺されたホルスタイン種乳牛の200個の陸常乳頭についてHematoxylin-Eosin染色,

Masson's trichrome染色,Van Gieson染色,^zan染色.Resorcin-Fuchsin染色.鍍銀染

色,P^S染色,^1cianBlue(pIl=lおよび2.5)染色標本を作製・観察し,一部の乳頭につい てはX線血管造影所見からその血管走行を観察した。その結果、乳牛乳頭は,皮膚層(コ ラーゲン線維,弾性綬維および毛細血管に富む真皮)と厚い中間層(コラーゲン線維.弾 性線維,細網繊維に富む結合組織と3層性の平滑筋,筋問を網目状に走行する筋型血管と 神経.リンパ)および粘膜・粘膜下組織(豊富な血管とコラーゲン線維)の3層からなり, 血管造影所見で中間層・粘膜下組織を密に網目状に走行する血管が観察され.収縮性に富 む極めて鋭敏な組織で構築されていることが明らかとなった。 2.開放性乳頭損傷に対する低出力レーザー照射の組織学的∴組織化学的および臨床病 理学的評価。 一皮膚から中間層に達するl.×3cmの開放性乳頭損傷を作製後・損傷部に8・5mWのHe-Ne レpサーを1日1軌 8E7F乱各別当たり3.64J/cm2,2.42J/cm2,1・21J/cm2照射群およ び非照射群の4群に分け,各群の治癒経過を創面横縮小率などから評価し,創作成前と21 日目の各創を組織学的・組織化学的に検索し,肉芽組織中のHydroxyproline量を測定した。 3.64J/cm2および2.42J/cm2レーザー照射群では,非照射群やl.21J/cm2照射群に比べて創 面横縞小率が早く,21日目の組織学的・組織化学的所見では乳頭壁の組織構築が創作成前 にほぼ近い状態にまで修復したことから,開放性乳頭損傷に対しては形態異常の後遺を防 ぐために,低出力レーザー照射が有効であることが強く示唆された。 3.穿孔性乳頭損傷に対する各種乳頭縫合および低出力レーザー照射の組織学的,組織 化学的および臨床病理学的評価。 長さ4cmの垂直穿孔性損傷を作製,Gambee縫合法,2層連続縫合法,2層分離縫合法 よび3層縫合法を実施後,縫合部に8.5mWレーザー3.64J/cm2を1日1回,10日間照射し た群と非照射群の2群に分け,その治癒経過を肉眼,X線二重造影所見および局所血流量, 抗張力,肉芽組織中のHydroxyproline量及び組織学・組織化学的所見から比較検討した。 3層縫合法では乳頭の変形や局所の血流量の阻害が極めて少なく,抗張力に富み,創傷 治癒機転が早い(11ydroxyproline量が同等)ことなどから.今回の縫合法で最も理想的な 縫合法であり,従来の臥栃縫合は縫合部に過度の緊張を与え,血管および神経が豊富な乳 頭では局所に強い循環障害を来し,乳頭の縫合法としては適さないことが明らかにされた。 さらに,低出力レーザー照射の併用は,縫合部の循環障害の改善,皮膚・中間層・粘膜層 での良好な肉芽組織の増生,抗張力の境化など,乳頭の治癒促進に有効であることが明ら かにされた。 今後は,臨床現場で遭遇する多様な乳頭損傷に対して,本研究で明らかにされた乳牛乳 頭の組織構築を十分に理解し,術後に機能障害や形腰異常を来さない適切な外科的処置を 施すべきであろう。

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ー175-平成8年1月22日における発表会および提出論文、学位論文の基礎となる学術論文(学 術誌掲載6編)および既発表学術論文(学術誌掲載6編)を5名の学位論文審査員が慎重 審議した結果、連合大学院獣医学研究科博士課程の学位論文として十分にふさわしいこと を認めた。

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