〈総説〉肩こりの臨床--適切な診断と治療のために
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(2) 1 52. 森. 本. 昌. 宏. 表. を構築する. 筆者らの外来を受診した症例では,医療機関では ない接骨院やマッサージ店などでの何等かの施術を 受けていた,またはセルフケアのみを行っていたと することが多い. 2.症候性肩こり 症候性のものは,各科臨床領域における身体疾患 に起因する.表1に原因と. えられる疾患一覧を示. すが,これらのなかでも頸椎疾患,肩関節の機能障 害,これらによる周辺の筋群の異常によるものが多 い. 1)頸椎疾患 表2に原因となる頸椎疾患を挙げるが, 従来から, 加齢に伴った変性によるものが多いと. えられてき. た.頸部の椎間板ヘルニア,Lus chka関節や椎間関 節の異常,骨棘の形成などによって神経根が圧迫さ れると,神経根症を引き起こす.田中 は,神経根症 ではほぼ全例で後頸部や肩甲部に痛みを生じ,この 痛みは特徴的な痺れに前駆するとしている.このこ とからは,この神経根症が肩こりの原因として大き なウエイトを占めていると推察される. これらの頸椎症性神経根症,さらに脊髄症では, 痺れや明確な神経学的所見(筋力低下,知覚障害, 腱反射の異常)をみることが多いが,これらの異常 がなく後頸部の痛みや肩こりを訴える場合には,椎 間板性,椎間関節性の機序の関与も念頭に置いて診 療にあたるべきである.. 症候性肩こりの原因疾患. 1.整形外科,ペインクリニック疾患 頸椎疾患(※) 肩関節疾患(肩関節周囲炎,肩腱板損傷,肩関 節不安定症,動揺性肩関節症,三角筋拘縮症) その他(肩甲上神経障害,腋窩神経障害,胸郭 出口症候群,リウマチ性多発筋痛症) 2.内科・外科疾患 頭痛と関連して生じるもの(片頭痛,緊張型頭 痛,巨細胞性動脈炎) 循環器疾患(高血圧,狭心症,心筋梗塞,心外 膜炎,解離性大動脈瘤,動脈炎症候群) 消化器疾患(胃,十二指腸,肝臓,胆囊,膵臓 疾患で起こるが胆石症, 膵炎による頻度が高い) 呼吸器疾患(胸膜炎,肺尖部腫瘍,横隔膜下膿 瘍) 神経疾患(脳出血,脳梗塞,パーキンソン病, 頸部ジストニア,虚血性末梢神経障害) その他( 血) 3.眼科疾患 視力障害,vi s ualdi s pl ay t e r mi nals yndr ome などによる眼性疲労 4.耳鼻咽喉科疾患 内耳,前 ,中耳,外耳の炎症性疾患,内耳性 眩暈,耳管開放症,副鼻腔炎 5.婦人科疾患 年期障害 6.歯科疾患 顎関節症(t ) e mpor omandi bul ardi s or de r 6.その他 皮膚筋炎 ※表2で詳述. この点に関して,1 9 59 年,Cl owar d は,頸部椎間 板の造影時や,局所麻酔科での手術時に椎間板表面 に鈍的な刺激を加えると,後頸部や肩甲部に痛み (ne c k pai nとの表現からは肩こりと同義と. えら. れる)が誘発されることから,椎間板由来の痛み, 肩こりの存在を提唱した.つまり,頸部椎間板の変 性,これによる椎間の異常運動(前方や後方へのす べり)や不安定性が後頸部を中心とした痛みや肩こ りの原因であるとした.脊柱の構成要素のなかで, 加齢による変性が最も早期に生じるのは軟骨,とり. 表. 肩こりの原因となる頸椎疾患. 1.頸椎症(頸椎症性神経根症,頸椎症性脊髄症) 2.椎間板変性(椎間板ヘルニア) 3.椎間関節症 4.環軸椎亜脱臼,環軸関節変形性関節症 5.OPLL 6.頸椎捻挫(外傷性頸部症候群) 7.炎症性疾患(化膿性脊椎炎,結核性脊椎炎) 8.腫瘍(頸椎骨腫瘍,髄内腫瘍,髄外腫瘍). わけ椎間板であること,変性を生じた椎間を前方か ら固定することで痛みが軽減するとの事実 など. と,さらには同部への局所麻酔薬の注入でこの痛み. は,この Cl owar dの. が改善されることから,椎間関節由来の痛みや肩こ. えを支持するものである.一. 方で, 本ら は,無症候性. 常者を対象とした調査. で,加齢に従って椎間板の変性所見の頻度は高くな. りが存在するとしている. 表2に挙げた疾患のなかで,外傷性頸部症候群の. り,5 0歳以上では無症候性の脊髄圧迫が約2 0%でみ. 病態は十. られるが,これらの所見は症状に直接関係しない可. や肩甲部のこりを主訴として受診することが多い. 能性があることを念頭におくべきであるとしてい. が,本症の原因は筋肉,靱帯,椎間板などの頸椎の. る.. 構成要素の損傷と. また,Bogdukら は,頸部椎間関節への造影剤 注入によって後頸部や肩甲部に痛みが惹起されるこ. には解明されていない.本症では後頸部. えられている .. 以上より,肩こりを訴え,他覚的所見に乏しい症 例の多くでは,後述する筋群の関与,先に述べた椎.
