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龍谷大學論集 470 - 002小寺 慶昭「教育実習生の研究(四)」

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(1)

龍谷大学論集  一

26

一 一

 

は じ め に   中 学 校 教 員 免 許 状

の た め に 必 要 な 教 育 実 習 の

位 が か つ て は 三 単 位 ( 事 前 ・ 事

一 単 位 を 含 む ) で あ っ た が い わ ゆ る 「 新 教 員

許 法 」 の 施 行 に よ り、 平

= 二 年 度 ( 二 〇 〇 一 年

) 入 学 生 か ら 五 単 位 ( 事 前 ・

一 単 位 を 含 む ) と な っ た 。 そ の た め

現 場 で の

が 従 前 の 二 週 間 ( 以 下 「 二 週 間

習 」 と 記 す ) か ら 三 週 間 ( 以 下 「 三 週 間

習 」 と 記 す ) に な っ た の で あ る 。 こ の

長 さ れ た 一 週 間 が 教 育

習 生 ( 以 下 「

習 生 」 と 記 す ) に と っ て ど の よ う な 意 味 を 持 つ の か と の 問 題 意 識 か ら 、

・ 彼 女 ら が 実 習 期 間 中 に 日 々 記

す る 「 教 育 実 習 簿 」

の 分 析 を 行 っ た 結 果 、 次 の よ う な

論 を

た ( 詳 細 は 「 教

生 の 研 究 ( 三 ) 」 『

大 学 論

』 四 六 六 号 以 下 「 前 稿 」 と 記 す ) 。   a

 

習 期 間 は 延 長 さ れ た が 、

習 生 が 担

し た

授 業 時 間

は 微

で あ り 、 結 果 的 に は 「 教 科 指

に 偏 っ た     教 育 実 習 の 是 正 」 の 方 向 で 三 週 間

習 が 実

さ れ て き た 。  

b

  二 週 間

習 に お い て は 、 授 業 参

等 が 中 心 の 一 週 目 と 教

授 業 中 心 の 二 週 目 と の

差 が 大 き す ぎ た の に 対 し て     三 週 間

習 で は 実

生 が 担 当 す る

業 が 二 週 間 目 と 三 週 問 目 と に 分 散 さ れ た た め 、 か つ て の 「 最

週 で の 短 期 決

(2)

   

的 指

L の 弊 害 が か な り

正 さ れ た 。   c

 

三 週 間 実 習 に な る こ と で

神 的

み 出 さ れ た こ と に よ り 、

習 生 の 学

活 動 や 部 活 動 等 へ の

    加 が よ り 可

と な り 、 ま た 、 体

な 活 動 や

行 事 等 へ の 参 加 の 幅 も 拡 が っ た 。  

d

 

生 徒 と の

触 の

会 や 場 面 が

加 す る に つ れ 、 生

に 迎 合

に 接 す る の で は な く 、

 

め る べ

に は

め 、     叱 る べ き 時 に は 叱 る 」 と い う 生

導 の 基 本 的

姿

勢 の 重 要 性 を 体

的 に 理 解 す る 実 習 生 が 増 加 し て き た 。   以 上 は 実 習 生 の 記 述 し た も の を 元 に し た 分 析

で あ っ た が 、

た し て

導 者 で あ る 先 生

の 目 に は ど う 映 っ て い る の で あ ろ う か 、 教

習 実 施 校 ( 以

「 実 習

」 と 記 す ) 側 の 視 点 に 焦 点 を 当 て る こ と で 三 週 間 実 習 の 成 果 と 課 題 と が よ り 明

に な る の で は な い か 、 と の 問 題 意

か ら 今 回 は 次 の 二 点 に つ い て 考 察 し て い く こ と に し た 。   a

 

二 週 間

習 と 三 週 間 実 習 と で は

習 生 の

に ど の よ う な

化 が 見 ら れ る の か 。  

b

  三 週 間 実 習 を

た 実 習 生 に

し て 実 習 校 側 は ど の よ う な 評

を さ れ て い る の か 。 二

 

  分 析 対 象 と し て 「

育 実 習 成

 

( 以 下 「 報 告

」 と 記

) を 採 り 上

る 。 こ れ は 「 京 都 地 区 四 者 協

一 様 式 」 と 呼 ば れ て き た も の で

り 、

 

「 京 都 市 教 育

現 場 教 職 員

表 等 と の 合 同

を 重 ね、

五 〇

よ り、 こ の

の 中 で

意 を み た

し い

一 様 式 で あ る 」 (

地 区

学 教

課 程 協

「 『

実 習 成

報 告 票 』 の 使 用 に あ た っ て 」 よ り

用 ) と さ れ て い る 。   こ の 報

教 育 実 習 に 際 し て

習 校 に 依

し 、

習 終 了

に 採 点 し た も の を 本 学 へ

り 返 し て い た だ い て い る 。

A4

一 枚 の 形 式 で あ り

 

「 実 習

 

「 実 習 生 ・

教 科 」

 

「 出

況 」

 

「 事 項 別 評 価 」   「

評 価 」

 

評 」 の 六 つ の 部 分 か ら 成 り 立 っ て い る 。 一

27

一  教育実習生の研究  (小寺)

(3)

  報 告 票 を 採 り 上 げ る 第 一 の 理 由 は 評 価 表 と し て の 公 的 な 性 格 を

っ て い る か ら で あ る 。

 

「 実 習

」 の 部 分 の 「

長 氏 名 」 の

で は 罠

と と も に

長 印 の 捺 印 を 、 ま た 「

指 導 教 諭 氏

」 の 欄 で は 氏

と と も に 指 導

諭 の 私 印 の 捺 印 を 依

し て い る 。 つ ま り 、 実 習 校 と し て の 公 式 的 な

類 と し て 機

し て い る の で あ る 。 第 二 の 理 由 と し て 、

都 に あ る 大 学 の

ど が

使

用 し て い る 書 式 で あ り 、

会 的 評

着 し て い る と 考 え ら れ る か ら で あ る 。 第 三 の 理 由 と し て 、 こ の

三 〇

間 、 一 部 を 除 く 多 く の 実 習 校 で 記 載 し て い た だ い て き た も の で あ り 、

価 結 果 の 経 年

化 の

に も 耐 え う る と 判 断 す る か ら で あ る 。   た だ 、 公

な 性 格 で あ る が 故 の 限

も あ ろ う と 考 え ら れ る 。

後 に 評 価 し 、 採 点 す る た め

 

「 は な む け 的 」 な 内 容 に 傾 き か ね な い と の

も 否 定 で き な い ま た 、

 

