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4.保健の学習に関する意識

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(1)

4.保健の学習に関する意識

 以下の回答結果の質問項目は「保健学習推進委員会報告書一保健学習推進上の課題 を明らかにするための実態調査」(日本学校保健学会,2004)14)で使用されたものと同

じものである。なおこの項目は事前調査のみ使用した。

 保健の学習意欲の全ての項目について,介入群と比較群でz2検定とMann−Whitney のU検定を行ったところ,「高校2年生の保健の学習で考えたり工夫したりできた」

(X2:22.987, fd:4, p:.000)という項目のみ0.1%水準で有意な差が見られた。

1)保健の学習意欲

壇ii蕩

  o% 10w, 20% 30%o

  ■そう思う  どちらかといえばそう思う

図8−1保健の学習が好きだ

1 [ 1 1 1

       37.5

       1  1  1

        37.9

1     1     1     1     1

co% 50% 60% 70% se%

どちらかといえばそう思わない ■そう思わない

  S  N

90% 100%

■わからない

  好検定

       ,

  O% 10% 20% 30% 40% SO% oo% 70% 80% se% 100%

  ■そう思う  どちらかといえばそう思う  どちらかといえばそう思わない ■そう思わない ■わからない

       X2検定 図8−2保健の学習はおもしろい

1瑠一謡1

   1     1     i     l

  O% 10% 20% 30%

  □そう思う  どちらかといえばそう思う

図8−3保健の学習は楽しい

1     1     [     1

       37.2

1  [  [  1

         39.3

1     t     l     l

ro% 50% 60% 70%

どちらかといえばそう思わない

  80%

■そう思わない

 S N 王

90% 100%

日わからない

  x2検定

45

(2)

2)保健学習の価値の認知

   I      l      l       l

介入群      噛》価         E

比較群

        [    1

   0% 10% 20% 30%

   ■そう思う  どちらかといえばそう思う

図8−4保健の学習は大切だ

I     I     I     ト     1       47.5

         1  [  1

       47.2      1    1    1    1

40% 50% 60% 70% so%

 どちらかといえばそう思わない ■そう思わない

1譜

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猶わからない

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介入群       47.5

       i  l  l  [  1

比較群      50.4

       1 1 1 1 1    0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% se%

   圏そう思う  どちらかといえばそう思う  どちらかといえばそう思わない ■そう思わない

図8−5保健の学習は健康な生活を送るために重要だ

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90% 100%

■わからない     x2検定

       1    1    1    1    1 介入群      51・O

       I  l f

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比較群      52.0

       1     1     1     1     1

   0% 10% 20% 30% co% 50% 60% 70%

      ■そう思う         どちらかといえばそう思う

図8−6保健の学習は学校での勉強において必要だ

1

ll

@. i  一 .軍■躍..」

1 1

 1

 18.S

18.2  1

eo%

1■

90

100%

x2検定

3)保健学習への期待

    [     l     l     l     [     1     1     [     1

介入群   ___      49.5

       1  [  1 比較群   .. .  ..  一...       48.7

        1    1    1         」    I    I    ト

   O% 10% 20% 30% 40% 50% oo% 70% 80%

   ■そう思う  どちらかといえばそう思う  どちらかといえばそう思わない ■そう思わない

図8−7保健の学習をすれば私の今の生活に役立つ

 [

   6. L

  6.S

 ]

90%

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4

     100%

■わからない

46

(3)

介入群

比較群

   O% 10% 20%

   ■そう思う  どちらかといえばそう思う

図8−8保健の学習をすれば健康な生活ができるようになる

0 3

巳1一;冶

l    l    l    l    l    l    l

co% SO% oo% 70% 80% 90% 100%

 どちらかといえばそう思わない 圏そう思わない ■わからない

      1    1    r    l    [    1    1 介入群       49.2       20.4

      1  「     ト     i  l

比較群     唱       47.2       20.1         1

ト11

   0% 10% 20% 30% op% 50% 60% 70% 80%

   ■そう思う ・どちらかといえばそう思う  どちらかといえばそう思わない ■そう思わない

図8−9保健の学習をすれば心や体の不安や悩みを解決したりするのに役立つ

90% 100%

■わからない     x2検定

lll −1,1一ご且

      ]     l     l     I     l

       1    1

      1     1

   0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

   ロそう思う  どちらかといえばそう思う  どちらかといえばそう思わない ■そう思わない ■わからない        X2検定 図8−10保健の学習をすれば国民全体の健康づくりにつながる

介入群

比較群

   O% 10% 20% 30%

   ■そう思う  どちらかといえばそう思う

図8−11保健の学習は社会に出てからの生活に役立つ

i    l    l    l    [          Sl.O

l  i  l  ]

        53.S

l     i     :     1     1

40% SO% oo% 7096 80%

どちらかといえばそう思わない ■そう思わない

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■わからない      X2検定

47

(4)

3)健康の価値の認知

    ,

介入群   榊 醐.鴎糊  

    1      1      i      i      i      i      [      l      l

比較群  _.一.■..一・ta。Wt・・一…_・.・nt、一一 va・…

    1        ,        1        [        ,        ,        ,        ,        ,

   O% 10% 20% 30% co% 50% oo% 70% 80%

   ロそう思う  どちらかといえばそう思う  どちらかといえばそう思わない ■そう思わない

図8−12健康は何をするにも必要だ

h., ,.1

紙誌

co% 100%

■わからない

介入群    ...    ...