(3) 肩こりの臨床:適切な診断と治療のために. 15 3. 間板や椎間関節に由来する機序がその慢性化に関わ. 知られている.例えば,心筋梗塞などの急性冠症候. っていると. 群では痛みによる痛覚の求心路(心臓からの. えられる.. 2)肩関節の機能障害. 感神. 経性感覚求心路は C7 ∼Th4 )の活性化により,肩へ. 一般的に肩関節周囲炎,肩腱板損傷では,肩関節. のr e f er r edpai n. としてこりを生じる.なお,急. 周囲のみならず頸頸腕部に様々な症状を引き起こ. 性冠症候群症例の2 0 %では右または左上肢への放散. す.これらでは痛みや拘縮によって周囲の筋群の異. 痛を伴うとする報告 ,左よりも右肩∼上肢への放. 常収縮を来して肩こりを生じていると. えられ. 散痛の oddsが高いとの報告 があることからは,. る .また,肩甲上神経や腋窩神経の障害によっても. 左側の肩こりを併発している事実をもって急性冠症. 同様の症状がみられる.. 候群を疑うことはできない.その他,消化器,呼吸. 3)周辺の筋群の異常. 器疾患でみられる肩こりも,内臓体壁反射として同. 頸椎疾患に伴う筋群の異常に限って. えると,上. 位頸椎の彎曲に変化を生じた場合,長頸筋の筋平衡. 様の機序をもって発生する.. に破綻を来し,これに不良姿勢などの要因が加わり,. 眼科疾患では,表1に示すように,vi s ualdi s pl ay (VDT) 作業により発生するものが多い. t e r mi nal. 長頸筋の異常緊張を引き起こす.この長頸筋内を貫. この VDT 作業のように近距離にピントを合せなけ. 通している. 感神経節を. ればならない環境は副. 感神経を興奮させ,眼と身. 介する僧帽筋などの血流障害を将来して,肩こりを. 体の自律神経機能に不. 衡を生じる.また,外眼筋. 生じると. の疲労が肩こりに発展することもある.. 感神経への刺激により, えられる.. 長頸筋以外で,肩こりに関与する筋肉としては,. 歯科疾患では,顎関節症症例で肩こりが多くみら. 僧帽筋,肩甲挙筋,大・小菱形筋,頸半棘筋,頸板. れることが知られている.顎関節症による痛みが咀. 状筋,頭板状筋,棘上筋などがある .これらは頭部. 嚼筋の持続的な緊張を招来し,これが僧帽筋の緊張. (約 4kgの荷重)を支え,上肢を体幹部につないでい る.. へと発展するものと. えられている.. 3.心因性肩こり. これらのうちで,特に僧帽筋は後頭部∼頸椎∼胸. 他の慢性疼痛と同様に心因性の因子の存在も関連. 椎の棘突起,肩甲骨と広い範囲に付着していること. する.さらに,精神神経科領域では,心身症やうつ. から,肩こりの発症に大きく関わっている.僧帽筋. 病,パニック障害で肩こりを訴えるものが少なくな. の裏面を走行する静脈は,①動脈と伴走しないもの. いと報告されている .また,一般的には不安や緊張. があり,②静脈の合流点の数は動脈の. 岐点の数の. による筋緊張が,後頸部筋群の緊張を招来すること. 1 . 5倍に達し,③さらに静脈弁が欠落している,との. も多い.ストレスがあるとドーパミンが過剰に放出. 特徴を有していることから,常にうっ血し易い構造. され,通常は収縮する必要のない筋肉までが収縮す. を有しているといえる . (これに対しては,上大静. る.. 脈への経路とは別に側副路として外椎骨静脈叢へ流. 肩こりの評価法と診断法. れる経路が存在し,静脈還流が滞った場合に対処で きる機能を備えている) .この点に関して,高桑ら は,近赤外. 光法を用いて僧帽筋の運動負荷に伴う. 1.評価法 明らかな基礎疾患が見いだされない場合に,肩こ. 組織酸素化率を測定しているが,肩こりがある場合. りを客観的に評価することは極めて難しい. しかし,. には,筋収縮に伴う血流変化は. 肩こりを訴える症例ではトリガーポイント を多く. 常時と差異がない. ものの,筋肉の有酸素能力の低下がみられるとして. 見いだすことからは,筋. いる.. 料となる.この点に関して筋. 僧帽筋は C2 ,3および副. 感神経支配であり,C2 , 3神経根病変のみでは筋力低下がはっきりしないこ とが多い. なお, 「乳酸が筋肉内に蓄積し,筋肉が. くなる」. との俗説は間違いである.乳酸はエネルギーとして われ,秒∼数. 