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週期知覚核,特に二次経路起始核と しての三叉紳経脊髄根核について

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(1)

229

入胎見騰幹の鍍銀標本より観ブこ三叉 週期知覚核,特に二次経路起始核と

しての三叉紳経脊髄根核について

金沢大挙医学部久留外科教室(主任 久留勝教授)

助手  上  田  一

      ノビ〃〃 0 ひ・ご〜娠     (昭和29年3月27日受附)

第1章 緒 言

第2章 検:索材料亜びに方法

 第1項材料

 第2項 方 法 第3章 木灸雪ζ居〒見

 第1項CalM氏法並びに】;ielschowsky    解法鍍銀標本所見

 第2項 G(〉】gi氏法鍍銀標本所見 第4章 総括離びに考鞍

 第1項 一・次ノイロソ」の終末

 策2項 三叉帥経脊髄根核或いは    同知覚核の構成

 第3項 三叉紳経二次経路の中季区性    走行に対する回顧

 第4項 第1細胞群の意義  第5項 第II細胞群の意義  第6項第H正細胞群の意義 第5章 結 論

引用交献 附図略符説明

       第1章緒

 三叉祠i経核には蓮動核,知覚核並びに.その何 れに属するか未決定の中脳根核が存在する.知 覚核は知覚主核及び脊髄根核より構成される が,Nageotte(1906,人): 4)及びGrossmaDn

(1907,猿)12)の記載せる味覚核或いは1卵円核 にも,三叉祠1経根大部に1由来する繊維の一部が 絡末する.

 ]944年久留教授26)27)及び教室員片山18)は Sj6qvist氏手術施行例のMaγch{標本を検討し,

三叉祠軽脊髄根回より起る三回忌外感受系経路 の存在を確証して,19世紀末葉に始まる三叉紳 経二次経路問題の昏冥を破られた.

 三叉紳経知覚核に関してはとれより嚢,

   言

ObersteiDer(1例2,入)37),Fuse(1919,入)】o),

、Vinkler(1921,人及び家兎)56), Marburg(19 27,人)32),Ziehen(1934,人)57)等;の繊維構築i 学的研究があD,叉」・しcol)sohD(1909,入)16),

01szewski G 950,人及び猿)39)並びに不二崎(19 53,胎見を含む人の他14種の脊推動物)8)等の 細胞構築像より見た記載がある.特にFuse 1〔,)

の所説は詳しく,Olszewski 39)及び不二崎8)は この思想を承けるものである.i教室員岡野(19 51)38)は人の三叉剃軽脊髄根核を脊髄後角と対 比しつつ,ヰ三として細胞構築像より襯察し・嚢に 久留教授%)27)?9)が明示された三系の二次経路の 起始細胞の問題に有力な手掛かりを与え得た.

【37}

(2)

230

 一方「ノイ・ン構築学的研究には鍍銀法に負 う所甚大なるは言を侯たす,三叉祠1経知覚計 に関してもK611iker(1893,猫胎仔)2(;),Caj・d

(189544),190946),廿日鼠,家兎及び猫),

:Bechterew(1899,猫)1)等の極めて初期の業績 が現在に伝えられている.しかし三叉祠[経系 に関する知識の一層間明された今H,上記諸碩 学の所詮にはもはや首肯し得ぬ斯が存在する.

 私は幸に人胎見脳幹にGolgi氏, Caja】氏及 びBielschowsky氏各鍍銀法を施行し,教{萱所藏 の標本をも一:部併せ検討する機会を与えられた

ので,とこにその所見を述べ,三叉剃軽二次経 路起始核の聞題に些か考察を加え恥いと思う.

 但しととには,主として久留教授26)窪7)29)の外 感受系について記載することとし,叉Rolando 氏膠様質に関しては,上行性有髄性経路の起始 たらざることをWallenberg(1896)54)力弐兎につ いて既に言及し,更に:Foerster u. Gagel(193 2)7)並びに久留教授(193821),194023),1943 25))が,直接蓮続である脊髄内同名部が脊髄前 側索切断後,著明な逆行性変姓を示さないこと を実証しておられるととを附言するに留める.

第2章 検索材料並びに方法      第1項 材     料

 中枢神経系における微細解剖学的研究{よ従来下等脊 椎動物の知見を以て入を類推するものが多いが,人脳 幹並びに脊髄の構造は極めで特異性か臨く,猿を含む

一般聴乳動物とも多大の径庭を有することは,久留教 授2Dの夙に指摘せられたところである.神経細胞並び にこれと結合する神経繊維の経過をブー切片内に可及 的広範川に現出するには,被検体の愚なるをよしとす

第1表  検 i素 材 料

灘犀1階警i頭黛藤最1夕E

閂におけ   死亡よりτキ林区剃1経系 1

三門賜四生

    時,分    i

検  索  部  位

1一

u21脈一「寵

              

3  } 1/  17 ● ♀ 120.0

・12518固25・・1

5   2 6  13 7  15 8  27 9  34 1G  31 11   5 12  29 13  24 14  19 15  32

5・δ 8・5:

6・掌…不則】i

       

6・♀…不旦月{

6●♀E17.OE 6●δ118.5…

6●6119.0,

;7・9122.0「

ツ・?E23.句        18 ● δ 125.o i

I

18・δi27.ol

8・91

    ト      1

     Caja1 氏  法

5.6:入嘉応i4,40

7・6 .八工流隆…米8,0 (直:後)

8・2硫 産18・0(直:後)

    Bielschowsky氏法

9.6 3

26.OhO.6 E流 5・o人]:流心

8.6 i,入 1二{流扇蔭

8.4i流  産,

   I      i

7・4;灯硫産1 8.0 入選流産1 8.0 1人工流産1

9.6・流産1

8.2 :人工硫産 10.6 iノヘコ:子馬ii

10.6…川罐1

       {

ノへTrl荒藤…    3,10

   G(・1gi 氏  法     ト

      4,50

      8, 0  (4, 0)

      2,0       1β0       1,0       1,0       6,0

      7,0  G百 イ妾)

      4♪0

     23, 0  (直後)

     12,30  (直  後)

1上部頸髄乃至脳橋全i或 延髄・脳橋至域

錐体交叉下部乃至迷走憩経根上部

1延髄・脳橋全1或

1螂頸引至乱吟轍

1延髄・脳橋全域 1延髄・脳橋至域

庭髄ゑ域

上部頸髄乃至脳橋全域 上部頸髄乃至脳橋全域

筆尖上下部

錐体交叉下部乃至脳橋全域 上部頸髄乃至脳橋全域 錐体交叉下部乃至脳橋至域 上部頸髄乃至脳橋至域 固定液:10%中性フォルマリン液,来 のみ96%アルコール液

【38】

(3)

