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在宅看取り環境作りを支援する法律職養成事業の研究会

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Academic year: 2021

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(1)報告書(表紙). 【テーマ】在宅看取り環境作りを支援する法律職養成事業の研究会 【申請者名】竹内公一 【助成対象年度】2014 年度後期 【提出年月日】平成28年3月31日.

(2) 報告書(本文) 「『法律職による在宅看取り環境作り』研究会」という団体名で研究会を組織した。法律 職による高齢者への早期支援によって、法律的な問題による在宅看取りの障害を除去し、 望ましい在宅看取りの環境作りを進める方法を確立するとともに、その方法を身につけた 法律職を医療職・介護職に加えて地域に養成することをめざしている。千葉地区(千葉市) および神奈川地区(横浜市および湘南地区)の二地区の関係者が参加し、千葉市と横浜市 で研究会を開催した。 後見開始の遅れによる不当な財産流用やだまし取りは後を絶たないが、ひとたび成年後 見が開始されると、被後見人である高齢者の財産を守るという目的は強い制限力を持って いて、財産の処分に制限が加わる。在宅療養や看取りの環境を整える目的であっても、財 産の処分が困難となることがあり、在宅療養や看取りの環境作り妨げになってしまう。例 えば、死亡した夫名義の土地や家屋についての手続きを後回しにしている高齢の妻が、認 知症のために後見開始になったために、家族といえども土地や家屋を処分できず、在宅の 療養環境や看取り環境を整えられないというケースが発生している。 法律職による適切な早期支援を得られなかったために、在宅療養環境作りが困難になっ てしまうケースに着眼して議論を行うという方針で、準備会合1回、研究会発足ミーティ ング1回、研究会5回、公開シンポジウム2回、まとめのための会合1回の計10回の会 合を行った。. 【研究会、公開シンポジウムおよび会合】 いずれも申請者である竹内が進行を担当した。 《準備会合》第1回幹事会 平成27年6月30日 アットビジネスセンター東京駅(東京) 参加者6名 研究会の体制とスケジュールを調整した。千葉および横浜を活動の拠点とする方針を定 め、研究会発足ミーティング1回、研究会5回、公開シンポジウム2回、まとめのための 会合1回を実施することにした。研究会では、高齢者にかかわる医療、介護、法律の専門 職を講師として招聘し、参加者の議論を通じて、問題の探索をめざすことにした。 《研究会発足ミーティング》 平成27年7月24日 ハロー会議室元町中華街(横浜) 参加者8名 研究会の目的と範囲を整理した。高齢者の財産が適切に管理されるためには、高齢者に.

(3) 関わる専門職の連携が重要である。この問題には行政も関わり、地域の様々な立場の人々 と協力する必要がある。法律の専門職とは言えないが、在宅療養支援診療所などの事務職 という新たな担い手が発掘された。事務職のトレーニングについては、今回の一連の研究 会では論じないが、将来取り組むべき課題とした。 第1回から第3回の研究会は、テーマを定めて、医療、法律、介護の専門職である講師を むかえ、ケースの紹介を中心に、どのような問題があるかを取り上げた。 《第1回研究会》 テーマ 法律職による支援を必要とする高齢者像 平成27年8月21日 千葉市文化センター(千葉) 参加者26人 講師 千葉市医師会 田那村内科小児科医院 田那村彰先生 2000 年の介護保険の導入以降、開業医としての関心が専門医からかかりつけ医の立場に 変化したという経験をふまえ、高齢者医療を、安定期・転換期・問題発生期・解決期に分 けて考える試みが示された。本人だけをみていてもわからないことがある一方で、生活や 権利の整理、意思決定の整理という問題に振り回されるのが医療の実情である。 議論では、権利や意思決定にからめて「キーパーソン」という言葉の複雑で曖昧な使わ れ方が問題になった。法律職には、法律実務だけでなく、ファシリテーターとしての役割 も期待されていた。法律職にも他の専門職にも何の権限もないような問題に、誰がどのよ うに関わるかが問題になった。 《第2回研究会》 テーマ 高齢者に関わるべき法律職 平成27年9月11日 神奈川県立かながわ労働プラザ(横浜) (サテライト会場 インターネット会議 千葉市民会館(千葉)) 参加者15人(うちサテライト会場5人) 講師 司法書士 近藤崇先生 職業後見人として最も多いのは司法書士であるが、成年後見制度への期待と実際との間 にはズレがあり、後見からの関わりでは遅いという問題が示された。後見や遺言など、事 情にあわせて適切な順番で適用する必要があり、その順番を整える役割を果たすことが法 律職には可能である。 高齢社会では、家庭の事情が複雑になっている。認知機能低下という問題に加え、親よ りも子が早くに死亡するケースなど対応が難しいケースが増えている。遺言は潜在的な問 題の解決や予防に寄与するが、遺言を用意する割合が低く、その背景が議論になった。.

(4) 《第3回研究会》 テーマ 高齢者への法律職の関わり方 平成27年9月25日 千葉市民会館(千葉) 参加者21人 講師 千葉市あんしんケアセンター中央 社会福祉士 谷口さなえ先生 高齢者の問題の全てが地域包括ケアセンターで解決するわけではない。しかし、あらゆ る問題が持ち込まれているのが現実である。経済的な問題や法律的な問題も少なくない。 どうにもならなくてなってから問題が持ち込まれ、どこも対応してくれない。法律職へつ なぎたいが、法律職とケアの専門職の間には断絶があり、相談者の抵抗感もある。法律職 が地域の資源になっていない状況がある。一方で、 「老い支度」が不足している高齢者が多 い。「老い支度」ができている高齢者には支援はあまり要らないが、「老い支度」に消極的 な高齢者が問題になり、早期支援には難しさがある。 第4回の研究会は、これまでの研究会をふまえ、職業後見人として司法書士について議論 した。 《第4回研究会》 テーマ 高齢者を支援する法律職の養成方法 平成27年10月9日 千葉市文化センター(千葉) 参加者21人 講師 司法書士 西尾浩一先生 貫名真人先生 放生知晃先生 高齢者に関わる3人の司法書士を講師に職業後見人について議論した。裁判所によって 後見人が選任され、裁判所が被後見人の資産に応じて報酬を決めるということも、多くの 参加者は認識していなかった。解任も裁判所の仕事であり、一件でも解任されると担当し ている他の後見についても解任されるという影響の大きさがあり、高齢者に関わる他の専 門職にはない事情が明らかになった。職業後見人である司法書士は、医療介護職との関係 の薄さを自覚しているが、裁判所との関係を何よりも重視せざるを得ない。加えて利益相 反のような問題への配慮が必要になり、医療介護職との付き合い方に苦労している。制度 について、まだまだ発展の余地ある。地域で医療介護職と勉強する機会が増えてはきてい る。何ができるかということとともに、どのように関わるかについて見直す必要がでてい きている。 当初、第5回の研究会は「まとめ」を予定していたが、資産を持つ高齢者も資産を持たざ る高齢者も危うい立場に置かれているという問題提起があり、予定を変更した。 《第5回研究会》.