結の存在が大きな判断材 度計. による評価. が試みられているが,クリアすべき問題は多い. 2 例 を 対 象 と し て,Ve Ts udaら は,58 nus t r on (AXI ,PEK-1 (井本製作所製) ,TDMOM 製) NI (トライオール製) の3種類の筋 度計による測定を 行っているが,筋肉上の組織の厚さが筋. 度計の測. のオーダーで代謝され,筋肉から. 定値に影響を与えることから,こりの強さを判定す. 排出される.従って,乳酸の蓄積によって肩こりが. るには,組織の厚さを測定しておく必要があるとし. 引き起こされるとは. ている.. えられない.. 4)その他 内臓体壁反射 としての肩こりをみることがよく. その他では,サーモグラフィーによる体表の温度 低下,レーザードップラー血流量計を用いての筋肉.
(4) 1 54. 森. 本. 昌. 宏. 内の血流低下を確認することで,肩こりの程度を判. 肩こりの治療法. 断しようとする試みが広く行われている.中西ら は,Na Iクリアランス法を用いて肩こりが存在す る筋肉の血流を測定し,局所の虚血性変化とそれに. 治療法の一覧を表4に示す. 本態性肩こりで,接骨院やマッサージ店などで施. 惹起される物質が肩こりに影響しているとしてい. 術を受けている場合,セルフケアのみを行っている. る.. 場合では,筆者らはまずトリガーポイント注射. また,Fal l aら は,1年以上にわたり肩こり,後 頸部痛がある10 症例で,胸鎖乳突筋と前斜角筋の筋. を選択する.加えて,病態や環境要因を改善する必. 電図検査を行い,両者の筋活動の低下は,筋肉が疲. イントとなる.また,症候性の肩こりの場合には,. 労し易い状況を裏付けていると推察している.. 基礎疾患の治療を優先すべきではあるが,トリガー. 2.診断法. ポイント注射を行うことで痛みの悪循環 を遮断を. 診断にあたっては,病歴の聴取,神経学的所見を 含めた身体所見,画像検査より,図1に示すフロー チャート に. 要性について説明し,日常生活指導を行うことがポ. する意義は大きい. トリガーポイント注射の施行にあたって,筆者ら. って,まずは症候性,特に頸椎疾患の. は塩酸ジブカインの配合薬 5∼1 0mlに副腎ステロ. 有無を検索する.病歴の聴取では,デスクワークや. イド薬 (デキサメサゾン,ベタメタゾン 1 ∼2mg,メ. 立ち仕事など筋肉疲労を起こしやすい職業である. チルプレドニゾロン 5 ∼1 0mgの混合液を用いてい. か,症状を増悪しやすい姿勢を続けているか,スポ. る.この配合意義に関する検討結果を表3,図2に. ーツなどの生活習慣,ストレスや頭痛の有無などを. 示す .塩酸ジブカインの配合薬単独. 詳細にチェックする.身体所見では,首の長さ, “な. ベタメタゾン 1mgまたは 2mgを添加した3群に. 用群 (C群),. で肩”,“怒り肩”などの体形や姿勢(“猫背”など不. けて,その除痛効果をみた.結果,C群の vi s ual. 良姿勢,脊柱の後彎,側彎)について観察し,肩甲. 1.7 %,ベタメタゾン 1 anal ogue s cal eの減少率は2 . 4 %,2mg添加群5 4. 2 %であり,C mg添加群は52. 部や上肢の筋萎縮,筋緊張,. 結の有無,圧迫によ. るトリガーポイント の存在を確認しておくことも. 群と 1mg,2mg添加群との間にそれぞれ有意差が. 重要である.初診時の画像検査としては,頸椎X線. みられた.. 撮影が必須である.その後,必要に応じて,肩関節. ペインクリニックでは,トリガーポイント注射に. や胸部X線撮影,CT,MRI ,ミエログラフィー,ミ エロ後 CT,骨シンチ,腕神経叢造影,動脈造影など. 加えて星状神経節ブロック,深頸神経叢ブロック,. を追加する.評価法の項で紹介した各種検査も補助. 経ブロックなどの神経ブロック療法を基礎疾患や症. 診断として有用である.. 状に応じて選択している .また,椎間板内注入や椎. 矢吹ら は頸椎疾患の関与が疑われる場合には, ①他動運動により何等かの症状が誘発されること, ②筋. 度計で僧帽筋筋. 肩甲上神経ブロック,肩甲背神経ブロック,腋窩神. 度が増加していること,③. 上肢の牽引により何等かの症状が誘発されることが. 間関節ブロックを行う意 義 も 大 き い と. え る.. Cl owar d の報告を受けて,Gr ubbら が行った検 討では,椎間板造影により約5 0%の症例で再現性を. 有意の判断基準となるとしている.また,若年の女. 得たとしている.一方,前述の Bogdukら は,24 例で椎間関節ブロックを行ったところ,1 6 例で完全. 性では,動揺性肩関節症 も疑って診療にあたるべ. な除痛を確認し,7例では責任椎間関節と推定され. きである.. る部位でのブロックによって除痛を得たとしてい. 図. 診断のためのフローチャート (文献3 1 より引用).