比較群

   O% 10% 20% 30%

   ■そう思う  どちらかといえばそう思う

図8−13健康は何よりも大切だ

      1     1        26.2        t        23,5       1     i

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 どちらかといえばそう思わない ■そう思わない

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間わからない

   O% 10% 20% 30% co% 50% 60% 70Y6 80% oo% 100%

  ■そう思う  どちらかといえばそう思う  どちらかといえばそう思わない 暉そう思わない ■わからない

図8−14健康は幸せな生活を送るために重要だ

1 1 1 1 1 1 1

   一 L 闇−. 一 響一一.=f=≡盟聞㎜闇「F. .一.瀕     一     .     一D  @ゴ  」

1 1 i 1 1 1

4)日常生活における実践状況

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   O% 10% 20% 30% co% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

      ■している   どちらかといえばしている   どちらかといえばしていない  ■していない       Mann−WhitneyのU検定 図8−15保健で学習したことから、自分の生活や周りの環境について、ふりかえったり考えたりしてるか

48

(5)

   O% 10% 20% 30% 40% SO% oo% 70% 80% 90% 100%

   覇生かしている  どちらかといえば生かしている  どちらかといえば生かしていない 嗣生かしていない       Mann−WhitneyのU検定 図8−16保健で学習したことを自分の生活に生かしているか

1滑♂;1ご口   INS

         1     [     1     1     1     t     l     l     l     [

   O% 10% 20% 30% ro% 50% oo% 70% 80% 90% 100%

     圏している   どちらかといえばしている   一aどちらかといえばしていない   ■していない       Mann−Whitneyのu検定 図8−17テレビや新聞インターネットなどで、健康に関する情報を見たり調べたりするか

1     「

5)経験した保健学習の認知

       1     1     1     1     1     1 介入群  ..一..・         42.3      22.8

        1 1 ] 1 1 1 1

比較群     .        41.8      23.8         1     1    1     1     1    1    L

   O% 10% 20% 30% 40% 50% oo% 70% 80%

   ■好きだった  どちらかといえば好きだった  どちらかといえば嫌いだった ■嫌いだった

図8−18高校1年生の保健学習は好きだったか

NS

﹈〜

oo% 100%

■覚えていない      x2検定

         1     1    1     t     l 介入群       245       37・2       1  1  i

比較群         31.0       30.0         1     1     1     1     1

   0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90%

     ■考えたり工夫したりできた       どちらかといえば考えたり工夫したりできた       どちらかといえば考えたりエ夫したりできなかった圏考えたり工夫したりできなかった      賜覚えていない

図8−19塵毯1年生g塑…健学習で考えたり工夫したか

﹈〜

100%

x2検定

49

(6)

       ]     l     e 介入群       55.O

       l    ト

比較群       49.8        1     1     r

   O% 10% 20% 30% 40% 50%

  ■わかった どちらかといえばわかった

図8−20高校1年生の保健学習は、わかったか

1

1

1

60% 70  1  9.1  1

12.0

 1

      90% 100%80%

どちらかといえばわからなかったロわからなかった圏覚えていない       x2検定

   OS6 10% 20% 30% co% SO%

    ■好きだった   どちらかといえば好きだった

図8−21高校2年生の保健学習は好きだったか

 1 1 1

        23.5

 1  1

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 1     [     1

 60% 70% eo%

どちらかといえば嫌いだった

oo% 100%

    x2検定

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   O% 10% 20% 30% 40%

   ■考えたり工夫したりできた

   どちらかといえば考えたり工夫したりできなかった    ■覚えていない

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L図8一:=22高校2年生の保健学習で者えたり工夫したか

7

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3

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       80% oo% 1co%

 どちらかといえば考えたり工夫したりできた

■考えたり工夫したりできなかった    ***P<・ool        x2検定

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   O% 10% 20% 30% 40% 50% oo% 70% 80% 90% 100%

  ■わかった どちらかといえばわかった どちらかといえばわからなかった■わからなかった■覚えていない        x2検定 図8−23高校2年生の保健学習は、わかったか

 また,「医薬品の学習に関する意識の項目」は「保健の学習に関する意識の項目」を 参考に作成した。よって対応する項目間で同じ検定方法を用いて比較検討するために,

「わからない」と回答したものを除いてMann−WhitneyのU検定を行ったところ,いず れの項目についても介入群と比較群で有意な差は見られなかった。

50

(7)

5.医薬品の知識と使用行動の相関

 介入群の事後調査において医薬品の知識と医薬品を使用時行動の項目についてKendall タウbによる相関係数の算出をした(表2−1)ところの「医薬品の知識」と「身近な人に 医薬品のアドバイスをする」「医薬品についてインターネットや本などで調べる」「医薬品 について薬剤師に相談する」とは相関が弱かった。また「一般用医薬品の説明書を読む」

「医薬品の不適切な使用行動の合計」とはほとんど相関がないと考えられ,医薬品の知識 と使用行動には関連性が弱いことが示された。

表2−1医薬品の知識点数と使用行動との相関(介入群,事後)

       n=279

一般用医薬品を使用する時説明書を読む 身近な人に薬のアドバイスをする

医薬品について調べる

医薬品について薬剤師に相談する 医薬品の不適切な使用の合計

相関係数 有意確率

 .055 ns

 .111 **

 .098 *

 .1 87 **

 .OIO ns

**p〈.Ol,*pく.05 kendallのタウb

 「医薬品の不適切な使用行動の合計」とその他の項目との相関係数を算出(表2−2)し たところ,負の相関で最も高かったのが「一般用医薬品を使用する時説明書を読む」であ った。不適切な使用行動と説明書を読む行動に少し関連性が認められた。

表2−2医薬品の不適切な使用の合計との相関(介入群,事後)

___._一_一_一一_』≡2P一一一一_一_一_._一_一__一_詞曲係数一_一一有:意確室_一一一

一般用医薬品を使用する時説明書を読む   一.144  **

**p〈.Ol, kendallのタウb

6.自由記述による感想や意見

生徒が記入した感想や意見についてまとめたものを以下に示す。

○○○○

実験や体験活動がよかった。(68名)

画像や実物がよかった。(50名)

グループワークが楽しかった。(35名)