(5) テーマ 高齢者の豊かさとは 平成27年10月23日 ハロー貸会議室横浜(横浜) 参加者11人 講師 (株)ネクソル ファイナンシャルプランナー 小勝通光先生 財産の管理を法律面から考えてきたが、高齢者の貧困に対する踏み込んだ取り組みの必 要がある。「持てる高齢者」といえども、「持たざる高齢者」の予備群になってしまい、持 っていても活かせないという事情が生まれている。多くの人が、買い物の道具としてのお 金には慣れていても、貯めておく道具としてのお金に慣れておらず、年齢やライフステー ジにあわせた対策をできていない。定期的なお金の見直しを、定期健診のように行うこと で、ある程度予測可能な事態に適切に対処しておくことが高齢社会では必要である。 研究会は、高齢者に関わる専門職が主に参加して議論してきた。研究会の成果をふまえた シンポジウムを広く市民を対象にして行った。第1回は横浜での開催を予定していたが体 制が整わず、千葉で開催した。これまでの研究会は、「法律職による在宅看取り環境作り」 研究会と名乗り、法律職という担い手の側を重視して「在宅看取り環境作りを支援する法 律職養成事業の研究会」を開催してきたが、シンポジウムでは問題の側を重視して「在宅 看取り「もめごと予防」シンポジウム」と命名した。 《第1回シンポジウム》 在宅看取り「もめごと予防」シンポジウム 「自分には関係ない」と思っていますね? 〜みんな、そう思っているのに「もめごと」は絶えません。 平成27年11月28日 千葉市生涯学習センター(千葉) 参加者35人 第1部 高齢者ケア・看取りの観点からみた「もめごと」 パネリスト 和田浩明先生(千葉市医師会 和田医院)、 森川裕美先生(千葉市あんしん ケアセンター桜木)、宇野礼子先生(社会福祉士 精神保健福祉士 ケアマネジャー)、富 田薫先生(千葉市地域包括ケア推進課) 第1回から第3回の研究会を踏まえ、医療機関の立場から考える「かかりつけ」の役割 と限界、地域包括ケアセンターが担う困難事例、高齢者施設における意思確認、市が推進 している地域での多職種連携についての話題が提供された。在宅看取りを支える仕組みに ついての理解を深める機会になった。 第2部 後回しにし続けてはいけない「もめごと予防」 パネリスト 貫名真人先生(司法書士)、西尾浩一先生(司法書士)、近藤崇先生(司法書 士)、小勝通光先生(ファイナンシャルプランナー) 第4回、第5回の研究会を踏まえ、後見の仕組み、職業後見人、遺言、資産管理につい.

(6) ての話題が提供された。様々な手立てがあるにもかかわらず、それを活用できていないと ころに在宅看取りの障害が生まれる危険がある。手続きや資産管理を後回しにしないこと が大切で、専門家の知恵を借りることが、在宅看取りの障害を克服する有力な手立てにな ることを知る機会になった。 その後も横浜での開催はできなかったが、千葉での要望をうけて第2回を千葉で開催した。 葬儀や墓地という看取りの周辺の「もめごと」の温床について取り上げた。さらに、セカ ンドライフで地域のもめごと予防を実践している先駆者の話を聞いた。 《第2回シンポジウム》 在宅看取り「もめごと予防」シンポジウム II 最期の後に備える 平成28年2月27日 千葉大学医学部付属病院講堂(千葉) 参加者41人 パネリスト 坂詰弘子先生(株式会社式典 葬祭ディレクター 終活アドバイザー)、 河村照円先生(かわむら事務所 税理士 行政書士 真言宗智山派阿弥陀院住職)、平野修 先生(京葉行政書士・FP 合同事務所 行政書士 ファイナンシャルプランナー) 最近の葬祭事情についての話題が提供され、独居の場合や、高齢者世帯の場合に必要な 配慮が紹介された。墓の移転については、寺の立場と墓を移す人の代理の立場の二つの立 場からの支援が紹介された。さらに高齢者世代に入りリタイアした後も新たに行政書士や FP として地域の高齢者の支援をしている活動が紹介された。高齢者にとって家族や地域 との「もめごと」は重大である。葬祭や墓という問題を放置していたり、手立てがわから ないということが「もめごと」となって在宅看取りの障害になっていたり不安になってい ることが、参加者との議論からもうかがえた。参加者からは、このようなシンポジウムを 継続することへの期待の意見があがり、研究会の活動を継続していくことにした。 研究会およびシンポジウムが多岐にわたる問題にわたったため、それを整理し発信するた めの軸を必要とした。まとめのための会合を幹事会として実施した。 《まとめのための会合》第2回幹事会 平成28年3月17日 東京都中央区新川区民舘(東京) 参加者16人 これまでの研究会およびシンポジウムのとりまとめのための会合を開催した。雑賀智也 先生(薬剤師 エルゼビアジャパン(株))による「ヘルスリテラシー」の考え方について の指導をうけて、まとめと今後の方針を検討した。高齢者にとっては、健康情報のリテラ シーとともに家族や地域とのもめごとに苦しまないために、文化や制度、儀礼や財産管理.

(7) などの情報のリテラシーが必要である。そうしたリテラシーの向上が、 「手遅れ」を予防す る。この研究会では、医療、介護、法律、金融が協力しながら、行政や地域、メディアが 加わって、 「在宅看取りもめごと予防」について研究していくという方向で、次年度の活動 につなげていくことにした。. 【考察 感想】 《運営》 研究会は公開で行った。研究会メンバーは15名と計画したが、各回の参加者について は、おおむね達成された。準備会合および発足ミーティングの参加者がコアメンバーとし て会の運営を分担した。参加人数からみた研究会の規模は妥当で、参加者全員に何らかの 発言機会があった。 千葉と横浜を拠点に開催したが、千葉に偏ってしまった。千葉からの参加者が医療や介 護系であったのに対し、横浜については法律やビジネスの領域からの参加者だったことが 影響しているかもしれない。横浜の拠点ではシンポジウム参加者の確保は難しいと判断し、 シンポジウムはいずれも千葉で行うことに変更した。 神奈川での開催時に千葉からの参加者のためにサテライト会場を用意し、インターネッ ト会議を行った。しかし、調整不良で品質が確保できず、以後のサテライト会場設置は断 念した。研究会の様子は、Youtube にて配信したが、ライブ配信画像では、品質の確保が 難しかった。ビデオ収録したものを再度アップロードすることにした。 《法律職の文化と医療、介護職の文化の違い》 講師との打ち合わせでは、職種ごとの文化の違いがみられた。医療、介護、金融ではパ ワーポイントなどを用いた発表が定着していたが、司法書士の間ではポピュラーではない ことがわかった。 第4回研究会では3人の司法書士を講師として、打ち合わせからお互いに協力してもら ったが、協力を前提に話し合う機会がほとんどなかったということで、貴重な体験だった と喜ばれた。 専門職の口コミを通じた研究会やシンポジウムの周知を期待したが、法律職については、 ほとんど広まらなかった。研究会の周知のタイミングが遅かったことが反省されるが、医 療、介護に比べて法律職の反応は鈍いように感じられた。法律職同士の横のつながりが発 展しているとはいえない状況が背景にあるように思われる。 《法律職との連携》 まとめの会合では、研究会に参加した法律職から地域の多職種連携会議に参加するよう になったとの報告があった。高齢者の早期支援につながるかどうかは未知数であるが、意.

(8) 欲を持つ法律職の後押しをすることができた。 《シンポジウム参加者募集》 シンポジウムでは、一般市民の参加者を募集した。しかし、十分に参加者を集められた とはいえない。今回、社会福祉協議会、老人クラブ連合会などを通じた宣伝の効果は限ら れていた。市民の集まりでの宣伝と、メディアを通じた宣伝(シンポジウム前日に NHKFM が紹介)には効果があった。 一般市民には、 「在宅」 「看取り」 「もめごと予防」というキーワードが歓迎された。自分 自身や、家族や地域に関わる身近な問題として関心を持ってもらうことができた。この研 究会の今後の展開に期待するという声援をいただくことができた。 《今後の研究会》 第2回のシンポジウムで、研究会の継続を提案したところ歓迎された。 「在宅看取り「も めごと予防」研究会」と名称に改めて継続していきたい。2ヶ月に1回のペースで会員に よる研究会を行い、年に2回程度の市民向けのシンポジウムを開催していく。 《成果の発展》 支援を必要とする高齢者を地域で「元気なうちに」把握することについては、専門職の 取り組みとともに、第2回シンポジウムに登壇の平野先生の取り組みが注目された。ご自 身がリタイア後の高齢者であるとともに、行政書士およびファイナンシャルプランナーと いう専門職の知識を活かしているという点で、高齢者同士の地域の取り組みと専門職の取 り組みが混合したスタイルの活動を進めている。他の地域にも適用可能な実効性の高い活 動であり、研究会として進めていきたい。 養成および教育については、千葉大学という施設を活用した取り組みを行っていきたい。 これまでに、医療、介護の専門職への千葉大病院在宅医療インテンシブコースという取り 組みを平成26年度より行っているが、平成28年度からは、これに法律職や金融系、事 務職、葬祭業、宗教者などが参加しやすい環境を整えることにした。高齢者をめぐる法律 や金融の問題や文化や儀礼についても取り上げていく。さらにインテンシブコースを発展 させ、履修証明制度のプログラムとすることを検討している。. 【謝辞】 この研究会事業は、公益財団法人在宅医療助成勇美記念財団の助成によって行われた。.

