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全文

(1)

財形制度をめぐる状況及び

平成25年度の業務実施状況に

ついて

資 料 1

(2)

目 次

1-1.勤労者財産形成貯蓄制度の概要・・・・・・・・・・・・・・・ 1

1-2.財形持家融資制度の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

2-1.勤労者の貯蓄をめぐる状況について・・・・・・・・・・・・・ 3

2-2.財形貯蓄制度をめぐる状況について・・・・・・・・・・・・・ 7

2-3.勤労者の貯蓄と財形貯蓄制度をめぐる状況について・・・・・・ 9

3-1.勤労者の持家をめぐる状況について・・・・・・・・・・・・・10

3-2.財形持家融資制度をめぐる状況について・・・・・・・・・・・12

3-3.勤労者の持家と財形持家融資制度をめぐる状況について・・・・16

(3)

○勤労者財産形成貯蓄(財形貯蓄)制度は、55歳未満の勤労者(一般財形貯蓄は

年齢の制限なし)が財形貯蓄取扱機関と契約を締結し、事業主が勤労者に代わっ

て賃金から天引き預金する方法により貯蓄を行う制度。財形年金貯蓄及び財形

住宅貯蓄については、その利子等について税制上の優遇措置が講じられている。

財形年金貯蓄(S57.10~)

※貯蓄開始は55歳未満

○年金として受取(満60歳以上)

○定額型・逓増型・前厚型から受取方法を選択

●財形住宅と合わせて550万円(生命保険等の

場合は385万円)まで利子非課税

契約数193万件、貯蓄残高3兆3,751億円(H26.3末)

一般財形貯蓄(S46.6~)

※年齢要件なし

○目的自由

●利子等は課税

契約数590万件、貯蓄残高10兆7,153億円(H26.3末)

財形住宅貯蓄(S63.4~)

※貯蓄開始は55歳未満

○住宅の取得・増改築等の費用に充当

●財形年金と合わせて550万円まで利子非課税

契約数87万件、貯蓄残高2兆1,153億円(H26.3末)

勤労者財産形成貯蓄制度

(財形貯蓄取扱機関:銀行、証券、生保、損保等)

労働組合

又は従業

員の代表

事業主

勤労者

財形取扱

金融機関

①給与天引・

預入協定

②財形貯蓄契約

④ 預入

代行

給与

天引

【財形貯蓄制度の仕組み】

1-1.勤労者財産形成貯蓄制度の概要

1

(4)

○財形貯蓄制度を利用している

勤労者に対し、持家の取得等の

資金を融資

○(独)勤労者退職金共済機構が

事業主等を通じて行う転貸融資、

公務員に対してその共済組合が

行う直接融資、これらの融資を

受けることができない勤労者に

対して(独)住宅金融支援機構

及び沖縄振興開発金融公庫が

行う直接融資がある。

○融資限度額… 財形貯蓄残高の

10倍(最大4,000万円)

○貸付金利(5年固定)…年0.90%

(平成26年10月1日現在)

○償還期間… 35年以内

財形融資制度

(S52.7~)

(独)勤労者退職金共済機構等が債券の

発行及び借入金により、財形貯蓄取扱

機関より資金を調達(財形貯蓄総残高

の1/3を限度)して融資

○財形持家融資制度は、財形貯蓄を利用している勤労者に対し、保有する財形貯蓄

残高の10倍(上限4,000万円)までの範囲内で、事業主を通じて(転貸融資)又は直接

に(直接融資)、住宅を建設・購入又は改良するために必要な資金を融資する制度。

【財形融資制度の仕組み】

財形取扱

金融機関

事業主

勤労者

勤労者退職

金共済機構

②債券・借入金

により

資金調達

①財形貯蓄

を利用

住宅資金

を転貸

住宅資金

を融資

※(独)住宅金融支援機

構、沖縄振興開発金

融公庫、国家公務員

共済組合が行う融資

は、事業主を介さず

勤労者に直接融資

平成25年度末実績

融資件数:1,331件

融資額:223億円

1-2.財形持家融資制度の概要

2

(5)

○我が国の家計が保有する金融資産

現金・預金

874兆円

53%

保険・年金

準備金

441兆円

27%

株式・出資金 150兆円 9%

投資信託

82兆円

5%

債券 29兆円 2% その他 69兆円 4%

家計が保有する金融資産の構成

平成26年6月末

残高(兆円)