「 実

生 を

し て き た 者 と し て の

」 的 な 配

て く る 可 能 性 も な い と は 言 え な い 。

目 あ る 事 項 別 評

( 内

は 後 述 ) が 全 て

A

評 価 (

は 後 述 ) で あ っ た

習 生 も い た が 彼 ら に つ い て は 教 育

簿

や 大 学 に お け る 事 前 ・

指 導 で の レ ポ ー ト 等 の 再

を 行 っ た 。 そ の 結 果 対 象 と し た 報 告 票 の う ち 、 各

度 五 〜 八 名 分 が 「 は な む け 的 評 価 」 と 考 え ざ る を 得 な か っ た の で 、 今 回 の

対 象 か ら は 外 す こ と に し た 。 こ の よ う な 配

も 必 要 で は あ る が 、   「 指 導

が 個 人 的 に ア ン ケ ー ト に 答 え る 」 だ け で は な く 「 実 習 校 が

織 と し て

告 す る 」 こ と の 意 義 は 大

い と 考 え た い 。  

習 校 が

立 学 校 の 場 合 、 そ れ ぞ れ が 独 自 の

と 教 育 方 針 を

げ る と と も に 、 人 事 異 動 が 少 な い た め に 「 恩 師 に 囲 ま れ た 教 育 実 習 」 と な る こ と も

な く な い の で 、 対 象 を 公 立 学 校 に 限 定 す る こ と に し た 。 ま た 五 回 生 ・ 院 生 ・ 科 目 等 履 修 生

も 省 き 、

学 部 四 回 生 で 教 育 実 習 に 行 っ た 者 に 対 象 を 限 定 し た 。   研 究 の 対 象 年 度 と し て は 、 三 週 間 実 習 が 始 ま る 三

前 ・ 二

前 ( 平 成 一 三 ・ 一 四 年 度 ) と 三 週 間 実 習 実

の 二 ・ 三 年 目 で あ る 平 成 一 七 ・ 一 八 年 度 の 四 年 間 と し た 。   以 上 の よ う な 基

を 設 け た 結 果 、

析 対 象 は 次 の

票 群 と な っ た 。 龍谷大学論集 一

28

(4)

   

 

平 成

マ 一 四 年 度 に 公 立 中 学 校 で 二 週 間 実 習 を

え た

学 部 四 回 生 の 報 告 票 一 〇 四 名 分 ( 以 下 「

A

」 と       記 す )    

 

平 成 一 七

八 年

に 公 立 中 学 校 で 三 週 問 実 習 を

え た

学 部 四 回 生 の 報 告 票 一 五 五 名

( 以 下 「

B

」 と       記 す )   な お 、 中 学 校 教

許 状 を 取

す る た め の 三 週 間 実 習 は

等 学

で も 可 能 で あ る 。 た だ し、 二 週 間 実 習 し か

け 入 れ な い 高 等 学 校 も

な く な く 、 平 成 一 七 ・ 一 八

に 公 立

等 学

で 三 週 間 実 習 を

え た 文 学 部 四 回 生 は 合

し て も 四 三 名 に し か 過

な か っ た 。 こ れ で は 比

研 究 を

る 母 数 と し て は

な す

る た め 、

考 資 料 と し て の み

う こ と に し た 。                 三

 

る 三

  報

の 中 心 は 「 事 項 別 評

」 と 「 総 合 評 価 」 で あ る 。 そ れ ぞ れ

A

B

C

D

に よ る 評 価 で あ り 、 報

記 載 に

た っ て 次 の 説 明 を 加 え て い る 。     評

点  

A

… … ( 優 )     よ く

力 し 、

習 の 実 を あ げ る こ と が で

た 。            

B

… … ( 良 )    

力 し 、 実 習 の 成 果 は あ っ た 。            

C

… … ( 可 )

 

 

い ま 少 し の

力 と 実 習 の 成 果 が 望 ま れ る 。            

D

… … ( 不 可 )   全 く

力 に 欠 け 、

習 の 成 果 は 認 め ら れ な か っ た 。   「 事 項 別 評 価 」 は 次 の 一 〇 項 目 か ら な り 、

 

「 お も な 着 眼 点 」 と し て 各 々 次 の 説 明 を 加 え て い る 。     学 習 指 導   基

学 力 ・ 知 識

 

 

 

 

( こ と ば が 明 瞭 で 、

が 正 し く 書 け 、 基 礎

な 知 識 、 学 力 を

し て い る か 、                                     な ど 。 ) 一

29

 教 育実習生研究小寺

(5)

             

究 ・ 工 夫

 

 

    (

研 究 や

を よ く や り 、 計 画 的 に 創 意 工 夫 を し、 指

を お こ な お う と                                   し た か 、 な ど 。 )              

態 度 ・ 技 術         ( 到

目 標 を 明 ら か に し て す べ て の 児 童 ・ 生 徒 に よ く 理

さ せ る よ う 努

                                    し 、 児

・ 生

の つ ま ず き な ど の 原 因 を 明 ら か に し よ う と し た か な ど 。 )     生

 

個 別 ・ 集 団 指

 

 

 

 

々 の 児 童 ・ 生 徒 お よ び 学

団 全 体 に 着 目 し 、 問 題 に 応 じ て 個 別 的 ・                                   集 団

に 解 決 し よ う と し た か 、 な ど 。 )               児 童 ・ 生 徒 理 解

 

 

 

 

( 児 童 ・ 生 徒 の 中 に と け こ み 、

々 の 児 童 ・ 生 徒 を よ く 理 解 し よ う と し た か 、                                   な ど 。 )              

外 指 導             ( 学

活 動 (

HR

) ・ ク ラ ブ ( 部 ) 活 動 ・ 課 外 活 動 等 の 指 導 を

欲 的 に お こ                                     な お う と し た か 、 な ど 。 )     実 習

 

勤 務

・ 熱

 

 

 

 

( 勤 務

が 良 く 、 教 育 的 熱 意 は み ら れ た か 、 な ど 。 )               事

・ 実 務

 

 

 

 

( 学 級 経 営 上 の 事

処 理 な ど が う ま く で き た か 、 な ど 。 )               レ ポ ー ト な ど の 提 出

 

( レ ポ ー ト ・ 実 習

簿

・ 研 究

な ど を 主 題 に 即 し て 的 確 に 記 述 し

限                                     を 守 っ て

出 し た か な ど 。 )               教

的 視 野

 

   

 

 

  (

場 ・ 地 域 な ど の 様 子 を 理 解 し よ う と し 、 自 主 的 ・ 協 力 的 に

育 を す

め                                     よ う と し た か な ど 。 )   以 上 の 各 項 目 毎 の

A

か ら

D

の 割 合 を 、

A

群 ( 平 成 = 二 ・ 一 四

度 に 公 立 中 学 校 で 二 週 間 実 習 を 終 え た 文 学 部 四 回 生 の 報 告 票 ) と、

B

群 ( 平 成 一 七 ・ 一 八 年 度 に

立 中 学

で 三 週 間 実 習 を

え た 文 学 部 四 回 生 の 報 告 票 ) と で 比

し た の が 【 表

1

】 で あ る 。 龍谷大学論集 一 30 一

(6)

【表

1

】  中学校にお け る育実習評価の分布 単位 :

1

年 度 (期

・緬 ・評価 ・評

評価 学 習 指 導 生 徒 指 導 実 習 態 度 基礎学力 ・知識 教材研 究 ・ 指導態 度 ・技術 個別 ・集 団指導 児童 ・生 徒理解 教科外指 導 勤務態度 ・熱意 事務 ・実 務能力 レポ ー ト などの提 出物 教育的現 野 総 合 評 価 平成・

3

・・4犠

1

・週間

142

2

・…

1

5・・

1

1

0

平成・7 ・・聴

1

・躙

41

3

・…

1

8.4 平成・

3

・・

4

・週間

1

6

・・

127

・・

4

・・

1

1.