人胎児脳幹の鍍銀標本より観た三叉紳経知覚核,特に二次経路起始核

       としての三三叉紳経脊髄根核について 231

る.私は「極小な人」なる意味で胎児を対象に撰んだ・

しかし風月余り早きに過ぎれば:「ノイロソ構築像は充 分でない.従って5力目の1例を含め6乃至8カ月の 15胎兇を使用した〔第1表参照.一部分室員大田(19 51)40)の論文に掲載のものを含む〕・先に教室の謝(19 53)48)は三叉紳経二次経路繊維群が,胎生7科目で略 セ髄鞘を被ることを詔め,叉不二二崎(/953)8)は5カ 月,7カ月牛,8カ月及び10カ月の各1例の胎児につ いて,三叉神経:知覚核の細胞構築が略こ7ヵ月半で各 層威を示すことを述べているが,「ノイロン構築が髄 鞘或いは細胞構築より早期に開始されるてあろ5こと は容易に考え得べく,私が主として胎生6カ月以後の 胎児を撰んだのはこの意味からである,

 上記胎児はすべて日赤金沢産院を始め各公私立病院 で,硫産叉は入工流産のため死亡したものから,外形 上正常と認められるものを撰んだものである.ここに この点に関し種々御便宜を戴いた本学解剖学教室3日 赤金沢産院,国立金沢病院,石川済生会病院,松任中 央病院,粟津病院,市立小松病院,敦賀病院,金沢市 小牧産院,小松市荒木医院,福光町細川医院の各位に 感謝する.

     第2項 方     法

 前述胎兇の死後出来るだけ早くその中枢1畔経系を取 り出し,直:ちに/0%中1性フォルマリン液に(第9胎見 のみは96%アルコールに)投じ,鋭elschowsk》・氏法 染色に供した第25胎児の中枢神経以外は,その固化す るを待って直ちに上部頸髄以上脳橋全域をMeynert 氏軸に直交する3〜4mm厚の半片に分割し, Romeis

(1932)47)の記載に従いGo1gi氏((適alの改良せる Golgi氏等速法の反覆法)並びにC・lja1氏両鍍銀法を 実施したが,その細目は教室員中村(1949)35)の論交 に詳しいからここには省略する.千船片をGolgi氏法 では100〜70, ,Cαlal方法では30μの水ZI三隅連続 切片に調製した.しかし細片鍍銀法の故に完全艶々標 本でないことは止むを得な㌔・が,各胎児の蔵片分割線 を変更して,観察を免れる部の寡からしめるよ5留意

した.洋字25胎児は年余の固定後30〜40μ凍結氷Zli断 切片となし,ROnleis 47)により13ielschowsky氏鍍銀 法(Gros−Schultze氏変法)を施したが,その詳細 は教室員新川36)が記載していろ。

 斯くて響たCalal氏法3例, BielschOWsky氏法1 例,Golgi氏法11例の標本を用いて,その三叉神経知 覚核を双眼顕微鏡で検索し,神経細胞の形態,大き

:き,軸索突起の岐出方向並びに周辺繊維の檬相を立体 的に精密に観察した.

 軸索突起と原形質突起との区別は,Cユ3属1(1893)43),

v・Lenhoss6k(/894) 〜o)及び金子(1937)17)等の所説 により,前者には(!)起始円錐は別として薯明な「デ ルタ」を欠き,(2)比較的繊細で経過中略こ一・様の 太さを持ち,(3)走行円滑柔軟,(4)棘を有せず,

且つ(5)G(う191氏第2型細胞を除き細1泡近傍ての分 蚊を行わないこと等を,その鑑別点とした.

 細胞の大小の比較には,敏室員雨田(1951)9)に従 い長径と短径の穿均値を以てこれに充てた,しかし細 胞体と原形質突起との境界が甚だ不明瞭な:るを慮り,

Zlehen(ユ934)57>の記載を参考して,両原形質突起閥 に生ずる細胞鍛出入底を結ぶ距離の最大なるものを長 径とし,短径は雪ぐこれに直交し而も最大なるものを 撰んだ.叉紡錘形,卵円形,三r「1等等の細胞において も,これに準じて原形質突起を細胞径に計入するを防 いだ,胎齢が異なり従って頭讐長を別にした被検材料 より蒐集した神経細胞の大きさに可威りの動洛あるべ きを考え,各例の円の高ざにおけろ延髄最大横径の比 率に従い測定値を修正せんとしたが,実際上個体と細 胞の大きさが必ずしも比例せず,測定誤差をも勘案し てそのままとした.唯略ぐ同大の延髄横径を有する材 料の凡そ等しい部位の細胞が,染色法の差により可 成り大小を異にすろことを早り (Golgi氏法は「シ ルエノ1・像であり,これに反してCaj・d骨法及び 13ieisclK}wsky氏1去は耐{経細繊維を染出するためであ ろうか),便宜上各鍍銀法典に豆大,大,中,小及び 倭小細胞を区刑した(第2表).本研究は各憩経細胞に 略ぐ大小の別を与えれほ足りる故,斯かる便法も詐容 されるものと思う.

   第2表細胞の大きさの基準

    …1膿離磯淘噸氏1去

[〔大細胞[ 21.1μ以上   127./μ以上 大細胞1・7.1−2LOμ }21.1−27.Gμ

      

中細胞113・1−17・0μ}/5・/−21・0μ 小細胞i 9・1−13・0μ i9・1−15・01ノ 倭欄胞i9・・/似一F l9・・/・肝

【39】

(4)

232 上     田

第3章検索所見

 Golgi氏法鍛銀標本を以て三叉llril経知覚核を 見ると,5ヵ月胎見では示中三二厚包は勿論「ダリ ヤ細胞も〜これを染出し得なV・. しかし胎生:6カ 月では三叉祠1経知覚根並びに同脊髄根は明らか に鍍銀せられ,「ダリヤ細胞及び瓦経細胞も次 第に認められ,7ヵ月に至ればその像は一贋著 明となり,成休の構造に近似した印象を受け る.従って〜ニヒに行う私の記載は,Golgi氏法,

Cajal氏法並びに工lielschowsky高富共,主とし て7力局以降の胎児から得た瓢見より構成さ れ,一部6ヵ月のものも含む.帥経細胞並びに その突起の形態及び関係を襯察するには,Go腐 氏法の意義 が甚だ大きいが,特定の核に1斯属す る細胞群をすべて現出することは,その染色の 特殊性から最初から望み得ない所で寡フ・る.従っ て先ずCal・し1氏法並びにBlelschowsky氏法智{

本を以て,脳幹所見を尾側より吻側の砂潜序に詳 述し,亡いでGolgi氏法所見を檸{括的に記載す

るとととする.