(9) 「法律職による在宅看取り環境作り」研究会 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成による . 「在宅看取り環境作りを支援する法律職養成事業」の研究会 法律職による高齢者への「早期支援」によって、法律的な問題による在宅看取りの障害を除去し、 望ましい在宅看取りを進めるための環境作りの方法の確立に取り組みます。その方法を身につ けた法律職が医療職や介護職とともに地域でスキルアップしながら活躍することをめざします。     どなたでも参加できる研究会です。(会場定員の関係で、事前申込をお願いします)  . 7/24(金) 19:00  〜  21:00 . 研究会発足ミーティング   この研究会の目的や趣旨、この研究会が扱う範囲について話し合います。   どなたでも自由に参加できますが、公開研究会のすすめ方や、段取りなど事務的 な話題が中心です。 (会場定員の関係で、事前申込をお願いします) . 会場 ハロー貸会議室元町中華街(横浜) 会議室B 神奈川県横浜市中区元町1-­‐11-­‐3 アメリカ山公園(駅舎)3階 みなとみらい線 元町・中華街駅 6番出口直結   もしくは、JR京浜東北線、根岸線「石川町駅」徒歩10分   この研究会は、千葉地区(千葉市)および神奈川地区(横浜市および湘南地区)の二地区をターゲットに、 高齢者への「早期支援」の役割を担う法律職をどのように養成するべきかを考えます。     発足ミーティングに続いて、5回の公開研究会(と2回のシンポジウムを公開で行います。  . 公開研究会(全5回) . 公開シンポジウム . 日程 . 開催地 . 第1回 . 8/21(金) . 千葉  . 第2回 . 9/11(金) . 神奈川 . 第3回 . 9/25(金) . 千葉 . 第4回 . 10/9(金) . 千葉 . 第5回 . 10/23(金) . 神奈川 . 日程 . 開催地 . 11/14(土) . 神奈川 . 11/28(土) . 千葉 . 参加申込 申込URLから申込をしてください。 どうしても登録ができない場合は、問合せ先まで。 h.p://goo.gl/forms/9cHqpDYwkS この研究会は、どなたでも参加できます。会場定員の関係で、事前申込をお願いします。   インターネット配信および千葉/神奈川のサテライト会場を用意しています。申込URLか ら申込をしてください。. 参加申込QRコード. 「法律職による在宅看取り環境作り」研究会   事務局 問い合せ先 千葉大学医学部附属病院地域医療連携部 (担当 竹内公一) 〒260-8677 千葉市中央区亥鼻1-8-1 電話 043-222-7171(内線6471) FAX 043-226-2632 E-mail: [email protected].

(10) 「法律職による在宅看取り環境作り」研究会 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成による . 「在宅看取り環境作りを支援する法律職養成事業」の研究会   これからのスケジュール 公開研究会(全5回) 日程 . テーマ . 開催地 . 第1回 . 8/21(金) . 法律職による支援を必要とする高齢者像 . 第2回 . 9/11(金) . 高齢者に関わるべき法律職 . 第3回 . 9/25(金) . 高齢者への法律職の関わり方 . 千葉 . 第4回 . 10/9(金) . 高齢者を支援する法律職の養成方法 . 千葉 . 第5回 . 10/2(金) . これまでのまとめ . 公開シンポジウム  . 千葉   神奈川 . 神奈川 . 日程 . 開催地 . 11/14(土) . 神奈川 . 11/28(土) . 千葉 . 「もっと早く対処していれば……」  . 法律職 . 手遅れ . 連携不足 . 高齢者 . 財産の流用   だまし取り 犯罪者   介護者 家族  . 手遅れ . 財産処分の制約 環境作りの足かせ . 法律職による早期からの支援 • • . 家族   医療介護職   行政 地域  . 後見 . 医療職・介護職・法律職の連携 . 財産の保全 相続手続きの円滑化   在宅療養や看取りの環境作りのための財産活用  . 法律家による支援を必要とする高齢者を地域で「元気なうちに」いかに把握するかについて、法律職・医療職・介 護職にとどまらず、高齢者への見守りをしている市民、地域の民生委員、行政担当者、医療機関地域連携担当 者の他、高齢者に関わる機会が多い葬祭業者、宗教者 まで幅広い職種が立場を超えて話し合う研究会です。 法律職による環境作りを進める方法を確立するとともに、法律職がその方法をつかいこなすための養成方法を 考えます。     千葉と神奈川で研究会とシンポジウムを開催します。研究会とシンポジウムには、サテライト会場での参加やイ ンターネット配信の視聴が可能です。お気軽に参加をお申込みください。 .

(11) 高齢者の後見制度の理解や利用が進まない一方で、財産を不正に流用され たりだまし取られたりする被害は後を立たない。その一方で、法律家による 適切な早期支援を得られなかったために、在宅療養環境作りが困難になっ てしまうケースにも着眼すべきである。 後見は万能薬ではない . 法律や財産の問題は、 後回しにされ、手遅れ になる . ひとたび認知機能低下で成年後見が開始されると、財産 の処分には制限が加わる。被後見人である高齢者の財 産を守るという目的は強い制限力を持っていて、リフォー ムや改築、子供等の家族との同居のように在宅療養や 看取りの環境を整える目的であっても、財産の処分が困 難となる。     その結果として、在宅療養や看取りの環境作りを進める ことができず、在宅療養も在宅看取りも不可能になってし まう。例えば、死亡した夫名義の土地や家屋についての 手続きを後回しにしている高齢の妻が、認知症のために 後見開始になると、家族といえども土地や家屋を処分で きず、在宅の療養環境や看取り環境を整えられないとい うケースが発生している。その一方で、後見開始の遅れ による高齢者に不利益な財産流用やだまし取りは後を絶 たない。    . 「もっと早く対処していれば……」  . 法律職 . 手遅れ . 連携不足 . 財産の流用   だまし取り 犯罪者   介護者 家族  . 高齢者 . 様々な立場の連携の 実現 法律職に対する学習支援   地域の多職種の連携  . 手遅れ . 財産処分の制約 . 環境作りの足かせ . 法律職による早期支援 . 家族   医療介護職   行政 地域  . 後見 . こうした問題に対し、医療職・介護職・法律職が相互に理 解を深め、一致協力して地域の高齢者への早期からの 支援に努めることで、問題を未然に防止したり、被害を最 小限にしたりすることができるとともに、望ましい在宅療 養や看取りの環境作りが可能となると考えられる。   この研究会では、支援を必要とする高齢者を地域で「元 気なうちに」把握することをめざす。高齢者への見守りを している市民、地域の民生委員、行政担当者、病院地域 連携担当者の他、高齢者に関わる機会が多い葬祭業者、 宗教者を加えて、法律職による高齢者への早期支援を 進める地域体制を研究するとともに、法律職による早期 支援のあり方を検討し、それを担う法律職の養成と医療 職・介護職との連携を地域で試みる。 .

