猪
責義 先生 日本実験動物学会 功労 賞 受賞
本研 究会名誉会員の猪 貴義先生が平成12年5月
22日に徳島 (徳島県郷土文化会館)で開催 された第
47回 日本実験動物学会総会において功労賞 を受賞 さ
れ ま した。 この受賞 を記念 して、合 同祝賀会が6月
17日東京 (中野区、 日本間東 中野店)で開催 されま
した。 この度の受賞 を心か らお祝いす るとともに、
先生の益 々の ご健勝 をお祈 り申 し上げます。
猪 喜 寿 先生 の ご略歴 とご功績
猪 貴義先生 は、昭和26年3月に東北大学農学部
を卒業後 、同年4月東北大学農学部助手、昭和37年
7月実験動物研究室創 設のため に農林水 産省家畜衛
生試験場へ移 られ、主任研究官、実験動物研究室長
を経て、昭和48年11月に岡山大学農学部教授 として
赴任 されま した。平成4年3月に岡山大学 を定年退官
されるまでの間、教育 ・研究に専念 され、多数の人
材 を育成 し、社会 に送 り出す とともに数多 くの優 れ
た業嶺 を挙 げ られ ま した。そ の 間、山口大学農学
那,琉球大学農学部、岡山大学薬学部 ・教養部な ど
の講師 を兼任 され、実験動物学分野の知識 と技術の
普及、発展 に貢献 されま した。
研究面では、維種強勢、近交退化、選抜育種など
家畜育種学 に関連する基礎 的な らびに応用 的研究 を
精力的に推進 されま した。特 に、疾患モデル動物の
開発 に積極的に取 り組 まれ、十数年 にわたる年月を
日本実験動物学会功労賞授与式
かけて、アロキサ ン誘発糖尿病高発症系 ・低 発症系
マウスの作 出に成功 され ま した。 これ らのアロキサ
ン誘発糖尿病マ ウス系統 は、近年ジャクソン研究所
のエ ドワー ド ・ライター博士によって糖尿病のモデ
ル動物 と して紹介 され、遺伝子解析が進め られてい
ます。
先生 は、 日本実験動物学 会 、 日本畜 産学会 の理
事、評議月 を長年 にわた って務め られるとともに、
日本畜産学会 関西支部長、副支部長 として4期8年 に
わた り、地域 学会 の活性化 のため に貢献 され ま し
た。昭和58年11月には岡山大学の各学部 と県内の大
学 ・研究機関の会員 によって編成 された岡山実験動
物研究会 を創立 され、初代会長 に就任 され、4期8年
間務め られ、地域 における大学 と研究機関 との連携
強化に指導的役割 を果 たされま した。また、昭和62
年 には第34回 日本実験動物学会総会 を岡山において
主宰 され、わが国における実験動物科学の進歩、発
展 に多大の貢献 をされま した。
先生は、岡山大学 を定年退官後 も、麻布大学客員
教授お よび 日本獣医畜産大学客貞教授 に就任 され、
大学 における実験動物学 の教育 を担当され ま したC,
さらに、 (社 ) 日本実験動物協会の副会長 と して生
産対策専 門委員会委月長 な らびに教育 ・認定専 門委
月会委員長 を歴任 され、わが国の実験動物産業 と実
験動物技術者教育の発展 に も貢献 されま した。
受賞 記念 合 同祝賀 会 緒 貴義先生 ご夫妻 を囲んで
発起人代表の関口富士男氏 (左)と倉林 譲先生 (右)