(5) 肩こりの臨床:適切な診断と治療のために. る.さらに,Apr i l lら は,椎間関節由来と. えられ. る後頸部痛を訴えた症例での椎間関節ブロックの効 果を. 析し,この場合の痛みは後頸部痛∼肩関節周. 囲に. 布することを示している.. 15 5. るA型ボツリヌス毒素(ボトックス)の. 用も試み. られているが,一般的ではない. 薬物療法としては,非ステロイド性消炎鎮痛薬, 筋弛緩薬,向精神薬などが用いられているが,エビ. なお,顔面痙攣や痙性斜頸の治療に用いられてい. デンスは確立されていない .筆者は筋弛緩作用を 併せ持つエチゾラムの処方を第一選択としている.. 表. 漢方薬も広く用いられているが,表5に示すように. VASの変化 施行前の VAS 施行後の VAS 減少率( %). C群 1mg群 2mg群. 4 .3 6. 3 5.9. 3. 3 3.1 2 . 6. 21 .7 * 52.4 * 54.2. 証に応じて処方を決定することが肝要である . なお,清水ら は,肩こりを訴える心身症,神経症 患者で動作法や自律訓練を行ったところ,随伴する 身体症状も改善したとしている.. :p<0 . 0 5. おわりに 以上のように,肩こりの診断,治療に関しては未 だ一定の見解を得るには致っていない点が多い.今 後,r andomi z e dcont r ol l e dt r ai al sによる検討が蓄 積され,e vi dencebas e dme di ci neの実践による,基 礎研究,研究デザインが構築されることが期待され る.. 図. 最終全般改善度. このような現状であっても,肩こりを単に他の疾 患に付随する症状として扱うのではなく、基礎疾患 の検索を含めて正確な診断を行うことが重要であ. 表. 肩こりの治療法. 1.トリガーポイント注射 2.神経ブロック療法(星状神経節ブロック,深頸 神経叢ブロック,肩甲上神経ブロック,肩甲背 神経ブロック,腋窩神経ブロック,椎間関節ブ ロック) 3.椎間板内注入 4.薬物療法(非ステロイド性消炎鎮痛薬,中枢性 筋弛緩薬,向不安薬,漢方薬) 5.鍼灸療法,SSP療法,TENS,圧粒子貼付療法 6.光線療法(低出力レーザー,直線偏光赤外線, キセノン光) 7.温熱療法(ホットパック,極超短波療法,赤外 線療法,寒冷療法) 8.理学療法(運動療法,牽引療法,装具療法) 9.その他(ボトックスの局所注射) 表. る。さらに、治療にあたっては、対症療法の範囲で あっても、より適切な治療法を選択することを心掛 け、日常生活の指導にも重点を置くべきであると える。 文. 献. 1.大谷晃司,矢吹省司(2010 )肩こりの疫学と QOLへの影 響.Mode r nPhys i ci an 3 0:23 2-2 34 2.篠崎哲也,高岸憲二(2 006 )肩こりの病態と症状.MB Or t hop 1 9:15 3.Ander ) Ne ): s on BC (20 06 ck,I n:Ande r s on BC(eds Of f i ce Or t hope di c s f or Pr i mar y Car eTr eat ment , Phi l ade l phi a,Sander s El s e vi e r ,pp2-6 4.篠崎哲也,堤 智. ,大沢敏久,小林. 勉,高岸憲二(20 07 ). 海外文献でみる肩凝り・頸部痛の EBM.ペインクリニック 2 8:17 4-1 78. 肩凝りに対する漢方治療. 1.肝気鬱結:精神的ストレスによって発症した肩凝り.イライラ,不眠,胸脇痛を伴う. 処方)柴胡加竜 骨牡蠣湯,抑肝散,加味逍 遙散, 薬甘草湯など. 2.気 虚:生理機能が低下した人にみられる肩凝り.疲れやすい,立ちくらみ,めまいなどを伴うことがある. 処方)補中 益気湯など. 3.於 血:外傷や打撲によって発症した肩凝り.一般に,疼痛は強く,固定性. 処方)疎経活血湯,治頭瘡一方,桂枝 苓 丸,桃核 承気湯など. 4.肝腎陰虚:高血圧などでみられる肩凝り.頭のふらつき,めまい,耳鳴り. 処方)六味丸,六味丸合四物湯など. 5.寒. 温:寒冷や湿気を感受して発症した肩凝り.寒さにより肩凝りは増悪. 処方) 根湯,桂枝加 附湯,二 湯,薏 仁湯など. (文献3 7 より引用).