0

鰔 ・7 ・・

8

1

3

・・

1

2

・・

3

・・

1

平成・3 ・・4

1

・週間

147

・・

1

・7.・

1

4・・

1

1.0 鰔 ・7 ・…

FE

 

1

・週

・2・・

1

・…

1

5

・・

1

平成・

3

・・

1

・週 間

1

・…  

1

・…

1

1

1

9

平成・

7

・・

S

PR

 

30

3

5

・・

3・・

1

平成・

3

・・嬾

・週間

1

2

4

・・

1

3

・・

1

1

0

職 ・7 ・・8年度

1

1

・…

1

・7・・

1

1

平成・3 ・・4鰻

1

7

・・

145

・・

1

5 ・・

1

9

平成・7 ・・8韈

1

・週間

1

61

9

2

・・

1

1

平成・

3

・・

4

1

・週間

1

・7・・

1

・…

1

…  

1

0

平成・

7

・・

8

1

・週間

183

・・

1

5

・・

1

1

職 ・3 ・・4

1

週間

・4・・

158

・61 5.8 1.0 平成・7 ・・

8

1

・週間

1

・7・・

1

5・・

1

平成・

3

・・

1

週間

151

0

・…

1

3

・・

1

1

9

平成・

7

・・

8

鞭 ・週間

162

6

・…

7.1

0

6

平成・

3

・・嬾

i

39

4

54

・・

1

4

8

1

0

平成・7 ・・

8

1

・週間

50

. 

3

・…  

5

8

平 成・3 ・・4履

・4・・

1

4・・

1

平成・

7

・・8韈

1

・週間 ・…  

i33

.5 2.6 《対象実 習生総数 ・平成

13

・14

2

週間一 104 名 ・平成 17 ・18年度

3

週間=

155

名》 一

31

 教育実研究  小寺)

(7)

  ま ず 「 総 合 評 価 」 に 注 目 し た い 。 こ の 「 総 合 評 価 」 と は 「 『 教 育 実 習 成 績 報 告 票 』 の 使

に あ た っ て 」   (

出 ) の 「 補 足 説 明 」 に も 「 こ の 欄 は 『 事 項 別 評 価 』 の 単 な る 平 均 と し て で は な く 、 一 〇 項 目 の 中 に

み 得 な い 一 般

内 容 も 加 味 さ れ、 総 合 的 に 評 価 し て い た だ く こ と を 希 望 し て い ま す 」 と

か れ て い る と お り 単 な る 事 項 別 評 価 の 平 均 で は な い が 、 教

実 習 生 と し て の 総 合 評

で あ り 、   「 事 項 別 評 価 」 と 有

的 に 連 動 し て い る こ と は 否 定 で き な い 。 平 成 一 三 ・ 一 四

度 と 平 成 一 七 ・ 一 八

度 と を 比 較 す る 時 、 こ の 間 に 本

か ら の

習 生 の

が 大 き く 変 化 し た と の 理 由 が 見 出 せ な い 以 上

A

群 と

B

群 の 「 総 合 評

」 に 大 き な 差 が な け れ ば 、 そ れ ぞ れ の 事 項 別 評 価 の 比

を 行 う こ と に

意 性 が あ る と 考 え て 問 題 は な い で あ ろ う 。  

A

評 価 の 実 習 生 は

A

群 で は 全 体 の 六 〇 ・ 六 % で あ り 、

B

群 で は 全

の 六 三 ・ 九 % で あ っ た か ら、

B

群 が

A

群 よ り 三 ・ 三 ポ イ ン ト

い こ と に な る 。

B

評 価 で は

A

群 が 三 四 ・ 六 % 、

B

が 三 三 ・ 五 % で

B

群 の 方 が 一 ・ 一 ポ イ ン ト 低 い 。

C

も 四 ・ 八 % と 二 ・ 六 % と で あ り 、 こ れ も

B

群 が 二 ・ ニ ポ イ ン ト 低 い 。 こ れ ら の 数

か ら だ け で は

A

加 し 、

B

C

が 減 少 し て い る

B

群 の 実

生 の 方 が

A

群 の

習 生 よ り は 若 干 「 評 価 が

い 」 と い う こ と に な る 。   し か し 、

習 生 も

え ぽ 、

も 同 じ で は な い と い う 状 況 を

え れ ば 、 こ の 程

で は そ の 差 に あ ま り 有 意 性 は な い と 考 え る 方 が 妥 当 で あ ろ う 。 つ ま り 、

A

群 と

B

群 と は ほ ぼ 同 じ 評 価 で あ り 、 ほ ぼ 同 質 の 集 団 で あ る と

な す こ と が で き よ う 。 と す る な ら 、

 

「 事 項 別 評 価 」 の 各 項 目 で の 評 価 の 分 布 を

A

群 と

B

と で 比

す る こ と は 有

る と 考 え た い 。 そ し て 、 便 宜 上 五 ポ イ ン ト 以 内 の 差 に つ い て は 誤 差 の 範 囲

と し そ の 差 に

性 が な い と 見 な

こ と と す る 。   【

1

】 で の

A

群 と

B

群 を 比

す る と 、 次 の 五 点 が 指

で き る 。  

 

A

群 ・

B

群 と も 、 い

れ の 項 目 に お い て も

C

D

評 価 の 実 習 生 は 少 な い 。 龍 谷大 学論集

32

(8)

 

「 学 習

」 に お い て は 、 「 基 礎 学

・ 知 識 」 「 指

度 ・ 技 術 」 に は 大 き な 差 は 認 め ら れ な い が

   

・ 工 夫 」 で の

A

は 、

B

群 が

A

群 よ り 七 ・ ニ ポ イ ン ト

い 。  

 

「 生 徒 指

」 に お い て は 、 「 個 別 ・

団 指 導 」 の

A

A

群 ・

B

群 と も 三 〇 %

と 低 い 一

、 「 児 童 ・ 生

    理

」 に つ い て の

A

価 は

A

群 ・

B

群 と も 七 〇 % 台 と

い 。 こ の 両 項 目 に つ い て は

A

群 ・

B

に 差 が

る と     は 言 い 難 い 。

 

「 生

」 の 「 教 科 外 指

」 に お い て は 、

A

A

群 で は 半

以 下 の 四 七

% し か な か っ た の に

し て 、    

B

群 で は 六 一 ・ 九 % も あ り 、 一 四 ・ 八 ポ イ ン ト も 高 く な っ て い る 。 同 項 目 の

C

D

評 価 に つ い て は あ ま り

    わ ら な い が

B

で は

B

群 が

A

群 よ り 一 二 ・ 三 ポ イ ン ト

く な っ て い る 。  

 

「 実 習

」 の

A

価 に つ い て は 、 「 勤 務 態

・ 熱 意 」 で 六

ポ イ ン ト 、 「 事

・ 実 務 能 力 」 で

・ 九 ポ     イ ン ト 、

 

「 レ ポ ー ト 等 の

」 で

・ 六 ポ イ ン ト 、

 

「 教 育 的

野 」 に つ い て も 一 〇 ・ 九 ポ イ ン ト と 、 い ず れ     も

B

群 が

A

よ り 高 く な っ て い る 。   以 上 の こ と か ら 、 二 週 間 実 習 で

っ た

A

と 比 べ 、 三 週 間

習 で あ る

B

群 の 評 価 の

が お お む ね 高 く な っ て い る こ と が

か る が 、 そ の 理 由 と し て ま

次 の こ と が 指 摘 で き る で あ ろ う 。   a

 

