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IRUCAA@TDC : №25:オッセオインテグレーションのメカニズム解明-インプラント表面の血液反応-

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

№25:オッセオインテグレーションのメカニズム解明

−インプラント表面の血液反応−

Author(s)

三浦, 直; 田辺, 耕士; 黄, 怡; 吉成, 正雄

Journal

歯科学報, 114(5): 514-514

URL

http://hdl.handle.net/10130/3451

Right

(2)

目的:歯科インプラント学の分野において,オッセ オインテグレーションのメカニズム,そしてそれを 決めるインプラント材の表面因子の解明は重要な課 題である。しかし,血液を介した創傷治癒の初期過 程で起こる生体反応は充分に解明されていない。本 研究は,インプラントに対する表面処理が血液中の サイトカインおよびケモカインの動態に与える影響 を明らかにすることを目的とした。 方法:本研究は厚生労働省の「臨床研究に関する倫 理指針」に従い,本学倫理委員会にて承認済みであ る(承認番号444)。本学に在籍する健常者ボラン ティア3名より静脈全血を採取し,すぐに直径6 mm のチタン(Ti)ディスク1枚の入ったチューブ に0.3mL ずつ分注し37℃5%CO2で培養開始した。

血 液 の み を negative control と し た。Ti は 予 め SLA 処理,ドライ加熱処理,紫外線処理,大気圧 プラズマ処理,また酸,塩基溶液あるいは有機溶媒 浸漬前処理を施して試料とした。培養後1,4,8 時間後にサンプリングした血液に対し,total RNA

抽出,cDNA 変換を行 い,Real Time PCR 法 に て 標的遺伝子の検出を行った。 結果および考察:血液反応に関わるサイトカイン, ケモカインのうち代表的な11種を選択しその遺伝子 の検出を試みた結果,今回の条件で,当該サンプリ ング時間で検出された遺伝子は5種であった。炎症 性サイトカインの TLR4,IL1β,IL8,骨髄単球 系細胞のマーカーである CD14,創部への間葉系細 胞の遊走に関わる CXCL12の受容体である CXCR 4が検出された。血小板の活性化に関わる PDGF, 間葉系細胞の合成に関わる TGF-β などは検出され なかった。また,検出サイトカイン遺伝子の発現量 が増加する表面処理が存在した。これは,表面処理 による表面性状の変化がオッセオインテグレーショ ンの早期獲得を促進する有用な手段になり得ること を示している。また,遺伝子発現量の経時変化がサ イトカイン毎に様相が異なること,および発現量の 変化が Ti 表面因子によって異なることなど,興味 深い知見が得られた。 目的:周術期において誤嚥性肺炎や手術部位感染予 防のために,口腔ケアが非常に重要であることは広 く知られている。診療報酬改訂においても,平成24 年より周術期における口腔機能管理が新設され,多 くの病院で成果をあげつつある。しかし,インプラ ントが口腔内に装置された患者の口腔ケアは,その 構造の複雑性から看護師等の医療従事者が大きな問 題として報告している。インプラントの状況が極端 に悪い場合,撤去を含めた外科的対応を行う必要が あるが,病状によっては,この手術すら行えない場 合もある。従って周術期においては,インプラント も専門的な口腔ケアが重要であると考えられる。周 術期患者の口腔内インプラントの状態を調査,評価 した研究はなく,実態を把握出来ていない。そこで 我々は,東京歯科大学市川総合病院における周術期 口腔機能管理を受けた患者の口腔内に存在するイン プラント体の本数,状態などを調査したので報告す る。 方法:平成24年4月から平成26年4月までの期間 に,東京歯科大学市川総合病院にて周術期口腔機能 管理を受けた患者の口腔内のインプラントの評価 を,パノラマエックス線写真などにより retrospec-tive に評価,調査を行った。 結果:周術期口腔機能管理を実施した434名の患者 のうち,14名の患者口腔内にインプラントが存在し ていた。男女比では,女性が10名(71%),男性4 名(29%)を占めていた。年齢分布としては,最低 年齢は37歳,最高年齢は82歳,平均年齢は63.7歳で あった。依頼元の内訳は,外科のうち消化器6名・ 乳腺4名,心臓血管外科2名,化学療法(乳腺)2 名であった。パノラマエックス線写真上でインプラ ント周囲の辺縁骨吸収を認めたものは,6名であっ た。上部構造体の補綴設計が原因による清掃困難 や,化学療法後患者のサイナスリフト部の移植骨感 染といった,かかりつけ歯科や耳鼻科との連携が必 要とされたものを,2名の患者で認めた。 考察:周術期口腔機能管理は患者や,看護師等の医 療従事者に患者口腔内の情報を伝えるだけでなく, 口腔ケアの重要性と方法を理解してもらう重要な機 会である。周術期口腔機能管理における患者の約 3%にはインプラント治療が施されていたことか ら,インプラントにおいても,周術期における専門 的な口腔ケアが必須であると考えられた。

№26:周術期口腔機能管理患者におけるデンタルインプラントについての調査

久保浩太郎1)3),矢島由香2),並木修司2),三條祐介2),片倉 朗2),矢島安朝1) (東歯大・口腔インプラント)1)(東歯大・オーラルメディシン口外)2)(東京都)3)

№25:オッセオインテグレーションのメカニズム解明 −インプラント表面の血液反応−

三浦 直1),田辺耕士1)2),黄 怡1),吉成正雄1)(東歯大・口科研・口腔インプラント学研究部門)1) (東歯大・薬理)2) 学 会 講 演 抄 録 514 ― 104 ―

参照

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