構成比(%)

金融資産計

1,645

100.0%

現金・預金

874

53.1%

保険・年金準備金

441

26.8%

株式・出資金

150

9.1%

投資信託

82

5.0%

債券

29

1.8%

その他

69

4.2%

※日本銀行「資金循環統計」

○種類別金融資産の保有額の推移

○近年、金融商品の多様化が進む中、国民が有する金融資産額の5割超を預貯金が

占めており、依然として、国民の貯蓄志向は高い。

1,052 1,129 1,119 1,259 1,152 1,124 1,169 1,150 1,108 1,101 59.7% 58.0% 54.2% 53.1% 54.3% 55.1% 54.3% 55.2% 56.9% 55.0% 2.6% 2.5% 3.1% 2.2% 2.3% 2.6% 2.6% 2.5% 2.4% 2.3% 1.4% 2.4% 4.8% 6.2% 5.4% 4.6% 5.0% 4.8% 5.1% 5.6% 19.7% 16.7% 17.8% 16.3% 16.8% 18.0% 17.7% 17.4% 17.6% 15.9% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0% 300 400 500 600 700 800 900 1,000 1,100 1,200 1,300

← 金融資産保有額(万円)

↑ 預貯金の占める率(%)

↓ 投資信託の占める率(%)

↓ 生命保険の占める率(%)

財形貯蓄の占める率(%)

(万円) ※金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」

2-1.勤労者の貯蓄をめぐる状況について

3

(6)

995 1,051 1,128 1,187 1,236 1,234 1,261 1,279 1,250 1,352 1,393 1,356 1,280 1,292 1,273 1,292 1,264 1,268 1,250 1,203 1,244 1,233 1,233 1,244 1,883 1,892 2,037 2,125 1,958 2,221 2,169 2,265 2,260 2,150 2,264 2,404 2,238 2,222 2,238 2,282 2,289 2,274 2,230 2,166 2,139 2,143 2,115 2,262 1,528 1,516 1,503 1,557 1,637 1,834 1,794 1,821 2,080 1,884 1,767 1,894 1,883 1,785 1,815 1,864 1,941 1,869 1,839 1,903 1,776 1,823 1,825 1,830 2,265 2,223 2,526 2,654 2,209 2,521 2,450 2,558 2,374 2,318 2,549 2,704 2,430 2,447 2,443 2,470 2,448 2,441 2,382 2,276 2,275 2,260 2,211 2,411 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000

↓ 勤労者以外の世帯(うち無職世帯)

↑ 勤労者以外の世帯(うち個人営業)

↑ 勤労者世帯

↑ 勤労者以外の世帯

世帯主の職業別・貯蓄額現在高の推移

※総務省統計局「家計調査」(平成12年以前については総務省統計局「貯蓄動向調査」) ※※「貯蓄動向調査」は平成12年で調査終了しているため、「家計調査」での調査開始前の平成13年については、データが存在しない。

○勤労者世帯の家計における貯蓄額については、勤労者以外の世帯との格差が依然として存在している。

(万円)

2-1.勤労者の貯蓄をめぐる状況について

4

(7)

539,924 524,810 531,690 524,585 525,719 528,762 534,235 518,226 520,692 510,149 518,506 523,589 417,408 410,709 417,038 412,928 404,502 409,716 416,415 409,374 409,039 398,448 407,375 416,626 453,716 440,667 446,288 441,156 441,448 442,504 442,749 427,912 429,967 420,538 425,005 426,132 380,000 400,000 420,000 440,000 460,000 480,000 500,000 520,000 540,000 560,000

↑ 実収入

(円)

↓可処分所得

↑ 実支出

世帯主の職業別・純貯蓄額(負債を除く)現在高の推移

※総務省統計局「家計調査」

○勤労者世帯の純貯蓄額(貯蓄-負債)は、

減少傾向にある。

673 687 618 676 640 604 598 560 565 586 538 504 1,124 1,087 1,178 1,208 1,248 1,278 1,169 1,337 1,207 1,229 1,312 1,297 1,795 1,843 1,885 1,928 1,929 1,965 1,930 1,886 1,872 1,887 1,889 2,017 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600 1,800 2,000 2,200