(12) 公開研究会 日程 第1回 . テーマ . 8/21(金) . 開催地 . 法律職による支援を必要とする高齢者像 . 千葉  . 認知症の経過は長く、後見開始による財産処分の制限は、長く本人や家族の負担になる。その一方 で、後見開始の遅れは、財産をおびやかす。これらが医療や介護の質の低下をもたらすという観点か ら評価し、法律職からの適切な早期支援の必要性を明らかにする。 第2回 . 9/11(金) . 高齢者に関わるべき法律職 . 神奈川 . 司法書士は、職業後見人として最も多く、相続登記などで高齢者に関わることも多いことから、司法書 士を中心に、在宅看取り推進のために法律職に期待される役割を明らかにする。 第3回 . 9/25(金) . 高齢者への法律職の関わり方 . 千葉 . 多くは円滑な法律手続きを目的として後見開始となる。高齢者の医療や介護の質を向上させようとい う視点での法律職の支援は少ないが、医療職・介護職や高齢者への見守りをしている市民、民生委 員、葬祭業者、宗教者などを通じて「元気なうちに」早期支援のニーズを把握できる可能性がある。 第4回 . 10/9(金) . 高齢者を支援する法律職の養成方法 . 千葉 . 公益社団法人成年後見センターによる司法書士教育は、成年後見の担い手を供給してきた。それを ふまえて、地域での研修やオン・ザ・ジョブトレーニングを通じ、ケアに配慮した法律支援を地域の多 職種と連携しながら行い、在宅看取りの環境作りができる法律職の養成の方法を構築する。 第5回 . 10/2(金) . これまでのまとめ . 神奈川 . 法律職による早期支援のチャンス  . 法律職の支援 (現状)  . <活かされていない> . <療養・看取り環境のためには遅い>  . 配偶者に先立たれる . 高齢者のみ世帯  . 独居 . (老老介護) . 成年後見 . 相続の放置 . 諸手続き放置 . 公開シンポジウム . 次のステップ 実現したいこと • • . 療養・看取りの   環境作りの妨げ . 生活機能低下 不十分な環境による機能低下の加速 身体機能低下 . 地域と疎遠 子どもと疎遠 . 研究会の目標 . 財産処分の制約 . 認知機能低下 . 財産を療養や看取りに活用できない . 日程 . 開催地 . 11/14(土) . 神奈川 . 11/28(土) . 千葉 . 報告書作成   シンポジウム開催 学習環境の構築 テキスト プログラム(履修証明制度) 法律職による早期からの支援 医療職・介護職・法律職の連携 . 財産の保全 相続手続きの円滑化   在宅療養や看取りの環境作りのための財産活用  .

(13) 「法律職による在宅看取り環境作り」研究会 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成による . 「在宅看取り環境作りを支援する法律職養成事業」の研究会 法律職による高齢者への「早期支援」によって、法律的な問題による在宅看取りの障害を除去し、 望ましい在宅看取りを進めるための環境作りの方法の確立に取り組みます。その方法を身につ けた法律職が医療職や介護職とともに地域でスキルアップしながら活躍することをめざします。     どなたでも参加できる研究会です。(会場定員の関係で、事前申込をお願いします)  . 第1回公開研究会   (金) テーマ 法律職による支援を必要とする高齢者像  . 8/21. 19:00  〜  21:00 . 高齢者が、それぞれの事情で療養や看取りの環境作りに困っています。とりわけ、加 齢にともなう認知機能の低下は経過は長く、本人や家族の長期の負担になっていま す。財産については、成年後見制度があるものの、後見開始の遅れが財産をおびや かす一方で、後見開始による財産処分の制限も療養や看取りの環境作りを妨げてい ます。法律職による適切な早期支援の必要性を考えます。 . 会場 . 千葉市文化センター (千葉) 9階会議室 JR総武線「千葉駅」、京成千葉線「千葉中央駅」より徒歩10分   千葉都市モノレール「葭川公園駅」下車徒歩3分  . この研究会は、千葉地区(千葉市)および神奈川地区(横浜市および湘南地区)の二地区をターゲットに、 高齢者への「早期支援」の役割を担う法律職をどのように養成するべきかを考えます。   5回の公開研究会(と2回のシンポジウムを公開で行います。  . 公開研究会(全5回) . 日程 . 開催地 . 第1回 . 8/21(金) . 千葉  . 第2回 . 9/11(金) . 神奈川 . 第3回 . 9/25(金) . 千葉 . 第4回 . 10/9(金) . 千葉 . 第5回 . 10/23(金) . 神奈川 . 公開シンポジウム . 日程 . 開催地 . 11/14(土) . 神奈川 . 11/28(土) . 千葉 . 参加申込 申込URLから申込をしてください。 どうしても登録ができない場合は、問合せ先まで。 h(p://goo.gl/forms/9cHqpDYwkS この研究会は、どなたでも参加できます。会場定員の関係で、事前申込をお願いします。 インターネット配信および千葉/神奈川のサテライト会場を用意しています。申込URLから 申込をしてください。. 参加申込QRコード. 「法律職による在宅看取り環境作り」研究会   事務局 問い合せ先 千葉大学医学部附属病院地域医療連携部 (担当 竹内公一) 〒260-8677 千葉市中央区亥鼻1-8-1 電話 043-222-7171(内線6471) FAX 043-226-2632 E-mail: [email protected].

(14) 「法律職による在宅看取り環境作り」研究会 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成による . 「在宅看取り環境作りを支援する法律職養成事業」の研究会   これからのスケジュール 公開研究会(全5回) 日程 . テーマ . 開催地 . 第1回 . 8/21(金) . 法律職による支援を必要とする高齢者像(今回) . 第2回 . 9/11(金) . 高齢者に関わるべき法律職 . 第3回 . 9/25(金) . 高齢者への法律職の関わり方 . 千葉 . 第4回 . 10/9(金) . 高齢者を支援する法律職の養成方法 . 千葉 . 第5回 . 10/2(金) . これまでのまとめ . 公開シンポジウム  . 千葉   神奈川 . 神奈川 . 日程 . 開催地 . 11/14(土) . 神奈川 . 11/28(土) . 千葉 . 法律職の早期支援を必要とする高齢者が支援されていない(例) 法律職による早期支援のチャンス  . 法律職の支援 (現状)  . <活かされていない> . <療養・看取り環境のためには遅い>  . 配偶者に先立たれる . 高齢者のみ世帯  . 認知機能低下 . 独居 . (老老介護) . 財産処分の制約 . 成年後見 . 療養・看取りの   環境作りの妨げ . 生活機能低下 不十分な環境による機能低下の加速 身体機能低下 . 地域と疎遠 子どもと疎遠 相続の放置 . 諸手続き放置 . 財産を療養や看取りに活用できない . 子ども 家族 医療職 介護職 行政 地域の関係者 葬祭業者   宗教者 法律職と連携するという発想が乏しい . 誰もが不便を強いられる   法律職に相談しようと思った時には遅い . 法律家による支援を必要とする高齢者を地域で「元気なうちに」いかに把握するかについて、法律職・医療職・介 護職にとどまらず、高齢者への見守りをしている市民、地域の民生委員、行政担当者、医療機関地域連携担当 者の他、高齢者に関わる機会が多い葬祭業者、宗教者 まで幅広い職種が立場を超えて話し合う研究会です。 法律職による環境作りを進める方法を確立するとともに、法律職がその方法をつかいこなすための養成方法を 考えます。     千葉と神奈川で研究会とシンポジウムを開催します。研究会とシンポジウムには、サテライト会場での参加やイ ンターネット配信の視聴が可能です。お気軽に参加をお申込みください。 .

(15) 「法律職による在宅看取り環境作り」研究会 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成による. 「在宅看取り環境作りを支援する 法律職養成事業」の研究会. 第1回公開研究会. テーマ . 法律職による支援を必要とする高齢者像. 8/21(金). 19:00 〜 21:00. 千葉市文化センター (千葉) 9階会議室. 「法律職による在宅看取り環境作り」研究会 事務局 問い合せ先. 千葉大学医学部附属病院地域医療連携部 (担当 竹内公一) 〒260-8677 千葉市中央区亥鼻1-8-1 電話 043-222-7171(内線6471) FAX 043-226-2632 E-mail: [email protected].

