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「三角形を調べよう」③

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Academic year: 2021

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第4学年算数科学習指導案 指導者 1.単元名 「三角形を調べよう」 (総時数9時間) 2.指導観 4年生の児童は、これまでに図形を構成 する要素である辺や頂点に着目して、三角 形の意味や角の概念について学習してき ている。 図形に関する調査では、7割の子どもが 辺・頂点・直角といった構成要素と三角 形・四角形の定義を理解していることがわ かった。しかし辺の長さに着目して三角 形・四角形をとらえることが十分にできて いない子どもが3割いる。またこの単元で 使うコンパスについては、すでに「円」の 学習で使い方は知っているが、技能的にま だ不十分な児童が多い。そこで、三角形の 作図を通して定規やコンパスを使う作図 の基本的な技能を身につけさせる必要が あると考えられる。 学習をすすめていく上で、簡単な図や式 を使って自分の考えを表すことはできて いてもグループの意見交流ではノートに 書いた自分の考えを読むだけに留まって いる子どもが多く、全体交流になっても発 言する児童は限られている。 本単元の指導にあたっては、図形の概念を理解させるために、棒や色紙で三角形をつくったり、 折る・重ねるという操作や測定をしたりして、二等辺三角形と正三角形についての理解を深めるこ とができるように次のように単元を構成する。 まず「つかむ」段階においては、辺に着目させるために長さによって色の違う4種類の棒を用い て自由に三角形を作らせる。 「つくる」段階においては、できた三角形を仲間分けすることを通して三角形の辺の長さについ て共通する特徴を考えさせ、二等辺三角形、正三角形の定義について理解させる。次に角を重ねた り分度器を使って測ったりして二等辺三角形の二つの角の大きさが等しいことを確認し、定義や性 質をもとに作図の仕方を考える。そして、正三角形の3つの角の大きさが等しいことを確認し二等 辺三角形の場合をもとにして作図する。その際、作図技能の習得だけでなく定義の理解を深める学 習として位置付けていく。 「まとめ・いかす」段階においては、敷き詰めによる模様づくりを通して、二等辺三角形や正三 角形の性質についての理解を深めさせ図形についての見方や考え方を豊かにしていきたい。 教材について 指導にあたって 児童の実態 子ども達は、第2学年で辺の数によって 図形は三角形や四角形に分けられること、 第3学年で辺の長さに着目した正方形や長 方形の分類、直角や直角三角形について学 習してきている。また本学年で移行措置期 間の学習内容として「垂直と平行」「四角形」 の学習で辺の関係に着目した四角形の学習 をしてきている。 本単元では、三角形を辺の長さに着目し て分類し、二等辺三角形、正三角形につい て知り、作図を通して、性質を理解するこ とがねらいである。また二等辺三角形や正 三角形の角の大小・相関関係を確かめさせ、 角に対する理解を深める。さらに三角形が 平面に敷き詰められることや敷き詰め模様 の中にいろいろな形があることを知り、三 角形についての理解を一層深めることがね らいである。 この学習は、第5学年の「三角形の角を 調べよう」の学習で三角形の内角の和が 180°になるという学習へとつながってい く。

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3.目 標 ○ 身近にある基本的な形(三角形)を分類しようとする。 (関心・意欲・態度) ○ 辺の長さによって三角形を分類して考える。 (数学的な考え方) ○ コンパスを使って、二等辺三角形、正三角形をかくことができる。 (表現・処理) ○ 二等辺三角形、正三角形の性質が理解できる。 (知識・理解) 4.指導計画 過程 時 主な学習活動 支援・留意点 主な評価規準 つ か む 1 ○ 4種類の棒を使って いろいろな三角形をつ くる。 ○ 動物のさし絵を見せ、いろい ろな三角形をつくることに興 味・関心をもたせる。 ○ 4種類の棒を使って作る三 角形について、進んで作ろうと している。(関心・意欲・態度) つ く る 1 ○ 仲間わけを通して二 等辺三角形・正三角形 の定義を知る。 (1組本時) ○ 作った形を掲示し、辺の長さ に着目して、二等辺三角形や正 三角形を意味づけることがで きるように支援する。 ○ 辺の長さに着目して三角形 の仲間わけをし、二等辺三角形 や正三角形について知る。 (数学的な考え方) (知識・理解) 1 ○ 色紙を使っていろい ろな二等辺三角形と正 三角形を作り、定義を 確認する。 ○ 挿絵を見て、作り方の見通し をもち、紙を折って重ねれば、 等しい辺ができることに気づ かせる。 ○ 色紙を折り、紙を切って二等 辺三角形と正三角形を作るこ とができる。 (表現・処理) 1 ○ 紙を折ったり、分度 器で測ったりして二等 辺三角形の角の大きさ を調べる。(2組本時) ○ 角を重ねたり、測ったりする 活動を通して、二等辺三角形は 2つの角の大きさが等しいこ とを理解させる。 ○ どんな二等辺三角形でも2 つの角の大きさが等しくなっ ていることを理解することが できる。 (知識・理解) 1 ○ 二等辺三角形を分度 器やコンパスを使って 作図する。 (4組本時) ○ 既習事項を生かして、どんな 方法や手順でかくといいのか、 考えさせる。 ○ 定義や性質に着目しコンパ スや分度器の使い方の手順に従 って二等辺三角形をかくことが できる。 (表現・処理) (数学的な考え方) 1 ○ 紙を折ったり、分度 器で測ったりして、正 三角形の角の大きさを 調べる。 (3組本時) ○ 角を重ねたり測ったりする 活動を通して正三角形の3つ の角の大きさがすべて等しく、 60°であることを理解させる。 ○ どんな正三角形でも3つの 角の大きさが等しく、60°にな っていることを理解すること ができる。 (知識・理解) 1 ○ 正三角形を分度器や コンパスを使って作図 する。 ○ 既習事項を生かして、どんな 方法や手順でかくといいのか、 考えさせる。 ○ 二等辺三角形の作図を生か し、コンパスや分度器の使い方 の手順に従って正三角形をか くことができる。(表現・処理) ま と め る ・ い か す 1 ○ 正三角形や二等辺三 角形を敷き詰め、模様 づくりをする。 ○ 正三角形や二等辺三角形を すきまなく敷き詰めて、模様づ くりをする活動を設定し支援 する。 ○ 三角形が敷き詰められるこ とやいろいろな形があること に気づく。(関心・意欲・態度) 1 ○ 学習のまとめをし、 正 三 角 形 さ が し を す る。 ○ 正三角形の図を3つかいた ワークシートを配布し、いろい ろな大きさの正三角形がある ことに気づかせるようにする。 ○ 大きさの違う正三角形を見 つけ、正三角形の個数を考える ことができる。 (数学的な考え方)