他人の意見が聞けて面白い。(25名)

51

(8)

○○○○○○○○○○○○

医薬品の開発の大変さに驚いた。(18名)

薬剤師の話がよかった。(11名)

薬剤師に相談してみたい。(9名)

薬剤師への質問回答がよかった。(8名)

薬の形状がわかった。(3名)

薬が効く仕組みがかった。(2名)

漢方は苦かった。(2年目

副作用についてもっと知りたい。(1名)

新しいことを知ることができてよかった。(1名)

今後に生かしたい。(1名)

わかりやすかった。(1名)

自分で考えることができた。(1名)

 生徒が記入したアンケートの自由回答,及び感想文もほとんどが肯定的な感想を記 入しており,授業内容に対する生徒からの評価はよかった。

第4章 考察

1.実験:群の割り付けの無作為性

 介入群と比較群の割り付けの無作為性については,事前調査で介入群と比較群につ いて群間の比較を行ったところ全質問項目の88項目中21項目に有意差が認められ,

約76.1%の項目に無作為性が確認された。そこで群間の学力の差の影響を考え介入群 の選抜クラスを除外し再度検定を行ったところ,合計5項目についての有意差が認め

られなくなり,81。8%の項目に無作為性が確認された。よって,これらの72項目につ いては,内的妥当性が確認されたと考え分析を進めた。なおデータ修正後の分析の有 意差検定結果はデータの修正前と全て同じ結果が得られた。

 「保健学習に関する意識」の項目については,群間の有意差はほぼ見られなかった にもかかわらず,「医薬品の学習に関する意識」の7項目全てに有意差があり,データ 修正後もこれらの有意差が解消されなかったことから,ホーソン効果(研究指定校効

52

(9)

果)「周囲からの注目によって生徒や教師の意識が高められると,本来の関心の対象で ある処遇自体には効果がなくても,意識の変化によって何らかの望ましい行動変化が 生じることがある。」が生じたと考えられる16)。しかし「医薬品の学習に関する意識」

の7項目は,「保健学習に関する意識」の項目から引用して作成した項目であり,事前 調査の層群間の「保健学習に関する意識」に,有意な差が見られなかったことを考慮 すると,「医薬品の学習に関する意識」の検定結果についても,ある程度活用できるの ではないかと思われた。

 よって以上のようなことから,「医薬品の学習に関する意識」についてはデータの取 り扱いに留意が必要ではあるが,両実験群は,高い確率での無作為性が確認できた。

2.医薬品の使用実態

 医薬品の使用実態について分析した結果,一般用医薬品については95%以上,医療 用医薬品については87%以上の生徒が1年以内に何らかの医薬品を使用しており,一 般用医薬品の使用も60%近くの生徒が頻繁に使うと答えていることから,医薬品は高 校生にとって身近なものであると考えられる。また現在使用している医薬品は,46.2%

が一般用医薬品で,24.1%が医療用医薬品であり,一般用医薬品のほうを利用する生 徒が多いことが確認された。

 一般用医薬品の購入は,家族に相談するか,自分で選ぶ場合が多く,薬剤師に相談 するケースは少ない。その場合,薬局・薬店・ドラッグストアで新たに購入する家庭 が多い。しかし高校生が自分自身で薬局・薬店・ドラッグストアを利用し,一般用医 薬品を購入することは少なく,保護者が購入してくることが多いと考えられる。

 一般用医薬品の使用については,半数以上の生徒は自分自身の判断で決める。そし て一般用医薬品の購入判断において,「自分で選ぶ」,「薬剤師に相談する」,「CMや広 告を見て決める」という項目を半数以上の生徒が占めており,高校生が一般用医薬品 の使用や購入について決定権を持ち,自分で判断し活用していることが,たびたびあ るということが明らかになった。

 授業後に薬局,薬店,ドラッグストアの利用が有意に増加し,また一般用医薬品を 自分で購入する生徒も有意に増加していることから,自己の一般用医薬品の購入行動 を自立させようとする生徒が増加したと考える。その一方で一般用医薬品の使用につ いては,変化が見られなかったことから,授業を行うことが,一般用医薬品の使用を

53

(10)

増加させることにならないと考える。

 一般用医薬品の使用の決断については,変化が見られなかったが,医薬品について 薬剤師に相談すると回答した生徒が有意に増加したことから,医薬品を使用する際に 自分の判断ではなく,専門家の判断を参考にするという生徒が増加したと考える。そ の理由の一つとして,学校薬剤師が授業に参加したことが薬剤師に対する理解や,親 密感を与え,薬剤師に相談する行動の増加に影響を与えたと考えられた。

 医薬品の説明書を読むことについては,一般用医薬品よりも医療用医薬品のほうが よく読まれるという傾向が確認された。また一般用医薬品の使用時に説明書を読むと いう行動について,介入群では変化が認められなかったが,逆に比較群の生徒は有意 に減少していた。高校生にとって,一般用医薬品の説明書を読むという行動は減少す る傾向があるのではなかろうか。そして今回の授業介入により説明書を読まない生徒 の減少傾向を抑制した可能性があると推測された。

 医薬品についてインターネットや本などで調べるという生徒が,介入群で有意に増 加していることから,授業を行うことで,医薬品に関心を抱き,自ら学ぼうとする生 徒が増加したといえる。また家族や友人など身近な人に医薬品について教えたり,ア ドバイスをしたりしているかという質問では,介入群で有意に増加していることから,

授業を行うことで,医薬品について学んだことを,活用しようとする生徒が増加した

と考える。

 このように医薬品について主体的に調べたり,学んだ知識で他人にアドバイスした りするといった医薬品に関するリテラシーが向上しており,ケーススタディL一一一一やディ スカッションが有効であったと考えられた。