  第1項Cajal氏法並びにBfels(howskγ      嗣法鍍銀標本戸1τ見

 脊髄より延髄に雄移すると,後角の諸部は形 態論には或る程度の変化があっても,その構成 を変え.ることなく三叉耐経脊髄濡鼠(以下文中・

脊髄根治,同脊髄根面,同根核及び該根核等と 略称することがある)の各部に移行する.即 ち三叉剃軽脊髄根(以下,脊髄根,同脊髄根,

同根或いは該根等と略称することがある)の Rolando氏膠様質(同膠様質,該膠様質とも略 称することがある)は脊髄の同名部と境界を蒼 し得す,その門辺並びに内側の次白質㌃よ夫々

Cellulae Posterom乙trginales∫IP ち Zo1}a sPo11810sa 及びNucleus proprius corDus 1)osterioris(イ11∫れ

もBok 2)による)の連続であり,三叉榊経脊 髄根はとれらの外側を包みつつ脊髄へ下行し Lissaller氏周辺域に位置を譲;る.ヒこにいう Rolando氏膠様質はF蕊1terung der Sllbsta1}tia gelatinosa Rohndo(Fuse)10),aussere(sogellaDnte gelatin6se)Zone der spinalen Trigerni{、1ユswurzeI

(Ziehe1⇒57), sl11)11ucleus ge!乙Lt{nos{1s (Olszewski)

3 )並びにPars gelatin(,トa(不二崎)8)等を指し,

Rolalldo氏膠檬質の周辺をi[1める私の漸謂周辺

:灰白質:部はStr・しtしu、】zoD・Lle(Fu、e)10), Nudells m・覧rgi・・Llis¢iehen)57), s・1bn・dells margin・・1・s

((一)lszew卜,kI)39), pars marg丘Dahs (不二μ1奇)8)或

いはRolando氏膠様物質周辺細胞群(岡野)3s)等 と,:温品膠様質の内側に二存する内側汐(白質:部は

}〜cutelgr・m(Fllse)恥, inエユere ZoDe des Kerlls des spi n&1en Trlge1}・inus(Ziehen)「丁), Subnudeus nla91〕・CeliulariS(Ol・zewSkり:丸( ), Pars n・こ19n・一

ceUular・s(不二崎)8)及びRd乏mdo氏膠様物 1 内側細胞群(岡野)3s)等;と:呼ばれる.〜これら三部 は.Sllbstlmtia gelatiDosa(K611iker)20), subst〜mce geLしtineuse dll trijt11Deとu1 (Cajal)4 1), SubstaDtia 8el・、tinosa trige1}1{ni (13echterew) 】), Sul)staDtia ge1・㌃t{nosa Rolalldo (Fuse)川), SubstaDtia gela−

tln・S・しde3 TrigeRユIDuS(ytしrburg)更 ), NudeUS tr黛・tus sl)inal{s(1ユ。)trlgelu{ni(Ziel・eD)57),spiml trigelnil!al llucieuS 叉をよ 1ulcieuヨ trtLCtur Spinal{s trlgemilli(oisze、、・ski)39),三叉刺1経脊髄.幽幽(不 二▲lil寿)s), Nucleus sensibil{s radicls des・£ndentfs

n.tr}gemin{G3CO1)sohn)11レ)等と総括されるが,

私rよNu(・1eUs rad了ciS Spillalfs trfgen1∫1、i(A4arburg)

鋤に従い久留i教授灼27)及び悩〕野鵠セこ倣って,

三叉7帥経脊髄根核と呼河話する.

 (1)錐休交叉中尾側音Bの高さにおける横断 面(この部八高はFuse lo)のZelvika1ドegment

der Subst・しntiしし gelatinosa RolaDdo der spi1〕alell Q11111tuswu17e1,01szew3ki:;1,)の。とuld・tl spinal t[igeminal mldく∋us,不二崎8)の三叉祠1経脊髄路 核のSubnudeuS CLuldalis等に祁回する)では

(写眞1),Ro1αndo氏膠様質は角張れる馬蹄型 を呈して厚く,三叉三二脊髄根核を周辺,内f則 の両部に分けて,その後者(.Fuse lo)のBeute1−

grau)を包囲する.これらの外側縁を成す同脊 髄根は比較的菲薄でその両端レよ背腹に延び,

Rolando氏膠様質との問に周辺友白質部を完杢 に容れている.

【40】

(5)

上田論文附圖 〔一〕

写  眞  1

:Fcu_

(CI)霧

一Vsp

−SgR

−Pge

(Cm)

→A

一TSpcbI

7カ月人胎児Calal氏法標本所見.30μ厚.錐体交叉の尾側部における 横断面〔第3章第1項(1)に相当する〕.

    第1図 細胞A(写眞1)の拡大像

      ,        \       〆

        轟 /

       /       /八

      \

へ\

(6)

:Fcu_

1)ge一

(CIII)

SgR一 Vsp一

Tspcb1_

上田論文

写 眞

附囲

II

〔二〕

7カ月露胎児Calユ1氏法標本所見.30μ厚.錐体交叉の吻側部における 横断面〔第3章第1項(2)に相当する〕.

   第2図 細胞:B及びC(写眞11)の拡大像

B\

、藁

響、

1㌦

 嘱._.、伽「

一↑葛

,{一へ.

1

一μ

、0 ∫0層20

  \

◎ l

  k

匁.

(7)

入胎児脳幹の鍍銀標本よ:り観た三女紳経知覚核,特に二次経路起始核

      としての三叉紳経脊髄根核について 233

 等根を構成する繊維は回暦ほど密で特に梗状 索に接する背側において著明であり,脊髄小脳 路と隣れるその腹側部では疎である.縦走する 該根繊維も吻側周辺から尾側内:方に少し斜方向 をとる.この繊維束の聞から,一見それと区別 出来る横走繊維が起り,背側部よりの繊維は腹 内方に,腹側部から起るものは背内方に向って 車軸朕に輻兆し,一部該根内及び周辺荻白質部 に留まり,大部分は断続しつつRohndo氏膠 様質を横切り,明らかに内側友白質部に達し繊 維網の形成に関与する.他方該根内及び周辺次 白質部門を,延髄辺縁及びRo】ando氏膠様質 に李肥して背腹に走る繊維が認められ,時に前 額水平走行後背腹に転ずるものも見受ける.こ の繊維群は町方襖状索に向って三三叉刺1経脊髄根 を貫かす,將早川方の脊髄小脳路内へ向っても 追跡出来ない.唯Rolando氏膠様質に近く周 辺友白質野中を進むものでは,その腹側部が,

Rolalldo氏膠様質腹側脚を横切るべく脊髄根腹 側部から起る車軸状輻稜繊維と共に,該膠様質 に習い内方に向うを思わせる.叉外側より内側 に向う車軸歌輻韓繊維でRoLu}do氏膠様質及 び内側友白質部を,断裂することなく追跡し得 るものは無論見出し難い.一方内側友白質部内 には錯綜する繊維網が存在するが,それらとは 別にBeute1の口を内:方に抜け,:或いは背内方 を指向するものもあるが主として腹内方に憎む 繊維群を発見する.