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指導者 4年3組 5.本時の学習 「三角形を調べよう」 (総時数9時間中6時目) (1)主 眼 ○ 正三角形の角の大きさについて、重ねて比べたり、分度器で測ったりする活動を通して、3 つの角の大きさがすべて等しく60°であることを理解できる。 (2)着 眼 【着眼1-②】 「自分なりの考えをつくるための手だて」 二等辺三角形の角の調べ方を振り返る掲示物や、コンパスの使い方や角度のはかり方を確認 するカードを活用させる。 【着眼2-①】 「交流の視点を明らかにした少人数交流」 正三角形の角の大きさをどうやって比べたか実際にしてみせながら説明し合う4,5人グルー プでの少人数交流をさせる。 【着眼2-②】 「個の考えをつなぎ、数理へと導くキーワード」 三つの角は等しい どの角度も どの大きさの正三角形でも 60° (3)準 備 コンパス、分度器、いろいろな大きさの正三角形 4)展 開 ( 学習活動 支援・留意点 評価 過程 1.本時の問題を知り、めあてをつかむ。 ○ 前時に二等辺三角形の角の大きさ を比べたことを思い出させ、本時の めあてを確認する。 問題 正三角形の角の大きさを調べて みましょう。 ○ 長さが違う正三角形を数種類準備 つ し、その中からそれぞれが1つの正 三角形を調べるようにする。 か めあて 正三角形の角の大きさのひみつを調べよう。 2.見通しについて話し合う。 ○ 重ねたり分度器で測ったりして、 む ・三つの角の大きさが同じだと思う。 3つの角の大きさを比べたらよいと ・分度器で測るといいと思う。 いう見通しをもつことができるよう ・二つの角を重ね合わせるとわかると思 前時を想起しながら話し合う。 う。 3.自分の考えを作る。 ○ の角の測り方にとまどっている つ あ ア 折って重ねて比べる 児童には、ヒントカードで角のはか く

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イ 写し取って比べる。 り方を振り返らせたり、回して測っ る ウ 分度器で測って調べる。 てよいという声かけをしたりする。 ① 】 ヱ 角をちぎって重ねる。 【着眼1-② ○ 他の方法でも確かめるよう声かけ をする。 4.少人数グループで話し合う。 ○ 友達の考えと比べ、同じところや 違うところを記録するようにする。 【 】 つ 着眼2-① 、 く 5.全体で話し合う。 ○ 正三角形の一辺の長さに関係なく 60°であることに着目させる。 【着眼2-②】 る 折って重ねて 写し取って比べる 分度器を使って ② ° どの角も等しい どの角も等しい 3つとも60 どの大きさの正三角形でも 【3つの角は等しい→60°】 正 三 角 形 の 大 き さ ○ 正三角形の性質について理解でき に か か わ ま どんな正三角形も、3つの角は るよう共通点 60° と相違点 大 らずどの( ) ( 同じ大きさでしかも、60° きさが違う正三角形)について話し 角 度 も 、 と 合う。 6 0 ° に 6.大きい正三角形や小さい正三角形も角 ○ どの正三角形にもあてはまる性質 な っ て い め は60°であることを確かめる。 であることを理解できるよう他の正 る こ と を どの正三角形も60° 三角形の角も確かめさせる。 理 解 す る る 7.本時をまとめ、振り返りをする。 ○ 極端に小さい三角形は一人ひとり こ と が で に確認させ、巨大な正三角形は、み きる。 んなで確認させる。 ( ノ ー ト ・観察) まとめ 正三角形は、3つの角の大きさが等しく、みんな60°になっている。 ○ 次時は、正三角形の作図をするこ とを伝える。 一辺の長さが4㎝の正 「 」 三角形を 折って重ねる 。 という方法で調べました い と う は、等しい。 あ

○ ○

と い も等しい。だから、

3つの角の大きさは、み 。 んな等しくなっています 一辺の長さが7㎝の 正三角形と同じ正三角 形の角度を分度器で測 って調べたら3つとも 60°になったので、 。 3つの角は等しいです 一辺の長さが8㎝の正 三角形を「同じ正三角形 を写し取って、比べる」 という方法で調べたらど こも重なるので3つの角 は等しいです。

参照

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