↑ 勤労者以外の世帯

↓ 勤労者世帯

↑ 勤労者以外の世帯(うち個人営業)

(万円) ○勤労者世帯の1ヶ月の実収入、実支出及び可処分所得額の推移

○勤労者世帯の家計においては、実収入の減少に

対し実支出が横ばいとなっており、貯蓄に回す

経済的余力が低下しているものと考えられる。

※総務省統計局「家計調査」

2-1.勤労者の貯蓄をめぐる状況について

5

(8)

○勤労者世帯の貯蓄額(平成25年平均)

(世帯主の勤め先企業規模別)

※総務省統計局「家計調査」

○所定内給与額の推移(企業規模別)

○勤労者の給与水準及び貯蓄額には、企業規模による格差が存在している。

305.8 302.6 302.1 301.6 302.0 301.8 301.1 299.1 294.5 296.2 296.8 297.7 295.7 362.4 355.7 358.7 359.5 359.5 359.3 354.5 345.7 342.5 348.1 351.2 344.9 344.6 295.5 295.7 293.6 292.7 289.5 290.1 287.6 290.4 285.4 286.1 285.9 286.7 281.1 268.9 264.3 265.1 267.2 263.1 263.5 265.5 265.6 260.1 259.2 257.4 258.2 261.5 240.0 260.0 280.0 300.0 320.0 340.0 360.0 380.0 400.0 企業規模計 1000人以上 100~999人 10~99人

(千円)

※厚生労働省大臣官房統計情報部「賃金構造基本統計調査」

899

991

1,290

1,206

1,453

0 250 500 750 1,000 1,250 1,500 1~29人 30~99人 100~499人 500~999人 1000人以上 (万円)

2-1.勤労者の貯蓄をめぐる状況について

6

(9)

○勤労者財産形成貯蓄(一般、年金、住宅)の推移

○財形貯蓄の利用件数・貯蓄残高は引き続き減少の傾向にある。

0 500 1000 1500 2000 2500 0 5 10 15 20 S46 S49 S52 S55 S58 S61 H元 H4 H7 H10 H13 H16 H19 H22 H25 件数(万件) 残高(兆円) 住宅財形 貯蓄残高 年金財形 貯蓄残高 一般財形 貯蓄残高 住宅財形 契約件数 年金財形 契約件数 一般財形 契約件数 合計 契約件数 (単位:千件、百万円) 年 度 一般財形貯蓄 財形年金貯蓄 財形住宅貯蓄 合 計 契約件数 貯蓄残高 契約件数 貯蓄残高 契約件数 貯蓄残高 契約件数 貯蓄残高 平成 20 年度 6,710 10,373,104 2,182 3,877,949 1,114 2,698,008 10,006 16,949,061 平成 21 年度 6,524 10,381,175 2,129 3,781,141 1,055 2,566,864 9,709 16,729,180 平成 22 年度 6,391 10,506,632 2,081 3,676,870 1,012 2,460,871 9,484 16,644,374 平成 23 年度 6,237 10,648,718 2,040 3,576,258 961 2,347,846 9,237 16,572,823 平成 24 年度 6,052 10,687,463 1,990 3,466,634 910 2,231,443 8,952 16,385,540 平成 25 年度 5,903 10,715,347 1,933 3,375,141 865 2,115,298 8,702 16,205,786 ※厚生労働省労働基準局勤労者生活課調べ。件数及び残高は各年度末の数値である。

2-2.財形貯蓄制度をめぐる状況について

7

(10)

○企業規模別・財形貯蓄制度の導入率(平成21年)

○財形貯蓄制度の導入割合は、企業規模が小さい

ほど低く、小規模企業において特にその傾向は

顕著。

82.3 68.4 57.9 40.2 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 1,000人以上 300~999人 100~299人 30~ 99人

(%)

※厚生労働省大臣官房統計情報部「就労条件総合調査」

○財形貯蓄制度を導入していない理由(平成25年)

○中小企業が財形貯蓄制度を導入していない主な

理由として、制度のメリットが実感されていな

いこと及び制度自体の認知度が低いことが挙げ

られる。

制度をよく

知らない

29.8%

従業員から

要望がない

23.8%

必要性を

感じない

30.8%

事務負担が

重そう

4.9%

その他・

無回答

10.7%

※勤労者退職金共済機構 「中小企業退職金共済制度加入企業の実態に関する調査」

○中退共制度加入企業における

財形貯蓄制度未導入率(平成24年)