 細胞の分布を見ると,RoLu〕do氏膠様質を占 めるものは卵円形叉は紡錘形の倭小細胞で,長 軸を内側に四って輻軽iし,密在する.胞休は核 に比し少ないが,更に小さい円形核をもち且つ 胞体の染らぬ「ダリヤ細胞と誤ることはない.

原形質突起は主としてその両極から出て短く,

長:軸方向に一致するが,Rolando氏膠様質を貫 く車軸歌牛車奏繊維とは明らかに区別出来る.周 辺荻白質部はRohlldo氏膠様質に比すれば:少 数であるが,紡錘形,長三角形乃至多角形の小 及び中細胞が認められ,その長軸を同膠様質外 縁に対し切線方向に一致せしめ,一部その外縁

に進入し,叉三叉紳経脊髄根の内層にも散在す る.その原形質突起の走行は種々で特にその特 徴を指摘し得ない.内側友白質部を構成するも のは多角形乃至三角形の中及び大細胞で,一部 紡錘形及び長三角形の中乃至小細胞を混ずる.

それらは長軸を概ね内外方向にとり排列する.

特に多角形乃至三角形の中及び大細胞で,細胞 内細繊維の型染せるものでは,細胞縁二二が著 明で寧ろ星芒歌を呈する.原形質突起は或V・は 長く或いは短く,その方向も区々で,RolaDdo 氏膠様質内に入るものも見受ける.:Fuse lo)の 所謂Beute1の比較的1架i部腹側寄りに,:大型の 多角形細胞があり,その軸索突起は小さな「う ねり」を示しつつ前額水卒に内方に進み,その 先端をB・・t・1コ口を惣け切る迄には追跡出来 ないが,内側友白質部を進tf他の繊維と似て,

腹内方即ち中心管腹側を指向するが如く方向を

!賦吏る(写眞1及び第1図A).

 (2)錐体交叉の吻側部に到っても(面素 II),三叉紳経脊髄根及び該根核の繊維構成並 びに:細胞構築には,上記所見と大差を認めな い.しかし同脊髄根は繊維数並びにその幅員を 増し,周辺友白質部の細胞中軽愚繊維内に位置 を転ずるものが増加する.Rolalldo氏膠様質で は多少細胞数の減少を見,馬蹄の両脚は僅かな がら短縮の傾向を有する,従って内側友白質部 の細胞には,Beutelの口より盗出する如く見受 けるものがある.即ちRohndo氏膠様質腹側 脚端の背側に近く多角形の中細胞が存し,その 軸索突起は同膠様質縁に滑って腹内方に進み,

叉13eute1の深部背側寄りに存する星芒下中細 胞は,その軸索突起を内方に出している(写眞 II及び第2図C, B).

 (3) 錐体交叉繊維が浩退し係蹄交叉繊維が 次第に著明となり,或いは内側副オリーブ核が 出現し,叉延髄弧状核が現われるにつれて,三 叉祠1経各部には次第に変化が起って来る.同脊 髄根は徐々にその背腹の延長を減じ,内外の幅 員を増すと共に,斜走繊維は縦走位に転ずる.

Ro】ando氏膠様質はその背側脚に接して襖歌索

【41】

(8)

234

内に,細胞構成の全く類似した楕円形の孤立島 を現わすが,聞もなく消失し(Fuse lo)のdorsale Windung der Substa1ユtia Rolando),叉両脚は可 成り著明に短縮して来る.内側性白質部では星 芒状,多角形乃至三角形の中及び大細胞が,

Rolando氏膠様質腹側脚中に進入するかの如き 像を呈し,両脚の短縮に俘って,腹側部には主 として細胞縁轡入の深い中及び前細胞が現わ れ,爾余の部には紡錘形乃至長三角形の中及び 小細胞の他に,飛入に乏しい類円形中細胞が散 在するのを見るが,後者は襖歌核細胞に類似し た印象を受ける.周辺友白質部に存する細胞に は集団を成すものがあり,かかるものでは必ず しもその長軸がRolando氏膠様質外縁の切線 方向に一致しない.三叉帥経脊髄根核の内側及 び腹側に接して三叉刺1経件行東の縦走繊維が次 第に出現して来る.

 (4)「オリーブ核脊髄端の高さでは(写声 III),孤束の尾側端が痕跡的にその姿を現わし,

舌下祠1経核も次第に明瞭となる.三叉門経脊髄 根は国腹の長さを更に減じ,一月状を呈して同 脊髄根核の外側に接し,Rolando氏膠様質は馬 蹄の両脚を失って寧ろ波ll犬帯型を示して非薄と

なる.

 該膠様質を作る卵円形叉は紡錘形の倭小細胞 は著しく減少し,その長軸は前述の内方への御 昼i方向より内外方向の横位に変ずる.周辺次白 質部には依然多角形,長三角形,紡錘形の中乃 至小細胞が存し,多角形を呈するものでは大細 胞に近いものも認められる.叉脊髄根内への進 入細胞も見受け,それらの長軸は理体として Rolando氏膠様質外縁切線方向に一・致してい る.内側衣:白質部においては類円形乃至紡錘形 の中細胞の他,紡錘形乃至卵円形の小細胞及び 少数の長三角形中細胞を認める.細胞縁甲入の 深い大型細胞の腹側部集合傾向は依然として存

在する.

 脊髄根内より内側友白質部に到る繊維は,

Rolando氏膠檬質の変形と共にその外側より内 側に向う車軸歌輻韓走行を:失い,断続しつつ略

ヒ前額水準に同膠様質を貫く.叉内側次白質部 内に認められる繊維は,僅かに腹方に傾きつ つ,特に腹側部では反対に背方に偏しつつ,内 側し,三叉祠1経町行宮を貫いて中心管の直腹側 を指向する.周辺友白質部及び脊髄根内を国腹 に走行する繊維は,内外:方向繊維に比すれば少 なく,背甲へは前述したと同様に襖1伏回内及び 背側外弧歌繊維内へは追跡出来ないが,今方に は些か内:方に傾きつつ脊髄小脳路内へ進入する のを認める.