 医薬品の不適切な使用状況について介入群では,医療用医薬品の使用に関する行動 が有意に減少し,使用行動が改善されたことから,一般用医薬品よりも医療用医薬品 が副作用の危険性が高いことを生徒が認識し,行動に移したと考えられる。科目保健 の授業で行った医薬品の分類に関するグループワークや学校薬剤師の専門的な講和が 有効であったと考えられた。

 また,のむ時間を守らないという行動は介入群では改善されず,比較群では有意に 増加したことから時間を守るという行動はあまり重要視されないのでなないかと考え

られた。

 そして,医薬品の不適切な使用行動の合計について,比較群では有意差が認められ 54

(11)

なかったが,介入群では有意に減少しており,医薬品を不適切に使用する行動に改善 が見られた。

3.医薬品の知識・理解

 医薬品の知識のうち,医薬品の正しい使用法については,介入群の授業で取り扱っ た知識が顕著に向上していることが確認された。それらの合計得点も介入群及び比較 群ともに有意に増加していたが,介入群の平均値が大きく向上し,事後調査の昏冥比 較においても介入群が有意に高かったことから,正しい使用法についての知識が大き

く向上していることが確認された。

 医薬品に関する選択問題においては,介入群は6つの問題で有意に向上していたの に対して,比較群は1つのみであった。特に介入群では授業で取り扱ったことに関す る知識が顕著に向上していることが確認された。

 医薬品の知識の合計について,介入群の選抜クラスを除いて,選択のバイアスに対 応し,検定を行ったところ各群ともに事前と事後調査で有意に向上していたが,介入 群では平均得点が大きく増加しており,また事後調査の群間比較において介入群のほ うが有意に高かったことから,授業介入により知識が大きく向上していることが明ら かになった。

 医薬品に関する理解について,介入群では,比較群と比べて全ての項目について理 解度が増加しており,医薬品の授業が理解できたと感じている生徒が増加していた。

 以上のことから,授業介入により,知識や理解について大きな介入効果を示し,授 業の有効性が示された。

4.医薬品の学習に関する意識

 医薬品の学習に関する意識については,事前調査の群間比較で介入群が有意に高く

(p〈.001),選択バイアスに対応した後も無作為性が確認されなかったので参考程度に とどめる。

 医薬品の学習が好きだ,楽しい,面白いといった感情面について比較群では有意差 が見られなかったのに対し,介入群ではいずれの項目も有意差が認められ,大きく向 上したことが確認された。授業介入により医薬品の学習に関する感情面について意識 が向上したのではないかと推測される。

55

(12)

 医薬品の学習は役立っ,大切,重要といった学習の価値について介入群よりも,比 較群が有意に増加していた。しかし介入群のほうが全体的に肯定的回答が多く,介入 群の医薬品に関する意識が高いことが確認された。

 医薬品の学習の理解については,介入群で医薬品の学習が理解できたと考えている 生徒が有意に増加しており,医薬品の学習が理解できたと考える生徒が増加したと推 測される。

5.保健の学習に関する意識

  保健の学習に関する意識について平成17年に作成された全国調査「保健学習推進委 員会報告書一保健学習推進上の課題を明らかにするための実態調査」(2004)14)と本調 査を単純集計の結果で比較してみると,両群ともに肯定的な回答に関して、ほぼ全ての項 目で全国平均を上回っており,この対象地区の普通科高校は,保健学習に対して意欲が高 いことが明らかになった。特に肯定的回答が高い値を示している項目は保健学習の価値 や期待についての項目であり,高校生は保健学習の重要性を非常に強く感じているこ

とがわかった。しかし、保健学習の感情に関する項目や日常生活における実践状況に ついての肯定的回答は約半数程度にとどまり,生徒の保健学習に対するニーズは高い が,満足度はそれに比べれば低く,実生活にも生かされているケースもさほど多くは ないと考えられた。

 この対象地区で唯一全国平均以下であったものは「テレビや新聞,インターネット などで,健康に関する情報を見たり調べたりしていますか」という項目であった。

 唯一有意差が認められたのは,「高校2年生の保健の学習で考えたり工夫したりでき た」という項目であり,介入群が低いことが明らかになった。介入群では3年前まで 実施していた課題学習を中止し,講義形式に変更したことが影響していると考えられ

た。

6.自由記述による感想や意見

 自由回答結果より,生徒にとって実験や体験活動,プレゼンテーションソフトの利 用による画像や動画の使用,医薬品の製品や原材料等の実物の使用,グループワーク やディスカッションといったものに好印象を受けていた。医薬品の学習に対する感情 が授業介入後顕著に向上したことは,これらの教材や授業方法が授業に活気や臨場感

56

(13)

を与え,生徒の興味や関心を引き出すうえで非常に有効であると考えられた。

 そして,学校薬剤師についても良い印象を受けており,ゲストティーチャーとして 授業に参加することは学校薬剤師の理解や親密感を与え,薬剤師に相談する行動につ ながったり,医薬品についてより深い理解を得たりすることに効果的であったと考え

られた。

第5章 結論

 本研究で調査した医薬品の使用実態や国内における一般用医薬品の販売状況を考慮 すると,高校生にとって医薬品は非常に生活に密着しており,現在において,医薬品

を正しく活用できる力の育成が重要である。

 授業介入により医薬品の知識や理解度が大きく向上し,医薬品の使用行動に変容が 確認され,授業介入による有効性が示された。様々な指導方法を活用することや学校薬 剤師が授業に参加することは効果的である。

 しかし一般用医薬品の使用行動については,医薬品の正しい知識は大きくに向上し たのにも関わらず,行動の変容はゆるやかなものであった。そして正しい知識があっ ても,必ずしも正しく使用できていないケースもあり,医薬品の授業をより工夫させ る必要がある。

 また授業実施にあたり医薬品の教材教具等の準備に時間を要することや,学校薬剤 師,養護教諭と授業に向けての準備や事前打ち合わせ等の連絡調整を密にすることが 重要であること,学校の実情や発達段階に応じた指導などが大切である。

