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2 Fe ( 6 x ) OH MFe O

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Academic year: 2022

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フェライト フェライト フェライト

フェライト法 法 法 法と と と と磁気分離 磁気分離 磁気分離 磁気分離を を を を用 用 用 用いた いた いた いた重金属汚染土 重金属汚染土 重金属汚染土 重金属汚染土の の の の不溶化 不溶化 不溶化 不溶化及 及 及び 及 び び び浄化効果 浄化効果 浄化効果 浄化効果

九州大学大学院 学○田尻雄大 F 落合英俊 正 大嶺聖 学 足立真一 1.1.

1.1.はじめにはじめにはじめにはじめに

現在、重金属汚染土を浄化または不溶化させるための様々な技術が開発されている。本研究では重金属を含む排 水の処理等に広く用いられているフェライト法1)に着目し、重金属汚染土への適用を提案している。これにより本 研究ではフェライトの持つ特性より不溶化効果、さらに磁気分離による浄化効果の二点から重金属汚染土にアプロ ーチできると考えている。またフェライト化の手法として一般的に用いられている加熱・酸化を必要とする酸化法 ではなくこれらの過程を必要としない共沈法によるフェライト化を用いることで、より簡便な処理が可能であると 考える。今回はフェライト法を鉛による模擬汚染土に適用した場合の不溶化効果、さらに超伝導マグネットを用い た磁気分離による浄化効果について有効な知見が得られたので報告する。

2.

2.

2.

2.フェライトフェライトフェライトフェライト法法法法ののの概要の概要概要概要

フェライト法は主に重金属を含む排水の処理に用いられ、鉄が有する共沈作用によって水溶液中の重金属イオン をスピネル結晶内に取り込みながら沈殿させる手法でありフェライト法によって得られる亜鉄酸塩を総称してフェ ライトという。フェライト法は基本的に次のような式で表される2)

4 2 3

2

2 Fe ( 6 x ) OH MFe O

M

+

+

+

+ +

 →

ここで式(1) のMはフェライト法によって処理できる重金属を表している。また、対象とする重金属が鉄のとき は Fe3O4と表され、特にこの場合の亜鉄酸塩をマグネタイトと称する。フェライトの特長として、多種の重金属イ オンを同一の過程により一括して処理できる、重金属はフェライト結晶内に取り込まれ化学的に安定である、フェ ライトは強磁性を示し磁気分離によって容易に除去できるといったことが挙げられる。また、本研究ではこのフェ ライト法を重金属汚染土に適用し、フェライトの特長である化学的に安定といったことから重金属の不溶化効果、

さらに含有量基準を超過している場合は強磁性を有するフェライト生成物を磁気分離によって除去できるのではな いかと考える。

3 33

3....フェライトフェライトフェライトフェライト処理土及処理土及処理土及処理土及びびびびマグネタイトマグネタイトマグネタイト添加マグネタイト添加添加添加によるによるによるによる不溶化効果不溶化効果不溶化効果不溶化効果 3

33

3.1.1.1.1 実験方法実験方法実験方法 実験方法

実験ではカオリン粘土に鉛溶液を加え鉛の含有量を 300mg/kg-drysoil とし、

pH5.82としたものを模擬汚染土とした。さらに図-1に示す通り、第一・第二硫

酸鉄によりⅡ価とⅢ価の鉄イオンを模擬汚染土に添加した後に水酸化ナトリウ ムでアルカリ化を行う共沈法によってフェライト処理を施したものをフェライ ト処理土とした。なお今回の実験においては鉄と鉛のmol比が80となるように 硫酸第一・第二鉄を添加した。さらに模擬汚染土にフェライト処理土と同量の 鉄を用いて別に生成したマグネタイトを添加したものをマグネタイト混合土と した。これらの試料は環境庁告示第46号に準じてバッチ試験を行い、溶出 特性については溶媒のpHを塩酸・水酸化ナトリウム水溶液を用いて変化さ せ各試料の溶出特性を評価する。