稿

で 「 三 週 間 実 習 に な る こ と で 時

的 ・

神 的 余

が 産 み 出 さ れ た こ と に よ り 、 実 習 生 の 学

活 動 や 部 活 動    

へ の

加 が よ り 可 能 と な り 、 ま た

験 的 な 活 動 や 学

行 事 等 へ の

加 の 幅 も 拡 が っ た 」 と 指 摘 し た が 、

 

「 教     科 外 指

」 の 項 目 で

A

が 一 四 ・ 八 ポ イ ン ト も 高 く な っ て い る こ と か ら も 、

習 生 は そ れ ら の 活

に 参 加 す る     こ と で

習 の 大 き な 成 果 を 挙

て お り 、 ま た 実 習

側 も

め て お ら れ る こ と が 分 か る 。 反 対 に 言 え ば 、 二 週 間

    習 の 「 教 科

」 ・ の 項 目 で

A

評 価 の

習 生 が 全 体 の

以 下 で

っ た の は 、 実 習 生 の 資 質 の 問 題 だ け で な く 、     「 二 週 間 実

で は 教 科 指 導 に

わ れ、

科 外 指

に 取 り 組 む だ け の

裕 が な か っ た 」 と い う 制

上 の 問 題 が 大

33

 教育実 習生研 究小寺)

(9)

    か っ た と 言 え る で あ ろ う 。  

b

 

  「 実

」 の 評

、 特 に 「 事 務 ・

力 」

 

「 レ ポ ー ト な ど の 提 出

」 の 項 目 で 評 価 が か な り 高 く な っ た の     は 、 二 週 目 に

中 し た

科 実 施

業 に 追 わ れ て い た 二 週 間

に 比 べ 、 ほ ぼ 変 わ ら な い 持 ち 時 間

が 二 週 目 二 二     週 目 に 分 散 し た こ と に よ り

習 生 に 時 間 的 、

的 余 裕 が

ま れ た こ と が

き な 要 因 で あ っ た と 思 わ れ る 。 つ ま     り、 二 週 間

で 「

態 度 」 の 評 価 が 低 か っ た の は、 実 習 生 の

力 も さ る こ と な が ら 、

 

「 時 間 的 余 裕 の な さ 」     と い う 制 度 上 の 問 題 が 大 き か っ た と 言 え る で あ ろ う 。   c

 

「 学

指 導 」 に つ い て は 「 教

究 ・ 工 夫 」 の 項 目 で 若 干 の

が 見 ら れ る の は 三 週 間 実 習 に よ る 時 間

・     精 神 的 余 裕 が 背 景 に あ る と 考 え る こ と が 可 能 だ が 、 一 方

 

「 基 礎 学 力 ・ 知

 

「 指 導

・ 技 術 」 に 大 き な 差 が     認 め ら れ な い の は こ れ ら が 単 に

間 的 ・

神 的 余 裕 だ け で

に 向 上 で き る 性 質 の も の で は な い こ と を 示 し て     い る の で は な い だ ろ う か 。 つ ま り 、 実 習 生 が 一

施 授 業 あ た り に か け る 教

究 の 時 間 が よ り 確

さ れ た こ と に     よ り 、 プ リ ン ト や 副 教

の 準 備

で は 成 果 が 見 ら れ る よ う に は な っ た が 、 生

の つ ま ず き を 予 測 し 、 到

を     明 ら か に し て 指

す る

を 育 て る た め に は 、 実 習 生 の 基 礎 的 な 知 識 や 学 力 の 課 題 と と も に 、 単 な る

期 間 の

    長 だ

で は

善 さ れ な い の で あ ろ う 。  

d

 

的 に 見 て 、

C

D

習 生 に つ い て は

A

群 ・

B

群 で

に 差 が

ら れ な か っ た こ と か ら 、 三 週 間

    習 に

さ れ た こ と が 「 課 題 の

習 生 」 の 改 善 に は 結 び つ い て い な い よ う だ 。 た だ 、 二 週 間

習 で

B

レ     ベ ル の

生 に 対 し て は 効 果 が

ら れ 、 そ の 中 の 一

数 の

習 生 が 成 果 を あ

A

に 移 行 し て い る と 見 る こ     と が で

よ う 。   以 上 の こ と か ら 、 報 告 票 か ら 見 る

り 、 三 週 間 実 習 は 「 学 習 指

」 に は 大 ぎ な

果 を も た ら せ て は い な い が 、 か つ て の

B

レ ベ ル の

習 生 に 対 し て 「 生 徒 指

 

度 」 の

で 改

に 結 び つ い て い る こ と 、 特 に

 

科 外 指 龍谷大学論集 一

34

(10)

【表 2 】 高等学校に お ける育実習評価の分布対 比表 単位) 度   (期間) 

A

評価

B

評価  

C

評 価  

D

評価 平 成

13

14

年度

12

週 間

38

1157

41

4

sI

1

50

0

50

0

7.0 41 .9 51 .1

2

週間 3 週 間 平 成

17

18

年 度 個別 ・集 団指導 0.6

36

.8

62

6

平成

13

14

年 度

12

週 間

41

.7

58

3

4.7 9.3 86 .

0

2

週間 3 週間 平 成

17

18

年度 児童 ・生 徒理解 3.

2

48 .4 48 .4 平成 13 ・

14

年 度

12

週間

50

0

50

.0

2

3

23

3

74

4

2 週間

3

週間 平成

17

18

年度 教 科外指 導 生     徒     指     導 《対象実習生総数・平成13 ・14年度; 155名・平成17 ・18年度

2

週間=

36

名 ・同

3

週間=

43

名)

」 で 特 に 成 果 が 見 ら れ る こ と が 明 ら か に な っ た 。   【 裹

2

】 は 平 成 一 三 ・ 一 四 年 度 に

等 学

で 二 週 間

習 を 行 っ た

学 部 学 生 一 五 五 名 と

一 七 ・ 一 八

に 公 立

等 学

で 二 週 間 実 習 を

っ た 文

学 生 三 六 名 、 同 じ く 高

学 校 で 三 週 間 実 習 を

っ た 文 学 部

生 四 三 名 の 報

の 「 生 徒 指

」 覧 の 評 価 の 分

を 示 し た も の で あ る 。

 

「 個 別 ・ 集 団 指 導 」 に つ い て は 平 成 = 二 ・ 一 四

度 に 比 べ て 平 成 一 七 ・ 一 八

度 の 方 が 評 価 が

い が 、

者 の 二 週 間 実 習 と 三 週 間 実 習 で の 評 価 の 差 は

ら れ な い 。   注 目 す ぺ き は 「 児 童 ・ 生

理 解 」 と 「 教 科

指 導 」 で あ る 。 平 成 = 二 ・ 一 四

度 と 平

一 七 ・ 一 八

度 と 比 較 す る と 二 週 間 実 習 で は 大 き な 差 は 見 ら れ な い 。 と こ ろ が 、 平 成 一 七 ・ 一 八 年 度 に お け る 二 週 間

と 三 週 間

と で は 、

A

が 各 々 前 者 が 五 八 ・ 八 % 、 五

・ ○ % で あ る の に 対 し て 、

者 は 八 六 ・ ○ % 、 七 四 ・ 四 % で あ り 、 二 七 ・ 七 ポ イ ン ト と 二 四 ・ 四 ポ イ ン ト 、 そ れ ぞ れ で

く な っ て い る 。 こ の

料 で も 教 育 実 習 が 一 週 間 延 長 さ れ た こ と に よ り 「 教 科

指 導 」

で 顕

な 成 果 を あ げ て い る こ と が 見 ら れ る の だ が 、 先 に も 記 し た よ う に 、 対 象 と す る

習 生

が 少 な い た め 、

考 資

と し て

35

 教育実習生  寺)