 現実的に教育現場において医薬品の授業ができるのは1〜2時間が限度であり,保健 の授業だけでは不十分である。ローレンスW.グリーンは「健康行動には多くの原因が あるということ,そのため行動に影響を与える要因に対して一面的な努力をしただけ では期待通りの結果を得ることができない。」と述べている。より効果的に教育効果を 上げていくためには,保健の授業に合わせて養護教諭,学校医,学校薬剤師と連携し 保健指導や地域の支援など多面的な教育支援が必要である。

 新しい学習指導要領の実施に向けて,今後も医薬品の教育の在り方をより吟味して いく必要がある。

57

(14)

参考文献

1)医薬品の正しい使い方に関する指導方法検討委員会(2009a).医薬品の正しい使い方指導 者用解説一小学生用・中学生用 日本学校保健会.

2)医薬品の正しい使い方に関する指導方法検討委員会(2009b).医薬品の正しい使い方指導 者用解説一高校生用 日本学校保健会.

3)加藤i哲太(2010).医薬品に関する教育保健指導者研修会資料 「薬剤師との連携のあり方」

日本学校保健会.

4)北垣邦彦(2010),医薬品に関する教育保健指導者研修会資料 学習指導要領に基づく「医 薬品」に関する教育について 日本学校保健会.

5)鬼頭英明(2010).医薬品に関する教育保健指導者研修会資料「医薬品の正しい使い方」(指 導者用解説)等小冊子の紹介 日本学校保健会.

6)厚生労働省政策レポート(2009).一般医薬品販売制度の改正について2009年10月26日

http://www. mhlw. go. jp/bunya/iyakuhin/ippanyou/index. htm1より取得.

7)香田由美 (2009).医薬品に関する教育保健指導者研修会資料 保健体育科授業での実践 事例 日本学校保健会.

8)堺千三ほか(2010).青少年を対象とした医薬品に関する教育についての研究 第57回近 畿学校保健学会講演集 近畿学校保健学会,pp39.

9)高石昌弘・加賀谷熈彦他31名(2008).現代保健体育改訂版 大修館書店,pp24−25.

10)高橋浩之(1996).健康教育への招待一保健体育教師、養護教諭、学級担任のために 大下 館書店.

11)谷口美保子・漁和佳子・八木敬子・平井みどり(2001) 薬学部生による,中学・高校 生を対象とした医薬品情報提供の試み Japanese Society of Pharmaceutcal Health Care and Sciences ノート27(5)pp473−479.

12)土田修義 (2009).医薬品に関する教育保健指導者研修会資料 総合的な学習の時間等 での発展的な実践事例 日本学校保健会.

13)西岡伸紀(2002).新しい学習指導要領とこれからの保健体育一新しい学習指導方法の実 際 大修館書店,pp81−103.

14)日本学校保健会(2004).保健学習推進委員会報告書一保健学習推進上の課題を明らかに

するための実態調査平成16年度

15)飲酒・喫煙・薬物乱用防止指導研究委員会(2002).飲酒、喫煙、薬物乱用防止に関す

(15)

る用語辞典 日本学校保健会

16)南風原朝和・市川伸一・下山晴彦編(2001) 心理学研究法入門一調査・実験から実践ま  で 東京大学出版会,pp 127.

17)保健学習推進委員会(2009).思考力の育成を重視したこれからの高等学校保健学習 日  本学校保健会.

18)文部科学省(1999) 高等学校学習指導要領解説 保健体育編.

19)文部科学省(2009) 中学校学習指導要領解説 保健体育編.

20)文部科学省(2009) 高等学校学習指導要領解説 保健体育編.

21)ローレンスW.グリーン,マーシャルW.クロイター:神馬征峰ほか訳(1997)ヘルスプロ モーションーPRECEDE−PROCEEDモデルによる活動の展開 医学書院, pp 177−179.

22)ローレンスW.グリーン,マーシャルW.クロイター:神馬征峰ほか訳(2005)ヘルスプロ モーションーPRECEDE−PROCEEDモデルによる企画と評価 医学書院, p 19.

(16)

謝 辞

 この授業実践研究を進めていく際に,兵庫教育大学学校健康教育研究室の皆様には多大な 協力と助言を賜り厚く御礼申し上げます。

 鬼頭英明先生には,私が医薬品に関する教育の研究を始めるきっかけを与えていただき,

研究で行き詰った時には夜遅くまで幾度も付き合っていただきました。また研究の実践発表 の場もいくつも与えていただき,大変貴重な経験と勉強をさせていただきました。そして,

西岡伸紀先生には研究について右も左もわからぬ私に,研究の基礎から誠に丁寧に説明して くださったり,どんな質問にもいやな顔一つせず答えてくださったりと,進むべき道を示し て下さいました。主任指導教員である永木耕介先生には終始適切なご指導を頂きました。心 から感謝申し上げます。

 そして,大変ご多忙にもかかわらず,授業とアンケート調査に快く協力していただきまし た,加治木高等学校の職員・生徒の皆様,学校薬剤師の山村恭子先生,国分高等学校の職員・

生徒の皆様,大口高等学校の職員・生徒の皆様,心より御礼申し上げます。

 最後に同じ大学院生の上田裕司さん,足立説江さん,旭日さん,菊池素史さん,佐々木佳 祐さん,岩崎信子さん,陰山幸司さんには様々なアドバイスを頂き,またよき仲間に恵まれ 切磋琢磨できたことに感謝申し上げます。

 このすばらしい研究室で2年間過ごしたことは私の大事な財産となり,鹿児島へ帰ってか らも,今後の教員生活の礎となっていくことでしょう。本当にありがとうございました。