3 33

3....2222 実験結果実験結果実験結果 実験結果

図-2 に溶出試験結果を示す。鉛は両性金属であるため酸性域で溶出し中 性域に近づくにつれ析出し、溶出量が低減するがアルカリ域で再溶出する。

マグネタイト処理土は環境基準値(0.01mg/l)を満足しなかったが、全ての領 域において未処理土より溶出量が低減された。これはマグネタイトが鉄粉 と同様に重金属を吸着するいわゆる凝集剤の役割をしたためと考えられる。

さらにフェライト処理土はマグネタイト処理土よりもすべての領域におい て溶出量は低減されており、中性域においては環境基準値を下回る結果と なった。これより鉛がスピネルフェライト結晶内にとりこまれ、安定な形 態となりこのような溶出特性を示したものと考えられる。

図 図 図

図----1111 フェライトフェライトフェライト化フェライト化化フロー化フローフローフロー

図図図図----2222 各試料各試料各試料各試料のののの不溶化特性不溶化特性不溶化特性 不溶化特性

Fe2+添加 アルカリ アルカリ アルカリ アルカリ化

アルカリ アルカリ アルカリ アルカリ化 Fe2+・・・Fe3+添加(Fe3+ /Fe2+=2)

酸化法 酸化法酸化法 酸化法

共沈法 共沈法共沈法 共沈法

酸化酸化酸化 酸化

(昇温・曝気)

重金属汚染土

重金属汚染土 フェライト処理土フェライト処理土

(水酸化ナトリウム添加)

(水酸化ナトリウム添加)

Fe2+添加 アルカリ アルカリ アルカリ アルカリ化 アルカリ アルカリ アルカリ アルカリ化

アルカリ アルカリ アルカリ アルカリ化 アルカリ アルカリ アルカリ アルカリ化 Fe2+・・・Fe3+添加(Fe3+ /Fe2+=2)

酸化法 酸化法酸化法 酸化法

共沈法 共沈法共沈法 共沈法

酸化酸化酸化 酸化

(昇温・曝気)

酸化酸化酸化 酸化

(昇温・曝気)

重金属汚染土 重金属汚染土重金属汚染土

重金属汚染土 フェライト処理土フェライト処理土フェライト処理土フェライト処理土

(水酸化ナトリウム添加)

(水酸化ナトリウム添加)

0.001 0.01 0.1 1 10 100

0 2 4 6 8 10 12 14

マグネタイト混合土 フェライト処理土 未処理土

(mg/l)

pH 環境基準値 環境基準値

鉛の最大溶出量 鉛の最大溶出量

・・・式(1)

土木学会西部支部研究発表会 (2008.3) III-062

-455-

(2)

4 44

4....超伝導超伝導超伝導超伝導マグネットマグネットマグネットマグネットをををを用用用用いたいたいたいたフェライトフェライトフェライトフェライト処理土及処理土及処理土及び処理土及びびびマグネタイトマグネタイトマグネタイトマグネタイト処理土処理土処理土処理土のののの磁気分離実験磁気分離実験磁気分離実験磁気分離実験 4

44

4.1.1.1.1 実験方法実験方法実験方法実験方法

模擬汚染土(鉛の含有量1000mg/kg-drysoil)に鉛と鉄のmol比が80とな るようにマグネタイトを添加したものをcase-1とする。模擬汚染土に鉛 と鉄のmol比が20となるようにマグネタイトを添加し、その後鉛と鉄 のmol比が60となるように第一・第二硫酸鉄を添加し、先の実験と同 様に共沈法によってフェライト化したものをcase-2とする。同様に表-1 に示すように試料を作製した。つまりcase-1はマグネタイト混合土でcase-4 はフェライト処理土である。各試料は懸濁状にし、図-3 に示すような磁気 分離装置によって磁気分離を行う。

今回実験で用いた超伝導マグネットによる磁気分離では比較的広い磁場 を得られることや磁場の大きさを自由に変化ができるので大量処理が可能 である。分離装置のステンレスフィルタの周りには超伝導マグネットより 非常に強い磁場が発生しており磁性を持つもの、つまり土中のフェライト 及びマグネタイトはステンレスフィルタに吸着され、そのほかのものは通 過し、浄化するという仕組みになっている。なお磁気分離を行った試料は 1molの塩酸を用いて鉛の含有量を測定する。