(11)

げ る だ け に と ど め て お く 。   次 に

別 評 価 の

目 間 に お け る 比

を 行 う こ と で 、

の 問

点 等 を 見 て い く こ と に す る 。   【 表

1

】 の

A

群 ( 平 成 = 二 ・ 一 四

度 の 二 週 間

) で 、

A

評 価 が 五 〇 % を

っ た 項 目 は 次 の 六 項 目 で あ っ た 。         「 個 別 ・ 集 団

」   ( 三 四 ・ 六 % )  

 

能 力 」   ( 三 四 ・ 六 % )     「 教 育 的 視 野 」

 

( 三

・ 四 % )         「 基 礎 学 力 ・ 知 識 」   ( 四 二

一 % )  

 

態 度 ・ 技 術 」   ( 四 七 ・ 一 % )     「 教 科 外 指

 

( 四 七 ・ 一 % )    

B

群 (

成 一 七 ・ 一 八

度 の 三 週 間 実 習 ) で は 、

A

が 五 〇 % を 割 っ た 項 目 は 次 の 四 項 目 に な っ た 。         「

別 ・ 集 団

」   ( 三

・ 三 % )  

 

学 力 ・ 知 識 」   ( 四 一 ・ 三 % )         「

態 度 ・

術 」   ( 四 二 ・ 六 % )     「

・ 実

能 力 」   ( 四 六 ・ 五 % )    

B

群 で

C

D

評 価 の

が 比

か っ た 項 目 を 五 つ 挙 げ る と 次 の よ う に な る 。         「

学 力 ・

 

( 八 ・ 四 % )

 

 

「 レ ポ ー ト な ど の

」 ( 七 ・ 七 % )

 

 

「 指

度 ・

術 」 ( 五 ・ 八 % )         「

・ 実 務

」   ( 五 ・ 八 % )     「 教

的 視 野 」

 

        ( 五 ・ 八 % )   以 上 に 共 通 す る の は 「

学 力 ・ 知

 

「 指

・ 技 術 」

 

「 事

務 能 力 」 で あ り 、 こ れ ら の 項 目 で は

然 と し て 実 習 生 の 課 題 が 大 き い こ と が 分 か る 。                 四

 

る 三 週

に お

  報

る 限 り 三 週 間 実 習 が 実 施 さ れ た こ と に よ っ て 、

 

「 教 材 研

・ 工 夫 」

 

「 教 科 外 指

 

「 勤

態 度 ・ 熱

 

「 事 務 ・

務 能 力 」

 

「 レ ポ ー ト

の 提 出 物 」

 

「 教 育 的 視 野 」 の 各 項 目 に つ い て は 改 善 が 見 ら れ る が 、 依

と し て 「 基 礎 学 力 ・ 知 識 」   「

度 ・

術 」

 

「 事 務 ・

能 力 」 の 項 目 に つ い て は 課 題 が 大 き い こ と が 明 ら か に な っ た 。   実 は

習 生 を

当 さ れ た 先 生

か ら の 大

に 対 す る 要 望 に つ い て は 、 全 国 私 立 大 学 教

課 程 研

絡 協 議 会 龍 谷大 学論集 一

36

(12)

で の 研 究 大 会 を 初 め と し て 、 多 く の 場 面 で 長

に わ た っ て

論 さ れ て き た 問 題 で も あ る 。 の 主 な 要 望 は 次 の 五 点 に ま と め ら れ る と 考 え て い る 。

 

 

 

 

 

ば 避 け る が 、

場 か ら   こ の 五 点 は 、 い の は 、   「 概 評 」 に

し て の 注

事 項 は 特 に 記

し て い な い が 、 「

合 評

に つ い て の

助 的 説 明 」 少 な く な い が

に 入 る も の と

え ら れ る 。   自 由 記 述 で あ り 、 ス ペ ー ス も

い こ と か ら 、

的 処 理 に は 適 し に く い の で 、 平

一 七 ・ 一 八 年

の 中 学

に お け る 三 週 間 実 習 生 (

B

群 ) 一 五 五 名 に 対 す る 「 概 評 」 を ベ ー ス と し て 、 先 の

 

 

の 視

か ら 三 週 間

の 成 果 と 課

を 検

し て い く こ と と す る 。 教 師 に な る と い う

を 持 っ た 者 だ け を 教 育

に 来 さ せ て ほ し い 。 服

や 挨

等 、

会 人 と し て の 基 本

な ル ー ル を 身 に つ け さ せ て お い て ほ し い 。 基 礎 的 な 学 力 、

に 教 科 の 力 や 指 導

を 作 成 で き る 力 を 育 て て お い て ほ し い 。

問 の

、 板

の 仕

等 、 基 本 的 な

業 技

を 身 に つ け さ せ て お い て ほ し い 。 生

に 積 極 的 に

わ ろ う と す る 姿 勢 を 育 て て お い て ほ し い 。         基 本 的 に は 先 ほ ど の 「 教 育

生 と し て 評

が 低 か っ た 事 項 」 と 重 な る 部 分 も

な く な い が 、 興

深   こ れ ら の

望 と 報 告 票 の 「

評 」 と の 記 述 と を 比

す る と 、 か な り 視 点 が

っ て い る こ と で あ る 。     と は 、 報

の 最 下 段 に 設 け ら れ た 欄 で あ り、

き で

4

の ス ペ ー ス で 自 由 記

と な っ て い る 。 記 入                                    

か れ て い る 内 容 は 、

 

「 大 学 に 対 す る

校 と し て の 総 括 的 報

」                           の 性 格 が

い も の で あ る 。

 

習 生 本 人 に 対

る メ ッ セ ー ジ 」 的 な

容 の 記

も       、 そ れ ら も 「 大 学 を 通 し て 本 人 に 伝 え て ほ し い 」 的 な ス タ ン ス が 強

、 結 局 は 大 学 へ の 総 括 的 報 告 の

 

教 師 に な る と い う 熱 意 を 持 っ た 者 だ け を 教 育 実 習 に

さ せ て ほ し い 。 一

37

 教育実習 研究  (小寺

(13)

 

服 装 や

、 社 会 人 と し て の 基 本 的 な ル ー ル を

に つ け さ せ て お い て ほ し い 。   こ れ ら の

容 に 関 す る 問 題 と な る

習 生 の 言 動 に つ い て の 記 述 は 「 概

」 に は

に 見 ら れ な か っ た 。

B

群 の 「 勤

度 ・ 熱 意 」 の

A

評 価 が 八 三 ・ 九 % も

め て い る こ と か ら も 極 一 部 の

習 生 を 除 い て は ほ ぼ ク リ ア ー で き て い る 課 題 と 考 え ら れ る 。 こ の

 

 