 更にこの背離方向繊維を有する周辺友白質部 に有する中及び小三角形細胞が,その軸索突起 を,追跡し得る距離.は短いけれど,Rolando氏 膠様質外縁の切線方向に一致して興野に出すの を見る(写眞III及び第3図D, E)。

 との高さでは三叉祠1野冊一束並びに同脊髄根 の腹側に接して,副祠1経根の吻側端の一部が,

背内側から腹外側に走行する,可成り緻密な繊 維束として認められる.叉この副剃1経根を隔て て脊髄小脳蝋型に,一部三叉榊経件行束の腹側 縁:にも進入する類円形の中乃至小細胞群は,

Nucleus hterahs extenlus dorsa,lis (Zfehen)57),

i11丘atrigeminaler Kern:叉はAnte{l des SeiteDst−

rallgkerns zur QlliDtusregion (Fuse)ユ(,)等と言単車覧

されるものであり,脊髄根の背外側に直接して 存する類円形申乃至小細胞集団はNucleus trige−

IPinocuDeatus 】ateralis (Fuse)10), Prolnontoriuln

(Ziehe11)57)等と呼ばれるものであり,叉次第 に著明となる背側外弧状繊維の内縁及び該脊髄 根の外縁に活い,一部その浅層に進入する卵円 形叉は紡錘形の倭小乃至小細胞団はNucleus

n〕arginalis disse1・ユiDatus(Ziehen)57)レσあろう.

 (5) 閂の高さに達すると,Ro】ando氏膠様 質は波角帯型をも失い,早早な卵rq形乃至紡錘 形細胞の円形集団として,三叉祠{経脊髄根の内 側に散在することにより識別出来るが,更に吻 側に進むと次第に認め難くなる.道辺友白質部 も漸次狭小となり,一部には多角形,長三角形 叉は紡錘形の中乃至ノ」・細胞の小島として,三叉 1帥経脊髄根内に存するものもある.内側友白質

【42】

(9)

上 田論文 附 圖

写 眞 III

〔三〕

Fcu 1

Pgi一

(CII)

Fctr−1

Pgi一,ン

(CI)

_Pr

−Faed

一Vsp

→D

_mmd

=Pge

(CI【1)

→E

−SgR

−Nmd

一一sspcb1

−Nled        Fctr bg        XI

7カ月人胎児Caja1氏法標本所見.30,μ厚.「オリーブ核脊髄端における 横断面〔第3章第1項(4)に椙聞する〕.

第;3図 細胞D及びE(写眞III)の拡大像

D  懸.

ε

\\

 モ         と

1 夷

 ス      モ

      ㍉  〜

濡∴.

(10)

:Fctr_

1,gi一

(CI【)・

Xd_

:Fai一

:Pgi一

(CI)

上田論文附圖

写  眞

 Tspbu   l

IV

:Ncue

 1

〔四〕

一Pr

→F

−Vsp

−Pge

(CIII)

_Xd

−SgR.

     1 ↓ l  l     I     Fctr G:Faii :Nled   Faip

7カ月人胎児Caja1氏法標本所見.30μ厚.筆尖直上における 横断面〔第3章第1項(6)に相当する〕.

第4図 細胞F及びG(写眞IV)の拡大像       へ

       。讃 

F

      o 韮0 20       }メる         へ

\一:審σ

(11)

上田論文附圖

〔五〕

写  眞  V

  Tspbu     Faii

   l    l

:Fctr_「

Fai一 O Xd一;r

P9三一.藪.

(c旺)、

1)gi

(CI)一

:Fctr_

l         l l     l

Namb        ㏄十vI)(miA) 皿iA(:Nled)  1A(:Nled)

  7カ麗人胎児Caja1氏法標本所見.30,α厚.筆尖上部における   横断面〔第3章第1:噴(7)に相当する〕.

第5図 細胞H(写眞V)の拡大像

   0 緯 壽夢

   一μ

   1  β

   、  臥 囲

    鵜      癒

      \    /

5

 ㊧     。

(12)

上田論文附圖

〔六〕

写 眞 VI

Crst 1

Vsp一  1←

Ni_

(CII【)

Xs__

(Pge)Cm_

Xd_

Fa11∈三

miA J Fctr meA↓ 1  1

一Xd

_Fai

_CII

_一Fctr

欝滅_N。mb

7カ懸人胎兇Caja1氏法標本所見.30,μ厚.「オリーブ核中央の高さにおける 横断面〔第3章第1項(8)に相当する〕.

第6図細胞1及びJ(写眞VI)の拡大像

O IO 2σ

←一一→一一→μ

1凧

 へ

1い

    死

  ノ

乏 /_一η

・醸で/一

(13)

入胎児繍の鍍

D淘蟹瀟講灘罐勉鯉こ二鰹路起始核  235

部はその背側部を内側懊営門腹側部と密:接し,

構成因子は依然類円形乃至紡錘形の中細胞及び 紡錘形乃至卵円形の小細胞が主であるが,好記 せる細胞内細繊維により多角形乃至三角形を呈 するもののあることは上記尾側における所見と 同様である.

 (6)筆尖の直上(〜二の横断面二二はFuse lo)

のOb}0119atasegrnent der Substantia gelatlllosa Rolando der spiDalen Quhltuswurze1,01szewski 39)のinterpo!ar spinal trigemiml nucleus,不二 崎9)の三叉祠i経脊髄路核のSubnucleus interpo−

la酌と記載する部に入る)にわける(写眞IV)

三叉li中経脊髄二二及び三叉示中経脊髄根は,著明 な繊維群により囲擁される.即ち腹方より外縁

に二接して Fibr・しe arcuatλe illternae praetrige−

1nina」es restlforn互aies(Ziehen)57)が背進し, 内 縁を後索核に由来する内弧歌繊維の最:内側書区 が係蹄交叉へと進み,〜これら両者に挾まれ

てFibrae arcu凌t認inter1}ae intratrigeminales

(Mingazzini)33)が脊髄根並びに三根核を腹背に 貫いている.叉後索二三との間には,三一核三

叉紳経二二繊維〔Fil)raeエntCrCllnα{totrigemin試1eS

(}(uru)助〕が次第に発達して来る.更に三叉祠1 経脊髄根核並びに該根を腹側寄りに,背内より 回外へ斜走する繊維束は迷走榊経背自{骸起源繊 維群の最:尾側のものであろう.