(6) 1 56. 森. 本. 5.森本昌宏(200 3)筋・筋膜性疼痛の病態と治療:トリガー ポイント注射による治療.ペインクリニック 6.森本昌宏(2004 )筋・筋膜性疼痛①. 24:78 9-7 94. 類・病態・診断.森. 本昌宏編:ペインクリニックと東洋医学.東京,真興. 易医. 書出版部,pp4 8648 8 7.. 昌. 宏 1 9:26 2-2 65 24.森本昌宏(201 0)テクノストレス眼症.森本昌宏:痛いと ころに手が届く本,東京,産経新聞出版,pp25 2-2 54 25.清水幸登,植田中子,太田順一郎(20 01)心身症・神経症 の肩凝り―肩凝りの治療が心身症・神経症の認知行動面に. 崎雅彦,内尾祐司(2006 )肩こりの診断.MBOr t hop. もたらす効果について―.心身医学. 41:6 45646. :7 -1 19 4 8.田中靖久(2010 )頸部痛と肩こり―新知見と既成概念への. 26.海老原進一郎(1 991 )肩こりの研究―筋. 疑問―.Mode r nPhys i ci an 3 0:22 7-2 31 9.Cl )Cer owar dRB (19 59 vi caldi s cogr aphy.A cont r i bu-. 27.矢吹省司(200 7)肩こりの病態―対照群との比較を中心. t i ont ot heet hi ol ogyandme chani s m ofne ck,s houl der , andar m pai n.AnnSur g1 50:10 5210 64. 28.Ts udaY,UCI DA S,Kur amot oI ,SuganoH,Ni t t aK. 1 0.Whi t ecl oud TS I I I ,Seago RA (19 87) Cer vi c aldi s cogeni cs yndr ome:Res ul t sofope r at i vei nt er vent i oni n -31 pat i ent swi t hpos i t i vedi s cogr aphy. Spi ne12:3 13 7 1 1.. 本守雄,渡辺航太,千葉一裕,戸山芳昭(2 007 )頸椎椎. 間板の加齢変化と肩凝り.ペインクリニック. 応医. 度計の開発.慶. 68:87 9-8 80. に.臨整外. 42:4 13417. ( 20 05)An e xami nat i on f ormeas ur i ng t hes of t nes sof 3233 4 humans houl de r(1) .JI nt lSocLi f eI nf oSci23:3 29.中西忠行,野末. 洋,有馬. 亨(1 975 )いわゆる「肩こり」. の筋虚血因子について―Na Iクリアランス法を用いて. 医療 29:18 8. 28:15 9-1 64. 30.Fal )Myoe l aD,Rai nol diA,Mer l et t iR (2 003 l e ct r oni c. 1 2.Bogduk N,Mar s l andA (19 88)Thecer vi calz ygapo-. mani f es t at i on of s t er noc l e i domas t oi d and ant e r i or. phys i alj oi nt sasas our ceofne ckpai n.Spi ne13:61 0-. s c al e nemus c l ef at i guei nc hr oni c ne ck pai n pat i e nt s . Cl i nNe ur ophys i ol1 14:48 8495. 