(16) 「在宅看取り環境作り」研究会 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成による. 「在宅看取り環境作りを支援する法律職養成事業」の研究会 第1回公開研究会 テーマ 法律職による支援を必要とする高齢者像 【この研究会について】 高齢者の後見制度の理解や利用が進まない一方で、財産を不正に流用されたりだまし取 られたりする被害は後を立たない。その一方で、法律家による適切な早期支援を得られな かったために、在宅療養環境作りが困難になってしまうケースにも着眼すべきである。. 後見は万能薬ではない. 法律や財産の問題は、 後回しにされ、手遅れ になる. ひとたび認知機能低下で成年後見が開始されると、財産の処分に は制限が加わる。被後見人である高齢者の財産を守るという目的は 強い制限力を持っていて、リフォームや改築、子供等の家族との同 居のように在宅療養や看取りの環境を整える目的であっても、財産 の処分が困難となる。. その結果として、在宅療養や看取りの環境作りを進めることができ ず、在宅療養も在宅看取りも不可能になってしまう。例えば、死亡し た夫名義の土地や家屋についての手続きを後回しにしている高齢 の妻が、認知症のために後見開始になると、家族といえども土地や 家屋を処分できず、在宅の療養環境や看取り環境を整えられないと いうケースが発生している。その一方で、後見開始の遅れによる高 齢者に不利益な財産流用やだまし取りは後を絶たない。. 「もっと早く対処していれば……」. 法律職. 手遅れ. 連携不足. 財産の流用 だまし取り 犯罪者 介護者 家族. 高齢者. 様々な立場の連携の 実現 法律職に対する学習支援 地域の多職種の連携. 手遅れ. 財産処分の制約. 環境作りの足かせ. 法律職による早期支援. 家族 医療介護職 行政 地域. 後見. こうした問題に対し、医療職・介護職・法律職が相互に理解を深 め、一致協力して地域の高齢者への早期からの支援に努めるこ とで、問題を未然に防止したり、被害を最小限にしたりすることが できるとともに、望ましい在宅療養や看取りの環境作りが可能と なると考えられる。   この研究会では、支援を必要とする高齢者を地域で「元気なうち に」把握することをめざす。高齢者への見守りをしている市民、地 域の民生委員、行政担当者、病院地域連携担当者の他、高齢者 に関わる機会が多い葬祭業者、宗教者を加えて、法律職による 高齢者への早期支援を進める地域体制を研究するとともに、法 律職による早期支援のあり方を検討し、それを担う法律職の養成 と医療職・介護職との連携を地域で試みる。.

(17) 公開研究会 日程 第1回. テーマ. 8/21(金). 開催地. 法律職による支援を必要とする高齢者像. 千葉. 認知症の経過は長く、後見開始による財産処分の制限は、長く本人や家族の負担になる。その一方 で、後見開始の遅れは、財産をおびやかす。これらが医療や介護の質の低下をもたらすという観点か ら評価し、法律職からの適切な早期支援の必要性を明らかにする。 第2回. 9/11(金). 高齢者に関わるべき法律職. 神奈川. 司法書士は、職業後見人として最も多く、相続登記などで高齢者に関わることも多いことから、司法書 士を中心に、在宅看取り推進のために法律職に期待される役割を明らかにする。 第3回. 9/25(金). 高齢者への法律職の関わり方. 千葉. 多くは円滑な法律手続きを目的として後見開始となる。高齢者の医療や介護の質を向上させようとい う視点での法律職の支援は少ないが、医療職・介護職や高齢者への見守りをしている市民、民生委 員、葬祭業者、宗教者などを通じて「元気なうちに」早期支援のニーズを把握できる可能性がある。 第4回. 10/9(金). 高齢者を支援する法律職の養成方法. 千葉. 公益社団法人成年後見センターによる司法書士教育は、成年後見の担い手を供給してきた。それを ふまえて、地域での研修やオン・ザ・ジョブトレーニングを通じ、ケアに配慮した法律支援を地域の多 職種と連携しながら行い、在宅看取りの環境作りができる法律職の養成の方法を構築する。 第5回. 10/2(金). これまでのまとめ. 神奈川. 法律職による早期支援のチャンス. 法律職の支援 (現状). <活かされていない>. <療養・看取り環境のためには遅い>. 配偶者に先立たれる. 高齢者のみ世帯. 独居. (老老介護). 成年後見. 相続の放置. 諸手続き放置. 公開シンポジウム. 次のステップ 実現したいこと • • . 療養・看取りの 環境作りの妨げ. 生活機能低下 不十分な環境による機能低下の加速 身体機能低下. 地域と疎遠 子どもと疎遠. 研究会の目標. 財産処分の制約. 認知機能低下. 財産を療養や看取りに活用できない. 日程. 開催地. 11/14(土). 神奈川. 11/28(土). 千葉. 報告書作成 シンポジウム開催 学習環境の構築 テキスト プログラム(履修証明制度) 法律職による早期からの支援 医療職・介護職・法律職の連携. 財産の保全 相続手続きの円滑化 在宅療養や看取りの環境作りのための財産活用.

(18) この研究会の趣旨 法律が解決できる問題/法律職が得意とする問題の明確化. ニーズ. 担い手の発掘. 法律職の役割を明確にする 高齢者(や家族)にとってのメリットを明確にする 医療介護者や行政、社会にとってのメリットを明確にする. 役割を担うためのトレーニングシステムを構築する(実施の前段階) 法律職になるためのトレーニングだけでは不充分 他の研修事業の補完をめざす. 例えば、成年後見センター・リーガルサポート の研修事業. まだおぼろげ 判断能力が落ちている. 顕在化しているターゲット 判断能力が落ちていなくても……. 対処する気がない. 対処する方法をしらない 「見守り契約」「任意代理契約」 …… 「成年後見」. すでに行われている取り組みに何が足りないのか 法律職に対するニーズの発見? 法律職と支援を必要とする高齢者の結びつけ. 医療介護者が代替?. 家族が代替? 地域が代替? 高齢者に何が起こっているのか? 実際の支援は、上手にできるのではないか?. 公開研究会 (法律職による) 支援を必要とする高 齢者像. 高齢者に関わるべき 法律職. 高齢者への法律職の 関わり方. 高齢者を支援する法 律職の養成方法. どんな専門職が、どんな高齢者に接しているのか? 高齢者の悩みとは? その悩みはどのように解決されているのか?. どんな法律家ニーズがあるのか = どの法律家が対処するのか. 日常的な取り組み 病的な状態や事件となるような状態だけに限らない 法律が邪魔なものではなく、便利なものになる. 高齢者の問題を法律職が解決する 法律職が解決 問題を掘り出すのは、様々な人 「元気なうち」からの関わり. 他の研修事業の補完をめざす (例)公益社団法人成年後見センターによる司法書士教育 . 履修証明制度の確立 高齢者のケアを総合的に行うプログラムに位置付ける 多職種のプログラムの中に法律職プログラムを作る(ニーズあり) 千葉大を拠点にすることを想定.

(19) 【第一回研究会の課題】. 法律職による支援を 必要とする高齢者像 高齢者の悩みの源. 高齢社会の問題 ≠ 長寿による問題 高齢の人口が増えた→社会の負担 長寿 → 長い時間の過ごし方 . その時間に生じる問題への対処. 健康 認知機能 権利および能力の問題に直結 生活機能. 経済 (就労) 年金 財産管理 借金管理 相続管理 . 家族関係 孫まで成人 子もリタイア 配偶者と死別(古くからの問題) 元サラリーマンの家庭(大家族がなじまない). 居住 自宅(持ち家 賃貸) 高齢者施設(住宅). 誰に何を相談しているのか? 医療介護職 介護職 行政担当者 宗教者 地域の人 家族 その相談は、適切な相談相手に相談されているのか?. その中に法律職(様々で幅広い)が担うべきものがあるのではないか? 高齢社会の問題解決の担い手としての法律職の可能性. メモ. 「法律職による在宅看取り環境作り」研究会 事務局 問い合せ先. 千葉大学医学部附属病院地域医療連携部 (担当 竹内公一) 〒260-8677 千葉市中央区亥鼻1-8-1 電話 043-222-7171(内線6471) FAX 043-226-2632 E-mail: [email protected].

(20) メモ.