87.1 81.5 74.5 65.5 60.5 55.3 41.5 77.9 0 20 40 60 80 100 4人以下 5~9人 10~19人 20~30人 31~50人 51~100人 101人以上 中退共加入企業 平均

(%)

※勤労者退職金共済機構「中小企業退職金共済制度加入企業の実態に関する調査」

2-2.財形貯蓄制度をめぐる状況について

8

(11)

○中小企業勤労者にとって、計画的な財産形成に向けた自助努力は

引き続き重要である。

○財形貯蓄はそのような努力を支援するための制度であり、

中小企業勤労者への周知・普及に向けた取組を強化する必要がある。

・勤労者世帯と勤労者以外の世帯における貯蓄額格差

・勤労者世帯における財産形成に向けた貯蓄余力の低下

・企業規模による貯蓄水準格差

○勤労者の貯蓄をめぐる状況

・契約件数・貯蓄残高の長期的な低下

・中小企業における財形貯蓄制度の普及の遅れ

・中小企業の労使に財形貯蓄が認知されていない

○財形貯蓄制度をめぐる状況

2-3.勤労者の貯蓄と財形貯蓄制度をめぐる状況について

9

(12)

50.1 54.0 57.9 57.3 56.1 56.9 58.8 60.8 62.1 79.9 78.8 79.8 79.1 78.8 80.6 81.9 82.9 83.9 29.8 24.8 21.9 21.8 22.7 23.7 23.1 22.1 21.8 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0 雇用者世帯(持家世帯率) 自営業主世帯(持家世帯率) 自営業主世帯と勤労者世帯の持家率格差

(%)

○雇用者世帯及び自営業主世帯の持家率及び持家率格差の推移

※総務省統計局「住宅・土地統計調査」(平成25年は速報値)

○雇用者世帯の持家率については、自営業主世帯

との格差が依然として存在している。

○住宅の所有に関する家計の意識

○自らの住宅を所有したい人の割合は8割であり、

依然として高い水準にある。

土地・建物

ともに所有

したい

76.9%

建物を所有

していれ

ば、土地は

借地でも構

わない

4.6%

借家(賃貸

住宅)で構

わない

15.8%

わからない

2.7%

※国土交通省「平成25年度土地問題に関する国民の意識調査」

3-1.勤労者の持家をめぐる状況について

10

(13)

100

110

120

130

140

150

160

170

180

190

200

10

20

30

40

50

H1

H5

H10

H15

H20

H25

貸出残高(兆円)

新規貸出額(兆円)

新規貸出額

貸出残高

(年度)

○新規貸出額については、平成7年度をピークに漸減傾向となっており住宅ローン市場規模は中長期的

に縮小傾向にあるが、一方で平成22年度からは4年連続して上昇している。

○住宅ローン新規貸出額及び貸出残高の推移

※(独)住宅金融支援機構「業態別住宅ローンの新規貸出額及び貸出残高の推移」

【過去5年度分の推移】

年 度

新規貸出額(兆円)

貸出残高(兆円)

平成 21 年度

19.3

175.1

平成 22 年度

19.7

176.1

平成 23 年度

19.8

176.6

平成 24 年度

20.1

178.3

平成 25 年度

20.6

180.7

3-1.勤労者の持家をめぐる状況について

11

(14)

【過去5年度分の実績】

(単位:件、千円)

年 度

貸付件数

貸付決定額

融資残高

平成 21 年度

2,206

46,294,340

1,771,546,000

平成 22 年度

1,109

20,385,160

1,603,146,000

平成 23 年度

670

12,020,260

1,420,888,000

平成 24 年度

865

15,143,040

1,249,107,000

平成 25 年度

1,331

22,267,840

1,110,686,000

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

S52

S55

S58

S61

H1

H4

H7

H10

H13

H16

H19

H22

H25

貸付件数(件)

貸付決定額(億円)

金額

件数

(年度)

○平成25年度の財形持家融資の実績は、貸付決定件数が1,331件、貸付決定額は223億円と

なり、貸付件数、貸付金額ともに2年連続で対前年比プラスとなった。

○財形持家融資の推移

※厚生労働省労働基準局勤労者生活課調べ

3-2.財形持家融資制度をめぐる状況について

12

(15)