 本研究の研究結果については,第57回近畿学校保健学会(2010年6月),第57回日本学

校保健学会(2010年11月)にて研究発表を行いました。

 授業実践については,せんえつながら保健体育科教諭,養護教諭,保健主事,管理職,学 校薬剤師等に向けて,東京・大阪で開催された「医薬品に関する教育」一保健教育指導者研修 会一(2010年8月)及び,平成22年度学校環境衛生・薬事衛生研究協議会(2010年12月)

にて授業実践発表を行わせていただきました。これを各学校の教育現場でたたき台にしても らい,医薬品に関する私の授業実践よりも,さらに効果的なものに改良され,今後の医薬品 に関する授業がより良いものに発展されていくことを切に願っています。

平成23年2月7日

     冨岡 剛

(17)

資料

(18)

医薬品・保健学習に関する調査

この調査は高校生の医薬品や保健学習についての考えなどを知るた めに行う調査です。テストではありませんので,あまり考えすぎないよう に,ありのままを答えてください。答えた内容は全てデータ処理しプライ バシーは厳重に守ります。

【注意点】

1他の人と相談しないで答えてください。

1糀轟腿鰍てく胤 で

4必ず1頂番通りに答えてください。         一 5答えるのを忘れていないか,最後に確認してください。

6「医薬品」と「保健学習」について,2種類アンケートがあります。

7後日,再度同じ調査をします。ご協力お願いします。

(記入例)

       4

1・はいOいいえ3・わからなし

【お問い合わせ先】

兵庫教育大学大学院学校教育研究科生活・健康・総合内容系コース

(鹿児島県立加治木高等学校保健体育科)

冨 岡  剛 i673−1494

兵庫県加東市下久米942−1

 e−mail : mO9214e@ hyogo−u.ac.jp

● クラス,番号を記入してください。

2 憎

● 性別にOをしてください。

       1. 男 2. 女

(19)

1「医薬品について」

1 一

や  ・ドーs  ストアで

でき についておたずねします。

あてはまる孟量に上⊇Ωをつけてください。また( )には内容を記入してください。

※痘院;Ptlgpt;lva52ggMg 16gEli1opliua= 弓田

(1)

あなたは,一般用医薬品を使用

し      ぜ

しますか?

い    ば    あ    ん

つ     し    ま     ぜ

も    ば   しり   しん

す使    す使    な使    な使 る用    る用   い用    い用

4     3     2     1 P      1      1      1

1「ぜんぜん使用しない」を選んだ方は

摎Rを教えてください。

理由(      )

(1)

①あなたが最もよく使用する薬は

1.かぜ薬 2.シップ・消炎鎮痛剤 3.目薬

で2 なんですか?

4.解熱鎮痛薬 5.胃腸薬 6.ビタミン剤

・3 ・

あてはまるものに」2Ωをつけて

ュださい。

7.便秘薬  8.鼻炎・アレルギー治療薬

X.頭痛薬 10.消毒薬

4を

11.その他(      )

選ん

②その薬はいつ使用しましたか?

1.今使用している

だ方だ

2.一年以内に使用していた(  か月前)

R.一年以上前に使用していた(   年前)

けお

③その薬はどこで入手しましたか?

1.薬局や薬店,ドラッグストアで購入した

2.家庭にある置き薬

えく

3.もらった(誰にですか?:      )

ださ

4.その他(       )

④その薬は効きましたか? と      あ    ぜ

O て       ま     ん

も     ま     り   なぜ 効    効あ    か効    かん い    いま    つか    つ効 た    たあ    たな    たか

4     3     2     1

P       1       1       1

1

(20)

(2)

一般用医薬品を使うときは,説明書を読

みますか? 必     し    あ   読ぜ

ク     ば   まま   まん 読    読し   なり   なぜ む    むば   い読   いん

4     3     2     1

P      1      1      1

(3)

自分で一般用医薬品を購入しますか? し      ぜ い    ば    あ    ん

つ     し     ま     ぜ も    ば    しり    しん

す購   す購   な購   な購

る入    る入    い入    い入

4     3     2     1

P     1     1     1

(4)

一般用医薬品を購入するとき,どのように 1.薬剤師に相談して購入を決める 決めますか?

2.自分で選ぶ

3.家族に相談して購入する 4.友人に相談して決める

5.CMや広告を見て購入を決める

6.その他(       )

(5)      ヒン ド

ヌのくらいの頻度で薬局や薬店・ドラッグ 週   月   月    2

に   に   に    ・  利 ストアへ一般用医薬品を買いに行きます 1   3    1   13   用

か? 回    〜   〜  回か   し

ネ   4   2   以月   な

上   回   回   下に   い 5    4    3    2    1

P    1    1    1    1

(6)

自分で一般用医薬品を使うことを決めま

すか?

い     し    あ     ん

つ   決ば   めま   めぜ めも   めし   なり   なん る決   るば   い決   い決

4     3     2     1

P    1    1    1

(7)

今までに,一般用医薬品を使用して,副

?pの症状が出たことがありますか? 1.はい    2.いいえ

1

rはい1と答えられた方にお聞きします。

①何の薬でしたか? 薬名(      )

②どのような症状でしたか? 1.発熱 2.発疹 3.下痢 4.眠気 5.吐き気 6.その他(      )

③そのあと,どうしましたか? (対処=      )

2

(21)

(1)

(2)

医療用医薬品は,いつ使用しましたか?

医療用医薬品を使用するときは,説明書 を読みますか?