は 教 職 課 程

室 の 指

の 最 重 点 項 目 の 一 つ で も あ り、 教 育

習 事

指 導 に お い て

度 も 採 り 上 げ て き て い る 。 ま た 関 連 す る

く の 課 題 を 事 前 指 導 で 課 し た り 、 ま た 学 校 現 場 の 先 生 方 を お 招 き し て の 教 科 別 模 擬 授 業 を 行 っ た り し て き て い る こ と 等 の 成 果 で も あ る と 自 負 し て い る 。 実 際 に 、 教 育

習 前 年

に は

年 三 〇 〜 五 〇 名 の 学 生 が 課 題 が ク リ ア ー で き な か っ た り

変 更 等 で 教 育

を 断 念 し て お り 、 一

の 「

り 込 み 」 は 出

て い る と

え た い 。   服

や 挨

等 の 問 題 に つ い て は

生 の み な ら

の 若 者 一 般 に 共 通 す る 課 題 で も あ る 。 社

そ の も の が ウ チ と ソ ト と の 区 別 が 不 明 瞭 と な り 、 ウ チ の 世 界 を ソ ト に 持 ち 込 む 傾 向 が 強 い 。 し か し 、 そ れ は

・ 彼 女 ら が

図 的 に

っ て い る と い う よ り 、

 

「 教 え ら れ て い な い か ら 知 ら な い 」 と い う 側 面 が

い の で は な い だ ろ う か 。

い 本 学 で は 「 介

等 体 験 」 を 二 回 生 に 設

し て お り 、 福

施 設 や 特 別 支 援 学 校 を 訪 問 す る 時 の 「

会 人 と し て の ル ー ル 」 の 指

を 厳 し く し て い る の で そ の 教 育 的 効 果 が

育 実 習 に も 現 れ て い る と 思 わ れ る 。 そ し て 多 く の 実 習 生 が 次 の よ う な 評 価 を い た だ い て い る こ と は あ り が た い こ と で あ る ( 引 用 は 「

評 」 の 中 の

部 分 を 中 心 と す る 、 以 下 も 同 じ ) 。 《 資 料

一 》

 

は 、

正 し く 、 言

も 丁

笑 顔 を 絶 や さ

好 感 が 持 て 、 熱 意 も

じ た 。 《

二 》   誠

な 実 習

度 で 、 学 習 活 動 や 生 徒 と の

わ り に 熱 意 と

情 と を 持 っ て 取 り 組 む こ と が 出 来 た 。             教 師 と し て の

を 充 分 に 備 え て い る 。 龍谷大 学論集

38

(14)

 

な 学 力 、

に 教 科 の 力 や

成 で き る 力 を

て て お い て ほ し い 。   こ れ ら に 関 す る

B

群 の 「

評 」 で の 主 な 指

は 次 の と お り で あ っ た 。 《

〇 三 》

 

基 礎 学 力 ・

に 関 し て は 決 定 的 に 力 不 足 で あ る 。 国 語 科 の 教 員 を 目 ざ す な ら ば 意 欲 は あ る よ             う な の で

力 し 、 基

学 力 ・ 知 識 の 充

を は か っ て ほ し い 。

事 に も

面 目 に 一 生

り            

む 姿

は 評

で き る 。 《

〇 四 》   学 習 指 導 に お い て 誤 字 が 多 い の は 気 に な っ た が 、 そ の 他 の 面 で は 熱

と 創 意 工 夫 し て い る の が

            じ ら れ 、 三 週

い ぶ ん 成 長 が 見 ら れ た 。 《

〇 五 》   教

習 の 三 週 間 熱 意 を 持 ち 一 生

命 や っ て い ま し た 。 国 語 教 諭 と し て は こ と ぽ や 表 現 な ど 、             こ れ か ら の

待 し ま す 。 《

〇 六 》

 

教 科 指 導 で は 指

成 や

材 準 備 な ど に 熱 心 に 取 り 組 ん で い た 。 今 後 本 を 読 ん だ り 、

            の 言 葉 を

り 返 っ た り し な が ら 、 言

を 磨 く こ と で 、 国 語 の

と し て の 資 質 を

め て ほ し い と 思             う 。 《 資 料 〇 七 》

 

教 材 研 究 に

心 に 取 り 組 み 、 指 導 技 術 も 向 上 し た 。 当 初 は 生

の 中 に 入 っ て い く こ と に 戸

い も             見 ら れ た が 、

礼 や 休 憩

間 な ど の

会 を と ら え て 生 徒 理

に 努 め た 。 学 習 指

の 作 成 や 諸

           

簿

の 記 入 に つ い て は 更 な る

力 が 必 要 で あ る 。 《

料 〇 八 》  

科 指

に お い て も

の 教 材 研 究 に 努 力 し、 指

作 成 に つ い て も 工 夫 し よ う と す る

姿

勢 が             見 ら れ た 。 専 門 的 知

を し っ か り

に 付 け 、 多 様 な 観 点 か ら

会 的

を 捉 え る こ と が で き る よ う             に な れ ば 、 よ り 一

の 成 長 が

で き る 。 《

料 〇 九 》

 

ま じ め に 努 力 し て い た 。 教

に お け る 知 識 に つ い て は

の 努 力 が

待 さ れ る 。 教

と し て の

39

 研究(小寺 )

(15)

料 一 〇 》 《 資 料

》   や は り 報

と い う 性

に よ る も の で あ ろ う が

し く 、

価 は 甘 く L あ ろ う 。 し か し、 か わ ら

せ ざ る を

な い

L だ か ら 《 資

一 〇 》 だ ろ う と 認 識 し て い る 。   一

的 に 、 教 育 現 場 か ら 大 学 へ の 要 望 と し て 最 も 多 い の が 「 教 育 実 習 生 の 基 礎 学 力 や 知 識 の 不 足 へ の 対 応 」 と 「 学 習 指

成 す る 力 の 養 成 」 で

る と さ れ て い る 。 し か も 、 報 告 票 の 「 基 礎 学 力 ・ 知 識 」 の 項 目 で は 半

以 上 の 者 が

B

で あ る に も か か わ ら

評 で は 《

料 〇 三 》 の よ う な 「 決 定 的 に 力 不 足 」 と い う 表 現 は

な い 。   「 公 式 評 価 」 で あ る た め 書 か れ る こ と を 遠

さ れ た と い う 面 も あ る だ ろ う が 、

は そ れ 以 外 の 意 味 も あ る の で は な い だ ろ う か 。   《

〇 四 》 で 指

さ れ た 実 習 生 の 誤 字 の 問 題 は 国 語 科 の み な ら ず

生 全 般 に わ た っ て 深 刻 な

題 で あ る 。 私 は 実 習 生 の 授 業 を 毎

〜 四 〇 時 間 程 度 は 参

し て お り

・ 彼 女 ら が

板 に 書 く 字 の

順 に 注 目 し て き た が 、 日 に つ け な け れ ぽ な ら な い 事 は 時 間 を 要 す る と 思 わ れ る 。   夜 遅 く ま で 教 材 研 究 を し て い る 姿 が よ く 見 ら れ ま し た 。

