で長期にコントロールされる. しかし記銘力障害や集中 力が低下するなど高次脳機能障害を来す可能性がわずか にある.したがって quality of lifeの観点から照射線量を 減じ, かつ治療成績を維持できる化学療法の確立が今後 の課題と えられる. 9.頭蓋内原発胚細胞性腫瘍の治療:群馬大学付属病院 における最近5年間の治療成績 渡邉 孝,石内 勝吾,栗原 秀行 大谷 敏幸,堀口 圭志,斉藤 人 (群馬大院・医・脳脊髄病態外科) 頭蓋内原発胚細胞性腫瘍は, 多彩な組織型を有し, 発 生する腫瘍の構成成 により予後が異なる. 近年, 治療 予後により good prognosis,intermediate prognosis,poor prognosisの 3群に 類され,手術,放射線治療,化学療法 をそれぞれに合わせて組み合わせる集学的治療が試みら れているが, 適切な手術摘出度, 放射線照射量, 化学療法 の方法に関しては一定の見解を得ていない. 今回我々は, 最近 5年間, 群馬大学付属病院において手術治療を行い 病理組織診断が得られた頭蓋内原発胚細胞性腫瘍 7例に 対する治療経験を提示し, その利点及び問題点につき検 討する.
9. 頭蓋内原発胚細胞性腫瘍の治療 : 群馬大学付属病院における最近5年間の治療成績(第30回群馬脳腫瘍研究会)
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