(21) 16/03/30. 自己紹介 . 法律職による支援を必要とする 高齢者像. S61 聖マリアンナ医大卒業 慈恵医大青戸病院内科14年在職、 循環器専門医、内科総合専門医 平成10-12年に開業(親子継承)、 内科、小児科、訪問診療など、 プライマリケア中心の診療. 千葉市医師会 田那村内科小児科医院 田那村 彰 1. どんな診療所?. 診療所以外、、 . • 平日診療;9時30分~18時(昼2時間休み) • 受診方法;原則予約なし 休診;水、日 • • • • • • . 2. • 医師会活動; • 在宅医療推進(会議、多職種連携、、、). • 母子保健(会議、集団健診、、、). 1日診療人数;平均85人(内科48、小児科37) 1日高齢者(75才以上)人数;7人 1日定期通院人数(1日);22人 1年間 介護保険意見書作成;41人 訪問診療;1~3人/1か月 乳児健診、 定期予防接種. • 夜間救急、休日診療、特定健診管理、、、 • 昼出動;月1-2回 夜出動;月6-8回 3. かかりつけ医から見る高齢者の転帰 ①安定期 外来で初めて会う頃は、まだ元気 ②転換期 加齢とともに、生活に影響する身体的・ 認知的問題が出てくる ③問題発生→解決期 (→問題発生→解決→ ・・・ ) それまでの生活の継続が困難となる. 最期を安らかな環境で迎えさせてあげるために・・・ 5. 4. 介護保険以前の私 1血圧など1次予防と日常診療を定期管理. 2脳梗塞出現時→病院へ入院依頼、 →退院後も病院外来管理→数年後病院で死亡. 3医療以外サポートは家族に依存。病診連携、 診診連携ともにほぼ(-) 6. 1.

(22) 16/03/30. 介護保険以後の私. 現在の私. 1血圧管理するとともに、万が一の入院先と連 携を確保 2脳梗塞で、紹介、入院退院後、逆紹介で当科 で外来管理、介護保険でデイケア(リハビリ)、 再発に備え、病院との連携継続、 3症例の生活への配慮(介護サービス開始によ り意識するようになる)→「寝たきり」「死亡」まで をイメージした診療が始まる。 7. かかりつけ医から見る高齢者の転帰 ①安定期 外来で初めて会う頃は、まだ元気 ②転換期 加齢とともに、生活に影響する身体的・ 認知的問題が出てくる ③問題発生→解決期 (→問題発生→解決→・・・) それまでの生活の継続が困難となる. 最期を安らかな環境で迎えさせてあげるために・・・ 9. Ⅰ 認知症のガン発症 . ② 転換期 80才頃 認知症を疑う言動あり 介護保険申請を勧め、要介護1 デイサービスの使用開始 訪問看護依頼(認知症の観察、生活指導の為) 認知症は徐々に進行するが介護サービス利用で在 宅を維持していた 89才時、前夫との間に息子がいることが判明!! 後見人となり、月1回東京から訪問. 高齢者の長期管理の上で、「将来」をイメージし た診療を心がける。. 「いい最期」のためには、 医学的見通し、リスク回避、急なエピソード時の 対応、 社会環境(家族、経済、価値観など)からは 個々の「いい最期」は違うはず、、、. 8. Ⅰ 認知症のガン発症 症例 Fさん 女性 大正11年生まれ 91才で死亡(平成26年4月) <診断> 1 高血圧、不眠症(60代後半~) 2 認知症 84才頃~ <他の疾患> ひざ関節症 77才頃から整形外科通院   ①安定期 60代後半から、高血圧で通院 家庭環境;夫は死亡、子供なし、近い親族なし 77才頃に自ら有料老人ホーム(?)に入所するも、、、4-5年 で退去 自己所有するアパートの1室に独居。 10. Ⅰ 認知症のガン発症 ③ 問題発生→解決期 90才時、肛門ガン発症(訪問看護が肛門部腫瘍に気づく) ケアマネージャーの判断でM病院受診 M病院と息子・ケアマネとのコミュニケーション 不全で受診終了となるが、症状は進行 . 出血 排便困難 ケアマネ. 主治医. M病院 息子. Fさん 訪問看護. 11. 12. 2.

(23) 16/03/30. Ⅰ 認知症のガン発症 ④ 問題解決の道すじ ケアカンファレンス開催 情報の共有化 病気の現状・見通し 緩和的な治療の意味 在宅介護の限界はどこか 当院よりI病院紹介 症状の緩和のため人工肛門設置 有料老人ホーム入所 ホーム嘱託医による訪問診療に移行. Ⅱ キーパーソンは親族?友人?. 13. Ⅱ キーパーソンは親族?知人? ②転換期 72才~76才頃 72才頃より認知症を疑う(不審な言動が出現) → 包括支援センターに介入を依頼. 判明したこと • 実は!A病院「物忘れ外来」を通院開始していた • 普段の生活は、すでに「自治会長」が“心配で見 守りをしてあげていた” • この「自治会長」を信頼し、金銭管理も頼んでい た。 • 兄弟姉妹はいるが、連絡先を教えてくれない。. 症例 Tさん(女性) 昭和9年生まれ 79才で老人ホーム入所 <診断> 1高血圧(60才~)、糖尿病(61才~) 2認知症(72才~)  <他の疾患>乳がん(67才)、大腸ポリープ(75才) . ① 安定期 60才~72才頃 60才から、健診で判明した高血圧、糖尿病を管理。 Tさんが独身で子供がいないことは診察中の会話 で知っていた程度。 14. Ⅱ キーパーソンは親族?友人? ③ 問題発生→解決期 76才~79才頃. ・医学的問題 糖尿病のコントロール不良となる 通院できない、内服できない、食事がいいかげん ・社会的問題 介護保険申請を拒否 「自治会長」が“介護は不要!”と主張 実際は問題行動が進行。 徘徊、物取られ妄想、他人への攻撃 認知症専門外来への通院も自己中断. 15. Ⅱ キーパーソンは親族?友人? ④問題解決の道すじ. ・介護保険申請を承諾 「糖尿病の管理目的」で訪問看護の必要性を説得 ・「物忘れ外来」との連携をとる 認知症患者だけでの受診では、適切な治療は受けら れない ・家族との連絡がつく 「自治会長」とのコミュニケーションが深まり、家族との 連絡役も果たしてくれた。. →本人・親族の合意で、老人ホームに入所 17. 16. Ⅲ 介護者のはずの子供が急死 症例 Kさん 大正15年生まれ 現在88歳男性 <診断> 1高血圧 慢性胃炎 <他の疾患> 1前立腺肥大症 69才 2両膝関節炎 70代~ 3黄班変性症、白内障 80代~ 4左腕外傷;87才(緊急入院4日). 18. 3.

(24) 16/03/30. Ⅲ 介護者のはずの子供が急死. Ⅲ 介護者のはずの子供が急死. 症例 Kさん 大正15年生まれ 現在88歳男性. ① 安定期 60代~ 高血圧、胃炎で定期通院 70代~82才までは、やや判断力の低下あるも一人で来 院、会話成立 家庭環境 妻、長男と3人暮らし 妻は足が不自由で夫が一部介助 長女(50代)は結婚し日立市在住、40代にくも膜下 出血、寝たきりの状態、 19. ② 転換期. 82才頃~ 徐々に判断力の低下(不安感から頻繁な受 診) 85才(H24)夏;2週間のせん妄? 自然と改善 この春に同居の長男(56歳?)は急死していた. → 生活の自立維持が危ぶまれる 介護保険導入は拒否「まだ世話になりたくない」. 家族; 足が不自由な妻との2人暮らしになる 経済; 現在年金で生活、日常生活の問題はない様子 価値観; 娘、婿には迷惑かけたくない 20. Ⅲ 介護者のはずの子供が急死 ③問題発生→解決期. 87才 けがで緊急入院;妻の生活を心配し、当方 へSOS電話あり →現実は義理の息子がサポートしてくれていた. 88才(27年2月) 妻の急死 独居となる。 その後、急激な視力低下もあり、転倒・外出困難出 現;独居の自信失くす →介護保険導入を承諾し、現在計画作成中. Ⅲ 介護者のはずの子供が急死 <現状での医学的問題点と生活自立への問題点>. 認知症・視力低下 歩行困難. 千葉市 介護サービス必要 Kさん. お金を使いたくない. 娘にお金を残したい. 元上司・部下. Kさんの介護 に前向き. 娘. 娘の夫. 寝たきり状態 茨城県日立市. 21. 22. Ⅳ 老老介護の先は、. Ⅳ 老老介護の先は、 症例 Yさん 女性 大正12年生まれ 現在91才 <診断> 1高LDL血症 2認知症. ① 安定期 84才のとき、健診で初めて来院 偶然高LDL血症あり、治療のため定期通院開始。 家庭環境 夫と二人暮らし、子供はいない H20年に弟(現在79才、独身、茨城県在住)を呼び寄 せ、3人で生活 23. ②転換期 1 90才時、肺炎で近隣のI病院へ入院 この入院の際に夜間せん妄・徘徊が出現 認知症が潜在していたことが疑われた。 夫より聞き取ったところ、実は!一人での外出不 可能、家事も出来ない状態だった。. 2 弟はH24年に大動脈瘤など重症疾患が指摘さ れ、二人の介護をすることはできない状態にある (同居は継続). 24. 4.