 Rolando氏二二質は卵「q形乃至紡錘形の倭小 細胞より成る疎な円形塊として,なお一部に残 存している,従って周辺並びに内側両友白質部 は,所により祁接するが,前者では背腹,後者 では内外方向を示す細胞長軸排列により区別出 来る.前者は数的には減少の傾向にあるが,依 然多角形,長三角形及び紡錘形の中乃至小細胞 より成り,後者は類円形乃至勅錘形中細胞並び に紡錘形乃至卵円形小細胞早牛ばする.時に多 角形を呈するものがあり,腹側部には大型細胞

を見る.

 F{brae  arcuatae  {Dternεしe  intratrigemfnales

(MiDgazzilli)33)の蝿力な繊維走行に混じて,脊 髄根内及びその内縁の友白質部を断続する繊弱

な繊維が野方に向い,叉繊維網の錯綜する脊髄 根核内側部より,内弧状繊維と交叉し,三叉祠;

経伴一束を貫く,内野繊維が微かながら認めら れ,その腹側部に位置するものは僅かに背内方 に追跡出来る.その内側友自1酉:部四二腹側,三 叉凸凹下行束の背縁に接して即する星芒状中細 胞ぽ他の繊維群と共に背内方にその軸索突起 を逡めている(二二鐸及び第4図G)、特にこ の高さで脊髄根の直腹側,即ち二二束を隔てて

Fibrae arcUat瓦e intCrDae praCtr;geminaleS reStl−

fo「males(Ziehen)57)の中に存するAllteil des SeitellstrallgkerDs(Fuse)1{1)の細胞は,斯かる走 行の繊維を出さない.叉二二友自質部との境墨 漫≦澁盛卿堕ζ戯7{部門幽甦鑑蚕盛しに,類円形 及び紡錘形乃至多角形を呈する中細胞集団があ り,その一多角形細胞は長軸を内外方向にと り,且つ軸索突起を内方に出して,他の内学繊 維と行を共にする(写眞1▽及び第4図F).

 (7)更に吻側に進むと(写眞v),迷走祠i 経背側核に由来する繊維は次第に著明となり,

二二こ休の出現と共にFibrae arcuatae il/ternae intratrigeminales(Mingazzini)33)も一暦弧力とな る.三叉祠1二二二二並びに堤根核は次第に内方 に移動するが,叉同時に三叉1帥経翌翌束は上根 核を綴方に押し退けるが如く繊維数を増す.

Rolando氏膠様質は既に認められなくなるが,

両友白質部は細胞排列よりなおそれと見分ける ことが出来,細胞構築並びに繊維構成には著変 を認めない.脊髄根内層に進入し.その長軸を 背腹方向に一致した長三角形中細胞が,同脊髄 根内を二方へ走る軸索突起を出すのを見受ける

(写眞V及び第5図H).なお脊髄根の僅か二 方に,紡錘形乃至多角形の小細胞時に中細胞よ り成る集団が存し,二二束の腹側に思い略ζ前 額水雫に:,次いで僅かに背内方に進む繊維東を

出すように見えるのは,Fuse!o)の重nfratrigemi−

naler Kernのvent凱le Partle.及びB[indelcheDα に祁当するものであろう.疑核はその腹内側に おいて,略こ縫線に対し45度の傾斜で背内側に 進む繊維束を出している.

【43】

(14)

236

 (8) 「オリ・一ブ核中央部の高さに達すると

(写眞VI),三叉祠1経脊髄根核並びに該根は,

迷走同型背側核運動繊維の他,迷走弓懸知覚繊 維にも貫かれる.しかし後者の全長は未だ明ら かでない.三叉榊経迫撃束は更に繊維数を増

し,同脊髄根核の腹側及び内側の領域を侵蝕 し,半群はために一見縮小する.細胞数も尾側 に比すれば減少を示すが,両友白質部の区別は なお可能である.特に脊髄根内には友白質塊を 認め,等方に軸索突起を出す小多角形細胞を有 する(写眞VI及び第6図1).内側友自質部を 構威する細胞は尾側標本と同様であるが,腹側 部を特徴づけることは次第に困鄭二となる.ヒの 部よりの繊維は,或いは桝方に或いは腹方に偏 しつつ内進ずるが,その類円形中細胞の一は明 らかに内方に向う軸索突起を有する(写眞VI及 び第6図J).三叉刺!経調子束の腹側縁に接し て,主として小,一部中紡錘形細胞より成り,

野外より背内に走行する繊維に貫かれているの

は,Allteil des Seitellstr乙Lngkerns zu dell Fasciculi COnCOmitantes(Fuse)1。)であり,叉三叉祠1経脊

髄根の腹側縁で一部その中に嵌入している多 角形並びに紡錘形の中乃至小細胞の一団は,

Anteil des seitenstrこmgkerns zur spiI1抗1el/Q、lin−

tuswurzel(Fuse)10)に巧こl l罪する.なわ三叉榊経 隅肉東中にも多角形,類円形の中乃至小細耳包が 存在し,背内方に斜走する繊維を呪い,又集団 をなすものもあるが,これらを内側友白質部の 腹側部とすべきか,illfratrlgemillaler Kernに属 せしむべきか,飾罫群行束固有の〜乙、のとすべ:き かの決定は困難である.

 (9)前述切片の僅か吻側では(早蒔VH),

三叉早世件行以内にinfratrigemiエ〕aler Kernか ら進入したような類円形小細胞を認め,その軸 索突起は件行陣内を背内方へ追跡される(写照 VII及び第7図K).三叉刺i経脊髄根及び該根 核は絆行燈と共に.,到る所Fibrae arCu庶・e

interDae  fntratrigenlinaleS (1>liDgaZziD{) 31〜)蔓τ11ぞ

かれるため,脊髄根:内或いはその内縁に滑い若 干細胞は認められるが,その排列より両友白質

部を区別することは次第に困難となって来る.

構成細胞は類円形,紡錘形中細胞で,型染せる ものは多角形:或いは星芒朕を呈し,紡錘形乃至 卵円形小細胞をも含む.三叉祠1経脊髄根に発す

る繊維が,該根核内に錯綜繊維網を作り,次い で同核の内側縁を縫線方向に去る繊維群を認め るととは繰返し記載し:たと同様である.:叉斯か かる所見は多少の差異はあっても,:更に吻側の 標本にも追求出来る.