444

4....2222 実験結果実験結果実験結果 実験結果

図-5に磁気分離後の各試料の鉛の含有量を示す。これよりcase-1~case-3 においては環境基準値を下回るほどの浄化効果が見られた。特に case-1 に おいては 99%近くの鉛を除去することができた。これは土中に添加したマ グネタイトが鉛を吸着し、そのままフィルタに捕捉されたためである 3)

またcase-4においても環境基準値は満たさなかったが70%の鉛を除去でき、

フェライト処理・マグネタイト添加により効果的に鉛を浄化が可能である ことを確認した。

また図-4 は各試料の通過率を表したものである。ここで通過率とは初期 の試料の乾燥重量とフィルタ通過後の乾燥重量の百分率を通過率として表 したものであり、磁気分離の効率を表すものである。これより各試料とも 70%程度の値を示しており、比較的効率よく磁気分離を行えたものと考え る。ここでフェライト処理土であるcase-4 はマグネタイト処理土case-1よ りも鉛の除去・通過率ともに下回る結果を得た。これはフェライト処理の 過程においてフェライトが土粒子を吸着したことが原因と考えられる。

555 5....まとめまとめまとめまとめ

今回はフェライト処理土・マグネタイト混合土の不溶化特性及び磁気分 離による浄化実験について報告を行った。不溶化特性についてはフェライ ト処理土、マグネタイト混合土ともに不溶化効果が得られることを確認し たが不溶化技術としてはフェライト処理土のほうが優れた結果を示した。

また超伝導マグネットを用いた磁気分離実験において土中でフェライト化 を行ったフェライト処理土は 70%程度の鉛を浄化することができた。さら にマグネタイトを添加することにより浄化効果が高まることが示された。

しかしながらフェライト化の過程においてフェライトが土粒子まで吸着していると考えられ、フェライト処理だけ での浄化の効率を高めるにはこのフェライトと土粒子の吸着を防ぐ必要性がある。

【参考文献】1)内野和博、小笠原武史:フェライト生成法による水溶液中の重金属イオンの除去 「川崎製鉄技報」Vol.12,No.4 1980 2) 岡本祥一:「セラミックス」11 No3 pp124-241 水処理への磁気応用 1976 3)三浦俊彦;鉄粉を利用した六価クロム汚染 土の洗浄無害化技術の開発 「大林組技術研究所報」No.69 2005

表 表 表

表----1111 磁気分離実験条件磁気分離実験条件磁気分離実験条件磁気分離実験条件

図図図図----3333 磁気分離実験装置磁気分離実験装置磁気分離実験装置磁気分離実験装置

図 図図

図----4444 各各各ケース各ケースケースケースのののの通過率通過率通過率通過率

図図図図----5555 磁気分離後磁気分離後磁気分離後の磁気分離後ののの鉛含有量鉛含有量鉛含有量鉛含有量

0 200 400 600 800 1000 1200

鉛含有量

(mg/kg-drysoil)

初期値 case-1 case-2 case-3 case-4 1000

12.8

92.0 98.5 302.9 環境基準値

試料名 鉛含有量

(mg/kg‐drysoil)

含水比 (%)

鉛:鉄(マグネタイト):鉄(フェライト)

[mol比]

case-1 1000 5285 1:80:0(マグネタイト混合土)

case-2 1000 5323 1:60:20(マグネタイト混合土+フェライト処理土)

case-3 1000 3353 1:40:40(マグネタイト混合土+フェライト処理土)

case-4 1000 4631 1:0:80(フェライト処理土)

0 20 40 60 80 100

(%)

case-1 case-2 case-3 case-4 88.4

69.5 70.4 70.1

土木学会西部支部研究発表会 (2008.3) III-062

-456-

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次の反応で、 A〜C

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確認された.同様の手法で他の血漿についても解析し た と こ ろ , ガ ロ カ テ キ ン の グ ル ク ロ ン 酸 抱 合 体 ( GC-GlcA)[M-H]- = 481 >

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