(25) 16/03/30. Ⅳ 老老介護の先は、. まとめ. <この先に起こりうる問題は??> 介護保険は申請、「介護1」となる。 ただし現状ではサービスは利用せず. 今後の状態予想 94才 夫 今のところ高血圧・不眠症程度 91才 妻(本人) 認知症は徐々に進行? 79才 弟 医学的なリスク(大動脈瘤)あり 弟の主治医との連絡が取れていない 25. • 安定期;医学的にも状態安定、症例との会話 が成立する。 • 転換期;生活は自立しているが、次に起きる エピソードで本人以外の意思決定が必要、介 護予防の必要性 • 問題発生期;認知症もしくは前段階。意思決 定が困難、では誰が決定権を持つのか? • 家族?家族の定義は?本人の権利は? 26. 5.

(26) 「法律職による在宅看取り環境作り」研究会 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成による . 「在宅看取り環境作りを支援する法律職養成事業」の研究会 法律職による高齢者への「早期支援」によって、法律的な問題による在宅看取りの障害を除去し、 望ましい在宅看取りを進めるための環境作りの方法の確立に取り組みます。その方法を身につ けた法律職が医療職や介護職とともに地域でスキルアップしながら活躍することをめざします。     どなたでも参加できる研究会です。(会場定員の関係で、事前申込をお願いします)  . 第2回公開研究会   (金) テーマ 高齢者に関わるべき法律職  . 9/11. 19:00  〜  21:00 . 司法書士は、職業後見人として最も多く、相続登記などで高齢者に関わることも多い ことから、司法書士を中心に、在宅看取り推進のために法律職に期待される役割を 明らかにします。 . 会場 . 神奈川県立かながわ労働プラザ (神奈川)   4階会議室 横浜市中区寿町1-4 JR京浜東北根岸線「石川町駅」北口(中華街口)徒歩3分   横浜市営地下鉄関内駅(横浜市庁改札口) 徒歩10分  . この研究会は、千葉地区(千葉市)および神奈川地区(横浜市および湘南地区)の二地区をターゲットに、 高齢者への「早期支援」の役割を担う法律職をどのように養成するべきかを考えます。   5回の公開研究会(と2回のシンポジウムを公開で行います。  . 公開研究会(全5回) . 参加費 無料. 日程 . 開催地 . 第1回(済) . 8/21(金) . 千葉  . 第2回 . 9/11(金) . 神奈川 . 第3回 . 9/25(金) . 千葉 . 第4回 . 10/9(金) . 千葉 . 第5回 . 10/23(金) . 神奈川 . 公開シンポジウム . 日程 . 開催地 . 日程調整中 . 神奈川 . 11/28(土) . 千葉 . 参加申込 申込URLから申込をしてください。 どうしても登録ができない場合は、問合せ先まで。 h(p://goo.gl/forms/9cHqpDYwkS この研究会は、どなたでも参加できます。会場定員の関係で、事前申込をお願いします。 インターネット配信および千葉/神奈川のサテライト会場を用意しています。申込URLか ら申込をしてください。. 参加申込QRコード. 「法律職による在宅看取り環境作り」研究会   事務局 問い合せ先 千葉大学医学部附属病院地域医療連携部 (担当 竹内公一) 〒260-8677 千葉市中央区亥鼻1-8-1 電話 043-222-7171(内線6471) FAX 043-226-2632 E-mail: [email protected].

(27) 「法律職による在宅看取り環境作り」研究会 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成による . 「在宅看取り環境作りを支援する法律職養成事業」の研究会   これからのスケジュール 公開研究会(全5回) 日程 . テーマ . 開催地 . 第1回 . 8/21(金) . 法律職による支援を必要とする高齢者像(済) . 第2回 . 9/11(金) . 高齢者に関わるべき法律職(今回) . 第3回 . 9/25(金) . 高齢者への法律職の関わり方 . 千葉 . 第4回 . 10/9(金) . 高齢者を支援する法律職の養成方法 . 千葉 . 第5回 . 10/2(金) . これまでのまとめ . 公開シンポジウム  . 千葉   神奈川 . 神奈川 . 日程 . 開催地 . 日程調整中 . 神奈川 . 11/28(土) . 千葉 . ●︎第1回公開研究会から● 高齢者と医療:介護保険以後の「かかりつけ医」の視点 問題発生期 . 転換期 . 安定期 生活習慣病管理   健診 健康増進   関係づくり . 解決期(安定?) 多職種連携   地域の互助   家族の理解  . 家族関係   生活環境   . 他科(多医?)受診の   破綻・実態整理 . 医療・介護の複雑で曖昧な「キーパソン」 . 『キーパーソン』とは? 医療 介護   財産管理   治療方針   費用負担   相続 祭祀…… . 特定の代理人 . 意思決定 . 扶養の義務 「集団」決定 . 法律家による支援を必要とする高齢者を地域で「元気なうちに」いかに把握するかについて、法律職・医療職・介 護職にとどまらず、高齢者への見守りをしている市民、地域の民生委員、行政担当者、医療機関地域連携担当 者の他、高齢者に関わる機会が多い葬祭業者、宗教者 まで幅広い職種が立場を超えて話し合う研究会です。 法律職による環境作りを進める方法を確立するとともに、法律職がその方法をつかいこなすための養成方法を 考えます。     千葉と神奈川で研究会とシンポジウムを開催します。研究会とシンポジウムには、サテライト会場での参加やイ ンターネット配信の視聴が可能です。お気軽に参加をお申込みください。 .

(28) 「在宅看取り環境作り」研究会 公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成による . 「在宅看取り環境作りを支援する法律職養成事業」の研究会 第2回公開研究会 テーマ 法律職による支援を必要とする高齢者像   【この研究会について】 高齢者の後見制度の理解や利用が進まない一方で、財産を不正に流用されたりだまし取 られたりする被害は後を立たない。その一方で、法律家による適切な早期支援を得られな かったために、在宅療養環境作りが困難になってしまうケースにも着眼すべきである。 . 後見は万能薬ではない . 法律や財産の問題は、 後回しにされ、手遅れ になる . ひとたび認知機能低下で成年後見が開始されると、財産の処分に は制限が加わる。被後見人である高齢者の財産を守るという目的は 強い制限力を持っていて、リフォームや改築、子供等の家族との同 居のように在宅療養や看取りの環境を整える目的であっても、財産 の処分が困難となる。     その結果として、在宅療養や看取りの環境作りを進めることができ ず、在宅療養も在宅看取りも不可能になってしまう。例えば、死亡し た夫名義の土地や家屋についての手続きを後回しにしている高齢 の妻が、認知症のために後見開始になると、家族といえども土地や 家屋を処分できず、在宅の療養環境や看取り環境を整えられないと いうケースが発生している。その一方で、後見開始の遅れによる高 齢者に不利益な財産流用やだまし取りは後を絶たない。  . 「もっと早く対処していれば……」  . 法律職 . 手遅れ . 連携不足 . 財産の流用   だまし取り 犯罪者   介護者 家族  . 高齢者 . 様々な立場の連携の 実現 法律職に対する学習支援   地域の多職種の連携  . 手遅れ . 財産処分の制約 . 環境作りの足かせ . 法律職による早期支援 . 家族   医療介護職   行政 地域  . 後見 . こうした問題に対し、医療職・介護職・法律職が相互に理解を深 め、一致協力して地域の高齢者への早期からの支援に努めるこ とで、問題を未然に防止したり、被害を最小限にしたりすることが できるとともに、望ましい在宅療養や看取りの環境作りが可能と なると考えられる。   この研究会では、支援を必要とする高齢者を地域で「元気なうち に」把握することをめざす。高齢者への見守りをしている市民、地 域の民生委員、行政担当者、病院地域連携担当者の他、高齢者 に関わる機会が多い葬祭業者、宗教者を加えて、法律職による 高齢者への早期支援を進める地域体制を研究するとともに、法 律職による早期支援のあり方を検討し、それを担う法律職の養成 と医療職・介護職との連携を地域で試みる。 .