61 7 1 3.Dwye rA,Apr i l lC,BogdukN (19 90)Cer vi calzygapophys e alj oi ntpai npat t er ns1:A s t udyi nnor malvol unt e er s .Spi ne15:45 3-4 57 1 4.. 本守雄,戸山芳昭,千葉一裕(201 0)外傷性頸部症候群. のマネージメント.Moder :2 -26 nPhys i ci an 30 65 7 1 5.安達長夫(198 7)五十肩の病態について.整形・災害外科 30 :3-9 1 6.矢吹省司(20 09)肩こりの解剖と病態.JI 8-2 60 M 19:25 1 7.中村宅雄,村上 弦(20 07)僧帽筋血管支配の特徴.臨整 外. 42:39 7-4 01. 1 8.高桑 巧,熱田裕司(20 07) 肩こり患者の僧帽筋組織循環. 臨整外 42 :403408 1 9.森本昌宏(2006 )トリガーポイントとは.森本昌宏編:ト リガーポイント―その基礎と臨床応用―,東京,真興. 易医. 書出版部,pp1 7-2 5 2 0.RuchTV (1 )Vi 947 s c er als ens at i onandr e f er r edpai n,. 31.細野. 昇(201 0)頸部痛,肩こりの診断.Mode r nPhys i -. :23523 9 c i an 3 0 32.矢吹省司,菊池臣一(2001 )肩こりの病態.臨整外. 36:. 1 24 1-1 246 33.Cl )Thedr ei nLJ(1 976 oopys houl ders yndr ome.Can Me dAs s ocJ114:34 3344 34.森本昌宏(200 6)トリガーポイント注射・手技と注意点. 森本昌宏編:トリガーポイント―その基礎と臨床応用―. 東京,真興 易医書出版部,pp7680 35.森本昌宏(200 8)トリガーポイント注射.小川節郎編:痛 みの概念が変わった・新キーワード100 +α.東京,真興 易医書出版部,pp2 32233 36.森本昌宏(2000 )トリガーポイントとその周辺.鍼灸 6:305 -31 7 OSAKA 1 37.森田善二,井関雅子(2007 )肩凝りに対するペインクリニ ックでの治療の現状.ペインクリニック. 28:188 -19 7. ):Howel I n:Ful t onJF( eds lsText bookofPhys i ol os y, Phi l adel phi a,Sander s ,pp38 5-4 01 2 1.Si ncl ai rDC ( 194 8)Re f er r edpai nandas s oci at edphe-. 38.Gr ubb SA,Kel l yC ( 200 0) Cer vi cal di s c ogr aphy.. nome na. Br ai n71:1 84211 2 2.Bl )Shoul ot ze rJW (2 005 derpai n,I n:Ti e r ne yJrLM (e ):ThePat ds i e ntHi s t or yEvi dence Bas edAppr oach,. 39.Apr i l lC,BogdukN (19 92)Thepr e val e nc eofce r vi cal. /McGr LangeMedi c alBooks awHi l lMedi c alPubl i s hi ng Devi s i on,pp44 5-4 53 2 3.仲田和正(20 09)肩こり患者の病歴と身体診察.J I M. Cl i ni c ali mpl i cat i onsf r om 1 2year sofe xper i ence .Spi ne -13 2 5: 1 382 89 z ygapophys i alj oi ntpai n.A f i r s tappr oxi mat i on.Spi ne 1 77:7 44147 40.Moul )Sys iDE(2 001 t emi cdr ugt r eat mentf orchr oni c mus cul os kel et alpai n.Cl i nJPai n17:S8 6-S93.
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