1.今使用している

2.一年以内に使用していた(

3.一年以上前に使用していた(

  

@ 

@{

粟ノ

か門前)

 年前)

ぜんぜん

3 医薬品全般についておたずねします。

 あてはまる番号にPQをつけてください。また(

       幅

)には内容を記入してください。

(1)

薬の正しい使用法について,知っているこ

ニを記入してください。

1(      )

Q(      ) R(       ) S(      ) T(      )

(2) 以下の質問に答えてください。

      内    言 搏焉@   容   た葉 瘧ロ   知を   こだ

オを    つあ    とけ    知

ト詳   てる   がは    ら

「し   い程   あ聞    な 驍ュ   る度   るい    い

①「OTC医薬品」について

@知っている。

4     3     2     1

P   1   1   1

②「セルフメディケーション」について

@知っている。

4     3     2     1

P   1   1   1

③薬がどのようにして効くのか,しくみを

@知っている。

4     3     2     1

P   1   1   1

④医薬品の承認制度について

@知っている。

4     3     2     1

P   1   1   1

⑤「薬害」について知っている。 4     3     2     1

P   1   1   1

⑥「薬事法」について知っている。

4     3     2     1

P   1   1   1

3

(22)

(3)

かぜ薬はかぜの原因を取りのぞく,「原因

テ法薬」である。

1.はい   2.いいえ  3.わからない

(4)

薬を正しく使っていても副作用が起こるこ

ニがある。

1.はい  2.いいえ  3.わからない

(5)

医療用医薬品は処方せんがないと購入で

ォない。

1.はい   2.いいえ  3.わからない

(6)

健康食品やサプリメントも医薬品に含まれ

驕B

1.はい   2.いいえ  3.わからない

(7) ドラッグストアで薬を購入するとき,「第二

゙医薬品」は購入者が自由に手に取ること

ェできない。

1.はい  2.いいえ  3.わからない

(8)

病院で処方される薬にも医療保険などの

的補助が使われている。 1.はい   2.いいえ  3.わからない

(9)

医薬品の開発には2〜3年かかる。 1.はい  2.いいえ  3.わからない

(10)

医薬品は人間の持っている自然治癒力を

浮ッるものである。 1.はい   2.いいえ  3.わからない

4医薬品に関して,

あてはまる番号に=2Ωをしてください。また(

ti・t.・h〈・fi6t.・LJ・i2 i、こについて,おたずねします.凄       )には内容を記入してください。

(1)

家族や友人など身近な人に,薬について

ウえたり,アドバイスをしていますか? 8  し  あ  ぜ

も     ば    ま    しん

す    すし   なり   なぜ

る    るば    いし    いん

4     3     2     1

P    1    1    1

(2)

体の具合が悪いとき(かぜや筋肉痛など

ゥ分で症状が判断できるような場合),どう

1.まず,薬局・薬店・ドラッグストアに

していますか?

行き,一般用医薬品を使う

2.まず病院に行き,医師に診てもらう

3.症状によって薬局・薬店・ドラッグストア

に行くか,病院に行くかを決める

4.安静にして休む

5.その他(       )

(3)

医薬品についてインターネットや本などで

調べますか? つ     し    あ    ぜ

も     ば    ま    しん

す    すし   なり   なぜ

る    るば    いし    いん

4     3     2     1

P     1     1     1 4

(23)

(4)

医薬品について薬剤師に相談しますか?

      し      ぜ

 い     ば     あ     ん  つ     し     ま     ぜ  も     ば    しり    しん

す相   す相   な相   な相 る談   る談   い談   い談

4 3 2 1

5 最近あなたが医薬品を使用するときに,行ったことについておたずねします。

 あてはまる番号に;ltYQをしてください。

1 学校に薬を持ってきている。

2

薬をお茶やジュースで飲んだ。

3

お薬手帳を使用している。

4 病院から処方された医療用医薬品を飲んでいたが,良くなったので途中でやめた。

5 サプリメントや栄養ドリンクを飲んでいる。

6

薬を飲む時間を守らず飲んだ。

7 ジェネリック医薬品を使用している。

8

カプセルを開けて飲んだり,錠剤をくだいて飲んだ。

9

以前,家族や自分が病院でもらった薬を,症状が似ていたので使用した。

10 飲み忘れたので,2回分まとめて飲んだ。

11

けがや病気でないときに医薬品を使用した。

12 薬を飲み物なしで飲んだ。

13 薬の効き目がなかったので多く飲んだ。

14

薬を飲む回数を減らしたり,増やしたりした。

15 薬の消費期限が過ぎていたが使用した。

5

(24)

6 医薬品の学習(1年生の時に保健で学習した「医薬品と健康」)についておたずねします  あなたの考えに最もあてはまる番号に二:ユQをしてください。

(1) 以下の質問に答えてください。

      ど   ばど

@    ち    そち    そ

@   ばら   うら    う

サ    そか    思か    思

、    うと   わと    わ v    思い   ない    な

、     うえ    いえ     い

①医薬品の学習が好きだ。

4     3     2     1

P   1   1   1

②医薬品の学習は楽しい。

4     3     2     1

P   1   1   1

③医薬品の学習はおもしろい。

4     3     2     1

P   1   1   1

④医薬品の学習は今の私の生活に

@役立つ。

4     3     2     1

P   1   1   1

⑤医薬品の学習は大切だ。

4     3     2     1

P   1   1   1

⑥医薬品の学習は健康な生活を 翌驍スめに重要だ。

4     3     2     1

P   1   1   1

(2)

医薬品の授業は,理解できましたか?        あ

掾@    や   きま     理      や   なり    解 ナ     理   か理   かで ォ    き解   つ解    つき ス    たで   たで    たな

S     3     2     1

P  1  1  1

7医薬品について困っていることや疑問二等がありましたら,なんでもお書きください。

6

(25)

皿 「保健学習について」

直閣陀騰濃驚響繍灘薮罎雛?癒℃そ備に。

   をつけてください.

 (1)保健の学習が好きだ。

1.そう思う 2.どちらかといえばそう患う3.どちらかといえばそう思わない4。そう思わない5.わからない

(2》保健の学習は大切だ.