(29) 公開研究会 日程 第1回 . テーマ . 8/21(金) . 開催地 . 法律職による支援を必要とする高齢者像 . 千葉  . 認知症の経過は長く、後見開始による財産処分の制限は、長く本人や家族の負担になる。その一方 で、後見開始の遅れは、財産をおびやかす。これらが医療や介護の質の低下をもたらすという観点か ら評価し、法律職からの適切な早期支援の必要性を明らかにする。 第2回 . 9/11(金) . 高齢者に関わるべき法律職 . 神奈川 . 司法書士は、職業後見人として最も多く、相続登記などで高齢者に関わることも多いことから、司法書 士を中心に、在宅看取り推進のために法律職に期待される役割を明らかにする。 第3回 . 9/25(金) . 高齢者への法律職の関わり方 . 千葉 . 多くは円滑な法律手続きを目的として後見開始となる。高齢者の医療や介護の質を向上させようとい う視点での法律職の支援は少ないが、医療職・介護職や高齢者への見守りをしている市民、民生委 員、葬祭業者、宗教者などを通じて「元気なうちに」早期支援のニーズを把握できる可能性がある。 第4回 . 10/9(金) . 高齢者を支援する法律職の養成方法 . 千葉 . 公益社団法人成年後見センターによる司法書士教育は、成年後見の担い手を供給してきた。それを ふまえて、地域での研修やオン・ザ・ジョブトレーニングを通じ、ケアに配慮した法律支援を地域の多 職種と連携しながら行い、在宅看取りの環境作りができる法律職の養成の方法を構築する。 第5回 . 10/23(金) . これまでのまとめ . 神奈川 . 法律職による早期支援のチャンス  . 法律職の支援 (現状)  . <活かされていない> . <療養・看取り環境のためには遅い>  . 配偶者に先立たれる . 高齢者のみ世帯  . 独居 . (老老介護) . 成年後見 . 相続の放置 . 諸手続き放置 . 公開シンポジウム . 次のステップ 実現したいこと • • . 療養・看取りの   環境作りの妨げ . 生活機能低下 不十分な環境による機能低下の加速 身体機能低下 . 地域と疎遠 子どもと疎遠 . 研究会の目標 . 財産処分の制約 . 認知機能低下 . 財産を療養や看取りに活用できない . 日程 . 開催地 . 調整中 . 神奈川 . 11/28(土) . 千葉 . 報告書作成   シンポジウム開催 学習環境の構築 テキスト プログラム(履修証明制度) 法律職による早期からの支援 医療職・介護職・法律職の連携 . 財産の保全 相続手続きの円滑化   在宅療養や看取りの環境作りのための財産活用  .

(30) この研究会の趣旨 法律が解決できる問題/法律職が得意とする問題の明確化 . ニーズ . 担い手の発掘 .   法律職の役割を明確にする  高齢者(や家族)にとってのメリットを明確にする  医療介護者や行政、社会にとってのメリットを明確にする   役割を担うためのトレーニングシステムを構築する(実施の前段階)  法律職になるためのトレーニングだけでは不充分  他の研修事業の補完をめざす    例えば、成年後見センター・リーガルサポート の研修事業   まだおぼろげ  判断能力が落ちている    顕在化しているターゲット  判断能力が落ちていなくても……      対処する気がない    対処する方法をしらない   「見守り契約」「任意代理契約」 …… 「成年後見」 . すでに行われている取り組みに何が足りないのか  法律職に対するニーズの発見?  法律職と支援を必要とする高齢者の結びつけ    医療介護者が代替?    家族が代替? 地域が代替?   高齢者に何が起こっているのか? 実際の支援は、上手にできるのではないか? . 公開研究会 (法律職による)   支援を必要とする高 齢者像 . 高齢者に関わるべき 法律職 . 高齢者への法律職の 関わり方 . 高齢者を支援する法 律職の養成方法 . どんな専門職が、どんな高齢者に接しているのか?   高齢者の悩みとは?   その悩みはどのように解決されているのか?       どんな法律家ニーズがあるのか = どの法律家が対処するのか   日常的な取り組み    病的な状態や事件となるような状態だけに限らない    法律が邪魔なものではなく、便利なものになる     高齢者の問題を法律職が解決する  法律職が解決    問題を掘り出すのは、様々な人   「元気なうち」からの関わり   他の研修事業の補完をめざす  (例)公益社団法人成年後見センターによる司法書士教育   履修証明制度の確立  高齢者のケアを総合的に行うプログラムに位置付ける  多職種のプログラムの中に法律職プログラムを作る(ニーズあり)     千葉大を拠点にすることを想定 .

(31) 【第一回研究会のまとめ】 法律職による支援を必要とする高齢者像 講師 千葉市医師会 田那村内科小児科医院 田那村彰先生 . 第一回研究会の課題 . 高齢者の悩みの源 . 高齢社会の問題 ≠ 長寿による問題 高齢の人口が増えた→社会の負担 長寿 →  長い時間の過ごし方      その時間に生じる問題への対処   健康  認知機能 (権利および能力の問題に直結) 生活機能   経済 (就労) 年金 財産管理 借金管理 相続管理   家族関係 孫まで成人 子もリタイア 配偶者と死別(古くからの問題) 元サラリーマンの家庭(大家族がなじまない)   居住 自宅(持ち家 賃貸) 高齢者施設(住宅) . 医療介護職 介護職 行政担当者 宗教者 地域の人 家族 誰に何を   相談しているのか? その相談は、適切な相談相手に相談されているのか? その中に法律職(様々で幅広い)が担うべきものがあるのではないか?   高齢社会の問題解決の担い手としての法律職の可能性 . 2000年(介護保険)を境に医師のあり方が変わった 開業医としての関心 立場 介護保険以前 専門医 2000年 . 家庭医療専門医   在宅医療専門医 . 介護保険 介護保険以後 かかりつけ医 家庭 . 現在 . 高齢者と医療:介護保険以後の「かかりつけ医」の視点 安定期 生活習慣病管理   健診 健康増進   関係づくり . 転換期 他科(多医?)受診の   破綻・実態整理 . 問題発生期 家族関係   生活環境   . 解決期(安定?) 多職種連携   地域の互助   家族の理解  . 施設入所 .

(32) 4つのケース 認知症のガン発症 疎遠な息子 施設入所   キーパーソンは親族?友人? 親族 友人? 友人の病状に対する認識   介護者のはずの子供が急死 外来の通い方の変化とせん妄で、子供がなくなっていたことに気づく   老老介護 夫婦の老老 プラス 別の老 . 高齢者医療安定期 60歳代から知っていても、家族のことまではしらない これからは、家族のことも把握すべき? → 忙しい外来では非現実的 長い地域生活が必要?     高齢者医療転換期 介護予防 生活や権利の整理     高齢者医療問題発生期 認知症(および認知症前段階)   看取りをどうするか? 決定権にふりまわされる . 医療・介護の複雑で曖昧な「キーパソン」 . 『キーパーソン』とは? 医療 介護   財産管理   治療方針   費用負担   相続 祭祀…… . 特定の代理人 . 意思決定 . 医師の意思決定・裁量 本人のための意思決定   生存のための意思決定 . 扶養の義務 「集団」決定 . 本人 家族の同意の意味 法以前の倫理? . 後見への期待? 暗黙の文化? . 促進者としてのキーパーソン 妨げとしてのキーパーソン .

参照

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