語 の

、 文 法 知 識 に 若 干 の 課 題 が あ る よ う で す が 、 こ れ か ら の 彼 の 努 力 で

決 で き る と 思 い ま す 。   概 ね 真

目 な 教 育 実 習 態 度 で あ っ た 。 指 導 し た 事 柄 は

に 意 識 し 、 そ れ を

践 し よ う と し て い た 。 生

と も 気

い い 関 係 が

け て い た 。 た だ 、 英 語 力 に は 課

が 残 る 。 あ と 一 歩 自 主 的 に

意 工 夫 す る

姿

が あ れ ば

に 良 か っ た と 思 う 。                              

く の 指

が 婉 曲 的 で 抽 象 的 な も の と な っ て い る 。 ま た、   「 指

      と い う 原 則 を も つ

校 が

な く な い の で 、 そ の 姿

が 報 告 票 の 文 面 に も 影 響 し て い る の で 表 面 的 に は

ら か な 言 い 方 で は あ っ て も 、 そ の 行 間 か ら 垣 間 見 ら れ る

意 を 「

書 で あ る に も か                 と し て

々 大 学 で 指 導 す る 者 は 真

に 受 け 止 め な く て は な ら な い と 考 え て い る 。   の 「 英 語 の

文 法

識 に 若 干 の 課 題 」 と い う 指

も 、 実 際 に は 「 か な り の 課 題 」 で あ っ た の 龍 谷大 学論集 40

(16)

の 板 書 の 少 な い 英 語 科 を 除 き 、 満 足 で き る 授 業 は

ま り に も 少 な い 。   六

前 に な る が 、 某 中 学

か ら の 概 評 で 次 の よ う な ご

を い た だ い た こ と が あ る 。     《

料 = 一 》   最 初 か ら 最

ま で 完 全 な 指

案 ・

で 授 業 を 進 め る こ と が で

ま せ ん で し た 。 最 後 の

業                 に お い て は

が 当 日 の 朝 ま で か か り 、 教 具 ・

に つ い て は 自

の 力 で 作 り 上 げ る こ と が で き              

、 授 業 を 深 め る こ と が で き な か っ た よ う で す 。 教 職 に 対 す る 真

さ ・ 意 欲 は 充 分 に 感 じ る こ と が                 で き る が 、

と し て ま っ た く 発 揮 す る 力 を も っ て い な い

に 感 じ ら れ ま し た 。

に 国 語

業                 に お い て

き 順 及 び 読 み 間 違 い は 大

を 混 乱 さ せ ま し た 。 生

と の 関 わ り の 点 に つ い て も 自 分                 か ら 生 徒 の 中 に と び 込 ん で い く の で は な く 、 生 徒 の 方 か ら 話 し に く る の を 待 っ て い る な ど 、 全 て が              

動 的 態

じ ら れ ま し た 。 指 導 案 づ く り に お い て は 、 一

言 っ た 指 示 が と お ら ず 三 〜 四 回 同 じ                 か 所 の 訂 正 を く り か え し

う こ と が

く あ っ た 。

章 力 の

現 も あ い ま い さ を

じ た 。   私 も ご 指

の 内 容 に は 同 感 す る 。 教 壇 で 「

」 や 「 阪 」 ・ 「

」 の

順 を 間

え た り 、   「 医 」 の 画 数 を 間 違 え た り し て い る と 指

者 と し て は 頭 を 抱 え て し ま う 。 最 近 は ひ ら が な の 筆 順 で さ え 間 違 っ て い る 者 も 出 て き て い る し 、 ヵ タ カ ナ の 「 ツ 」 と 「 シ 」 の 筆 順 間

い か ら か ら い ず れ と も

断 で

な い 字 を

く 者 ま で い る 。   こ の 「

順 を 間 違 え る 」 と い う 問 題 の 根 は か な り 深 い と 言 わ ざ る を

な い 。   筆 順 は

学 習 の 基 本 中 の 基 本 で あ る 。

し い 字 を 書 く た め の 最 も

法 と し て 長 年 に わ た っ て 工 夫 さ れ て き た 結 果 で あ り、 私 は 「

重 な 伝

化 の 一 つ 」 と 考 え て い る 。 し か し 、 こ の よ う な 「 基 礎 ・ 基 本 の 力 」 を

視 す る

向 が

会 的 に

速 に 進 ん で い る の も 事 実 で あ る 。 例 え ば 鉛 筆 の

ち 方 で あ る 。 大 学 生 た ち の 鉛 筆 の

を 見 て い る と 、

 

「 よ く あ ん な 握 り 方 で

け る も の だ 」 と 感 心 さ せ ら れ る 者 も 少 な く な い 。 私 が 現 場 の 教 員 を し て い た

修 学

行 の 夕 食 時 に 中 学 生 の 箸 の 持 ち 方 の 多 様

を 発 見 し 、 唖 然 と し た の は も う 二 〇 年 以 上 も 前 の こ と で あ る 。 中 学 校 一 41 一 教育実習生の研究  (小寺)

(17)

入 試 で

題 を 出 し た の に 対 し て 小 学

か ら 抗 議 さ れ た の が 二 五 年 前 の こ と で

る 。 ま た 、 生

が 人 間

の 基 本 で あ る

切 な

表 現 が で き て い な い の で 正 し く 指

し て ほ し い と

者 か ら

い 要 望 を 受 け た の は 三 〇

に な る 。 こ の よ う に 、

的 な 基

・ 基 本 の 力 を 軽 視 し、

 

性 」 や 「 自 主 性 」 の 美

の も と に

導 を

ん じ て き て い る の が 戦

の 一

し た 風

で は な い だ ろ う か 。   だ か ら と 言 っ て 、 私 は

習 生 た ち の 誤 字 ・

を 肯 定 す る つ も り は

塵 も な い 。 こ ん な 時 代 だ か ら こ そ 、 言 語 を

う 者 と し て 今 ま で 以 上 の

会 的 な

待 を

負 っ て い る と の 自

を 持 た せ る 必 要 が あ る と 考 え、   「

に と っ て

品 で あ る 」 と 言 い 続 け て き た 。 大 事 な こ と は 、 実 習 生 に 「 筆 順 は 大 事 で あ る 」

 

「 自 分 の 筆 順 は こ れ で い い の か 」

字 一

か め な が ら 書 こ う L と い う 意 識 を い か に 付 け さ せ て い く か と い う こ と で あ ろ う 。 漢 字 の

み 書 き に つ い て も 同 じ こ と が 言 え る 。   私 自 身 は 一 九 六 九 年

に 四 週 間 の 教 育 実 習 を 高 等 学 校 で

験 し た が そ の 時 に 指

の 先 生

が 口 を

え て 言 わ れ た の が 「

習 生 の 学 力 不 足 ・ 学 力 低 下 」 で あ っ た 。 一 九 七 三

に 某 教 育 大

附 属 中 学

に 勤 務 し た が 、 そ の 時 の 教 育

会 で 附

側 か ら 教 育 大

に 一 致 し て 要 望 し た の も 「

生 の 学 力 不 足 ・ 学 力

下 問 題 の

」 で あ っ た 。 大 学 生 の

力 不 足 ・

力 低 下 は 古 く て 新 し い 問 題 な の で あ る 。 そ の う え 、 昨 今 は

等 学

に お け る 教 科 選 択 制 の 拡 大 で 、 「 高 等 学

で 勉 強 し な か っ た 日 本

を 教 育 実 習 で ど う 教 え た ら い い の で し ょ う か 」 と

る 実 習 生 も 少 な く な い と い う

し い 問 題 点 も 出 て き て い る 。   要 す る に 、

 

「 実 習 生 は 基 礎 学 力 ・

識 が 不 足 し て い る 」 と い う

摘 は 、 極 論 す れ ば ど の

に も 当 て は ま る も の で あ る と と も に 、 近 年 は よ り 顕

化 し て い る 問 題 で

あ る 。 し か し 一 方

 