1.そう思う 2.どちらかといえばそう思う3.どちらかといえばモう思わない4.そう思わない5.わからない

(3)保健の学習をすれば,私の今の生活に役立つ。

1.そう思う 2.どちらかといえばそう思う3.どちらかといえばそう思わない4.そう思わない5.わからない

(4》保健の学習をすれば,健康な生活ができるようになる。

1.そう思う 2.どちらかといえばそう思う3.どちらかといえばそう思わない4.そう思わない5.わからない

(5)保健の学習はおもしろい。

1.そう思う 2.どちらかといえばモう思う3.どちらかといえばそう思わない4.そう思わない5.わからない

(6》保健の学習は,健康な生活を送るためにt要だ.

1.そう思う 2.どちらかといえばそう思う3.どちらかといえばそう思わない4.そう思わない5.わからない

(7)保健の学習をすれば,心や体の不安や悩みを軽くしたり解決したりするのに設立つ.

1.モう思う 2.どちらかといえばそう思う3.どちらかといえばモう思わない4.そう思わない5.わからない

1

(26)

(8)保健の学習は楽しい.

1・そう思う 2.どちらかといえばそう思う3.どちらかといえばそう思わない4.そう思わない5.わからない

(9》保健の学習は,学校での勉強において必要だ。

1・そう思う 2.どちらかといえばそう思う3.どちらかといえばそう思わない4.そう思わない5.わからない

(10)保健の学習をすれば,国民全体の健康づくりにつながる。

1.そう思う 2.どちらかといえばそう思う3.どちらかといえばそう思わない4.そう思わない5.わからない

(11)保健の学習をすれば,挫会に出てからの生活に役立っ.

1.そう思う 2.どちらかといえばそう思う3.どちらかといえばそう思わない4.そう思わない5.わからない

回《・)〜《3)のそれぞnについて,難耕田隅隅灘謙鱗羅灘を1つ選んで,その番号に0

   をつけてください.

《1)健廉は,何をするにも必要だ.

1。そう思う 2.どちらかといえばそう思う3.どちらかといえばそう思わない4.そう思わない5.わからない

(2》健康は,何よりも大切だ.

1.そう思う 2.どちらかといえばそう思う3.どちらかといえばそう思わない4.そう思わない5.わからない

(3》健康は.幸せな生活を送るために重要だ.

1.そう思う 2.どちらかといえばそう思う3.どちらかといえばそう思わない4.そう思わない5.わからない

2

(27)

回(・)〜(3)のそれぞれについて顕灘ii繍灘・つ還んで,その翻に0をつけてくだ

  さい。

(1)保健で学習したことから,自分の生活や周りの環境について,ふりかえったり考えたりしてい   ますか.

1.している  2.どちらかといえばしている 3.どちらかといえばしていない  4.していない

(2》保健で学習したことを,自分の生活に生かしていますか.

1.生かしている

3.どちらかといえば生かしていない

2.どちらかといえば生かしている 4.生かしていない

(3)テレビや新聞,インターネットなどで,健康に闘する情報を見たり調べたりしていますか.

1.している 2.どちらかといえばしている 3.どちらかといえばしていない 4.していない

囚 高校1年と2年の保健学習の授桑をそれぞれ思い出して回答してください.(1)〜(3)のそ   れぞれについて.議叢礁叢漁を1つ選んで,その番号にOをつけてください.

夫か工たりしたまえき考で︶り2た︵し

かたしでき好n︵

習学健保抑高習学健係幼高

3

(28)

★保健学習について,ご意見等ありましたら,お書きください。

ご協力ありがとうございました。

(29)

薬剤師への質問 Q&A

Q1 湿布を時々使いますが効き目があまりありません。ドラッグストアで購入しましたが、値段は高   くありませんでした。効き目は値段で差があるのでしょうか?(Zさん)

A. 炎症があり、腫れたり赤くなったり熱感があるときは、炎症を抑えるために冷やさないといけ   ません。なのでお風呂に入るのも良くありません。急性の時は冷やす湿布、慢性の時は炎症止め(ス   イッチOTC)の入ったものを選びましょう。ひょっとしたら血行を悪くしていないでしょうか?

Q2 医薬品と指定薬部外品の違いについて知りたい。(1さん)

 A. 指定薬部外品とは薬事法で定められた、医薬品と化粧品の中間的分類です。

Q3 副作用について詳しく知りたい。(Tさん)

 A. 配布されたパンフレットに詳しい説明があります。

Q4 他人に処方された薬を使うのは犯罪ですか?(1さん)

 A. 犯罪ではないが、その薬を使って何か起こった場合処方した医師には責任はないです。

Q5 同じ薬を頻繁に使うと耐性ができてあまり効かなくなるのですか?(Aさん)

 A. 薬物乱用防止の授業で耐性という言葉を聞いたと思いますが、脳がある種の薬の刺激を覚えて    しまうと、より多量の刺激を求めてしまします。鎮痛剤や精神薬・睡眠薬にあります。

Q6 服用を間違えたらどうずればよいのでしょうか?(Kさん)

 A. 処方医、薬剤師に連絡しましょう。

Q7 一般用医薬品は大人と子供で量を変えて使用することもありますが、病院の薬でしてはいけない   のはなぜですか?(Kさん)

 A. 原則、個人に適量で処方してあるし、成人用薬は、子供に使用しない薬が多いです。

Q8 薬の分量と体重に関係はあるのですか?(Mさん)

 A. 薬の分量を決める時、体重で決めるものもありますが、一般的に薬を解毒する肝臓や腎臓での    機能は成人と成人以下の子供の年齢、体重での差ぐらいです。また、老人(機能の衰えた成人)

   にも考慮します。

Q9 薬の悪影響について知りたい。(Sさん)

 A. 化学物質であり、それを解毒するために肝腎は必ず無理をします。また、ホルモン剤や体内で    本来出されるべき酵素などは体内時計が狂うように、バランスが乱されます。

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