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知る為に,測定の回数を重ねて観察中である。
11.蜘蛛膜下出血の1例
精ネ申禾斗 柴 田 牧 一
27才の主婦に起つた特発性蜘蛛膜下出血について
.述べた。
発病;1週間程過労不眠が続いたが,突然後頭部を
金鎚でなぐられた様に感じ,頭全体がガンガン痛み出
し,響くして吐気が起り,翌朝迄数回嘔吐をくり返し
允。意識障害はなかったが,あって二極く軽度だつた
ろうと思われる。
経過;第3病日より8。台の熱が気付かれた。第8
病日入院。当時,意識障害なく,頭痛・項部痛を訴え
る。項部強百あり,ケルニッヒ氏症状陽挫で,他に右
慣習神経の軽度の麻痺あり,亦複視の訴えがあった以
外は,神経学的に異常所見はなかった。脊髄液所見;
初圧300.15ccとって30mm:水柱,血性で,軽い
混濁あり,蛋白反応強陽性,高田・荒反応陰性,血球
は破壊された赤血球及び白血球で,権者は1mm3申
約960/3で,多形核球がリンパ球より多く,赤血球は
白血球の約倍数あった。
入院当初より食慾・睡眠障害は少なく,第10病日
頃より平熱になり,『頭痛・項部病は第1回腰椎穿刺後
軽くなって第10病日頃には消失,複視。顔面神経麻
痺は第10病日頃,項部強直・ケルニッヒ氏症状も第
エ5病日頃まで馬第⊥7即日には支えられて歩ける様
になった。第26病日の脊髄液所見は,蛋白量が白く
多い以外は大体正常であった。第35病身に退院,家
で1カ月間静養した後,元気で家事に従っていると
.云う。
12.ヒロポン申毒に関する精神医学的考察
(精神科)栗 野
龍
ヒロボソ中毒(覚醒アミン剤優性中毒症)の特有な
症状経過を図式化して三期に分ける。第1期は適量期
で説明は省略する。第2期は所謂外因反応型としての
神経衰弱様症候群に該当し,身体疲労と過敏不安並に
性格変化を主とする。第3期は固有症状期で,第2期
の身心状態の背景から発展した幻覚・妄想・その他の
異常体験を呈する。此の期の各症状並に全体病像につ
いて分裂病の場合と比較すると,その体験内容の深刻
さに多少のニュアンスの差異は勿論あるが,その病的
心理発生の機序に或る種の形式的類似性が認められ
る。醗って以上の3期を通覧すると,第2期玄では薬
物摂取と病像との問の時間的及び因果的な関係が単純
であるが,第3期では,之と同一に論じられない高次
の関係が生じて来ている事から(之に至るまでの期間
概略は別に表示)第3期目潤て広い意味での中間代謝
障碍を態浅し,内因性精神病である分裂病の成立病理
探索えの1つの手がかりとする。
13.一頭部外傷患者に即ける精神
症状め経緯 贈
民
(精神科)南沢.蔑樹
、頭部外傷後A・personalit翫を呈し約半年後殆んど
恢復した興味深い1症例(24才の女性)の全経過を大
きく三階陛に分けて比れに説明と考察を煎え,従来の
聯想思考心理学及び形態心理学を止揚する三方に依拠
する新しい神経精神医挙の里方の一端を紹介した。
却ち第1期は種類量共に減弱した特殊な刺戟にのみ
直接反応的に反応するReiz・gebundenの時期で自我
の意識は充分でなく,縮少ざれた室町を有つ横断面だ
けが生起しているだけで其れの時聞意識もなく,感情
の推移も余り意識ざれない段陛。第2の時期ほRei㌘
gebundenな諸餅想に束縛、(gebundon)されている
状態で,これを新しくReiz・gebunden−Assoziationen
gebundenと表現する事が出来る。、此の段階では過去
と現在とを猶緊密でほないにせよ聯想的に結びうる程
度の主体意識や感情を生じる程度の主体的な竜のは威
辛している事が前提ざれるめであるが,今後の事を整
理予定(bestimmen)する程の鋤きはなく,従って時
聞意識も其れだけ稀薄な関係になっているσ移行期に
は自分に計画性の無い事を嘆いてばかりいる段陛であ
るが従来の如きReiz・9⇔bunden−Assoz、・gebundenの
状態から遙かに脱却してやがて第3の恢復期になって
はじめて将来の事を予定整理することの出来る自分を
取戻して来る順序になる。希望,計画,工夫,意志等
と呼ばれるもの工一切が比のbestimmθnのあり方と
云える。そして此処に来てはじめて自分と云う感じが
はっきりしもすれば,’
條ヤ意識も平時に復し,知覚亀
確立して来る順序になる。即ち始めく人間性(Pers・
onalittit)を取戻した事になる。第1の時期はか1・.る
細則性を喪失していたA−personalittitの段階である
と云える。
此のPersonalitat(人聞性)恢復の全過程を通して
観取されることは,其の人り行為の範囲が矢撹の充実,
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