 (10) 迷走紳経即戦入部吻側立網の高さでは

(写眞VIII),周辺友白質部に算入すべき細胞は 全く認められす,三叉柳経脊髄根核は孤束核と の距離を次第に縮める.前者の中に存する類円 形及び多角形の中細胞が,夫々内方に軸索突起 を割出してV・る(写眞VII1及び第8図L, M)・

 (11)延髄より脳橋域(Fuselo)のPO1}ssegment

der Sul)staDt{a gel乙乱tinosa Ro】ando der spillalen Quintuswurzel, Olszewsk{39)のoral spinal trige−

m1Dal nucleus,不二崎8)の三叉榊経脊髄撃墜の Sulmucleus oτalis)に移っても,三叉榊経脊髄根 核の細胞構成には著変を認め難い.孤束核は脊 髄坐棺背内側に接近し来り,後者はその長さを 増し,背内より例外への余…i位をとり,延髄下部 に比し90度の廻転を示す.脊髄根は同根核の腹 外側に位置を転じ,雪行束と共に殆んどその全 周を包囲する.ために脊髄根よりの繊維は主に 背内方に進んで該根核中に網眼を作り,後者よ りは結局縫線を指向する繊維走行が追跡出来

る.

 (12)前庭祠i経根進入の高さにおいて(写眞 IXI,三叉祠1経脊髄根核背側端近くに存する類 円形中細胞が,その軸索突起を先ず背内方に1{1 し,直ちに内方縫線方向に転ずるのを見る(凹 凹IX及び第9図N).

 (13)上述構造を保ちつつ三叉榊経根進入の 尾側端の高さに到ると(写眞X),その知覚根或 いは脊髄根繊維に縫われた三叉祠1経脊髄根核は 二,三の友白質塊(Fuse lo)のTrallbellgrUPpel〕)

に分ブ亡れるが,細胞の形状並びに大きさに著変 を認め得ない.内方に向う繊維を出すととも同

【44 】

(15)

上田論文附囲

〔七〕

写 眞 VII

Crst  l

Vsp−

CIII

(Pge 

 Ni(αII)一  bg一

Xs_く

Xd−bg一

:Faii_

dP(miA) K  l)g:Fctr meA

一Xd

CI1

(Pgi)

_:Fctr

一Fai

一Namb

7カ月入胎児Cajユ1氏法標本所見.30μ厚.「オリーブ核中央の高さ(総懸VIの120μ吻側)

における横断面〔第3章第1項(9)に相当する〕.

第7図 細胞K(写眞VII)の拡大像

,「π

    /

//

κ

o

(16)

上田論:文附圖

〔八〕

L←

Xd一

Vsp一

Xd一

bg一

Crst Xs 写

M

眞 VIII

:Nts

:Fa11 m1A meA

一:Fai

一CII

(:NVsp)

一一ectr

7カ懸人胎見Cユja1氏法標本所見.30」α厚.迷走帥経根吻側端における 横断面〔第3章第1項(10)に相当する〕.

第8図細胞E及びM(写眞VIII)の拡大像

      / 箆     /

㌧礁!

  黙

}ノ

◎ 1σ 20

(17)

上田論文附圖

〔九〕

写 眞 IX

:N Nts

↑ 1

Fai巴「

CI【_<

(:NVsp)

:NV II_

憲3

 L

・講、

階鶴、隆猷寧 論式「 

 l       ll

繊蹴

l→、ctr      ]Fa三童 Vsp

蝉て

 Q.

蝉く

Ω

一Vmv

8ヵ月人胎児Bielschowsky氏法標本所見.30μ厚.前庭棘経根進入高に おける横断面〔第3章第1項(12)に椙当する〕.

第9図細胞N(写眞IX)の拡大像

7z〆

トー→鞠一→μ、

σ 1θ zo

(18)

上 田 論 文 附 圖

〔十〕

V_

Vsp一

:Bp一

X

0

Tr1

〉一bI【

(NVsp)

8カ月人胎児Bielschr)Wsky氏法標本所見.30μ厚.三叉紳経根進入尾側端に おける横断面〔第3章第1項(13)に相当する〕.

第10図 細胞0(写眞X)の拡大像

◎  紺  2ρ

一μ

0 ¥〜

\φ

     、〆巴

(19)

人胎児脳幹の鍍銀標本より観た三叉紳経知覚核,特に二次経絡起始核

       237        としての三叉神経脊髄根核について

様であり,その内側境界の近くに明らかに縫線 に向って同核を去る軸索突起を有する類円形の 中細胞が存在する(写眞X及び第10図0).

 (14・) 三叉祠1経脊髄二二は,闇もなく外旋祠1

経核中央の高さでその脊髄根を失い三叉三二 知覚主核腹側部に移行する.この部は三叉祠i 経根背側に出現するZiehen 57)の所謂NlcleUs convohltus trigen、iniの増大と共に浩失し,後者 のみ三叉刷1経知覚四四として更に吻側まで続

く.知覚内核は類円形,多角形時に星芒門中細 胞並びに卵円形及び紡錘形小細胞で構成され,

叉内行ずる繊維を有する.

 小出:上述の所見より三叉祠経脊髄根核内に は,少なく共三種の細胞群が区別出来る.

 (1) 延髄尾側部でRolalldo∬隻膠平準内側 友白質部の全域を占め,同膠様髄の変形と共に 漸次腹側に集合し,その浩失後も三叉理経節行 束に接して脊髄早臥腹側部に残り,略ぐ「オリ

ーブ核中央の高さで確認困難となる,細胞二世 入の深い多角形叉は星芒欺の中乃至大細胞群.

 (2)前記細胞群の腹側偏位に替り,略ぐ延 髄弧状核脊髄端の高さから内側友白質部に置il現 し始め,他の細胞群の消失後も多少の増減を示 しつつ三叉祠i経脊髄根核の吻側端まで続き,且 つ一部三叉榊経知覚主調及び後索核と類似し た,類円形,紡錘形叉は細胞堅剛入の浅い多角 形の中細胞群.

 (3)Rolalldo氏膠様質周辺荻白質部に存 し,一部三叉祠1経脊髄根内にも散在し,同膠様 質の清失後も脊髄根内縁並びに同根内に識別出 来,迷走祠軽根吻側端では確認不能となる紡錘 形,長三角形叉は多角形を示す小乃至中細胞

群.

 私はヒれらの細胞群を夫々第1細胞群,第II 細胞群及び第III細胞群と略称する,

 軸索突起につv・ては,第1細胞群では麺髄下 部で僅かに二方に偏しつつ内方,腹側偏位後は 小傾斜を以て背内方1第II細胞群では略ぐ内方 に1第HI細胞群では大略三叉二四脊髄根内縁 並びに外縁に雫行に腹方に進み,それらの延長

線は夫々(1)申心乃至基底荻白質の腹側部,

(【1)前額水r海門線しの縫線,(III)錐体の背 側部を指向する.