1.98%

0.11%

0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 5年度 7年度 9年度 11年度 13年度 15年度 17年度 19年度 21年度 23年度 25年度 財 形 融 資 制 度 の 貸 付 決 定 件 数 住 宅 ロ ー ン 全 体 に 占 め る 財 形 持 家 融 資 の 割 合 住宅金融支援機構 勤労者退職金共済機構 その他 住宅ローンに占める財形持家融資の割合

○住宅ローン市場における財形持家融資のシェアは、平成25年度において0.11%であり、中長期的

には減少傾向にあるが、平成24度以降の財形持家融資の実績増により、割合としては増加している。

○住宅ローンの新規貸出額に占める財形持家融資の割合

※住宅金融支援機構、勤労者退職金共済機構調べ

3-2.財形持家融資制度をめぐる状況について

13

(16)

0

50,000

100,000

150,000

200,000

250,000

300,000

350,000

0

50

100

150

200

250

300

350

400

450

24年4-6月

24年7-9月 24年10-12月 25年1-3月

25年4-6月

25年7-9月 25年10-12月 26年1-3月

26年4-6月

新設住宅着工数(件)

貸付決定件数(件)

貸付決定件数

新設住宅着工数

※ 平成24年10月より貸付金利を再設

定し、貸付金利の引下げを実施した。

○財形持家転貸融資については、平成24年10月の貸付金利引下げ以降、貸付件数は上昇に転じ、平成

25年度の貸付決定件数は平成24年度と比較して50.7%の伸びを示した。一方で新設住宅着工数の減少

傾向の影響を受け、平成25年度第2四半期から減少傾向にある。

○財形持家転貸融資貸付決定数及び新設住宅着工数(平成24年度~平成26年第2四半期)

※住宅金融支援機構、勤労者退職金共済機構調べ

3-2.財形持家融資制度をめぐる状況について

【参考】財形持家転貸融資貸付金利の推移

年 度

4月

7月

10月

1月

年度平均

平成24年度

1.28

1.22

0.92

0.89

1.08

平成25年度

0.85

1.04

0.97

0.92

0.95

平成26年度

0.92

0.91

0.9

0.91

※財形持家融資の貸付金利は5年間固定金利制であり、 毎年4、7、10、1月に改定している。

【参考】財形持家転貸融資件数及び対前年度伸び率

年 度

貸付件数

平成24年度

758

平成25年度

1,142 対前年度伸び率

50.7%

14

(17)

導入

している

3.3%

導入して

いない

80.9%

わからない・

無回答

15.8%

従業員数

導入率(%)

中退共加入企業 平均

3.3

4人以下

4.0

5~9人

2.8

10~19人

2.2

20~30人

2.5

31~50人

3.3

51~100人

5.2

101人以上

6.2

○中小企業である中退共制度導入企業においても、財形持家転貸融資制度の導入率は低い状況にあり、

貯蓄と同様、概ね企業規模が小さいほど導入率は低い。

○中退共制度加入企業における

財形持家融資制度導入率(平成24年)

3-2.財形持家融資制度をめぐる状況について

15

※勤労者退職金共済機構「中小企業退職金共済制度加入企業の実態に関する調査」

○従業員数別・中退共制度加入企業における

財形持家融資制度導入率

(平成24年)

(18)

3-3.勤労者の持家と財形持家融資制度をめぐる状況について

・自営業主と比べ、今なお、立ち後れが見られる

・持家の取得が進まず勤労者の資産形成が進んでいない

・持家志向は依然として高い水準

○勤労者の持家をめぐる状況

・融資実績は、中長期的に減少傾向

・低金利情勢下における民間住宅ローンへのシフト

・中小企業において持家融資制度の導入が進んでいない

○財形持家融資をめぐる状況

○勤労者の豊かで安定した生活の実現を図る上で、事業主と国の支援により

持家の取得を促進する財形持家融資制度の重要性に変わりはない。

○そのため、中小企業勤労者にとって魅力ある制度としていくとともに、

財形制度の周知・普及に向けた取組を強化する必要がある。

16

参照

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1.制度の導入背景について・2ページ 2.報告対象貨物について・・3ページ