習 生 と し て 最 低 必 要 と さ れ る 基

学 力 ・ 知 識 と は 何 か 」 と い う 課 題 に 対 す る 明 確 な 「 解 答 」 が な い の も 事

で あ る 。  

は 《

料 〇 五 》 の 「 学

指 導

の 作 成 に つ い て は

な る

力 が 必 要 」 と い う

そ の と お り で は あ る が 、 龍谷大学論集  一 42 一

(18)

「 学 習 指 導

を 作 成 す る た め に は ど の よ う な 力 が 必

か 」 と い う 大 問 題 に 対 す る 「 解 答 」 が 教 育 現 場 で も ま だ 明 確 に な っ て い る と は 言 い 難 い

が あ る 。 そ も そ も 「 何 の た め に 学 習 指

を 書 く の か 」 と い う 基

的 な 問 題 に つ い て も ど こ ま で 共 通 認 識 が 出

て い る の か 、 と 疑 問 に 持 た ざ る を 得 な い 例 も 少 な く な い 。 あ る

習 生 は 「 指 導 の 先 生 が

案 は

の 研

授 業 の

に だ け

れ ば よ い と 仰 っ た け ど 、 ど う し た ら い い で す か 」 と 相

の 電 話 を か け て き た こ と が あ っ た 。

 

「 指

案 を

っ た ら 指

ら れ て い い 授 業 が で き な い と 言 わ れ ま し た が … … 」 と 相 談 に

習 生 も

な く な い 。   「 指 導 案 に 縛 ら れ る 」 こ と が 問 題 で は な く 、

 

「 生 徒 の

動 を 多

に 予 測 し 、 多 様 な 対 応 を

意 す る こ と の で き な い 硬 直 化 し た 単

的 な 指

し か 作 成 で き な い 」 こ と が 問

で あ る は ず だ 。

 

「 生

観 」 の 欄 に 「 こ の ク ラ ス は 活 発 で

見 を 発 表 す る 生 徒 も

く 」 等 の 学 級 紹

な 内 容 し か

て い な い 指 導

い 。 授 業 目 標 の 立 て

や 評

法 に つ い て も 同 じ こ と が 言 え よ う 。   指

成 の 重 要 性 に つ い て も 、 昨 今 、 教 育 現 場 で 意 識

が 進 ん で き た こ と は 事 実 で あ る が 、 ま た ま だ 研 究 や

践 が 遅 れ て い る 分 野 で も あ る 。

業 の 組 み 立 て を

え る と き 、 生

の つ ま ず き 予 想 が 前 提 に な け れ ば な ら な い 。 し か し 、 そ の

が 大 学 で の 教 科 指

法 を 指 導 す る 上 で の

き な 弱 点 で も あ る 。 だ か ら こ そ、 教 育

習 で 「 生 徒 を 学 ぶ こ と 」 が 重 要 な の で あ る 。 教 育 現 場 と 大 学 と で 互 い の 良 さ と 弱 さ を

め 合 い 、 そ の 上 で 「 指 導

容 の 連

と 分 担 」 を 探 る こ と が 必

で あ り. 単 に 「 相 手 に

し 合 う 」 だ け で は 大 き な

果 は 期

で き な い で あ ろ う 。   「 基

学 力 ・ 知 識 」 に つ い て は、

習 生 の 課

き く 、 ま た 大

へ の 「

望 」 が 多 く 出 さ れ る の に も か か わ ら ず 、

は 、

評 で の 指 摘 は 予 想 以 上 に 少 な か っ た の で あ る 。     《

料 = 二 》  

習 を 始 め た 時 か ら 堂 々 と 、 か つ 表 情 豊 か に 授

を 展 開 し て い ま し た 。 さ ま ざ ま な ア ド バ イ ス に                 は 素 直 に 聞 き 次 か ら は そ の ア ド バ イ ス に 従 い 、 レ ベ ル ア ッ プ

る と … … 日 に 日 に 成 長 し て い き ま                 し た 。 生 徒 の 中 に も 積

的 に 入 り 、 よ く 観 察 し 、 場 合 に よ っ て 的

に 対 応 で き て い ま し た 。 一 43 一 教育実 習生 の研究  (小寺)

(19)

    《

料 一 四 》   実 習 の 日 々 を 重 ね る に つ れ て

の 中 に あ る

服 す べ き 課

づ き 、 あ る い は 指 摘 を

け 、                 そ れ を 克 服 し て よ り 良 い 授 業 に し よ う と い う 顕

力 の

姿

を 見 せ る よ う に な っ た の で 、

に 最                

の 一 週 間 の

業 が 素

ら し い も の に な っ た 。   こ こ に 書 か れ て い る よ う な 、

間 の 反

を 次 に 授 業 に 活 か そ う と す る 実

生 の 姿

を 評 価 し た 記 述 が 実 に

か っ た の で あ る 。 も ち ろ ん

や 基

学 力 ・ 知 識 に

し て

的 な 力 不 足 で は

習 生 と し て 困 る の だ が 、 実 習 生 で あ る か ぎ り 、 何 ら か の 力 不 足 の

面 が あ っ て 不 思 議 で は な い の で あ る 。   概 評 を 読 ん で い る と

 

科 に 関 す る 基 礎 学 力 は ど の

習 生 に つ い て も 課 題 は あ る 。 し か し 、 大 切 な こ と は 、 最 初 の 授 業 か ら い か に 成 長 す る か で あ り 、 そ の た め に 先 生 の 指 導 を

直 に 聞 く 姿 勢 や 課 題 解 決 に 向 け て

に 努 力 す る 姿

が あ る か ど う か が 重 要 で

る 」 と の 先 生 方 の

が 聞 こ え て く る よ う な 気 が し て な ら な い 。 一

の 学 力 さ え あ れ ば ( 何 を も っ て 一

程 度 と

る か ど う か は

し い 問 題 だ が ) 、 あ と は 努

で 学 ん で い け る も の で あ り 、 そ の

姿

、 ち 続 け る こ と こ そ 「 教 師 と し て 最 も 重 要 な

質 」 と 捉 え て お ら れ る の で は な い だ ろ う か 。   だ か ら 、 い く ら 基 本 的 な 知 識 や 学 力 を

に つ け て い た と し て も 、 課 題 に 対 す る

る 実 習 生 に は 、 次 の 《

一 五 》 に 見 ら れ る よ う に 「

し い 評 価 」 が 与 え ら れ る の で る 。       《 資 料 一 五 》   基 礎 的 な 知 識 も あ り 、 教 材 研 究 や

が 充 分 吟

さ れ て い た 。

も 、

し た い 内

を し っ                 か り と 理

し 、 表 現 さ れ て い た 。 し か し 、 生 徒 の 実 態 に そ わ ず に 、

案 通 り に 授

を 展

し よ う                 と す る た め 、 授 業 内 容 を 理 解 で き な い 生 徒 は 取 り 残 さ れ る よ う な

を う け た 。

は 生

態                 を 念 頭 に お き な が ら 授

を 進 め る 努 力 を し て ほ し い 。 龍 谷大学論集 一

44

 

問 の 仕

、 板 書 の 仕 方 等 、 基 本 的 な 授 業 技 術 を

に つ け さ せ て お い て ほ し い 。

参照

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