が低下していると考えられるが,弾性波速度の低下は
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(2) 土木学会第71回年次学術講演会(平成28年9月). Ⅲ‑441. 4500. No.1 湿潤 Sr≒100%. 4000. 1. No.1 乾燥 Sr≒0%. 3500. No.2 湿潤 Sr≒100%. 3000. No.2 乾燥 Sr≒0% No.3 乾燥 Sr≒0%. 2000. 4. 5 12. 3. 1000. 3. 3. (Sr:飽和度). 1500. 図中の数字は 経過日数(日)を示す. 5. 500. 2. 0 0. 500. 1000. 1. 1 5. No.3 湿潤 Sr≒100%. 2500. G : せん断弾性係数 (MN/m2). G : せん断弾性係数 (MN/m2 ). 4500. 1500. 2000. 2500. 3000. 3500. 1. No.1 乾燥 Sr≒0%. 3500. No.2 湿潤 Sr≒100%. 3000. No.2 乾燥 Sr≒0%. 1. 2500. No.3 乾燥 Sr≒0%. 2000. 3. (Sr:飽和度). 1500. 4. 4 12. 3. 1000. 2. 5. No.3 湿潤 Sr≒100%. 7. 5. 500. 図中の数字は 経過日数(日)を示す. 2. 0. 4000. 0. Vp : P波速度 (m/s). (a)P波速度. No.1 湿潤 Sr≒100%. 4000. 200. 400. 600. 800. 1000. 1200. 1400. 1600. Vs : S波速度 (m/s). (b)S波速度. 図 2 弾性波速度とせん断弾性係数の相関 30000. No.1 湿潤 Sr≒100%. 4000. No.1 乾燥 Sr≒0%. 3500. No.2 湿潤 Sr≒100%. 3000. No.2 乾燥 Sr≒0%. κ : 体積弾性係数 (MN/m2). G : せん断弾性係数 (MN/m2). 4500. No.3 湿潤 Sr≒100%. 2500. No.3 乾燥 Sr≒0%. 2000. (Sr:飽和度). 1500 1000 500 0 0. 2. (a)せん断弾性係数. 4. 6. 8. 10. 12. 14. 経過時間 (日). No.1 湿潤 Sr≒100% No.1 乾燥 Sr≒0%. 25000. No.2 湿潤 Sr≒100% No.2 乾燥 Sr≒0%. 20000. No.3 湿潤 Sr≒100% 15000. No.3 乾燥 Sr≒0% (Sr:飽和度). 10000 5000 0 0. 2. (b)体積弾性係数. 4. 6. 8. 10. 12. 14. 経過時間 (日). 図 3 弾性係数の経時変化 る.一般に土や岩石では,含水比,飽和度によって弾性波速度は影響される 3)ことが知られており,乾湿繰り 返しにともなう弾性波速度は試料の含水状態によって測定値が変化すると考えられる.図 2 の白抜きのプロッ ト(〇,□)は,約 1 日炉乾燥した直後に測定した値で試料の飽和度は 0%と考えて良い.また,図中の塗り つぶしたプロット(●,■)は,約 1 日水浸した直後に測定した値で,水中から取り出して測定するまでに時 間差があることから完全な飽和状態とは言えないが飽和度はほぼ 100%に近い状態にあると考える.図 2(a)よ り,P 波速度は湿潤状態と乾燥状態でせん断弾性係数との相関関係に違いがあり,湿潤状態の試料のほうが, P 波速度が相対的に高い.一方,図 2(b)より,S 波速度は含水状態に関わらずせん断弾性係数との相関が良い. 以上の傾向は,P 波速度は岩石の強度に加えて間隙中の水の影響を受けて変化するが,S 波速度は水の影響を 受けず岩石の強度を反映するため 3)と考えられる.そこで含水状態による影響を取り除くため,図 3 のように 各試料のせん断弾性係数,体積弾性係数を湿潤状態,乾燥状態で区別して時系列に示した.図より含水状態で 区別して見れば,変質安山岩の No.1,No.2 では劣化の進行にともないせん断弾性係数,体積弾性係数ともに 低下しており,劣化が確認されなかった No.3 ではせん断弾性係数,体積弾性係数ともほぼ一定と評価できる. 4.おわりに 岩石の弾性波速度は含水状態により影響を受けるため,劣化にともなう物性値の変化を正確に反映しない場 合がある.弾性波速度の変化から地質の劣化状態を精度良く評価するためには,測定時に対象岩石の含水状態 や飽和状態をあわせて把握しておくことが必要になると考えられる. 参考文献 1)例えば,小島芳之・太田岳洋:地圧の作用による山岳トンネルの変状対策のあり方,応用地質,第 54 巻, 第 6 号,pp.251~263, 2014. 2)丹羽廣海・村山秀幸・岡﨑健治,大日向昭彦,伊東佳彦:熱水変質作用を受けた岩石の劣化に伴う超音波伝 播速度の経時変化,土木学会第 69 回年次学術講演会講演概要集,pp.407-408,2014. 3)例えば,八木則男,石井義明:土または岩石における超音波伝播速度とその力学特性,京大防災研究所年報 第 12 号 B,pp.77-88,1969.. ‑882‑.
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