 叉各細胞群の存する脊髄根核部位より,夫々 の軸索突起と同:方向に進む繊維群を認めるが,

私の標本からは連続して縫線を交叉する迄の経 過を追跡する〜二とは困難であっ1た.:叉Rolando 氏膠様質細胞の軸索突起は明らかにし宇号なかっ

た.

   第2項Golgi氏法鍍銀標本所見  榊経細胞及び軸索突起を,而も両者の直接結

合にお・いて顕現するには,Golg1氏鍍銀法の意 義が極めて大であるが,一面染出像の偶然性並 びに不安定性が護だ高いととも周知の事実であ

る.従って本所見は各胎兄よりの総合であり,

附図も近接部位の諸細胞を,左右の別なく投影 したものである.

 i延髄尾側:部でRola1}do氏膠様質周辺次白質 部を占めた,紡錘形,長三角形及び多角形の小 乃至中細胞は,同膠様質の消失後も三叉耐経脊 髄根の内縁に滑い,或いはその内地に散見し,

略ヒ迷走祠1経根の高さ迄認められる.原形質突 起は四周に延びるが,軸索突起は脊髄根内縁並

びに外縁に雫行に,独り先方のみを指向する.

(第11及び第12図)。斯かる所見は前述の第III 細胞群がGolgi氏法標本からも確認し得るこ

とを示すものである.

 Rolalldo氏膠様質内側友白質部の吻側延長で ある三叉剥軽脊髄根核部には,主として多角 形,類円形叉は紡錘形,時には星芒欺を呈する 中細胞或いは稀に大細胞と,卵円形或いは紡錘 形小細胞とが混在する.細胞の排列は一見区々 であるが,張いていえば三叉榊経脊髄根核中軸 に対し子午線状をとるようである.小細胞の軸 索突起は証明出来ないが,中乃至大細胞におい ては同核内を僅かに背方叉は腹方に偏しつつ,

全休として内方に追跡出来る.(第11図乃至第 14図).即ち後者は前項で記載した第II細胞壁 及びその軸索突起である.

 少数例よりの帰納なる故確言は避けたいが,

【45】

(20)

238

第III細胞群の軸索突起は第II細胞群のそれよ り一般に繊細に思われる.

 第1の開田に属すべき細胞の軸索突起は,と れを証明し得なかったが,尾側部延髄でRolando 氏膠様質内側友白質部を占拠する細胞縁引入の 深V・大型細胞は,更に吻側標本においても存在 する.筆尖上高で,三叉剃i経件野州の背側縁に 接して認められる星芒歌の大乃至互大細胞は,

即ちとれである.(第11図).

 K611iker 19)が延髄の祠i経細胞はGolgi三野1

型に属すると述べているが,三叉祠!経脊髄根核 においてもGolgi氏第2型細胞は:認め得ない.

細胞と直接結合しない繊維が,軸索か原形質突 起か四叉「ダリヤ繊維なるかの決定は困難であ り,:叉明瞭な「シナプス像も確認し得なかっ た.三叉祠i経領域にも白質部及び友白質部の別 なく,長突起及び短突起星状膠質細胞が存在す る.しかしRolando氏膠様質の構成祠1経細胞 は染出し得なかった.

第4章総括並びに考按  入丁丁脳幹の鍍銀標本より,私は三叉二二脊

髄根核には少なくも3種の細胞群を区別するを 要当とし,且つ各の軸索突起乃至繊維群が夫々 特異の走行を示すととを認め,他方脊髄根内よ り二二核に進入する繊維をも知った.以下〜これ らの意義についてi若干の考察を加えて見よう.

   第1項一次ノイロン」の終末

 脳橋側壁に達した三叉祠1経根大部が,被蓋を 背内方に貫き,一部は三叉祠1経知覚主核にその 繊維を注ぎ,その腹側部の出現するに及んで,

爾余の繊維は尾方へ屈曲し,三叉二二脊髄根と して,上記知覚二二腹側部の直接蓮続たる三叉 祠1経脊髄根核の外側に接しつつ下行,順次その 繊維を同核に与えて次第に縮小し,後者の頸髄 後柱上部への移行と共に,Lissauer氏周辺域に その位置を譲るととは今日一般の常識である.

 鍍銀法を以てしても,1893年K6Uiker 21})は 三叉祠i経脊髄根の副下枝及び主幹繊維が同知覚 核に直角屈曲を示して進入し,極めて美麗な終 末叢を形成していることを,幼若猫の縦断並び に横断Golgi氏子標本において観察している.

次いでCaja1(189544),190946))は幼若廿日鼠 の縦断Golgi氏法標本を以て,三叉耐経脊髄 根がその副行枝を該根繊維内及びこれに隣接す る知覚核内に入れているのを認め,同様に幼若

猫横断切片の検索から,collat6rales inter丘lsclcu−

Iaires, collat6rales margi1・ales及びcollat6rales

m6rldlelmesを区別し,前二者は背腹方向をと り,彼の所謂Plan SUpernciel申並びにPlan moyenの内面に二って走行して,その終末分 岐が夫々その部に存する細胞を包囲し,後者は 脊髄根核の深部に進み,該部の細胞周囲に細 分していることを記載している。最近に到り

Szelltagotha1&:K ls9(1949)51)は,猫のGagser 氏榊経節に電気的損傷を加え,その脳橋,延髄 及び頸回L部にGros−Schultze氏鍍銀法を施し て軸索変性(断裂,腫脹並びに二丁化)を追求 し,脊髄根内走行及び脊髄根核内終末を通じ て,三叉丁丁第1枝所属繊維が主として腹側 を,策3枝由来のものは背側を占め,而も尾方 程著明であるヒとを解明し,特に延髄尾側部

では太径:繊維がretiClllar part(即ち内側友白質 部),細径繊維がgelati1}olls Portion(私のRoLmdo 氏膠様質)に:進入するととを認めた.しかし太 径繊維の終末樹を記載したに拘わらす,細径繊 維の終末分岐は証明していなV・.

 古来三叉祠軽脊髄根が頸髄.1二部迄下行し,第 1枝斯属繊維がその最尾側=部を占めるととは,

諸先達の凡そ一致した見解であるが(久留敏授 29)及び岡野38)が文献の詳細な考察をしておら れる),脊髄内核に終末すべき三枝由来繊維が,

脊髄根内に占める高低,背腹或v・は内外の位置 的関係,更に各枝に夫々含まるべき各種機能伝 導繊維の排列朕況をイ塾撚たらしめることは甚だ

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